JPH081184U - 初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋 - Google Patents
初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋Info
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- JPH081184U JPH081184U JP6918093U JP6918093U JPH081184U JP H081184 U JPH081184 U JP H081184U JP 6918093 U JP6918093 U JP 6918093U JP 6918093 U JP6918093 U JP 6918093U JP H081184 U JPH081184 U JP H081184U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 凍結時の開閉あるいは着脱を容易になし得る
初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋を提供する。 【構成】 受枠1に開閉自在に設けられる流雪溝用溝蓋
2において、溝蓋2の下面に、受枠1を構成する前後の
枠部材1aに平行に回動軸10を設け、この回動軸10に回動
用レバー11を固設する一方、くさび部材14を回動可能に
且つその先端が受枠1と溝蓋2の下面との間に進退可能
に取付けられるとともに、前記回動用レバー11に対向す
る溝蓋2に開口部13が形成されてなる。 【効果】 北海道等の寒冷地において流雪溝用溝蓋が凍
結しても、その溝蓋を溝蓋の軽量あるいは重量構造にか
かわらず比較的容易に凍結を破壊して開けることができ
る。またこれにより、流雪溝への除雪がし易くなる。
初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋を提供する。 【構成】 受枠1に開閉自在に設けられる流雪溝用溝蓋
2において、溝蓋2の下面に、受枠1を構成する前後の
枠部材1aに平行に回動軸10を設け、この回動軸10に回動
用レバー11を固設する一方、くさび部材14を回動可能に
且つその先端が受枠1と溝蓋2の下面との間に進退可能
に取付けられるとともに、前記回動用レバー11に対向す
る溝蓋2に開口部13が形成されてなる。 【効果】 北海道等の寒冷地において流雪溝用溝蓋が凍
結しても、その溝蓋を溝蓋の軽量あるいは重量構造にか
かわらず比較的容易に凍結を破壊して開けることができ
る。またこれにより、流雪溝への除雪がし易くなる。
Description
【0001】
本考案は、道路上に積雪した雪を除雪する為の流雪溝用溝蓋に関し、特に凍結 して開閉あるいは着脱が容易でない場合のための初期開口装置を備える流雪溝用 溝蓋に関するものである。
【0002】
北海道等の寒冷地では、図5の断面図に示す如く、道路21の路肩22に流雪溝23 を掘設し、道路21上や歩道上に積った雪を適宜流雪溝23に除雪するようにしてい る。そして、その流雪溝23には、当然ながら雪を除雪する際の開口部24が形成さ れ、その開口部24には受枠25が取付けられ溝蓋26が設置されている。
【0003】 上記流雪溝23は、道路21の路肩22に設けられているので、その流雪溝開口部24 に設置された溝蓋26上を車両が走行しても耐えられる充分な強度を有する大型グ レーチングが溝蓋26として一般に使用されている。この大型グレーチング26は、 構造的には一般に使用されているものであるが、除雪作業の簡便さから上記開口 部24は1m四方形状に構成され、その自重が70〜80kgとなっている。なお、 図中、27は兆番を示す。
【0004】 然るに、寒冷地では積雪時に道路上や歩道上に積った雪を適宜流雪溝23に除雪 するが、その際には流雪溝開口部24に設置した溝蓋26を人力で開いたり取り外し たりして、路面に積雪した雪をスコップやスノーダンプ(雪掻き用そり)で上記 流雪溝23内へ除雪するようにしていた。
【0005】 しかし、溝蓋26の自重は上述したように通常70〜80kgもあるので、人力、 特に、非力な女性が溝蓋26を開いたり取り外したりすることは極めて困難な状況 にあった。加えて、寒冷地では気温が−30℃程度に下がることが度々あるので 、気温の降下につれて流雪溝開口部24の受枠25と溝蓋26との接触面が凍結する度 合が高く、この凍結が溝蓋26の開閉あるいは着脱をよりー層困難としていた。
【0006】 そこで、上記問題の解決策として、流雪溝23の開口部24に図示は省略するが梁 材を敷設し、これに構成長さを短かくした軽量構造の溝蓋26を設置する手段を講 じたり、あるいは、実開平 3− 12986号公報や特開平 3−156041号公報等に提案 されているように、溝蓋26自体をガスダンパーや歯車機構等の機械式手段によっ て開閉することが提案されているが、前者の軽量溝蓋では、溝蓋26が軽量となっ た分、人力による溝蓋26の開閉等は従前に比べて簡便となったものの、軽量化に より構成部材が細く強度がそれほど高くないため、溝蓋26が凍結した場合にバー ル(テコ)等を使用してこじ開けたりすると、溝蓋26の構成部材が変形すると言 った問題があり、また後者の機械式手段によって溝蓋26を開閉するものでは、溝 蓋26が重量構造であっても開閉が極めて容易にできる利点があるものの、凍結時 にはその初期開閉力が弱く溝蓋26が開かないと言った問題が依然として残る。
