JPH08118857A - 情報記録媒体の偽造・改ざん防止方法、及び偽造・改ざん防止が図られた情報記録媒体、並びに転写シート - Google Patents

情報記録媒体の偽造・改ざん防止方法、及び偽造・改ざん防止が図られた情報記録媒体、並びに転写シート

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JPH08118857A
JPH08118857A JP6288878A JP28887894A JPH08118857A JP H08118857 A JPH08118857 A JP H08118857A JP 6288878 A JP6288878 A JP 6288878A JP 28887894 A JP28887894 A JP 28887894A JP H08118857 A JPH08118857 A JP H08118857A
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JP6288878A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kurokawa
黒川  真一
Shigehiko Tawara
茂彦 田原
Kotaro Danjo
耕太郎 檀上
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クレジットカード、キャッシュカード等のカー
ド類、金券類、身分証明書、重要書類等の各種情報記録
媒体に光回折構造を設けて偽造防止を図るにあたり、情
報記録媒体の偽造やそれに記されている情報の改ざんを
きわめて効果的に防止し得る手段を提供する。 【構成】基材シート3の一方の面に少なくとも光回折構
造形成層4が設けらており、且つ他方の面には背面滑性
層2が設けられている転写シート1の光回折構造形成層
4側を情報記録媒体9の情報記録面に対向せしめるとと
もに、サーマルヘッドの如き加熱媒体によって背面滑性
層2側から加熱して上記光回折構造形成層4を情報記録
媒体9に転写せしめ、情報記録媒体9に記されている情
報の上に当該情報の形状、大きさに応じて光回折構造1
4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体の偽造・
改ざん防止方法、及び偽造・改ざん防止が図られた情報
記録媒体、並びに転写シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、クレジットカード、キャッシュカード等のカード
類、金券類、身分証明書、重要書類等の情報記録媒体に
は、これらのものの偽造を防止するための各種の偽造防
止手段が施されており、回折格子又はホログラムといっ
た光回折構造を上記の如き情報記録媒体に設けることも
数ある偽造防止手段の一つに挙げられる。
【0003】このように、回折格子やホログラム等の光
回折構造は装飾性を付与するのみならず、その複製が困
難であることから偽造防止の目的においても広く用いら
れおり、光回折構造を情報記録媒体に設ける手段として
は、例えば、特開平4−281489号公報等に開示さ
れているような、剥離層、光回折構造が形成されている
樹脂層、及び接着剤層を基材シート上に順次積層してな
る転写シートを用い、これによって光回折構造を情報記
録媒体に転写形成するというような手段を例示すること
ができる。
【0004】しかしながら、近年にあっては、光回折構
造の製作技術もさほど難しい技術ではなくなり、光回折
構造の複製も従来に比して容易に行うことができるよう
になってきている。このため、光回折構造の有する偽造
防止の効果が薄らぎつつあり、近い将来、単に光回折構
造を情報記録媒体に設けただけでは、その偽造防止を図
るためには充分でなくなるであろうと思われる。
【0005】そこで、本出願人は上記の点に鑑み鋭意研
究した結果、光回折構造を設けて偽造防止を図るにあた
り、情報記録媒体の偽造やそれに記されている情報の改
ざんをきわめて効果的に防止し得る手段を見出し、本発
明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明情報記録媒
体の偽造・改ざん防止方法は、種々の情報が記されてい
る情報記録媒体の偽造や改ざんの防止を図る偽造・改ざ
ん防止方法であって、基材シートの一方の面に少なくと
も光回折構造形成層が設けられており、且つ他方の面に
は背面滑性層が設けられている転写シートを用い、該転
写シートの光回折構造形成層側を情報記録媒体の情報記
録面に対向せしめるとともに背面滑性層側から加熱部位
を任意に変えることができる加熱媒体で加熱して上記光
回折構造形成層を情報記録媒体に転写することにより、
情報記録媒体に記されている個々の情報の上に当該情報
の形状、大きさに応じて光回折構造を設けることを特徴
とする。
【0007】また、本発明偽造・改ざん防止が図られた
情報記録媒体は、種々の情報が記されている情報記録媒
体であって、基材シートの一方の面に少なくとも光回折
構造形成層が設けられており、且つ他方の面には背面滑
