JPH08121501A - 変速機 - Google Patents
変速機Info
- Publication number
- JPH08121501A JPH08121501A JP25824794A JP25824794A JPH08121501A JP H08121501 A JPH08121501 A JP H08121501A JP 25824794 A JP25824794 A JP 25824794A JP 25824794 A JP25824794 A JP 25824794A JP H08121501 A JPH08121501 A JP H08121501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- hydraulic
- circuit
- transmission
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な潤滑回路構造で、回転軸から離れた回
転部材の潤滑をエネルギーロス、撹拌ロスを防止して行
える変速機を提供する。 【構成】 入力軸11と、駆動力を伝達しない解放状態
と増速して伝達する増速状態とに切換え可能な変速機構
21を介して入力軸11に連結された出力軸43と、締
結によって変速機構21を増速状態にし、締結解除によ
って解放状態とする油圧クラッチ23と、油圧アクチュ
エータ25と、油圧クラッチ23が締結されたとき両軸
11,43間の相対回転を許容するワンウェイクラッチ
27と、アクチュエータ25に作動用油圧回路63を介
して油圧を供給するトロコイドポンプ51と、アクチュ
エータ25へ油圧の供給、遮断を行うソレノイドバルブ
57とを備え、バルブ57からクラッチ23へ油を導く
クラッチ潤滑回路65を設け、バルブ57はクラッチ2
3の締結解除時に油圧回路63を潤滑回路65に連通す
ることを特徴とする。
転部材の潤滑をエネルギーロス、撹拌ロスを防止して行
える変速機を提供する。 【構成】 入力軸11と、駆動力を伝達しない解放状態
と増速して伝達する増速状態とに切換え可能な変速機構
21を介して入力軸11に連結された出力軸43と、締
結によって変速機構21を増速状態にし、締結解除によ
って解放状態とする油圧クラッチ23と、油圧アクチュ
エータ25と、油圧クラッチ23が締結されたとき両軸
11,43間の相対回転を許容するワンウェイクラッチ
27と、アクチュエータ25に作動用油圧回路63を介
して油圧を供給するトロコイドポンプ51と、アクチュ
エータ25へ油圧の供給、遮断を行うソレノイドバルブ
57とを備え、バルブ57からクラッチ23へ油を導く
クラッチ潤滑回路65を設け、バルブ57はクラッチ2
3の締結解除時に油圧回路63を潤滑回路65に連通す
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の補機駆動装置な
どに用いられる変速機に関し、特にその潤滑機構に関す
る。
どに用いられる変速機に関し、特にその潤滑機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】変速機において、中心部の回転軸から径
方向に離れた外周寄り部位に配置された回転部材を潤滑
する構造としては、従来、回転軸心部に設けられた潤滑
回路を通り内周側から他の部材を経て外周寄りの回転部
材を潤滑する構造が一般的である。この場合、外周寄り
の回転部材の潤滑が不足しがちになるのを防止するため
潤滑油量を多量に設定すると供給エネルギーの浪費と共
に回転部材における撹拌損失が大きくなる。
方向に離れた外周寄り部位に配置された回転部材を潤滑
する構造としては、従来、回転軸心部に設けられた潤滑
回路を通り内周側から他の部材を経て外周寄りの回転部
材を潤滑する構造が一般的である。この場合、外周寄り
の回転部材の潤滑が不足しがちになるのを防止するため
潤滑油量を多量に設定すると供給エネルギーの浪費と共
に回転部材における撹拌損失が大きくなる。
【0003】そこで、改良従来例として、例えば特開平
5−33851号公報に開示された遊星歯車機構の最外
側に配置されたブレーキ板を有する自動変速機でその潤
滑機構を改良したものがある。
5−33851号公報に開示された遊星歯車機構の最外
側に配置されたブレーキ板を有する自動変速機でその潤
滑機構を改良したものがある。
【0004】この改良従来例は、2つの独立した潤滑回
