JPH08118452A - 中空樹脂成形板の押出成形方法及び装置 - Google Patents

中空樹脂成形板の押出成形方法及び装置

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JPH08118452A
JPH08118452A JP6258395A JP25839594A JPH08118452A JP H08118452 A JPH08118452 A JP H08118452A JP 6258395 A JP6258395 A JP 6258395A JP 25839594 A JP25839594 A JP 25839594A JP H08118452 A JPH08118452 A JP H08118452A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱可塑性樹脂成形材に中空部を形成し、気泡、
巣等の発生を抑え、均一で高密度でしかも軽量な中空樹
脂成形板を得る。 【構成】多量の押出し生地を吐出できる方形の射出口を
備えた押出ダイを経て、成形ダイへ押出す。成形ダイ内
の押出し生地に対して押出し力に抗する抑制力を加える
ことにより、巣等の発生を防ぎ、均一で高密度で中空樹
脂成形板が成形される。また、含有水分量を15wt%以
内とし平均粒径20メッシュ以下のセルロース系破砕物
の木粉20〜75wt%に対して熱可塑性樹脂成形材25
〜80wt%を混合、ゲル化混練し、冷却、粉砕し整粒し
て成る木質合成粉を用いて上記の押出し成形をすること
により、良好に混合分散した状態で、均一で高密度で軽
量な軽量中空樹脂成形板が成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂成形材又
は熱可塑性樹脂成形材及びセルロース系の破砕物から成
る木質合成粉を成形素材とした中空樹脂成形板の押出成
形方法及び装置に関し、より詳しくは、建築素材、自動
車、車両の内外装部品など各種の用途に適応する中空部
を形成した熱可塑性樹脂成形材又は熱可塑性樹脂成形材
及びセルロース系の破砕物の混合原料あるいは、これら
の混合原料から成る木質合成粉を成形素材として押出機
で成形して中空部を有する所定の肉厚の成形板に形成す
る中空樹脂成形板の押出成形方法及び装置に関する。
【0002】特に、前記セルロース系の破砕物および熱
可塑性樹脂成形材は、一方又は双方が、建築廃材料ある
いは、自動車、家庭電気製品を始め、生活の多様化に伴
い、日用品など広範な用途に向けて多種類、かつ多量に
用いられ、多量に廃棄されている各種熱可塑性合成樹脂
製品の廃材を再利用して、木質合成板としてリサイクル
するにあたり、この木質合成板を軽量化を主な目的とし
て中空部を形成するための手段にかかるものである。
【0003】
【従来の技術】従来から、パイプ製造などにおいて、中
空部を形成するオフセットダイ、真空サイジング装置な
ど各種の装置が開発され使用されているが、板状をなす
成品を製造するため熱可塑性樹脂成形材に中空部を形成
する手段としては、ブロー金型を用いる押出ブロー成形
機、射出ブロー成形機のほか、射出圧縮成形機などが用
いられ、所謂固化押出成形は実用化されていない。
【0004】また、従来の木質合成板の主な成形素材で
ある木粉の真比重は1.4、熱可塑性樹脂成形材の真比
重は0.9〜1.5程度(材質により異なる)であるの
で、これらの木粉と熱可塑性樹脂成形材とを混練して成
形した従来の木質合成板は、木粉と熱可塑性樹脂成形材
との混合割合及び熱可塑性樹脂成形材により異なるが、
比重が0.97〜1.48となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】押出成形で中空部を形
成することは、実験的に行われ、理論的には不可能では
ないが、中空部表面には、急激な冷却により窪みが生じ
るものであった。
【0006】また、上述のように、一般の木材の板材
(例えば、ベニヤ板のような合板の比重は0.45〜
0.75)に比較して木質合成板の真比重が大きい、す
なわち従来の木質合成板は重いという問題点があった。
【0007】ちなみに、熱可塑性樹脂成形材としてPP
(ポリプロピレン)の真比重は0.90〜0.91で、
硬質PVC(硬質塩化ビニル)の真比重は1.35〜
1.45であり、熱可塑性樹脂成形材の大部分は0.9
〜1.5程度の範囲にあるが、塩化ビニリデン(真比重
が1.68〜1.75)、フッ素樹脂(真比重が2.1
〜2.2)のように真比重の高い樹脂もある。一例とし
て、熱可塑性樹脂成形材PP25wt%と木粉75wt%を
混練して成形された木質合成板の比重は1.23程度に
なる。
【0008】本発明は、中空樹脂成形板の所謂固化押出
成形の手段を提供すると共に、叙上の問題点を解決する
ために開発されたもので、熱可塑性樹脂成形材に中空部
を形成する押出成形方法、及び、木粉等セルロース系破
砕物と熱可塑性樹脂成形材の混合原料及びこれらをとも
に攪拌衝撃翼により混合して、摩擦熱によりゲル化混練
し、粉砕して粒径10mm以下に整粒形成した木質合成粉
を用いて、中空部を形成する方法及び装置を提供するも
ので、とくに、後2者において、密度が均一で高密度の
中空樹脂成形板の押出成形方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の中空樹脂成板の押出成形方法は、原料を加
熱、練成し、スクリューをもって押出ダイより前記成形
ダイの導入部を介して、必要に応じ、内壁面にフッ素樹
脂のシートを貼設又はフッ素樹脂をコーティングした、
成形ダイへ吐出され、前記成形ダイの導入部に該導入部
の幅方向に設けた案内部に該案内部から立ち上げ、押し
出し方向に平行に突出し、溶融部を経て少なくとも前記
成形室の徐冷部に延長する中子体を介して押出した押出
し生地を所定の肉厚に成形すると共に中空部を形成し、
成形ダイへ押出した押出し生地を前記徐冷部において徐
冷し、且つ、この押出し生地に押出し力に抗する抑制力
を加えて押出し生地の密度を高くする工程を少なくとも
含むことを特徴とする。
【0010】また、本発明における木質合成粉を用いた
木質合成板に係る中空樹脂成形板にあっては、前記原料
を、含有水分量を15wt%以内とし平均粒径20メッシ
ュ以下のセルロース系破砕物20〜75wt%に対して熱
可塑性樹脂成形材25〜80wt%をともに攪拌衝撃翼に
より混合し、摩擦熱によりゲル化混練し、次いで冷却
し、粉砕して粒径10mm以下に整粒形成した木質合成粉
として成形ダイへ供給押出すことができる。
【0011】上記木質合成粉は、ゲル化混練及び成形時
における木酸ガスを揮散し、水蒸気あるいは気泡発生を
減少し、表面の肌荒れを防止する意図からその含有水分
量を15wt%以内、好ましくは11wt%以内、理想的に
は8wt%の範囲内とするものである。
【0012】さらに、前記押出し生地を成形ダイの導入
部で加熱して成形ダイへ押出すことができる。
【0013】上記木質合成粉は、含有水分量を15wt%
以内とし平均粒径20メッシュ以下のセルロース系破砕
物20〜75wt%に対して熱可塑性樹脂成形材25〜8
0wt%をともに攪拌衝撃翼により混合して、摩擦熱によ
りゲル化混練し、次いで冷却し、粉砕して粒径10mm以
下に整粒形成して得られる。
【0014】なお、熱可塑性樹脂成形材はPVC、PE
T、PP等の樹脂で、廃棄樹脂成形品から回収したプラ
スチックを全部、あるいはこれらの回収樹脂にバージン
のプラスチックペレットを半量づつ混合して用いること
もあり、これら熱可塑性樹脂成形材とセルロース系の破
砕物の混合割合は、 (1) 熱可塑性樹脂成形材がPPの場合、前記セルロース
系の破砕物は最大で75wt%まで混入され、セルロース
系の破砕物を混入する割合の範囲は20〜75wt%好ま
しくは30〜70wt%相当であるが、好ましくは30〜
65wt%である。 (2) 熱可塑性樹脂成形材がPETの場合、セルロース系
