JPH0812595A - 慢性関節リウマチ治療薬 - Google Patents

慢性関節リウマチ治療薬

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JPH0812595A
JPH0812595A JP9928995A JP9928995A JPH0812595A JP H0812595 A JPH0812595 A JP H0812595A JP 9928995 A JP9928995 A JP 9928995A JP 9928995 A JP9928995 A JP 9928995A JP H0812595 A JPH0812595 A JP H0812595A
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antibody
human
monoclonal antibody
vla
therapeutic agent
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JP9928995A
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Tadashi Nishida
正 西田
Sachiko Miyake
幸子 三宅
Hideo Yakida
秀雄 八木田
Yasushi Okumura
康 奥村
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ヒトVLA−2の細胞外領域を特異的に認識す
るモノクローナル抗体を有効成分とする慢性関節リウマ
チ治療薬。好適例として、特に、ヒトVLA−2のα鎖
の細胞外領域を特異的に認識するモノクローナル抗体を
有効成分とする慢性関節リウマチ治療薬が挙げられる。 【効果】上記慢性関節リウマチ治療薬は、慢性関節リウ
マチによる関節炎の腫れを抑制し、また、低毒性であ
り、慢性関節リウマチの治療に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトVLA−2の細胞
外領域を特異的に認識するモノクローナル抗体を有効成
分とする慢性関節リウマチ治療薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】慢性関節リウマチ(以下RAと略す)
は、関節滑膜を炎症の主座とする慢性炎症性疾患であ
り、種々の炎症細胞が滑膜の血管内皮細胞を通して、滑
液中に浸潤する。その病態には免疫学的機序が関与して
いると考えられるが、免疫応答のトリガーとなるものの
特定は未だ困難な状況である。また、本来終息すべき炎
症が滑膜を中心として持続するという病態も解決すべき
重要な問題である。このような一連の炎症のプロセス、
特にその慢性化、永続化には免疫担当細胞であるリンパ
球が深く関わっていると考えられる。
【0003】パナイ(Panayi G.S.)等は、
(RAに伴う)「滑膜炎は、もはやリウマトイド因子や
免疫複合体などを介した液性免疫によるプロセスとは考
え難く、むしろ、T細胞、抗原提示細胞、マクロファー
ジ、滑膜細胞、サイトカインを介した細胞性免疫による
プロセスが関与している。」と述べている[Arth.
Rheum.、35、729−735(1992)を参
照]。
【0004】垣本(Kakimoto K.)等は、マ
ウスのコラーゲン誘導関節炎(以下CIAと略す)モデ
ルに対し、関節炎発症のインダクションフェイズ(in
duction phase)である抗原の初回感作時
から、抗ICAM−1抗体あるいは抗LFA−1抗体を
投与することにより、いずれの場合もCIAを抑制する
ことを報告している[Cell.Immunol.、1
42、326−337(1992)を参照]。さらに、
垣本等は、第23回日本免疫学会総会[日本免疫学会総
会・学術総会記録、第23巻、530、I−28(19
93)]において、抗原の初回感作時からの抗ICAM
−1抗体と抗LFA−1抗体との併用投与は、それらの
抗体を単独で投与した場合よりも、よりいっそうラット
のCIAに対する抑制作用を増大させることを報告して
いる。
【0005】また、デューリエ(Durie F.