路を設け、一つの回路は回転軸から離れた最外周に配置
されたブレーキ板や、クラッチ等の摩擦要素系が必要と
する油量を供給する回路であって、ブレーキ板にはその
外周側から供給し、他の一つの回路は遊星歯車組系を潤
滑する回路であって、遊星歯車組が必要とする油量を供
給するという構成である。こうして、潤滑油量をそれぞ
れ最適油量に制御することにより、潤滑油量過多による
エネルギーの浪費や撹拌損失の増加を防止すると共に、
潤滑油量過少によるブレーキ板の耐久性低下を防止して
いる。
路を設け、一つの回路は回転軸から離れた最外周に配置
されたブレーキ板や、クラッチ等の摩擦要素系が必要と
する油量を供給する回路であって、ブレーキ板にはその
外周側から供給し、他の一つの回路は遊星歯車組系を潤
滑する回路であって、遊星歯車組が必要とする油量を供
給するという構成である。こうして、潤滑油量をそれぞ
れ最適油量に制御することにより、潤滑油量過多による
エネルギーの浪費や撹拌損失の増加を防止すると共に、
潤滑油量過少によるブレーキ板の耐久性低下を防止して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この改良従
来例では、摩擦要素系の潤滑回路と遊星歯車組系の潤滑
回路とを独立して設け、それぞれの油量を設定する構造
であるため、油量を設定する図示しないコントロールバ
ルブおよび独立して設ける潤滑回路が複雑になり、潤滑
機構が高価になる問題がある。
来例では、摩擦要素系の潤滑回路と遊星歯車組系の潤滑
回路とを独立して設け、それぞれの油量を設定する構造
であるため、油量を設定する図示しないコントロールバ
ルブおよび独立して設ける潤滑回路が複雑になり、潤滑
機構が高価になる問題がある。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、簡単な潤滑回路構造で、回転軸から
離れた回転部材の潤滑をエネルギーロス、撹拌ロスを防
止して行える変速機の提供を目的とする。
されたものであり、簡単な潤滑回路構造で、回転軸から
離れた回転部材の潤滑をエネルギーロス、撹拌ロスを防
止して行える変速機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、ケースに支持されエンジ
ンの駆動力が入力される入力軸と、該入力軸に駆動力を
伝達しない解放状態と増速して伝達する増速状態とに切
換え可能な変速機構を介して連結された出力軸と、前記
変速機構と前記ケースとの間に配置され締結によって前
記変速機構を前記増速状態にすると共に締結解除によっ
て前記解放状態とする油圧クラッチと、該油圧クラッチ
を締結および締結解除する油圧アクチュエータと、前記
入力軸と出力軸との間に配置され前記油圧クラッチが締
結されたとき両軸間の相対回転を許容するワンウェイク
ラッチと、前記油圧アクチュエータに作動用油圧回路を
介して油圧を供給するオイルポンプと、前記オイルポン
プから油圧アクチュエータへ油圧を供給するか否かの切
換えを行う切換弁とを備え、該切換弁から前記油圧クラ
ッチへ油を導くクラッチ潤滑回路を設け、前記切換弁は
前記油圧クラッチの締結解除時に該油圧クラッチの作動
用油圧回路を該クラッチ潤滑回路に連通することを特徴
とする。
に、請求項1に記載の発明は、ケースに支持されエンジ
ンの駆動力が入力される入力軸と、該入力軸に駆動力を
伝達しない解放状態と増速して伝達する増速状態とに切
換え可能な変速機構を介して連結された出力軸と、前記
変速機構と前記ケースとの間に配置され締結によって前
記変速機構を前記増速状態にすると共に締結解除によっ
て前記解放状態とする油圧クラッチと、該油圧クラッチ
を締結および締結解除する油圧アクチュエータと、前記
入力軸と出力軸との間に配置され前記油圧クラッチが締
結されたとき両軸間の相対回転を許容するワンウェイク
ラッチと、前記油圧アクチュエータに作動用油圧回路を
介して油圧を供給するオイルポンプと、前記オイルポン
プから油圧アクチュエータへ油圧を供給するか否かの切
換えを行う切換弁とを備え、該切換弁から前記油圧クラ
ッチへ油を導くクラッチ潤滑回路を設け、前記切換弁は
前記油圧クラッチの締結解除時に該油圧クラッチの作動
用油圧回路を該クラッチ潤滑回路に連通することを特徴
とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
