JPH0812536B2 - 点字セルモジュール - Google Patents

点字セルモジュール

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JPH0812536B2
JPH0812536B2 JP5089907A JP8990793A JPH0812536B2 JP H0812536 B2 JPH0812536 B2 JP H0812536B2 JP 5089907 A JP5089907 A JP 5089907A JP 8990793 A JP8990793 A JP 8990793A JP H0812536 B2 JPH0812536 B2 JP H0812536B2
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JP
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piezoelectric actuator
cell module
tactile
braille cell
push
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義之 谷
幸雄 白石
理樹 洪
明義 森田
邦廣 鈴木
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KGS Corp
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    • G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B21/00—Teaching, or communicating with, the blind, deaf or mute
    • G09B21/001—Teaching or communicating with blind persons
    • G09B21/003—Teaching or communicating with blind persons using tactile presentation of the information, e.g. Braille displays
    • G09B21/004—Details of particular tactile cells, e.g. electro-mechanical or mechanical layout

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバイモルフタイプの圧
電アクチュエータを作動源とした点字セルモジュールに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の点字セルは、実開昭62−164
380号公報等に開示されているように、点字表示単位
数の触知ピンに対応する複数のバイモルフタイプの圧電
アクチュエータが水平方向に所要数の階段状に設けら
れ、それらの圧電アクチュエータの自由端部に触知ピン
が載置されており、所要の圧電アクチュエータを選択駆
動しその自由端部の上下方向の偏位により対応する触知
ピンを上下方向に移動させてその先端部を触指走査部よ
り突出させ点字情報を表示する構造であった。
【0003】このような従来の点字セルは、圧電アクチ
ュエータを水平方向に配置している関係で横方向に大き
くスペースが必要なばかりでなく、触知ピンの動作が上
下方向であるので、上下方向のスペースもそれなりに必
要であり、圧電アクチュエータや触知ピンを含む必要な
構成物よりなる点字セルモジュールを極小化することが
困難であった。また、多数行の文字情報や図形情報を表
示しようとする場合は所要の触知面に高密度の触知ピン
を設ける必要があるので圧電アクチュエータを横方向に
配置する従来の方式では構造上小形化することが困難で
ある。
【0004】これらの問題を解決するため、圧電アクチ
ュエータを垂直方向に配設するとともにその上方に上下
方向に駆動される触知ピンを設け、圧電アクチュエータ
の自由端部の左右方向運動を上下方向の運動に変換する
手段を介して触知ピンを駆動する点字セルが提案されて
おり、その結果、多数行の文字情報やある程度の図形情
報の表示も可能になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近、点字装置をさら
に小形化する要望や細密な図形情報表示の要望が強くな
ってきた。この発明はこのような要望に答えるためにな
されたもので、圧電素子アクチュエータ自由端部の左右