H.)等も、マウスのCIAモデルに対し、関節炎発症
のインダクションフェイズからの抗CD40リガンド
(CD40L)抗体の投与で、CIAを抑制することを
報告している[Science、261、1328−1
330(1993)を参照]。一方、滑膜組織中のマト
リクス分子であるコラーゲン、フィブロネクチン、ラミ
ニンおよびプロテオグリカンはVLAファミリーを介し
て、リンパ球およびマクロファージの組織への定着、保
持、さらには活性化に関与すると考えられている。これ
らはRAの滑膜病変の成立に深く関わっているため、そ
の機序を解明することがRA治療のための大きな課題で
ある。
【0006】三宅(Miyake S.)等は、固相化
したマトリクス分子上で、RA患者の滑液より分離した
単核球を一晩培養後RNAを抽出し、サイトカインのm
RNAの変化を調べ、抗インテグリンβ1抗体によりこ
れらのメッセージが減弱することを見い出した[J.E
xp.Med.、177、863−868(1993)
を参照]。したがって、マトリクス分子はリンパ球のコ
スティムレイトリーファクター(co−stimula
tory factor)として機能していると考えら
れる。
【0007】マトリクス分子と細胞の相互作用にはイン
テグリン分子を中心としてCD26、CD44など様々
な分子が関与する。ハインズ(Haynes)等は、A
型滑膜細胞、血管内皮細胞、マクロファージなど滑膜組
織を構成する細胞にVLAファミリーに属する接着分子
が広く存在することを示している[SpringerS
emin.Immunopathol.、11、163
(1989)を参照]。
【0008】VLAファミリーに属する接着分子には、
VLA−1、2、3、4、5、6が知られており、夫
々、β1鎖とα鎖(α1、α2、α3、α4、α5また
はα6)とが非共有結合によってヘテロダイマーを形成
している。ここで、α4はβ7と、α6はβ4とも会合
することから、α4β7およびα6β4もVLAファミ
リーに属すると考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、ある種
の接着因子を認識するモノクローナル抗体を利用してR
Aの治療を行うことができないかと考え、ヒトRAに近
いモデルとして知られるマウスCIAモデルを用い、各
種モノクローナル抗体について探索を行い、ある種のモ
ノクローナル抗体に所望の効果があることを見い出し
た。本発明は、ある種の接着因子を認識するモノクロー
ナル抗体を有効成分とする慢性関節リウマチ治療薬(以
下RA治療薬と略す)を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記探索
の結果、ヒトVLA−2の細胞外領域を特異的に認識す
るモノクローナル抗体がRAに対して治療効果を有し、
上記の目的に適うことを見い出して本発明を完成した。
【0011】即ち、本発明は、ヒトVLA−2の細胞外
領域を特異的に認識するモノクローナル抗体を有効成分
とする慢性関節リウマチ治療薬に関する。
【0012】以下本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明に用いられる抗体としては、ヒトV
LA−2の細胞外領域を特異的に認識するモノクローナ
ル抗体であればいずれであってもよいが、ヒトVLA−
2のα鎖の細胞外領域を特異的に認識するモノクローナ
ル抗体が好ましい。
【0014】また、本発明に用いられる上記モノクロー
ナル抗体は、哺乳動物由来の抗体、キメラ抗体または擬
人化抗体のいずれであっても良い。
【0015】本発明に用いられる哺乳動物由来の抗体は
公知であり、例えば、ピシェル(Ken D.Pisc
hel)等によって、J.Immunol.、138、
226−233(1987)に、カーター(Willi
am G.Carter)等によって、J.Cell
Biol.、110、1387−1404(1990)
等に記載されている。
【0016】また、容易に入手できる以下の抗体を用い
ることもできる。
【0017】抗ヒトVLA−2抗体[抗ヒトα2モノク
ロ−ナル抗体:クロ−ン P1E6(オンコジ−ンサイ
エンス社品番、CP10、テリオス社品番、A042、
