JPH08125966A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH08125966A
JPH08125966A JP25821794A JP25821794A JPH08125966A JP H08125966 A JPH08125966 A JP H08125966A JP 25821794 A JP25821794 A JP 25821794A JP 25821794 A JP25821794 A JP 25821794A JP H08125966 A JPH08125966 A JP H08125966A
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Pending
Application number
JP25821794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Morimoto
健嗣 森本
Akira Iketani
章 池谷
Akihiro Takeuchi
明弘 竹内
Tadashi Kunihira
宰司 國平
Masazumi Yamada
正純 山田
Yasuo Hamamoto
康男 濱本
Mutsuyuki Okayama
睦之 岡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH08125966A publication Critical patent/JPH08125966A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体にMPEG等により圧縮された映像
信号等を記録再生する記録再生装置において、高画質ま
たは更新周期の短い効率的な高速再生を行うこと。 【構成】 入力された、MPEG等により圧縮されたデ
ィジタル画像信号のうち、フレーム内圧縮された画像デ
ータを抽出し、前記データの固定パターン、ヘッダ、E
OB等の一部を削除または置き換える手段により、効率
的な高速再生用データの記録信号を発生し、記録媒体に
記録する。また、高速再生時には、削除したデータのう
ち、正規のMPEGストリームに必要なEOBやヘッダ
等を挿入または複製して挿入し、出力する。以上のよう
な構成により、限られた高速再生用データ領域に対し
て、高画質な、または更新周期の短い良好な高速再生が
可能な記録再生装置となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の記録再生に
用いる記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、記録再生装置へのディジタル技術
の導入にはめざましいものがあり、ディジタル記録型の
記録再生装置がいくつか実用化されている。
【0003】例えば特願平5−100904号「信号記
録装置と信号再生装置」に示されているように、テープ
状記録媒体を通常再生時より高速に移動させる高速再生
時において、高速再生用データとしてMPEGストリー
ム等の入力圧縮画像信号からフレーム内圧縮信号を分離
し、これをテープ状記録媒体上の高速再生用データ領域
に記録し、高速再生時にこれを再生して高速再生画像を
得る装置であった。
【0004】以下、図面を参照しながら、従来の記録再
生装置の一例について説明する。図7は、従来の記録再
生装置のブロック図である。図7において、1は入力端
子、4は高速再生用データ分離回路、7は記録信号処理
回路、8は記録ヘッド、9はテープ状記録媒体、10は
再生ヘッド、11は再生信号処理回路、27は高速再生
用データ復号回路、14はスイッチ、16は出力信号処
理回路、17は出力端子である。
【0005】本実施例は、入力端子1に入力されたディ
ジタル画像信号を記録再生する装置である。記録時にデ
ィジタル画像信号は通常再生用データとして記録信号処
理回路7に入力される。また、入力されたディジタル画
像信号から、高速再生用データ分離回路4で高速再生用
画像データのみが分離され、高速再生用データとなり、
記録信号処理回路7に入力される。例えばMPEG1や
MPEG2ストリーム等のように、フレーム間圧縮され
た映像信号の場合、高速再生用データとしては、フレー
ム内圧縮された画像信号のみを抽出するものとする。
【0006】これら各画像データは、記録信号処理回路
7において、例えば図8に示すようなトラックパターン
にフォーマットされ、ECC符号等を付加されて、記録
ヘッド8を経て、テープ状記録媒体9に記録される。
【0007】また、再生時は、再生ヘッド10(記録ヘ
ッド8と兼用しても構わない)によって再生された信号
は、再生信号処理回路11に入力される。再生信号処理
回路11では、ECC回路で記録再生時の誤りをできる
限り訂正し、通常再生用データと高速再生用データとに
分離する。通常再生時には、通常再生用データが、高速
再生時には高速再生用データがそれぞれ映像信号出力と
してスイッチ14により出力される。また、出力信号処
理回路16で入力画像データと同様の正規のMPEGフ
ォーマットに戻し、映像信号として出力する。
【0008】この時、図8に示すテープパターンはトラ
ックパターンの一例である。図8において、28、29
は高速再生用データ領域、30は通常再生用データ領域
である。また、高速再生用データ領域のA、Bそれぞれ
の異なるアジマスのトラック毎に、高速再生用データを
それぞれA、B、A、B・・・と記録することにより、
種々のヘッド、シリンダ構成においても高速再生用デー
タを確実に再生できるようにしたテープパターンであ
る。
【0009】今、図8においては、高速再生用データ領
域28、29は計34トラックに渡ってA、B、A、B
・・・と各高速再生用データが17回ずつ繰り返し記録
されているものとする。この時、例えば図9(a)に示
すような180度対向してアジマス角が反対のヘッド構
成をもつシリンダの場合や、図9(b)に示すように1
トラック分離れてアジマス角の異なる2つのヘッドがシ
リンダの1ヶ所に設けられているシリンダのいずれにお
いても、図8に示すように正負の8.5倍速以下の整数
+1/2倍速時、つまり、±8.5、±7.5、±6.