【0007】 本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、凍結時 の開閉あるいは着脱を容易になし得る初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋を提供 するものである。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案の初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋は、受 枠に開閉あるいは着脱自在に設けられる流雪溝用溝蓋において、溝蓋の下面に受 枠を構成する前後あるいは左右の部材に平行に回動軸を設け、この回動軸に回動 用レバーを固設する一方、くさび部材を回動可能に且つその先端が受枠と溝蓋の 下面との間に進退可能に取付けられるとともに、前記回動用レバーに対向する溝 蓋に開口部が形成されてなるものである。
【0009】 そして、上記初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋においては、回転軸の中央部 に回動用レバーが、その左右に所定間隔を隔ててくさび部材が取付けられてあっ てもよい。
【0010】
本考案では、回動用レバーを溝蓋の開口部から挿し入れたバール等に装着させ 、そのバール等を人手等でこじくことによってくさび部材の先端を受枠と溝蓋の 下面との間に打ち込むもので、これによって受枠に凍結している溝蓋を簡単に浮 き上がらせることができ、凍結時の初期開口が容易になる。従って、その後は、 人手あるいは機械式手段により溝蓋の開口が容易にでき流雪溝への除雪がし易く なる。
【0011】 上記作用効果をより効果的に得るには、回転軸の中央部に回動用レバーを、そ の左右に所定間隔を隔ててくさび部材を取付けた構成がよく、この構成により、 中央部の回動用レバーをこじくことによって、左右のくさび部材の先端を同時に 受枠と溝蓋の下面との間に打ち込め、受枠に凍結している溝蓋を左右同時に浮き 上がらせることができる。
【0012】 また、回動用レバーやくさび部材等の初期開口装置は溝蓋の下面に設けられて おり、必要により回動用レバーにバール等を装着させる構成であるので、除雪以 外の時の交通を妨げることがない。また、バール等を差し通す溝蓋の開口部には 必要であれば開閉蓋を設けてもよい。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案に係わる初 期開口装置を備える流雪溝用溝蓋の正面図、図2は、図1のA−A断面図、図3 は、図1のB−B断面図、図4は、図1のC−C断面図である。図において、1 は受枠、2は流雪溝用溝蓋、3は初期開口装置を示す。
【0014】 受枠1は、山形鋼を用い前後の枠部材1aと左右の枠部材1bとを溶接接合して長 方形枠に形成され、その外側面には掘削した流雪溝に固設するためのアンカー4 が溶接固定されている。
【0015】 流雪溝用溝蓋2は、大型グレーチングを採用し、その一側の枠板5の外側に兆 番6を介して受枠1の内側に開閉可能に設けられている。一方、兆番6が設けら れた枠部材1aの兆番6より下部には、溝蓋2を押し上げる方向に付勢してコイル バネ7が左右の所定位置にそれぞれ設けられ、溝蓋2を開放する際に助勢するよ うに構成されている。
【0016】 初期開口装置3は、溝蓋2の下面の中央部に1組の支持板8、その左右にそれ ぞれ1組の支持板9が突設され、これら支持板8,9に回動可能に支持させて回 動軸10が設けられ、この回動軸10の支持板8,8の間には上向きに回動用レバー 11が、また左右の支持板9,9の間にはそれぞれ下向きにフック12が固設され、 前記レバー11に対向する溝蓋2には開口部13が形成され、また前記フック12の回 動軸10より下部にはくさび部材14が回動可能にピン15によって取付けられるとと もに、そのくさび16の先端が受枠1と溝蓋2の下面との間に落下しない程度に差 し込まれ、この状態でフック12のフック部17が、受枠1の左右枠部材1b, 1bを構 成する山形鋼の外側面に溶接固定した部材18に取付けたストッパ19に係止されて 構成されている。なお、図中、20は溝蓋2の下面に固設したベースプレートであ って、この例ではくさび16が差し込み易いように勾配が形成されている。
【0017】 上記構成の流雪溝用溝蓋2は、受枠1を掘削した流雪溝に固設することにより 施工され、除雪の際に溝蓋2を開放する場合には、鋼管あるいは先端に鋼管等を 溶接固定したバール(図示せず)を溝蓋2の開口部13から差し入れその先端を回 動用レバー11に装着し人手等でこじく。これにより、フック12のフック部17がス トッパ19から外れるとともに、これにより溝蓋2は、コイルバネ7の付勢力によ って浮き上がり、この後、人手でコイルバネ7の助勢をかりて開放できる。この 開放に際して溝蓋2が受枠1に凍結している場合には、前述のバールによるこじ きを人手で衝撃的に行うことにより、くさび16の先端が受枠1と溝蓋2の下面と の間にさらに差し込まれ凍結状態を破壊し溝蓋2を浮き上がらせので、同様にし て凍結した溝蓋2を開放することができる。
