JPH08122373A - 絶縁抵抗測定装置 - Google Patents
絶縁抵抗測定装置Info
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- JPH08122373A JPH08122373A JP25659694A JP25659694A JPH08122373A JP H08122373 A JPH08122373 A JP H08122373A JP 25659694 A JP25659694 A JP 25659694A JP 25659694 A JP25659694 A JP 25659694A JP H08122373 A JPH08122373 A JP H08122373A
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Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁抵抗値の測定作業を自動化して、個人差
による測定値のばらつきおよび読み間違いなどにより生
じる測定ミスの問題を解消して、絶縁抵抗値を高い信頼
性で測定できるようにする。 【構成】 絶縁部の抵抗Riに測定用電圧を印加し、絶
縁部に流れる電流をAD変換し、一定時間に複数回求め
た電流値を平均化して平均電流値を求め、測定用電圧の
値を平均電流値で除算して絶縁部の絶縁抵抗値を求め
る。 【効果】 測定時に絶縁部に流れる電流の変動により、
指示値が変動するような場合であっても、絶縁抵抗値の
測定が自動化され、測定者の個人差による測定値のばら
つきや読み間違いが発生せず、信頼性の高い測定結果が
得られる。
による測定値のばらつきおよび読み間違いなどにより生
じる測定ミスの問題を解消して、絶縁抵抗値を高い信頼
性で測定できるようにする。 【構成】 絶縁部の抵抗Riに測定用電圧を印加し、絶
縁部に流れる電流をAD変換し、一定時間に複数回求め
た電流値を平均化して平均電流値を求め、測定用電圧の
値を平均電流値で除算して絶縁部の絶縁抵抗値を求め
る。 【効果】 測定時に絶縁部に流れる電流の変動により、
指示値が変動するような場合であっても、絶縁抵抗値の
測定が自動化され、測定者の個人差による測定値のばら
つきや読み間違いが発生せず、信頼性の高い測定結果が
得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気機器等の絶縁抵
抗を測定する絶縁抵抗測定装置に関する。
抗を測定する絶縁抵抗測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変圧器などの電気機器においては、その
電気機器の稼動時に漏電に起因する事故を未然に防止す
るために、製造工場側では製品の出荷検査時に、またユ
ーザ側においては定期点検時に、その電気機器の絶縁抵
抗を測定している。
電気機器の稼動時に漏電に起因する事故を未然に防止す
るために、製造工場側では製品の出荷検査時に、またユ
ーザ側においては定期点検時に、その電気機器の絶縁抵
抗を測定している。
【0003】例えば汎用の絶縁抵抗計を用いて被検査対
象である電気機器の規格に応じた電圧で絶縁抵抗を測定
し、その値によって良否判定を行っている。
象である電気機器の規格に応じた電圧で絶縁抵抗を測定
し、その値によって良否判定を行っている。
【0004】図7に従来の絶縁抵抗計の構成を示す。図
7において、高電圧発生器2は電池1を入力電源とし、
これを昇圧して高電圧を発生し、抵抗Rおよび計器3を
介して、プローブ5とクリップ4との間に接続される、
測定すべき絶縁部に対して高電圧を印加する。この高電
圧発生器2の発生する高電圧は一定であるため、絶縁部
の流れる電流は絶縁部の絶縁抵抗に反比例する。計器3
には、絶縁部に流れる電流に応じた絶縁抵抗値が予め目
盛られていて、測定者は計器3の指示から絶縁抵抗の値
を読み取る。
7において、高電圧発生器2は電池1を入力電源とし、
これを昇圧して高電圧を発生し、抵抗Rおよび計器3を
介して、プローブ5とクリップ4との間に接続される、
測定すべき絶縁部に対して高電圧を印加する。この高電