の破砕物は最大で75wt%まで混入され、セルロース系
の破砕物の混入割合は20〜60wt%が良い。好ましく
は35〜50wt%である。 (3) 熱可塑性
樹脂成形材がPVCのとき、木粉の混入割合は30〜6
0wt%、好ましくは51wt%である。
【0015】また、前記押出し生地79を成形ダイ10
の導入部11で加熱して成形ダイ10へ押出すことがで
きる。
【0016】尚、上記木質合成粉は、セルロース系の破
砕物として木粉60〜75wt%と熱可塑性樹脂成形材と
してポリプロピレン又はポリエチレン25〜40wt%を
混入することが好ましい。
【0017】同様に、セルロース系の破砕物として木粉
60〜65wt%と熱可塑性樹脂成形材としてポリカーボ
ネイト、ナイロン、又はPVCの内一種または数種の混
合で35〜40wt%を混入することが好ましい。
【0018】また、前記案内部及び中子体の表面にフッ
素樹脂のシートを貼設又はフッ素樹脂をコーティングす
ることができる。。
【0019】なお、前記フッ素樹脂にはポリ四フッ化エ
チレン(テフロンTFE;デュポン社)、フッ化エチレ
ン−プロピレンコポリマ(テフロンFEP)、ポリ三フ
ッ化塩化エチレン(テフロンCTFE)、ポリフッ化ビ
ニリデン(テフロンVdF)等を用いることができる。
【0020】なお、前記成形室22の内壁面及び前記案
内部の表面のフッ素樹脂によるコーティング方法は、特
に、交換が容易であり、加工が容易であるので耐久性に
優れているという点で、ガラス織布の表面にフッ素樹脂
のフィルムをコーティングもしくは、ライニングしたシ
ート24を貼設することが好ましい。また、前記ガラス
織布はガラス繊維の不織布でもよい。
【0021】また、本発明の中空樹脂成板の押出成形装
置においては、原料を加熱、練成し、スクリューをもっ
て押出す押出機の押出ダイに、前記押出ダイより吐出さ
れた押出し生地を加熱する導入部と、この導入部から押
出された押出し生地を所定の肉厚に成形する溶融部と徐
冷部から成る成形室を備えた成形ダイを連結し、前記成
形室の内壁面にフッ素樹脂のシートを貼設又はフッ素樹
脂をコーティングし且つ成形室を冷却する冷却手段を成
形ダイに設けると共に、前記成形ダイの導入部に設けた
案内部に、該案内部から立ち上げ、前記溶融部を介して
押し出し方向に平行に突出し、少なくとも前記成形室の
徐冷部に延長する中子体を設け、且つ、前記成形ダイよ
り押出された成形板の押出し力に抗する抑制力を加える
ブレーキ手段を設けたことを特徴とする。
【0022】前記案内部は、前記成形ダイの導入部に該
導入部の幅方向の全長の70〜95%の全長を有し、且
つ該導入部の高さの70%以下の高さに設け、また、前
記中子体は、全体が略櫛歯状を成し、案内部と一体に設
けた断面矩形の杆状部材に形成した案内板から先端に向
けて半分強の成型ガイド部と残りの引き抜きガイド部か
ら構成することもできる。さらに、前記中子体の成形ガ
イド部は、前記成形ダイの高さの45%以下の厚みで成
形ダイ中央に同一厚みで、直線状に形成し、この中子体
を平行に、中子体の幅の7分の4の間隔で複数列配設す
れば、好適である。
【0023】また、前記中子体の引き抜きガイド部は、
成形ガイド部から平面両側縁を1000分の1のテーパ
で先細り状に形成することもでき、さらに前記ブレーキ
手段は、成形板の表裏面を挟持して圧接する上下一対を
成すピンチローラを複数対設け、一のピンチローラの軸
端をパウダブレーキの入力軸に連結すると共に、各ピン
チローラの軸端に設けた歯車を噛合せしめる構成とする
ことができる。尚、上記熱可塑性樹脂成形材は、上述し
たものなどの樹脂で、一種又はこれらの内数種を混合し
て用いることもできることは言うまでもない。
【0024】
【作用】本発明によれば、原料は、前記成形ダイの導入
部に該導入部の幅方向に設けた案内部に該案内部から立
ち上げ、押し出し方向に平行に突出している中子体を介
して、溶融部から少なくとも前記成形室の徐冷部に押し
出される間に、中子体の部分を中空部に形成しつつ、徐
冷されながら、押出し生地に押出し力に抗する抑制力に
より、均一な密度で、所定の肉厚に成形される。
【0025】中子体は、案内部に対して片持ちに支持さ
れているが、成形ダイ内で、徐冷部において徐冷され、
固化した押出し生地そのものにより、ダイ出口側が支持
されるので、中子体は、押出し生地による変形を生じる
ことはない。
【0026】中子体を、溶融部に位置する成型ガイド部
からダイ出口方向の徐冷部に位置する引抜きガイド部を
肉厚および幅においてテーパ形状に形成すれば、押出し
生地の冷却固化に際して中子体が押出し力に対して全く
抵抗となることはなく円滑に押し出される。
【0027】まず、押出し生地79は導入部11で加熱
保温されて流動性を維持され良好な混練状態を保ちなが
ら、案内部により、導入部11内で原料によっては押出
し生地79が、押し出し方向で中央部と端部で異なる線
膨張をして分子配向を異にすることを防ぎ、線膨張の均
質化を図り、分子配向を制御して、成形室22内へ均等
に拡散され、均一な密度で押出される。成形室22の内
壁面は摩擦係数が小さいフッ素樹脂のシート24を貼設
又はフッ素樹脂をコーティングしたものの場合、この内
壁面を通過する押出し生地79内のセルロース系破砕物
は大きな抵抗を受けることなく円滑に流動するので、均
一で高密度の混練状態を保ちながら押出される。この成
形室22内を押出される過程で押出し生地79が常温な
いし60℃から90℃の水または油などの冷却媒体によ
り徐冷・冷却され中空樹脂成形板29が成形される。フ
ッ素樹脂は金属に比べ熱伝導係数が低いので、押出し生
地79は徐冷され、冷却による歪みが少なくなり、歪み
のない均一で高密度の製品としての中空樹脂成形板29
が成形される。
【0028】さらに、押出機により加えられる中空樹脂
成形板29への押出し力に、ブレーキ手段30により抑
制力を加え、この中空樹脂成形板29を介して成形室2
2内の押出し生地79に対して前記押出し力に対する抗
力を加え、この抗力を与えることにより、成形室22内
の押出し生地79の全体が中子体の周囲に充分回り込み
密度が均一且つ高密度になる。
【0029】同様に、多量のセルロース系破砕物を含ん
だより一層均一高密度な木質合成板たる中空樹脂成形板
が成形される。
【0030】本発明によれば、多量のセルロース系破砕
物を含む場合にも、前記ブレーキ手段により、中子体の
周囲に充分溶融原料を回り込ませ、且つ、圧密が促進さ
れる。
【0031】
【実施例】実施例について図面を参照して説明するが、
便宜上、セルロース系破砕物と熱可塑性樹脂成形材また
は、これらをゲル化混練、粉砕した木質合成粉から成る
中空樹脂成形板の製造実施例を中心に説明している。
【0032】押出機 図1において、70は単軸押出機であるが、一般に押出
機は通常スクリュー形であり、単軸押出機と多軸押出機
があり、この変形又はこれらが組み合わさった構造を持
つものがあり、本発明にはいずれの押出機をも使用する
ことができる。
【0033】71はスクリューで、単軸型であり、この
スクリュー71はギヤ減速機72を介して図示せざるモ
ータによって駆動され、バレル74内で回転する。この
回転するスクリュー71でホッパ73から投入されたセ
ルロース系破砕物と熱可塑性樹脂成形材が混練されなが
らスクリュー71の前方へ押出される。バレル74の外
面にはバンドヒータ75を設けており、このバンドヒー
タ75によりバレル74内のセルロース系破砕物と樹脂
が加熱されスクリュー71の溝に沿って前方へ輸送され
ながら漸次溶融しセルロース系破砕物と樹脂が練成され
る。そしてスクリーン76及びアダプタ17を経てアダ
プタ17の押出ダイ19から成形ダイ10へ押出し生地
79として押出される。
【0034】押出ダイ 図1、図9及び図10において、バレル74先端の押出
ダイ19は先端が約8mmの肉厚から成る幅50mm、高さ
13mmの射出口を備える細長の矩形状を成し(図10を
