JPH08121180A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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JPH08121180A
JPH08121180A JP6262453A JP26245394A JPH08121180A JP H08121180 A JPH08121180 A JP H08121180A JP 6262453 A JP6262453 A JP 6262453A JP 26245394 A JP26245394 A JP 26245394A JP H08121180 A JPH08121180 A JP H08121180A
Authority
JP
Japan
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mode
intake
cylinder
engine
swirl
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Pending
Application number
JP6262453A
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English (en)
Inventor
Yoichi Saito
陽一 斎藤
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH08121180A publication Critical patent/JPH08121180A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】複数個の吸気制御弁を開閉制御する際のトルク
ショックや排気ガスの悪化を効果的に防止する。 【構成】エンジン本体1の各気筒2吸気系の一方の吸気
管に4個のスワール制御弁30A〜30Dが、電気信号
により独立して作動し、エンジン運転状態の低中負荷領
域のスワールモードでは閉じてスワール流を発生し、切
換ラインを越えた高負荷領域の全開吸気モードでは開い
て全開吸気するように設けられ、常に開状態で連通する
他方の吸気管にインジェクタ32A〜32Dが各気筒に
燃料噴射するように配置されるエンジンであって、エン
ジン運転状態により切換ラインを越えて一方から他方の
モードに切換わる切換モードを判定するモード判定手段
と、切換モードの場合に4個のスワール制御弁30A〜
30Dを1個づつ所定の時間差で順次開いたり、または
閉じるように制御する開閉制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンの吸気
通路中に設けられる複数個の吸気制御弁(スワール制御
弁、タンブル制御弁)を開閉する吸気制御装置に関し、
詳しくは、複数個の吸気制御弁を開閉する際のトルクシ
ョック等の軽減対策に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンの燃焼等の改善対策とし
て、以下の方法が知られている。即ち、スロットル弁の
下流の吸気通路中に各気筒毎にスワール制御弁やタンブ
ル制御弁の吸気制御弁を設ける。そしてエンジン運転領
域に応じて設けた切換ラインより低い低中負荷領域で
は、吸気制御弁を閉じて吸気の流れ状態を変化させ、シ
リンダ内の円周方向に旋回するスワール流、またはシリ
ンダ内の軸方向に旋回するタンブル流を発生する。これ
により燃料と空気との混合を促進して、燃焼を改善し燃
費等を向上する。また切換ラインより高い高負荷領域で
は、吸気制御弁を開いて多量の空気を吸入するように全
開吸気し、エンジン出力を向上するものである。
【0003】従って、この種のエンジンでは、エンジン
運転状態が低中負荷の領域からから切換ラインを越えて
高負荷の領域に変化する場合に、吸気制御弁が閉から開
に制御され、逆に高負荷の領域から切換ラインを越えて
低中負荷の領域に変化する場合に、吸気制御弁が開から
閉に制御される。ここで多気筒エンジンは、吸気制御弁