圧発生器2の発生する高電圧は一定であるため、絶縁部
の流れる電流は絶縁部の絶縁抵抗に反比例する。計器3
には、絶縁部に流れる電流に応じた絶縁抵抗値が予め目
盛られていて、測定者は計器3の指示から絶縁抵抗の値
を読み取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、絶縁抵抗計
内部の高電圧発生器は、直流入力電源電圧をコンバータ
トランスの1次側に入力するとともにスイッチングし、
そのコンバータトランスにより昇圧された2次電圧を整
流平滑することによって高電圧を得るものであるため、
絶縁抵抗計の電源スイッチを入れてから、上記平滑回路
を構成するコンデンサの充電電圧が上昇し、高電圧発生
器の発生する電圧が安定し、計器の指示値が安定するま
でに所定の時間がかかる。そのため従来より、測定者
は、絶縁抵抗計のスイッチを入れてから計器の指示が安
定するまで待って、その安定後の指示値を読み取るよう
にしていた。また測定対象の絶縁部の状態によっては絶
縁抵抗値が変動し、これに応じて計器の指示値が変動す
る場合があるため、測定者はその平均的な値を読み取っ
て、それを測定値としていた。このような事情から同一
の被測定対象であっても、測定者の癖などによって、測
定された絶縁抵抗値にばらつきが生じることがあり、ま
た指示値の読み間違いなどによる測定ミスが生じるおそ
れもあった。
内部の高電圧発生器は、直流入力電源電圧をコンバータ
トランスの1次側に入力するとともにスイッチングし、
そのコンバータトランスにより昇圧された2次電圧を整
流平滑することによって高電圧を得るものであるため、
絶縁抵抗計の電源スイッチを入れてから、上記平滑回路
を構成するコンデンサの充電電圧が上昇し、高電圧発生
器の発生する電圧が安定し、計器の指示値が安定するま
でに所定の時間がかかる。そのため従来より、測定者
は、絶縁抵抗計のスイッチを入れてから計器の指示が安
定するまで待って、その安定後の指示値を読み取るよう
にしていた。また測定対象の絶縁部の状態によっては絶
縁抵抗値が変動し、これに応じて計器の指示値が変動す
る場合があるため、測定者はその平均的な値を読み取っ
て、それを測定値としていた。このような事情から同一
の被測定対象であっても、測定者の癖などによって、測
定された絶縁抵抗値にばらつきが生じることがあり、ま
た指示値の読み間違いなどによる測定ミスが生じるおそ
れもあった。
【0006】この発明の目的は、絶縁抵抗値の測定作業
を自動化して、個人差による測定値のばらつきおよび読
み間違いなどにより生じる測定ミスの問題を解消して、
絶縁抵抗値を高い信頼性で測定できるようにした絶縁抵
抗測定装置を提供することにある。
を自動化して、個人差による測定値のばらつきおよび読
み間違いなどにより生じる測定ミスの問題を解消して、
絶縁抵抗値を高い信頼性で測定できるようにした絶縁抵
抗測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、測定時に
絶縁部に流れる電流の変動により、指示値が変動するよ
うな場合であっても、絶縁抵抗値の測定を自動化し、測
定者によるばらつきのない測定結果を得るために、請求
項1に記載したように、絶縁部に対して測定用電圧を印
加する測定用電圧印加手段と、その絶縁部に流れる電流
をAD変換して電流値を求める電流値抽出手段と、この
電流値抽出手段により一定時間に複数回求められた電流
値を平均化して平均電流値を求める平均電流値抽出手段
と、前記測定用電圧の値を前記平均電流値で除算して前
記絶縁部の絶縁抵抗値を求める手段と、求められた絶縁
抵抗値を表示する手段とを備える。
絶縁部に流れる電流の変動により、指示値が変動するよ
うな場合であっても、絶縁抵抗値の測定を自動化し、測
定者によるばらつきのない測定結果を得るために、請求
項1に記載したように、絶縁部に対して測定用電圧を印
加する測定用電圧印加手段と、その絶縁部に流れる電流
をAD変換して電流値を求める電流値抽出手段と、この
電流値抽出手段により一定時間に複数回求められた電流
値を平均化して平均電流値を求める平均電流値抽出手段
と、前記測定用電圧の値を前記平均電流値で除算して前