参照)、内部は、アダプタ17の後端面の直径50mmの
流入口18から前記押出ダイ19の射出口に向けて徐々
に断面変形する連通孔を形成している。なお、流入口1
8は押出機70の断面円形の射出口と同じ大きさに形成
し、一方、押出ダイ19の矩形の幅は流入口18の直径
と同じ寸法に形成し、高さは後述する成形ダイ10の成
形室22の高さと同じ寸法に形成することが好ましい。
【0035】なお、アダプタ17及び押出ダイ19は押
出機70の大きさに応じて種々の大きさに形成でき、例
えば、流入口18の直径を150mmである場合は押出ダ
イ19の矩形の幅を150mm、高さを成形室22の高さ
と同じ13mmとすることができる。
【0036】前記アダプタ17の後端は該アダプタ17
の外周に嵌着した取付具28を介して押出機70のスク
リーン76(図1)を備えたスクリーン部の先端面にボ
ルトなどの取付具で連結してアダプタ17の流入口18
と押出機70のスクリーン部とを連通し、一方、成形ダ
イ10の後端面の略中央位置に形成されている断面矩形
状の導入部11に押出ダイ19の先端の断面矩形状の射
出口先端を装着して押出ダイ19と成形ダイ10の導入
部11を連通する。
【0037】なお、前記アダプタ17の連通孔の周壁内
には加熱手段たるヒータを埋設してもよい。この場合、
押出機70のスクリーン部16の出口より押し出された
押出し生地79は、アダプタ17の流入口18から流入
し、ヒータで加熱保温されながら連通孔を経て押出ダイ
19から成形ダイ10の導入部11内へ流動する。押出
し生地79の流動状態は良好である。しかも、前記押出
ダイ19は通常の一般的なダイとは異なり、射出口が大
きいため多量の溶融原料(木質合成粉)を吐出し、且つ
圧密を促進可能な形状に形成されているので、通常のダ
イで生じていたようなダイの目詰まりが生じない。
【0038】成形ダイ 図2〜図5において、10は成形ダイで、押出機70の
断面矩形の押出ダイ19の射出口から吐出された押出し
生地79を押出す導入部11と、導入部11から押出さ
れた押出し生地79を幅広で所定の肉厚の板状に成形す
る成形室、本実施例では、幅550mm、高さ13mmの細
長の矩形状の断面を成す成形室22から成る。
【0039】11は導入部で、成形ダイ10内に成形ダ
イ10の幅方向に形成され、前記押出ダイ19の幅とほ
ぼ同等もしくは若干大きく形成し、横断面の形状は成形
ダイ10の幅方向に湾曲して延長する導入室13の両端
が成形室22の長手方向の両端に及んで、いわゆるコー
ト・ハンガー型に形成されている。
【0040】なお、前記導入室13はコート・ハンガー
型の他、ストレイト・マニホールド型に形成してもよい
が、導入部11及び導入室13内を流動する押出し生地
79の流動性が優れているという点で、前述した湾曲形
状のコート・ハンガー型が好ましい。
【0041】又、前記導入部11及び導入室13にも好
ましくは、後述のフッ素樹脂でなるシート24を貼設す
る。
【0042】なお、前記成形室22は、加熱及び冷却手
段をそれぞれ備える上下2枚の金属板を両側縁に配置し
た金属製の図示せざるスペーサで断面方形に形成したも
ので、前記スペーサの交換により任意の目的とする中空
樹脂成形板の肉厚が得られるように調整する。
【0043】成形ダイ10は、一例として、幅550m
m、高さ13mmの細長の矩形状の断面を成し、成形室2
2の入口からダイ出口23までの距離(押出し方向の距
離)は1,000mmである。
【0044】成形ダイ内の構造 前記成形室22の上下左右の四方の内壁面は厚さ0.2
5mmのフッ素樹脂でなるシート24を貼設している。こ
の他に、成形室22の上下左右の四方の内壁面にフッ素
樹脂を直接表面コーティングすることもできるが、交換
が容易でありフッ素樹脂のコーティング加工が容易で耐
久性に富むという点で、フッ素樹脂のシート24を貼設
することが特に好ましい。
【0045】前記シート24は特に好ましくは、ガラス
織布の表面にフッ素樹脂のフィルムをコーティングした
ものであり、フッ素樹脂には上述のように、テフロンT
FE、テフロンFEP、テフロンCTFE、テフロンV
dF等がある。なお、前記ガラス織布はガラス繊維の不
織布でもよい。
【0046】なお、前述のフッ素樹脂のコーティング加
工は、成形室22の上下の内壁面、すなわち中空樹脂成
形板の表裏面を形成する面に相当する内壁面に施すこと
もできるが、前述したように成形室22の上下左右の内
壁面全体に施すことが望ましい。
【0047】図4において、14はヒータで、電熱ヒー
タ等の加熱手段から成り、押出し生地79を加熱保温
し、押出し生地79の流動性を維持するため、成形ダイ
10全体の長手方向の4分の1にわたる導入部11を含
む溶融部21aに相当する成形室22の上下の成形ダイ
10内に4本等間隔で挿通して配管設置されている。
【0048】また、25は冷却管で、成形ダイ10の成
形室22の徐冷部21bを冷却する冷却手段の一例を示
すもので、成形室22の押出し方向に適当な間隔毎に、
この冷却管25に常温の水又は70〜80℃程度までの
水あるいは油等の冷却媒体たる冷却液を供給して成形室
22内の押出し生地79を冷却する。この冷却管の配管
は成形室22内の押出し生地79の徐冷効果を向上する
ために成形ダイ10のダイ出口23の方向に向けて4分
の3を占める徐冷部21bに、成形室22の上下の成形
ダイ10内に8本等間隔で挿通して配管設置されてい
る。なお、冷却管25の間隔を次第に狭くするように設
けることもでき、あるいは冷却管25を成形ダイ10の
外壁に配設することもできるが、成形室22内の押出し
生地79を冷却できればよいので、この実施例の構造に
限定されない。
【0049】中子体 図2から図5において、中子体40は、断面弧形の基部
44およびダイ出口23に向かって傾斜する傾斜部43
を備える案内部15と一体に設けられ、中子体40は、
全体が略櫛歯状を成し、7本の断面矩形の杆状の部材に
形成した全長800mm、幅35mmの案内部15側の略半
分が溶融部21aに位置する成型ガイド部41とこの成
型ガイド部41から厚み及び幅方向両側でダイ出口に向
かって、1000分の1のテーパを成す、徐冷部21b
に位置する引き抜きガイド部42から成る。
【0050】前記案内部は、前記成形ダイの導入室に該
導入室の幅方向の全長の70〜95%の全長を有し、且
つ該導入部の高さの70%以下の高さに設けられてお
り、また、中子体40の案内部15から先端ダイ出口2
3に向けて4分の1が成形室22の溶融部21aに位置
し、他は、徐冷部21bに位置する。
【0051】また、前記中子体40の成形ガイド部41
は、前記成形ダイの高さの45%以下の厚みで成形ダイ
中央に同一厚みで直線状に形成され、引き抜きガイド部
42の厚みは、ダイ出口23先端に向けてテーパをなし
ている。
【0052】そして、前記中子体40は、それぞれ、成
形室22の長手方向すなわち、押出し方向に平行に、中
子体40の幅の7分の4の間隔で複数列配設されてい
る。
【0053】前記案内部15及び、中子体40は、全外
表面に0.1〜0.5mm厚のテフロン等のフッ素樹脂で
なるシートを貼設したものである。この案内部15を高
さ13mm、幅550mmを成す前記導入室13内に、該導
入室13の幅方向で成形室幅方向両側縁に対して50mm
づつの間隔を有するよう略中央に位置させ、さらに案内
部15の後端縁を導入部11の後端壁面に略平行間隔を
有するように位置させ、この案内部15を成形ダイ10
に図5に示すようにボルト27で導入室13の下面に固
定する。したがって案内部15の上面と導入孔13の上
面との間にも隙間が形成される。
【0054】なお、案内部15および、中子体40は、
その板厚、幅及び間隔を成形室22の容積に応じて適宜
選択することができる。
【0055】ブレーキ手段 図6及び図7において、3本の自在ピンチローラ31b
の軸の両端を軸承する軸受34aをそれぞれ、軸受固定
フレーム36に固定し、固定ピンチローラ31aを各軸