5・・・において、シリンダが2回転する間に確実にA
とB領域のデータが相補的に補完されて再生できること
になる。図8の場合、例として図9(b)に示すシリン
ダで8.5倍速でのスキャンの様子を示したが、1回目
のスキャンでA1、A2、A3とB1、B2、B3の部
分のデータが、2回目のスキャンでA4、A5、A6と
B4、B5、B6の部分のデータがそれぞれ再生され、
合わせて全てのデータが再生されている。
【0010】このように、n+1/2倍速の時には(n
+1/2)×4トラックの間、サーチ領域に交互にA、
B2種類のサーチ用データを(n+1/2)×2回ずつ
交互に繰り返し記録することで、これらのデータを確実
に再生することが可能となる。こらは、ヘッドパスが異
なっていても変わらないため、高速再生時のヘッド、磁
気テープの制御を簡単にすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のような映像信号記録再生装置において、高速再生
用画像データとしてフレーム内圧縮された画像データを
用いた場合、例えばMPEG2におけるトランスポート
ストリームヘッダ、PESヘッダ、マクロブロックヘッ
ダや、EOB等の固定パターンや冗長データをすべて記
録することになるため、単位フレームあたりの高速再生
用データ量が多くなり、再生される有効な単位時間あた
りのフレーム数が少なく、したがって再生画面が更新さ
れる周期が長くなるという課題があった。
【0012】そこで本発明は、上記課題を解決するもの
で、高速再生用に使用する画像データのヘッダやAC係
数の高域成分、EOB等の固定パターンや冗長部分の一
部または全部を記録しない処理を行うことで、更新周期
が短い、良好な高速再生が可能な記録再生装置を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録再生装置は、高速再生用の画像データか
ら、各種ヘッダ等の一部や係数の高域成分を除去し、ま
た、EOBも必要なものだけを記録する構成を有してい
る。また、高速再生時には、記録されていなかった各種
ヘッダやEOBを発生または一部記録されていたものか
ら複製し、挿入する構成を有する。
【0014】
【作用】本発明は、上記した構成により、画像データの
固定パターンや冗長部分の一部または全部を除去した高
速再生用データを用いることにより、限られた高速再生
用データ領域をより有効的に使用することができる。し
たがって、従来より高画質あるいは更新周期の短い良好
な高速再生を実現することができる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)なお、本実施例において、AC係数のVL
Cコードの数は記録側と再生側で同数にしたが、再生側
のメモリ量に応じて再生時にACのVLCコード数を減
らしてもよい。つまり、ACのVLCコードを記録時に
2個記録していたが、再生時に例えばACのVLCコー
ドを減らして削除し、DCのすぐ後にEOBを挿入して
もよい。同様にACのVLCコード5個を記録していた
ものを、再生時に2個にして出力してもよい。
【0016】以下、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の映像信号記
録再生装置を示すブロック図である。図1において、1
は入力端子、2はシンクバイト除去回路、3はシンクブ
ロック挿入回路、4は高速再生用データ分離回路、5は
TSP、PESヘッダ分離回路、6は高域係数、マクロ
ブロックヘッダ除去回路、7は記録信号処理回路、8は
記録ヘッド、9はテープ状記録媒体、10は再生ヘッ
ド、11は再生信号処理回路、12はマクロブロックヘ
ッダ、EOB挿入回路、13はTSP、PESヘッダ挿
入回路、14はスイッチ、15はシンクバイト挿入回
路、16は出力信号処理回路、17は出力端子である。
【0017】本実施例としては、記録信号としてMPE
G2のトランスポートストリームが入力端子1から入力
されるものとする。入力端子1に入力されたMPEG2
のディジタル画像信号は、シンクバイト除去回路2にお
いて、各トランスポートストリームパケットの先頭に設
けられた、固定の同期ビットである1バイトのシンクバ
イトを除去する。その後、シンクブロック挿入回路3
で、通常再生用データとして各記録用シンクブロックに
データが挿入され、追加のタイムスタンプ等が付加され
て記録信号処理回路7に入力される。
【0018】また、シンクバイトを除去されたトランス