記絶縁部の絶縁抵抗値を求める手段と、求められた絶縁
抵抗値を表示する手段とを備える。
【0008】また、この発明では、絶縁部に対して測定
用電圧を印加した後、絶縁部に流れる電流が安定してい
る状態で絶縁抵抗の測定を行うために、請求項2に記載
したように、前記測定用電圧印加手段が前記絶縁部に電
圧印加を開始してから一定時間経過後の前記電流値抽出
手段の求めた電流値を前記平均電流値抽出手段が平均化
する。
用電圧を印加した後、絶縁部に流れる電流が安定してい
る状態で絶縁抵抗の測定を行うために、請求項2に記載
したように、前記測定用電圧印加手段が前記絶縁部に電
圧印加を開始してから一定時間経過後の前記電流値抽出
手段の求めた電流値を前記平均電流値抽出手段が平均化
する。
【0009】また、この発明では、誤っている可能性の
ある測定値を適度に棄却するために、請求項3に記載し
たように、前記平均電流値抽出手段は、前記電流値を平
均化する際、前記電流値から特異値を除く。
ある測定値を適度に棄却するために、請求項3に記載し
たように、前記平均電流値抽出手段は、前記電流値を平
均化する際、前記電流値から特異値を除く。
【0010】
【作用】請求項1に係る絶縁抵抗測定装置では、絶縁部
に測定用電圧が印加され、絶縁部に流れる電流がAD変
換されて電流値として求められる。そして、一定時間に
複数回求められた前記電圧値が平均化されて平均電圧値
が求められ、さらに、前記測定用電圧の値が平均電流値
で除算されて、絶縁部の絶縁抵抗値が求められ、これが
表示される。このように測定作業が自動的に行われるた
め、個人差による測定値のばらつきや読み間違いが発生
せず、信頼性の高い測定結果が得られる。
に測定用電圧が印加され、絶縁部に流れる電流がAD変
換されて電流値として求められる。そして、一定時間に
複数回求められた前記電圧値が平均化されて平均電圧値
が求められ、さらに、前記測定用電圧の値が平均電流値
で除算されて、絶縁部の絶縁抵抗値が求められ、これが
表示される。このように測定作業が自動的に行われるた
め、個人差による測定値のばらつきや読み間違いが発生
せず、信頼性の高い測定結果が得られる。
【0011】請求項2に係る絶縁抵抗測定装置では、絶
縁部に電圧が印加されてから一定時間経過後の電流値に
ついて平均値が求められるため、絶縁部に流れる電流が
安定している状態で絶縁抵抗が測定され、測定精度の高
い絶縁抵抗値が求められる。
縁部に電圧が印加されてから一定時間経過後の電流値に
ついて平均値が求められるため、絶縁部に流れる電流が
安定している状態で絶縁抵抗が測定され、測定精度の高
い絶縁抵抗値が求められる。
【0012】請求項3に係る絶縁抵抗測定装置では、前
記電流値を平均化する際、例えば電流値の最大最小値や
平均値からかけ離れた値などの特異値が除かれるため、
誤った測定値が適度に棄却され、測定精度の高い絶縁抵
抗値が自動的に求められる。
記電流値を平均化する際、例えば電流値の最大最小値や
平均値からかけ離れた値などの特異値が除かれるため、
誤った測定値が適度に棄却され、測定精度の高い絶縁抵
抗値が自動的に求められる。
【0013】
【実施例】この発明の第1の実施例である絶縁抵抗測定
装置の構成を図1〜図5に示す。
装置の構成を図1〜図5に示す。
【0014】図1は測定用電圧発生部の構成を示す図で
あり、図1において12はスイッチングトランジスタと
そのスイッチングトランジスタをオン・オフ制御する制
御回路を含み、電池電源1を入力電源として、これをス
イッチングするスイッチング回路である。Trはコンバ
ータトランスである。このコンバータトランスTrの2
次側にはダイオードD1,D2およびコンデンサC1,
C2からなる整流平滑昇圧回路を接続している。この構
成により、コンデンサC1,C2の両端から所定の測定
用電圧を出力する。また、同図において11は電源スイ
ッチとしてのリレー接点であり、リレーの励磁コイル1
1′はa信号に応じて接点11をオン/オフする。抵抗
R1は測定終了後などにおいて、コンデンサC1,C2
の充電電圧を放電するための放電用抵抗、13はその放
電時にオンするリレー接点である。リレーコイル13′
