JPH0812182B2 - 濃縮装置 - Google Patents
濃縮装置Info
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- JPH0812182B2 JPH0812182B2 JP59251379A JP25137984A JPH0812182B2 JP H0812182 B2 JPH0812182 B2 JP H0812182B2 JP 59251379 A JP59251379 A JP 59251379A JP 25137984 A JP25137984 A JP 25137984A JP H0812182 B2 JPH0812182 B2 JP H0812182B2
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- liquid
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- supplying
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
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- G01N1/40—Concentrating samples
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/18—Water
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は溶液中の微量成分を濃縮する濃縮装置に係
り、特に、溶液中の非イオン物質をイオン化して濃縮す
ることに好適な濃縮装置に関する。
り、特に、溶液中の非イオン物質をイオン化して濃縮す
ることに好適な濃縮装置に関する。
溶液中の微量成分の定量分析法として、従来、原子吸
光法、吸光光度法、電気化学法などが実用化されてい
る。そして、これらの各分析法を応用して、溶液中の微
量成分の自動定量分析をフローインジェクシヨン分析法
や液体クロマトグラフ分析法で行っている。
光法、吸光光度法、電気化学法などが実用化されてい
る。そして、これらの各分析法を応用して、溶液中の微
量成分の自動定量分析をフローインジェクシヨン分析法
や液体クロマトグラフ分析法で行っている。
このフローインジェクシヨン分法や液体クロマトグラ
フ分析法における微量成分の検出限界は、ppbのレベル
である。したがって、この検出限界よりも低い濃度の成
分を分析する場合には、予め目的微量成分の濃縮が必要
となる。この濃縮法の1つに、特開昭59−87559号公報
で開示されているように、目的微量成分を液体クロマト
グラフで定量分析を行う前に試料溶液をイオン交換樹脂
が充填されている濃縮カラムに通して微量目的成分の濃
縮を行うこととしている。
フ分析法における微量成分の検出限界は、ppbのレベル
である。したがって、この検出限界よりも低い濃度の成
分を分析する場合には、予め目的微量成分の濃縮が必要
となる。この濃縮法の1つに、特開昭59−87559号公報
で開示されているように、目的微量成分を液体クロマト
グラフで定量分析を行う前に試料溶液をイオン交換樹脂
が充填されている濃縮カラムに通して微量目的成分の濃
縮を行うこととしている。
しかし、上記従来の濃縮法は、試料溶液中の微量目的
成分がイオン状態で存在している場合には有効に用いる
ことができるが、微量目的成分が非イオン性のものには
そのまま用いることができないという問題点があった。
成分がイオン状態で存在している場合には有効に用いる
ことができるが、微量目的成分が非イオン性のものには
そのまま用いることができないという問題点があった。
そこで、錯体や有機化合物として水中に溶けている非
イオン性物質や、コロイドや懸濁物質として存在してい
る非イオン性物質をイオン化する方法として、工業用水
試験法(JIS kolol−1979)では、試料水を酸やアルカ
リと共存下で酸化剤と加熱したり、試料水を蒸発乾固し
て残留物450〜500℃に加熱して灰化した後、酸に溶解す
るか、またはアルカリ融解か酸融解を行って、非イオン
性物質をイオン化している。
