JPH08124983A - 半導体層歪み検査装置および方法 - Google Patents

半導体層歪み検査装置および方法

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JPH08124983A
JPH08124983A JP26392894A JP26392894A JPH08124983A JP H08124983 A JPH08124983 A JP H08124983A JP 26392894 A JP26392894 A JP 26392894A JP 26392894 A JP26392894 A JP 26392894A JP H08124983 A JPH08124983 A JP H08124983A
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JP
Japan
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slit
semiconductor layer
rays
diffracted
ray
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JP26392894A
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Norihiko Tsuchiya
屋 憲 彦 土
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子微細部の歪みを高感度に検出可能なX線
回折法を用いた半導体層歪み検査装置を提供する。 【構成】 半導体層歪み検査装置は、半導体層(3)へ
X線(7)を照射し、回折されたX線(8、9)の強度
分布から半導体層の歪みを検査する半導体層歪み検査装
置であって、回折されるX線(8、9)のビーム幅を狭
い幅にする絞りスリット(10)と、絞りスリット(1
0)を回折されるX線のビーム幅の幅方向へ移動するス
リット移動手段(11)と、スリット移動手段(11)
により絞りスリット(10)を移動する毎に回折された
X線の強度分布を検出する検出手段(6、13)と、を
備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体層歪み検査装置
および方法に係り、特にX線回折による歪み解析に使用
されるX線回折を用いた半導体層歪み検査装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】Siウェハや化合物半導体ウェハ等の単
結晶半導体ウェハ上に微細素子のパターンを形成する
と、単結晶半導体ウェハにはそれらの微細素子との境界
近傍の微小部において結晶歪みを形成しやすい。
【0003】高集積半導体素子の形成されたウェーハ表
層には高応力が発生しやすく、特にLOCOS(local
oxidation of Si )やトレンチ等による絶縁分離領域周
辺には局所的に数10〜数100MPa という応力が生
じ、分布している。
【0004】微細部の応力検出には顕微ラマン法(Ext.
Abst.of the 19th Conf.on Solid Stare Devices and M
aterials,1987,p323)がある。この方法ではレーザー光
を使用しているため、空間分解能は1μm程度であるが
応力に対する検出感度は悪く、高々5MPa である。
【0005】これに対し、X線回折法は歪みに対して高
感度であり、△d/d=10-7程度の測定を容易に実現
できる。
【0006】しかし、通常使用可能なビーム径は直径
0.1〜1mmと大きく、微細領域の評価には不適当であ
った。
【0007】図5に、X線回折法に使用する従来のX線
セクショントポグラフィの構成を示す。図5において、
X線源1から出射された入射X線7は入射スリット2を
経て半導体ウェーハ3へ照射され、半導体層のA−Bか
ら回折X線8、9が生成される。半導体層のA−Bから
の回折X線8、9は受光スリット4を経てX線フィルム
または原子核乾板5のA’−B’の範囲に吸収され、シ
ンチレーションカウンタ等の検出器6によって検出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように半導体層の
微細部の応力検出には、顕微ラマン法は応力・歪みに対
して低感度であり、X線回折法は微細領域の応力・歪み
の評価を不可能であるという関係にあり、現状では両者
は相補的な関係にある。顕微ラマン法の高感度化の努力
もなされているが、応力値で1MPa を切るのはラマンシ
フトの検出精度から難しい状況である。
【0009】一方、X線回折法の問題点を解決すべく、
入射X線をXGT(Xray Guicle Tube)により5.7μ
mφまで収束する方法が開発された(EXT.Abst.of the
20thConf.on Solid Stare Devices and Materials,198
8,p463)が、顕微ラマン法にも劣る分解能であるのが現
状である。一方、半導体素子の微細化は既にサブミクロ
ン領域に達している。しかしながら、この領域での微小
な歪みの分布を実験的に評価できる手段はないのが現状
である。
【0010】図5に示すように、X線セクショントポグ
ラフィを用いた従来の半導体層歪み検査装置において
は、受光スリット4のスリット幅は半導体層のA−Bに
対応する幅を有してした。このため、十分な空間分解能
を得られないという問題があった。原子核乾板5として
空間分解能の高いものを使用して1μm程度の空間分解
能を得ることが原理的には可能だが、サブミクロンの分
解能を得ることができなかった。
【0011】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題を解消し、素子微細部の歪みを高感度に検出可
能なX線回折法を用いた半導体層歪み検査装置および方
法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による半導体層歪み検査装置は、半導体層
へX線を照射し、回折されたX線の強度分布から半導体
層の歪みを検査する半導体層歪み検査装置であって、回
折されるX線のビーム幅を狭い幅にする絞りスリット
と、前記絞りスリットを回折されるX線のビーム幅の幅
方向へ移動するスリット移動手段と、前記スリット移動
手段により前記絞りスリットを移動する毎に回折された
X線の強度分布を検出する検出手段と、を備えることを
特徴とする。
【0013】前記検出手段は、前記絞りスリットと同期
して相似的拡大移動可能であることが好適である。
【0014】また、前記検出手段は、前記絞りスリット
を移動する毎に検出したX線の強度分布を所定順序で配
列表示する表示手段を有することが好適である。
【0015】また、本発明による半導体層歪み検査方法
は、半導体層へX線を照射し、回折されたX線の強度分
布から半導体層の歪みを検査する半導体層歪み検査方法
において、回折されるX線のビーム幅を絞りスリットに
より狭い幅にし、前記絞りスリットを回折されるX線の
ビーム幅の幅方向へ移動させるとともに、回折されたX
線の強度分布を検出するフィルム状検出装置を前記絞り
スリットと同期して相似的拡大移動させる、ことを特徴
とする。
【0016】
【作用】半導体層で回折されたX線は絞りスリットによ
ってその一部のみが通過し、同時に検出手段へ到達する
回折X線のビーム幅は狭められる。スリット移動手段に
よって絞りスリットを回折X線のビーム幅の幅方向へ移
動し、検出手段によって検出する回折X線をサンプリン
グする。検出手段によって絞りスリットを移動する毎に
回折されたX線の強度分布を検出することによって、高
分解能で回折X線を強度分布を検出することができる。
【0017】検出手段は、絞りスリットと同期して移動
するとともに絞りスリットの移動よりも早く移動して相
似的拡大移動可能であるので、回折X線の強度分布を拡
大して表示可能になるように検出することができる。こ
の結果、X線セクショントポグラフィにおいて半導体層
のサブミクロンパターンの一部からの回折X光を絞りス
リットにより取出し、絞りスリットを微動操作させるの
と同期してX線エリアセンサ等のフィルム状検出装置を
相似的に拡大操作することにより、微細領域の微小歪み
分布を画像として表示可能になる。
【0018】検出手段が、絞りスリットを移動する毎に
検出したX線の強度分布を所定順序で配列表示する表示
手段を有する場合には、例えば横軸に半導体層の位置を
とり縦軸に回折X線の強度を画像として、視覚的に表示
することができる。
【0019】
【実施例】本発明による半導体層歪み検査装置の一実施
例を図面を参照して以下に説明する。図1において、符
号1はX線源を示し、X線源1から出射された入射X線
7は入射スリット2を経てビーム状に狭められ、X線半
導体ウェーハ3へ照射される。X線半導体ウェーハ3に
おいて、半導体層のA−Bから回折X線8、9が生成さ
れる。
【0020】回折X線を露光するイメージングプレート
またはX線CCD等のX線エリアセンサ13の手前には
絞りスリット10が配設されている。絞りスリット10
は回折X線8、9の一部のみを通過させて回折X線のビ
ーム幅を狭める。絞りスリット10を経た回折X線9は
X線エリアセンサ13に露光され、シンチレーションカ
ウンタ等の検出器6によって検出される。
【0021】絞りスリット10はスリット移動手段11
によって回折X線のビーム幅方向へ移動できるようにな
っている。
【0022】また、X線エリアセンサ13はフィルム移
動手段12によって、絞りスリット10と同期して相似
的拡大移動するようになっている。すなわち、X線エリ
アセンサ13は、絞りスリット10と同期して移動する
とともに絞りスリット10の移動よりも早く移動するよ
うになっている。図1において、絞りスリット10の単
位時間当たりの移動量をベクトルiによって示し、X線
エリアセンサ13の単位時間当たりの移動量をベクトル
jによって示す。ベクトルiとベクトルjとの間の相似
的拡大移動の関係が点線で示されている。ベクトルiが
0.125μmの大きさであるとき、ベクトルjは20
0μmの大きさである。
【0023】X線源1にはMo回転対陰極(60kV,
500mA)が用いられている。発生したX線は10μ
m幅の入射スリット2によりコリメートされ、表面をX
線入射側に向けた半導体ウェハ3へ照射される。X線回
折法は本実施例ではいわゆるLong法による場合を示
すが、他にBerg−Barrett法による場合でも
よい。
【0024】本実施例では、回折条件はMoKα1 の
(440)反射を用いている。半導体ウェハ3の試料表
面側(A)、裏面(B)でそれぞれ生じた回折X線9、
8は、スリット幅0.3μmの絞りスリット10により
回折光線8は遮蔽され、回折光線の一部(スリット幅
0.3μmに対応した線状領域)のみが高感度のイメー
ジングプレートまたはX線CCD等のX線エリアセンサ
13に露光される。
【0025】回折条件の設定は、絞りスリット10とX
線エリアセンサ13を除き、検出器6としてのシンチレ
ーションカウンタの強度をモニターして決定される。そ
の後、絞りスリット10とX線エリアセンサ13を挿入
する。スリット移動手段11を0.125μmの微動操
作に合わせて絞りスリット10を微動させ、フィルム移
動手段12によりX線エリアセンサ13を200μm毎
に同期させて微動させ、X線エリアセンサ13上にマッ
ピング画像を得る。
【0026】次に、図2を参照して絞りスリット10に
ついて詳細に説明する。絞りスリット10は半導体プロ
セスで一般的なリソグラフィ(写真触刻法)を応用して
加工した。図2において、アモルファスカーボン(20
0μm厚)21上に鉛を100μmスパッタし(b)、
レジストを塗布(c)した後、電子ビーム描画により幅
0.1μmのパターンを形成した(d)。その後、酸に
より鉛スパッタ膜を溶解し(e)、レジストを除去して
所望幅の絞りスリット(f)を得た。
【0027】本実施例における絞りスリット10は線状
だけでなく、2次元マッピング用の矩形または多角形の
形状のスリットも同一手法で形成可能であり、スリット
幅は0.01μmまで形成できることが確認された。
【0028】なお、X線(MoKα1 )の透過率μは鉛
の部分では1.2×10-6と十分遮蔽されており、アモ
ルファス・カーボン材の吸収は無視され得る。特にアモ
ルファス・カーボンを用いたのは半導体加工の基材とし
て優れている点、X線透過率が高い点、結晶でないため
スリット部での回折が避けられる点等の長所を利用した
ものである。
【0029】次に、図3に、半導体ウェハ3の断面を示
す。(100)のSi基板3aの表面に0.5μm幅の
選択酸化膜3bが形成されている。選択酸化膜3bの両
側端部近傍に結晶歪み3cが形成されやすい。
【0030】次に、図4に、X線エリアセンサ13とし
てのイメージングプレートの位置を横軸にして、縦軸に
回折X線の強度を数値化して微細部のX線強度分布を示
す。横軸は図3に示した半導体ウェハ3の横方向の長さ
に対応し、選択酸化膜3bの両側端部近傍の結晶歪み3
cが形成されやすい位置にX線強度が強くなっているこ
とが認められ、強度の強い部分が高歪み部であることが
わかる。
【0031】また、絞りスリット10を移動する毎に検
出したX線の強度分布を所定順序で配列表示する表示手
段を有することにより、例えば横軸に半導体層の位置を
とり縦軸に回折X線の強度を画像として、視覚的に表示
することができる。
【0032】なお、絞りスリット10として多角形のス
リットを用い、試料の深さ方向も併せて2次元的に走査
すれば、断面の歪み分布を得ることが可能であり、ま
た、低角入射のBroggの回折を用いたときには平面
的な歪み分布を得ることも可能となる。
【0033】以上説明したように、本実施例の構成によ
れば、絞りスリット10により回折されたX線の一部の
み通過させてX線エリアセンサ13上に検出するように
したので、高分解能で回折X線を強度分布を検出するこ
とができる。
【0034】また、リソグラフィ(写真触刻法)を応用
しアモルファス・カーボンを用いて絞りスリット10を
加工したので、半導体加工の基材として優れ、X線透過
率が高く、結晶でないためスリットによる回折が避けら
れる、非常に狭い所望幅のスリットを得ることができ
る。
【0035】X線エリアセンサ13を絞りスリット10
と同期して相似的拡大移動するようにしたので、回折X
線の強度分布を拡大して表示可能になるように検出する
ことができる。
【0036】これらの結果、サブミクロンデバイス上の
パターン形成による膜歪みの微細領域での分布を高感度
かつ非破壊で評価することが実現できる。このような歪
みが過大だと素子製造プロセスで結晶欠陥(転移)が多
発し、歩留り低下に結びつくが、歪み分布を解析しプロ
セス設計面で歪みを緩和することにより、欠陥発生を防
止し素子の歩留り及び信頼性の向上が実現できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の構成によれば、本実施例の構成
によれば、絞りスリットを設けたので、高分解能で回折
X線を強度分布を検出することができる。
【0038】検出手段は、絞りスリットと同期して移動
するとともに絞りスリットの移動よりも早く移動して相
似的拡大移動可能であるので、回折X線の強度分布を拡
大して表示可能になるように検出することができる。こ
の結果、X線セクショントポグラフィにおいて半導体層
のサブミクロンパターンの一部からの回折X光を絞りス
リットにより取出し、絞りスリットを微動操作させるの
と同期してX線エリアセンサ等のフィルム状検出装置を
相似的に拡大操作することにより、微細領域の微小歪み
分布を画像として表示可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体層歪み検査装置の一実施例
の構成を示すブロック図。
【図2】絞りスリット作成工程を示す図。
【図3】試料としての半導体ウェハの素子構造を示す断
面図。
【図4】本発明による絞りスリットの1次元走査で得ら
れた回折X線の強度分布の位置依存性を示す図。
【図5】従来の半導体層歪み検査装置を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 X線源 2 入射スリット 3 半導体ウェハ 4 受光スリット 5 原子核乾板 6 シンチレーションカウンタ等の検出器 7 入射X線 8,9 回折X線 10 絞りスリット 11 スリット移動装置 12 フィルム移動装置 13 X線エリアセンサ 21 アモルファス・カーボン 22 鉛スパッタ膜 23 レジスト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体層へX線を照射し、回折されたX線
    の強度分布から半導体層の歪みを検査する半導体層歪み
    検査装置であって、 回折されるX線のビーム幅を狭い幅にする絞りスリット
    と、 前記絞りスリットを回折されるX線のビーム幅の幅方向
    へ移動するスリット移動手段と、 前記スリット移動手段により前記絞りスリットを移動す
    る毎に回折されたX線の強度分布を検出する検出手段
    と、を備えることを特徴とする半導体層歪み検査装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は、前記絞りスリットと同期
    して相似的拡大移動可能であることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体層歪み検査装置。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、前記絞りスリットを移動
    する毎に検出したX線の強度分布を所定順序で配列表示
    する表示手段を有することを特徴とする請求項1または
    請求項2のいずれかに記載の半導体層歪み検査装置。
  4. 【請求項4】半導体層へX線を照射し、回折されたX線
    の強度分布から半導体層の歪みを検査する半導体層歪み
    検査方法において、 回折されるX線のビーム幅を絞りスリットにより狭い幅
    にし、 前記絞りスリットを回折されるX線のビーム幅の幅方向
    へ移動させるとともに、回折されたX線の強度分布を検
    出するフィルム状検出装置を前記絞りスリットと同期し
    て相似的拡大移動させる、ことを特徴とする半導体層歪
    み検査方法。
JP26392894A 1994-10-27 1994-10-27 半導体層歪み検査装置および方法 Withdrawn JPH08124983A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014117251A1 (de) 2013-11-28 2015-05-28 Rigaku Corporation Röntgentopographievorrichtung

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014117251A1 (de) 2013-11-28 2015-05-28 Rigaku Corporation Röntgentopographievorrichtung
US9658174B2 (en) 2013-11-28 2017-05-23 Rigaku Corporation X-ray topography apparatus

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