は信号bに応じてリレー接点13をオン/オフする。R
iは測定すべき絶縁部の絶縁抵抗を記号で示したもので
ある。
あり、図1において12はスイッチングトランジスタと
そのスイッチングトランジスタをオン・オフ制御する制
御回路を含み、電池電源1を入力電源として、これをス
イッチングするスイッチング回路である。Trはコンバ
ータトランスである。このコンバータトランスTrの2
次側にはダイオードD1,D2およびコンデンサC1,
C2からなる整流平滑昇圧回路を接続している。この構
成により、コンデンサC1,C2の両端から所定の測定
用電圧を出力する。また、同図において11は電源スイ
ッチとしてのリレー接点であり、リレーの励磁コイル1
1′はa信号に応じて接点11をオン/オフする。抵抗
R1は測定終了後などにおいて、コンデンサC1,C2
の充電電圧を放電するための放電用抵抗、13はその放
電時にオンするリレー接点である。リレーコイル13′
は信号bに応じてリレー接点13をオン/オフする。R
iは測定すべき絶縁部の絶縁抵抗を記号で示したもので
ある。
【0015】図2は絶縁抵抗測定装置本体のブロック図
である。この絶縁抵抗測定装置本体100と図1に示し
た測定用電圧発生部101とは、信号a,b,c,dを
介して接続する。図2においてCPU20はROM21
に予め書き込んだプログラムを実行して、後述する各種
処理を行う。RAM22はその際に電流値の一時記憶領
域などのワーキングエリアとして用いる。タイマ回路2
3は一定の時間待ちを行って所定の処理を行う際に、そ
の一定時間を計時する。表示制御回路24は表示用メモ
リおよびそのメモリの内容に応じて表示器25に対して
表示信号を発生する回路からなる。CPU20はこの表
示制御回路24内の表示用メモリに対して所定の表示用
データを書き込むことによって、表示器25に絶縁抵抗
値を表示する。キー27はテンキー、しきい値設定キ
ー、測定開始キーなどの各種キーからなり、キー制御回
路26はこれらのキー操作を読み取る。ADコンバータ
17は信号c,dで示す電流を入力し、その電流値をデ
ィジタル値に変換する。接点信号出力ポート18は図1
に示したリレーの励磁コイル11′,13′を駆動す
る。CPU20はこの接点出力ポート18に所定値を出
力することによって、図1に示したリレー接点11およ
び13をオン/オフ制御する。
である。この絶縁抵抗測定装置本体100と図1に示し
た測定用電圧発生部101とは、信号a,b,c,dを
介して接続する。図2においてCPU20はROM21
に予め書き込んだプログラムを実行して、後述する各種
処理を行う。RAM22はその際に電流値の一時記憶領
域などのワーキングエリアとして用いる。タイマ回路2
3は一定の時間待ちを行って所定の処理を行う際に、そ
の一定時間を計時する。表示制御回路24は表示用メモ
リおよびそのメモリの内容に応じて表示器25に対して
表示信号を発生する回路からなる。CPU20はこの表
示制御回路24内の表示用メモリに対して所定の表示用
データを書き込むことによって、表示器25に絶縁抵抗
値を表示する。キー27はテンキー、しきい値設定キ
ー、測定開始キーなどの各種キーからなり、キー制御回
路26はこれらのキー操作を読み取る。ADコンバータ
17は信号c,dで示す電流を入力し、その電流値をデ
ィジタル値に変換する。接点信号出力ポート18は図1
に示したリレーの励磁コイル11′,13′を駆動す
る。CPU20はこの接点出力ポート18に所定値を出
力することによって、図1に示したリレー接点11およ
び13をオン/オフ制御する。
【0016】図3〜図5は図2に示したCPU20の処
理手順を示すフローチャートである。まず、図3に示す
ように、キーの読み取りを行い、例えばテンキー(10
キー)が操作されたなら、これをレジスタXに置数す
る。その後、しきい値設定キーが操作されたなら、置数
された値を後述する異常判定用しきい値RMとして記憶
する。もし測定開始キーが操作されたなら、図4に示す
フローチャートへ移る。
理手順を示すフローチャートである。まず、図3に示す
ように、キーの読み取りを行い、例えばテンキー(10
キー)が操作されたなら、これをレジスタXに置数す