変速機であって、前記油圧クラッチの作動油圧を調整す
る調圧弁と、該調圧弁から前記変速機構へ油を導く変速
機潤滑回路とを設け、前記調圧弁は開弁時に前記作動用
油圧回路を前記変速機潤滑回路に連通することを特徴と
する。
変速機であって、前記油圧クラッチの作動油圧を調整す
る調圧弁と、該調圧弁から前記変速機構へ油を導く変速
機潤滑回路とを設け、前記調圧弁は開弁時に前記作動用
油圧回路を前記変速機潤滑回路に連通することを特徴と
する。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、オイルポンプか
ら油圧アクチュエータに油圧が供給されるように切換弁
が切換えられると、油圧クラッチが締結され変速機構は
増速状態になりエンジンの駆動力は増速されて出力軸か
ら出力される。このとき入、出力軸間に配置されたワン
ウェイクラッチは出力軸の増速回転を許容する。また、
油圧アクチュエータへの油圧の供給が断たれると、油圧
クラッチは締結解除され変速機構は解放状態となる。こ
のときワンウェイクラッチはロックされるので出力軸は
入力軸と等速回転する。こうして切換弁の切換えにより
変速機は2段に変速される。
ら油圧アクチュエータに油圧が供給されるように切換弁
が切換えられると、油圧クラッチが締結され変速機構は
増速状態になりエンジンの駆動力は増速されて出力軸か
ら出力される。このとき入、出力軸間に配置されたワン
ウェイクラッチは出力軸の増速回転を許容する。また、
油圧アクチュエータへの油圧の供給が断たれると、油圧
クラッチは締結解除され変速機構は解放状態となる。こ
のときワンウェイクラッチはロックされるので出力軸は
入力軸と等速回転する。こうして切換弁の切換えにより
変速機は2段に変速される。
【0010】そして、油圧クラッチが締結解除された低
速度段のとき、切換弁はクラッチの作動用油圧回路をク
ラッチ潤滑回路に連通するので油が作動用油圧回路から
クラッチ潤滑回路に導かれ、油圧クラッチの締結解除に
より潤滑が必要となった油圧クラッチ部を潤滑する。こ
うして、潤滑オイルの供給エネルギーのロスおよび撹拌
ロスを防ぐことができる。
速度段のとき、切換弁はクラッチの作動用油圧回路をク
ラッチ潤滑回路に連通するので油が作動用油圧回路から
クラッチ潤滑回路に導かれ、油圧クラッチの締結解除に
より潤滑が必要となった油圧クラッチ部を潤滑する。こ
うして、潤滑オイルの供給エネルギーのロスおよび撹拌
ロスを防ぐことができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加え、油圧クラッチの作動油圧が所定
圧を越えて調圧弁が開くとクラッチの作動用油圧回路が
変速機潤滑回路に連通するので、油が変速機潤滑回路に
導かれ、変速機構を潤滑する。こうして、変速機構専用
の独立した潤滑回路を設けることなく変速機構が潤滑さ
れる。
載の発明の作用に加え、油圧クラッチの作動油圧が所定
圧を越えて調圧弁が開くとクラッチの作動用油圧回路が
変速機潤滑回路に連通するので、油が変速機潤滑回路に
導かれ、変速機構を潤滑する。こうして、変速機構専用
の独立した潤滑回路を設けることなく変速機構が潤滑さ
れる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4により説明す
る。
る。
【0013】図1,2は本実施例の補機駆動用2段変速
機の断面を示し、両図共上半部は変速用クラッチが締結
された状態(高速度段)を示し、下半部は同クラッチが
締結解除された状態(低速度段)を示す。図3はポンプ
部における油圧回路を示し、図4は油圧回路図の略図で
ある。
機の断面を示し、両図共上半部は変速用クラッチが締結
された状態(高速度段)を示し、下半部は同クラッチが
締結解除された状態(低速度段)を示す。図3はポンプ
部における油圧回路を示し、図4は油圧回路図の略図で
ある。
【0014】この2段変速機1は、図1に示すように入
力部3と変速部5と潤滑系7と出力部9とに大別され、
これらは図の右から左へ略この順に配置されている。
力部3と変速部5と潤滑系7と出力部9とに大別され、
これらは図の右から左へ略この順に配置されている。
【0015】入力部3は、入力軸11とこれに固定され
た入力ギヤ13などからなる。入力軸11はケース15
にベアリング17a,17bを介して回転自在に支持さ
れ、その右端部に入力ギヤ13がスプライン連結されナ
ット19締めされている。エンジンの駆動力は、クラン
クシャフト側のギヤ14(図2参照)を介してこの入力
ギヤ13に入力され、変速部5で変速されて出力部9へ
伝達される。
た入力ギヤ13などからなる。入力軸11はケース15
にベアリング17a,17bを介して回転自在に支持さ
れ、その右端部に入力ギヤ13がスプライン連結されナ
ット19締めされている。エンジンの駆動力は、クラン
クシャフト側のギヤ14(図2参照)を介してこの入力
ギヤ13に入力され、変速部5で変速されて出力部9へ
伝達される。
【0016】変速部5は、プラネタリギヤ式変速機構2
1と多板の油圧クラッチ23と油圧アクチュエータ25
とワンウェイクラッチ27などからなる。
1と多板の油圧クラッチ23と油圧アクチュエータ25
とワンウェイクラッチ27などからなる。
【0017】プラネタリギヤ式変速機構21への入力
は、入力軸11の左端に溶接により一体化されたピニオ
ンキャリヤ31に入力される。ピニオンキャリヤ31は
複数のピニオンギヤ33を回転自在に支持している。イ
ンターナルギヤ35はハブ37の内周に固定され、ピニ
オンギヤ33と噛合っている。ハブ37はベアリング3
9を介して入力軸11上に回転自在に支持されている。
サンギヤ41は出力軸43に形成され、ピニオンギヤ3
3と噛合っている。出力軸43はその右端部と中央部が
それぞれベアリング43a,43bを介して入力軸11
とケース15に回転自在に支持されている。そして、サ
ンギヤ41から出力部9へ出力される。
は、入力軸11の左端に溶接により一体化されたピニオ
ンキャリヤ31に入力される。ピニオンキャリヤ31は
複数のピニオンギヤ33を回転自在に支持している。イ
ンターナルギヤ35はハブ37の内周に固定され、ピニ
オンギヤ33と噛合っている。ハブ37はベアリング3
9を介して入力軸11上に回転自在に支持されている。
サンギヤ41は出力軸43に形成され、ピニオンギヤ3
3と噛合っている。出力軸43はその右端部と中央部が
それぞれベアリング43a,43bを介して入力軸11
とケース15に回転自在に支持されている。そして、サ
ンギヤ41から出力部9へ出力される。
【0018】また、ワンウェイクラッチ27が出力軸4
3の右端部にて出力軸43と入力軸11間に配置され、
油圧多板クラッチ23が締結されたとき両軸43,11
間の相対回転を許容するするように配設されている。
3の右端部にて出力軸43と入力軸11間に配置され、
油圧多板クラッチ23が締結されたとき両軸43,11
間の相対回転を許容するするように配設されている。
【0019】油圧クラッチ23は回転軸から離れたハブ
37外周とケース15内周との間、すなわち変速機構2
1の外周側に配設されている。クラッチ23の左にはケ
ース15内周にシリンダ15aが形成され、ピストン4
5とシール45a,45bと共に油圧アクチュエータ2
5を構成している。ピストン45とケース15との間に
皿ばね49が配設され、皿ばね49はクラッチ23の締
結解除方向にピストン45を付勢している。
37外周とケース15内周との間、すなわち変速機構2
1の外周側に配設されている。クラッチ23の左にはケ
ース15内周にシリンダ15aが形成され、ピストン4
5とシール45a,45bと共に油圧アクチュエータ2
5を構成している。ピストン45とケース15との間に
皿ばね49が配設され、皿ばね49はクラッチ23の締
結解除方向にピストン45を付勢している。
【0020】さらに、図1〜図4に示すように、ケース
15の左端側には潤滑系7を構成するトロコイドポンプ
(オイルポンプ)51、リリーフバルブ(調圧弁)5
3、ソレノイドバルブ(切換弁)57、クラッチの作動
用油圧回路63などが設けられている。
15の左端側には潤滑系7を構成するトロコイドポンプ
(オイルポンプ)51、リリーフバルブ(調圧弁)5
3、ソレノイドバルブ(切換弁)57、クラッチの作動
用油圧回路63などが設けられている。
【0021】ポンプ51はクラッチ23締結用とクラッ
チ23および変速機構21などの潤滑用ポンプであり、
出力軸43により駆動される。ポンプ51は、図2に示
すケース15底部のオイル溜り15bから吸込路15
c、吸込口51aを介してオイルを吸込み、吐出口51
bから吐出す。吐出口51bに続く作動用油圧回路63
にはオリフィス55とリリーフバルブ53とが設けら
れ、油圧回路63は所定圧力に保たれる。そして、その
下流側にソレノイドバルブ57、油圧アクチュエータ2