イオン性物質や、コロイドや懸濁物質として存在してい
る非イオン性物質をイオン化する方法として、工業用水
試験法(JIS kolol−1979)では、試料水を酸やアルカ
リと共存下で酸化剤と加熱したり、試料水を蒸発乾固し
て残留物450〜500℃に加熱して灰化した後、酸に溶解す
るか、またはアルカリ融解か酸融解を行って、非イオン
性物質をイオン化している。
しかし、このイオン化法では、使用する試薬や分析装
置中に外部から不純物が混入するという問題が生ずる。
置中に外部から不純物が混入するという問題が生ずる。
本発明の目的は、非イオン性物質を化学的にイオン化
することにより、低濃度の非イオン性物質の高感度分析
を可能にし、非イオン性物質のイオン化から分析部への
導入までの操作の簡易化を計ることにある。
することにより、低濃度の非イオン性物質の高感度分析
を可能にし、非イオン性物質のイオン化から分析部への
導入までの操作の簡易化を計ることにある。
本発明は、非イオン性物質を含む試料液を供給する装
置と、化学的イオン化剤を含むイオン化反応用液を供給
する装置と、試料液が流通される反応管およびこの反応
管を非イオン性物質のイオン化反応に適した温度に加熱
するための加熱手段を有する反応部と、上記反応管の上
流に配置されており、試料液と上記イオン化反応用液と
を混合せしめる混合部と、上記反応管の下流に配置され
ており、上記反応管内でイオン化されたイオン化物質を
捕捉する濃縮用カラムと、上記濃縮用カラムにて濃縮さ
れた上記イオン化物質を脱着させる溶離液を供給する装
置と、上記濃縮用カラムの上流側に配置されており、上
記イオン化物質を含む液の供給流路と上記溶離液の供給
流路とを、上記濃縮用カラムに選択的に連通する切換弁
と、上記濃縮用カラムの下流に配置された分析部とを備
え、前記試料液を供給する装置、前記イオン化反応用液
を供給する装置、前記反応管、前記反応部、前記混合
部、前記濃縮用カラム、前記溶離液を供給する装置、及
び前記切換弁が配管で接続され、外部から汚染を防ぐた
めにクローズ化されて閉鎖流路とされていることを特徴
とする濃縮装置である。
置と、化学的イオン化剤を含むイオン化反応用液を供給
する装置と、試料液が流通される反応管およびこの反応
管を非イオン性物質のイオン化反応に適した温度に加熱
するための加熱手段を有する反応部と、上記反応管の上
流に配置されており、試料液と上記イオン化反応用液と
を混合せしめる混合部と、上記反応管の下流に配置され
ており、上記反応管内でイオン化されたイオン化物質を
捕捉する濃縮用カラムと、上記濃縮用カラムにて濃縮さ
れた上記イオン化物質を脱着させる溶離液を供給する装
置と、上記濃縮用カラムの上流側に配置されており、上
記イオン化物質を含む液の供給流路と上記溶離液の供給
流路とを、上記濃縮用カラムに選択的に連通する切換弁
と、上記濃縮用カラムの下流に配置された分析部とを備
え、前記試料液を供給する装置、前記イオン化反応用液
を供給する装置、前記反応管、前記反応部、前記混合
部、前記濃縮用カラム、前記溶離液を供給する装置、及
び前記切換弁が配管で接続され、外部から汚染を防ぐた
めにクローズ化されて閉鎖流路とされていることを特徴
とする濃縮装置である。
このように本発明の構成を用いることに、低濃度の非
イオン性物質の高感度分析を可能にし、非イオン性物質
のイオン化から分析部への導入までの操作の簡易化を計
ることができる。
イオン性物質の高感度分析を可能にし、非イオン性物質
のイオン化から分析部への導入までの操作の簡易化を計
ることができる。
また、試料液と反応用液を連続流れ系の中で混合すれ
ば、不純物を含むおそれの多い反応用液の量を少なくす
ることができる。また、アーレニウスの式によって示さ
れるように、反応速度は高温にすればより進行すること
に伴い、試料と反応用液の混合を高温下によって行え
ば、より反応用液の量を少なくすることができる。しか
し、試料溶液が水溶液の場合は1気圧で100℃以上にす
ると水が沸騰し、流れ系が乱れる虞れがあるので、これ
を防ぐために反応系を臨界圧以上に加圧する必要があ
る。
ば、不純物を含むおそれの多い反応用液の量を少なくす
ることができる。また、アーレニウスの式によって示さ
れるように、反応速度は高温にすればより進行すること
