JPH08117765A - ギ酸塩の酸化分解法 - Google Patents
ギ酸塩の酸化分解法Info
- Publication number
- JPH08117765A JPH08117765A JP25535194A JP25535194A JPH08117765A JP H08117765 A JPH08117765 A JP H08117765A JP 25535194 A JP25535194 A JP 25535194A JP 25535194 A JP25535194 A JP 25535194A JP H08117765 A JPH08117765 A JP H08117765A
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- Japan
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- oxygen
- catalyst
- platinum group
- sodium
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- Pending
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ギ酸塩を温和な条件下で、簡便且つ安全に、
しかも高分解率で酸化分解する方法を提供する。 【構成】 ギ酸塩を溶液中において、白金族の触媒の存
在下、酸素、酸素を含有するガスまたは過酸化水素と反
応させる。
しかも高分解率で酸化分解する方法を提供する。 【構成】 ギ酸塩を溶液中において、白金族の触媒の存
在下、酸素、酸素を含有するガスまたは過酸化水素と反
応させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリオールの製造時に副
生されるギ酸ソーダやあるいは化学工場等の廃液中に含
まれるギ酸塩を温和な条件下で、高転化率に酸化分解す
る方法に関するものである。
生されるギ酸ソーダやあるいは化学工場等の廃液中に含
まれるギ酸塩を温和な条件下で、高転化率に酸化分解す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ギ酸塩は種々の化学品の合成する製造プ
ロセスから多量に排出され、COD、BODの規制対象
物であることから、簡便な分解方法が望まれている。従
来、触媒を用いてギ酸塩を接触分解する方法としては、
特開昭47−25056号、特開昭48−96512号
に記載される如く、パラジウムあるいはニッケル触媒の
存在下、極性溶媒の中でギ酸塩を分解する方法が知られ
ている。しかしながら、特開昭47−25056号記載
の方法では、還元下で行う反応中にパラジウム触媒の触
媒活性が低下し、反応後、酸素により触媒を再生しなけ
ればならず煩雑な操作を必要とする。さらに特開昭48
−96512号記載の方法ではニッケル触媒の存在下、
ギ酸塩を分解するが、この方法では反応温度が高温であ
り、分解速度が遅い等の欠点を有している。以上のよう
な問題点を解決し、安全で且つ温和な条件下で高分解率
を達成できる方法が望まれている。
ロセスから多量に排出され、COD、BODの規制対象
物であることから、簡便な分解方法が望まれている。従
来、触媒を用いてギ酸塩を接触分解する方法としては、
特開昭47−25056号、特開昭48−96512号
に記載される如く、パラジウムあるいはニッケル触媒の
存在下、極性溶媒の中でギ酸塩を分解する方法が知られ
ている。しかしながら、特開昭47−25056号記載
の方法では、還元下で行う反応中にパラジウム触媒の触
媒活性が低下し、反応後、酸素により触媒を再生しなけ
ればならず煩雑な操作を必要とする。さらに特開昭48
−96512号記載の方法ではニッケル触媒の存在下、
ギ酸塩を分解するが、この方法では反応温度が高温であ
り、分解速度が遅い等の欠点を有している。以上のよう
な問題点を解決し、安全で且つ温和な条件下で高分解率
を達成できる方法が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おけるギ酸塩の分解法の種々の欠点を解決し、各種の化
学品プロセスから副生されるギ酸塩や各種の廃水中に含
まれるギ酸塩を、温和な条件下で簡便且つ安全に、しか
も高分解率で酸化分解するギ酸塩の酸化分解法を提供す
るものである。
おけるギ酸塩の分解法の種々の欠点を解決し、各種の化
学品プロセスから副生されるギ酸塩や各種の廃水中に含
まれるギ酸塩を、温和な条件下で簡便且つ安全に、しか
も高分解率で酸化分解するギ酸塩の酸化分解法を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記従来技
術の問題点を解決すべく鋭意検討を行い、ギ酸塩を白金
族触媒の存在下、溶液中において酸素もしくは酸素を含
有するガスまたは過酸化水素等と反応させ、温和な条件
下で、短時間に高分解率を達成できる酸化分解法を見い
だし本発明を成すに至った。さらに詳しくはギ酸塩の溶
液をパラジウム、白金、ルテニウム、ロジウム、イリジ
ウムの白金族触媒の存在下10〜200℃で酸素もしく
は酸素を含有するガスまたは過酸化水素と反応させ、ギ
酸塩を容易に且つ簡便に酸化分解する方法に関する。
術の問題点を解決すべく鋭意検討を行い、ギ酸塩を白金
族触媒の存在下、溶液中において酸素もしくは酸素を含
有するガスまたは過酸化水素等と反応させ、温和な条件
下で、短時間に高分解率を達成できる酸化分解法を見い
だし本発明を成すに至った。さらに詳しくはギ酸塩の溶
液をパラジウム、白金、ルテニウム、ロジウム、イリジ
ウムの白金族触媒の存在下10〜200℃で酸素もしく
は酸素を含有するガスまたは過酸化水素と反応させ、ギ
酸塩を容易に且つ簡便に酸化分解する方法に関する。