5が配設されている。油路は、作動用油圧回路63と、
クラッチ23を外周側から潤滑するクラッチ潤滑回路6
5と、入、出力部3,9および変速部5を潤滑する変速
機潤滑回路67とに大別され、クラッチ潤滑回路65と
変速機潤滑回路67とは独立した回路ではなく連通して
いる。また、オイル溜り15bの油面15dはクラッチ
23外周よりも下方にある。なお、変速機1はシール1
6a,16bにより油封されている。
チ23および変速機構21などの潤滑用ポンプであり、
出力軸43により駆動される。ポンプ51は、図2に示
すケース15底部のオイル溜り15bから吸込路15
c、吸込口51aを介してオイルを吸込み、吐出口51
bから吐出す。吐出口51bに続く作動用油圧回路63
にはオリフィス55とリリーフバルブ53とが設けら
れ、油圧回路63は所定圧力に保たれる。そして、その
下流側にソレノイドバルブ57、油圧アクチュエータ2
5が配設されている。油路は、作動用油圧回路63と、
クラッチ23を外周側から潤滑するクラッチ潤滑回路6
5と、入、出力部3,9および変速部5を潤滑する変速
機潤滑回路67とに大別され、クラッチ潤滑回路65と
変速機潤滑回路67とは独立した回路ではなく連通して
いる。また、オイル溜り15bの油面15dはクラッチ
23外周よりも下方にある。なお、変速機1はシール1
6a,16bにより油封されている。
【0022】出力部9は、出力軸43とこれの左端にス
プライン連結されボルト71締めされた連結板73、プ
ーリ75等からなる。変速機1の出力はこのプーリ75
からVベルト75a,75bを介して補機側のプーリ
(図示省略)へ伝達される。こうして2段変速機1が構
成されている。
プライン連結されボルト71締めされた連結板73、プ
ーリ75等からなる。変速機1の出力はこのプーリ75
からVベルト75a,75bを介して補機側のプーリ
(図示省略)へ伝達される。こうして2段変速機1が構
成されている。
【0023】つぎに作用を説明する。
【0024】調圧されたオイルはクラッチの作動用油圧
回路63の油路63aを経てソレノイドバルブ57へ導
かれる。油圧回路63が設定圧を越えるとリリーフバル
ブ53のチェックボール53aが下方へ押し下げられて
油圧回路63は油路67aに連通し、オイルがリリーフ
する。リリーフオイルの一方は油路67fを経て吸込口
51aに戻り、他方は油路67bを経て変速機潤滑回路
67すなわち油路67c,67d,67eへ導かれる。
回路63の油路63aを経てソレノイドバルブ57へ導
かれる。油圧回路63が設定圧を越えるとリリーフバル
ブ53のチェックボール53aが下方へ押し下げられて
油圧回路63は油路67aに連通し、オイルがリリーフ
する。リリーフオイルの一方は油路67fを経て吸込口
51aに戻り、他方は油路67bを経て変速機潤滑回路
67すなわち油路67c,67d,67eへ導かれる。
【0025】そして、ソレノイドバルブ57がオフのと
きは(図1の下半部)、クラッチの作動用油圧回路63
はバルブ57により遮断され、この遮断時にバルブ57
の穴57aが開となる。油圧回路63が遮断されると、
クラッチ23のピストン45は皿ばね49の付勢力によ
り戻されクラッチ23が締結解除される。これによりイ
ンターナルギヤ35の回転がフリーになるので、ピニオ
ンキャリヤ31(入力軸11)の駆動力はロック状態の
ワンウェイクラッチ27を介して出力軸43に伝達さ
れ、出力軸43は入力軸11と一体に回転する。この状
態が2段変速機1の低速度段である。
きは(図1の下半部)、クラッチの作動用油圧回路63
はバルブ57により遮断され、この遮断時にバルブ57
の穴57aが開となる。油圧回路63が遮断されると、
クラッチ23のピストン45は皿ばね49の付勢力によ
り戻されクラッチ23が締結解除される。これによりイ
ンターナルギヤ35の回転がフリーになるので、ピニオ
ンキャリヤ31(入力軸11)の駆動力はロック状態の
ワンウェイクラッチ27を介して出力軸43に伝達さ
れ、出力軸43は入力軸11と一体に回転する。この状
態が2段変速機1の低速度段である。
【0026】こうして、この低速度段ではクラッチ23
は締結解除され、クラッチ23部は相対回転しているの
で潤滑が必要である。また、入、出力軸11,43は一
体的に回転しているので、ベアリング17a,17b,
43b等は潤滑が必要である。一方、変速機構21のピ
ニオンキャリヤ31と各ギヤ33,43,35は一体的