に設けた歯車116と、この歯車116に噛合する歯車
117で連動し、3本の固定ピンチローラ31aのうち
1本の固定ピンチローラ31aの軸にパウダブレーキ1
15の入力軸を連結する。パウダブレーキ115は、い
わゆる電磁ブレーキであり、摩擦トルクを電気的に微妙
に調整できるものである。
【0056】さらに、軸受固定フレーム36にフレーム
114を立設し、このフレーム114の壁面にガイド溝
を備えたブロック状のガイド体119を2本をそれぞ
れ、該119の軸線方向を上下方向に向けて略平行に設
け、各3本の自在ピンチローラ31bの軸の両端を軸承
する軸受34bを前記ガイド体119のガイド溝に沿っ
て上下動自在に設け、前記軸受34bをそれぞれ、フレ
ーム114の上面に設けた3本のエアシリンダ118の
ロッドの先端に連結する。
【0057】したがって、シリンダ118の作動によ
り、3本の自在ピンチローラ31bをそれぞれ、中空樹
脂成形板29を介して固定ピンチローラ31aに加圧
し、3本の固定ピンチローラ31aの内1本の固定ピン
チローラ31aの軸はパウダブレーキ115により回転
を抑制され、この固定ピンチローラ31aの軸に設けた
歯車116が他の2本の固定ピンチローラ31a,31
aの軸に設けた歯車116,116に歯車117,11
7を介して噛合しているので、3本の固定ピンチローラ
31aにはパウダブレーキ115の摩擦トルクによる同
一の回転抑制力が作用する。
【0058】ちなみに、パウダブレーキ115により固
定ピンチローラ31aの回転を抑制する摩擦トルクは、
成形する中空樹脂成形板29の板厚により調整する。
【0059】したがって、パウダブレーキ115の摩擦
トルクは中空樹脂成形板29の押出し力に対する抑制力
と成り、成形ダイ10の導入部11内の押出し生地79
をより一層高密度で均一な状態にし、この均一で高密度
の押出し生地79は押出機70による押出し生地79の
押出し力により前記ブレーキ手段30の抑制力に抗して
前進し、成形室22内で冷却され中空樹脂成形板29が
成形される。この中空樹脂成形板29はパウダブレーキ
115の抑制力に抗して前記固定ピンチローラ31a及
び自在ピンチローラ31bを回転させながら前進する。
【0060】前記抑制力は中空樹脂成形板29を介して
成形室22及び導入部11内の押出し生地79に、押出
機により加えられる成形室22内の押出し生地79の押
出し力に対して抗力を与えることにより、成形室22内
の押出し生地79の全体がより一層密度が均一で高密度
になる。中空樹脂成形板29に抑制力を加えていること
により押出し生地79の密度が高くなるので、気泡、巣
等を生じることを防止する。したがって、一層均一高密
度で軽量な中空樹脂成形板が成形される。
【0061】押出機70のホッパ73内に投入する原材
料はセルロース系破砕物と熱可塑性樹脂成形材であり、
特に木粉の粒径を熱可塑性樹脂成形材とのなじみを良好
とし、成形押し出し時における木粉の摩擦抵抗を減じ成
形機の損耗、毀損の防止を図ることより、50〜300
メッシュ、好ましくは、60(篩下)〜150メッシュ
(篩上)とする微細な粉末状とし、成形時における木酸
ガスを揮散し、水蒸気あるいは気泡発生のおそれをなく
し、表面の肌荒れを防止する意図からその含有水分量を
15wt%以内、好ましくは11wt%以内、理想的には3
〜5wt%の範囲内としたものである。
【0062】なお、かかる木粉の特性をさらに向上させ
るため尿素系樹脂接着剤に木材チップ等の素材を浸漬あ
るいはこれに添加し、加熱硬化した後50〜300メッ
シュに破砕、微粉末化することが可能であり、かかる木
粉の成形方法に於ては、充分な加熱硬化、特に尿素系樹
脂接着剤による中和しながらの加熱硬化によって木粉内
の木酸は、中和と揮散とにより急速に除去されると共に
木粉周面に硬化接着面が設けられ、木粉の含有水分が高
められることを有効に防止でき、さらに木粉の滑動性を
高め、成形押出し時に於ける摩擦抵抗を特に減じること
ができる。
【0063】熱可塑性樹脂成形材は、前述廃棄された各
種の樹脂成形品をそのままもしくは表面樹脂塗膜を形成
した樹脂成形品を複数の各小片に破砕し、前記破砕され
た個々の各小片に対して、圧縮研削作用を付加して樹脂
塗膜を研削、剥離し、前記研削された個々の各小片に対
して、微振動に基づいた圧縮衝撃力を付加して圧潰粉砕
させ、かつ圧潰粉砕によって剥離された樹脂塗膜を随時
に除去し熱可塑性樹脂成形材として素材化した、PV
C、PET、PP等の樹脂である。
【0064】熱可塑性樹脂成形材は、PPの場合、前記
木粉は最大で75wt%まで混入される。木粉を混入する
割合の範囲は20〜75wt%相当であるが、好ましくは
30〜70wt%である。
【0065】混入容量は、目的とする耐摩耗特性などの
諸特性に合わせて適宜決定されるものであるが、本発明
においては、前述の成形時における種々の弊害が除去さ
れることから多量に混入することができる。
【0066】PETの場合は、木粉は最大で60wt%ま
で混入されるが、木粉の混入割合は20〜60wt%が良
い。
【0067】熱可塑性樹脂成形材がPVCのとき、木粉
の混入割合は30〜60wt%、好ましくは45wt%であ
る。
【0068】なお、押出成形においては、熱可塑性合成
樹脂製品の廃材から得られた回収熱可塑性樹脂成形材を
再利用して前記押出機内へ投入し、あるいはバージンの
熱可塑性樹脂を投入し、あるいはバージンの熱可塑性樹
脂と前記回収熱可塑性樹脂成形材をそれぞれ、例えば5
0%ずつ投入することもできる。
【0069】尚、使用目的に応じて、顔料を添加し、製
品に着色することもできる。
【0070】また、含有水分量を15wt%以内とし平均
粒径20メッシュ以下のセルロース系破砕物20〜75
wt%に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%をとも
に攪拌衝撃翼により混合して、摩擦熱によりゲル化混練
し、前記ゲル化した混練材料を常温で空冷もしくは、適
宜手段により冷却して、さらに粒径10mm以下に整粒し
て得た木質合成粉を前記押出機70のホッパ73内に投
入すると、木粉と熱可塑性樹脂成形材との馴染みがより
一層良好であり、木粉の摩擦抵抗を減じ得る良好な混練
状態の生地が形成される。
【0071】木質合成粉の製造例 図11において、80は原材料を混合・混練し、冷却
し、粉砕して「造粒木粉」を形成する流動混合混練手段
で、本実施例おいて、便宜上「ミキサー」という。
【0072】81はミキサー本体で、上面開口を有する
円筒形を成し容量が300リットルのケーシングであ
り、前記開口はミキサー本体81内に原材料を投入する
投入口94で、この投入口94を開閉自在な上蓋82で
被蓋する。上蓋82には、ミキサー本体81内で木粉か
ら発生した多量の水蒸気ないしは木酸ガスを排出するガ
ス排出管95を連通している。さらに、ミキサー本体8
1の底面付近の外周面に1ヶ所の排出口88を設け、こ
の排出口88を被蓋する蓋89をシリンダ91のロッド
先端に設け、シリンダ91の作動により前記排出口88
を開閉自在に設けている。93は排出ダクトで、前記排
出口88に連通している。
【0073】さらに、ミキサー本体81の底面の中心に
は図示せざるモータ37KW(DC)の回転駆動手段によ
り820rpm/maxで高速回転する軸83をミキサー本体
81内の上方に向けて軸承し、この軸83に下から上方
へ順にスクレイパー84、撹拌衝撃翼85,86,87
を装着し、軸83の先端から締付ナット92で締め付け
ている。なお、前記各撹拌衝撃翼85,86,87の形
状は特に限定されないが、本実施例では軸83を中心に
対称を成す2枚羽根である。図1のように3個の撹拌衝
撃翼を重ねた場合は全部で6枚の羽根で成り、これら6
枚の羽根は平面で360度を6等分した等分角(60
度)を成すように互いに交叉した状態で重ねている。な
お、複数個の撹拌衝撃翼を設けた場合、撹拌衝撃翼の合