【0018】 なお、上記実施例においては、コイルバネ7を用いその付勢力をフック部17と ストッパ19により止める構成とした例を説明したが、本考案は、この例に限定さ れるものではなく、これらコイルバネ7やストッパ19を採用せず、またフック12 は単にくさび部材14を回動可能にピン15により保持する構成としてもよい。この 場合、くさび16の先端を受枠1と溝蓋2の下面との間に差し込み容易とするため にくさび部材14を溝蓋2の下面に摺動可能にバネによって押し付けるか、あるい はくさび16の先端を受枠1と溝蓋2の下面との間に落下しない程度に差し込んだ 状態において、落下方向に回動しないように支持板8や9と回動軸10との間にス トッパを介在させてもよい。また、これらの構成に加えて、従来より提案されて いる機械式手段による溝蓋開閉装置を併設してもよい。この場合、溝蓋2が大型 で重量構造の場合には、凍結時は元より開閉がより容易となる。
【0019】
以上説明したように、本考案に係わる初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋によ れば、北海道等の寒冷地において流雪溝用溝蓋が凍結しても、その溝蓋を溝蓋の 軽量あるいは重量構造にかかわらず比較的容易に凍結を破壊して開けることがで きる。またこれにより、流雪溝への除雪がし易くなる。
【図1】本考案に係わる初期開口装置を備える流雪溝用
溝蓋の正面図である。
溝蓋の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】従来の溝蓋の取付け構造を示す断面図である。
1:受枠 1a:前後の枠部材 1
b:左右の枠部材 2:流雪溝用溝蓋 3:初期開口装置
4:アンカー 5:枠板 6:兆番
7:コイルバネ 8,9:支持板 10:回動軸 1
1:回動用レバー 12:フック 13:開口部 1
4:くさび部材 15:ピン 16:くさび 1
7:フック部 18:部材 19:ストッパ
b:左右の枠部材 2:流雪溝用溝蓋 3:初期開口装置
4:アンカー 5:枠板 6:兆番
7:コイルバネ 8,9:支持板 10:回動軸 1
1:回動用レバー 12:フック 13:開口部 1
4:くさび部材 15:ピン 16:くさび 1
7:フック部 18:部材 19:ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石黒 諒 北海道札幌市厚別区厚別中央5条1丁目7 番14号
Claims (2)
- 【請求項1】 受枠に開閉あるいは着脱自在に設けられ
る流雪溝用溝蓋において、溝蓋の下面に受枠を構成する
前後あるいは左右の部材に平行に回動軸を設け、この回
動軸に回動用レバーを固設する一方、くさび部材を回動
可能に且つその先端が受枠と溝蓋の下面との間に進退可
能に取付けられるとともに、前記回動用レバーに対向す
る溝蓋に開口部が形成されてなることを特徴とする初期
開口装置を備える流雪溝用溝蓋。 - 【請求項2】 回転軸の中央部に回動用レバーが、その
左右に所定間隔を隔ててくさび部材が取付けられてなる
請求項1記載の初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993069180U JP2590779Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993069180U JP2590779Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081184U true JPH081184U (ja) | 1996-07-30 |
| JP2590779Y2 JP2590779Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13395273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993069180U Expired - Lifetime JP2590779Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590779Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007186975A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-07-26 | Daikure Co Ltd | 開閉蓋 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993069180U patent/JP2590779Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007186975A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-07-26 | Daikure Co Ltd | 開閉蓋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2590779Y2 (ja) | 1999-02-17 |
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