に回転しているからギヤ噛合い部の潤滑は不要である。
は締結解除され、クラッチ23部は相対回転しているの
で潤滑が必要である。また、入、出力軸11,43は一
体的に回転しているので、ベアリング17a,17b,
43b等は潤滑が必要である。一方、変速機構21のピ
ニオンキャリヤ31と各ギヤ33,43,35は一体的
に回転しているからギヤ噛合い部の潤滑は不要である。
【0027】この運転状態に対して、上述のようにソレ
ノイドバルブ57の穴57aが開となるので、油圧回路
63のオイルはこの穴57aから3つに分れ、一つはク
ラッチ潤滑回路65に供給されクラッチ23を外周側か
ら潤滑する。他の一つは油路67eを経てベアリング4
3bを潤滑し、さらにもう一つは変速機潤滑回路67
(油路67c,67d)へ導かれ入、出力軸11,43
の支持部(ベアリング17a,17b,43b)、変速
機構21等を潤滑する。このように、クラッチ潤滑回路
65と変速機潤滑回路67とは連通し、それぞれの油量
は油路の抵抗により定まる。
ノイドバルブ57の穴57aが開となるので、油圧回路
63のオイルはこの穴57aから3つに分れ、一つはク
ラッチ潤滑回路65に供給されクラッチ23を外周側か
ら潤滑する。他の一つは油路67eを経てベアリング4
3bを潤滑し、さらにもう一つは変速機潤滑回路67
(油路67c,67d)へ導かれ入、出力軸11,43
の支持部(ベアリング17a,17b,43b)、変速
機構21等を潤滑する。このように、クラッチ潤滑回路
65と変速機潤滑回路67とは連通し、それぞれの油量
は油路の抵抗により定まる。
【0028】一方、ソレノイドバルブ57がオンのとき
は(図1の上半部)、バルブ57の穴57aは閉に切換
えられ、ポンプ51から吐出されたオイルはオリフィス
55、クラッチの作動用油圧回路63の油路63aを経
てソレノイドバルブ57へ達し、油圧アクチュエータ2
5へ導かれる。この油圧を受けてピストン45が皿ばね
49の付勢力に抗してクラッチ23を押圧し締結する。
クラッチ23の締結により変速機構21のインターナル
ギヤ35が静止部材であるケース15に固定されるの
で、駆動力はピニオンキャリヤ31からピニオンギヤ3
3を介してサンギヤ41(出力軸43)に伝達され、出
力軸43はピニオンキャリヤ31(入力軸11)と同方
向に増速され回転する。この状態が2段変速機1の高速
度段である。このとき、ワンウェイクラッチ27はフリ
ーとなり、出力軸43の増速回転を妨げない。
は(図1の上半部)、バルブ57の穴57aは閉に切換
えられ、ポンプ51から吐出されたオイルはオリフィス
55、クラッチの作動用油圧回路63の油路63aを経
てソレノイドバルブ57へ達し、油圧アクチュエータ2
5へ導かれる。この油圧を受けてピストン45が皿ばね
49の付勢力に抗してクラッチ23を押圧し締結する。
クラッチ23の締結により変速機構21のインターナル
ギヤ35が静止部材であるケース15に固定されるの
で、駆動力はピニオンキャリヤ31からピニオンギヤ3
3を介してサンギヤ41(出力軸43)に伝達され、出
力軸43はピニオンキャリヤ31(入力軸11)と同方
向に増速され回転する。この状態が2段変速機1の高速
度段である。このとき、ワンウェイクラッチ27はフリ
ーとなり、出力軸43の増速回転を妨げない。
【0029】この高速度段ではクラッチ23は締結さ
れ、クラッチ23とインターナルギヤ35はケース15
に固定されているので潤滑は不要である。変速機構21
のピニオンキャリヤ31、ピニオンギヤ33、サンギヤ
43は回転しているので潤滑が必要である。勿論、入、
出力軸11,43は回転しているので、両軸の支持部等
は上述のソレノイドバルブ57がオフのときと同様に潤
滑が必要である。
れ、クラッチ23とインターナルギヤ35はケース15
に固定されているので潤滑は不要である。変速機構21
のピニオンキャリヤ31、ピニオンギヤ33、サンギヤ
43は回転しているので潤滑が必要である。勿論、入、
出力軸11,43は回転しているので、両軸の支持部等
は上述のソレノイドバルブ57がオフのときと同様に潤
滑が必要である。
【0030】この運転状態に対して、ソレノイドバルブ
57の穴57aが閉に切換わるため潤滑不要のクラッチ
潤滑回路65にはオイルは供給されない。また、潤滑が
必要であるが、この穴57aからは変速機潤滑回路67
にオイルは供給されない。しかし、このとき油圧回路6
3では設定圧力を越えたオイルがリリーフバルブ53の
