JPH08126084A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
- Publication number
- JPH08126084A JPH08126084A JP28282994A JP28282994A JPH08126084A JP H08126084 A JPH08126084 A JP H08126084A JP 28282994 A JP28282994 A JP 28282994A JP 28282994 A JP28282994 A JP 28282994A JP H08126084 A JPH08126084 A JP H08126084A
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- JP
- Japan
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- speaker unit
- cabinet
- plate
- vibration
- speaker
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- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピーカユニットからキャビネットへの振動
伝達を完全に遮断すると同時に、スピーカユニットの重
量が天板にかかるような取付け手段によりキャビネット
の板振動を無くし、不要輻射を始め混変調歪み等が再生
音の忠実度を阻害することのない製品を提供すること。 【構成】 スピーカユニット2を、キャビネット1の天
板1aから吊架線3,4を使ってその主軸が水平となり
且つバッフル板1bの放音孔1gに面するように吊下
げ、当該放音孔1gとスピーカユニット2との間に気密
で且つ柔軟な振動吸収材5を介在させている。
伝達を完全に遮断すると同時に、スピーカユニットの重
量が天板にかかるような取付け手段によりキャビネット
の板振動を無くし、不要輻射を始め混変調歪み等が再生
音の忠実度を阻害することのない製品を提供すること。 【構成】 スピーカユニット2を、キャビネット1の天
板1aから吊架線3,4を使ってその主軸が水平となり
且つバッフル板1bの放音孔1gに面するように吊下
げ、当該放音孔1gとスピーカユニット2との間に気密
で且つ柔軟な振動吸収材5を介在させている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネットに複数個
のスピーカユニットを取り付けたスピーカ装置に関し、
特スピーカユニットからキャビネット板への振動伝達を
完全に遮断したスピーカユニットの取り付け手段に関す
る。
のスピーカユニットを取り付けたスピーカ装置に関し、
特スピーカユニットからキャビネット板への振動伝達を
完全に遮断したスピーカユニットの取り付け手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からキャビネットにスピーカユニッ
トを取り付けたスピーカ装置では動作時にスピーカユニ
ットの振動がキャビネットに伝わり、キャビネットを構
成する板が振動するが、この板振動によって放射される
不要輻射音は正常な再生音に対し歪み成分となるのみで
なく、板振動そのものも同一のバッフル板に取り付けら
れた他の高音用スピーカをも振動させ、混変調歪み等を
生じてスピーカ装置の忠実な音響再生を阻害していた。
そこでこの様なキャビネットの板振動の悪影響を極力除
外する目的で板振動を可能な限り押さえるために、板面
補強材を使ってキャビネットを構成する板の剛性を大き
くすると共に、主として低音再生を受け持つスピーカユ
ニットの取り付け手段を工夫してスピーカユニットの振
動によりキャビネットが振動し難いようにしていた。
トを取り付けたスピーカ装置では動作時にスピーカユニ
ットの振動がキャビネットに伝わり、キャビネットを構
成する板が振動するが、この板振動によって放射される
不要輻射音は正常な再生音に対し歪み成分となるのみで
なく、板振動そのものも同一のバッフル板に取り付けら
れた他の高音用スピーカをも振動させ、混変調歪み等を
生じてスピーカ装置の忠実な音響再生を阻害していた。
そこでこの様なキャビネットの板振動の悪影響を極力除
外する目的で板振動を可能な限り押さえるために、板面
補強材を使ってキャビネットを構成する板の剛性を大き
くすると共に、主として低音再生を受け持つスピーカユ
ニットの取り付け手段を工夫してスピーカユニットの振