る。その後、しきい値設定キーが操作されたなら、置数
された値を後述する異常判定用しきい値RMとして記憶
する。もし測定開始キーが操作されたなら、図4に示す
フローチャートへ移る。
【0017】図4に示すように、まず図1に示したリレ
ー接点11をオンし、予め定めた時間t1の時間待ちを
行う。その後、ループカウンタiが1〜nについて、A
Dコンバータの変換値を読み取り、その変換値に比例定
数を乗じて電流値を求め、I(1)〜I(n)として順
次記憶する。この比例定数はADコンバータの入力電流
値に対するAD変換値の比の逆数に相当する。このn回
のサンプリングの終了後、I(1)〜I(n)から最大
値および最小値をそれぞれ抽出し、この最大値と最小値
を除くI(1)〜I(n)について平均値Im1を算出
する。このようにn個のサンプリングされた電流値のう
ち最大値と最小値を除くことによって、誤っている可能
性の高いデータが棄却され、平均値の信頼性が向上す
る。nの値が比較的多い場合には、n個の電流値データ
をソーティングし、先頭からm個、末尾からm個(m<
n/2)のデータをそれぞれ除く中央部の(n−2m)
個のデータについて平均化し、平均電流値を求めるよう
にしてもよい。
ー接点11をオンし、予め定めた時間t1の時間待ちを
行う。その後、ループカウンタiが1〜nについて、A
Dコンバータの変換値を読み取り、その変換値に比例定
数を乗じて電流値を求め、I(1)〜I(n)として順
次記憶する。この比例定数はADコンバータの入力電流
値に対するAD変換値の比の逆数に相当する。このn回
のサンプリングの終了後、I(1)〜I(n)から最大
値および最小値をそれぞれ抽出し、この最大値と最小値
を除くI(1)〜I(n)について平均値Im1を算出
する。このようにn個のサンプリングされた電流値のう
ち最大値と最小値を除くことによって、誤っている可能
性の高いデータが棄却され、平均値の信頼性が向上す
る。nの値が比較的多い場合には、n個の電流値データ
をソーティングし、先頭からm個、末尾からm個(m<
n/2)のデータをそれぞれ除く中央部の(n−2m)
個のデータについて平均化し、平均電流値を求めるよう
にしてもよい。
【0018】その後、予め定めた一定時間t2の時間待
ちを行い、同様の処理によってもう一度n個の電流値の
サンプリングを行い、そのデータI(1)〜I(n)か
ら最大最小値を除いて平均化し、平均値Im2を算出す
る。
ちを行い、同様の処理によってもう一度n個の電流値の
サンプリングを行い、そのデータI(1)〜I(n)か
ら最大最小値を除いて平均化し、平均値Im2を算出す
る。
【0019】その後、図5に示すように、Im1−Im
2の値をdとして求め、予め定めた電源容量低下判定用
しきい値dmaxと上記dとの大小比較を行う。d≧d
maxであれば、図1に示した電池1の容量が低下して
いるものと見なして、その警告表示を行う。すなわち、
最初に求めた平均電流値Im1に比較して、2回目に求
めた平均電流値Im2が一定値(dmax)以上低下し
ていれば、その現象は電源をオンしてから2回の測定を
終わるまでに、図1に示した電池1の電圧が低下し、絶
縁部に印加される測定用電圧が低下したことに起因する
ものであると見なして電源容量低下を検知する。このよ
うに、絶縁抵抗値の測定とともに、電源容量の低下を検
知するようにしたため、電源としての電池容量が許容限
度を下回って、実際には絶縁抵抗値が基準値を下回る状
態であるにも拘らず、見かけ上の絶縁抵抗値が高く示さ
れる、といった危険性が解消される。
2の値をdとして求め、予め定めた電源容量低下判定用
しきい値dmaxと上記dとの大小比較を行う。d≧d
maxであれば、図1に示した電池1の容量が低下して
いるものと見なして、その警告表示を行う。すなわち、
最初に求めた平均電流値Im1に比較して、2回目に求
めた平均電流値Im2が一定値(dmax)以上低下し
ていれば、その現象は電源をオンしてから2回の測定を
終わるまでに、図1に示した電池1の電圧が低下し、絶
縁部に印加される測定用電圧が低下したことに起因する
ものであると見なして電源容量低下を検知する。このよ
うに、絶縁抵抗値の測定とともに、電源容量の低下を検