性層が設けられている転写シートの光回折構造形成層側
を情報記録面に対向せしめるとともに背面滑性層側から
加熱部位を任意に変えることができる加熱媒体で加熱し
て上記光回折構造形成層を転写することにより、情報記
録媒体に記された個々の情報の上に当該情報の形状、大
きさに応じて光回折構造が設けられていることを特徴と
する。
【0008】また、本発明転写シートは、基材シートの
一方の面に背面滑性層が設けられているとともに、他方
の面には交互に配せられた記録情報転写層を有する第1
転写層と、光回折構造形成層を有する第2転写層とが設
けられていることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づき詳細に説明す
る。
【0010】本発明情報記録媒体の偽造・改ざん防止方
法は、基材シート3の一方の面に少なくとも光回折構造
形成層4が設けられており、且つ他方の面には背面滑性
層2が設けられている図1に示すような転写シート1に
より、該転写シート1の光回折構造形成層4側を情報記
録媒体9の情報記録面に対向せしめるとともに、これを
加熱部位を任意に変えることのできるサーマルヘッドの
如き加熱媒体によって背面滑性層2側から加熱して上記
光回折構造形成層4を情報記録媒体9に転写せしめ、図
2に示すよう情報記録媒体9に記されている顔写真1
0、番号表示11、署名12、朱印13等の情報の上に
当該情報の形状、大きさに応じて光回折構造14を設け
ることによって、情報記録媒体9の偽造や改ざんの防止
を図ろうとするものである。
【0011】また、本発明において情報記録媒体9に記
されている情報の上に光回折構造14を設けるにあた
り、光回折構造14が設けられるパターンは図2に示さ
れるようなものには限られず、例えば、当該情報が署名
12である場合、図3(a)に示すように個々の文字の
上に光回折構造14が設けられるようにしても良く、更
には、図3(b)に示すよう個々の文字をふちどるよう
にして光回折構造14を設けても良い。尚、図2、及び
図3では光回折構造14による回折像の図示は省略して
ある。
【0012】一方、本発明偽造・改ざん防止が図られた
情報記録媒体9は、上記したような方法によって偽造・
改ざんの防止が図られているものであって、前述の図2
は本発明情報記録媒体9の一例を示している。
【0013】ここで、本発明における光回折構造とは回
折格子又はホログラムを意味し、転写シートから情報記
録媒体に転写される光回折構造形成層4には、回折格子
やホログラムの干渉縞が記録されている。
【0014】光回折構造形成層4に記録する回折格子や
ホログラムの干渉縞は、表面凹凸のレリーフとして記録
されているもの(ホログラムを例にとれば、干渉縞がこ
のように記録されているものは「平面ホログラム」と一
般に称されている)、その厚み方向に立体的に記録され
ているもの(ホログラムを例にとれば、干渉縞がこのよ
うに記録されているものは「体積ホログラム」と一般に
称されている)、又は透過率の変化による光の振幅の変
化で回折が起こるように記録されているもの(ホログラ
ムを例にとれば、干渉縞がこのように記録されているも
のは「振幅ホログラム」と一般に称されている)のいず
れであっても良く、光回折構造としてのホログラムにつ
いてその具体例を挙げると、フレネルホログラム、フラ
ウンホーファーホログラム、レンズレスフーリエ変換ホ
ログラム、イメージホログラム等のレーザー再生ホログ
ラム、リップマンホログラム、デニシュークホログラ
ム、レインボーホログラム等の白色光再生ホログラム、
これらの原理を利用したホログラフィックスステレオグ
ラム、マルチプレックスホログラム、カラーホログラ
ム、コンピューターホログラム、ホログラムディスプレ
ー、ホログラフィック回折格子等が挙げられる。
【0015】また、本発明における情報記録媒体として
は、クレジットカード、キャッシュカード等のカード
類、金券類、身分証明証、重要書類等を例示することが
できるが、これらのものは単なる一例にすぎず、偽造さ
れたり、それに記されている情報が改ざんされたりする
ことによって様々な不都合が生じる虞のあるもの全てを
含み、このような情報記録媒体に記される情報として
は、前述のもの以外にも文字、記号、図形、模様、画
像、顔写真等から構成される種々の情報が挙げられる。
【0016】本発明では、情報記録媒体9に記された個
々の情報の上に当該情報の形状、大きさに応じて光回折
構造14を設け、該光回折構造14で上記情報が被覆さ
れるようにした点が特に重要であって、これによって上
記情報の複製や改ざんを困難ならしめ情報記録媒体9の
偽造・改ざんをきわめて効果的に防止し得る。
【0017】つまり、光回折構造14で被覆されている
情報は、上記光回折構造14に何ら手を加えることなく
改ざんすることができず、また、当該光回折構造14を
破損せずに情報記録媒体9から剥離したり、破損した光
回折構造14を元通りに復元したりするのは困難である
ため、情報の改ざんを試みればその痕跡が残り改ざんの
有無が容易に知れ、情報記録媒体9に記されている情報