【0005】本発明に供するギ酸塩としてはナトリウ
ム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リチウム、
ベリリウム、ルビジウム、ストロンチウム、バリウム、
セシウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩並び
にギ酸アンモニウム、ギ酸アミン塩等が挙げられる。上
記ギ酸塩は通常は水溶液中で分解されるが、ギ酸塩の水
溶液中に有機化合物が存在しても何等差し支えない。
ム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リチウム、
ベリリウム、ルビジウム、ストロンチウム、バリウム、
セシウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩並び
にギ酸アンモニウム、ギ酸アミン塩等が挙げられる。上
記ギ酸塩は通常は水溶液中で分解されるが、ギ酸塩の水
溶液中に有機化合物が存在しても何等差し支えない。
【0006】本発明に使用される白金族触媒はパラジウ
ム、白金、ルテニウム、ロジウム、イリジウム金属を一
種以上活性炭、炭素繊維、活性炭素繊維等の炭素材、シ
リカ、アルミナ、シリカアルミナ、ゼオライト等の担体
に対して0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜
10重量%担持した触媒が好ましい。本発明におけるギ
酸塩と酸素もしくは酸素を含有するガスまたは過酸化水
素との反応は上記白金族触媒の存在下で反応温度10〜
200℃、好ましくは20〜150℃の範囲で行われ
る。
ム、白金、ルテニウム、ロジウム、イリジウム金属を一
種以上活性炭、炭素繊維、活性炭素繊維等の炭素材、シ
リカ、アルミナ、シリカアルミナ、ゼオライト等の担体
に対して0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜
10重量%担持した触媒が好ましい。本発明におけるギ
酸塩と酸素もしくは酸素を含有するガスまたは過酸化水
素との反応は上記白金族触媒の存在下で反応温度10〜
200℃、好ましくは20〜150℃の範囲で行われ
る。
【0007】また、本発明におけるギ酸塩と酸素もしく
は酸素を含有するガスまたは過酸化水素との反応は常圧
で充分であるが加圧下で行っても何等差し支えない。本
発明におけるギ酸塩と酸素のモル比は0.5以上であり
使用されるギ酸塩の種類、触媒の種類、反応条件等を勘
案して適宜選択されるが一般的には0.5〜100の範
囲、好ましくは0.5〜50の範囲で行われる。さら
に、本発明におけるギ酸塩と過酸化水素のモル比は1以
上であり、使用されるギ酸塩の種類、触媒の種類、反応
条件等を勘案して適宜選択されるが一般的には1〜20
の範囲、好ましくは1〜10の範囲で行われる。尚、ギ
酸塩と酸素もしくは酸素を含有するガスまたは過酸化水
素との反応は回分式、半回分式あるいは連続式の何れの
方法でも実施し得る。以下に本発明の実施例を示す。
は酸素を含有するガスまたは過酸化水素との反応は常圧
で充分であるが加圧下で行っても何等差し支えない。本
発明におけるギ酸塩と酸素のモル比は0.5以上であり
使用されるギ酸塩の種類、触媒の種類、反応条件等を勘
案して適宜選択されるが一般的には0.5〜100の範
囲、好ましくは0.5〜50の範囲で行われる。さら
に、本発明におけるギ酸塩と過酸化水素のモル比は1以
上であり、使用されるギ酸塩の種類、触媒の種類、反応
条件等を勘案して適宜選択されるが一般的には1〜20
の範囲、好ましくは1〜10の範囲で行われる。尚、ギ
酸塩と酸素もしくは酸素を含有するガスまたは過酸化水
素との反応は回分式、半回分式あるいは連続式の何れの
方法でも実施し得る。以下に本発明の実施例を示す。
【0008】
実施例1 粒径1〜2mmの活性炭に1.0重量%パラジウムを担
持した触媒を内径40mmの反応器に1l充填した。反
応器を70℃に加熱し、酸素ガスを200l/時間の流
速で反応器に供給し、さらにギ酸ナトリウム15.6重
量%を含有する水溶液を常圧下225g/時間の流速で
反応器に供給した。反応後のギ酸ナトリウムの分解率は
98.7%であり、重炭酸ナトリウムの収率は90.3
%、炭酸ナトリウムの収率は7.5%であった。
持した触媒を内径40mmの反応器に1l充填した。反
応器を70℃に加熱し、酸素ガスを200l/時間の流
速で反応器に供給し、さらにギ酸ナトリウム15.6重
量%を含有する水溶液を常圧下225g/時間の流速で
反応器に供給した。反応後のギ酸ナトリウムの分解率は
98.7%であり、重炭酸ナトリウムの収率は90.3
%、炭酸ナトリウムの収率は7.5%であった。
【0009】実施例2 実施例1で使用したと同一の触媒、反応器を50℃に加
熱し、空気を流速460l/時間で供給しながらギ酸ア
ンモニウム10.1重量%を含有する水溶液を2kg/
cm2 の加圧下、210g/時間の流速で反応器に供給
した。反応後のギ酸アンモニウムの分解率は96.3%
であり、重炭酸アンモニウムの収率は93.4%、炭酸
アンモニウムの収率は2.5%であった。
熱し、空気を流速460l/時間で供給しながらギ酸ア
ンモニウム10.1重量%を含有する水溶液を2kg/
cm2 の加圧下、210g/時間の流速で反応器に供給
した。反応後のギ酸アンモニウムの分解率は96.3%
であり、重炭酸アンモニウムの収率は93.4%、炭酸
アンモニウムの収率は2.5%であった。
【0010】実施例3 実施例1で使用したと同一の触媒、反応器を使用して6
0℃に加熱した反応器にギ酸ナトリウム11.9重量%
過酸化水素7.3重量%を含有する水溶液を常圧下10
00g/時間の流速で供給した。反応後のギ酸ナトリウ
ムの分解率は98.1%であり、重炭酸ナトリウムの収