方向運動を上下方向の運動に変換する手段および構成部
品の実装を効率化することによりさらに小形化を図り、
触知面に一度に多数行の文字情報や図形情報の表示が可
能な点字セルモジュールを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の点字セルモジ
ュールは、点字表示単位となる複数の触知ピンとこれら
触知ピンのそれぞれに対応して設けられた圧電アクチュ
エータおよびこれら触知ピンと圧電アクチュエータを含
むモジュール構成部品を実装するフレーム本体を有し選
択する触知ピンに対応した圧電アクチュエータの自由端
部を偏位させることにより該触知ピンをリセット位置か
らセット位置に押し上げ所要の点字情報を提供する点字
セルモジュールにおいて、フレーム本体の上部に設けら
れ上下方向に移動自在に支持される触知ピンと、フレー
ム本体の下部に設けられ自由端部を上方に向けて垂直方
向に配設される圧電アクチュエータと、圧電アクチュエ
ータの自由端部の上方位置に設けられた支持棒に回動自
在に軸支され支持棒軸より下方向に向かって設けられそ
の先端部側面が圧電アクチュエータの自由端部に自由に
当接する第1レバーと支持棒より横方向に向かって設け
られその先端部の載置面に該圧電アクチュエータに対応
する触知ピンの下端部を自由に載置する第2レバーとを
備えた押上カムとを具備したことを特徴としている。
【0007】また、押上カムの第2レバーの触知ピンを
載置する載置面は水平方向に対して所定角度もしくは所
定曲面をなすように構成している。また、押上カムの第
1レバーの圧電アクチュエータの自由端部に当接する部
分に突起を設ける構成もとれる。
【0008】また、押上カムは支持棒に対する第1レバ
ーと第2レバーの回転モーメント差により第1レバーの
前記先端部側面を常時圧電アクチュエータの自由端部に
当接させるように作用する回転モーメントが与えられる
ように構成している。
【0009】また、圧電アクチュエータの自由端部の偏
位方向に隣り合って対向する二つの触知ピンにおける一
方の触知ピンに対応する圧電アクチュエータを他方の触
知ピンの下方に配設し、他方の触知ピンに対応する圧電
アクチュエータを一方の触知ピンの下方に配設すること
もできる。
【0010】また、所定数の押上カムおよびこれら押上
カムを軸支する支持棒を一体的に収納したカセットをフ
レーム本体に着脱可能に装着する構成もとれる。また、
この発明の点字セルモジュールは、所定数の圧電アクチ
ュエータを一体的に保持するためのハウジングを有しこ
れら圧電アクチュエータの基端部における表裏の電極を
該ハウジングに設けられたリード端子に直接接続すると
もにハウジングをフレーム本体に着脱可能に装着する構
成もとれる。
【0011】さらに、この発明の点字セルモジュール
は、この点字セルモジュール内の圧電アクチュエータに
対する制御駆動回路を該モジュールに収納して設けるこ
ともできる。
【0012】
【作用】支持棒に回動自在に軸支された押上カムにより
圧電アクチュエータの自由端部の左右方向の偏位運動を
触知ピンの上下方向の運動に無理なくしかも効率良く変
換でき、そのため圧電アクチュエータを小形化すること
ができる。また、触知ピンの方から加えられる力を押上
カムにより圧電アクチュエータの偏位方向のみの力に変
換できるので圧電アクチュエータに無理が掛からず破損
を防止できる。
【0013】押上カムの第2レバーの載置側面に水平方
向に対する所定角度もしくは所定曲面を設けることで触
知ピンに各ストロークに亘って所要の押圧力を与えるこ
とができる。
【0014】押上カムの第1レバーの圧電アクチュエー
タの自由端部に当接する部分に突起を設けることで第1
レバーと圧電アクチュエータの自由端部との当接を円滑
にすることができる。
【0015】押上カムに第1レバーの先端部側面を常時
圧電アクチュエータの自由端部に当接させるような回転
モーメントを与えるように構成することでリセット時に
おいて触知ピンがリセット位置に戻ることを妨げない。
【0016】隣合って対向する一方の触知ピンの下方に
他方側の触知ピンの圧電アクチュエータを設けることで
限られたスペースを有効に利用して最適な押圧力を得る
ことができる。
【0017】押上カムと押上カムを軸支する支持棒を一
体的に収納したカセットをフレーム本体に着脱可能に装
着する構成により点字セルモジュールの組み立ておよび
保守を容易にすることができる。
【0018】ハウジングに設けられたリード端子に圧電
アクチュエータを直接に接続するともにハウジングをフ
レーム本体に着脱可能に装着する構成により、圧電アク