ポートストリームパケットは、同時に高速再生用データ
として高速再生用データ分離回路4に入力され、MPE
G2のビデオストリーム中で、I(イントラ)ピクチャ
ー等の高速再生用データが含まれるパケットを分離抽出
する。
【0019】MPEG等のフレーム間圧縮方式を用いた
画像データでは、フレーム間圧縮を施した画像データ
は、差分をとるために参照した画像データがなければ画
像を復元することはできない。したがって、フレーム内
圧縮を施したIピクチャーのみが単独で画像を復元する
ことが可能であるため、このIピクチャーが高速再生用
データの基本データとなる。ただし、ピクチャー単位の
圧縮でなく、フィールド単位の圧縮が行なわれている場
合はIフィールドを、スライス単位の圧縮が行なわれて
いる場合はIスライスをというように、フレーム内圧縮
された画像データを高速再生用データとして用いるとよ
い。なお、フレーム間圧縮を施された画像データも、前
述したように、差分をとる際に参照した画像データが再
生されるならば復元可能であり、高速再生用データとし
て用いてもよい。
【0020】また、MPEG2等ではPSIデータと呼
ばれる各パケットの内部を示すテーブルが伝送されてお
り、これらを高速再生時にも再生する必要がある。した
がって、高速再生用データ分離回路では、PATやPM
TといったPSIデータを含むパケットも分離し、記録
する構成となっている。本例では、図2(a)に示すよ
うに情報シンクブロックというシンクブロックを設け、
その内のテーブルシンクブロックという種類のシンクブ
ロックに、これらPSIデータを適宜記録することにし
ている。つまり、高速再生時に必要なPSIデータは、
例えば1フレームあたりにPAT、PMTを1個ずつと
いうように、記録しておき、再生時にこれらPSIデー
タを複製して必要な割合でストリーム中に挿入すればよ
い。
【0021】なお、情報シンクブロックは、シンクブロ
ックに付加ヘッダを付加し、判別すると共に、次のシン
クブロックへのデータの連続を示すフラグを設けること
で、データ量に対応してシンクブロック数を自由に設定
できる。
【0022】また、次にTSP、PESヘッダ分離回路
5に入力されたパケット群には、繰り返しトランスポー
トストリームパケット(TSP)ヘッダ、PESヘッダ
が含まれている。したがってこれらの冗長を減らすため
に、例えば1ピクチャーにつきTSP、PESヘッダ各
1個づつというように、一部を残して記録することに
し、他を削除する。これら各ヘッダは、再生時に複製さ
れ、PCR、PTS等のクロックを置き換えてそれぞれ
のパケットの先頭に挿入されて元通りのパケット構成が
復元される。本例ではTSP、PESヘッダは、図2
(b)に示すように情報シンクブロック中のヘッダシン
クブロックに記録する。
【0023】次に、高域係数、マクロブロックヘッダ除
去回路6に入力された高速再生用データは、ここでAC
係数やマクロブロックヘッダの一部など、マクロブロッ
クレイヤー以下のデータ量を削減する。また、各ヘッダ
直前のネクストスタートコード(next_start_code)、
GOPヘッダも削除し、他にも様々なエクステンション
(extension)等の中で、例えばP、Bピクチャー用の
量子化マトリックス等の、Iピクチャーを用いた高速再
生には不要な部分を削除する。
【0024】まず、マクロブロックヘッダ内の情報とし
ては、例えば、スライスの先頭のマクロブロックにおい
ては、マクロブロックアドレスインクリメント(macrob
lock_address_increment)は画面上での水平方向のアド
レスを示しているので記録しなければならないが、それ
以外のマクロブロックにおけるマクロブロックアドレス
インクリメントは常に1であるため、これらをすべて削
除する。また、マクロブロックタイプは、Iピクチャー
では「1」(イントラ)、「01」(イントラ、量子化
スケールコード(quantiser_scale_code)付き)の2種類
のみであるため、例えば「01」の場合は、代わりに
「0」を記録することで1ビット削除することが可能で
ある。また、イントラマクロブロック修正用のコンシー
ルメントモーションベクトル(concealment_motion_vec
tor)やその他モーションベクトル等がある場合、モー
ションベクトル部やマーカービット(marker_bit)につ
いては、高速再生時には不要であるため削除する。
【0025】次に本実施例では、例えば画像データのD