に伴い、試料と反応用液の混合を高温下によって行え
ば、より反応用液の量を少なくすることができる。しか
し、試料溶液が水溶液の場合は1気圧で100℃以上にす
ると水が沸騰し、流れ系が乱れる虞れがあるので、これ
を防ぐために反応系を臨界圧以上に加圧する必要があ
る。
さらに、反応用液を試料溶液に注入する前段に不純物
除去カラムを設けて、このカラムで反応用液中に含まれ
る不純物を除去することによって反応系に含まれる不純
物の量を少なくすることができる。
除去カラムを設けて、このカラムで反応用液中に含まれ
る不純物を除去することによって反応系に含まれる不純
物の量を少なくすることができる。
次に、本発明に係る濃縮装置の好ましい実施例を添付
図面に従って詳説する。
図面に従って詳説する。
第1図は水中に含まれる非イオン性物質をイオン化し
て濃縮する濃縮装置の一実施例を示す構成図である。
て濃縮する濃縮装置の一実施例を示す構成図である。
第1図において、試料水が貯溜される試料水貯溜槽A
は配管12に接続しており、この配管12は試料水送液ポン
プ1に接続している。
は配管12に接続しており、この配管12は試料水送液ポン
プ1に接続している。
一方、試料水中の非イオン性物質をイオン化する反応
用液を貯溜する反応用液貯溜槽Bには配管13が接続して
おり、この配管13は反応用液送液ポンプ2に接続してい
る。前記試料液送液ポンプ1には配管14が接続してお
り、反応用液送液ポンプ2には配管15が接続されてい
る。この配管14と配管15は、ミキサ3で接続され、この
ミキサ3は配管16に接続されている。この配管16は加熱
槽によって囲まれた反応管5に接続されており、この反
応管5は圧力調整弁6を途中に有する配管17に接続され
ている。この配管17は冷却器7に接続されており、冷却
器7は三方弁8に接続されている。この三方弁8には溶
離液を貯溜する貯溜槽Cに接続し、途中の溶離液送液ポ
ンプ11を有する配管18が接続されている。この三方弁8
は配管19を開して濃縮カラム9に接続しており、この濃
縮カラム9は配管19を介して三方弁10に接続されてい
る。この三方弁10には排液を系外に排出する配管20が接
続されており、また分析系に濃縮された微量成分を導入
するための配管21が分析系入口25に接続されている。
用液を貯溜する反応用液貯溜槽Bには配管13が接続して
おり、この配管13は反応用液送液ポンプ2に接続してい
る。前記試料液送液ポンプ1には配管14が接続してお
り、反応用液送液ポンプ2には配管15が接続されてい
る。この配管14と配管15は、ミキサ3で接続され、この
ミキサ3は配管16に接続されている。この配管16は加熱
槽によって囲まれた反応管5に接続されており、この反
応管5は圧力調整弁6を途中に有する配管17に接続され
ている。この配管17は冷却器7に接続されており、冷却
器7は三方弁8に接続されている。この三方弁8には溶
離液を貯溜する貯溜槽Cに接続し、途中の溶離液送液ポ
ンプ11を有する配管18が接続されている。この三方弁8
は配管19を開して濃縮カラム9に接続しており、この濃
縮カラム9は配管19を介して三方弁10に接続されてい
る。この三方弁10には排液を系外に排出する配管20が接
続されており、また分析系に濃縮された微量成分を導入
するための配管21が分析系入口25に接続されている。
上記試料水貯溜槽A、反応用液貯溜槽B、溶離液貯溜
槽Cに接続された配管12,13,18はそれぞれ各貯溜槽との
接続部において外部からの汚染を防ぐために密着される
構造となっている。また、各配管、ポンプ、弁、カラム
等も同様にクローズ化されている。
槽Cに接続された配管12,13,18はそれぞれ各貯溜槽との
接続部において外部からの汚染を防ぐために密着される
構造となっている。また、各配管、ポンプ、弁、カラム
等も同様にクローズ化されている。
次に本実施例の動作について説明する。
試料水送液ポンプ1と反応用液送液ポンプ2を駆動さ
せ、反応用液と試料液をミキサ3で混合した後反応管5
に導き、加熱槽4によって加熱を行い、非イオン性物質
をイオン化する。反応管5内の圧力は圧力調整弁6で水
の臨界圧以上に保ち、かつ反応管5内の温度を加熱槽4
により加熱されている反応管5を通過させる。反応管5