が気筒毎に複数個配置されるため、複数個の吸気制御弁
を開閉制御する必要がある。
【0004】複数個の吸気制御弁を開閉制御する方法と
して、一般的には1組のリンク機構で全てが機械的に同
時に開閉するように構成される。また個々の電気的なア
クチュエータにより独立して開閉する構成であっても、
全てが同時に開閉するように制御される。これら複数個
の吸気制御弁が同時に開閉制御する方式では、切換ライ
ンを越えた際に吸入空気量等が急激に増減変化するた
め、トルクショックを発生して運転性が悪化する。また
混合気の空燃比も大きく変動し、一時的に理論空燃比か
ら外れて排気ガスも悪化するおそれがある。このため複
数個の吸気制御弁を開閉制御する場合は、トルクショッ
クや排気ガスの悪化を生じないように考慮することが要
求される。
【0005】従来、上記スワール制御弁等の吸気制御弁
の開閉制御に関しては、例えば特開平6−101484
号公報の先行技術があり、機関負荷と機関回転数で予め
設定される開閉制御マップに基づいて、スワール制御弁
を全閉、中間開度及び全開の開度に制御することが示さ
れている。また特開昭64−19119号公報の先行技
術では、加速時にスロットル弁が急激に開いても、スワ
ール制御弁は第2の優先制御手段により負圧アクチュエ
ータを介して緩やかに開き、このときダブルスロットル
効果により吸入空気量を絞って、加速ショックを緩和す
ることが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術の前者にあっては、スワール制御弁を全閉と全開の中
間開度に制御することで、吸入空気量の変動が少しは少
なくなるが、充分とは言えない。後者にあっては、スロ
ットル弁が開いている状態でスワール制御弁が緩やかに
閉から開に変化するので、このとき吸入空気に乱れ等を
生じて好ましくない。またスロットル弁が閉じる場合
は、ショック緩和の効果が無い等の問題がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑み、複数個の
吸気制御弁を開閉制御する際のトルクショックや排気ガ
スの悪化を効果的に防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係るエンジンの吸気制御装置
は、図1に示すように、エンジン本体1の吸気系に設け
られ、電気信号により独立して作動し、所定のエンジン
運転領域のモードでは閉じてスワール流やタンブル流を
発生し、切換ラインを越えた領域のモードでは開いて全
開吸気する吸気制御弁30A,30B,…と、吸気制御
弁30A,30B,…の下流に燃料噴射するインジェク
タ32A,32B,…とが各気筒毎に配置されるエンジ
ンにおいて、エンジン運転状態により切換ラインを越え
て一方から他方のモードに切換わる切換モードを判定す
るモード判定手段E1と、切換モードの場合に各気筒に
設けられた吸気制御弁30A,30B,…を所定の時間
差で順次開いたり、または順次閉じるように制御する開
閉制御手段E2とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2に係るエンジンの吸気制御装置
は、図1に示すように、エンジン本体1の吸気系に設け
られ、電気信号により独立して作動し、所定のエンジン
運転領域のモードでは閉じてスワール流やタンブル流を
発生し、切換ラインを越えた領域のモードでは開いて全
開吸気する吸気制御弁30A,30B,…と、吸気制御
弁30A,30B,…の下流に燃料噴射するインジェク
タ32A,32B,…とが各気筒毎に配置されるエンジ
ンにおいて、エンジン運転状態により切換ラインを越え
て一方から他方のモードに切換わる切換モードを判定す
るモード判定手段E1と、切換モードの場合に各気筒に
設けられた吸気制御弁30A,30B,…を所定の時間
差で順次開いたり、または順次閉じるように制御する開
閉制御手段E2と、吸気制御弁30A,30B,…の開
閉状態に応じて燃料噴射量の気筒別補正量を設定する補
正手段E3と、各気筒毎のインジェクタ32A,32
B,…からの燃料噴射量を気筒別補正量に基づいて補正