計の羽根数で360度を等分した角度で互いに交叉して
重ねることは原材料を効率良く混練する点で好ましい。
【0074】なお、前記スクレイパー84はミキサー本
体81の底面を僅かに摺接して回転し、ミキサー本体8
1内で混練された原材料をミキサー本体81の底面に残
留しないよう掻き出し、且つ原材料を循環するものであ
る。
【0075】前記上蓋82を開放して投入口94から投
入する原材料は、セルロース系の破砕物である木粉、熱
可塑性樹脂成形材、尿素、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、顔料等の添加物で成る。
【0076】また、前記炭酸カルシウムは、本発明の中
空樹脂成形板に良好な寸法安定性をもたらし、温度変化
に伴う膨張収縮を著しく少なくすることに寄与するもの
で、押出加工における成形品の変形を防止し、且つそれ
自体安価である。
【0077】また、前記酸化チタンは、流動性、溶液中
における分散性が良好であり、本発明の中空樹脂成形板
に対して温度変化に伴う膨張収縮を著しく少なくするこ
とに寄与する。
【0078】熱可塑性樹脂成形材は、前述実施例と同様
に半硬質又は軟質塩化ビニル又はPVC、PET、P
P、PC、PE、PTO等の樹脂の一種又はこれらの数
種の混合したものを用いることができる。
【0079】また、同様に、熱可塑性合成樹脂製品の廃
材から得られた回収熱可塑性樹脂成形材を再利用したも
の、あるいはバージンの熱可塑性樹脂を投入し、あるい
はバージンの熱可塑性樹脂と前記回収熱可塑性樹脂成形
材を適宜の混合比で混合したものを用いることもでき
る。
【0080】なお、前記熱可塑性樹脂成形材はペレット
状でよいが、良好に分散するという点で、60メッシュ
以下の微粉であることが好ましい。
【0081】整粒手段は、前記流動混合混練手段で形成
された「造粒木粉」を、常温で空冷もしくは、適宜手段
により冷却して、粒径10mm以下に整粒し、「木質合成
粉」を形成するものである。
【0082】図12において、120は前述した造粒木
粉を整粒する整粒手段であり、本実施例では「カッタミ
ル」を用いている。
【0083】121はカッタミル本体で、上面開口を有
する円筒形を成すケーシングであり、前記開口を開閉自
在な蓋122で被蓋する。前記蓋122はカッタミル本
体121内に造粒木粉を投入する投入口123を備えて
いる。
【0084】また、前記カッタミル本体121内にはカ
ッタミル本体121の底面に軸承されて図示せざる回転
駆動手段で水平方向に回転するカッタ支持体124を設
け、このカッタ支持体124の外周に上下方向に長い回
転刃125を3枚を設け、これらの3枚の回転刃125
はカッタ支持体124の回転方向で120度の等角度を
成すように配設し、3枚の回転刃125の刃先は同一の
回転軌跡上に位置している。さらに、前記3枚の回転刃
125の刃先の回転軌跡に対して僅かな隙間を介して二
の固定刃126を回転刃125の刃先の回転軌跡の略対
称位置にカッタミル本体121に固定し、二の固定刃1
26とカッタ支持体124と回転刃125とでカッタミ
ル本体121内を二分し、投入室127と整粒室128
を形成する。前記蓋122の投入口123は前記投入室
127に連通する。なお、二の固定刃126と回転刃1
25との隙間は造粒木粉を所望の大きさに整粒できるよ
う自在に調整できる。また、整粒室128は前記二の固
定刃126間を回転刃125の回転軌跡の周囲を囲むよ
うにスクリーン129で仕切っている。また、整粒室1
28のカッタミル本体121の下端にはカッタミル12
0で前記整粒物を排出する排出口131を設けている。
【0085】木質合成粉の製造実施例 本実施例では、原材料の主な成形素材は、セルロース系
破砕物である木粉と熱可塑性樹脂成形材のPPで成る。
【0086】原材料の55wt%は平均粒径20メッシュ
以下で真比重が1.4で嵩比重が0.2の木粉を30kg
(このときの木粉は水分を約4wt%含む)および木酸ガ
スの中和剤となるアンモニア、フェノール、メラミン等
の尿素の40%濃度の水溶液を0.6kg(木粉に対する
尿素の割合は1wt%である)、炭酸カルシウム6kgで成
り、原材料の45wt%は熱可塑性樹脂成形材のPP(ポ
リプロピレン)を27kgで成る。
【0087】なお、前記木粉の平均粒径とは、当該木粉
の累積重量パーセント分布の50重量パーセントの粒子
径を意味する。
【0088】前述した流動混合混練手段であるミキサー
80で混練する工程を以下に詳しく説明する。
【0089】(1)撹拌衝撃翼85,86,87およびス
クレイパー84を高速回転し、上蓋82を開放して投入
口94から木粉30kgを投入し、前記尿素0.6kgを少
量づつ添加する。
【0090】(2)約1分後、5〜10wt%の炭酸カルシ
ウム6kgを添加し、10〜20分程度混練する。炭酸カ
ルシウムを添加すると原材料の比重が重くなるので、高
速回転する撹拌衝撃翼による剪断力が高くなるため剪断
力による摩擦熱の発生が向上し、ミキサー80内の温度
は180〜190℃になり乾燥され原材料の水分を好ま
しくは0.3wt%以下に減少させる。なお、木粉は撹拌
衝撃翼85,86,87の高速回転により破砕され、こ
のとき木粉から発生した多量の水蒸気ないしは木酸ガス
は上蓋82に設けたガス排出管95より排出される。
【0091】(3)次いで、熱可塑性樹脂成形材のPP
(ポリプロピレン)27kgをミキサー本体81内に投入
し、5〜8分間混練する(本実施例では約8分間混練し
た)。なお、熱可塑性樹脂成形材の形態は、本実施例で
は直径3mm程度の大きさの粒状から成るペレットを使用
している。
【0092】なお、熱可塑性樹脂成形材のPPの融点は
165℃であり、この工程におけるミキサー本体80内
の温度は186℃であった。
【0093】この工程で、原材料内の木粉によりPPは
大きな塊とはならず、混合分散に際しても凝集したりせ
ずに粘土状にゲル化する。この工程で、上記の粘土状に
ゲル化したものは直径約10〜100mmの塊状の混練材
料となった。
【0094】(4) 前記モータを低速にし原材料内の熱
可塑性樹脂成形材の融点より10℃程度高い温度にまで
下がると、ミキサー80内のゲル化混練された材料は冷
却され、撹拌衝撃翼で粉砕され、直径約25mm以下の大
きさの塊に造粒される。
【0095】この造粒された塊は、個々の木粉がその木
粉単体の表面全体に熱可塑性樹脂を付着した状態に形成
される。
【0096】(5)シリンダ91を作動して蓋89を後退
して排出口88を開放する。ミキサー本体81内のゲル
化し造粒された原材料は排出口88から排出ダクト93
を経て、次工程へ排出される。原材料を投入してから排
出するまでの全工程は27分54秒で処理された。
【0097】ついで、前述カッタミル120において、
蓋122の投入口123から前述した造粒木粉を投入
し、図示せざる回転駆動手段でカッタ支持体124を回
転すると、造粒木粉はカッタ支持体124の回転刃12
5と固定刃126間で所定の10mm以下の粒径に粉砕さ
れ「木質合成粉」が形成され、いわゆる熱可塑性樹脂成
形材が熱的、化学的に安定した木粉粒に固定化された状
態を定常的に維持し得るようにして木粉と熱可塑性樹脂
成形材との混合、分散状態を定常的に維持すべく、良好
なる流動性を与える木質合成粉が形成され、且つ冷却に
よる凝縮、縮小作用とも相まって、化学的な反応とか接
着によらない木質合成粉が形成され、整粒室128のス
クリーン129のメッシュを通過して排出口131より
排出され次工程の押出機70へ送られる。
【0098】成形ダイ内の作用 押出機70の、成形ダイの成形部の成形室の高さと同等
以下の高さを有する方形の射出口を形成し、且つ、この
射出口に向けて徐々に狭く断面変化するよう形成した押
出ダイ19より、多量に吐出された押出し生地79は、
導入部11を経て、導入室13に沿って成形ダイ10の
幅方向へ流動すると同時に、成形室22内の押出し方向