を通過した試料水は冷却器7により冷却された後、濃縮
カラム9に導入され、イオン化した目的成分をこの濃縮
カラム9で濃縮する。イオン化した目的成分が濃縮カラ
ム9で吸着された後、残りの試料水は三方弁10を通して
配管20から排液として系外に排出される。
せ、反応用液と試料液をミキサ3で混合した後反応管5
に導き、加熱槽4によって加熱を行い、非イオン性物質
をイオン化する。反応管5内の圧力は圧力調整弁6で水
の臨界圧以上に保ち、かつ反応管5内の温度を加熱槽4
により加熱されている反応管5を通過させる。反応管5
を通過した試料水は冷却器7により冷却された後、濃縮
カラム9に導入され、イオン化した目的成分をこの濃縮
カラム9で濃縮する。イオン化した目的成分が濃縮カラ
ム9で吸着された後、残りの試料水は三方弁10を通して
配管20から排液として系外に排出される。
次に試料水中の微量目的成分がカラム9によって吸着
濃縮された後、試料水送液ポンプ1および反応用液送液
ポンプ2を停止し、溶離液送液ポンプ11の駆動によって
三方弁8を介して濃縮カラムに導入させる。そして、溶
離液によって溶離された試料水中の目的成分は三方弁10
を介して分析系入口25に配管21によって供給される。
濃縮された後、試料水送液ポンプ1および反応用液送液
ポンプ2を停止し、溶離液送液ポンプ11の駆動によって
三方弁8を介して濃縮カラムに導入させる。そして、溶
離液によって溶離された試料水中の目的成分は三方弁10
を介して分析系入口25に配管21によって供給される。
上記反応用液にはベルオキソ2硫酸ナトリウム溶液を
使用し、反応管5の圧力は圧力調整装置6によって10kg
/cm2以上に保ち、反応温度を100℃以上にすれば、例え
ば鉄系の懸濁物質および芳香族炭化水素は分解しイオン
化することを実験的に確認した。反応管の大きさは、流
量5ml/minでは内径1mm、長さ10mmのものが好ましく用い
られる。濃縮カラム9にはイオン交換樹脂やキレート樹
脂を充填して用いられる。さらに反応管5は石英製のも
のを使用できるが、150℃以下であれば四フッ化エチレ
ン製のものも使用できる。
使用し、反応管5の圧力は圧力調整装置6によって10kg
/cm2以上に保ち、反応温度を100℃以上にすれば、例え
ば鉄系の懸濁物質および芳香族炭化水素は分解しイオン
化することを実験的に確認した。反応管の大きさは、流
量5ml/minでは内径1mm、長さ10mmのものが好ましく用い
られる。濃縮カラム9にはイオン交換樹脂やキレート樹
脂を充填して用いられる。さらに反応管5は石英製のも
のを使用できるが、150℃以下であれば四フッ化エチレ
ン製のものも使用できる。
次に本実施例に係る濃縮装置の他の実施例について説
明する。第2図は濃縮装置の他の実施例を示す構成図
で、第1図に示した実施例と異なる点は、反応用液をミ
キサ3に導く配管15の途中に反応用液中に含まれる不純
物を除去する不純物除去カラム22を設けた点である。こ
のように不純物除去カラム22を設けることによって試料
溶液中に反応液によって運ばれる虞れのある不純物を除
去することができる。
明する。第2図は濃縮装置の他の実施例を示す構成図
で、第1図に示した実施例と異なる点は、反応用液をミ
キサ3に導く配管15の途中に反応用液中に含まれる不純
物を除去する不純物除去カラム22を設けた点である。こ
のように不純物除去カラム22を設けることによって試料
溶液中に反応液によって運ばれる虞れのある不純物を除
去することができる。
上記不純物除去カラム22には、有機物を吸着するポー
ラスなポリマ樹脂、イオン交換樹脂、キレート樹脂が使
用できるが、イオン交換樹脂を使用する場合には、試薬
の濃度が高いと還流交換容量が低下する。
ラスなポリマ樹脂、イオン交換樹脂、キレート樹脂が使
用できるが、イオン交換樹脂を使用する場合には、試薬
の濃度が高いと還流交換容量が低下する。
上記反応管5の中には試料水中の非イオン成分の分解
反応、すなわちイオン化を促進するための触媒を混入す
ることもできる。この触媒としては、白金線などの反応
用液によって侵されない性質のものがよいが、コバルト
(II)イオンなどの触媒作用を示す成分を反応用液の中
に混入してもよい。この場合混入した成分を定量できな