の改ざんはきわめて困難なものとなり、これによって情
報記録媒体9の偽造・改ざん防止を図ることができる。
【0018】また、本発明において情報記録媒体9に光
回折構造14を設けるために用いられる転写シート1
は、前述したように基材シート3の一方の面に光回折構
造形成層4が設けられているとともに、該基材シート3
の他方の面には背面滑性層2が設けられているが、転写
時に加熱媒体からの熱伝導が阻害されないよう全体の厚
みが5〜30μmとなるように構成されているのが好ま
しい。
【0019】上記転写シート1に設ける光回折構造形成
層4に、前述したような回折格子やホログラムの干渉縞
を形成するには、従来既知の方法によって形成すること
ができ、例えば、回折格子やホログラムの干渉縞を表面
凹凸のレリーフとして記録する場合には、回折格子や干
渉縞が凹凸の形で記録された原版をプレス型として用
い、この原版上に樹脂シートを置いて加熱ロール等の適
宜手段によって両者を加熱圧接して上記原版の凹凸模様
を複製する等すれば良く、このようにして表面凹凸のレ
リーフとして回折格子やホログラムの干渉縞を光回折構
造形成層4の表面に記録するのは量産性やコスト面で好
ましい。
【0020】また、このような光回折構造を形成する光
回折構造形成層4の材質としては、ポリ塩化ビニル、ア
クリル(例、MMA)、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル、メラミン、
エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタ
ン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレー
ト、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール
(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレー
ト、トリアジン系アクリレート等の熱硬化性樹脂を硬化
させたもの、或いは、上記熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂
の混合物が使用可能であり、これらのもの以外にもラジ
カル重合性不飽和基を有する熱成形性物質を使用するこ
ともできる。尚、これらのものは、転写シート1から光
回折構造形成層4を転写して情報記録媒体9に光回折構
造14を設けた際に、情報記録媒体9に記されている情
報が完全に隠蔽されてしまわない程度の透明性を有する
ものである必要がある。
【0021】更に、光回折構造形成層4の表面に凹凸の
レリーフとして回折格子やホログラムの干渉縞を記録す
る場合には、回折効率を高めるための透明薄膜層5をそ
のレリーフ面6に形成するのが好ましく、このような透
明薄膜層5は回折効率を高めることができる光透過性の
ものであれば特に限定されないが、特開平4−2814
89号公報に開示されているような、1)光回折構造形
成層4より屈折率の大きい透明連続薄膜であって、Sb
2 3 、TiO2、ZnS、SiO、TiO、SiO2
のような可視領域で透明なものや、赤外又は紫外領域で
透明なもの、2)光回折構造形成層4よりも屈折率の大
きい透明強誘電体、3)光回折構造形成層4よりも屈折
率の小さい透明連続薄膜、4)厚さ200Å以下の反射
金属薄膜、5)光回折構造形成層4と屈折率の異なる樹
脂、6)上記1)〜5)の材質を適宜組み合わせてなる
積層体、等を挙げることができる。
【0022】尚、上記1)〜6)のうち、4)の厚みは
200Åであるが、1)〜3)、及び5)、6)の厚み
は薄膜層5を形成する材質の透明領域であれば良く、一
般には、500〜2000Åである。また、上記1)〜
4)により薄膜層5を形成する場合は、真空蒸着法、ス
パッタリング法、反応性スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、電気メッキ等の一般的な薄膜形成手段で
形成でき、上記5)により薄膜層5を形成する場合は、
一般的なコーティング法によって薄膜層5を形成するこ
とができる。更に、上記6)により薄膜層5を形成する
場合は、上記の各種手段、方法を適宜組み合わせること
によって薄膜層5を形成することができる。
【0023】また、転写シート1の基材シート3として
は、ある程度の剛性と耐熱性を有する3〜25μm程度
のものが用いられ、具体的には、コンデンサーペーパー
等の各種加工紙、又はポリエステル、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、ポリサルフォン、ポリフェニレンサルフ
ァイド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチルテ
レフタレート、アラミド、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアルコール、セロファン等からなる合成樹脂シートを
例示することができるが、寸法安定性、耐熱性、強靱性
等からポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
【0024】上記基材シート3の光回折構造形成層4が
設けられる側には、剥離性、箔切れ性を向上させるため
に必要に応じて剥離層7を0.1〜1.0μm程度の厚
みで設けることができるが、その材質は基材シート3の
材質に応じて適宜選択され、ポリメタクリル酸エステ
ル、ポリ塩化ビニル、セルロース、シリコーン、炭化水
素を主成分とするワックス類、ポリスチレン、塩化ゴ
ム、カゼイン、各種界面滑性剤、金属酸化物等を例示す
ることができ、これらのものは単独で用いても又は2種
以上を混合して用いても良い。尚、基材シート3自体が
剥離性を有していれば剥離層7を設ける必要は特にな
く、この場合には剥離層7が設けられる位置に転写後の
光回折構造形成層4を保護する表面保護層を設けること
もできる。
【0025】また、これらの層を任意の形状に破断しや
すくするために、マイクロシリカ等の微粉末を10%以
下の量で添加しても良い。もちろん、透明性が要求され
るためその粒径は1μm以下に限定される。
【0026】また、被転写材、即ち、情報記録媒体9と
の接着性を考慮して必要に応じて感熱接着剤層8を設け
ることもでき、該感熱接着剤層8を構成する樹脂として
は、ポリアクリル酸エステル、ポリ塩化ビニル、塩素化
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ロジン
又はロジン変成マレイン酸、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体等が挙げられる。
【0027】接着剤層にも任意の形状に破断しやすくす
るために、マイクロシリカ等の微粉末を添加することが
でき、目的に応じて1〜200%添加することができ
る。また、1μm以下の微粒子は、転写時、層に凹凸を
発生させたりする等の反射薄膜層への影響が小さく良好
である。
【0028】そして、上記転写シート1における背面滑
性層2中には、該背面滑性層2に滑性を付与すべく液状
の滑剤としてリン酸エステル系界面活性剤及び/又は固
定の滑剤としてモース硬度が3未満の粒子が含有されて
おり、上記リン酸エステル系界面活性剤としては、炭素
数6〜20、好ましくは炭素数12〜18の飽和又は不
飽和の高級アルコール(例えば、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、オレイルアルコール等)のモノリ
ン酸エステル又はジリン酸エステル等の長鎖アルキルリ
ン酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
又はポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル等
のリン酸エステル、又は前述の如き高級アルコール、炭
素数8〜12のアルキル基を少なくとも1〜2個有する
アルキルフェノール(例えば、ノニルフェノール、ドデ
シルフェノール等)やアルキルナフトール又はジフェニ
ルフェノールのアルキレンオキサイド付加物(通常、付
加モル数1〜8)のモノリン酸エステル塩又はジリン酸
エステル塩等の非イオン性又は陰イオン性リン酸エステ
ル界面活性剤が用いられ、モース硬度が3未満の粒子と
しては、タルク、カオリン、セキボク、硝石、石膏、ブ
ルース石等の無機粒子や、アクリル樹脂、テフロン樹
脂、シリコーン樹脂、ラウロイル樹脂、フェノール樹
脂、架橋ポリアセタール樹脂等からなる合成樹脂粒子等
が用いられる。
【0029】尚、上記モース硬度が3未満の粒子は、そ
の粒径が0.01〜10μm程度であるのが好ましく、
背面滑性層2の厚みの30〜400%の範囲にあるもの
が好適である。更に、当該粒子の形状は球形に近い程背
面滑性層2に優れた滑性を付与することができる。ま
た、天然の無機粒子を用いる場合、不純物の含有量が5
%未満であれば本発明において何ら支障なくこれを用い
ることができる。
【0030】また、充分な被膜強度をもって基材シート
3上に設けることが可能であれば、背面滑性層2は上記
リン酸エステル系界面活性剤及び/又はモース硬度が3
未満の粒子のみから構成されていても良いが、被膜強度
を充分なものとするためにリン酸エステル系界面活性剤
やモース硬度が3未満の粒子を樹脂バインダーに配合し
て背面滑性層2を構成するのが好ましい。この場合に用
いられる樹脂バインダーとしては、熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、又は電離放射線硬化性樹脂のいずれであって
も良いが、柔軟性やヘッド追従性の点から熱可塑性樹脂
やその架橋体が好ましい。
【0031】このような熱可塑性樹脂としては、ポリエ
ステル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアクリ
レート系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリビニル
クロリド系樹脂等を用いることができるが、本発明では