制御する燃料制御手段E4とを備えることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】従って、本発明の請求項1にあっては、エンジ
ン運転状態に応じ複数個の吸気制御弁30A,30B,
…が開閉することで各気筒の吸気の流れ状態が変化し、
このとき各気筒にはインジェクタ32A,32B,…に
より適正に燃料噴射される。そして例えば低中負荷領域
のスワールモードでは複数個の吸気制御弁30A,30
B,…が全て閉じるように制御されて、各気筒では吸気
流によりシリンダ内にスワール流を発生し、このため燃
料と空気の混合が促進して燃焼が改善される。また切換
ラインを越えた例えば高負荷領域の全開吸気モードでは
複数個の吸気制御弁30A,30B,…が全て開くよう
に制御され、このため各気筒では全開吸気してエンジン
出力を向上する。
【0011】一方、例えばスワールモードから切換ライ
ンを越えて全開吸気モードに切換わる場合には、モード
判定手段E1で切換モードが判定され、このとき開閉制
御手段E2で複数個の吸気制御弁30A,30B,…が
1個づつ所定の時間差で順次開くように制御される。そ
こでエンジン全体では、吸入空気量、エンジントルクが
小さい変動幅で徐々に増して、滑らかに全開吸気モード
に移行する。また逆に全開吸気モードからスワールモー
ドに切換わる切換モードでは、複数個の吸気制御弁30
A,30B,…が所定の時間差で順次閉じるように制御
され、吸入空気量、エンジントルクが小さい変動幅で徐
々に減じて、滑らかにスワールモードに移行する。そこ
でいずれのモード切換時にも、トルクショックが少なく
る。
【0012】請求項2にあっては、例えばスワールモー
ドから切換ラインを越えて全開吸気モードに切換わる切
換モードの場合に、開閉制御手段E2で複数個の吸気制
御弁30A,30B,…が1個づつ所定の時間差で順次
開くように制御される。また同時に補正手段E3により
気筒別に吸気制御弁30A,30B,…の開閉状態に応
じて燃料噴射量の気筒別補正量が設定され、燃料制御手
段E4で気筒毎のインジェクタ32A,32B,…から
の燃料噴射量が、気筒別補正量に基づいて吸気制御弁3
0A,30B,…の開く気筒を増量するように補正され
る。
【0013】逆に全開吸気モードからスワールモードに
切換わる切換モードで、複数個の吸気制御弁30A,3
0B,…が1個づつ所定の時間差で順次閉じるように制
御されると、この場合は吸気制御弁30A,30B,…
の閉じる気筒を減量するように補正される。そこで吸気
制御弁30A,30B,…が順次開いたり、または閉じ
る気筒では、適正な空燃比で良好に燃焼する。更にエン
ジン全体の空燃比の変動幅が小さくなって、フィードバ
ック制御により排気ガスの浄化が良好に確保される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、4気筒の2吸気弁式エンジンでス
ワール制御する場合の全体の構成について説明する。符
号1はエンジン本体であり、第1気筒の燃焼室2に2個
の吸気弁6を有する吸気ポート7a,7b、2個の排気
弁11を有する排気ポート12a,12bが設けられ
る。この場合に2個の吸気ポート7a,7bは中心から
外れて燃焼室2の接線方向に配置され、スワールモード
のときにはいずれか一方の吸気ポート7aまたは7bか
ら吸気することでシリンダ内の円周方向に旋回するスワ
ール流を発生することができ、スワールモードでないと
きには両方の吸気ポート7aと7bから一度に多量の吸
気を行うことが可能になっている。第2〜第4の気筒の
燃焼室3〜5も同様に、2個の吸気弁6を有する吸気ポ
ート8a,8b、9a,9b、10a,10bが、スワ
ール流を発生することが可能に設けられている。
【0015】吸気系において、エアクリーナ15がスロ
ットル弁16を介してサージタンク17に連通され、サ
ージタンク17からの吸気通路18が二叉状に分岐した
2本の吸気管19a,19bを介して第1気筒の2個の
吸気ポート7a,7bに連通される。第2〜第4の気筒
の場合も同様に、サージタンク17からの吸気通路18
が二叉状に分岐した2本の吸気管20a,20b、21