いために、混入される触媒の量は予め一定量が計量され
た後添加される。このように触媒を加えることによっ
て、非イオン成分の分解反応が促進されるという効果を
有する。
反応、すなわちイオン化を促進するための触媒を混入す
ることもできる。この触媒としては、白金線などの反応
用液によって侵されない性質のものがよいが、コバルト
(II)イオンなどの触媒作用を示す成分を反応用液の中
に混入してもよい。この場合混入した成分を定量できな
いために、混入される触媒の量は予め一定量が計量され
た後添加される。このように触媒を加えることによっ
て、非イオン成分の分解反応が促進されるという効果を
有する。
また、反応管5を加熱する代りに、紫外線を照射して
非イオン性物質を分解することも可能である。この場合
圧力調整弁6、冷却器7および加熱槽4は省略すること
ができるが、反応管5は合成石英などの紫外線を吸収し
ないものにする必要がある。また、紫外線によって水中
の溶存酸素のラジカルを生成する条件を選ぶことによ
り、反応液貯溜槽Bを省略することもできる。このよう
に、紫外線を照射して非イオン性物質を分解する濃縮装
置によれば、反応系を高温、高圧にしなくてもよいため
に、装置の構成が簡単になるという効果を有する。ま
た、反応用液を混入しない場合には、反応用液からの不
純物の混入を無視できることになる。
非イオン性物質を分解することも可能である。この場合
圧力調整弁6、冷却器7および加熱槽4は省略すること
ができるが、反応管5は合成石英などの紫外線を吸収し
ないものにする必要がある。また、紫外線によって水中
の溶存酸素のラジカルを生成する条件を選ぶことによ
り、反応液貯溜槽Bを省略することもできる。このよう
に、紫外線を照射して非イオン性物質を分解する濃縮装
置によれば、反応系を高温、高圧にしなくてもよいため
に、装置の構成が簡単になるという効果を有する。ま
た、反応用液を混入しない場合には、反応用液からの不
純物の混入を無視できることになる。
第3図は第1図に示した濃縮装置の変形例となる他の
実施例を示す構成図である。三方弁8にはアルコルビン
酸貯溜槽103が連通され、アルコルビン酸添加用のポン
プ101がその途中に介設されている。そして三方弁8の
下流に酸中和装置102が設けられている。ここで、アル
コルビン酸103は、第2鉄イオンを第1鉄イオンに変換
して鉄の化学形態をすべて第1鉄イオンに揃えるために
添加するものである。また、酸中和装置102は、過剰に
添加した酸の一部を中和して、濃縮カラムに吸着されや
すいようにするためである。
実施例を示す構成図である。三方弁8にはアルコルビン
酸貯溜槽103が連通され、アルコルビン酸添加用のポン
プ101がその途中に介設されている。そして三方弁8の
下流に酸中和装置102が設けられている。ここで、アル
コルビン酸103は、第2鉄イオンを第1鉄イオンに変換
して鉄の化学形態をすべて第1鉄イオンに揃えるために
添加するものである。また、酸中和装置102は、過剰に
添加した酸の一部を中和して、濃縮カラムに吸着されや
すいようにするためである。
酸中和装置102で中和された試料が分析系26に流入す
る。本実施例では分析系26は液体クロマトグラフで、濃
縮カラム9−1,9−2、溶離液送液ポンプ11、流路切換
バルブ104、分離カラム105、吸光検出器106、反応用液
送液ポンプ107、溶離液C及び反応液Dから構成されて
いる。
る。本実施例では分析系26は液体クロマトグラフで、濃
縮カラム9−1,9−2、溶離液送液ポンプ11、流路切換
バルブ104、分離カラム105、吸光検出器106、反応用液
送液ポンプ107、溶離液C及び反応液Dから構成されて
いる。
イオン化された試料水は流路切換バルブ104−1、104
−2を介して濃縮カラム9−1に通水すると、目的成分
は濃縮される。次に流路切換バルブ104−1、104−2を
切り換えると、溶離液Cは溶離液送液ポンプ11で送ら
れ、流路切換バルブ104−1、104−2の破線から、分離
カラム105、吸光検出器106を通って排水される。反応用
液Dを反応用液送液ポンプ107で送り、分離カラムの下
流側で混合する。濃縮カラム9−1で濃縮された成分
は、溶離液Cによって追い出され、分離カラム105で各