率は90.6%、炭酸ナトリウムの収率は7.2%であ
った。また、過酸化水素は全く検出されなかった。
0℃に加熱した反応器にギ酸ナトリウム11.9重量%
過酸化水素7.3重量%を含有する水溶液を常圧下10
00g/時間の流速で供給した。反応後のギ酸ナトリウ
ムの分解率は98.1%であり、重炭酸ナトリウムの収
率は90.6%、炭酸ナトリウムの収率は7.2%であ
った。また、過酸化水素は全く検出されなかった。
【0011】実施例4 粒径1〜2mmの活性炭に1.0重量%の白金を担持し
た触媒を実施例1に使用した反応器に1l充填した。5
0℃に加熱し、反応器に酸素を500l/時間の流速で
供給し、さらにギ酸ナトリウム5.5重量%を含有する
水溶液を常圧下で200g/時間の流速で供給した。反
応後のギ酸ナトリウムの分解率は95.9%であり、重
炭酸ナトリウムの収率は94.0%、炭酸ナトリウムの
収率は1.4%であった。
た触媒を実施例1に使用した反応器に1l充填した。5
0℃に加熱し、反応器に酸素を500l/時間の流速で
供給し、さらにギ酸ナトリウム5.5重量%を含有する
水溶液を常圧下で200g/時間の流速で供給した。反
応後のギ酸ナトリウムの分解率は95.9%であり、重
炭酸ナトリウムの収率は94.0%、炭酸ナトリウムの
収率は1.4%であった。
【0012】比較例1 実施例1で使用した同一の反応器に1〜2mmの市販の
ニッケル−ケイソウ土触媒(日揮化学製)を充填し実施
例1と同一の条件で行った。その結果、ギ酸ナトリウム
の転化率は11.6%であり重炭酸ナトリウムの収率は
11.6%であった。
ニッケル−ケイソウ土触媒(日揮化学製)を充填し実施
例1と同一の条件で行った。その結果、ギ酸ナトリウム
の転化率は11.6%であり重炭酸ナトリウムの収率は
11.6%であった。
【0013】
【発明の効果】本発明の方法により、各種の化学品プロ
セスから副生されるギ酸塩や各種の廃水中に含まれるギ
酸塩を、温和な条件下で簡便且つ安全に、しかも高分解
率で酸化分解することが出来る。
セスから副生されるギ酸塩や各種の廃水中に含まれるギ
酸塩を、温和な条件下で簡便且つ安全に、しかも高分解
率で酸化分解することが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ギ酸塩を含む溶液を白金族の触媒の存在
下、酸素あるいは酸素を含有するガスと反応させること
を特徴とするギ酸塩の酸化分解法。 - 【請求項2】 ギ酸塩を含む溶液を白金族の触媒の存在
下、過酸化水素と反応させることを特徴とするギ酸塩の
酸化分解法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25535194A JPH08117765A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ギ酸塩の酸化分解法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25535194A JPH08117765A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ギ酸塩の酸化分解法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08117765A true JPH08117765A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17277588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25535194A Pending JPH08117765A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ギ酸塩の酸化分解法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08117765A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1127864A3 (de) * | 2000-02-26 | 2002-04-17 | Oxeno Olefinchemie GmbH | Verbessertes Verfahren zur Hydroformylierung von Olefinen durch Reduzierung der Ameisensäurekonzentration |
| KR100490865B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2005-05-19 | 국보산업 주식회사 | 촉매습식산화공정을 이용한 폐수처리방법 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25535194A patent/JPH08117765A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1127864A3 (de) * | 2000-02-26 | 2002-04-17 | Oxeno Olefinchemie GmbH | Verbessertes Verfahren zur Hydroformylierung von Olefinen durch Reduzierung der Ameisensäurekonzentration |
| KR100490865B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2005-05-19 | 국보산업 주식회사 | 촉매습식산화공정을 이용한 폐수처리방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |