JPH08121134A - オイルバルブ - Google Patents
オイルバルブInfo
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- JPH08121134A JPH08121134A JP26271094A JP26271094A JPH08121134A JP H08121134 A JPH08121134 A JP H08121134A JP 26271094 A JP26271094 A JP 26271094A JP 26271094 A JP26271094 A JP 26271094A JP H08121134 A JPH08121134 A JP H08121134A
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- Japan
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- oil
- oil valve
- valve body
- oil passage
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ハウジングにオイルバルブを取付けた際に、ハ
ウジングの内周面とオイルバルブの外周面との間のオイ
ル通路面積を広くすることである。 【構成】先端が塞閉された筒体1aの外周面1bに所定
間隔を置いてハウジングの内周面に密接する環状リブ1
c,1dを少なくとも2つ形成し、環状リブの間に第1
のオイル通窓1eを形成し、筒体の先端部の外周面1f
に第2のオイル通窓1gを形成したオイルバルブ本体1
と、このオイルバルブ本体の筒体内に、オイルバルブ本
体の塞閉された先端内面1hとの間にリターンスプリン
グ2を介して前記オイル通窓1e,1gを開閉するよう
摺動可能に挿入し、他端にオイル通孔3aを有する熱応
動部材の押当板3bを設けた筒状のバルブ3と、前記オ
イルバルブ本体の基端部1iに取り付けるオイル通孔4
aを有する熱応動部材の取付部材4と、この取付部材4
に取り付ける熱応動部材とよりなるオイルバルブ。
ウジングの内周面とオイルバルブの外周面との間のオイ
ル通路面積を広くすることである。 【構成】先端が塞閉された筒体1aの外周面1bに所定
間隔を置いてハウジングの内周面に密接する環状リブ1
c,1dを少なくとも2つ形成し、環状リブの間に第1
のオイル通窓1eを形成し、筒体の先端部の外周面1f
に第2のオイル通窓1gを形成したオイルバルブ本体1
と、このオイルバルブ本体の筒体内に、オイルバルブ本
体の塞閉された先端内面1hとの間にリターンスプリン
グ2を介して前記オイル通窓1e,1gを開閉するよう
摺動可能に挿入し、他端にオイル通孔3aを有する熱応
動部材の押当板3bを設けた筒状のバルブ3と、前記オ
イルバルブ本体の基端部1iに取り付けるオイル通孔4
aを有する熱応動部材の取付部材4と、この取付部材4
に取り付ける熱応動部材とよりなるオイルバルブ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの潤滑オイ
ルを冷却する熱交換器(以下、オイルクラーという)へ
の潤滑オイル通路を開閉するためのオイルバルブの改良
に関するものである。
ルを冷却する熱交換器(以下、オイルクラーという)へ
の潤滑オイル通路を開閉するためのオイルバルブの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの潤滑オイルは、周知のよう
に、オイルパンからオイルポンプで吸い出され、メイン
オイル通路を通りエンジンの各回転部分や各摺動部分
(ピストンとシリンダ間等)に供給され、各回転部分や
各摺動部分の摩擦の低減および各部の冷却を行い、オイ
ルパンへ戻されるような循環回路になっている。また、
この潤滑オイルの温度は、エンジンの各回転部分や各摺
動部分の摩擦によって上昇する。このオイル温度の上昇
は、エンジンの暖機運転性能の向上や燃費向上に大きく
寄与することになるが、過度のオイル温度の上昇は、エ
ンジンの各回転部分や各摺動部分の潤滑および冷却の効
果が減少することになり、エンジン性能の低下を招くこ
とになる。
に、オイルパンからオイルポンプで吸い出され、メイン
オイル通路を通りエンジンの各回転部分や各摺動部分
(ピストンとシリンダ間等)に供給され、各回転部分や
各摺動部分の摩擦の低減および各部の冷却を行い、オイ
ルパンへ戻されるような循環回路になっている。また、
この潤滑オイルの温度は、エンジンの各回転部分や各摺
動部分の摩擦によって上昇する。このオイル温度の上昇
は、エンジンの暖機運転性能の向上や燃費向上に大きく
寄与することになるが、過度のオイル温度の上昇は、エ
ンジンの各回転部分や各摺動部分の潤滑および冷却の効
果が減少することになり、エンジン性能の低下を招くこ
とになる。
【0003】近年のようにエンジンは高性能化により、
エンジン回転数の上昇で発熱量が増加し、さらに、エン
ジンルーム内の過密化により、オイル温度は高温化の傾
向が強くなっているため、オイルクーラーを装着し、エ
ンジンの各回転部分や各摺動部分へ供給される潤滑オイ
ルの温度が適正になるようにしている。しかし、エンジ
ンの始動初期においては、オイル温度が低く粘性が大き
いので、エンジンの各回転部分や各摺動部分やオイルポ
ンプ等におけるフリクションが大きいため、エンジンの
暖機運転性能や燃費が悪くなる。したがって、エンジン
の始動初期においては、潤滑オイルをオイルクーラーへ
通して冷やすことは好ましくない。そこで、エンジンの
始動初期においては、むしろオイル温度を上昇させるた
めに、潤滑オイルをオイルクーラーへ通さずにバイパス
通路へ通すように、オイル通路を切り換えるためのオイ
ルバルブを組み込む例が増えてきた。
エンジン回転数の上昇で発熱量が増加し、さらに、エン
ジンルーム内の過密化により、オイル温度は高温化の傾
向が強くなっているため、オイルクーラーを装着し、エ
ンジンの各回転部分や各摺動部分へ供給される潤滑オイ
ルの温度が適正になるようにしている。しかし、エンジ
ンの始動初期においては、オイル温度が低く粘性が大き
いので、エンジンの各回転部分や各摺動部分やオイルポ
ンプ等におけるフリクションが大きいため、エンジンの
暖機運転性能や燃費が悪くなる。したがって、エンジン
の始動初期においては、潤滑オイルをオイルクーラーへ
通して冷やすことは好ましくない。そこで、エンジンの
始動初期においては、むしろオイル温度を上昇させるた
めに、潤滑オイルをオイルクーラーへ通さずにバイパス
通路へ通すように、オイル通路を切り換えるためのオイ
ルバルブを組み込む例が増えてきた。
【0004】図8はハウジングに配置した従来のオイル
バルブを示し、11はハウジングで、11aは潤滑オイ
ルの第1の入口、11bは前記第1の入口11aを通ら
ずオイルクーラー12を通って冷やされた潤滑オイルが
流入する第2の入口、11cはオイルバルブを通った潤
滑オイルの出口、11dはオイルバルブの挿入口を閉め
た蓋である。
バルブを示し、11はハウジングで、11aは潤滑オイ
ルの第1の入口、11bは前記第1の入口11aを通ら
ずオイルクーラー12を通って冷やされた潤滑オイルが
流入する第2の入口、11cはオイルバルブを通った潤
滑オイルの出口、11dはオイルバルブの挿入口を閉め
た蓋である。
【0005】13はオイルバルブの構成部材である筒状
のオイルバルブ本体で、その外周の所定間隔を置いた2
箇所に環状リブ13a,13bが形成され、この環状リ
ブ13a,13bがハウジング11内に接して嵌合する
ようになっている。13cは前記環状リブ13a,13
bの間に穿設された第1のオイル通窓で、この第1のオ
イル通窓13cが後述するように開かれると、前記オイ
ルクーラー12を通って冷やされた潤滑オイルがハウジ
ング11の第2の入口11bおよび前記第1のオイル通
窓13cを通って流れるようになっている。13dは前
記オイルバルブ本体13の前端部外周に穿設した第2の
オイル通窓、13eは後述するサーモエレメントの取付
部、13fはこの取付部13eに穿設したオイル通孔で
ある。
のオイルバルブ本体で、その外周の所定間隔を置いた2
箇所に環状リブ13a,13bが形成され、この環状リ
ブ13a,13bがハウジング11内に接して嵌合する
ようになっている。13cは前記環状リブ13a,13
bの間に穿設された第1のオイル通窓で、この第1のオ
イル通窓13cが後述するように開かれると、前記オイ
ルクーラー12を通って冷やされた潤滑オイルがハウジ
ング11の第2の入口11bおよび前記第1のオイル通
窓13cを通って流れるようになっている。13dは前
記オイルバルブ本体13の前端部外周に穿設した第2の
オイル通窓、13eは後述するサーモエレメントの取付
部、13fはこの取付部13eに穿設したオイル通孔で
ある。
【0006】14は前記オイルバルブ本体13にその内
面を摺動可能にその先端開口から挿入された底付き筒状
のバルブで、この底の中心部14aが後述するサーモエ
レメントのピストンで押されるようになっており、14
bはバルブ14の底に穿設したオイル通孔である。この
底付き筒状のバルブ14の中にはリターンスプリング1
5が先端開口から挿入され、このリターンスプリング1
5の先端が前記オイルバルブ本体13の先端開口に取付
けられた蓋16で保持され、前記筒状のバルブ14を後
述するサーモエレメント側へ押動付勢している。
面を摺動可能にその先端開口から挿入された底付き筒状
のバルブで、この底の中心部14aが後述するサーモエ
レメントのピストンで押されるようになっており、14
bはバルブ14の底に穿設したオイル通孔である。この
底付き筒状のバルブ14の中にはリターンスプリング1
5が先端開口から挿入され、このリターンスプリング1
5の先端が前記オイルバルブ本体13の先端開口に取付
けられた蓋16で保持され、前記筒状のバルブ14を後
述するサーモエレメント側へ押動付勢している。
【0007】17は前記サーモエレメントの取付部13
eに取付けられたサーモエレメントで、以下に説明する
ように構成されている。すなわち、17aはケース、1
7bはケース17aに入れられたパラフィンや銅粉の混
合物よりなる熱膨張・収縮する熱膨張体(サーモワック
ス)、17cは熱膨張体17bをケース17aに封入し
たダイアフラム、17dはこのダイアフラム17cを介
してケース17aに連結したピストン17eのガイド1
7fとの間に封入された半流動体、17gはこの半流動
体17dとピストン17eの後端との間に介在されたラ
バーピストン、17hは同バックアッププレートであ
る。17iはサーモエレメント17の後端に嵌合したラ
バーキャップで、このラバーキャップ17iを押し付け
るように前記ハウジング11のオイルバルブの挿入口に
蓋11dを嵌合してサーモエレメント17が保持され
る。11eは蓋11dを固定したボルトである。
eに取付けられたサーモエレメントで、以下に説明する
ように構成されている。すなわち、17aはケース、1
7bはケース17aに入れられたパラフィンや銅粉の混
合物よりなる熱膨張・収縮する熱膨張体(サーモワック
ス)、17cは熱膨張体17bをケース17aに封入し
たダイアフラム、17dはこのダイアフラム17cを介
してケース17aに連結したピストン17eのガイド1
7fとの間に封入された半流動体、17gはこの半流動
体17dとピストン17eの後端との間に介在されたラ
バーピストン、17hは同バックアッププレートであ
る。17iはサーモエレメント17の後端に嵌合したラ
バーキャップで、このラバーキャップ17iを押し付け
るように前記ハウジング11のオイルバルブの挿入口に
蓋11dを嵌合してサーモエレメント17が保持され
る。11eは蓋11dを固定したボルトである。
【0008】図8に示す状態は、潤滑オイルの温度が低
い状態で、サーモエレメント17の熱膨張体17bが収
縮して、筒状のバルブ14がリターンスプリング15に
押されて図面において左方に移動し、オイルバルブ本体
13の先端側の第2のオイル通窓13dが開かれ、この
第2のオイル通窓13dを通って潤滑オイルの第1の入
口11aから潤滑オイルが矢印のように流れ、さらに、
筒状のバルブ14の筒内と、この筒状のバルブ14の底
に穿設したオイル通孔14bと、オイルバルブ本体の前
記サーモエレメントの取付部13eに穿設したオイル通
孔13fとを通って潤滑オイルの出口11cへと流れ
る。
い状態で、サーモエレメント17の熱膨張体17bが収
縮して、筒状のバルブ14がリターンスプリング15に
押されて図面において左方に移動し、オイルバルブ本体
13の先端側の第2のオイル通窓13dが開かれ、この
第2のオイル通窓13dを通って潤滑オイルの第1の入
口11aから潤滑オイルが矢印のように流れ、さらに、
筒状のバルブ14の筒内と、この筒状のバルブ14の底
に穿設したオイル通孔14bと、オイルバルブ本体の前
記サーモエレメントの取付部13eに穿設したオイル通
孔13fとを通って潤滑オイルの出口11cへと流れ
る。
【0009】前記サーモエレメントの取付部13eのオ
イル通孔13fを通り、ハウジング11の出口11cへ
流れる潤滑オイルの温度が上がると、サーモエレメント
17がその温度を感知して、サーモエレメントを構成す
る熱膨張体17bが膨張して、ピストン17eが押し出
されるので、筒状のバルブ14がピストン17eの先端
で押されて、図面において右方に移動し、前記オイルバ
ルブ本体13の先端側の第2のオイル通窓13dが閉じ
られるように移動すると、これとは逆に前記第1のオイ
ル通窓13cが開き、潤滑オイルがオイルクーラー12
を通るオイル通路に切り換えられる。したがって、潤滑
オイルはオイルクーラー12で冷やされ、さらに、前記
ハウジング11の第2の入口11bおよび前記開かれた
第1のオイル通窓13cと、オイルバルブ本体の前記サ
ーモエレメントの取付部13eに穿設したオイル通孔1
3fとを通って潤滑オイルの出口11cへと流れる。
イル通孔13fを通り、ハウジング11の出口11cへ
流れる潤滑オイルの温度が上がると、サーモエレメント
17がその温度を感知して、サーモエレメントを構成す
る熱膨張体17bが膨張して、ピストン17eが押し出
されるので、筒状のバルブ14がピストン17eの先端
で押されて、図面において右方に移動し、前記オイルバ
ルブ本体13の先端側の第2のオイル通窓13dが閉じ
られるように移動すると、これとは逆に前記第1のオイ
ル通窓13cが開き、潤滑オイルがオイルクーラー12
を通るオイル通路に切り換えられる。したがって、潤滑
オイルはオイルクーラー12で冷やされ、さらに、前記
ハウジング11の第2の入口11bおよび前記開かれた
第1のオイル通窓13cと、オイルバルブ本体の前記サ
ーモエレメントの取付部13eに穿設したオイル通孔1
3fとを通って潤滑オイルの出口11cへと流れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のハウジング
11内に配設されるオイルバルブは、オイルバルブ本体
13の先端開口から筒状のバルブ14を挿入し、さら
に、この筒状のバルブ14をオイルバルブ本体13の基
端側に押圧するリターンスプリング15を挿入するとと
もに、このリターンスプリング15を圧縮状態に保持す
る蓋16を前記オイルバルブ本体13の先端開口に取付
けているため、加工および組立が比較的に面倒で、か
つ、先端開口部が角形状となるとともに、オイルバルブ
本体13の、内径寸法に対して先端開口部の外径が大き
くなってしまい、その先端開口部とハウジング11の潤
滑オイルの第1の入口11aの内面11a′との間のオ
イル通路面積が狭くなって、潤滑オイルがスムーズに流
れなくなったり、また、前記オイルバルブ本体13の第
2のオイル通窓13dを通って潤滑オイルがオイルバル
ブ本体13内に流れ込んで来ると、その一部はオイルバ
ルブ本体13の先端開口部に取付けられた蓋16に当た
って矢印で示すように跳ね返り渦流となるので、潤滑オ
イルがスムーズに流れなくなり、通水抵抗が増えて流量
が少なくなってしまう等の問題があった。また、近年の
エンジンルームの縮小化やエンジンルーム内の各種補機
類の過密化によりレイアウト性が悪化しているため、オ
イルバルブを挿入組立するハウジングの外形変更やハウ
ジングのレイアウトの変更は困難であり、オイルバルブ
の改良により効率をアップするしかない、のが実情であ
る。
11内に配設されるオイルバルブは、オイルバルブ本体
13の先端開口から筒状のバルブ14を挿入し、さら
に、この筒状のバルブ14をオイルバルブ本体13の基
端側に押圧するリターンスプリング15を挿入するとと
もに、このリターンスプリング15を圧縮状態に保持す
る蓋16を前記オイルバルブ本体13の先端開口に取付
けているため、加工および組立が比較的に面倒で、か
つ、先端開口部が角形状となるとともに、オイルバルブ
本体13の、内径寸法に対して先端開口部の外径が大き
くなってしまい、その先端開口部とハウジング11の潤
滑オイルの第1の入口11aの内面11a′との間のオ
イル通路面積が狭くなって、潤滑オイルがスムーズに流
れなくなったり、また、前記オイルバルブ本体13の第
2のオイル通窓13dを通って潤滑オイルがオイルバル
ブ本体13内に流れ込んで来ると、その一部はオイルバ
ルブ本体13の先端開口部に取付けられた蓋16に当た
って矢印で示すように跳ね返り渦流となるので、潤滑オ
イルがスムーズに流れなくなり、通水抵抗が増えて流量
が少なくなってしまう等の問題があった。また、近年の
エンジンルームの縮小化やエンジンルーム内の各種補機
類の過密化によりレイアウト性が悪化しているため、オ
イルバルブを挿入組立するハウジングの外形変更やハウ
ジングのレイアウトの変更は困難であり、オイルバルブ
の改良により効率をアップするしかない、のが実情であ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、先端が塞閉された筒体1aの外周面1
bに所定間隔を置いてハウジング6の内周面6aに接す
る環状リブ1c,1dを少なくとも2つ形成し、前記環
状リブ1c,1dの間に第1のオイル通窓1eを形成
し、前記筒体1aの先端部の外周面1fに第2のオイル
通窓1gを形成したオイルバルブ本体1と、このオイル
バルブ本体1の筒体1a内に、前記オイルバルブ本体1
の塞閉された先端内面1hとの間にリターンスプリング
2を介して前記第1および第2のオイル通窓1e,1g
を開閉するよう摺動可能に挿入し、他端にオイル通孔3
aを有する熱応動部材の押当板3bを設けた筒状のバル
ブ3と、前記オイルバルブ本体1の基端部1iに取り付
けるオイル通孔4aを有する熱応動部材の取付部材4
と、この取付部材4に取り付ける熱応動部材とよりなる
オイルバルブとしたものである。
解決するために、先端が塞閉された筒体1aの外周面1
bに所定間隔を置いてハウジング6の内周面6aに接す
る環状リブ1c,1dを少なくとも2つ形成し、前記環
状リブ1c,1dの間に第1のオイル通窓1eを形成
し、前記筒体1aの先端部の外周面1fに第2のオイル
通窓1gを形成したオイルバルブ本体1と、このオイル
バルブ本体1の筒体1a内に、前記オイルバルブ本体1
の塞閉された先端内面1hとの間にリターンスプリング
2を介して前記第1および第2のオイル通窓1e,1g
を開閉するよう摺動可能に挿入し、他端にオイル通孔3
aを有する熱応動部材の押当板3bを設けた筒状のバル
ブ3と、前記オイルバルブ本体1の基端部1iに取り付
けるオイル通孔4aを有する熱応動部材の取付部材4
と、この取付部材4に取り付ける熱応動部材とよりなる
オイルバルブとしたものである。
【0012】また、前記熱応動部材として、熱膨張体5
aがケース5dに封入され、この熱膨張体5aの熱膨張
により押し出されるピストン5bのガイド5cが前記ケ
ース5dに連結されて構成されたサーモエレメント5と
し、このピストン5bが筒状のバルブ3の他端に設けた
オイル通孔3aを有する押当板3bを押動するように構
成したオイルバルブとしたものである。
aがケース5dに封入され、この熱膨張体5aの熱膨張
により押し出されるピストン5bのガイド5cが前記ケ
ース5dに連結されて構成されたサーモエレメント5と
し、このピストン5bが筒状のバルブ3の他端に設けた
オイル通孔3aを有する押当板3bを押動するように構
成したオイルバルブとしたものである。
【0013】また、前記オイルバルブ本体1の先端外周
部1jに丸みを形成し、またはオイルバルブ本体1の先
端外面1kを円弧状に形成し、またはオイルバルブ本体
1の先端外面1mをほぼ円錐状に形成したオイルバルブ
としたものである。
部1jに丸みを形成し、またはオイルバルブ本体1の先
端外面1kを円弧状に形成し、またはオイルバルブ本体
1の先端外面1mをほぼ円錐状に形成したオイルバルブ
としたものである。
【0014】また、前記オイルバルブ本体1の先端部の
外周面1fに形成した第2のオイル通窓1gの少なくと
もオイルが流れ込む一辺1nに、流れ込み側に傾斜した
傾斜部を形成したオイルバルブとしたものである。
外周面1fに形成した第2のオイル通窓1gの少なくと
もオイルが流れ込む一辺1nに、流れ込み側に傾斜した
傾斜部を形成したオイルバルブとしたものである。
【0015】また、オイルバルブ本体1の先端内面1o
をほぼ円錐状に形成したオイルバルブとしたものであ
る。
をほぼ円錐状に形成したオイルバルブとしたものであ
る。
【0016】また、前記サーモエレメント5の外周に、
オイル通孔5i′を有し、オイルバルブ本体1に設けた
環状リブ1c,1dと同径の環状リング5iを設けたオ
イルバルブとしたものである。
オイル通孔5i′を有し、オイルバルブ本体1に設けた
環状リブ1c,1dと同径の環状リング5iを設けたオ
イルバルブとしたものである。
【0017】
【作用】この発明のオイルバルブは、前記のように構成
することにより、潤滑オイルの温度が低い場合には、図
1の(a)に示すように、熱応動部材であるサーモエレ
メント5を構成する熱膨張体5aが収縮して筒状のバル
ブ3がリターンスプリング2によって押し戻されて、図
において左方向に移動されることにより、潤滑オイルは
矢印で示すように第2のオイル通窓1gを通ってオイル
バルブ本体1内に流れ込み、さらに、筒状のバルブ3
と、その基端に設けたサーモエレメント5のピストン5
bの押当板3bのオイル通孔3aと、サーモエレメント
5の取付部材4のオイル通孔4aとをそれぞれ通って流
れる。
することにより、潤滑オイルの温度が低い場合には、図
1の(a)に示すように、熱応動部材であるサーモエレ
メント5を構成する熱膨張体5aが収縮して筒状のバル
ブ3がリターンスプリング2によって押し戻されて、図
において左方向に移動されることにより、潤滑オイルは
矢印で示すように第2のオイル通窓1gを通ってオイル
バルブ本体1内に流れ込み、さらに、筒状のバルブ3
と、その基端に設けたサーモエレメント5のピストン5
bの押当板3bのオイル通孔3aと、サーモエレメント
5の取付部材4のオイル通孔4aとをそれぞれ通って流
れる。
【0018】また、潤滑オイルの温度が所定値よりも高
くなると、図1の(b)に示すように、サーモエレメン
ト5を構成する熱膨張体5aが膨張してピストン5bが
押し出され、筒状のバルブ3の基端に設けた押当板3b
がピストン5bで押されて、筒状のバルブ3がリターン
スプリング2に抗して、図面において右方向に移動され
ることによって、潤滑オイルは矢印で示すように第1の
オイル通窓1eを通ってオイルバルブ本体1内に流れ込
み、さらに、サーモエレメントの取付部材4のオイル通
孔4aを通って流れる。
くなると、図1の(b)に示すように、サーモエレメン
ト5を構成する熱膨張体5aが膨張してピストン5bが
押し出され、筒状のバルブ3の基端に設けた押当板3b
がピストン5bで押されて、筒状のバルブ3がリターン
スプリング2に抗して、図面において右方向に移動され
ることによって、潤滑オイルは矢印で示すように第1の
オイル通窓1eを通ってオイルバルブ本体1内に流れ込
み、さらに、サーモエレメントの取付部材4のオイル通
孔4aを通って流れる。
【0019】また、図3に示すように、前記オイルバル
ブ本体1の先端内面1oをほぼ円錐状に形成したオイル
バルブとしたことにより、前記第2のオイル通窓1gを
通ってオイルバルブ本体1内に流れ込んだ潤滑オイルの
一部が円錐状に形成したオイルバルブ本体1の先端内面
1oに当たっても、矢印で示すように折り返されてスム
ーズに流れる。
ブ本体1の先端内面1oをほぼ円錐状に形成したオイル
バルブとしたことにより、前記第2のオイル通窓1gを
通ってオイルバルブ本体1内に流れ込んだ潤滑オイルの
一部が円錐状に形成したオイルバルブ本体1の先端内面
1oに当たっても、矢印で示すように折り返されてスム
ーズに流れる。
【0020】また、図4に示すように、前記オイルバル
ブ本体1の先端部の外周面1fに形成した第2のオイル
通窓1gの少なくともオイルが流れ込む一辺1nに、流
れ込み側に傾斜した傾斜部を形成したオイルバルブとし
たことにより、前記第2のオイル通窓1gを通って潤滑
オイルが前記オイルバルブ本体1内にスムーズに流れ込
む。
ブ本体1の先端部の外周面1fに形成した第2のオイル
通窓1gの少なくともオイルが流れ込む一辺1nに、流
れ込み側に傾斜した傾斜部を形成したオイルバルブとし
たことにより、前記第2のオイル通窓1gを通って潤滑
オイルが前記オイルバルブ本体1内にスムーズに流れ込
む。
【0021】また、図5の(a)に示すように前記オイ
ルバルブ本体1の先端外周部1jに丸みを形成し、また
は図5の(b)に示すようにオイルバルブ本体1の先端
外面1kを円弧状に形成し、または図5の(c)に示す
ようにオイルバルブ本体1の先端外面1mをほぼ円錐状
に形成したオイルバルブとしたことにより、オイルバル
ブ本体1の先端部とハウジング6の潤滑オイルの第1の
入口6bの内面6b′との間のオイル通路面積が広くな
って、潤滑オイルがスムーズに流れるようになる。
ルバルブ本体1の先端外周部1jに丸みを形成し、また
は図5の(b)に示すようにオイルバルブ本体1の先端
外面1kを円弧状に形成し、または図5の(c)に示す
ようにオイルバルブ本体1の先端外面1mをほぼ円錐状
に形成したオイルバルブとしたことにより、オイルバル
ブ本体1の先端部とハウジング6の潤滑オイルの第1の
入口6bの内面6b′との間のオイル通路面積が広くな
って、潤滑オイルがスムーズに流れるようになる。
【0022】また、前記サーモエレメント5の外周に、
オイル通孔5i′を有し、オイルバルブ本体1に設けた
環状リブ1c,1dと同径の環状リング5iを設けたオ
イルバルブとしたことにより、ハウジング6にオイルバ
ルブを逆に挿入しても完全に挿入できなく、オイルバル
ブの逆挿入を防止することができる。
オイル通孔5i′を有し、オイルバルブ本体1に設けた
環状リブ1c,1dと同径の環状リング5iを設けたオ
イルバルブとしたことにより、ハウジング6にオイルバ
ルブを逆に挿入しても完全に挿入できなく、オイルバル
ブの逆挿入を防止することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面に従ってこの発明のオイルバルブ
の好適な実施例について詳細に説明する。図1はこの発
明のオイルバルブの縦断面図で、(a)図は潤滑オイル
の温度が低く筒状のバルブが左方向に移動した状態を示
し、(b)図は潤滑オイルの温度が高く筒状のバルブが
右方向に移動した状態を示している。図2はこのオイル
バルブを構成するオイルバルブ本体と筒状のバルブとを
示す斜視図、図3はオイルバルブを構成するオイルバル
ブ本体の実施例を示す要部の縦断面図、図4はオイルバ
ルブ本体の他の実施例を示す要部の縦断面図、図5の
(a),(b)(c)はオイルバルブ本体のさらに他の
実施例を示す要部の外観を示す図、図6はこの発明のオ
イルバルブをハウジングに取付けた使用例の概略図であ
る。
の好適な実施例について詳細に説明する。図1はこの発
明のオイルバルブの縦断面図で、(a)図は潤滑オイル
の温度が低く筒状のバルブが左方向に移動した状態を示
し、(b)図は潤滑オイルの温度が高く筒状のバルブが
右方向に移動した状態を示している。図2はこのオイル
バルブを構成するオイルバルブ本体と筒状のバルブとを
示す斜視図、図3はオイルバルブを構成するオイルバル
ブ本体の実施例を示す要部の縦断面図、図4はオイルバ
ルブ本体の他の実施例を示す要部の縦断面図、図5の
(a),(b)(c)はオイルバルブ本体のさらに他の
実施例を示す要部の外観を示す図、図6はこの発明のオ
イルバルブをハウジングに取付けた使用例の概略図であ
る。
【0024】これらの図において、1はオイルバルブを
構成するオイルバルブ本体で、先端が塞閉された筒体1
aの外周面1bに所定間隔を置いて環状リブ1c,1d
を少なくとも2つ形成し、前記環状リブ1c,1dの間
に第1のオイル通窓1eを形成し、前記筒体1aの先端
部の外周面1fに第2のオイル通窓1gを形成してい
る。
構成するオイルバルブ本体で、先端が塞閉された筒体1
aの外周面1bに所定間隔を置いて環状リブ1c,1d
を少なくとも2つ形成し、前記環状リブ1c,1dの間
に第1のオイル通窓1eを形成し、前記筒体1aの先端
部の外周面1fに第2のオイル通窓1gを形成してい
る。
【0025】3は筒状のバルブで、前記オイルバルブ本
体1の筒体1a内に、前記塞閉された先端内面1hとの
間にリターンスプリング2を介して前記第1および第2
のオイル通窓1e,1gを開閉するよう摺動可能に挿入
されており、この筒状のバルブ3の他端にはオイル通孔
3aを有する後述する熱応動部材であるサーモエレメン
トのピストンの押当板3bを設けている。なお、熱応動
部材としては、サーモエレメントの他に、バイメタルや
形状記憶合金等がある。
体1の筒体1a内に、前記塞閉された先端内面1hとの
間にリターンスプリング2を介して前記第1および第2
のオイル通窓1e,1gを開閉するよう摺動可能に挿入
されており、この筒状のバルブ3の他端にはオイル通孔
3aを有する後述する熱応動部材であるサーモエレメン
トのピストンの押当板3bを設けている。なお、熱応動
部材としては、サーモエレメントの他に、バイメタルや
形状記憶合金等がある。
【0026】4は前記オイルバルブ本体1の基端部1i
に取り付けたオイル通孔4aを有する熱応動部材である
サーモエレメント等の取付部材で、この取付部材4の中
心部4bに、サーモエレメント5を構成する熱膨張体5
aの熱膨張により押し出されるピストン5bのガイド5
cが取付けられている。なお、5dは熱膨張体5aが入
れられたケース、5eは熱膨張体5aをケース5dに封
入したダイアフラム、5fはこのダイアフラム5eを介
してケース5dに連結したピストン5bのガイド5cと
の間に封入された半流動体、5gはこの半流動体5fと
ピストン5bの後端との間に介在されたラバーピスト
ン、5hは同バックアッププレートである。
に取り付けたオイル通孔4aを有する熱応動部材である
サーモエレメント等の取付部材で、この取付部材4の中
心部4bに、サーモエレメント5を構成する熱膨張体5
aの熱膨張により押し出されるピストン5bのガイド5
cが取付けられている。なお、5dは熱膨張体5aが入
れられたケース、5eは熱膨張体5aをケース5dに封
入したダイアフラム、5fはこのダイアフラム5eを介
してケース5dに連結したピストン5bのガイド5cと
の間に封入された半流動体、5gはこの半流動体5fと
ピストン5bの後端との間に介在されたラバーピスト
ン、5hは同バックアッププレートである。
【0027】図1〜図5の(a)に示すように前記オイ
ルバルブ本体1の先端外周部1jに丸みを形成し、ま
た、図5の(b)に示すようにオイルバルブ本体1の先
端外面1kを円弧状に形成し、また、図5の(c)に示
すようにオイルバルブ本体1の先端外面1mをほぼ円錐
状に形成している。
ルバルブ本体1の先端外周部1jに丸みを形成し、ま
た、図5の(b)に示すようにオイルバルブ本体1の先
端外面1kを円弧状に形成し、また、図5の(c)に示
すようにオイルバルブ本体1の先端外面1mをほぼ円錐
状に形成している。
【0028】また、図3に示すように前記オイルバルブ
本体1の先端内面1oをほぼ円錐状に形成し、また、図
4に示すように前記オイルバルブ本体1の先端部の外周
面1fに形成した第2のオイル通窓1gの少なくともオ
イルが流れ込む一辺1nに、流れ込み側に傾斜した傾斜
部を形成している。なお、5iはサーモエレメント5の
外周に設けた、オイル通孔5i′を有し、オイルバルブ
本体1の外周に形成した環状リブ1c,1dと同径の環
状リングである。また、前記オイルバルブ本体1、筒状
のバルブ3、熱応動部材であるサーモエレメント等の取
付部材4等はアルミや合成樹脂の成形品で作ることがで
き、それによってほとんどの部分での切削加工が不要に
なるため、軽量化および低コスト化が可能となる。
本体1の先端内面1oをほぼ円錐状に形成し、また、図
4に示すように前記オイルバルブ本体1の先端部の外周
面1fに形成した第2のオイル通窓1gの少なくともオ
イルが流れ込む一辺1nに、流れ込み側に傾斜した傾斜
部を形成している。なお、5iはサーモエレメント5の
外周に設けた、オイル通孔5i′を有し、オイルバルブ
本体1の外周に形成した環状リブ1c,1dと同径の環
状リングである。また、前記オイルバルブ本体1、筒状
のバルブ3、熱応動部材であるサーモエレメント等の取
付部材4等はアルミや合成樹脂の成形品で作ることがで
き、それによってほとんどの部分での切削加工が不要に
なるため、軽量化および低コスト化が可能となる。
【0029】以上のように構成されたオイルバルブは、
図6に示すようなハウジング6の内周面6aにその基端
のオイルバルブ挿入口から挿入し、オイルバルブを構成
するオイルバルブ本体1の外周面1bに所定間隔を置い
て形成した前方側の環状リブ1dが内周段部6a′に当
接するまで挿入すると、環状リブ1c,1dが前記内周
面6aに接して嵌合され、前記環状リブ1c,1dがハ
ウジング6の内周面6aのオイル通路を仕切る。
図6に示すようなハウジング6の内周面6aにその基端
のオイルバルブ挿入口から挿入し、オイルバルブを構成
するオイルバルブ本体1の外周面1bに所定間隔を置い
て形成した前方側の環状リブ1dが内周段部6a′に当
接するまで挿入すると、環状リブ1c,1dが前記内周
面6aに接して嵌合され、前記環状リブ1c,1dがハ
ウジング6の内周面6aのオイル通路を仕切る。
【0030】この図6において、6bは潤滑オイルの第
1の入口、6b′はオイルバルブ本体1の先端外周部1
jと対向する前記第1の入口の内面、6cは前記第1の
入口6bを通らずオイルクーラーを通って冷やされた潤
滑オイルが流入する第2の入口、6dはオイルバルブを
通った潤滑オイルの出口、6eはオイルバルブの挿入口
を閉めた蓋、6fは蓋6eをオイルバルブの挿入口に固
定したボルトである。なお、5jは、サーモエレメント
5の後端を、ハウジング6へのオイルバルブの挿入口を
閉めた蓋6eに保持するラバーキャップ等の保持部材で
ある。
1の入口、6b′はオイルバルブ本体1の先端外周部1
jと対向する前記第1の入口の内面、6cは前記第1の
入口6bを通らずオイルクーラーを通って冷やされた潤
滑オイルが流入する第2の入口、6dはオイルバルブを
通った潤滑オイルの出口、6eはオイルバルブの挿入口
を閉めた蓋、6fは蓋6eをオイルバルブの挿入口に固
定したボルトである。なお、5jは、サーモエレメント
5の後端を、ハウジング6へのオイルバルブの挿入口を
閉めた蓋6eに保持するラバーキャップ等の保持部材で
ある。
【0031】図7はオイルバルブがハウジング6の内周
面6aに誤って挿入された状態を示すもので、すなわ
ち、オイルバルブをハウジング6の内周面6aに逆に挿
入すると、サーモエレメント5に外周に設けた前記環状
リブ1c,1dと同径の環状リング5iがハウジング6
の内周段部6a′に当接すると、オイルバルブ本体1の
先端外周部1fが、サーモエレメント5のケース5dよ
りも外径が大きいため、蓋6eの内面に当たり、蓋6e
を閉めることが不可能になるので、オイルバルブの誤っ
た挿入が防止できる。
面6aに誤って挿入された状態を示すもので、すなわ
ち、オイルバルブをハウジング6の内周面6aに逆に挿
入すると、サーモエレメント5に外周に設けた前記環状
リブ1c,1dと同径の環状リング5iがハウジング6
の内周段部6a′に当接すると、オイルバルブ本体1の
先端外周部1fが、サーモエレメント5のケース5dよ
りも外径が大きいため、蓋6eの内面に当たり、蓋6e
を閉めることが不可能になるので、オイルバルブの誤っ
た挿入が防止できる。
【0032】この発明のオイルバルブは、前記のように
構成することにより、潤滑オイルの温度が低い場合に
は、図1の(a)に示すように、サーモエレメント5を
構成する熱膨張体5aが収縮して筒状のバルブ3がリタ
ーンスプリング2によって押し戻されて、図において左
方向に移動されることによって、潤滑オイルは矢印で示
すように第2のオイル通窓1gを通ってオイルバルブ本
体1内に流れ込み、さらに、筒状のバルブ3と、その基
端に設けたサーモエレメントのピストンの押当板3bの
オイル通孔3aと、サーモエレメントの取付部材4のオ
イル通孔4aとをそれぞれ通って流れる。この場合は筒
状のバルブ3によってオイルバルブ本体1の第1のオイ
ル通窓1eは閉じられているので、潤滑オイルは、図6
において白矢印で示すように、前記オイルクーラー9を
バイパスして、エンジン7からオイルポンプ8で送り出
され、ハウジング6に設けたオイルバルブおよび潤滑オ
イル通路6′を通ってエンジン7に戻るように流れる。
構成することにより、潤滑オイルの温度が低い場合に
は、図1の(a)に示すように、サーモエレメント5を
構成する熱膨張体5aが収縮して筒状のバルブ3がリタ
ーンスプリング2によって押し戻されて、図において左
方向に移動されることによって、潤滑オイルは矢印で示
すように第2のオイル通窓1gを通ってオイルバルブ本
体1内に流れ込み、さらに、筒状のバルブ3と、その基
端に設けたサーモエレメントのピストンの押当板3bの
オイル通孔3aと、サーモエレメントの取付部材4のオ
イル通孔4aとをそれぞれ通って流れる。この場合は筒
状のバルブ3によってオイルバルブ本体1の第1のオイ
ル通窓1eは閉じられているので、潤滑オイルは、図6
において白矢印で示すように、前記オイルクーラー9を
バイパスして、エンジン7からオイルポンプ8で送り出
され、ハウジング6に設けたオイルバルブおよび潤滑オ
イル通路6′を通ってエンジン7に戻るように流れる。
【0033】また、潤滑オイルの温度が所定値よりも高
くなると、図1の(b)に示すように、サーモエレメン
ト5を構成する熱膨張体5aが膨張してピストン5bが
押し出され、筒状のバルブ3の基端に設けたピストンの
押当板3bが押されて、筒状のバルブ3がリターンスプ
リング2に抗して、図において右方向に移動されること
によって、潤滑オイルは矢印で示すように第1のオイル
通窓1eを通ってオイルバルブ本体1内に流れ込み、さ
らに、サーモエレメントの取付部材4のオイル通孔4a
を通って流れる。この場合は、筒状のバルブ3によって
オイルバルブ本体1の第2のオイル通窓1gは閉じられ
ているので、潤滑オイルは、図6において黒矢印で示す
ように、エンジン7からオイルポンプ8で送り出され、
潤滑オイル通路6″を通ってオイルクーラー9を流れ、
このオイルクーラー9で潤滑オイルが冷やされる。
くなると、図1の(b)に示すように、サーモエレメン
ト5を構成する熱膨張体5aが膨張してピストン5bが
押し出され、筒状のバルブ3の基端に設けたピストンの
押当板3bが押されて、筒状のバルブ3がリターンスプ
リング2に抗して、図において右方向に移動されること
によって、潤滑オイルは矢印で示すように第1のオイル
通窓1eを通ってオイルバルブ本体1内に流れ込み、さ
らに、サーモエレメントの取付部材4のオイル通孔4a
を通って流れる。この場合は、筒状のバルブ3によって
オイルバルブ本体1の第2のオイル通窓1gは閉じられ
ているので、潤滑オイルは、図6において黒矢印で示す
ように、エンジン7からオイルポンプ8で送り出され、
潤滑オイル通路6″を通ってオイルクーラー9を流れ、
このオイルクーラー9で潤滑オイルが冷やされる。
【0034】
【発明の効果】この発明のオイルバルブは、外周面に第
1および第2のオイル通窓を形成した筒状のオイルバル
ブ本体内に、その基端開口から筒状のバルブを先端内面
との間にリターンスプリングを介して挿入し、前記筒状
のバルブのオイル通孔を有する基端を熱応動部材である
サーモエレメントのピストンで押すようにサーモエレメ
ンを取り付けた取付部材を、筒状のオイルバルブ本体の
基端部に取り付けてオイルバルブを構成したことによ
り、その構成が比較的に簡単になり、製造コストを安く
することができる。
1および第2のオイル通窓を形成した筒状のオイルバル
ブ本体内に、その基端開口から筒状のバルブを先端内面
との間にリターンスプリングを介して挿入し、前記筒状
のバルブのオイル通孔を有する基端を熱応動部材である
サーモエレメントのピストンで押すようにサーモエレメ
ンを取り付けた取付部材を、筒状のオイルバルブ本体の
基端部に取り付けてオイルバルブを構成したことによ
り、その構成が比較的に簡単になり、製造コストを安く
することができる。
【0035】また、オイルバルブを構成する前記オイル
バルブ本体の先端外周部に丸みを形成し、またはオイル
バルブ本体の先端外面を円弧状に形成し、またはオイル
バルブ本体の先端外面をほぼ円錐状に形成したことによ
り、オイルバルブ本体の先端部とオイルバルブが取付け
られるハウジングの潤滑オイルの第1の入口の内面との
間のオイル通路面積が広くなって、オイルの流れの抵抗
が減り、潤滑オイルがスムーズに流れるようになり、オ
イルクーラーやオイルポンプの負荷が小さくなるためこ
れらの寿命が伸びる。また、オイルポンプ等の小型軽量
化がはかれる。また、オイルバルブが取付けられるハウ
ジングの外形を大きくする等の変更を行なわなくても潤
滑オイルの流量アップが可能となる。
バルブ本体の先端外周部に丸みを形成し、またはオイル
バルブ本体の先端外面を円弧状に形成し、またはオイル
バルブ本体の先端外面をほぼ円錐状に形成したことによ
り、オイルバルブ本体の先端部とオイルバルブが取付け
られるハウジングの潤滑オイルの第1の入口の内面との
間のオイル通路面積が広くなって、オイルの流れの抵抗
が減り、潤滑オイルがスムーズに流れるようになり、オ
イルクーラーやオイルポンプの負荷が小さくなるためこ
れらの寿命が伸びる。また、オイルポンプ等の小型軽量
化がはかれる。また、オイルバルブが取付けられるハウ
ジングの外形を大きくする等の変更を行なわなくても潤
滑オイルの流量アップが可能となる。
【0036】また、前記オイルバルブ本体の先端内面を
ほぼ円錐状に形成したことにより、前記オイルバルブ本
体の先端部の外周面に形成した第2のオイル通窓を通っ
てオイルバルブ本体内に流れ込んだ潤滑オイルの一部
が、円錐状に形成したオイルバルブ本体の先端内面に当
たっても、スムーズに折り返されて流れる。
ほぼ円錐状に形成したことにより、前記オイルバルブ本
体の先端部の外周面に形成した第2のオイル通窓を通っ
てオイルバルブ本体内に流れ込んだ潤滑オイルの一部
が、円錐状に形成したオイルバルブ本体の先端内面に当
たっても、スムーズに折り返されて流れる。
【0037】また、前記オイルバルブ本体の先端部の外
周面に形成した第2のオイル通窓の少なくともオイルが
流れ込む一辺に、流れ込み側に傾斜した傾斜部を形成し
たことにより、前記第2のオイル通窓を通って潤滑オイ
ルがスムーズに前記オイルバルブ本体内に流れ込むこと
ができる。
周面に形成した第2のオイル通窓の少なくともオイルが
流れ込む一辺に、流れ込み側に傾斜した傾斜部を形成し
たことにより、前記第2のオイル通窓を通って潤滑オイ
ルがスムーズに前記オイルバルブ本体内に流れ込むこと
ができる。
【0038】また、オイルバルブを構成するサーモエレ
メントの外周に、オイル通孔を有し、オイルバルブ本体
に設けた環状リブと同径の環状リングを設けたオイルバ
ルブとしたことにより、ハウジングにオイルバルブを逆
に挿入しても完全に挿入できなく、オイルバルブの逆挿
入を防止することができる。
メントの外周に、オイル通孔を有し、オイルバルブ本体
に設けた環状リブと同径の環状リングを設けたオイルバ
ルブとしたことにより、ハウジングにオイルバルブを逆
に挿入しても完全に挿入できなく、オイルバルブの逆挿
入を防止することができる。
【図1】この発明のオイルバルブの縦断面図である。
【図2】この発明の構成部材であるオイルバルブ本体と
バルブの斜視図である。
バルブの斜視図である。
【図3】この発明の構成部材であるオイルバルブ本体の
実施例の要部を示すの縦断面図である。
実施例の要部を示すの縦断面図である。
【図4】この発明の構成部材であるオイルバルブ本体の
他の実施例の要部を示すの縦断面図である。
他の実施例の要部を示すの縦断面図である。
【図5】この発明の構成部材であるオイルバルブ本体の
他の実施例の要部を示す図である。
他の実施例の要部を示す図である。
【図6】この発明のオイルバルブをハウジングに取付け
た使用例の概略図である。
た使用例の概略図である。
【図7】この発明のオイルバルブをハウジングに逆に取
り付けた縦断面図である。
り付けた縦断面図である。
【図8】従来のオイルバルブをハウジングに取り付けた
縦断面図である。
縦断面図である。
1 オイルバルブ本体 1a 筒体 1b 外周面 1c 環状リブ 1d 環状リブ 1e 第1のオイル通窓 1f 先端部の外周面 1g 第2のオイル通窓 1h 先端内面 1i 基端部 1j 先端外周部 1k 円弧状に形成した先端外面 1m 円錐状に形成した先端外面 1n 第2のオイル通窓の一辺 1o 円錐状に形成した先端内面 2 リターンスプリング 3 筒状のバルブ 3a オイル通孔 3b 押当板 4 取付部材 4a オイル通孔 4b 中心部 5 サーモエレメント 5a 熱膨張体 5b ピストン 5c ガイド 5d ケース 5e ダイアフラム 5f 半流動体 5g ラバーピストン 5h バックアッププレート 6 ハウジング 6′ 潤滑オイル通路 6″ 潤滑オイル通路 6a 内周面 6b 潤滑オイルの第1の入口 6c 潤滑オイルの第2の入口 6d 潤滑オイルの出口 6e 蓋 6f ボルト 7 エンジン 8 オイルポンプ 9 オイルクーラー 11 ハウジング 11a 潤滑オイルの第1の入口 11b 潤滑オイルの第2の入口 11c 潤滑オイルの出口 11d 蓋 11e ボルト 12 オイルクーラー 13 オイルバルブ本体 13a 環状リブ 13b 環状リブ 13c 第1のオイル通窓 13d 第2のオイル通窓 13e サーモエレメントの取付部 13f オイル通孔 14 底付き筒状のバルブ 14a 底の中心部 14b オイル通孔 15 リターンスプリング 16 蓋 17 サーモエレメント 17a ケース 17b 熱膨張体 17c ダイアフラム 17d 半流動体 17e ピストン 17f ガイド 17g ラバーピストン 17h バックアッププレート
Claims (8)
- 【請求項1】先端が塞閉された筒体(1a)の外周面
(1b)に所定間隔を置いてハウジングの内周面に密接
する環状リブ(1c,1d)を少なくとも2つ形成し、
前記環状リブ(1c,1d)の間に第1のオイル通窓
(1e)を形成し、前記筒体(1a)の先端部の外周面
(1f)に第2のオイル通窓(1g)を形成したオイル
バルブ本体(1)と、 このオイルバルブ本体(1)の筒体(1a)内に、前記
オイルバルブ本体(1)の塞閉された先端内面(1h)
との間にリターンスプリング(2)を介して前記第1お
よび第2のオイル通窓(1e,1g)を開閉するよう摺
動可能に挿入し、他端にオイル通孔(3a)を有する熱
応動部材の押当板(3b)を設けた筒状のバルブ(3)
と、 前記オイルバルブ本体(1)の基端部(1i)に取り付
けるオイル通孔(4a)を有する熱応動部材の取付部材
(4)と、 この取付部材(4)に取り付ける熱応動部材とよりなる
ことを特徴とするオイルバルブ。 - 【請求項2】請求項1に記載の熱応動部材として、熱膨
張体(5a)がケース(5d)に封入され、この熱膨張
体(5a)の熱膨張により押し出されるピストン(5
b)のガイド(5c)が前記ケース(5d)に連結され
て構成されたサーモエレメント(5)とし、このピスト
ン(5b)が筒状のバルブ(3)の他端に設けたオイル
通孔(3a)を有する押当板(3b)を押動するように
構成したことを特徴とするオイルバルブ。 - 【請求項3】請求項1に記載のオイルバルブ本体(1)
の先端外周部(1j)に丸みを形成したことを特徴とす
るオイルバルブ。 - 【請求項4】請求項1に記載のオイルバルブ本体(1)
の先端外面(1k)を円弧状に形成したことを特徴とす
るオイルバルブ。 - 【請求項5】請求項1に記載のオイルバルブ本体(1)
の先端外面(1m)をほぼ円錐状に形成したことを特徴
とするオイルバルブ。 - 【請求項6】請求項1に記載のオイルバルブ本体(1)
の先端部の外周面(1f)に形成した第2のオイル通窓
(1g)の少なくともオイルが流れ込む一辺(1n)
に、流れ込み側に傾斜した傾斜部を形成したことを特徴
とするオイルバルブ。 - 【請求項7】オイルバルブ本体(1)の先端内面(1
o)をほぼ円錐状に形成したことを特徴とする請求項1
ないし請求項6に記載のオイルバルブ。 - 【請求項8】請求項2に記載のサーモエレメント(5)
の外周に、オイル通孔(5i′)を有し、オイルバルブ
本体(1)に設けた環状リブ(1c,1d)と同径の環
状リング(5i)を設けたことを特徴とするオイルバル
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26271094A JPH08121134A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | オイルバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26271094A JPH08121134A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | オイルバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08121134A true JPH08121134A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17379523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26271094A Pending JPH08121134A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | オイルバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08121134A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002008648A1 (en) * | 2000-07-25 | 2002-01-31 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Case structure of thermostat |
| WO2002008647A1 (en) * | 2000-07-25 | 2002-01-31 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Thermostat and mounting structure of the thermostat |
| KR200474395Y1 (ko) * | 2013-12-20 | 2014-09-15 | 베어티씨 주식회사 | 자동변속기 오일용 워머 내장형 밸브어셈블리 |
| CN109973683A (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-05 | 中国船舶重工集团公司第七一一研究所 | 调温阀和调温阀箱 |
| CN110005839A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-07-12 | 北京长城华冠汽车科技股份有限公司 | 阀装置、冷却系统和新能源车辆 |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP26271094A patent/JPH08121134A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002008648A1 (en) * | 2000-07-25 | 2002-01-31 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Case structure of thermostat |
| WO2002008647A1 (en) * | 2000-07-25 | 2002-01-31 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Thermostat and mounting structure of the thermostat |
| JP2002039433A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-06 | Nippon Thermostat Co Ltd | サーモスタット及び該サーモスタットの取付け構造 |
| KR200474395Y1 (ko) * | 2013-12-20 | 2014-09-15 | 베어티씨 주식회사 | 자동변속기 오일용 워머 내장형 밸브어셈블리 |
| CN109973683A (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-05 | 中国船舶重工集团公司第七一一研究所 | 调温阀和调温阀箱 |
| CN110005839A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-07-12 | 北京长城华冠汽车科技股份有限公司 | 阀装置、冷却系统和新能源车辆 |
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