へ流れ、図2及び図5の矢印に示すように、押出機70
の押出ダイ19を中心に輪を拡げるような方向に流れ
る。
【0099】導入部11及び導入室13は幅が急に拡が
っているので、導入部11及び導入室13内を流れる押
出し生地79は溶融部21aにおいてヒータ14により
加熱され、良好な混練状態を保ちながら押出される。押
出し生地79は、細長の矩形状を成す成形室22内へ押
出され、この成形室22内の徐冷部21bを通過する過
程で冷却管25内を流れる冷却水により冷却されて固化
され13mmの肉厚の製品としての中空樹脂成形板29が
成形される。
【0100】中子体40は、案内部15に対して片持ち
に支持されているが、成形ダイ内で、溶融部21a及び
徐冷部21b間の謂わば半溶融部を経て、徐冷部におい
て徐冷され、固化した押出し生地そのものにより、ダイ
出口23側が支持されるので、中子体は、押出し生地に
よる変形を生じない。
【0101】また、中子体は、成型ガイド部41からダ
イ出口23方向の引抜きガイド部42が肉厚および幅に
おいてテーパ形状を成すため、押出し生地の冷却固化に
際して中子体が押出し力に対する抵抗になることはな
い。
【0102】詳述すると、押出ダイ19から吐出した押
出し生地79の流れは図2、図5及び図6の矢印に示す
ように、案内部15の基部44後方端面に当り、案内部
15の基部44後方縁と導入室13の後方壁面との間に
形成された流路を経て導入室13の幅方向の両側へと進
行し、この流路内の押出し生地79の一部は案内部15
の傾斜部43から各中子体40間に流入すると共に、各
中子体40の下面と成形室22の下壁面および、導入室
13の上壁面との隙間を経て溶融部41の各中子体40
の上面と溶融部41の上壁面方向へ進行する。したがっ
て、押出し生地の流れが、成形室22内で平均的な流れ
になり、原料によっては、押出し生地79が押し出し方
向で、中央部と端部で異なる線膨張をして分子配向を異
にすることを防ぎ、線膨張の均質化を図り、分子配向を
制御して、成形室22内へ均等に拡散され、均一な密度
で押出され、成形ダイ11a内で成形室22内へ均等に
拡散され、均一な密度で押し出される。
【0103】また、案内部15、中子体40の表面にフ
ッ素樹脂のシートを貼設すれば案内部15の表面を通過
する押出し生地79に対する抵抗は小さいので、押出し
生地79内の特に摩擦抵抗の大きい木粉は案内部15の
表面で大きな抵抗を受けることなく円滑に流動するの
で、押出し生地79は均一で高密度の混練状態を保ちな
がら成形ダイの成形室22内を押し出される。
【0104】特に、木質合成粉を用いて本発明の押出成
形を行なった場合は、押出機70内では個々の木粉間に
樹脂が満遍なく浸透した混練状態の良い押出し生地79
が形成されるため、この押出し生地内の特に木粉が押出
機内及び成形ダイ内の壁面で大きな抵抗を受けずに円滑
に流動し、より一層均一で高密度の中空樹脂成形板が形
成される。
【0105】なお、押出し生地79が成形室22を流動
する過程において、成形室22の上下左右の四方の内壁
面には、フッ素樹脂で成るシート24を貼設しているの
で、押出し生地79は徐冷されながら円滑に押出され
る。
【0106】フッ素樹脂は、約300℃の耐熱性を有
し、表面が平滑であり摩擦係数が小さく、金属に比
べて熱伝導係数が低いという性質を有しているので、押
出し生地79に対して以下に示すような作用をする。
【0107】フッ素樹脂は表面が平滑であり摩擦係数は
小さいので、成形室22内を通過する押出し生地79内
の特に木粉は大きな抵抗を受けずに流動する。そのため
押出し生地79の混練状態は良好な状態を維持して、結
果として密度が均一で巣ができずしかも表面が平滑な高
品質の中空樹脂成形板が生成される。
【0108】成形室22の徐冷部21bでは押出し生地
79が冷却されるので押出し生地79の流動性が悪くな
る上、押出し生地79内の木粉は樹脂に比べて摩擦抵抗
が大きく、成形ダイの内壁面も摩擦抵抗が大きく、成形
ダイの内壁面を接触して流動する木粉は大きな抵抗を受
けることになり円滑に流動しないため押出し生地79の
混練状態を粗密にし巣を形成するなどの悪影響を及ぼす
ものであったが、成形室22の内壁面にフッ素樹脂のシ
ート24を設けたことにより、押出し生地79の木粉は
成形室22の内壁面から大きな抵抗を受けることなく円
滑に流動するので、押出し生地79に前述したような悪
影響を及ぼすことなく押出し生地79は均一・高密度の
良好な混練状態で成形室22内を押出される。
【0109】また、上述したように押出し生地79の木
粉に対する抵抗力が少なくなり押出し生地79は均一な
密度で成形されるので、製品としての中空樹脂成形板2
9の表面にはいわゆる肌荒れが生じることなく平滑な面
に仕上がる。
【0110】また、従来は、押出し生地79の木粉が成
形ダイ内で円滑に流動しないために成形ダイのヒータの
熱で木粉が焼けてこげ茶色に変色したが、本発明は上述
したように押出し生地79の木粉が円滑に流動するの
で、木粉が焼けることなく耐衝撃性など品質特性の低下
が生じない。
【0111】フッ素樹脂は金属に比べて熱伝導係数が低
いので、徐冷効果があり、押出し生地79の冷却時の歪
みを抑える作用をする。
【0112】成形ダイ10の成形室22内の徐冷部21
bは冷却管25内を流れる冷却水により冷却されるが、
フッ素樹脂は金属に比べて熱伝導係数が低いので、成形
室22の冷却温度が成形室22の内壁面に直接的に急速
に熱伝導されないため、成形室22内の押出し生地79
は急冷されず徐冷されることになる。したがって押出し
生地79が急冷されるときに生じる大きな歪みの発生は
防止され、製品としての中空樹脂成形板29の歪みが少
なくなると同時に、表面が平滑となる。
【0113】この後、前記製品としての中空樹脂成形板
29をカッター、シャーリング、鋸盤等の切断機で所望
の長さで切断する。薄肉の中空樹脂成形板29であれば
カッターなどの切断機を使用し、12mmなどの厚肉の中
空樹脂成形板29であればシャーリング、鋸盤等の切断
機で切断する。
【0114】以上の製品としてのPP;100%であ
る、W:550mm、H:13mmの中空樹脂成形板29に
は中央断面にW:35mm,H;5mmの矩形中空部が20
mmの間隔で7本形成され、この中空部を有する中空樹脂
成形板を鋸盤により1820mm毎に切断し、重量9.7
kgの略全体が薄いベージュ色の中空樹脂成形板を得
た。
【0115】 55×1.3×182×0.9≒11.7kg 11.7−(3.5×0.5×182×0.9)≒9.7kg ちなみに熱可塑性樹脂成形材のPPを100%で成形し
た樹脂成形板の比重は約0.9で、樹脂成形板 W:5
50mm、H:12mm、L:1820mmの重量は11.7
kgとなる。
【0116】 55×1.3×182×0.9≒11.7kg
【0117】
【表1】
【0118】中央断面にW:35mm,H;5mmの矩形中
空部が20mmの間隔で7本形成された以上の製品として
の中空樹脂成形板29 W:550mm、H:13mmを鋸
盤により1820mm毎に切断し、重量12.1kgのベ
ージュ色の自動車内外装用の材料として用いる中空樹脂
成形板を得た。なお、肉厚10〜12mm程度の中空樹脂
成形板は、机やテーブル、食器棚、建築材料、家具材料
など他の用途にも使用される。
【0119】 ρ=1.4×0.93/(0.49×1.4)+(0.51×0.93) =1.4×0.93/1.1603 ≒1.12 55×1.3×182×1.12≒14.6kg (3.5×0.5×182×1.12)×7≒2.5kg 14.6−2.5=12.1kg なお、成形ダイ10の高さを20〜30mmとすることに
よって、肉厚20〜30mmの中空樹脂成形板が成形さ
れ、この中空樹脂成形板はまな板や他の用途の板材とし
て使用される。したがって、成形される中空樹脂成形板
の肉厚は上記の実施例に限定されない。
【0120】
【表2】
【0121】中央断面にW:35mm,H;5mmの矩形中