a,21b、22a,22bにより各吸気ポート側に連
通される。排気系においては、第1〜第4の気筒の排気
ポート12a,12bがそれぞれ1本に集合した排気管
23に連通され、これら排気管23が更に1本の排気通
路24に集合して触媒25、マフラー26に連通され
る。
【0016】スワール発生手段として、第1〜第4の気
筒の一方の吸気管19b〜22bにバタフライ式の4個
のスワール制御弁30A〜30Dがそれぞれ設けられ
る。これらスワール制御弁30A〜30Dはそれぞれ電
気式アクチュエータ31A〜31Dを備えて、制御ユニ
ット40からの開閉信号により独立して開閉するように
なっている。また第1〜第4の気筒において、常に開状
態で連通する他方の吸気管19a〜22aに燃料噴射す
るインジェクタ32A〜32Dが配設される。この場合
に各気筒のインジェクタ32A〜32Dは制御ユニット
40からの噴射信号で各別に噴射制御し、スワール制御
弁30A〜30Dが各別に開閉して気筒毎に吸入空気量
が変化する場合に、気筒毎の燃料噴射量を補正すること
が可能になっている。
【0017】電子制御系として、エンジン回転数N等を
検出するクランク角センサ34、吸入空気量Qを検出す
るエアフローメータ35、気筒判別するカム角センサ3
6、スロットル開度θを検出するスロットル開度センサ
37、排気ガス中の酸素濃度により空燃比の状態を検出
するO2 センサ38等を有する。これらセンサ信号は制
御ユニット40に入力して処理され、開閉信号をアクチ
ュエータ31A〜31Dに出力し、噴射信号をインジェ
クタ32A〜32Dに出力する。
【0018】図3において、制御ユニット40の機能ブ
ロック図について説明する。スワール制御弁開閉制御系
41について説明すると、エンジン回転数Nと吸入空気
量Qが入力する運転状態検出手段42を有し、両者によ
りエンジン負荷に対応した基本噴射量Tp(Q/N)を
算出し、この基本噴射量Tpとエンジン回転数Nにより
運転状態を判断する。運転状態の信号はモード判定手段
43に入力し、図4の制御マップを参照してスワールモ
ード、全開吸気モード、切換モードを判断する。制御マ
ップは、予め切換ラインLによりエンジン回転数Nの広
い範囲の低中負荷領域がスワールモードに、切換ライン
Lを越えた高負荷領域が全開吸気モードに設定されてい
る。そこで低中負荷領域ではスワールモードを判断し、
高負荷領域では全開吸気モードを判断する。一方、切換
ラインLを越えてスワールモードと全開吸気モードの一
方から他方へモード変換する場合は、切換モードを判断
し、このモード信号が開閉制御手段44に入力する。
【0019】開閉制御手段44は、スワールモードでは
駆動手段46により全てのアクチュエータ31A〜31
Dに閉信号を出力してスワール制御弁30A〜30Dを
閉じ、全開吸気モードでは逆に全てのアクチュエータ3
1A〜31Dに開信号を出力してスワール制御弁30A
〜30Dを開く。
【0020】また切換モードではカウンタ47による所
定の時間差で、例えば以下の表1に示すように開閉制御
する。即ち、スワールモードから全開吸気モードへの切
換時には、先ず、予め定めてある吸気制御弁開閉順序に
したがい、制御パターンBに示すように第1気筒のアク
チュエータ31Aに開信号を出力する。次に所定時間経
過後に第2気筒のアクチュエータ31Bにも開信号を出
力し、同様に所定時間経過後に第3気筒のアクチュエー
タ31Cにも開信号を出力する。更に、所定時間経過後
に第4気筒のアクチュエータ31Dにも開信号を出力し
て、4個のスワール制御弁30A〜30Dを1個づつ所
定の時間差で順次開くように制御する。全開吸気モード
からスワールモードへの切換時には、上述と逆の順序で
4個のスワール制御弁30A〜30Dを1個づつ所定の
時間差で順次閉じるように制御する。
【0021】切換モードの開閉制御信号は気筒別補正係
数設定手段48にも入力して、燃料噴射制御する場合の
気筒別補正係数Ksylを設定する。この気筒別補正係
数Ksylは、予め実験により気筒毎の吸入空気量Qの
状態を検出して、以下の表1に示すように気筒毎に異な
る値で設定される。即ち、全ての気筒のスワール制御弁