ケミコン社品番、MAB1950)、抗α2β1モノク
ロ−ナル抗体:クロ−ンの記載無し(ケミコン社品番、
MAB1967)]。
【0018】本発明に用いられるキメラ抗体作製には、
例えば上記のマウス抗ヒトモノクローナル抗体を産生す
るハイブリド−マを、先ず以下の製造方法によって得
る。
【0019】即ち、ヒトメモリーT細胞、ヒト単球およ
びヒトB細胞リンパ腫のなかから選択されるヒトリンパ
球から、上記の抗ヒトVLA−2抗体が反応する細胞
を、フローサイトメトリー分析法により選出する(選出
された細胞は、ヒトVLA−2に対する抗原を発現して
いると考えられる)。上記のようにして選出される細胞
をリン酸緩衝生理食塩液などに懸濁し、これをマウスの
静脈内もしくは腹腔内に投与して該動物を免疫した後、
その脾臓を摘出して抗体産生脾細胞を調製する。あるい
は、VLA−2を発現している癌細胞、例えば、ヒト肺
癌細胞PC7を用い、カマタ(Kamata T.)等
[J.Biol.Chem.、269、26006−2
6010(1994)]の方法に準じて、まず、VLA
−2のコラーゲン結合部位であるIドメイン(I do
main)と、グルタチオン S−トランスフェラーゼ
(GST)との融合蛋白(I domain−GST)
を得、得られたI domain−GSTをマウスの静
脈内もしくは腹腔内に投与して該動物を免疫した後、そ
の脾臓を摘出して抗体産生脾細胞を調製する。上記のよ
うにして調製された抗体産生脾細胞は骨髄腫細胞と細胞
融合されるが、用いる骨髄腫細胞は、マウス由来のもの
が好ましい。細胞融合は、例えば、ミルスティン(Mi
lstein C.)等[Nature、256、49
5(1975)]が報告している方法に準じて行われ
る。即ち、30%〜60%ポリエチレングリコール(平
均分子量1000〜4000)を用いて30℃〜40℃
の温度で約1〜3分反応させることによって行われる。
このようにして得られるハイブリドーマが産生するモノ
クローナル抗体を、フローサイトメトリー分析法により
スクリーニングを行い、ヒトVLA−2(抗原)を特異
的に認識するモノクローナル抗体を産生するハイブリド
ーマを選別する。
【0020】このようにしてマウス抗ヒトモノクローナ
ル抗体を産生するハイブリドーマを得、これから常法に
従ってmRNAを調製し、cDNAライブラリーを作製
する。次に、該ライブラリーからマウス抗体重鎖領域お
よび軽鎖領域の共通塩基配列部分に対するプライマーで
常法にしたがいPCR反応を行い、目的サイズのcDN
Aをクローニングする。こうして得られたマウス抗体可
変領域をコードする重鎖DNA断片あるいは軽鎖DNA
断片と各々ヒト抗体の定常領域をコードするDNA断片
とをアミノ酸置換とフレームシフトが起きないように正
確に連結することにより、キメラ抗体DNAが得られ
る。
【0021】上記のようにして得られたキメラ抗体の重
鎖DNA断片あるいは軽鎖DNA断片を各々公知の抗体
発現ベクターに組み込み、例えばマウス骨髄腫細胞など
の適当な宿主に同時にトランスフェクトすることにより
キメラ抗体産生クローンを得る。
【0022】クローンが目的の抗体を産生するか否かは
ELISAなどにより培養上清をスクリ−ニングすれば
よい。次いで、効率よくマウス−ヒトキメラ抗体を産生
するクローンを常法により培養し、培養液中のマウス−
ヒトキメラ抗体をプロテインGカラムなどで分離精製す
る。最後に、ゲル濾過または透析法によって、マウス−
ヒトキメラ抗体のリン酸緩衝生理食塩液を得る。
【0023】本発明に用いられる擬人化抗体の作製は、
クィーン(Cary Queen)等[Proc.Na
tl.Acad.Sci.、86、10029−100
33(1989)]の方法に準じて、上記マウス抗ヒト
抗体産生ハイブリドーマDNA断片の相補性決定領域
(CDR)の塩基配列を読み取り、適当なヒト抗体の相
補性決定領域に移植して擬人化抗体DNAを得る。この
際、相補性決定領域の3次元構造に歪みが生じる場合
は、フレームワーク領域の塩基を適当に入れ替え、相補
性決定領域の3次元構造の歪みを修正することができ
る。
【0024】上記のようにして得られた擬人化抗体の重
鎖DNA断片あるいは軽鎖DNA断片を各々公知の抗体