チュエータの表裏電極に対するリード線が不要になると
ともに点字セルモジュールの組立てが容易になる。制御
駆動回路をモジュール内に収納して設けることで、圧電
アクチュエータと制御駆動回路の一体化が図れる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。図1〜図3は第1の実施例の点字セルモジ
ュールの組立て方法および構成を説明する図である。図
1において1は合成樹脂等の成型品でなるフレーム本体
で、このフレーム本体1の上体1aの係止凹部1bに触
知板2の係止爪2aを係合させて触知板2を固定するよ
うになっている。フレーム本体1と触知板2との間隙部
には点字を表示するための2列4本の計8本の触知ピン
3がその鍔3aによりフレーム本体1と触知板2から脱
落しないようにしかも上下方向に所定寸法範囲で移動自
在に保持される。そして、それらの触知ピン3の下端は
上体1aから下方に突出するようになっている。
【0020】フレーム本体1の上体1aの下方の左右に
設けられた2枚の側面1cにはそれぞれ二つの穴1dが
設けられるとともにこれら側面1cは仕切板1eにより
前後に仕切られいる。そして、2枚の側面1cの間には
触知ピン3の列に対応して2本の支持棒4が穴1dに懸
架されるとともに、これらの支持棒4には2列の触知ピ
ン3に対応して第1レバー5aと第2レバー5bを有す
る押上カム5が貫通孔5cを介して4個づつこれらの支
持棒4に後述するように交差する形で軸支されるように
なっている。
【0021】このように触知板2や支持棒4および押上
カム5がフレーム本体1に実装されるとその後、図2に
示すように自由端部6aを上方向に向け4枚が一体的に
形成されたバイモルフタイプの圧電アクチュエータ6を
垂直に保持するとともに圧電アクチュエータ6の表裏の
電極に接続するリード端子7aが上下に貫通して設けら
れるハウジング7の二個を仕切板1eの両側の2枚の側
面1c間に係止凹部1fとハウジング7の係止爪7bを
利用して装着する。そして、支持棒4や押上カム5およ
びハウジング7が装着された2個のフレーム本体1を連
結孔1gを介して図示しない連結棒で連結する。
【0022】次ぎに、連結されたフレーム本体1の側面
1c外側の左右の両側に係止溝1hを利用してプリント
基板8aに実装されている制御駆動回路8を取付ける。
この制御駆動回路8は一つのフレーム本体1に実装され
ている8枚の圧電アクチュエータ6をドライブするため
のもので下部に制御信号を受けるコネクタ8bを備えて
いる。さらに、絶縁フィルム9を圧電アクチュエータ6
の保護の目的で接着剤などを利用して側面1cの間に貼
付する。
【0023】以上のように組立てられたハウジング7お
よび制御駆動回路8を含むフレーム本体1が2個連結さ
れた半製品を、図3に示すようにコネクタ10aが設け
られた底基板10のプリント配線に半田付けして点字セ
ルモジュールを完成する。
【0024】次に、図4によって上記のように実装され
たこの実施例の点字セルモジュールの触知ピン3と押上
カム5および圧電アクチュエータ6の相互関係を説明す
る。同図に示すように押上カム5は支持棒4から下方向
に向かって設けられた第1レバー5aの先端部側面が圧
電アクチュエータ6の自由端部6aに当接するとともに
支持棒4から横方向に向かって設けられた第2レバー5
b先端部の載置面5d上に触知ピン3の下端部を自由に
載置するように組立られる。触知ピン3が点字情報を表
示しないリセット状態にあるときは圧電アクチュエータ
6の自由端部6aは実線に示すように図示右方向に偏位
しており、この状態において第2レバー5bの載置面5
dは実線に示すように水平方向に対して所定の角度をな
すように設定されている。このリセット状態において載
置面5dに載置された触知ピン3は触知板2の触知面よ
り下がったリセット状態になっている。
【0025】圧電アクチュエータ6がセット状態に駆動
されると、自由端部6aが図示左方向に偏位して押上カ
ム5を第1レバー5aを介して支持棒4を中心にして破
線で示すように時計方向に回転させる。この回転により
第2レバー5bの載置面5d上に載置された触知ピン3
を上方向に押し上げ、鍔3aが触知板2の下面により規
制される位置まで触知ピン3が触知板2の上に突出して
表示状態となる。再び圧電アクチュエータ6がリセット
状態に駆動されると自由端部6aは右方向に偏位して押
上カム5も実線位置に戻り、触知ピン3も自重により鍔
3aが上体1aにより規制される位置まで下がる。
【0026】なお、押上カム5は支持棒4に対する第1
レバー5aと第2レバー5bの回転モーメントの差によ
り圧電アクチュエータ6の偏位位置に関係なく常に第1
レバー5aの先端部側面が自由端部6aに当接するよう
に偏った回転モーメントが与えられている。したがっ
て、圧電アクチュエータ6が右方向に偏位しているリセ
ット状態においては第2レバー5bは必ず下がった位置
にあり、触知ピン3の自重による下方向への戻りを妨げ
ないようになっている。
【0027】また、押上カム5は触知ピン3の方から加
えられる上下方向の力を圧電アクチュエータ6の偏位方
向である水平方向に変換する作用があるので、圧電アク
チュエータ6に上下方向の無理な力が掛からず圧電アク
チュエータ6の破損を防止することができる。
【0028】図5は、この実施例の二列に配置された触
知ピン3とこれらの触知ピン3に対応する圧電アクチュ
エータ6および押上カム5の位置関係を示している。同
図に示すように圧電アクチュエータ6の自由端部6aの
偏位方向に二列に配列された触知ピン3の一方の列の触
知ピン3に対応する圧電アクチュエータ6を他方の列の
隣り合う触知ピン3の下方に配置し、他方の列の触知ピ
ン3に対応する圧電アクチュエータ6を一方の列の隣り
合う触知ピン3の下方に配置して、それぞれの押上カム
5の第2レバー5bが互いに交差するように設けてい
る。このような配置により触知ピン3と圧電アクチュエ
ータ6との間の限られたスペースを効率よく利用し、か
つ、このような構成により最適な押圧力を得ることがで
きる。
【0029】図6(a)(b)は、この実施例のハウジング7
を説明する斜視図である。ハウジング7は絶縁性の合成
樹脂等でなる成型品であり、同図(a) に示すように4枚
の圧電アクチュエータ6の表裏の電極に対応する一対の
リード端子7aが四対つまり8本のリード端子7aが上
下に貫通して設けられ、また、四対のリード端子7aの
中央部分には4枚の圧電アクチュエータ6の一体化され
ている基端部6bを挿入するための溝7cが設けられて
いる。そして、同図(b) に示すように溝7cに基端部6
bが挿入されると基端部6bに形成された共通電極の接
続端子6cがハウジング7の下方に突出した状態にな
る。圧電アクチュエータ6が溝7cに挿入されると各圧
電アクチュエータ6の基端部6bの表裏の電極を半田7
dにより直接に一対のリード端子7aに接続してハウジ
ング7に固定する。さらに、8本のリード端子7aとと
もに共通電極の接続端子6cが図3に示すように底基板
10に接続固定されるようになっている。同時に制御駆
動回路8もコネクタ8bを介して底基板10に接続され
る。
【0030】図7は、このように構成された点字セルモ
ジュールの触知ピン3のストロークと押圧力との関係を
触知ピン3が載置される第2レバー5bの載置面5dが
水平方向に対してなす角度θをパラメータにとりθ=0
°,15°,30°の場合について行った実験結果であ
る。この実験による三者を比較すると、実線で示すθ=
0°の場合はストローク=0mmの点で押圧力が最も低
く、またストローク=0.8mmの点で押圧力が最も高く
なっている。破線で示すθ=30°の場合はストローク
=0mmの点で押圧力が最も高く、ストローク=0.8mm
の点で押圧力が最も低くなっており、一点鎖線で示すθ
=15°の場合は両者の中間の値を示している。押圧力
は各ストロークについて必要な値が得られるとともに適
度の差があることが望ましいが、これらの実験の範囲で
あれば実用的に使用できる。また、第2レバー5bの載
置面5dを図8(a)(b)(c) に示すように先端から支持棒
4の方向に向かって適当な曲面を形成することにより、
載置面5dと触知ピン3の接触角を押上カム5の回転に
伴った最適な角度にすることができ、ストロークの広い
範囲に亘って必要な押圧力を確保しかつ適度な差を与え
ることができる。
【0031】図9は、この実施例における押上カム5の
第1レバー5aの圧電アクチュエータ6に当接する部分
に突起5eを設けたものである。このような突起5eを
設けることにより第1レバー5aと圧電アクチュエータ
6との接触が円滑になり、圧電アクチュエータ6の偏位
運動を触知ピン3の上下方向の運動に効率よく変換する
ことができる。
【0032】図10は、フレーム本体1の構造を第1の
実施例のものから一部を変更した第2の実施例である。
この実施例は一方の側板1cの上部部分が上体1aと仕
切板1eより着脱可能な補助側板1iで形成されてい
る。この補助側板1iには上体1aの係止溝1jに係合
する係止爪1kおよび仕切板1eの係止爪1lに係合す
る係止穴1mが設けられており、これらの係止手段によ
りフレーム本体1の一方の側板1cの上部に固定される
ようになっている。支持棒4、押上カム5をフレーム本
体1に組み立てる場合は、他方の側板1cの二つの穴1
dに二本の支持棒4の一端を架け、次に二本の支持棒4
に押上カム5を第2レバー5bが互いに交差するように
通し、最後に二本の支持棒4の他端を補助側板1iの二
つの穴1dに通すとともに係止爪1kを上体1aの係止
溝1jに、また係止穴1mを仕切板1eの係止爪1lに
係合させてフレーム本体1に固定する。
【0033】図11は、支持棒4と押上カム5を予めカ
セット11に実装しこのカセット11をフレーム本体1
に装着する方式の第3の実施例である。カセット11は
コの字形をなしその両側面のそれぞれには図1および図
10の側板1cの穴1dに相当する二つの穴11aとフ
レーム本体1の側板1cに設けられている係止穴1nに
係止するための突起11bが設けられている。また、上
面には触知ピン3を貫通させるための穴11cが設けら
れている。このようなカセット11に第1、第2の実施
例で説明したと同様に支持棒4と押上カム5を実装し、
その後にカセット11をフレーム本体1に装着し、係止
穴1nに突起11bを係合させてフレーム本体1に固定
する。この実施例によれば、予めカセット11に支持棒
4、押上カム5を実装する方法を採用しているので組立
および保守交換が容易になる。
【0034】また、この実施例のフレーム本体1の両側
板1cの前後には隣り合うフレーム本体1との係合を確
実にするための凸部1pと隣のフレーム本体1の凸部1
pと嵌合する凹部1qが設けられている。これらの凸部
1pと凹部1qは第1,第2の実施例においても設ける
ことができる。
【0035】また、第1の実施例において説明した押上
カム5の構造、組立方法や圧電アクチュエータ6のハウ
ジング7や制御駆動回路8および底基板等10の構造や
組立て方法は第2,第3の実施例においても実施でき
る。なお、この発明は上記各実施例に限定されるもので
はなく、要旨を変更しない範囲で変形して実施できる。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば下記のような効果が期
待できる。 a.支持棒に回動自在に軸支された押上カムにより圧電
アクチュエータの偏位を触知ピンの上下移動に無理なく
かつ効率良く変換でき、したがって圧電アクチュエータ
を小形化することができる。
【0037】b.押上カムの第2レバーの先端上側面に
所定角度もしくは所定曲面を設けることで触知ピンに広
い範囲のストロークに亘って最適な押圧力を与えること
ができる。
【0038】c.押上カムの第1レバーの圧電アクチュ
エータの自由端部に当接する部分に突起を設けることで
第1レバーと圧電アクチュエータの自由端部との接触が
円滑になり圧電アクチュエータの偏位を触知ピンの上下
運動に効率良く変換できる。
【0039】d.押上カムに第1レバーの先端部側面を
常時圧電アクチュエータの自由端部に当接させるような
回転モーメントを与えるように構成することでリセット
時において触知ピンが確実にリセット位置に戻る。
【0040】e.触知ピンの下方に他方側の触知ピンの
圧電アクチュエータを設けることで限られたスペースを
有効に利用して最適な押圧力を得ることができる。 f.押上カムと支持棒を一体的に収納したカセットをフ
レーム本体に着脱可能に挿着する構成により点字セルモ
ジュールの組み立ておよび保守を容易にすることができ
る。
【0041】g.ハウジングのリード端子に圧電アクチ
ュエータを直接接続するともにハウジングをフレーム本
体に着脱可能に装着する構成により、圧電アクチュエー
タのリード線を不要にするとともに点字セルモジュール
の組み立てを容易にできる。 h.制御駆動回路をモジュール内に収納することで点字
セルモジュールの交換保守が容易になるとともに点字装
置の小形化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の点字セルモジュール
のフレーム本体の構造と組立て方法を示す斜視図。
【図2】同実施例の点字セルモジュールの組立て方法を
説明する斜視図。
【図3】同実施例の点字セルモジュールの最終組立て状
態を示す斜視図。
【図4】触知ピンと押上カムおよび圧電アクチュエータ
の関係を示す部分断面図。
【図5】隣り合う触知ピン相互における触知ピンと押上
カムおよび圧電アクチュエータの関係を示す部分断面
図。
【図6】ハウジングの構造を示す斜視図。
【図7】触知ピンのストロークと押圧力の関係を示すデ
ータ。
【図8】押上カムの第2レバーの載置面を曲面に形成し
た例を示す説明図。
【図9】押上カムの第1レバーに突起を設けた例を示す
説明図。
【図10】第2の実施例の点字セルモジュールのフレー