知するようにしたため、電源としての電池容量が許容限
度を下回って、実際には絶縁抵抗値が基準値を下回る状
態であるにも拘らず、見かけ上の絶縁抵抗値が高く示さ
れる、といった危険性が解消される。
【0020】d<dmaxであれば、Im1とIm2の
平均値Imを算出し、一定の測定用電圧Vccを平均電
流値Imで除算して絶縁抵抗値Rを算出し、これを表示
する。続いて、測定により求めた絶縁抵抗値Rと予め定
めた異常判定用しきい値RMとの大小比較を行う。R<
RMの関係、すなわち絶縁抵抗値が予め定めた値より小
さければ、絶縁部に異常があるものと見なして、異常警
報表示を行う。そうでなければ正常表示を行う。その
後、図1に示した放電用リレー13を予め定めた一定時
間t3だけオンし、再びオフする。これにより、コンデ
ンサC1,C2の電荷を放電用抵抗R1を介して放電さ
せる。
平均値Imを算出し、一定の測定用電圧Vccを平均電
流値Imで除算して絶縁抵抗値Rを算出し、これを表示
する。続いて、測定により求めた絶縁抵抗値Rと予め定
めた異常判定用しきい値RMとの大小比較を行う。R<
RMの関係、すなわち絶縁抵抗値が予め定めた値より小
さければ、絶縁部に異常があるものと見なして、異常警
報表示を行う。そうでなければ正常表示を行う。その
後、図1に示した放電用リレー13を予め定めた一定時
間t3だけオンし、再びオフする。これにより、コンデ
ンサC1,C2の電荷を放電用抵抗R1を介して放電さ
せる。
【0021】なお、図4および図5に示した例では、A
D変換値に対して比例定数を乗じて電流値を求め、平均
化した後、測定用電圧の値Vccと平均電流値Imとの
関係から絶縁抵抗値を算出する例を示したが、AD変換
値は電流値に比例し、測定用電圧は一定であるから、A
D変換値を電流値換算しないまま平均化し、求めた平均
値の逆数に予め定めた定数を乗じることによって絶縁抵
抗値Rを算出するようにしてもよい。その際に乗じる定
数は、ADコンバータの入力電流値に対するAD変換値
の比と測定用電圧の値とにより定める。
D変換値に対して比例定数を乗じて電流値を求め、平均
化した後、測定用電圧の値Vccと平均電流値Imとの
関係から絶縁抵抗値を算出する例を示したが、AD変換
値は電流値に比例し、測定用電圧は一定であるから、A
D変換値を電流値換算しないまま平均化し、求めた平均
値の逆数に予め定めた定数を乗じることによって絶縁抵
抗値Rを算出するようにしてもよい。その際に乗じる定
数は、ADコンバータの入力電流値に対するAD変換値
の比と測定用電圧の値とにより定める。
【0022】次に、この発明の第2の実施例に係る絶縁
抵抗測定装置の構成を図6に示す。第1の実施例と異な
り、この第2の実施例では、絶縁部に対して印加する測
定用電圧の値を切り替えられるようにしている。図6に
おいてキー27には測定用電圧設定キーを設けていて、
測定者は被測定対象に応じた測定用電圧を印加させるた
めに、テンキーと測定用電圧設定キーを操作し、予め定
められている測定用電圧のうち1つを選択する。CPU
20はそのテンキーおよび測定用電圧設定キーの操作を
読み取って、選択された測定用電圧を発生させるための
データをI/Oポート19に出力する。測定用電圧発生
回路16はI/Oポート19に設定されたデータに応じ
て所定の測定用電圧を発生し、抵抗R2を介して絶縁部
の抵抗Riに測定用電圧を印加する。電流電圧変換回路
15は、絶縁部の抵抗Riに電流が流れた際に抵抗R2
の両端に生じる電位差を入力し、電圧信号を発生する回
路である。ADコンバータ17はこの電圧を変換して、
電流値に比例する値を求める。リレー接点14は絶縁部
に対する測定用電圧印加時にオンさせるリレー接点、1
3は測定用電圧発生回路16の出力部に充電される電圧
を測定終了時に放電させる際にオンさせるリレー接点で
ある。図6におけるその他の構成は第1の実施例として
図2に示したものと同様である。
抵抗測定装置の構成を図6に示す。第1の実施例と異な
り、この第2の実施例では、絶縁部に対して印加する測
定用電圧の値を切り替えられるようにしている。図6に
おいてキー27には測定用電圧設定キーを設けていて、
測定者は被測定対象に応じた測定用電圧を印加させるた
めに、テンキーと測定用電圧設定キーを操作し、予め定
められている測定用電圧のうち1つを選択する。CPU
20はそのテンキーおよび測定用電圧設定キーの操作を
読み取って、選択された測定用電圧を発生させるための
データをI/Oポート19に出力する。測定用電圧発生
回路16はI/Oポート19に設定されたデータに応じ
て所定の測定用電圧を発生し、抵抗R2を介して絶縁部
の抵抗Riに測定用電圧を印加する。電流電圧変換回路
15は、絶縁部の抵抗Riに電流が流れた際に抵抗R2
の両端に生じる電位差を入力し、電圧信号を発生する回
路である。ADコンバータ17はこの電圧を変換して、
電流値に比例する値を求める。リレー接点14は絶縁部
に対する測定用電圧印加時にオンさせるリレー接点、1
3は測定用電圧発生回路16の出力部に充電される電圧
を測定終了時に放電させる際にオンさせるリレー接点で
ある。図6におけるその他の構成は第1の実施例として
図2に示したものと同様である。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る絶縁抵抗測定装置によれ
ば、測定時に絶縁部に流れる電流の変動により、指示値
が変動するような場合であっても、絶縁抵抗値の測定が
自動化され、測定者の個人差による測定値のばらつきや
読み間違いが発生せず、信頼性の高い測定結果が得られ
る。
ば、測定時に絶縁部に流れる電流の変動により、指示値
が変動するような場合であっても、絶縁抵抗値の測定が
自動化され、測定者の個人差による測定値のばらつきや
読み間違いが発生せず、信頼性の高い測定結果が得られ
る。
【0024】請求項2に係る絶縁抵抗測定装置によれ
ば、絶縁部に対して測定用電圧が印加された後、絶縁部
に流れる電流が安定している状態で絶縁抵抗の測定が行
われるため、測定精度の高い絶縁抵抗値が求められる。
ば、絶縁部に対して測定用電圧が印加された後、絶縁部
に流れる電流が安定している状態で絶縁抵抗の測定が行
われるため、測定精度の高い絶縁抵抗値が求められる。
【0025】請求項3に係る絶縁抵抗測定装置によれ
ば、異常な測定値が適度に棄却されるため、測定精度の
高い絶縁抵抗値が自動的に求められる。
ば、異常な測定値が適度に棄却されるため、測定精度の
高い絶縁抵抗値が自動的に求められる。
【図1】第1の実施例に係る絶縁抵抗測定装置における
測定用電圧発生部の構成を示す図である。
測定用電圧発生部の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例に係る絶縁抵抗測定装置本体の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】図2に示すCPU20の処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】図2に示すCPU20の処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】図2に示すCPU20の処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】第2の実施例に係る絶縁抵抗測定装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図7】従来の絶縁抵抗計の構成を示す図である。
R1−放電用抵抗 Ri−絶縁抵抗 100−絶縁抵抗測定装置本体 101−測定用電圧発生部
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁部に対して測定用電圧を印加する測
定用電圧印加手段と、 前記絶縁部に流れる電流をAD変換し、電流値を求める
電流値抽出手段と、 一定時間に複数回求められた前記電流値を平均化して平
均電流値を求める平均電流値抽出手段と、 前記測定用電圧の値を前記平均電流値で除算して前記絶
縁部の絶縁抵抗値を求める手段と、 前記絶縁抵抗値を表示する手段とを備えてなる絶縁抵抗
測定装置。 - 【請求項2】 前記平均電流値抽出手段は、前記測定用
電圧印加手段が前記絶縁部に電圧印加を開始してから一