成分が分離されて溶出するので、分離カラム105の下流
側で反応液と混合されて発色するので、このときの吸光
度を吸収検出器106で検出する。
−2を介して濃縮カラム9−1に通水すると、目的成分
は濃縮される。次に流路切換バルブ104−1、104−2を
切り換えると、溶離液Cは溶離液送液ポンプ11で送ら
れ、流路切換バルブ104−1、104−2の破線から、分離
カラム105、吸光検出器106を通って排水される。反応用
液Dを反応用液送液ポンプ107で送り、分離カラムの下
流側で混合する。濃縮カラム9−1で濃縮された成分
は、溶離液Cによって追い出され、分離カラム105で各
成分が分離されて溶出するので、分離カラム105の下流
側で反応液と混合されて発色するので、このときの吸光
度を吸収検出器106で検出する。
濃度カラム9−1を分析している間は、イオン化され
た成分を別の濃縮カラム9−2に通水して次の成分を濃
縮する。このように濃縮と分析を交互に行なうことによ
り、分析時間を短縮することができる。なお、分離カラ
ム105には強酸性陽イオン交換樹脂を充填し、溶離液に
は酒石酸ナトリウム溶液、反応用液にはPAR(ピリジル
アゾレゾルシノール)溶液が使用できる。
た成分を別の濃縮カラム9−2に通水して次の成分を濃
縮する。このように濃縮と分析を交互に行なうことによ
り、分析時間を短縮することができる。なお、分離カラ
ム105には強酸性陽イオン交換樹脂を充填し、溶離液に
は酒石酸ナトリウム溶液、反応用液にはPAR(ピリジル
アゾレゾルシノール)溶液が使用できる。
本発明によれば、試料液中に含まれる非イオン生物質
を、試料液を流通させながら化学的にイオン化し、イオ
ン化された物質を濃縮して分析用試料を得ることによ
り、低濃度の非イオン性物質の高感度分析を可能にし、
非イオン性物質のイオン化から分析部への導入までの操
作の簡易化を計ることができる。
を、試料液を流通させながら化学的にイオン化し、イオ
ン化された物質を濃縮して分析用試料を得ることによ
り、低濃度の非イオン性物質の高感度分析を可能にし、
非イオン性物質のイオン化から分析部への導入までの操
作の簡易化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る濃縮装置の一実施例を示す構成図
であり、第2図は第1図で示す濃縮装置の反応用液を供
給する配管の途中に反応用液中に含まれる不純物を除去
する除去カラムが設けられた実施例を示す構成図、第3
図は第1図の変形例となる他実施例の構成図である。 1…試料水送液ポンプ、2…反応用液送液ポンプ、3…
ミキサ、4…加熱槽、5…反応管、6…圧力調整弁、7
…冷却器、8…三方弁、9…濃縮カラム、A…試料水貯
溜槽、B…反応用液貯溜槽、C…溶離液貯溜槽、22…不
純物除去カラム。
であり、第2図は第1図で示す濃縮装置の反応用液を供
給する配管の途中に反応用液中に含まれる不純物を除去
する除去カラムが設けられた実施例を示す構成図、第3
図は第1図の変形例となる他実施例の構成図である。 1…試料水送液ポンプ、2…反応用液送液ポンプ、3…
ミキサ、4…加熱槽、5…反応管、6…圧力調整弁、7
…冷却器、8…三方弁、9…濃縮カラム、A…試料水貯
溜槽、B…反応用液貯溜槽、C…溶離液貯溜槽、22…不
純物除去カラム。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)非イオン性物質を含む試料液を供給
する装置と、 (b)化学的イオン化剤を含むイオン化反応用液を供給
する装置と、 (c)試料液が流通される反応管およびこの反応管を非
イオン性物質のイオン化反応に適した温度に加熱するた
めの加熱手段を有する反応部と、 (d)上記反応管の上流に配置されており、試料液と上
記イオン反応用液とを混合せしめる混合部と、 (e)上記反応管の下流に配置されており、上記反応管
内でイオン化されたイオン化物質を捕捉する濃縮用カラ
ムと、 (f)上記濃縮用カラムにて濃縮された上記イオン化物
質を脱着させる溶離液を供給する装置と、 (g)上記濃縮液カラムの上流側に配置されており、上
記イオン化物質を含む液の供給流路と上記溶離液の供給
流路とを、上記濃縮用カラムに選択的に連通する切換弁