ム本体の構造と組立て方法を示す斜視図。
【図11】第3の実施例の点字セルモジュールのフレー
ム本体の構造と組立て方法を示す斜視図。
【符号の説明】
1…フレーム本体、2…触知板、3…触知ピン、4…支
持棒、5…押上カム、5a…第1レバー、5b…第2レ
バー、5d…載置面、6…圧電アクチュエータ、6a…
自由端部、6b…基端部、7…ハウジング、7a…リー
ド端子、8…制御駆動回路、9…絶縁フィルム、10…
底基板 11…カセット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 明義 千葉県浦安市東野2−25−7 ケージーエ ス株式会社内 (72)発明者 鈴木 邦廣 千葉県浦安市東野2−25−7 ケージーエ ス株式会社内 (56)参考文献 特表 昭61−502354(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点字表示単位となる複数の触知ピンとこれ
    ら触知ピンのそれぞれに対応して設けられた圧電アクチ
    ュエータおよびこれら触知ピンと圧電アクチュエータを
    含むモジュール構成部品を実装するフレーム本体を有し
    選択する触知ピンに対応した圧電アクチュエータの自由
    端部を偏位させることにより該触知ピンをリセット位置
    からセット位置に押し上げ所要の点字情報を提供する点
    字セルモジュールにおいて、 フレーム本体の上部に設けられ上下方向に移動自在に支
    持される触知ピンと、 フレーム本体の下部に設けられ自由端部を上方に向けて
    垂直方向に配設される圧電アクチュエータと、 圧電アクチュエータの自由端部の上方位置に設けられた
    支持棒に回動自在に軸支され支持棒より下方向に向かっ
    て設けられその先端部側面が圧電アクチュエータの自由
    端部に自由に当接する第1レバーと支持棒より横方向に
    向かって設けられその先端部の載置面に該圧電アクチュ
    エータに対応する触知ピンの下端部を自由に載置する第
    2レバーとを備えた押上カムと、 を具備したことを特徴とする点字セルモジュール。
  2. 【請求項2】押上カムの第2レバーの載置面は水平方向
    に対して所定角度もしくは所定曲面をなすことを特徴と
    する請求項1記載の点字セルモジュール。
  3. 【請求項3】押上カムの第1レバーの圧電アクチュエー
    タの自由端部に当接する部分に突起を設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の点字セルモジュー
    ル。
  4. 【請求項4】押上カムは第1レバーの先端部側面を常時
    圧電アクチュエータの自由端部に当接させるように支持
    棒に対する回転モーメントが与えられていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の点字セ
    ルモジュール。
  5. 【請求項5】圧電アクチュエータの自由端部の偏位方向
    に隣り合う一方の触知ピンに対応する圧電アクチュエー
    タを他方の触知ピンの下方に配設し、他方の触知ピンに
    対応する圧電アクチュエータを一方の触知ピンの下方に
    配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の点字セルモジュール。
  6. 【請求項6】フレーム本体に着脱可能であり所定数の押
    上カムおよびこれら押上カムを軸支する支持棒を一体的
    に収納するカセットを設けたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の点字セルモジュール。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
    点字セルモジュールであって、 フレーム本体に着脱可能であり複数のリード端子を有し
    これらリード端子に所定数の圧電アクチュエータの一体
    化された基端部側の表裏の電極を直接接続するハウジン
    グを設けたことを特徴とする点字セルモジュール。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    点字セルモジュールであって、 この点字セルモジュール内の圧電アクチュエータに対す
    る制御駆動回路を該モジュールに収納して設けたことを
    特徴とする点字セルモジュール。
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