ポリビニルブチラールやポリビニルアセタール等の反応
性水酸基を有する樹脂を用いるのが好ましい。
【0032】上記樹脂バインダーにリン酸エステル系界
面活性剤及び/又はモース硬度が3未満の粒子を配合す
る場合には、リン酸エステル系界面活性剤は後述するア
ルカリ性物質を含め樹脂バインダー100重量部に対し
て5〜500重量部の割合で配合するのが好ましく、モ
ース硬度が3未満の粒子は樹脂バインダー100重量部
に対して5〜40重量部の割合で配合するのが好まし
い。尚、樹脂バインダーに対するリン酸エステル系界面
活性剤やモース硬度が3未満の粒子の配合量が少ない場
合には背面滑性層2に充分な滑性が得られなくなり、配
合量が多過ぎる場合には背面滑性層2の可撓性や被膜強
度が低下してしまう。
【0033】更に、上記樹脂バインダーには、背面滑性
層2の耐熱性や基材シート3との密着性、背面滑性層2
を塗工形成する際の塗工性等を向上させるために、ポリ
イソシアネートを架橋剤として添加するのが好ましく、
このようなポリイソシアネートとしては従来公知の塗
料、接着剤、ポリウレタン等の合成に使用されているい
ずれのものであっても良いが、例えば、「武田薬品
(株)製;タケネート」、「大日本インキ化学(株)
製;バーノック」、「日本ポリウレタン(株)製;コロ
ネート」、「旭化成工業(株)製;デュラネート」、
「バイエル(株)製;ディスモジュール」等として市販
されているものを用いることができる。
【0034】ポリイソシアネートを樹脂バインダーの架
橋剤として用いる場合、ポリイソシアネートは樹脂バイ
ンダー100重量部に対して5〜200重量部の割合で
添加し、NCO/OHの比が0.8〜2.0程度となる
ようにするのが好ましく、このときのポリイソシアネー
トの添加量が少ないと架橋密度が低く耐熱性が不充分に
なってしまい、また、ポリイソシアネートの添加量が多
過ぎると形成される塗膜の収縮の制御が困難になってし
まうとともに、硬化時間が長くなってしまったり、背面
滑性層2中に残存する未反応のNCO基が空気中の水分
と反応してしまったりする等の不都合が生じてしまう。
【0035】転写シート1の背面滑性層2中には、前述
の如きリン酸エステル系界面活性剤とモース硬度が3未
満の粒子との両方又はいずれか一方が含有されていれば
良いが、リン酸エステル系界面滑性剤を背面滑性層2中
に含有せしめる場合には、サーマルヘッド等の加熱媒体
から背面滑性層2に熱が印加される際にリン酸エステル
系界面活性剤やその分解物から生じる酸根を中和して、
加熱媒体が腐食されるのを防ぐことができるようにアル
カリ性物質を添加しておくのが好ましい。
【0036】このようなアルカリ性物質としては、ハイ
ドロタルサイト、水酸化アルミニウム、珪酸アルミニウ
ム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アル
ミナ・マグネシウムアルミニウムグリシネート、水酸化
マグネシウム、酸化マグネシウム等のアルカリ性無機化
合物や、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、トリプロピル
アミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルア
ミン、ペンチルアミン、ジペンチルアミン、トリペンチ
ルアミン、トリヘキシルアミン、トリオクチルアミン、
デシルアミン、ドデシルアミン、ジドデシルアミン、ト
リデシルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルア
ミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オク
タデシルアミン、エイコシルアミン、ドコシルアミン、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、プロパノールアミン、ジプロパノールアミ
ン、イソプロパノールアミン、N−メチル−ノニルアミ
ン、N−メチル−デシルアミン、N−エチル−パルミチ
ルアミン等のアミン類を例示することができ、これらの
ものは単独で用いても混合して用いても良い。尚、アル
カリ性無機化合物を添加する場合には、モース硬度が3
未満のものを添加するのが好ましい。また、アミンは常
温不揮発性であるとともに沸点が200℃以上のものが
好ましい。
【0037】上記アルカリ性物質はリン酸エステル系界
面滑性剤1モル当たり0.1〜10モル程度の割合で添
加されるのが好ましく、リン酸エステル系界面滑性剤に
対するアルカリ性物質の添加量が少ないとリン酸エステ
ル系界面活性剤やその分解物から生じた酸根を完全に中
和することができず、また添加量を必要以上に多くして
も得られる効果の向上は見られない。
【0038】更に、背面滑性層2には、リン酸エステル
系界面活性剤及び/又はモース硬度が3未満の粒子に加
えて、ワックス、シリコーンオイル、高級脂肪酸アミ
ド、エステル、リン酸エステル系界面活性剤以外の界面
活性剤等の滑剤や、4級アンモニウム塩、リン酸エステ
ル等の帯電防止剤等を必要に応じて添加することもでき
る。
【0039】これらのことにより、0.3mj/dot
以上さらには、0.8mj/dot以上の印加エネルギ
ーを与えても、所望の転写適性を得ることができる。特
に、光回折構造は、感熱転写リボンのような低エネルギ
ー(0.1〜0.3mj/dot)では、被転写部分の
膜強度や厚さにより良好に転写せしめることができない
ため、背面滑性層はより耐熱性、熱スベリ性の高いもの
であることが要求される。また、光回折構造形成層が、
硬化性樹脂からなっていたり、無機薄膜の如く硬質の薄
膜で形成されている場合、背面滑性層からのブリード性
成分が、その硬化膜上に付着したまま残存し易くなり、
その付着成分が多くなると界面剥離を生じ、印字中若し
くは印字後にその界面で剥離する現象が起こることがあ
る。従って、その場合には、例えば固形の滑剤を用いた
り、固形の滑剤の比率を高めたりする等して付着性の少
ない背面滑性層とするのが望ましい。
【0040】このような背面滑性層2は、該背面滑性層
2を構成する上記組成成分を適宜選択してアセトン、メ
チルエチルケトン、トルエン、キシレン等の適当な溶剤
中に溶解又は分散せしめて調製した塗工液を、グラビア
コーター、ロールコーター、ワイヤーバー等により塗工
することによって形成することができ、鉛筆硬度でH〜
2H程度の硬度になるよう固形分基準で5.0g/m2
以下、好ましくは0.1〜1.0g/m2 の厚みに形成
するのが好ましい。尚、樹脂バインダーの架橋剤として
イソシアネートを添加した場合には、未反応のイソシア
ネート基が残っている場合が多いので、背面滑性層2を
塗工形成した後に充分な熟成処理を施すのが好ましい。
【0041】また、転写層は多層構造になり総厚さが大
きくなるため、光回折構造の解像度を上げるためには、
背面滑性層上で面方向へ熱拡散しにくくする必要があ
る。そのためには、背面滑性層の熱伝導率を1.0×1
-4kcal/ms.℃以下、好ましくは0.2×10
-4kcal/ms.℃以下とする必要がある。
【0042】本発明において情報記録媒体9に光回折構
造14を設けるにあたって、上記の如き背面滑性層2が
基材シート3の光回折構造形成層4が設けられている側
と反対側の面、即ち、転写時に加熱媒体が接する面に設
けられている転写シート1を用いることにより、光回折
構造形成層4を情報記録媒体9に転写する際に、空気が
入り込んだりして転写層への熱伝導が不充分とならない
よう転写シート1に強く押し付けられながら移動するサ
ーマルヘッドの如き加熱媒体が、転写シート1に対して
滑らかに移動してスティッキング現象を起こすことなく
光回折構造形成層4の良好な転写を行うことができ、ま
た、加熱媒体との接触面が削られてカスが生じると、こ
れが加熱媒体の熱で燃えて当該加熱媒体を損傷する原因
となる虞があるが、このようなカスが生じることもな
い。従って、このような転写シート1を用いれば、何ら
不都合が生じることなくサーマルヘッドのような所望の
転写パターンに応じて発熱部位を自由に変えることので
きる加熱媒体によって光回折構造14を任意のパターン
で設けることができ、本発明の実効を図ることができ
る。
【0043】即ち、被転写材たる情報記録媒体9に前述
したような特開平4−281489号公報等に提案され
ている転写シートを用いて被転写材に光回折構造を転写
形成するには、従来よりホットスタンプによる加熱転写
が一般的に行われていたが、ホットスタンプによる転写
はその転写パターンが一定のものに限られてしまい、光
回折構造の転写パターンを変えるにはその都度ホットス
タンプの金型を交換したりしなければならないという不
具合があるため、ホットスタンプによる加熱転写は光回
折構造を同一パターンで大量に転写形成する場合には適
しているものの、光回折構造をその目的や用途に応じた
種々の異なるパターンでもって個別的に転写形成するに
は不向きであり、また、上記転写シートをそのまま用い
てその光回折構造が設けられていない裏面からサーマル
ヘッドの如き加熱媒体による加熱転写を行うとスティッ
キング現象が発生して転写シートが走行不能となってし
まったり、著しい場合にはその部分から転写シートが破
断してしまうというような従来技術の有していた問題を
解消し、光回折構造14を個々の情報に応じた任意のパ
ターンで設けることが可能となる。
【0044】また、メーカーのシンボルマークのよう
に、形状は同一でもサイズが数多く存在するようなもの
にも問題なく適用できる。また、透明薄膜を用いると、
既に情報を記録してある基材上に、転写しても、その情
報を見ることができ、意匠性、セイキュリティー性がさ
らに増加する。
【0045】更に、情報記録媒体9が偽造・改ざんされ
るのをより効果的に防止するには、情報が記された情報
記録媒体9に偽造・改ざんの防止方法が処されるまでの
過程で、既に記されてある情報が改ざんされてしまうこ
とがないように、情報記録媒体9に情報を記するのと同
時にその上に光回折構造14を設けるのが好ましく、情
報記録媒体9に情報を記するとともに光回折構造14を
設けることができる転写シートとして、本出願人は情報
記録媒体の偽造・改ざん防止方法、及び偽造・改ざん防
止が図られた情報記録媒体の他にこれらの発明に供し得
る転写シートをも提供する。
【0046】本発明転写シート1′は、図4に示すよう
基材シート3の一方の面に背面滑性層2が設けられてい
るとともに、他方の面には適当な間隔で交互に配せられ
た記録情報転写層を有する第1転写層15と、光回折構
造形成層4を有する第2転写層16とが設けられてい
る。尚、上記背面滑性層2、及び光回折構造形成層4は
前述した通りのものである。
【0047】上記第1転写層15の記録情報転写層は、
情報記録媒体9に種々の情報を記するために設けられて
おり、具体的には、顔写真等を形成できる昇華転写材
料、ワックス系等の溶融タイプの転写材料、磁性材料、
光記録材料、熱記録材料、薄膜記録材料、その他種々の
記録材料を使用し得る。勿論ホログラム材料であっても
良い。また、当該記録情報転写層を転写することによっ
て記する情報の内容も顔写真や指紋、印章、その他トレ
ードマーク、一次元バーコード、2次元バーコード、特
殊模様、磁気バーコード等、種々の内容とすることがで
きる。但し、情報層転写後、その上に第2転写層を転写
するため、このとき先に転写された情報層がくずれない
ような耐熱性、耐圧性を、記録情報転写層にもたせる必
要がある。
【0048】このような構成の本発明転写シート1′を
用いれば、同一の加熱媒体で情報記録媒体9に種々の情
報を記するとともに、これと交互に当該情報の上に第2
転写層16の光回折構造形成層4を転写して光回折構造
14を設けることができ、光回折構造14で上記情報が
被覆されるまでの間に情報が改ざんされる虞がない。
【0049】次に、具体的な実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。
【0050】〔実施例1〕厚さ12μmのポリエチレン
テレフタレートシートを基材シートとし、その一方の面
に乾燥後の厚みが1μmとなるように以下の組成の塗工
液により背面滑性層を塗工形成した。
【0051】 〔背面滑性層〕 ・ポリビニルブチラール(エスレックBX−1) 8部 ・ポリイソシアネート硬化剤(バーノックD750) 18部 ・リン酸エステル(プライサーフA208S) 5部 ・タルク 1.5部 ・メチルエチルケトン(a)+トルエン(b)(a:b=1:1) 130部
【0052】また、基材シートの他方の面には、乾燥後
の厚みが( )内の値となるよう保護層(1μm)と光
回折構造形成層(3μm)を以下の組成の塗工液により
順次塗工形成した後に、光回折構造形成層をレリーフホ
ログラムとして構成し、次いで、光回折構造形成層上に
TiOX により500Åの膜厚で金属薄膜層を形成し
た。
【0053】 〔保護層〕 ・酢酸セルロース樹脂 5部 ・メタノール 25部 ・メチルエチルケトン 45部 ・トルエン 25部 ・メチロール化メラミン樹脂 5部 ・微粒子マイクロシリカ(粒径0.1μm) 3部 ・パラトルエンスルホン酸 0.05部 〔光回折構造形成層〕 ・アクリル樹脂 40部 ・メラミン樹脂 10部 ・シクロヘキサノン 50部 ・メチルエチルケトン 50部
【0054】次に、金属薄膜層の上に、下記組成からな
る感熱接着剤を乾燥後3μmとなるように形成して転写
シートを得た。
【0055】 〔感熱接着層〕 ・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30部 ・アクリル樹脂 10部 ・微粒子マイクロシリカ(粒径0.1μm) 10部
【0056】得られた転写シートを用いて、署名情報の
1文字ずつに、その位置を検知しながら、文字部分のみ
を覆うように光回折構造を転写することによって偽造防
止性を向上することができた。
【0057】〔実施例2〕以下の組成の塗工液により背
面滑性層を塗工形成した以外は実施例1と同様にして転
写シートを得た。
【0058】 〔背面滑性層〕 ・ポリビニルブチラール(エスレックBX−1) 8部 ・ポリイソシアネート硬化剤(バーノックD750) 18部 ・マイクロシリカ 5部 ・タルク 1.5部 ・メチルエチルケトン(a)+トルエン(b)(a:b=1:1) 130部
【0059】得られた転写シートを用いて、顔写真上に
発行所のトレードマーク状に光回折構造をサーマルプリ
ンターにより転写することで、偽造防止性と意匠性とを
より向上せしめた物品を発行することができた。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報記録媒体に記された個々の情報の上に当該情報の形
状、大きさに応じて光回折構造を設け、該光回折構造で
上記情報が被覆されるようにしたため、上記情報の複製
や改ざんを困難ならしめ情報記録媒体の偽造・改ざんを
きわめて効果的に防止し得る。
【0061】また、本発明において情報記録媒体に光回
折構造を設けるにあたって、基材シートの光回折構造形
成層が設けられている側と反対側の面に背面滑性層が設
けられている転写シートを用いることにより、何ら不都
合が生じることなくサーマルヘッドのような所望の転写