定時間経過後の前記電流値を平均化する請求項1記載の
絶縁抵抗測定装置。 - 【請求項3】 前記平均電流値抽出手段は、前記電流値
を平均化する際、前記電流値から特異値を除くことを特
徴とする請求項1または2記載の絶縁抵抗測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25659694A JPH08122373A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 絶縁抵抗測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25659694A JPH08122373A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 絶縁抵抗測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08122373A true JPH08122373A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17294833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25659694A Pending JPH08122373A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 絶縁抵抗測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08122373A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001116782A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-27 | Hioki Ee Corp | 絶縁抵抗計の制御方法 |
| JP2006300717A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Hioki Ee Corp | 絶縁抵抗計 |
| JP2010535894A (ja) * | 2007-08-07 | 2010-11-25 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | ポリマー特性の予測を改善する方法、および改善されたポリマー特性予測能を有するシステム |
| CN117691945A (zh) * | 2023-12-11 | 2024-03-12 | 优利德科技(中国)股份有限公司 | 光伏太阳能板的绝缘电阻测量设备及测量方法 |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP25659694A patent/JPH08122373A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001116782A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-27 | Hioki Ee Corp | 絶縁抵抗計の制御方法 |
| JP2006300717A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Hioki Ee Corp | 絶縁抵抗計 |
| JP2010535894A (ja) * | 2007-08-07 | 2010-11-25 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | ポリマー特性の予測を改善する方法、および改善されたポリマー特性予測能を有するシステム |
| CN117691945A (zh) * | 2023-12-11 | 2024-03-12 | 优利德科技(中国)股份有限公司 | 光伏太阳能板的绝缘电阻测量设备及测量方法 |
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