30A〜30Dが閉じる制御パターンAの場合に、補正
係数KA1〜KA4が1.0に設定される。そして第1
気筒のスワール制御弁30Aが開く制御パターンBの場
合は、第1気筒の補正係数KB1のみが1.0より大き
くて、これ以外が1.0または1.0より小さく設定さ
れる。次に、制御パターンBに続き第2気筒のスワール
制御弁30Aが開く制御パターンCの場合は、第1と第
2の気筒の補正係数KC1、KC2が1.0より大きく
てそれ以外が1.0または1.0より小さく設定され、
制御パターンCに続いて第3気筒のスワール制御弁30
Cが開く制御パターンDの場合は、第1〜第3の気筒の
補正係数KD1、KD2、KD3が1.0より大きくて
KD4が1.0または1.0より小さく設定される。更
に、制御パターンDに続いて第4気筒のスワール制御弁
30Dが開く制御パターンEの場合は、第1〜第4の気
筒の補正係数KE1、KE2、KE3、KE4が再び
1.0に設定される。そしてスワールモードから全開吸
気モードへの切換時では、気筒別補正係数Ksylを制
御パターンのA→B→C→D→Eの順序で定め、全開吸
気モードからスワールモードへの切換時では、気筒別補
正係数Ksylを制御パターンのE→D→C→B→Aの
順序で定めて、スワール制御弁30A〜30Dの開閉状
態に応じて気筒別に補正制御する。
【0022】
【表1】
【0023】燃料噴射制御系50について説明すると、
クランク角センサ34とカム角センサ36からの信号が
気筒判別手段45に入力し、燃料噴射を行う気筒を判別
して、その出力信号は噴射制御手段54に入力される。
また、O2 センサ38の信号がフィードバック係数設定
手段51に入力して空燃比の状態を検出し、リッチまた
はリーン状態にに応じたフィードバック係数LAMBD
Aを設定する。スロットル開度センサ37の信号が補正
係数設定手段52に入力して、加速、減速等の補正係数
COEFを設定する。これら係数LAMBDA,COE
F、基本噴射量Tp及び気筒別補正係数Ksylは燃料
噴射量演算手段53に入力して、燃料噴射量Tiを以下
のように演算する。Ti=Tp×Ksyl×COEF×
LAMBDAそして燃料噴射量Tiの噴射信号と気筒判
別信号が噴射制御手段54に入力する。
【0024】噴射制御手段54は、4つのインジェクタ
32A〜32Dに噴射信号を出力するが、気筒判別信号
により気筒毎に噴射信号を各別に出力する。そして切換
モードでは、気筒別補正係数Ksylに基づく燃料噴射
量Tiの噴射信号で、気筒毎に噴射量を補正するように
構成される。
【0025】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、エンジン運転時にスロットル弁16の開度に
応じた空気がエアクリーナ15からサージタンク17に
流入する。また常に開状態で連通する他方の吸気管19
a〜22aに設けられたインジェクタ32A〜32Dか
ら燃料が噴射され、これら空気と燃料とが吸気行程で吸
気弁6が開く際にエンジン本体1の第1〜第4の気筒に
各別に供給される。そして空気と燃料との混合気が爆発
行程で燃焼し、この燃焼ガスが排気行程で排気弁11が
開く際に排気ポート12a,12b、排気管23を介し
て排気通路24に排出される。
【0026】このエンジン運転時に、制御ユニット40
の運転状態検出手段42で吸入空気量Qとエンジン回転
数Nに基づいて運転状態が判断され、モード判定手段4
3でモード判定される。そこで図4の制御マップの切換
ラインLより低い低中負荷領域でスワールモードを判定
すると、開閉制御手段44により全ての気筒のアクチュ
エータ31A〜31Dに閉信号が出力する。このため4
個のスワール制御弁30A〜30Dがいずれも閉じて、
一方の吸気管19b〜22bを遮断する。そこで第1〜
第4の気筒では、他方の吸気管19a〜22aと連通す
る吸気ポート7a〜10aのみから吸気され、この吸気
流によりシリンダ内の円周方向に旋回するスワール流を
発生する。そしてスワール流により空気と燃料の混合が
促進し、良好に燃焼して運転性、燃費等が向上する。
【0027】またスワールモードでは、気筒別補正係数
Ksylが1.0である。このため制御ユニット40の
燃料噴射量演算手段53では吸入空気量Qとエンジン回
転数Nによる基本噴射量Tp、O2 センサ38からの空
燃比信号によるフィードバック係数LAMBDA、スロ
ットル開度等による補正係数COEFで、第1〜第4の
気筒の燃料噴射量Tiが等しく演算される。そこで全て
の気筒の混合気、燃焼状態が、従来と同様に運転状態に
応じて等しく行われる。また混合気の空燃比が適正にフ
ィードバック制御されるため、触媒25により排気ガス
中の有害成分を効果的に除去するように排気ガスが浄化
される。
【0028】また図4の制御マップの切換ラインLより
高い高負荷領域で全開吸気モードを判定すると、逆に全
ての気筒のアクチュエータ31A〜31Dに開信号が出
力する。このため4個のスワール制御弁30A〜30D
がいずれも開いて、一方の吸気管19b〜22bが開状
態となる。そこで第1〜第4の気筒では、2本の吸気管
19a〜22a、19b〜22bに連通する吸気ポート
7a〜10a、7b〜10bで多量に吸気され、吸入空
気量に応じた量の燃料が空気利用率の高い状態で良好に
燃焼して、エンジン出力等を向上する。この全開吸気モ
ードの場合も、気筒別補正係数Ksylが1.0である
ため、上述と同様に基本噴射量Tp、フィードバック係
数LAMBDA、補正係数COEFで、第1〜第4の気
筒の燃料噴射量Tiが等しく演算される。そこで全ての
気筒の混合気、燃焼状態が運転状態に応じて等しくな
り、且つ良好に排気ガスが浄化される。
【0029】上記スワールモードから切換ラインLを越
えて全開吸気モードに移行する場合は、スワールモード
から全開吸気モードへの切換モードが判定される。この
切換モードの制御を、図5のフローチャートと図6のタ
イムチャートを用いて説明する。先ず、フローチャート
のステップS1でカウンタをクリアし、ステップS2で
第1気筒のスワール制御弁30Aのみを開き、同時に気
筒別補正係数Ksylとして制御パターンBを定める。
そこで図6に示すように切換ラインLを越えて切換モー
ド判定した時点t1で、第1気筒がスワール制御弁30
Aの開弁でスワール流を消失して全開吸気される。また
全開吸気により吸入空気量Qが増大するのに対応して制
御パターンBの補正係数KB1で、インジェクタ32A
の燃料噴射量Tiが増量補正され、このため第1気筒で
は適正空燃比で良好に燃焼する。これによりエンジン全
体では、吸入空気量Q、エンジントルクTeが小さい変
動幅で増し、空燃比も変動幅が小さく抑えられフィード
バック制御で理論空燃比付近に追従することが可能とな
る。
【0030】その後ステップS3でカウント値Cを設定
値C1(例えば0.5sec)と比較し、C<C1の場
合は、ステップS4でカウント値Cを設定値C2(例え
ば1.0seC)と比較し、C<C2の場合は、更にス
テップS5でカウント値Cを設定値C3(例えば1.5
seC)と比較する。そしてC<C3の場合は、ステッ
プS6に進んでカウント値Cを50ms毎に加算し、ス
テップS7でカウント値Cを再び設定値C3と比較し
て、C<C3の場合はステップS3からステップS7の
ルーチンを繰返す。
【0031】そこで時点t2でカウント値Cが設定値C
1に達してC=C1になると、ステップS3からステッ
プS8に進んで第2気筒のスワール制御弁30Bも開
き、同時に気筒別補正係数Ksylとして制御パターン
Cを定める。そこで第2気筒でも同様に全開吸気され、
制御パターンCの補正係数KC1,KC2でインジェク
タ32A,32Bの燃料噴射量Tiが増量補正され、良
好に燃焼する。これによりエンジン全体では、吸入空気
量Q、エンジントルクTe等が小さい変動幅で更に増
す。
【0032】時点t3でC=C2になると、ステップS
4からステップS9に進んで第3気筒のスワール制御弁
30Cも開き、同時に気筒別補正係数Ksylとして制
御パターンDを定める。そこで第3気筒でも同様に全開
吸気され、制御パターンDの補正係数KD1〜KD3で
インジェクタ32A〜32Cの燃料噴射量Tiが増量補
正され、良好に燃焼する。これによりエンジン全体で