と、 (h)上記濃縮用カラムの下流に配置された分析部とを
備え、 (i)前記試料液を供給する装置、前記イオン化反応用
液を供給する装置、前記反応管、前記反応部、前記混合
部、前記濃縮用カラム、前記溶離液を供給する装置、及
び前記切換弁が配管で接続され、外部から汚染を防ぐた
めにクローズ化されて閉鎖流路とされていることを特徴
とする濃縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59251379A JPH0812182B2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 濃縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59251379A JPH0812182B2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 濃縮装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129550A JPS61129550A (ja) | 1986-06-17 |
| JPH0812182B2 true JPH0812182B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=17221956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59251379A Expired - Lifetime JPH0812182B2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 濃縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812182B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100300060B1 (ko) * | 1998-12-19 | 2001-09-22 | 김영환 | 이소프로필알코올에함유된불순물분석방법 |
| JP5083879B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-11-28 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | イオンビーム発生装置 |
| CN103245533B (zh) * | 2013-05-02 | 2015-09-02 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种水中重金属在线分析仪的水样采集装置 |
| JP7058017B2 (ja) * | 2019-02-14 | 2022-04-21 | ビーエルテック株式会社 | 流れ分析方法、流れ分析装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338153A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-07 | Fuji Satsushi Kogyo Kk | Waste water treating apparatus and regenerating method of activated carbon |
| JPS581383B2 (ja) * | 1979-04-04 | 1983-01-11 | 工業技術院長 | 水中アンモニウムイオンの自動測定法 |
| JPS56135154A (en) * | 1980-03-26 | 1981-10-22 | Hitachi Ltd | Anion analysis method |
-
1984
- 1984-11-28 JP JP59251379A patent/JPH0812182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61129550A (ja) | 1986-06-17 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |