JPH0812248A - スリング - Google Patents
スリングInfo
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- JPH0812248A JPH0812248A JP15222794A JP15222794A JPH0812248A JP H0812248 A JPH0812248 A JP H0812248A JP 15222794 A JP15222794 A JP 15222794A JP 15222794 A JP15222794 A JP 15222794A JP H0812248 A JPH0812248 A JP H0812248A
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液切れ性の優れたスリングを提供する。
【構成】 ナイロン6・66共重合樹脂等の合成繊維モ
ノフィラメントにより製紐したものを所定長さに切断
し、両端を折り返して製紐の任意の位置の側面より製紐
の組織の間隙から中央空間部に挿入して両端にループを
形成したスリング。
ノフィラメントにより製紐したものを所定長さに切断
し、両端を折り返して製紐の任意の位置の側面より製紐
の組織の間隙から中央空間部に挿入して両端にループを
形成したスリング。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの吊り上げ作業
に使用するスリングに関するものである。
に使用するスリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークの吊り上げや固定に使用す
るスリングはベルトやロープが使用されている。ベルト
は柔かく幅が広いので吊り上げ作業で、ワークになじみ
易く滑りにくく、ワークを損傷することが少ないので広
く使用されている。
るスリングはベルトやロープが使用されている。ベルト
は柔かく幅が広いので吊り上げ作業で、ワークになじみ
易く滑りにくく、ワークを損傷することが少ないので広
く使用されている。
【0003】スリングベルトはマルチフィラメントから
なる比較的厚みのある織物である。マルチフィラメント
からなる織物のため屋外使用や液浴漬浸すると液を多量
に包含する。液を多量に包含した状態のスリングでワー
クを懸垂するとワークを液汚損する問題がある。作業の
能率向上のためワークにスリングを付けた状態で屋外保
管する場合があり、液切れ性の悪いスリングを使用する
と、ワークとスリングの接触部に雨水が溜まり金属品等
に錆の発生を誘発する問題がある。
なる比較的厚みのある織物である。マルチフィラメント
からなる織物のため屋外使用や液浴漬浸すると液を多量
に包含する。液を多量に包含した状態のスリングでワー
クを懸垂するとワークを液汚損する問題がある。作業の
能率向上のためワークにスリングを付けた状態で屋外保
管する場合があり、液切れ性の悪いスリングを使用する
と、ワークとスリングの接触部に雨水が溜まり金属品等
に錆の発生を誘発する問題がある。
【0004】マルチフィラメント織物からなるスリング
の問題点として、マルチフィラメントの単糸切れによる
スリング表面の毛羽発生と織り組織の空隙に埃り等が付
着して汚れ易く、この汚れがワーク汚損の原因になるこ
と等がある。
の問題点として、マルチフィラメントの単糸切れによる
スリング表面の毛羽発生と織り組織の空隙に埃り等が付
着して汚れ易く、この汚れがワーク汚損の原因になるこ
と等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法で
は、マルチフィラメント繊維を密に織った織物からなる
スリングを使用しているため、スリングの液切れ性が悪
く、水に接する環境で使用する場合、ワークの汚損を生
じる問題がある。本発明は、液切れ性の優れたスリング
を提供することを目的とするものである。
は、マルチフィラメント繊維を密に織った織物からなる
スリングを使用しているため、スリングの液切れ性が悪
く、水に接する環境で使用する場合、ワークの汚損を生
じる問題がある。本発明は、液切れ性の優れたスリング
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意検討の結果、モノフィラメ
ントを組紐加工することによって液切れ性が優れ、ルー
プ部を容易に形成できるスリングを得ることを見いだし
本発明に到達した。
な課題を解決するために鋭意検討の結果、モノフィラメ
ントを組紐加工することによって液切れ性が優れ、ルー
プ部を容易に形成できるスリングを得ることを見いだし
本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明は複数の合成繊維モノフ
ィラメントを組紐加工し、該製紐の両端を折り返して製
紐の任意の位置の側面より製紐の中央空間部に挿入して
両端にループを形成したことを要旨とするスリングであ
る。
ィラメントを組紐加工し、該製紐の両端を折り返して製
紐の任意の位置の側面より製紐の中央空間部に挿入して
両端にループを形成したことを要旨とするスリングであ
る。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。図1は、
本発明の一例を示すスリングの製紐組織の概略図であ
る。複数の右上がりのモノフィラメント1と左上がりの
モノフィラメント2はお互いに交差して組織を形成して
紐状物に製紐される。多重層にする場合は既に得られた
製紐3を芯紐にし、その芯紐の外周に重ねて製紐加工す
る。これを繰り返して多重層製紐を得る。図2は製紐の
端を折り返し、製紐の側面より製紐の中央空間部に挿入
して端部にループ5を形成した概略図である。
本発明の一例を示すスリングの製紐組織の概略図であ
る。複数の右上がりのモノフィラメント1と左上がりの
モノフィラメント2はお互いに交差して組織を形成して
紐状物に製紐される。多重層にする場合は既に得られた
製紐3を芯紐にし、その芯紐の外周に重ねて製紐加工す
る。これを繰り返して多重層製紐を得る。図2は製紐の
端を折り返し、製紐の側面より製紐の中央空間部に挿入
して端部にループ5を形成した概略図である。
【0009】本発明の合成繊維とはポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリブチル系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリフェニレンサルファイ
ド系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂等からな
る繊維である。モノフィラメントは比較的単糸径の太い
繊維で、単糸繊度が100デニール程度以上のものであ
るのが好ましい。モノフィラメントはマルチフィラメン
トに比べると含水率が低く、単糸直径が太いため耐侯性
も優れる。含水率を更に小さくして水切れ性を向上する
ためにモノフィラメント表面にパーフルオロアルキル基
含有化合物等の撥水撥油剤を付与することができる。
ポリエステル系樹脂、ポリブチル系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリフェニレンサルファイ
ド系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂等からな
る繊維である。モノフィラメントは比較的単糸径の太い
繊維で、単糸繊度が100デニール程度以上のものであ
るのが好ましい。モノフィラメントはマルチフィラメン
トに比べると含水率が低く、単糸直径が太いため耐侯性
も優れる。含水率を更に小さくして水切れ性を向上する
ためにモノフィラメント表面にパーフルオロアルキル基
含有化合物等の撥水撥油剤を付与することができる。
【0010】製紐加工には丸打ち製紐と角打ち製紐があ
り、どちらの製紐加工も可能で、丸打ち製紐と角打ち製
紐の組み合わせることもできる。
り、どちらの製紐加工も可能で、丸打ち製紐と角打ち製
紐の組み合わせることもできる。
【0011】モノフィラメントのような比較的太い繊維
を製紐加工したものは、製紐の端を挿入部の製紐組織を
弛めてその間隙から製紐の端を中央空間部に挿入するこ
とによって容易にループを形成することができる。この
ループは強く引張っても製紐の外側の部分により挿入し
た部分が締めつけられて製紐の挿入した部分と外側の部
分との摩擦により抜けることはない。しかし、製紐の挿
入部の外側を弛めた状態でループ部を引張ると製紐の端
部は容易に抜ける。したがって、安全のため挿入部を金
属管カシメ、樹脂固定、接着固定することもできる。多
重層の製紐を用いる場合、内層部と外層部を形成するモ
ノフィラメントの色相を変えておくとスリングの劣化表
示の目安にすることができる。
を製紐加工したものは、製紐の端を挿入部の製紐組織を
弛めてその間隙から製紐の端を中央空間部に挿入するこ
とによって容易にループを形成することができる。この
ループは強く引張っても製紐の外側の部分により挿入し
た部分が締めつけられて製紐の挿入した部分と外側の部
分との摩擦により抜けることはない。しかし、製紐の挿
入部の外側を弛めた状態でループ部を引張ると製紐の端
部は容易に抜ける。したがって、安全のため挿入部を金
属管カシメ、樹脂固定、接着固定することもできる。多
重層の製紐を用いる場合、内層部と外層部を形成するモ
ノフィラメントの色相を変えておくとスリングの劣化表
示の目安にすることができる。
【0012】モノフィラメントに耐紫外線ブロック剤と
して銅系化合物を樹脂添加して耐候性を向上させること
もできる。
して銅系化合物を樹脂添加して耐候性を向上させること
もできる。
【0013】また、ループ成形の方法のもう一つの方法
として、製紐の端部をもう一方の端部の中央空間部に挿
入して全体をループ状にしたスリングにすることもでき
る。
として、製紐の端部をもう一方の端部の中央空間部に挿
入して全体をループ状にしたスリングにすることもでき
る。
【0014】
【作用】本発明は、合成繊維モノフィラメントを製紐加
工し、該製紐の両端を製紐の中央空間部に挿入してルー
プを形成したものであるので、両端のループを容易に形
成できると共に低コストで使用勝手のよい液切れ性に優
れたスリングを提供することができる。
工し、該製紐の両端を製紐の中央空間部に挿入してルー
プを形成したものであるので、両端のループを容易に形
成できると共に低コストで使用勝手のよい液切れ性に優
れたスリングを提供することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。ナイロン6・66共重合樹脂からなる繊度880
0デニールのモノフィラメントを16本使用して丸打ち
製紐加工し、製紐密度は40mm/T(製紐構成糸の1回
転当たりの製紐長さ)のものを得た。この製紐を芯にし
て、ナイロン6・66共重合樹脂からなる繊度6600
デニールのモノフィラメントを3本引き揃えたものを1
6本使用して製紐密度35mm/Tで丸打ち製紐加工し、
全長4000mmの製紐を得た。得られた製紐の端を折り
返して先端部を250mm製紐の中央空間部に挿入してル
ープ長さ600mmのループを両端に形成して、全長が1
900mmで耐荷重350kgの本発明のスリングを得た。
する。ナイロン6・66共重合樹脂からなる繊度880
0デニールのモノフィラメントを16本使用して丸打ち
製紐加工し、製紐密度は40mm/T(製紐構成糸の1回
転当たりの製紐長さ)のものを得た。この製紐を芯にし
て、ナイロン6・66共重合樹脂からなる繊度6600
デニールのモノフィラメントを3本引き揃えたものを1
6本使用して製紐密度35mm/Tで丸打ち製紐加工し、
全長4000mmの製紐を得た。得られた製紐の端を折り
返して先端部を250mm製紐の中央空間部に挿入してル
ープ長さ600mmのループを両端に形成して、全長が1
900mmで耐荷重350kgの本発明のスリングを得た。
【0016】実施例で得られた本発明のスリング及び比
較例としてマルチフィラメントで作られた田村総業株式
会社製耐荷重2000kgタフスリングSSタイプの液切
れ性能を測定した。
較例としてマルチフィラメントで作られた田村総業株式
会社製耐荷重2000kgタフスリングSSタイプの液切
れ性能を測定した。
【0017】タフスリングSSタイプの製品構成は、芯
体がエステルマルチフィラメント3000デニール/3
84フィラメントの撚糸600本からなる綛状芯体で、
表面の保護被覆体が経糸にナイロンマルチフィラメント
5040デニール/840フィラメントの撚糸159本
を用い、緯糸にナイロンマルチフィラメント1680デ
ニール/280フィラメントを用いた表面経糸密度38
本/インチ、緯糸密度23本/インチ、幅106mm、厚
さ1.6mmの2/2綾二重織物である。
体がエステルマルチフィラメント3000デニール/3
84フィラメントの撚糸600本からなる綛状芯体で、
表面の保護被覆体が経糸にナイロンマルチフィラメント
5040デニール/840フィラメントの撚糸159本
を用い、緯糸にナイロンマルチフィラメント1680デ
ニール/280フィラメントを用いた表面経糸密度38
本/インチ、緯糸密度23本/インチ、幅106mm、厚
さ1.6mmの2/2綾二重織物である。
【0018】液切れ性能は水道水に3分間漬浸し、直径
5mmφの金属丸棒の上に水平に5分間放置した後の含水
率を測定した。その結果は、実施例は10%、比較例は
60%で、実施例は液切れ性能に優れたものであった。
5mmφの金属丸棒の上に水平に5分間放置した後の含水
率を測定した。その結果は、実施例は10%、比較例は
60%で、実施例は液切れ性能に優れたものであった。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、合成繊維モノフイラメ
ントを製紐加工するだけで液切れ性能に優れた低コスト
のスリングを提供することができる。
ントを製紐加工するだけで液切れ性能に優れた低コスト
のスリングを提供することができる。
【図1】本発明の一例を示すスリングの製紐組織の概略
図である。
図である。
【図2】本発明の一例を示すスリングの折り返しループ
の概略図である。
の概略図である。
1 右上がりモノフィラメント 2 左上がりモノフィラメント 3 丸打ち製紐 4 挿入部 5 ループ部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の合成繊維モノフィラメントで組紐
加工された製紐よりなり、該製紐の両端が折り返され該
製紐の任意の位置の側面より製紐の中央空間部に挿入さ
れて両端にループを形成していることを特徴とするスリ
ング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15222794A JPH0812248A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | スリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15222794A JPH0812248A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | スリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812248A true JPH0812248A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15535874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15222794A Pending JPH0812248A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | スリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812248A (ja) |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP15222794A patent/JPH0812248A/ja active Pending
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