は、吸入空気量Q、エンジントルクTe等が同様に増
す。時点t4でC=C3になると、ステップS5からス
テップS10に進んで第4気筒のスワール制御弁30D
も開き、こうして第1〜第4の気筒の全てで全開吸気さ
れる。この場合は気筒別補正係数Ksylとして制御パ
ターンEにより全気筒で等しく燃料噴射され、エンジン
全体で吸入空気量Q、エンジントルクTe等が同様に増
して全開吸気モードにスムースに移行する。
【0033】こうしてスワールモードから全開吸気モー
ドへの切換時には、4気筒の各気筒に設けられたスワー
ル制御弁30A〜30Dを1個づつ所定の時間差で順次
開くように制御されることで、吸入空気量Q、エンジン
トルクTeが徐々に増大する。このため緩やかな加速状
態でスワールモードから全開吸気モードに移行する場合
にもトルクショックが少なくなる。また気筒毎に燃料が
増量補正されることで、空燃比が触媒のウインド幅内に
収まり、このため空燃比がフィードバック制御で適正に
追従して排気ガスの浄化が良好に確保される。
【0034】全開吸気モードからスワールモードへの切
換時には、4気筒の各気筒に設けられたスワール制御弁
30A〜30Dを上述と逆の順序で1個づつ所定の時間
差で順次閉じるように制御し、同時に気筒毎に燃料を減
量補正する。これによりエンジン全体の吸入空気量Q、
エンジントルクTe等が徐々に減じてスムースにスワー
ルモードに移行し、緩やかな減速状態でのトルクショッ
クが同様に少なくなり、排気ガスが良好に確保される。
【0035】図7と図8において、本発明の他の実施例
として、タンブル制御する場合の全体の構成について説
明する。この実施例では、4気筒の全ての吸気通路18
にタンブル制御弁60A〜60Dが、電気式アクチュエ
ータ31A〜31Dを備えて独立して作動するように設
けられ、タンブル制御弁60A〜60Dの下流に上下隔
壁61が設置され、更にインジェクタ32A〜32Dが
常に2本の吸気ポート7a〜10a,7b〜10bに燃
料噴射するように配置される。タンブル制御弁60A〜
60Dは、低中負荷領域で隔壁61の下方を閉じるよう
に作動して、吸気ポート部の曲率の大きい方を流れる吸
気流を生成し、この吸気流によりシリンダ内の軸方向に
旋回するタンブル流を発生する。また高負荷領域では隔
壁61の下方も開いて全開吸気するようになっている。
これ以外は図1と全く同一の構成であり、同一部分には
同一の符号を付して説明を省略する。
【0036】この実施例によると、低中負荷領域のタン
ブルモードと高負荷領域の全開吸気モードの一方から他
方への切換モードにおいて、上述と同様に4気筒の各気
筒に設けられたタンブル制御弁60A〜60Dを1個づ
つ開閉するように制御し、同時に気筒毎に燃料噴射量T
iを補正する。これによりスムースにモードが切換わっ
て、トルクショックが少なくなり、排気ガスの浄化が良
好に確保される。
【0037】以上、本発明の実施例について説明した
が、スワール制御弁やタンブル制御弁の吸気制御弁を有
してスワール流やタンブル流を発生するものであれば、
いずれの構成のエンジンにも適応できる。気筒数の多い
エンジンの場合は、複数のグループに分けてグループ毎
に制御することもできる。水平対向式エンジンやV型エ
ンジンのように左右バンクに分離したエンジンでは、バ
ンク毎に制御することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の請求項
1に係るエンジンの吸気制御装置では、複数個の吸気制
御弁を開閉してスワール流やタンブル流を発生し、また
は全開吸気する方式のエンジンにおいて、エンジン運転
状態により切換ラインを越えて一方から他方のモードに
切換わる切換モードを判定するモード判定手段と、切換
モードの場合に複数個の吸気制御弁を所定の時間差で順
次開いたり、または閉じるように制御する開閉制御手段
とを備える構成であるから、モード切換時に吸入空気
量、エンジントルクが小さい変動幅で増減して、トルク
ショックを効果的に軽減でき、運転性が向上する。
【0039】請求項2に係るエンジンの吸気制御装置で
は、複数個の吸気制御弁が開閉してスワール流やタンブ
ル流を発生したり、全開吸気する方式のエンジンにおい
て、エンジン運転状態により切換ラインを越えて一方か
ら他方のモードに切換わる切換モードを判定するモード
判定手段と、切換モードの場合に複数個の吸気制御弁を
所定の時間差で順次開いたり、または閉じるように制御
する開閉制御手段と、吸気制御弁の開閉状態に応じて燃
料噴射量の気筒別補正量を設定する補正手段と、気筒毎
のインジェクタからの燃料噴射量を気筒別補正量に基づ
いて補正制御する燃料制御手段とを備える構成であるか
ら、モード切換時に順次開閉する気筒を適正空燃比で良
好に燃焼することができる。またモード切換時に空燃比
が順次補正されてその変動幅が小さくなるので、フィー
ドバック制御により理論空燃比付近に保つことができ
て、排気ガスの浄化を良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの吸気制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例としてスワール制御する4気筒
の2吸気弁式エンジンの全体の構成を示す説明図であ
る。
【図3】スワール制御弁開閉制御系と燃料噴射制御系の
機能ブロック図である。
【図4】切換ラインによるスワールモードと全開吸気モ
ードの領域を示す制御マップの図である。
【図5】切換モードのスワールモードから全開吸気モー
ドへの切換時の制御を示すフローチャートである。
【図6】同切換時の作動状態を示すタイムチャートであ
る。
【図7】本発明の他の実施例としてタンブル制御する4
気筒の2吸気弁式エンジンの全体の構成を示す説明図で
ある。
【図8】同実施例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 30A〜30D スワール制御弁(吸気制御弁) 32A〜32D インジェクタ E1 モード判定手段 E2 開閉制御手段 E3 補正手段 E4 燃料制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 69/00 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体の吸気系に設けられ、電気
    信号により独立して作動し、所定のエンジン運転領域の
    モードでは閉じてスワール流やタンブル流を発生し、切
    換ラインを越えた領域のモードでは開いて全開吸気する
    吸気制御弁と、吸気制御弁の下流に燃料噴射するインジ
    ェクタとが各気筒毎に配置されるエンジンにおいて、 エンジン運転状態により切換ラインを越えて一方から他
    方のモードに切換わる切換モードを判定するモード判定
    手段と、切換モードの場合に各気筒に設けられた吸気制
    御弁を所定の時間差で順次開いたり、または順次閉じる
    ように制御する開閉制御手段とを備えることを特徴とす
    るエンジンの吸気制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジン本体の吸気系に設けられ、電気
    信号により独立して作動し、所定のエンジン運転領域の
    モードでは閉じてスワール流やタンブル流を発生し、切
    換ラインを越えた領域のモードでは開いて全開吸気する
    吸気制御弁と、吸気制御弁の下流に燃料噴射するインジ
    ェクタとが各気筒毎に配置されるエンジンにおいて、 エンジン運転状態により切換ラインを越えて一方から他
    方のモードに切換わる切換モードを判定するモード判定
    手段と、切換モードの場合に各気筒に設けられた吸気制
    御弁を所定の時間差で順次開いたり、または順次閉じる
    ように制御する開閉制御手段と、吸気制御弁の開閉状態
    に応じて燃料噴射量の気筒別補正量を設定する補正手段
    と、各気筒毎のインジェクタからの燃料噴射量を気筒別
    補正量に基づいて補正制御する燃料制御手段とを備える
    ことを特徴とするエンジンの吸気制御装置。
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