C係数はすべてのDCTブロックで記録するが、AC係
数のVLCコードは、DCTブロックあたり2個のみを
記録し、それ以上の高域のAC係数のVLCコードは削
除する。これは、高速再生時には、画面の高精細成分を
削除して解像度を落としても内容の把握には支障をきた
さないからである。この時のAC係数のVLCコードの
個数については、5個でもよいし、まったく記録せずD
C係数のみでもよいし、いくつでもよい。高速再生時に
求める画質と、それにより変化するデータ量によって決
定される高速再生画面の更新周期とはトレードオフの関
係にあり、したがってAC係数の量は求める高速再生画
面に応じて自由に決定すればよい。また、もしDCTブ
ロック内で、AC係数のVLCコードがあらかじめ定め
られた記録個数の2個未満で、EOBにより係数が打ち
切られていた場合のみ、EOBは記録する。これによ
り、再生時にAC係数のVLCワード検出を行い、EO
Bが表れない場合、AC係数のVLCコード2個の後に
EOBを挿入してやるだけで、各DCTブロックにAC
係数のVLCを2個ずつ持つ高速再生用画面データが復
元できる。したがって、以上の画像データを順次図3に
示すようにデータシンクブロックに記録する。その際
に、高速再生用データシンクブロックであることを示す
等のシンクブロックヘッダも付加される。
【0026】以上のように、冗長データ等を削除した高
速再生用データは、記録信号処理回路7に入力される。
【0027】記録信号処理回路7では、各種記録信号処
理が行われる。この記録信号処理回路を図4(a)に示
す。図4(a)において、ECC回路18により、誤り
訂正符号を付加し、フォーマッタ19により、テープ上
での記録フォーマット順に並べ換えを行い、また変調回
路20により変調をかけて記録信号となる。また、記録
信号は記録アンプ21を経て記録ヘッド8によりテープ
状記録媒体9に記録される。
【0028】また、記録信号処理回路7を経た記録デー
タは、記録ヘッド8においてテープ状記録媒体9に記録
される。この時、高速再生用画像データは、例えば図8
に示すテープパターン上の、高速再生用データ領域*に
繰り返し記録されるものとする。つまり、例えば図8に
おいては、高速再生用データ領域28、29は計34ト
ラックに渡ってA、B、A、B・・・と各高速再生用デ
ータが17回ずつ繰り返し記録されているものとする。
この時、前述の従来例で説明したように、8.5倍速以
下の整数+1/2倍速時、つまり、8.5、7.5、
6.5・・・において、シリンダが2回転する間に確実
にAとB領域のデータが相補的に補完されて再生できる
ことになる。
【0029】なお、本実施例においては以上のような高
速再生用データエリアを例示したが、高速再生用データ
エリアの設定、またはデータの再生方法が異なっていて
もよい。つまり、ヘッドスキャンに位相ロックをかけた
り、再生トラックを選択するような制御を行なって高速
再生用データを再生するような方法を採用してもよい。
【0030】高速再生時には前述したような方法によ
り、テープ上の高速再生用データ領域に記録された高速
再生用データを再生ヘッド10(記録ヘッド8と共用し
ても構わない)を用いて再生する。その後再生信号処理
回路11によって再生された信号を処理する。再生信号
処理回路を図4(b)に示す。再生ヘッドによって再生
された信号は、まず再生アンプ22によって増幅され、
次にデフォーマッタ23により、記録時に並べ変えられ
た順序を元に戻し、通常再生用データと高速再生用デー
タを分離する。その後、ECC回路24によって、記録
再生時に生じた誤りをできるだけ訂正する。なお、EC
C符号については、高速再生専用の符号を新たに付加し
てもよい。
【0031】次に、高速再生用データは、マクロブロッ
クヘッダ、EOB挿入回路12に入力される。ここで
は、図3に示すように、記録時に削除したマクロブロッ
クアドレスインクリメントをスライス先頭以外のマクロ
ブロックの規定の場所に挿入し、また記録時に付け換え
たマクロブロックタイプの「0」を「10」に戻す。ま
た、定められたAC係数のVLC符号数は本例では2個
なので、DCTブロック内でワード検出を行い、DC係
数の後の、AC係数のVLCコードをカウントし、VL
Cコード2個毎にEOBを表すビットを挿入するとよ
い。ただし、2個以内にEOBが表れた場合のみ、次の
DCTブロックの処理に進むことになる。
【0032】その後、高速再生用データはTSP、PE
Sヘッダ挿入回路13に入力され、トランスポートパケ
ット化される。ここでは、図5に示すように例えば1ピ
クチャに各々1個ずつ記録しておいたTSPヘッダ、P
ESヘッダをメモリに保持し、データのトランスポート
パケット化を行なう。つまり、まずPESヘッダをメモ
リから複製して挿入し、その後PESヘッダを含めてデ
ータ量が184バイトになる毎にTSPヘッダを挿入
し、シンクバイト挿入回路15でシンクバイトを挿入し
て、正規のMPEG2トランスポートストリームを再構
築する。したがって、PESヘッダ内でPESパケット
内のデータ量を記述している値も、1PESパケットあ
たりのTSPの個数を一定にするなどしてあらかじめ定
めて固定の値に置き換える。また、TSPヘッダやPE
Sヘッダ中のPCRやPTSといったクロック類につい
ても高速再生時の再生画面に一致するよう計算を行い、
置き換える。
【0033】なお、図1に示すように、本例ではスイッ
チ14を経た後、シンクバイト挿入回路(通常再生時と
共用)でシンクバイトを挿入したが、元々TSPヘッダ
としてシンクバイトも含めて情報シンクブロックのヘッ
ダシンクブロックに記録しておき、上記の操作によって
トランスポートパケットを再構築してもよい。
【0034】その後、出力信号処理回路16において、
情報シンクブロック内に記録されていたPATやPMT
といったPSIデータをメモリに格納し、MPEG2ス
トリームに必要な正規の割合でトランスポートパケット
列中に挿入後、出力ビットレート調節を行なうためにダ
ミーの空パケット(ヌルパケット)を挿入し、規定のビ
ットレートで高速再生データを出力端子17から出力す
る。その際に、PCRやPTS等のクロックについても
計算を行い、必要なだけ挿入する。
【0035】なお、本実施例においては、さまざまなデ
ータ部を削除または置き換えたり付け換えを行なった
が、それぞれ1処理のみ行なって高速再生用データを作
成してもよいし、いくつかの処理を組み合わせてもよ
い。例えば、シンクバイトの除去と、AC係数の高域成
分の除去と、マクロブロックヘッダの不要部のみを除去
するだけでもよく、この場合は記録時にTSPヘッダ、
PESヘッダをTSPの大きさを考慮して正規の位置に
挿入し直して記録しておくと、再生時にシンクバイトの
みを挿入するだけで、簡単に正規のMPEG2ビットス
トリームを再構築して出力することが可能である。
【0036】また、AC係数の記録コード数が0で、D
C成分のみを記録する場合には、EOBを削除する変わ
りに、よりビット数の少ないEOBを持つACテーブル
を用いて付け換え、再生時にEOBを挿入する処理を減
らすようにして記録してもよい。
【0037】(実施例2)本発明の実施例2の記録再生
装置の構成は実施例1と全く同様であり、異なるのは高
速再生用データとして削除または付け換える部分を少な
くしたものである。
【0038】図6は本発明の実施例2の映像信号記録再
生装置を示すブロック図である。図6において、1は入
力端子、2はシンクバイト除去回路、3はシンクブロッ
ク挿入回路、4は高速再生用データ分離回路、25はT
SP、PESヘッダ分離回路、26は高域係数、マクロ
ブロックヘッダ除去、TSP、PESヘッダ挿入回路、
7は記録信号処理回路、8は記録ヘッド、9はテープ状
記録媒体、10は再生ヘッド、11は再生信号処理回
路、14はスイッチ、15はシンクバイト挿入回路、1
6は出力信号処理回路、17は出力端子である。
【0039】本実施例としては、実施例1とまったく同
様に、MPEG2のトランスポートストリームが入力端
子1から入力され、シンクバイト除去回路2において、
各トランスポートストリームパケットの先頭に設けられ
た、固定の同期ビットである1バイトのシンクバイトを
除去する。その後、シンクブロック挿入回路3で、通常
再生用データとして各記録用シンクブロックにデータが
挿入され、記録信号処理回路7に入力される。
【0040】また、シンクバイトを除去されたトランス
ポートストリームパケットは、同様に高速再生用データ
として高速再生用データ分離回路4に入力され、MPE
G2のビデオストリーム中で、Iピクチャー等の高速再
生用データが含まれるパケット、及びPSIデータパケ
ットを分離抽出し、PSIデータは情報シンクブロック
中のテーブルシンクブロックに記録する。
【0041】また、次にTSP、PESヘッダ分離回路
5に入力されたパケット群からTSPヘッダ、PESヘ