発現ベクターに組み込み、マウス骨髄腫細胞などの適当
な宿主に同時にトランスフェクトすることにより擬人化
抗体産生クローンを得る。クローンが目的の抗体を産生
するか否かはELISAなどにより培養上清をスクリ−
ニングすればよい。次いで、効率よく擬人化抗体を産生
するクローンを常法により培養し、培養液中の擬人化抗
体をプロテインGカラムなどで分離精製する。最後に、
ゲル濾過または透析法によって、擬人化抗体のリン酸緩
衝生理食塩液を得る。
【0025】本発明のRA治療薬は、通常注射剤として
用いられる。注射剤の調製は、常法によって行うことが
できる。即ち、注射剤の調製は、上記のようにして得ら
れるモノクローナル抗体が溶解しているリン酸緩衝生理
食塩液を濾過滅菌することによって行われる。また、こ
のようにして濾過滅菌した抗体溶液を凍結乾燥し、用時
溶解用の注射剤とすることもできる。
【0026】本発明のRA治療薬をRA患者に投与する
場合、例えば皮下、筋肉内、静脈内または関節内に投与
されるが、特に、静脈内または関節内投与が好ましい。
本発明のRA治療薬の投与量は、RA患者の症状、年
齢、体重、有効成分の抗体の種類およびその投与方法な
どによっても異なるが、通常、有効成分の抗体(ヒトV
LA−2の細胞外領域を特異的に認識するモノクローナ
ル抗体)量として1日1回、0.01mg/kg から
10mg/kg を、1週間に1回〜2回の割合で投与
する。
【0027】
【発明の効果】本発明のRA治療薬に用いるモノクロー
ナル抗体は、RAによる関節炎の腫れを強く抑制し、そ
の作用はヒトVLAファミリーに属する接着分子の細胞
外領域を特異的に認識するモノクローナル抗体のなかで
も特に強いものであると考えられる(試験例1、2参
照)。また、本発明のRA治療薬に用いるモノクローナ
ル抗体は、前述の、抗ICAM−1抗体と抗LFA−1
抗体との等量混合抗体または抗CD40L抗体と比べて
もRAによる関節炎の腫れを強く抑制する(試験例1、
2参照)。
【0028】本発明のRA治療薬に用いるモノクローナ
ル抗体は、低毒性である。
【0029】以上のことから本発明のRA治療薬は、R
A治療に有用である。
【0030】以下に試験例を挙げて説明する。 試験例1マウスCIAモデルに対する治療効果: (1)供試抗体 ・抗VLA−2抗体[ハムスター抗マウスVLA−2モ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:HMα2、住友電気工業
株式会社(SE−A1014)] ・抗VLA−1抗体[ハムスタ−抗マウスVLA−1モ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:HMα1、住友電気工業
株式会社(SE−A1013)](比較抗体) ・抗VLA−6抗体[ハムスター抗マウスVLA−6モ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:HMα6、住友電気工業
株式会社(SE−A1015)](比較抗体) ・抗ICAM−1抗体[ラット抗マウスICAM−1モ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:KAT−1、ブリティッ
シュバイオテクノロジー社(BSA2)]と抗LFA−
1抗体[ラット抗マウスLFA−1抗体、クロ−ン:K
BA、ブリティッシュバイオテクノロジー社(BSA
5)]との等量混合抗体(比較抗体)
【0031】(2)試験方法 0.05N酢酸に溶解したウシ由来のII型コラーゲン
溶液(4mg/ml)を、等容量のFreundの完全
アジュバント(DIFCO,FCA)に混じてエマルジ
ョン化し、それを雄性DBA/1Jマウス(8週齢、1
群5〜10匹)の尾根部に、コラーゲンとして200μ
g/マウスの割合で注射し、マウスを感作した。3週間
後に上記と同じコラーゲン溶液と等容量のFreund
の不完全アジュバント(DIFCO,FIA)とで調製
したエマルジョンで追加免疫を行った。この追加免疫1
日前から、各供試抗体のマウスへの腹腔内投与(1日当
たり投与量、250μg/マウス、2回/週)を開始し
た。
【0032】感作後20日目から、関節炎の強さを以下
のようにスコアー(一肢当り0〜4点、四肢合計最高で
16点)化し評価した。
【0033】(関節炎スコアー) 0点 : 変化なし 1点 : 全体的に弱い腫脹あるいは指の腫脹 2点 : 全体的に軽度の腫脹 3点 : 全体的に明らかな腫脹 4点 : 全体的に強度の腫脹
【0034】(3)試験結果 試験結果を以下の表1に示した。表1に示される通り、
抗VLA−2抗体投与群は、抗VLA−1抗体投与群、
抗VLA−6抗体投与群または抗ICAM−1抗体と抗
LFA−1抗体との等量混合抗体投与群のいずれと比べ
ても、関節炎の腫れが強く抑制された。
【0035】また、本試験中、抗体投与による毒性の発
現(特異な副作用/死亡例など)は何れの抗体において
も認められなかった。
【0036】
【表1】 試験例2マウスCIAモデルに対する治療効果: (1)供試抗体 ・抗VLA−2抗体[ハムスター抗マウスVLA−2モ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:HMα2、住友電気工業
株式会社(SE−A1014)] ・抗VLA−4抗体[ラット抗マウスVLA−4モノク
ロ−ナル抗体、順天堂大学医学部免疫学講座](比較抗
体) ・抗VLA−5抗体[ハムスター抗マウスVLA−5モ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:HMα5−1、住友電気
工業株式会社(SE−A1002)](比較抗体) ・抗CD40L抗体[ハムスター抗マウスCD40Lモ
ノクロ−ナル抗体、クロ−ン:HM40L−1、住友電
気工業株式会社(SE−A1020)](比較抗体)
【0037】(2)試験方法 試験例1に同じ。
【0038】(3)試験結果 試験結果を以下の表2に示した。表2に示される通り、
抗VLA−2抗体投与群は、抗VLA−4抗体投与群、
抗VLA−5抗体投与群、抗CD40L抗体投与群のい
ずれと比べても、関節炎の腫れが強く抑制された。
【0039】また、本試験中、抗体投与による毒性の発
現(特異な副作用/死亡例など)は何れの抗体において
も認められなかった。
【0040】
【表2】
【0041】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
【0042】実施例1 注射剤:ヒトVLA−2の細胞外領域を特異的に認識す
るモノクロ−ナル抗体が溶解しているリン酸緩衝生理食
塩液(1mg /ml)を濾過滅菌した後、1アンプル
に5mlずつ分注することにより、ヒトVLA−2の細
胞外領域を特異的に認識するモノクロ−ナル抗体を含有
する注射剤(5mg/アンプル)が調製される。 実施例2 注射剤:ヒトVLA−2のα鎖の細胞外領域を特異的に
認識するモノクロ−ナル抗体が溶解しているリン酸緩衝
生理食塩液(1mg/ml)を濾過滅菌した後、1アン
プルに5mlずつ分注することにより、ヒトVLA−2
のα鎖の細胞外領域を特異的に認識するモノクロ−ナル
抗体を含有する注射剤(5mg/アンプル)が調製され
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトVLA−2の細胞外領域を特異的に
    認識するモノクローナル抗体を有効成分とする慢性関節
    リウマチ治療薬。
  2. 【請求項2】 ヒトVLA−2のα鎖の細胞外領域を特
    異的に認識するモノクローナル抗体を有効成分とする慢
    性関節リウマチ治療薬。
  3. 【請求項3】 モノクローナル抗体が哺乳動物由来の抗
    体である請求項1または請求項2に記載の慢性関節リウ
    マチ治療薬。
  4. 【請求項4】 モノクローナル抗体がキメラ抗体である
    請求項1または請求項2に記載の慢性関節リウマチ治療
    薬。
  5. 【請求項5】 モノクローナル抗体が擬人化抗体である
    請求項1または請求項2に記載の慢性関節リウマチ治療
    薬。
JP9928995A 1994-04-26 1995-04-25 慢性関節リウマチ治療薬 Pending JPH0812595A (ja)

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