動によりキャビネットが振動し難いようにしていた。
【0003】この様な手段の代表的な事例を図6に基づ
いて説明すると、1はキャビネットでバッフル板1bに
スピーカユニット2が強固に取り付けられている。スピ
ーカユニット2の後端部、即ち磁気回路2aに補強材7
の一端が固定され、補強材7の他端部はキャビネット1
の裏板1cに隅木1f等を使用して強固に固定されてい
る。従ってバッフル板1bと裏板1cとはスピーカユニ
ット2と補強材7によって結合されて一体となり剛性は
高くなる。この従来例では側板1dの裏面に板面補強材
6を取り付けて側板1dの剛性を高くしている。尚、8
は高音用のスピーカユニットである。
いて説明すると、1はキャビネットでバッフル板1bに
スピーカユニット2が強固に取り付けられている。スピ
ーカユニット2の後端部、即ち磁気回路2aに補強材7
の一端が固定され、補強材7の他端部はキャビネット1
の裏板1cに隅木1f等を使用して強固に固定されてい
る。従ってバッフル板1bと裏板1cとはスピーカユニ
ット2と補強材7によって結合されて一体となり剛性は
高くなる。この従来例では側板1dの裏面に板面補強材
6を取り付けて側板1dの剛性を高くしている。尚、8
は高音用のスピーカユニットである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な構造の従来の
スピーカ装置では、スピーカユニット2はバッフル板1
bに取り付けられているので、板材の振動防止に有効な
スピーカユニット2の重量は天板1aにかからず、振動
しやすい状態のままであった。
スピーカ装置では、スピーカユニット2はバッフル板1
bに取り付けられているので、板材の振動防止に有効な
スピーカユニット2の重量は天板1aにかからず、振動
しやすい状態のままであった。
【0005】又、スピーカユニット2の磁気回路2aと
キャビネット1の裏板1cとを補強材7によって結合す
る手段では、スピーカユニット2の軸方向に発生した駆
動力の反作用によって、バッフル板1b及び裏板1cは
スピーカユニット2と一体となってスピーカユニット2
の軸方向に振動し、完全に板振動を防止する事は困難で
あるのみでなく、天板1aに対しては僅かの効果すらな
かった。
キャビネット1の裏板1cとを補強材7によって結合す
る手段では、スピーカユニット2の軸方向に発生した駆
動力の反作用によって、バッフル板1b及び裏板1cは
スピーカユニット2と一体となってスピーカユニット2
の軸方向に振動し、完全に板振動を防止する事は困難で
あるのみでなく、天板1aに対しては僅かの効果すらな
かった。
【0006】尚、天板1aの板振動防止に対しては、他
の重量物を天板上に載せる事が行われるが、美観上、或
いは載置するには不適当などの理由により差し障りがあ
る場合が多く、キャビネットの板振動防止に対して適当
な手段とはいえなかった。
の重量物を天板上に載せる事が行われるが、美観上、或
いは載置するには不適当などの理由により差し障りがあ
る場合が多く、キャビネットの板振動防止に対して適当
な手段とはいえなかった。
【0007】そこで本発明は上記従来例に付する欠点を
解消し、スピーカユニットからのキャビネットへの振動
伝達を完全に遮断すると同時に、スピーカユニットの重
量が天板にかかるような取付け手段によりキャビネット
の板振動を無くし、板振動に起因する不要輻射音を始め
混変調歪み等が再生音の忠実度を阻害することがない製
品を提供することを目的とする。
解消し、スピーカユニットからのキャビネットへの振動
伝達を完全に遮断すると同時に、スピーカユニットの重
量が天板にかかるような取付け手段によりキャビネット
の板振動を無くし、板振動に起因する不要輻射音を始め
混変調歪み等が再生音の忠実度を阻害することがない製
品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るスピーカ装置を図1,図2を用いて説明
すると、本発明スピーカ装置は、キャビネットに複数個
のスピーカユニットが取り付けられているスピーカ装置
に於て、スピーカユニット2がキャビネット1の天板1
aから吊架線3,吊架線4により吊り下げられると共
に、当該スピーカユニット2とキャビネット1のバッフ
ル板1bとの間に気密で且つ柔軟な振動吸収材5が介在
されていることを特徴とするスピーカ装置である。
の本発明に係るスピーカ装置を図1,図2を用いて説明
すると、本発明スピーカ装置は、キャビネットに複数個
のスピーカユニットが取り付けられているスピーカ装置
に於て、スピーカユニット2がキャビネット1の天板1
aから吊架線3,吊架線4により吊り下げられると共
に、当該スピーカユニット2とキャビネット1のバッフ
ル板1bとの間に気密で且つ柔軟な振動吸収材5が介在
されていることを特徴とするスピーカ装置である。
【0009】
【作用】本発明のスピーカ装置では、スピーカユニット
2は天板1aから吊架線3,吊架線4により吊り下げら
れているのでスピーカユニット2の重量は全体が天板1
aにかかり、従来のように天板に重量物を載置する事な
く天板1aの振動防止に有効に作用する。
2は天板1aから吊架線3,吊架線4により吊り下げら
れているのでスピーカユニット2の重量は全体が天板1
aにかかり、従来のように天板に重量物を載置する事な
く天板1aの振動防止に有効に作用する。
【0010】又、スピーカユニット2の軸方向に発生し
た駆動力に起因する反作用力は、吊架線3並びに吊架線
4のコンプライアンスにより遮断されてキャビネット1
には伝わらない。
た駆動力に起因する反作用力は、吊架線3並びに吊架線
4のコンプライアンスにより遮断されてキャビネット1
には伝わらない。
【0011】スピーカユニット2の前面とキャビネット
1のバッフル板1bとの間に気密で且つ柔軟な振動吸収
材5を介在させているので、この部分に於ても上記スピ
ーカユニット2の軸方向に発生した反作用力は吸収さ
れ、キャビネット1には伝わらない。
1のバッフル板1bとの間に気密で且つ柔軟な振動吸収
材5を介在させているので、この部分に於ても上記スピ
ーカユニット2の軸方向に発生した反作用力は吸収さ
れ、キャビネット1には伝わらない。
【0012】キャビネット1の板振動が極めて少ないの
で、スピーカユニット2と同一のバッフル板1bに取付
けられた高音用スピーカユニット8を振動させることは
なく、板振動に起因するドプラー歪み等再生音の歪み成
分は発生しない。
で、スピーカユニット2と同一のバッフル板1bに取付
けられた高音用スピーカユニット8を振動させることは
なく、板振動に起因するドプラー歪み等再生音の歪み成
分は発生しない。
【0013】
【実施例】本発明スピーカ装置の断面を示す図1により
第1実施例を詳述すると、1はキャビネットで天板1
a、バッフル板1b、裏板1c、側板1d及び底板1e
の各部からなる。バッフル板1bには放音孔1gが穿設
されている。本実施例では密閉構造のキャビネットとし
てあるが、これに限定される事なく位相反転型或いはそ
の他のタイプのキャビネットであってもよい。
第1実施例を詳述すると、1はキャビネットで天板1
a、バッフル板1b、裏板1c、側板1d及び底板1e
の各部からなる。バッフル板1bには放音孔1gが穿設
されている。本実施例では密閉構造のキャビネットとし
てあるが、これに限定される事なく位相反転型或いはそ
の他のタイプのキャビネットであってもよい。
【0014】スピーカユニット2が吊架線3,吊架線4
により、その前面が前記放音孔1gに面するように天板
1aから吊り下げられている。吊架線3,吊架線4はス
ピーカユニット2の軸方向に沿って適当な間隔(この場
合スピーカユニット2の吊下箇所はその中心線上にスピ
ーカユニット2の重心が位置するようにすることが望ま
しい。)を保って取付けられ、スピーカユニット2の主
軸を水平即ちキャビネット1の天板1aに平行に且つバ
ツフル板1bに垂直に保持するように配置される。
により、その前面が前記放音孔1gに面するように天板
1aから吊り下げられている。吊架線3,吊架線4はス
ピーカユニット2の軸方向に沿って適当な間隔(この場
合スピーカユニット2の吊下箇所はその中心線上にスピ
ーカユニット2の重心が位置するようにすることが望ま
しい。)を保って取付けられ、スピーカユニット2の主
軸を水平即ちキャビネット1の天板1aに平行に且つバ
ツフル板1bに垂直に保持するように配置される。
【0015】上記吊架線3,吊架線4は図1のように線
材を固定具9,10によってスピーカユニット2及び天
板1aの夫々に固定してもよいが、図2に吊架線の変形
例として示すように可撓性を有する帯材3a,4aを、
可撓性を示す方向をスピーカユニット2の主軸方向に一
致させて配置し、スピーカユニット2及び天板1a夫々
に簡単に小捩子で固定してもよい。この変形例は構造が
単純で従って安価であるだけでなく、帯材3a,4aは
断面寸法の長手方向即ち可撓性を示す方向に対しその垂
直方向には剛性を有するのでスピーカ装置を移動させる
等の時にスピーカユニット2の主軸が傾いて前記した振
動吸収材5が変形するような事態を緩和させる事ができ
る。尚、本発明のスピーカ装置は製品輸送の途中での破
損事故を防ぐために、包装並びに出荷時にはスピーカユ
ニットとキャビネットとをクランプし、使用時には取り
外す様な包装補助具を併用する事が望ましい。
材を固定具9,10によってスピーカユニット2及び天
板1aの夫々に固定してもよいが、図2に吊架線の変形
例として示すように可撓性を有する帯材3a,4aを、
可撓性を示す方向をスピーカユニット2の主軸方向に一
致させて配置し、スピーカユニット2及び天板1a夫々
に簡単に小捩子で固定してもよい。この変形例は構造が
単純で従って安価であるだけでなく、帯材3a,4aは
断面寸法の長手方向即ち可撓性を示す方向に対しその垂
直方向には剛性を有するのでスピーカ装置を移動させる
等の時にスピーカユニット2の主軸が傾いて前記した振
動吸収材5が変形するような事態を緩和させる事ができ
る。尚、本発明のスピーカ装置は製品輸送の途中での破
損事故を防ぐために、包装並びに出荷時にはスピーカユ
ニットとキャビネットとをクランプし、使用時には取り
外す様な包装補助具を併用する事が望ましい。
【0016】図3は本発明の第2実施例を示す。この実
施例では吊架線3,吊架線4の天板1aでの固定部位は
スピーカユニット2との取付け部位より前方に位置し、
吊架線3,吊架線4は常時傾斜しているので、スピーカ
ユニット2はその重力による水平方向の分力により常に
振動吸収材5に圧着されている。従ってこの実施例はス
ピーカ装置に少しぐらいの外力が作用しても振動吸収材
5が変形するような事態を緩和させる事ができる。
施例では吊架線3,吊架線4の天板1aでの固定部位は
スピーカユニット2との取付け部位より前方に位置し、
吊架線3,吊架線4は常時傾斜しているので、スピーカ
ユニット2はその重力による水平方向の分力により常に
振動吸収材5に圧着されている。従ってこの実施例はス
ピーカ装置に少しぐらいの外力が作用しても振動吸収材
5が変形するような事態を緩和させる事ができる。
【0017】図4は上記各実施例の振動吸収材5の変形
例を示す。夫々の実施例の振動吸収材5はバッフル板1
b及びスピーカユニット2の周縁に接着されていたが、
この変形例ではリング状の振動吸収材5の内周縁に環状
溝を有し、当該環状溝にスピーカユニット2の外周縁が
嵌合されている。振動吸収材5自体は、ネジ止めなどの
手段によりバッフル板1bに固定されている。この変形
例は外力によるスピーカ装置の動きに対してスピーカユ
ニット2が取付けられた状態で安定していることが特徴
である。
例を示す。夫々の実施例の振動吸収材5はバッフル板1
b及びスピーカユニット2の周縁に接着されていたが、
この変形例ではリング状の振動吸収材5の内周縁に環状
溝を有し、当該環状溝にスピーカユニット2の外周縁が
嵌合されている。振動吸収材5自体は、ネジ止めなどの
手段によりバッフル板1bに固定されている。この変形
例は外力によるスピーカ装置の動きに対してスピーカユ
ニット2が取付けられた状態で安定していることが特徴
である。
【0018】図5は本発明の第3実施例を示す。この実
施例ではスピーカユニット2の取付けに際し吊架線3,
吊架線4並びに振動吸収材5と共にスピーカユニット2
の背部に第2の振動吸収材11を併用し、この第2の振
動吸収材11はキャビネット1の裏板1cに固定された
支持具12と前記スピーカユニット2の背部とで挟持さ
れているのでスピーカユニット2は吊架線3,吊架線4
と共に前後2箇所で保持される事になり、振動吸収作用
を阻害する事なく極めて安定した状態でスピーカユニッ
ト2をキャビネット1に取り付ける事ができる。
施例ではスピーカユニット2の取付けに際し吊架線3,
吊架線4並びに振動吸収材5と共にスピーカユニット2
の背部に第2の振動吸収材11を併用し、この第2の振
動吸収材11はキャビネット1の裏板1cに固定された
支持具12と前記スピーカユニット2の背部とで挟持さ
れているのでスピーカユニット2は吊架線3,吊架線4
と共に前後2箇所で保持される事になり、振動吸収作用
を阻害する事なく極めて安定した状態でスピーカユニッ
ト2をキャビネット1に取り付ける事ができる。
【0019】スピーカユニット2とキャビネット1のバ
ッフル板1bとの間に気密で且つ柔軟な振動吸収材5を
介在させてキャビネット1を気密に保つと同時に、スピ
ーカユニット2の振動がバッフル板1bに伝達されない
よう、又、スピーカユニット2とバッフル板1bの放音
孔1gとが外力によって大きくずれる事がないようにス
ピーカユニット2を軽く保持している。この振動吸収材
5としてはリング状であって当該リングを含む面に対し
て垂直方向の振動の変位と振動エネルギーとを吸収し得
る物体であればよく、本実施例ではリング状の独立気泡
の発泡ゴム乃至発泡樹脂を接着により保持しているが、
他の構造として柔軟な内部損失の大きい樹脂シートを蛇
腹形状又はロール形状としてスピーカユニット2の前面
周囲とバッフル板1bの放音孔1gとの間に挿入、接着
してもよい。
ッフル板1bとの間に気密で且つ柔軟な振動吸収材5を
介在させてキャビネット1を気密に保つと同時に、スピ
ーカユニット2の振動がバッフル板1bに伝達されない
よう、又、スピーカユニット2とバッフル板1bの放音
孔1gとが外力によって大きくずれる事がないようにス
ピーカユニット2を軽く保持している。この振動吸収材
5としてはリング状であって当該リングを含む面に対し
て垂直方向の振動の変位と振動エネルギーとを吸収し得
る物体であればよく、本実施例ではリング状の独立気泡
の発泡ゴム乃至発泡樹脂を接着により保持しているが、
他の構造として柔軟な内部損失の大きい樹脂シートを蛇
腹形状又はロール形状としてスピーカユニット2の前面
周囲とバッフル板1bの放音孔1gとの間に挿入、接着
してもよい。
【0020】以上、本発明に係るスピーカ装置について
代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本発明によ
るスピーカの実施態様は上記実施例の構造に限定される
ものではなく、前記した特許請求の範囲に記載の構成要
件を具備し、本発明にいう作用を呈し、以下に述べる効
果を有する限りにおいて、適宜改変して実施しうるもの
である。
代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本発明によ
るスピーカの実施態様は上記実施例の構造に限定される
ものではなく、前記した特許請求の範囲に記載の構成要
件を具備し、本発明にいう作用を呈し、以下に述べる効
果を有する限りにおいて、適宜改変して実施しうるもの
である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るスピーカ装置は以下に述べ
る効果を有する。
る効果を有する。
【0022】(1)本発明のスピーカ装置では、スピー
カユニットはキャビネットの天板から2本の吊架線によ
り吊り下げられているのでスピーカユニットの重量は全
体が天板にかかり、従来のように天板に重量物を載置す
る事なく天板の振動防止に有効に作用する。従って天板
からの不要輻射を低減する事ができる。
カユニットはキャビネットの天板から2本の吊架線によ
り吊り下げられているのでスピーカユニットの重量は全
体が天板にかかり、従来のように天板に重量物を載置す
る事なく天板の振動防止に有効に作用する。従って天板
からの不要輻射を低減する事ができる。
【0023】(2)又、吊架線は可撓性を有し、スピー
カユニット2の軸方向に発生した駆動力に起因する反作
用力は当該吊架線のコンプライアンスにより遮断されて
キャビネット1には伝わらない。従ってスピーカユニッ
トの反作用力によってバッフル板などが振動して不要輻
射をしたり、又、バッフル板に取り付けられた他のスピ
ーカユニットに混変調歪みを起こさせたりする事はな
い。
カユニット2の軸方向に発生した駆動力に起因する反作
用力は当該吊架線のコンプライアンスにより遮断されて
キャビネット1には伝わらない。従ってスピーカユニッ
トの反作用力によってバッフル板などが振動して不要輻
射をしたり、又、バッフル板に取り付けられた他のスピ
ーカユニットに混変調歪みを起こさせたりする事はな
い。
【0024】(3)スピーカユニットの前面とキャビネ
ットのバッフル板との間には気密で且つ柔軟な振動吸収
材5を介在させているので、キャビネットはいかなる構
造、方式のものでもスピーカユニットに対し音響負荷と
しての機能を果たすと共に、この部分に於てもスピーカ
ユニットに発生した反作用力は吸収される。従って上記
効果(2)と同じく再生音にキャビネット板振動に起因
する種々の歪み成分を混入させる事はない。
ットのバッフル板との間には気密で且つ柔軟な振動吸収
材5を介在させているので、キャビネットはいかなる構
造、方式のものでもスピーカユニットに対し音響負荷と
しての機能を果たすと共に、この部分に於てもスピーカ
ユニットに発生した反作用力は吸収される。従って上記
効果(2)と同じく再生音にキャビネット板振動に起因
する種々の歪み成分を混入させる事はない。
【0025】(4)キャビネットの板振動のレベルが極
めて低いので、スピーカユニットと同一のバッフル板に