チェックボール53aを押し下げてリリーフし、リリー
フオイルが前述のように変速機潤滑回路67とポンプ5
1の吸込口51aとに導かれる。そして、変速機潤滑回
路67のリリーフオイルが、上述のソレノイドバルブ5
7オフ時と同じ油路を経て、すなわち一つは油路67e
を経て回転しているピニオンギヤ33、ベアリング43
bを潤滑し、他の一つは油路67c,67dを経て入、
出力軸11,43の支持部(ベアリング17a,17
b,39,43a,43b)、変速機構21、ワンウェ
イクラッチ27等を潤滑する。なお、ソレノイドバルブ
57のオン、オフ切換えは変速機1の自動または手動の
変速操作に連動して行われる。
57の穴57aが閉に切換わるため潤滑不要のクラッチ
潤滑回路65にはオイルは供給されない。また、潤滑が
必要であるが、この穴57aからは変速機潤滑回路67
にオイルは供給されない。しかし、このとき油圧回路6
3では設定圧力を越えたオイルがリリーフバルブ53の
チェックボール53aを押し下げてリリーフし、リリー
フオイルが前述のように変速機潤滑回路67とポンプ5
1の吸込口51aとに導かれる。そして、変速機潤滑回
路67のリリーフオイルが、上述のソレノイドバルブ5
7オフ時と同じ油路を経て、すなわち一つは油路67e
を経て回転しているピニオンギヤ33、ベアリング43
bを潤滑し、他の一つは油路67c,67dを経て入、
出力軸11,43の支持部(ベアリング17a,17
b,39,43a,43b)、変速機構21、ワンウェ
イクラッチ27等を潤滑する。なお、ソレノイドバルブ
57のオン、オフ切換えは変速機1の自動または手動の
変速操作に連動して行われる。
【0031】こうして、本実施例によれば、クラッチ潤
滑回路65と変速機潤滑回路67を独立に設けることを
せずに、油圧回路63から両回路65,67へ同時に供
給できる簡単な回路構造とし、クラッチ潤滑回路65へ
は、クラッチ23の潤滑が必要になるクラッチの締結解
除時にのみ油圧回路63からオイルを供給するので、潤
滑オイルの供給エネルギーのロスが少なく撹拌ロスもな
い。従って、その分ポンプ51を小型化することがで
き、オイル溜り15bの油面15dはクラッチ23外周
よりも下方に設定できるからオイル溜り15bの撹拌ロ
スもない。
滑回路65と変速機潤滑回路67を独立に設けることを
せずに、油圧回路63から両回路65,67へ同時に供
給できる簡単な回路構造とし、クラッチ潤滑回路65へ
は、クラッチ23の潤滑が必要になるクラッチの締結解
除時にのみ油圧回路63からオイルを供給するので、潤
滑オイルの供給エネルギーのロスが少なく撹拌ロスもな
い。従って、その分ポンプ51を小型化することがで
き、オイル溜り15bの油面15dはクラッチ23外周
よりも下方に設定できるからオイル溜り15bの撹拌ロ
スもない。
【0032】また、変速機潤滑回路67へは、クラッチ
23の締結解除時には油圧回路63からオイルを供給
し、クラッチ23締結時には油圧回路63のリリーフオ
イルを供給するので、前記従来例と異なり、変速機構2
1専用の独立した潤滑回路を設けることなく変速機構が
潤滑される。
23の締結解除時には油圧回路63からオイルを供給
し、クラッチ23締結時には油圧回路63のリリーフオ
イルを供給するので、前記従来例と異なり、変速機構2
1専用の独立した潤滑回路を設けることなく変速機構が
潤滑される。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、切換弁の連通作用により、油圧
クラッチが締結解除されて該部の潤滑が必要になったと
きに油が作動用油圧回路からクラッチ潤滑回路に導かれ
クラッチ部が潤滑されるので、潤滑オイルの供給エネル
ギーのロスおよび撹拌ロスを防ぐことができる。
1記載の発明によれば、切換弁の連通作用により、油圧
クラッチが締結解除されて該部の潤滑が必要になったと
きに油が作動用油圧回路からクラッチ潤滑回路に導かれ
クラッチ部が潤滑されるので、潤滑オイルの供給エネル
ギーのロスおよび撹拌ロスを防ぐことができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、調圧弁の連通作用により、調圧
弁が開いたとき油がクラッチの作動用油圧回路から変速
機潤滑回路に導かれるので、変速機構専用の独立した潤
滑回路を設けることなく変速機構が潤滑される。
載の発明の効果に加え、調圧弁の連通作用により、調圧