パターンに応じて発熱部位を自由に変えることのできる
加熱媒体によって光回折構造を任意のパターンで設ける
ことができ、本発明の実効を図ることができる。
【0062】更に、本発明転写シートを用いれば、同一
の加熱媒体で情報記録媒体に種々の情報を記するととも
に、これと交互に当該情報の上に第2転写層の光回折構
造形成層を転写して光回折構造を設けることができ、光
回折構造で上記情報を被覆するまでの間に情報が改ざん
されてしまう虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いられる転写シートの一例を
示す縦断面図である。
【図2】本発明偽造・改ざん防止が図られた情報記録媒
体の一例を示す平面概略図である。
【図3】本発明において情報記録媒体に記された情報の
上に光回折構造を設けるパターンの一例を示す説明図で
ある。
【図4】本発明転写シートの一例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1、1′ 転写シート 2 背面滑性層 3 基材シート 4 光回折構造形成層 9 情報記録媒体 15 第1転写層 16 第2転写層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の情報が記されている情報記録媒体の
    偽造や改ざんの防止を図る偽造・改ざん防止方法であっ
    て、基材シートの一方の面に少なくとも光回折構造形成
    層が設けられており、且つ他方の面には背面滑性層が設
    けられている転写シートを用い、該転写シートの光回折
    構造形成層側を情報記録媒体の情報記録面に対向せしめ
    るとともに背面滑性層側から加熱部位を任意に変えるこ
    とができる加熱媒体で加熱して上記光回折構造形成層を
    情報記録媒体に転写することにより、情報記録媒体に記
    されている個々の情報の上に当該情報の形状、大きさに
    応じて光回折構造を設けることを特徴とする情報記録媒
    体の偽造・改ざん防止方法。
  2. 【請求項2】背面滑性層が、反応性水酸基を含有する樹
    脂とポリイソシアネートからなり、且つこれに液状の滑
    剤及び/又は固形の滑剤を加えてなる請求項1記載の情
    報記録媒体の偽造・改ざん防止方法。
  3. 【請求項3】種々の情報が記されている情報記録媒体で
    あって、基材シートの一方の面に少なくとも光回折構造
    形成層が設けられており、且つ他方の面には背面滑性層
    が設けられている転写シートの光回折構造形成層側を情
    報記録面に対向せしめるとともに背面滑性層側から加熱
    部位を任意に変えることができる加熱媒体で加熱して上
    記光回折構造形成層を転写することにより、情報記録媒
    体に記された個々の情報の上に当該情報の形状、大きさ
    に応じて光回折構造が設けられていることを特徴とする
    偽造・改ざん防止が図られた情報記録媒体。
  4. 【請求項4】背面滑性層が、反応性水酸基を含有する樹
    脂とポリイソシアネートからなり、且つこれに液状の滑
    剤及び/又は固形の滑剤を加えてなる請求項1記載の偽
    造・改ざん防止が図られた情報記録媒体。
  5. 【請求項5】基材シートの一方の面に背面滑性層が設け
    られているとともに、他方の面には交互に配せられた記
    録情報転写層を有する第1転写層と、光回折構造形成層
    を有する第2転写層とが設けられていることを特徴とす
    る転写シート。
JP6288878A 1994-10-28 1994-10-28 情報記録媒体の偽造・改ざん防止方法、及び偽造・改ざん防止が図られた情報記録媒体、並びに転写シート Pending JPH08118857A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288868A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Dainippon Printing Co Ltd 光回折構造を含む画像の形成方法及び記録物
JP2006504545A (ja) * 2002-05-14 2006-02-09 レオナード クルツ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー 薄膜層配列を備えた光学的に変化する素子
JP2006224902A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Jtekt Corp ハブユニット
US7934752B2 (en) 2004-03-08 2011-05-03 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Image forming method and recorded matter

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