空部が20mmの間隔で7本形成された製品としての成形
板29である中空樹脂成形板 W:910mm、H:13
mmをシャーリングにより1820mm毎に切断し、重量1
4.1kgの中空樹脂成形板を得る。
【0122】 ρ=1.4×1.25/(0.45×1.25)+(0.55×1.4) =1.25×1.4/1.3325 ≒1.31 55×1.3×182×1.31≒17.0kg (3.5×0.5×182×1.31)×7≒2.9kg 17.0−2.9=14.1kg この中空樹脂成形板も各種建築材料、家具材料、機器パ
ーツ等として広範囲な使用目的に向けた素材となる。例
えば、家屋の建築材として使用され、あるいは約300
mm四方の大きさに加工してフロアリングブロックなどの
床材として使用される。さらに、他の用途として、自動
車の車内の内装材として、例えば、煽り板等として使用
され、高級感を得ることができる。
【0123】
【表3】
【0124】以上の製品としての中央断面にW:35m
m,H;5mmの矩形中空部が20mmの間隔で7本形成さ
れた中空樹脂成形板 W:550mm、H:13mmを鋸盤
により1820mm毎に切断し、重量12.1kgのベー
ジュ色の中空樹脂成形板を得た。
【0125】 ρ=1.4×0.9/(0.45×1.4)+(0.55×0.9) =1.4×0.9/1.125 ≒1.12(木質合成粉の比重) 55×1.3×182×1.12≒14.6kg (3.5×0.5×182×1.12)×7≒2.5kg 14.6−2.5=12.1kg したがって、本発明の押出成形方法は、薄板から厚板に
及ぶ広範囲な肉厚の中空樹脂成形板を成形可能であり、
広範囲な使用目的に向けた素材が成形される。
【0126】なお、本発明の押出成形方法により成形さ
れる中空樹脂成形板は高密度であるので多量の木粉を混
入でき、木粉は熱可塑性樹脂より半値以下で遥かに安価
であるため安価な中空樹脂成形板が成形される。また。
多量の木粉を混入される中空樹脂成形板は天然の木材に
近い性質を有する。
【0127】
【発明の効果】原料を加熱、練成し、スクリューをもっ
て押出ダイより前記成形ダイの導入部を介して成形ダイ
へ吐出され、前記成形ダイの導入部に設けた案内部から
押し出し方向に平行に突出し、溶融部を経て少なくとも
前記成形室の徐冷部に延長する中子体を介して押出した
押出し生地を所定の肉厚に成形すると共に中空部を形成
し、成形ダイへ押出した押出し生地を前記徐冷部におい
て徐冷し、且つ、この押出し生地に押出し力に抗する抑
制力を加えて押出し生地の密度を高くする工程を少なく
とも含み、軽量な中空樹脂成形板を押出成型により提供
でき、しかも押出し生地に対して押出し力に抗する抑制
力を加えているので、気泡、巣等の発生を防ぐことがで
き、均一で高密度で軽量な中空樹脂成形板を提供でき
た。
【0128】押出し成形の押出し生地を、内面にフッ素
樹脂のシートを貼設又はフッ素樹脂をコーティングした
成形ダイの成形部へ押出して押出し成形したので、押出
し生地内の原料は大きな抵抗を受けることなく円滑に流
動し、均一で高密度の混練状態を保ちながら押し出され
るので、均一で高密度で軽量な中空樹脂成形板を提供で
きた。
【0129】また、フッ素樹脂は熱伝導係数が低いため
徐冷効果があり、その結果、押出し生地が冷却するとき
に生じる歪みを少なくすることができた。したがって、
成形板を補正ロール等で歪みを矯正するなどの矯正を必
要としない内部残留応力が少ない高品質の中空樹脂成形
板を成形することができた。
【0130】フッ素樹脂は摩擦係数が小さいので、押出
し生地のセルロース系破砕物に対する抵抗力を小さくで
き、セルロース系破砕物と熱可塑性樹脂成形材との混練
状態が良好な状態で流れる。したがって良好な混練状態
で成形ダイより押出して直接、幅広で均一な高密度の品
質の良い中空樹脂成形板を成形することができた。この
理由から、厚肉の中空樹脂成形板を成形ダイより直接、
押出し成形することができた。
【0131】また、セルロース系破砕物の流れが良好で
あるので、従来のようにセルロース系破砕物の流れが遅
くなるためにセルロース系破砕物が成形ダイのヒータの
熱で焼けるということがない。したがって、成形された
中空樹脂成形板はこげ茶色に変色することがなく、ま
た、従来のような耐衝撃性など品質特性の低下を防ぐこ
とができた。
【0132】フッ素樹脂は摩擦係数が小さいため、セル
ロース系破砕物と熱可塑性樹脂成形材との混練状態が良
好な状態で流動するので、製品としての成形板である中
空樹脂成形板の表面に肌荒れが生ずることなく、平滑な
表面を有する中空樹脂成形板を成形できた。
【0133】案内部は、前記成形ダイの導入部に該導入
部の幅方向の全長の70〜95%の全長を有し、且つ該
導入部の高さの70%以下の高さに設けられ、この案内
部により、押出し生地が、押し出し方向で中央部と端部
で異なる線膨張をして分子配向を異にすることを防ぎ、
線膨張の均質化を図り、分子配向を制御して、成形室内
へ均等に拡散され、均一な密度で押出される。
【0134】前記中子体は、全体が略櫛歯状を成し、案
内部と一体に設けた断面矩形の杆状部材に形成した案内
板から先端に向けて半分強の成型ガイド部と残りの引き
抜きガイド部から成り、前記中子体の引き抜きガイド部
は、成形ガイド部から平面両側縁を1000分の1のテ
ーパで先細り状に形成され、押出し生地の冷却固化に際
して中子体が押出し力に対して全く抵抗となることはな
く円滑に押し出されるさらに、押出し生地は、徐冷され
ることと相俟ち、中空部表面に、冷却により窪みが生じ
ない。
【0135】成形ダイへの押し出しは、成形ダイの成形
部の成形室の高さと同等以下の高さを有する方形の射出
口を形成し、且つ、この射出口に向けて徐々に狭く断面
変化するよう形成したダイにより行われるので、多量の
押出し生地を吐出し、しかもダイの目詰まりを防ぐこと
ができた。
【0136】木質合成粉は、セルロース系破砕物と熱可
塑性樹脂成形材との馴染みが良好で、熱可塑性樹脂成形
材がセルロース系破砕物の表面全体に付着して熱的、科
学的に安定した木粉粒に固定化された状態を定常的に維
持しうるように分散された木質合成粉が形成されるの
で、押し出し成形時、押出し生地内のセルロース系破砕
物の摩擦抵抗を減じることになり、セルロース系破砕物
と熱可塑性樹脂成形材が良く分散した状態で混練され、
良好な混練状態を保ちながら押し出されるので、均一で
高密度で且つ軽量な軽量木質合成板を成形できた。
【0137】押出し成形の押出し生地を、内面にフッ素
樹脂のシートを貼設又はフッ素樹脂をコーティングした
成形ダイの成形部へ押出して押出し成形したので、押出
し生地内のセルロース系破砕物は大きな抵抗を受けるこ
となく円滑に流動し、均一で高密度の混練状態を保ちな
がら押し出されるので、均一で高密度で且つ軽量な軽量
木質合成板を提供できた。
【0138】案内部に一体の中子体を設けたので、押出
し生地は前記案内部により成形室内へ均等に拡散され、
原料によっては、押出し生地79が押し出し方向で、中
央部と端部で異なる線膨張をして分子配向を異にするこ
とを防ぎ、線膨張の均質化を図り、分子配向を制御し
て、成形室22内へ均等に拡散され、均一な密度で押出
すことができた。
【0139】本発明の中空樹脂成形板の押出成形方法に
より、コンクリートバネルや家屋の床材(フロアリング
ブロック)、室内の壁面の化粧板などの各種建築材料、
あるいは家具材料、各種車内の内外装材料等として広範
囲な使用目的に向けた素材を提供できた。
【0140】本発明の押出成形方法により高密度の中空
樹脂成形板を成形できるので、単位重量当りの木粉の量
を多量に混入することができるため、安価で高品質の中
空樹脂成形板を成形できた。
【0141】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の押出機の一部縦断面を示す正
面図である。
【図2】本発明の実施例の成形ダイの部分平面図であ
る。
【図3】本発明の実施例の成形ダイの中央縦断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例の成形ダイの斜視図である。
【図5】本発明の実施例の成形ダイの要部断面を示す平
面図である。
【図6】本発明の実施例の成形ダイの要部縦断面であ
る。
【図7】本発明の実施例のブレーキ手段の要部断面を示
す平面図である。
【図8】図7の矢視N−N線の縦断面図である。
【図9】図1の矢視J−J線の縦断面図である。
【図10】図1の矢視K−K線の縦断面図である。
【図11】本発明の実施例に使用するミキサー(流動混
合混練手段)の要部断面を示す全体正面図である。
【図12】本発明の実施例に使用するカッタミル(整粒
手段)の要部断面を示す全体正面図である。
【符号の説明】
10 成形ダイ 11 導入部 13 導入室 14 ヒータ 15 案内板 16 スクリーン部 17 アダプタ 18 流入口 19 押出ダイ 21a 溶融部 21b 徐冷部 22 成形室 23 ダイ出口 24 シート(フッ素樹脂の) 25 冷却管 27 ピン 28 取付具 29 成形板 30 ブレーキ手段 31 ピンチローラ 31a 固定ピンチローラ 31b 自在ピンチローラ 34a,34b 軸受 36 軸受固定フレーム 40 中子体 41 成形ガイド部 42 引抜きガイド部 43 傾斜部 44 基部 70 押出機 71 スクリュー 72 ギヤ減速機 73 ホッパ 74 バレル 75 バンドヒータ 76 スクリーン 78 押出ダイ 79 押出し生地 80 ミキサー(流動混合混練手段) 81 ミキサー本体 82 上蓋 83 軸 84 スクレイパー 85,86,87 撹拌衝撃翼 88 排出口 89 蓋 91 シリンダ 92 締付ナット 93 排出ダクト 94 投入口 95 ガス排出管 120 カッタミル(整粒手段) 121 カッタミル本体 122 蓋 123 投入口 124 カッタ支持体 125 回転刃 126 固定刃 127 投入室 128 整粒室 129 スクリーン 131 排出口
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 22:00

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を加熱、練成し、スクリューをもっ
    て押出ダイより前記成形ダイの導入部を介して成形ダイ
    へ吐出され、前記成形ダイの導入部に設けた案内部から
    押し出し方向に平行に突出し、溶融部を経て少なくとも
    前記成形室の徐冷部に延長する中子体を介して押出した
    押出し生地を所定の肉厚に成形すると共に中空部を形成
    し、成形ダイへ押出した押出し生地を前記徐冷部におい
    て徐冷し、且つ、この押出し生地に押出し力に抗する抑
    制力を加えて押出し生地の密度を高くする工程を少なく
    とも含むことを特徴とする中空樹脂成形板の押出成形方
    法。
  2. 【請求項2】 原料を加熱、練成し、スクリューをもっ
    て押出ダイより前記成形ダイの導入部を介して内壁面に
    フッ素樹脂のシートを貼設又はフッ素樹脂をコーティン
    グした成形ダイへ吐出され、前記成形ダイの導入部に該
    導入部の幅方向に設けた案内部に該案内部から立ち上
    げ、押し出し方向に平行に突出し、溶融部を経て少なく
    とも前記成形室の徐冷部に延長する中子体を介して押出
    した押出し生地を所定の肉厚に成形すると共に中空部を
    形成し、成形ダイへ押出した押出し生地を前記徐冷部に
    おいて徐冷し、且つ、この押出し生地に押出し力に抗す
    る抑制力を加えて押出し生地の密度を高くする工程を少
    なくとも含むことを特徴とする中空樹脂成形板の押出成
    形方法。
  3. 【請求項3】 含有水分量を15wt%以内とし平均粒径
    20メッシュ以下のセルロース系破砕物20〜75wt%
    に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%をともに攪
    拌衝撃翼により混合して、摩擦熱によりゲル化混練し、
    次いで冷却し、粉砕して粒径10mm以下に整粒形成した
    木質合成粉を成形ダイへ押出す請求項1又は2記載の中
    空樹脂成形板の押出成形方法。
  4. 【請求項4】 前記押出し生地を成形ダイの導入部で加
    熱して成形ダイへ押出した請求項1又は2記載の中空樹
    脂成形板の押出成形方法。
  5. 【請求項5】 原料を加熱、練成し、スクリューをもっ
    て押出す押出機の押出ダイに、前記押出ダイより吐出さ
    れた押出し生地を加熱する導入部と、この導入部から押
    出された押出し生地を所定の肉厚に成形する溶融部と徐
    冷部から成る成形室を備えた成形ダイを連結し、前記成
    形室の内壁面にフッ素樹脂のシートを貼設又はフッ素樹
    脂をコーティングし且つ成形室の徐冷部を冷却する冷却
    手段を成形ダイに設けると共に、前記成形ダイの導入部
    に設けた案内部に、該案内部から立ち上げ、前記溶融部
    を介して押し出し方向に平行に突出し、少なくとも前記
    成形室の徐冷部に延長する中子体を設け、且つ、前記成
    形ダイより押出された成形板の押出し力に抗する抑制力
    を加えるブレーキ手段を設けたことを特徴とする中空樹
    脂成形板の押出成形装置。
  6. 【請求項6】 前記案内部は、前記成形ダイの導入部に
    該導入部の幅方向の全長の70〜95%の全長を有し、
    且つ該導入部の高さの70%以下の高さに設けた請求項
    5記載の中空樹脂成形板の押出成形装置。
  7. 【請求項7】 前記中子体は、全体が略櫛歯状を成し、
    案内部と一体に設けた断面矩形の杆状部材に形成した案
    内板から先端に向けて半分強の成型ガイド部と残りの引
    き抜きガイド部から成る請求項5又は6記載の中空樹脂
    成形板の押出成形装置。
  8. 【請求項8】 前記中子体の成形ガイド部は、前記成形
    ダイの高さの45%以下の厚みで成形ダイ中央に同一厚
    みで、直線状に形成した請求項5,6又は7記載の中空
    樹脂成形板の押出成形装置。
  9. 【請求項9】 前記中子体を平行に、中子体の幅の7分
    の4の間隔で複数列配設した請求項5〜8いずれか1項
    記載の中空樹脂成形板の押出成形装置。
  10. 【請求項10】 前記中子体の引き抜きガイド部は、成
    形ガイド部から平面両側縁を1000分の1のテーパで
    先細り状に形成した請求項5〜9いずれか1項記載の中
    空樹脂成形板の押出成形装置。
  11. 【請求項11】 前記ブレーキ手段は、成形板の表裏面
    を挟持して圧接する上下一対を成すピンチローラを複数
    対設け、一のピンチローラの軸端をパウダブレーキの入
    力軸に連結すると共に、各ピンチローラの軸端に設けた
    歯車を噛合せしめた請求項5記載の中空樹脂成形板の押
    出成形装置。
  12. 【請求項12】 前記導入部は成形ダイ幅方向に湾曲
    し、両端が成形室入口長手方向の両端に及ぶコート・ハ
    ンガー型に形成し、且つ、前記導入部から成形室入口間
    は、成形室に向かって縦断面が徐々に狭くなる方向に断
    面三角形を成す導入室を有する請求項5記載の中空樹脂
    成形板の押出成形装置。
  13. 【請求項13】 前記押出機の押出ダイは、成形ダイの
    成形室の高さと同等以下の高さを有する方形の射出口を
    形成し、この射出口に向けて徐々に狭く断面変化するよ
    う形成した請求項5記載の中空樹脂成形板の押出成形装
    置。
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