弁が開いたとき油がクラッチの作動用油圧回路から変速
機潤滑回路に導かれるので、変速機構専用の独立した潤
滑回路を設けることなく変速機構が潤滑される。
【図1】一実施例の2段変速機の断面図である。
【図2】図1と位相の異なる変速機断面を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】一実施例のポンプ近傍の複数断面を重ね合せて
示した油圧回路の説明図である。
示した油圧回路の説明図である。
【図4】一実施例の油圧回路の略図である。
11 入力軸 15 ケース 21 変速機構 23 油圧クラッチ 25 油圧アクチュエータ 27 ワンウェイクラッチ 43 出力軸 51 トロコイドポンプ(オイルポンプ) 53 リリーフバルブ(調圧弁) 57 ソレノイドバルブ(切換弁) 63 作動用油圧回路 65 クラッチ潤滑回路 67 変速機潤滑回路
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースに支持されエンジンの駆動力が入
力される入力軸と、該入力軸に駆動力を伝達しない解放
状態と増速して伝達する増速状態とに切換え可能な変速
機構を介して連結された出力軸と、前記変速機構と前記
ケースとの間に配置され締結によって前記変速機構を前
記増速状態にすると共に締結解除によって前記解放状態
とする油圧クラッチと、該油圧クラッチを締結および締
結解除する油圧アクチュエータと、前記入力軸と出力軸
との間に配置され前記油圧クラッチが締結されたとき両
軸間の相対回転を許容するワンウェイクラッチと、前記
油圧アクチュエータに作動用油圧回路を介して油圧を供
給するオイルポンプと、前記オイルポンプから油圧アク
チュエータへ油圧を供給するか否かの切換えを行う切換
弁とを備え、該切換弁から前記油圧クラッチへ油を導く
クラッチ潤滑回路を設け、前記切換弁は前記油圧クラッ
チの締結解除時に該油圧クラッチの作動用油圧回路を該
クラッチ潤滑回路に連通することを特徴とする変速機。 - 【請求項2】 請求項1記載の変速機であって、 前記油圧クラッチの作動油圧を調整する調圧弁と、前記
調圧弁から前記変速機構へ油を導く変速機潤滑回路とを
設け、前記調圧弁は開弁時に前記作動用油圧回路を前記
変速機潤滑回路に連通することを特徴とする変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25824794A JPH08121501A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25824794A JPH08121501A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08121501A true JPH08121501A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17317578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25824794A Pending JPH08121501A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08121501A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014528561A (ja) * | 2011-10-17 | 2014-10-27 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag | 冷却油流及び/又は潤滑油流の制御装置 |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25824794A patent/JPH08121501A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014528561A (ja) * | 2011-10-17 | 2014-10-27 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag | 冷却油流及び/又は潤滑油流の制御装置 |
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