ッダが分離される。本実施例においては、後のTSP、
PESヘッダ挿入部においてあらかじめTSP、PES
ヘッダを高速再生用データとして含めておく構成とする
ため、TSP、PESヘッダはメモリに蓄えておく。し
たがって、MPEG2正規のトランスポートパケット長
を保つために、高速再生用データで、再生時に挿入等し
てデータ量が増えるビット数については、TSP、PE
Sヘッダを挿入する場合にカウントして、パケット長に
含めるよう考慮しなければならない。また、PESヘッ
ダ内でPESパケット内のデータ量を記述している値
も、実施例1と同様に1PESパケットあたりのTSP
の個数を一定にするなどしてあらかじめ定めて固定の値
に置き換える。
【0042】次に、高域係数、マクロブロックヘッダ除
去、TSP、PESヘッダ挿入回路26に入力された高
速再生用データは、ここでAC係数やマクロブロックヘ
ッダの一部など、マクロブロックレイヤー以下のデータ
量を削減し、TSP、PESヘッダを挿入して再生時に
挿入されるデータ量を考慮したパケット化を行なう。
【0043】まず、マクロブロックヘッダ内の情報とし
て、スライスの先頭以外のマクロブロックにおけるマク
ロブロックアドレスインクリメントを同様に削除し、ま
た、このビットは再生時に挿入しなければならないた
め、TSP、PESヘッダを挿入するために他の記録す
るデータ量と共に削除したデータ量もカウントする。ま
た、マクロブロックタイプは、「1」、「01」の、
「01」の場合は「0」を記録することで1ビット削除
することが可能であるが、1ビット削除した分も再生時
には元に戻すため、このデータ量もカウントする。ま
た、コンシールメントモーションベクトル(concealmen
t_motion_vector)やモーションベクトルがある場合、
モーションベクトル部やマーカービット(marker_bit)
については削除する。
【0044】次に本実施例でも実施例1と同様に、AC
係数のVLCコードは、DCTブロックあたり例えば2
個のみを記録し、それ以上のVLCコードは削除する。
また、もしDCTブロック内で、AC係数のVLCコー
ドが2個以下で、EOBにより係数が打ち切られていた
場合のみ、EOBは記録する。したがって、EOBを削
除した場合は、削除した分のEOBデータ量は再生時に
挿入するため、記録するデータと同時にカウントする。
【0045】以上のように、高速再生用データとして記
録するデータ量と、削除または付け換えた後、再生時に
挿入または付け換えることによって再び増加するデータ
量とを合わせてカウントしていき、それらの合計がPE
Sヘッダも含めて184バイトになる毎に、前述したT
SPヘッダを挿入する。また、PCRやPTSも、目標
とする高速再生速度に合わせて付け換えておく。
【0046】したがって、以上の画像データを順次デー
タシンクブロックに記録する。以上のように、固定パタ
ーンや冗長データ等を削除した高速再生用データは、記
録信号処理回路*に入力され、各種記録信号処理が実施
例1の図4(a)に示したようにまったく同様に行われ
る。
【0047】また、記録信号処理回路7を経た記録デー
タは、記録ヘッド8においてテープ状記録媒体9に記録
される。
【0048】高速再生時には、実施例1で前述したよう
な方法により、テープ上の高速再生用データ領域に記録
された高速再生用データを再生ヘッド10(記録ヘッド
8と共用しても構わない)を用いて再生する。その後再
生信号処理回路11によって再生された信号を実施例1
の図4(b)と同様に処理する。
【0049】次に、高速再生用データは、マクロブロッ
クヘッダ、EOB挿入回路12に入力される。ここで
も、実施例1の図3に示すように、全く同様に記録時に
削除したマクロブロックアドレスインクリメントをスラ
イス先頭以外のマクロブロックの規定の場所に挿入し、
また記録時に付け換えたマクロブロックタイプの「0」
を「10」に戻す。また、定められたAC係数のVLC
符号数は本例では2個なので、DCTブロック内でワー
ド検出を行い、DC係数の後の、AC係数のVLCコー
ドをカウントし、VLCコード2個毎にEOBを表すビ
ットを挿入する。ただし、2個以内にEOBが表れた場
合のみ、次のDCTブロックの処理に進む。また、TS
PヘッダやPESヘッダ中のPCRやPTSといったク
ロック類についても正規の計算を行い、置き換える。な
お、クロックについては記録時に計算を行なって置き換
えていてもよく、しかし、記録時に想定した場合と異な