取付けられた高音用スピーカユニット又はその他のスピ
ーカユニットを振動させることはなく、これら高音用ス
ピーカユニット等に混変調歪みを起こさせない。従って
再生音の音質をより高度に高めることができる。
めて低いので、スピーカユニットと同一のバッフル板に
取付けられた高音用スピーカユニット又はその他のスピ
ーカユニットを振動させることはなく、これら高音用ス
ピーカユニット等に混変調歪みを起こさせない。従って
再生音の音質をより高度に高めることができる。
【0026】(5)吊架線の変形例では吊架線として使
用した帯材は断面寸法の長手方向即ちスピーカユニット
の主軸と垂直方向には剛性を有するのでスピーカ装置を
移動させる等の時にスピーカユニットの主軸が傾いて前
記した振動吸収材が変形するような事態を緩和させる事
ができる。
用した帯材は断面寸法の長手方向即ちスピーカユニット
の主軸と垂直方向には剛性を有するのでスピーカ装置を
移動させる等の時にスピーカユニットの主軸が傾いて前
記した振動吸収材が変形するような事態を緩和させる事
ができる。
【図1】本発明スピーカ装置の第1実施例の断面図。
【図2】吊架線の変形例の構造を説明する外形斜視図。
【図3】本発明スピーカ装置の第2実施例の断面図。
【図4】振動吸収材の変形例の構造を説明する断面図。
【図5】本発明スピーカ装置の第3実施例の断面図。
【図6】従来例の断面図。
1 キャビネット 1a 天板 1b バッフル板 1c 裏板 1d 側板 1e 底板 1f 隅木 1g 放音孔 2 スピーカユニット 3 吊架線 4 吊架線 5 振動吸収材 6 板面補強材 7 補強材 8 高音用スピーカユニット 9 固定具(スピーカユニット側) 10 固定具(天板側) 11 第2の振動吸収材 12 振動吸収材支持具
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネットに複数個のスピーカユニッ
トが取り付けられているスピーカ装置に於て、スピーカ
ユニット2がキャビネット1の天板1aから吊架線3,
吊架線4により吊り下げられていると共に、当該スピー
カユニット2とキャビネット1のバッフル板1bとの間
に気密で且つ柔軟な振動吸収材5が介在されていること
を特徴とするスピーカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28282994A JPH08126084A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28282994A JPH08126084A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | スピーカ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08126084A true JPH08126084A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17657625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28282994A Pending JPH08126084A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08126084A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002165286A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカー防振装置 |
| JP2014003690A (ja) * | 2013-09-02 | 2014-01-09 | Tei Co Ltd | スピーカ |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP28282994A patent/JPH08126084A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002165286A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカー防振装置 |
| JP2014003690A (ja) * | 2013-09-02 | 2014-01-09 | Tei Co Ltd | スピーカ |
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