JPH08124501A - 防爆形ブラウン管およびその製造方法 - Google Patents
防爆形ブラウン管およびその製造方法Info
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- JPH08124501A JPH08124501A JP25520594A JP25520594A JPH08124501A JP H08124501 A JPH08124501 A JP H08124501A JP 25520594 A JP25520594 A JP 25520594A JP 25520594 A JP25520594 A JP 25520594A JP H08124501 A JPH08124501 A JP H08124501A
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラグ位置を調整することなく受像機に組込む
ことができる防爆形ブラウン管を構成することを目的と
する。 【構成】 ブラウン管のパネル20の側壁部外周に防爆バ
ンド29が装着され、この防爆バンドにブラウン管を受像
機に取付けるための取付部をもつラグ30が固定されてな
る防爆形ブラウン管において、ラグの一部に取付部の位
置を調整する機械的に塑性変形しやすい部分を設けた。
ことができる防爆形ブラウン管を構成することを目的と
する。 【構成】 ブラウン管のパネル20の側壁部外周に防爆バ
ンド29が装着され、この防爆バンドにブラウン管を受像
機に取付けるための取付部をもつラグ30が固定されてな
る防爆形ブラウン管において、ラグの一部に取付部の位
置を調整する機械的に塑性変形しやすい部分を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防爆形ブラウン管お
よびその製造方法に関する。
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】防爆形ブラウン管には各種方式がある
が、その1方式として、図5に示す焼嵌方式による防爆
形ブラウン管がある。この防爆形ブラウン管は、外囲器
1の前面部を構成するパネル2の側壁外周に粘着テープ
3を巻付け、一方、そのパネル2の側壁外周長よりも短
い内周長の環状に形成された鋼帯からなる防爆バンド4
を加熱し、この加熱により膨張した防爆バンド4の内側
にブラウン管を挿入し、防爆バンド4の冷却による収縮
により上記粘着テープ3上からパネル2の側壁外周を締
付けたものとなっている。この焼嵌方式による防爆形ブ
ラウン管の製造では、あらかじめブラウン管を受像機に
取付けるためのラグ6が溶接された防爆バンド4が用い
られ、このラグ6がほぼ矩形状のパネル2の各コーナー
部の側壁上の所定位置に位置するように装着される。
が、その1方式として、図5に示す焼嵌方式による防爆
形ブラウン管がある。この防爆形ブラウン管は、外囲器
1の前面部を構成するパネル2の側壁外周に粘着テープ
3を巻付け、一方、そのパネル2の側壁外周長よりも短
い内周長の環状に形成された鋼帯からなる防爆バンド4
を加熱し、この加熱により膨張した防爆バンド4の内側
にブラウン管を挿入し、防爆バンド4の冷却による収縮
により上記粘着テープ3上からパネル2の側壁外周を締
付けたものとなっている。この焼嵌方式による防爆形ブ
ラウン管の製造では、あらかじめブラウン管を受像機に
取付けるためのラグ6が溶接された防爆バンド4が用い
られ、このラグ6がほぼ矩形状のパネル2の各コーナー
部の側壁上の所定位置に位置するように装着される。
【0003】しかしこの焼嵌方式による防爆形ブラウン
管の製造には、つぎのような問題がある。一般にパネル
2の外側壁には、図6に示すように、その全周にわたり
パネル成形時の上下金型のつなぎ目に形成されるモール
ドマッチライン8を境にしてその上下に抜き角度θ1 ,
θ2 が設けられており、図7に示すように、防爆バンド
4は、そのモールドマッチライン8上からパネル2の側
壁外周を締付けるように装着される。そのため、加熱膨
張した防爆バンド4が冷却によりその内側に挿入された
ブラウン管を締付けるとき、その抜き角度θ1 ,θ2 の
ために位置ずれをおこす。その結果生ずる防爆バンド装
着位置のばらつきにともなってラグ6の位置が一定しな
くなる。従来この抜き角度θ1 ,θ2 が原因で生ずるラ
グ6の位置ずれは、±0.7mm程度である。
管の製造には、つぎのような問題がある。一般にパネル
2の外側壁には、図6に示すように、その全周にわたり
パネル成形時の上下金型のつなぎ目に形成されるモール
ドマッチライン8を境にしてその上下に抜き角度θ1 ,
θ2 が設けられており、図7に示すように、防爆バンド
4は、そのモールドマッチライン8上からパネル2の側
壁外周を締付けるように装着される。そのため、加熱膨
張した防爆バンド4が冷却によりその内側に挿入された
ブラウン管を締付けるとき、その抜き角度θ1 ,θ2 の
ために位置ずれをおこす。その結果生ずる防爆バンド装
着位置のばらつきにともなってラグ6の位置が一定しな
くなる。従来この抜き角度θ1 ,θ2 が原因で生ずるラ
グ6の位置ずれは、±0.7mm程度である。
【0004】一方、焼嵌方式による防爆形ブラウン管の
防爆バンド4の装着位置は、設計上では、図7に示した
パネル2のコーナー部の側壁に近い外表面上の寸法精度
の保証されたz点10を基準にして決められるが、実際
の装着では、z点10は、加熱された防爆バンド4の熱
の影響を受けやすく、また防爆バンド装着装置のラグ受
部のスペースが狭く、設計余裕がないため、z点10よ
りもさらにパネル2のコーナー部の側壁から離れた寸法
精度の保証されない内側の点を基準としておこなわれる
ため、パネル2の製造ロット間で防爆バンド4の装着位
置にばらつきが生ずる。従来この防爆バンド装着時の基
準点が原因で生ずるラグ6のいちずれは、±0.5mm程
度である。
防爆バンド4の装着位置は、設計上では、図7に示した
パネル2のコーナー部の側壁に近い外表面上の寸法精度
の保証されたz点10を基準にして決められるが、実際
の装着では、z点10は、加熱された防爆バンド4の熱
の影響を受けやすく、また防爆バンド装着装置のラグ受
部のスペースが狭く、設計余裕がないため、z点10よ
りもさらにパネル2のコーナー部の側壁から離れた寸法
精度の保証されない内側の点を基準としておこなわれる
ため、パネル2の製造ロット間で防爆バンド4の装着位
置にばらつきが生ずる。従来この防爆バンド装着時の基
準点が原因で生ずるラグ6のいちずれは、±0.5mm程
度である。
【0005】つまり、従来の焼嵌方式による防爆形ブラ
ウン管では、ラグ6の取付け位置に±1.2mm程度のば
らつきが生ずる。そのため、この防爆形ブラウン管を受
像機に取付けると、図8(a)に示すように、受像機の
エスカッション12との間に隙間が生じたり、同(b)
に示すように、エスカッション12を変形させたりする
ことがある。したがって受像機の組立てでは、ラグ取付
部13にワッシャーを付加して、パネル2の外表面とエ
スカッション12との間隔を調整することが必要となっ
ている。この調整は、煩雑で人手でおこなわざるをえ
ず、調整に時間がかかる。一方、ディスプレイ管などに
ついては、パネルの外表面とエスカッションとの隙間を
零とする規格が運用されるため、ディスプレイ管などに
ついては、ラグの取付け精度をより向上させることが不
可欠となっている。この場合、その取付け精度として、
±0.3mm以下が要求される。
ウン管では、ラグ6の取付け位置に±1.2mm程度のば
らつきが生ずる。そのため、この防爆形ブラウン管を受
像機に取付けると、図8(a)に示すように、受像機の
エスカッション12との間に隙間が生じたり、同(b)
に示すように、エスカッション12を変形させたりする
ことがある。したがって受像機の組立てでは、ラグ取付
部13にワッシャーを付加して、パネル2の外表面とエ
スカッション12との間隔を調整することが必要となっ
ている。この調整は、煩雑で人手でおこなわざるをえ
ず、調整に時間がかかる。一方、ディスプレイ管などに
ついては、パネルの外表面とエスカッションとの隙間を
零とする規格が運用されるため、ディスプレイ管などに
ついては、ラグの取付け精度をより向上させることが不
可欠となっている。この場合、その取付け精度として、
±0.3mm以下が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、焼嵌方
式による防爆形ブラウン管は、あらかじめ防爆バンドに
ブラウン管を受像機に取付けるためのラグを溶接してお
き、この防爆バンドを加熱して膨張させ、その内側にブ
ラウン管を挿入し、防爆バンドの冷却による収縮により
パネルの側壁外周を締付けることにより製造される。し
かしパネルの側壁外周には、パネル成形時の上下金型の
つなぎ目に形成されるモールドマッチラインを境にして
その上下に抜き角度が設けられているため、防爆バンド
は位置ずれをおこし、それにともなってラグの位置が一
定しなくなる。一方、防爆バンドの装着は、寸法精度の
保証されたz点から離れた寸法精度の保証されない点を
基準としておこなわれるため、パネルの製造ロット間で
防爆バンドの装着位置にばらつきが生ずる。その結果、
従来の焼嵌方式による防爆形ブラウン管では、ラグの取
付け位置に±1.2mm程度のばらつきが生ずる。
式による防爆形ブラウン管は、あらかじめ防爆バンドに
ブラウン管を受像機に取付けるためのラグを溶接してお
き、この防爆バンドを加熱して膨張させ、その内側にブ
ラウン管を挿入し、防爆バンドの冷却による収縮により
パネルの側壁外周を締付けることにより製造される。し
かしパネルの側壁外周には、パネル成形時の上下金型の
つなぎ目に形成されるモールドマッチラインを境にして
その上下に抜き角度が設けられているため、防爆バンド
は位置ずれをおこし、それにともなってラグの位置が一
定しなくなる。一方、防爆バンドの装着は、寸法精度の
保証されたz点から離れた寸法精度の保証されない点を
基準としておこなわれるため、パネルの製造ロット間で
防爆バンドの装着位置にばらつきが生ずる。その結果、
従来の焼嵌方式による防爆形ブラウン管では、ラグの取
付け位置に±1.2mm程度のばらつきが生ずる。
【0007】そのため、この防爆形ブラウン管を受像機
に取付けると、受像機のエスカッションとの間に隙間が
生じたり、エスカッションを変形させたりすることがあ
る。したがって受像機の組立てでは、ラグ取付部にワッ
シャーを付加して、パネルの外表面とエスカッションと
の間隔を調整する必要がある。その調整は、煩雑で人手
がかかり、調整に時間がかかる。一方、ディスプレイ管
などについては、パネルの外表面とエスカッションとの
隙間を零とする規格が運用されるため、ラグの取付け精
度をより向上させることが不可欠となっている。
に取付けると、受像機のエスカッションとの間に隙間が
生じたり、エスカッションを変形させたりすることがあ
る。したがって受像機の組立てでは、ラグ取付部にワッ
シャーを付加して、パネルの外表面とエスカッションと
の間隔を調整する必要がある。その調整は、煩雑で人手
がかかり、調整に時間がかかる。一方、ディスプレイ管
などについては、パネルの外表面とエスカッションとの
隙間を零とする規格が運用されるため、ラグの取付け精
度をより向上させることが不可欠となっている。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、ラグの位置が正確で、ほとんど調整を要す
ることなく受像機に組込むことができる防爆形ブラウン
管とすることを目的とする。
ものであり、ラグの位置が正確で、ほとんど調整を要す
ることなく受像機に組込むことができる防爆形ブラウン
管とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】ブラウン管のパネルの側
壁部外周に防爆バンドが装着され、この防爆バンドにブ
ラウン管を受像機に取付けるための取付部をもつラグが
固定されてなる防爆形ブラウン管において、ラグの一部
にその取付部の位置を調整する機械的に塑性変形しやす
い部分を設けた。
壁部外周に防爆バンドが装着され、この防爆バンドにブ
ラウン管を受像機に取付けるための取付部をもつラグが
固定されてなる防爆形ブラウン管において、ラグの一部
にその取付部の位置を調整する機械的に塑性変形しやす
い部分を設けた。
【0010】また、ブラウン管のパネルの側壁部外周に
ブラウン管を受像機に取付けるための取付部をもつラグ
が固定された防爆バンドを装着する防爆形ブラウン管の
製造方法において、ラグの一部に塑性変形しやすい部分
を設けておき、ブラウン管に防爆バンドを装着したの
ち、その塑性変形しやすい部分を機械的に変形させて取
付部の位置を調整するようにした。
ブラウン管を受像機に取付けるための取付部をもつラグ
が固定された防爆バンドを装着する防爆形ブラウン管の
製造方法において、ラグの一部に塑性変形しやすい部分
を設けておき、ブラウン管に防爆バンドを装着したの
ち、その塑性変形しやすい部分を機械的に変形させて取
付部の位置を調整するようにした。
【0011】
【作用】上記のように、ラグの一部に塑性変形しやすい
部分を設けておくと、ブラウン管に防爆バンドを装着し
たのち、その塑性変形しやすい部分を機械的に変形させ
ることにより、ラグの取付部の位置を正確に調整するこ
とができる。
部分を設けておくと、ブラウン管に防爆バンドを装着し
たのち、その塑性変形しやすい部分を機械的に変形させ
ることにより、ラグの取付部の位置を正確に調整するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】図1にその一実施例である防爆形ブラウン
管を示す。この防爆形ブラウン管は、カラーブラウン管
であり、周辺部に側壁が設けられたほぼ矩形状のパネル
20およびこのパネル20に一体に接合された漏斗状の
ファンネル21からなる真空外囲器22を有する。その
パネル20の内面に3色蛍光体層からなる蛍光体スクリ
ーン23が設けられ、この蛍光体スクリーン23に対向
して、その内側にシャドウマスク24が配置されてい
る。一方、ファンネル21のネック25内に3電子ビー
ムを放出する電子銃26が配設されている。さらにパネ
ル20の側壁外周に巻付けられた粘着テープ28を介し
て、鋼帯からなる防爆バンド29が装着されている。そ
の防爆バンド29のパネル20のコーナー部に対応する
外面には、ブラウン管を受像機に取付けるためのラグ3
0が固定されている。
管を示す。この防爆形ブラウン管は、カラーブラウン管
であり、周辺部に側壁が設けられたほぼ矩形状のパネル
20およびこのパネル20に一体に接合された漏斗状の
ファンネル21からなる真空外囲器22を有する。その
パネル20の内面に3色蛍光体層からなる蛍光体スクリ
ーン23が設けられ、この蛍光体スクリーン23に対向
して、その内側にシャドウマスク24が配置されてい
る。一方、ファンネル21のネック25内に3電子ビー
ムを放出する電子銃26が配設されている。さらにパネ
ル20の側壁外周に巻付けられた粘着テープ28を介し
て、鋼帯からなる防爆バンド29が装着されている。そ
の防爆バンド29のパネル20のコーナー部に対応する
外面には、ブラウン管を受像機に取付けるためのラグ3
0が固定されている。
【0014】このラグ30は、鋼板からなり、図1
(b)および(c)に示したように、防爆バンド29に
溶接される固定部32と、この固定部32に対してほぼ
直角に折曲げられた取付部33とからなる。この取付部
33には、受像機に取付ける固定捩子を挿入する開孔3
4が形成されている。さらにこのラグ30には、固定部
32の中間部に、断面V字状に折曲げられた塑性変形し
やすい部分35が設けられている。なお、(b)に示し
た36は、防爆バンド29とラグ30との溶接部であ
る。
(b)および(c)に示したように、防爆バンド29に
溶接される固定部32と、この固定部32に対してほぼ
直角に折曲げられた取付部33とからなる。この取付部
33には、受像機に取付ける固定捩子を挿入する開孔3
4が形成されている。さらにこのラグ30には、固定部
32の中間部に、断面V字状に折曲げられた塑性変形し
やすい部分35が設けられている。なお、(b)に示し
た36は、防爆バンド29とラグ30との溶接部であ
る。
【0015】つぎにこの防爆形ブラウン管の製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0016】既知の製造工程を経て製造されたカラーブ
ラウン管のパネル20の側壁外周に、粘着テープ28を
巻付ける。一方、あらかじめ上記カラーブラウン管のパ
ネル20の側壁外周長よりも短い内周長の環状に形成さ
れ、かつパネル20のコーナー部に対応する位置にラグ
30が溶接された鋼帯からなる防爆バンド29を加熱す
る。そしてこの加熱により膨張した防爆バンド29の内
側に上記カラーブラウン管を挿入し、防爆バンド29の
冷却による収縮により、上記粘着テープ28上からパネ
ル20の側壁外周を締付ける。
ラウン管のパネル20の側壁外周に、粘着テープ28を
巻付ける。一方、あらかじめ上記カラーブラウン管のパ
ネル20の側壁外周長よりも短い内周長の環状に形成さ
れ、かつパネル20のコーナー部に対応する位置にラグ
30が溶接された鋼帯からなる防爆バンド29を加熱す
る。そしてこの加熱により膨張した防爆バンド29の内
側に上記カラーブラウン管を挿入し、防爆バンド29の
冷却による収縮により、上記粘着テープ28上からパネ
ル20の側壁外周を締付ける。
【0017】この場合、従来の技術で説明したように、
パネル20の外側壁に設けられている抜き角度θ1 ,θ
2 (図6参照)、防爆バンド29を装着するときの基準
点が原因でラグ30の位置ずれが生ずる。
パネル20の外側壁に設けられている抜き角度θ1 ,θ
2 (図6参照)、防爆バンド29を装着するときの基準
点が原因でラグ30の位置ずれが生ずる。
【0018】そこで、このラグ30の位置ずれを調整す
るため、この例の防爆形ブラウン管の製造方法では、上
記のように防爆バンド29を取付けたのち、図2に示す
ラグ位置調整装置を用いて、ラグ30の位置を調整す
る。
るため、この例の防爆形ブラウン管の製造方法では、上
記のように防爆バンド29を取付けたのち、図2に示す
ラグ位置調整装置を用いて、ラグ30の位置を調整す
る。
【0019】そのラグ位置調整装置は、支持台38と、
この支持台38上に設けられ、上記ブラウン管39のほ
ぼ矩形状パネル20の各辺の防爆バンド29の外面に当
接して、ブラウン管39を位置決めする4個の位置決め
治具40と、この位置決め治具40により位置決めされ
たブラウン管39の寸法精度の保証されたパネル20外
面上のz点41に当接するようにブラウン管39を支持
する支持台38上に設けられた4個のパネル受け治具4
2と、図示しない駆動機構により上下に駆動され、上記
位置決め治具40により上記パネル受け治具42上に位
置決め支持されたブラウン管39の偏向ヨーク装着部を
押えるファンネル押え治具43と、上記支持台38上に
設けられ、上記位置決め治具40によりパネル受け治具
42上に位置決め支持されたブラウン管39の防爆バン
ド29に取付けられたラグ30の位置を修正する4個の
ラグ位置調整治具44とを備える。その各ラグ位置調整
治具44は、上記パネル受け治具42上に位置決め支持
されたブラウン管39の防爆バンド29に取付けられた
ラグ30を挟んで、その上方に位置する上部ラグ調整治
具45T および下部ラグ調整治具45B を有し、それぞ
れ油圧シリンダーなどの駆動装置46T ,46B によ
り、接離可能に駆動されるようなっている。
この支持台38上に設けられ、上記ブラウン管39のほ
ぼ矩形状パネル20の各辺の防爆バンド29の外面に当
接して、ブラウン管39を位置決めする4個の位置決め
治具40と、この位置決め治具40により位置決めされ
たブラウン管39の寸法精度の保証されたパネル20外
面上のz点41に当接するようにブラウン管39を支持
する支持台38上に設けられた4個のパネル受け治具4
2と、図示しない駆動機構により上下に駆動され、上記
位置決め治具40により上記パネル受け治具42上に位
置決め支持されたブラウン管39の偏向ヨーク装着部を
押えるファンネル押え治具43と、上記支持台38上に
設けられ、上記位置決め治具40によりパネル受け治具
42上に位置決め支持されたブラウン管39の防爆バン
ド29に取付けられたラグ30の位置を修正する4個の
ラグ位置調整治具44とを備える。その各ラグ位置調整
治具44は、上記パネル受け治具42上に位置決め支持
されたブラウン管39の防爆バンド29に取付けられた
ラグ30を挟んで、その上方に位置する上部ラグ調整治
具45T および下部ラグ調整治具45B を有し、それぞ
れ油圧シリンダーなどの駆動装置46T ,46B によ
り、接離可能に駆動されるようなっている。
【0020】上記ブラウン管39に防爆バンド29を取
付けたのちのラグ30の位置調整は、まず上記ラグ位置
調整装置のパネル受け治具42上にz点41が位置する
ようにブラウン管39を載置して位置決め治具40によ
り位置決めする。そしてファンネル押え治具43を下降
して偏向ヨーク装着部を押える。このとき、上部ラグ調
整治具45T および下部ラグ調整治具45B は、図3
(a)に示すように、ラグ30から離れて位置する。そ
こで、図3(a)に示したように、ラグ30の取付部3
3がA−A線で示す所定の位置よりもファンネル21側
にずれている場合は、同(b)に矢印で示すように、ま
ず下部ラグ調整治具45B の先端面をA−A線まで上昇
させる。ついで上部ラグ調整治具45T を下降して、固
定部32の中間部に設けられた塑性変形しやすい部分3
5を機械的に変形させながら、これら上部および下部ラ
グ調整治具45T ,45B によりラグ30の取付部33
をA−A線上に挟持する。その後、同(c)に矢印で示
すように、上部ラグ調整治具45T を上昇させるととも
に、下部ラグ調整治具45B を下降してラグ30の挟持
を解除する。
付けたのちのラグ30の位置調整は、まず上記ラグ位置
調整装置のパネル受け治具42上にz点41が位置する
ようにブラウン管39を載置して位置決め治具40によ
り位置決めする。そしてファンネル押え治具43を下降
して偏向ヨーク装着部を押える。このとき、上部ラグ調
整治具45T および下部ラグ調整治具45B は、図3
(a)に示すように、ラグ30から離れて位置する。そ
こで、図3(a)に示したように、ラグ30の取付部3
3がA−A線で示す所定の位置よりもファンネル21側
にずれている場合は、同(b)に矢印で示すように、ま
ず下部ラグ調整治具45B の先端面をA−A線まで上昇
させる。ついで上部ラグ調整治具45T を下降して、固
定部32の中間部に設けられた塑性変形しやすい部分3
5を機械的に変形させながら、これら上部および下部ラ
グ調整治具45T ,45B によりラグ30の取付部33
をA−A線上に挟持する。その後、同(c)に矢印で示
すように、上部ラグ調整治具45T を上昇させるととも
に、下部ラグ調整治具45B を下降してラグ30の挟持
を解除する。
【0021】このように、ブラウン管39のパネル20
の側壁外周に装着される防爆バンド29に取付けられる
ラグ30に、塑性変形しやすい部分25を設けると、ブ
ラウン管39に防爆バンド29を装着したのち、その塑
性変形しやすい部分35を機械的に変形させることによ
り、位置ずれしたラグ30の取付部33を±0.3mmの
精度で補正することができ、従来ラグの位置ずれのため
に生じたパネル外表面と受像機のエスカッションとの間
の隙間やエスカッションの変形を防止するために要した
煩雑な人手による調整作業を不必要とすることができ、
受像機へのブラウン管の取付けを自動化することがで
き、その作業能率を向上させることができる。
の側壁外周に装着される防爆バンド29に取付けられる
ラグ30に、塑性変形しやすい部分25を設けると、ブ
ラウン管39に防爆バンド29を装着したのち、その塑
性変形しやすい部分35を機械的に変形させることによ
り、位置ずれしたラグ30の取付部33を±0.3mmの
精度で補正することができ、従来ラグの位置ずれのため
に生じたパネル外表面と受像機のエスカッションとの間
の隙間やエスカッションの変形を防止するために要した
煩雑な人手による調整作業を不必要とすることができ、
受像機へのブラウン管の取付けを自動化することがで
き、その作業能率を向上させることができる。
【0022】なお、上記実施例では、固定部の中間部に
断面V字状に折曲げて塑性変形しやすい部分としたラグ
を示したが、この防爆バンドに取付けられるラグとして
は、それ以外に、たとえば図4に示すように、固定部3
2の中間部に断面V字状に折曲げられ、その折曲げ部分
の両側に切込溝48を設けて折曲げ部分の幅を狭くし
て、塑性変形しやすい部分35としたものも、同様の効
果を奏するラグとすることができる。
断面V字状に折曲げて塑性変形しやすい部分としたラグ
を示したが、この防爆バンドに取付けられるラグとして
は、それ以外に、たとえば図4に示すように、固定部3
2の中間部に断面V字状に折曲げられ、その折曲げ部分
の両側に切込溝48を設けて折曲げ部分の幅を狭くし
て、塑性変形しやすい部分35としたものも、同様の効
果を奏するラグとすることができる。
【0023】
【発明の効果】ブラウン管のパネルの側壁部外周に防爆
バンドが装着され、この防爆バンドにブラウン管を受像
機に取付けるための取付部をもつラグが固定されてなる
防爆形ブラウン管において、ラグの一部に塑性変形しや
すい部分を設け、その取付部の位置を調整しうるように
すると、ブラウン管に防爆バンドを装着したのち、ラグ
の変形しやすい部分を機械的に変形させることにより、
ラグの取付部の位置を正確に調整することができ、従来
ラグの位置ずれのために生じたパネル外表面と受像機の
エスカッションとの間の隙間や、エスカッションの変形
を防止するために要した煩雑な人手による調整作業を不
必要とすることができ、受像機へのブラウン管の取付け
を自動化することができ、その作業能率を向上させるこ
とができる。
バンドが装着され、この防爆バンドにブラウン管を受像
機に取付けるための取付部をもつラグが固定されてなる
防爆形ブラウン管において、ラグの一部に塑性変形しや
すい部分を設け、その取付部の位置を調整しうるように
すると、ブラウン管に防爆バンドを装着したのち、ラグ
の変形しやすい部分を機械的に変形させることにより、
ラグの取付部の位置を正確に調整することができ、従来
ラグの位置ずれのために生じたパネル外表面と受像機の
エスカッションとの間の隙間や、エスカッションの変形
を防止するために要した煩雑な人手による調整作業を不
必要とすることができ、受像機へのブラウン管の取付け
を自動化することができ、その作業能率を向上させるこ
とができる。
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例である防爆形
ブラウン管の構成を示す図、図1(b)はその要部構成
を示す図、図1(c)はそのラグの形状を示す図であ
る。
ブラウン管の構成を示す図、図1(b)はその要部構成
を示す図、図1(c)はそのラグの形状を示す図であ
る。
【図2】図2(a)はラグ位置を調整するラグ位置調整
装置の構成を示す正面図、図2(b)はその平面図であ
る。
装置の構成を示す正面図、図2(b)はその平面図であ
る。
【図3】図3(a)乃至(c)はそれぞれラグ位置の調
整方法を説明するための図である。
整方法を説明するための図である。
【図4】ラグの異なる形状を示す図である。
【図5】従来の防爆形ブラウン管の構成を示す図であ
る。
る。
【図6】真空外囲器を構成するパネルの側壁形状を示す
図である。
図である。
【図7】ラグの位置ずれを説明するための図である。
【図8】図8(a)および(b)はそれぞれ従来の防爆
形ブラウン管のラグの位置ずれにより生ずる問題点を説
明するための図である。
形ブラウン管のラグの位置ずれにより生ずる問題点を説
明するための図である。
20…パネル 22…真空外囲器 28…粘着テープ 29…防爆バンド 30…ラグ 32…固定部 33…取付部 34…開孔 35…塑性変形しやすい部分 48…切込溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ブラウン管のパネルの側壁部外周に防爆
バンドが装着され、この防爆バンドに上記ブラウン管を
受像機に取付けるための取付部をもつラグが固定されて
なる防爆形ブラウン管において、 上記ラグは一部に上記取付部の位置を調整する機械的に
塑性変形しやすい部分が設けられていることを特徴とす
る防爆形ブラウン管。 - 【請求項2】 ブラウン管のパネルの側壁部外周に上記
ブラウン管を受像機に取付けるための取付部をもつラグ
が固定された防爆バンドを装着する防爆形ブラウン管の
製造方法において、 上記ラグの一部に塑性変形しやすい部分を設けておき、
上記ブラウン管に上記防爆バンドを装着したのち、上記
ラグの塑性変形しやすい部分を機械的に変形させて上記
取付部の位置を調整することを特徴とする防爆形ブラウ
ン管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25520594A JPH08124501A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 防爆形ブラウン管およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25520594A JPH08124501A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 防爆形ブラウン管およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08124501A true JPH08124501A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17275488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25520594A Pending JPH08124501A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 防爆形ブラウン管およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08124501A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100291782B1 (ko) * | 1999-03-23 | 2001-05-15 | 김순택 | 외부 충격에 대한 흡수 수단을 갖는 음극선관 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25520594A patent/JPH08124501A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100291782B1 (ko) * | 1999-03-23 | 2001-05-15 | 김순택 | 외부 충격에 대한 흡수 수단을 갖는 음극선관 |
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