る速度での高速再生時には、例えば逆再生時など、置き
換えていたクロックをさらに置き換える必要がある。
【0050】この時点で、高速再生用データはシンクバ
イトを除いてMPEG2のトランスポートパケット化が
完了していることになる。
【0051】なお、図6に示すように、本例ではスイッ
チ14を経た後、シンクバイト挿入回路15(通常再生
時と共用)でシンクバイトを挿入したが、元々TSPヘ
ッダとしてシンクバイトも含めて情報シンクブロックの
ヘッダシンクブロックに記録しておき、トランスポート
パケットを再構築してもよい。
【0052】その後、出力信号処理回路16において、
情報シンクブロック内に記録されていたPATやPMT
といったPSIデータをメモリに格納し、必要な正規の
割合でトランスポートパケット列中に挿入後、出力ビッ
トレート調節を行なうためにダミーの空パケット(ヌル
パケット)を挿入し、規定のビットレートで高速再生デ
ータを出力端子17から出力する。その際に、PCRや
PTS等のクロックについても計算を行い、必要なだけ
挿入する。
【0053】なお、本実施例においても、さまざまなデ
ータ部を削除または置き換えたり付け換えを行なった
が、それぞれ1処理のみ行なって高速再生用データを作
成してもよいし、いくつかの処理を組み合わせてもよ
い。例えば、実施例2において、マクロブロックタイプ
を付け換えることなく、マクロブロックアドレスインク
リメントを削除せずに、できるだけMPEG2シンタッ
クスをくずさないように記録再生してもよい。
【0054】また、本発明においては、実施例1、2共
に記録再生装置として説明したが、以上の実施例等の記
録部のみを備えた記録装置、あるいは再生部のみを備え
た再生装置としてもよい。
【0055】なお、実施例は記録媒体にテープ状の媒体
を用いた記録再生装置について述べたが、高速再生用デ
ータを高速再生用データ領域に記録再生する記録再生装
置については、全く同様に本発明を実施すればよい。
【0056】また、欧州などで計画が進められているD
VB等のディジタル信号についても、上記実施例と全く
同様の操作で実現すると良い。PSIデータとして、様
々なサービス情報等も伝送されるが、この場合も情報シ
ンクブロックによって記録できる。その他マルチプログ
ラム記録の場合も1ピクチャーもしくはある単位ごとに
情報シンクブロックとデータシンクブロックを各プログ
ラムごとに次々と切り替えて繰り返し記録するとよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力され
たMPEG等のディジタル映像信号を高速再生用データ
に符号化する際に、高速再生用データとしてフレーム内
圧縮データを抽出する手段、固定パターンや繰り返し表
れるヘッダ、EOB等の冗長データを削除または置き換
えて記録する手段、再生時に削除または置き換えたデー
タを挿入または置き換える手段を備えることにより、高
速再生用データが少なく効率的なデータ配置が可能とな
り、より良好な画質や画面の更新周期の短い高速再生を
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の信号記録再生装置を示すブ
ロック図
【図2】(a)は本発明の一実施例での情報シンクブロ
ックのテーブルシンクブロックを示す概念図 (b)は本発明の一実施例での情報シンクブロックのヘ
ッダシンクブロックを示す概念図
【図3】本発明の一実施例でのデータシンクブロックへ
の記録方法を示す概念図
【図4】(a)は本発明の一実施例での記録信号処理回
路を示すブロック図 (b)は本発明の一実施例での再生信号処理回路を示す
ブロック図
【図5】本発明の一実施例でのTSP、PESヘッダの
挿入方法を示す概念図
【図6】本発明の実施例2の信号記録再生装置を示すブ
ロック図
【図7】従来の記録再生装置の一例を示すブロック図
【図8】記録媒体上のテープパターンを示す概念図
【図9】記録再生装置のヘッド、シリンダ構成を示す概
念図
【符号の説明】
2 シンクバイト除去回路 3 シンクブロック挿入回路 4 高速再生用データ分離回路 5 TSP、PESヘッダ分離回路 6 高域係数、マクロブロックヘッダ除去回路 7 記録信号処理回路 8 記録ヘッド 9 テープ状記録媒体 10 再生ヘッド 11 再生信号処理回路 12 マクロブロックヘッダ、EOB挿入回路 13 TSP、PESヘッダ挿入回路 14 スイッチ 15 シンクバイト挿入回路 16 出力信号処理回路 17 出力端子 18、24 ECC回路 19 フォーマッタ 20 変調回路 21 記録アンプ 22 再生アンプ 23 デフォーマッタ 25 TSP、PESヘッダ分離回路 26 高域係数、マクロブロックヘッダ除去、TSP、
PESヘッダ挿入回路 27 高速再生用データ復号回路 28、29 高速再生用データ領域 30 通常再生用データ領域 31 シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 (72)発明者 國平 宰司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山田 正純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 濱本 康男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡山 睦之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム間圧縮手法を用いて圧縮されたデ
    ィジタル画像信号を伝送パケットによって伝送するビッ
    トストリーム入力に対して、通常再生用データとして記
    録符号化する手段、前記入力信号からフレーム内圧縮処
    理が施された画像データからなる高速再生用データを抽
    出する手段、前記高速再生用データから、固定のビット
    パターンや、AC成分の高域係数、ヘッダ情報の一部ま
    たは全部、EOBのうち、少なくとも1つを削除または
    少ないビットに置換する手段、前記通常再生用データを
    記録媒体上の通常再生領域に、前記高速再生用データを
    高速再生用データ領域に記録するよう並べ変えるフォー
    マット手段、前記記録信号を記録媒体に記録再生する手
    段、高速再生時に、前記削除または少ないビットに置換
    したデータのうち必要なデータを発生または記録されて
    いたデータから複製して挿入し、正規のビットストリー
    ムを再構築する手段を具備することを特徴とする記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】削除する固定のビットパターンが、ディジ
    タル画像信号の伝送パケット内に含まれる同期ビットで
    あることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】削除するヘッダ情報が、ディジタル画像信
    号のフレームをnフレーム毎ずつのグループに分け、前
    記グループ単位毎に挿入するヘッダであることを特徴と
    する請求項1または2に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】伝送パケットやデータパケットのヘッダ
    を、定められた期間中につき1つのみ記録してその他を
    削除し、再生時に記録したヘッダを複製して正規のビッ
    トストリームを再構築することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】削除するヘッダ情報が、スライスの先頭以
    外のマクロブロックのヘッダ内での、前記マクロブロッ
    クのアドレスの増加分を表す固定ビットであることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】削除するヘッダ情報が、動きベクトルを表
    すデータであることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】置換するビットが、マクロブロックタイプ
    を示すビットであることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】高速再生用に記録するデータ及び、記録時
    に削除または置換したデータで、再生時に挿入または置
    換するために増加するデータとを合わせてそのビット数
    を数える手段、伝送パケットのヘッダを、前記数えたデ
    ータ値が正規のパケット長になる毎に挿入して記録する
    手段を具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載の記録再生装置。
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