JPH08126290A - ヨークの接合方法 - Google Patents
ヨークの接合方法Info
- Publication number
- JPH08126290A JPH08126290A JP6255073A JP25507394A JPH08126290A JP H08126290 A JPH08126290 A JP H08126290A JP 6255073 A JP6255073 A JP 6255073A JP 25507394 A JP25507394 A JP 25507394A JP H08126290 A JPH08126290 A JP H08126290A
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- JP
- Japan
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- yoke
- joined
- laser
- joining
- mounting flange
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来と遜色のない接合強度を確保できる上、
ヨーク接合の際、コイル収納空間内における溶接飛沫の
発生を防止することができるようなヨークの接合方法を
提供すること。 【構成】 コイル8の収納空間10を画成するヨーク4
は、外周面が開放された環状の内ヨーク12と、内ヨー
ク12の外側を囲繞して配設される中空円筒体状の外ヨ
ーク14とから構成されている。内ヨーク12と外ヨー
ク14とを接合させる際には、内ヨーク12の周端面を
外ヨーク14の内面に対し直角に突き合わせる。そし
て、外ヨーク14の外周面上に位置した照射ガン20か
ら、外ヨーク14の外周面上の照射箇所17に対し、内
ヨーク12の径方向に沿ってレーザを照射し、外ヨーク
14の厚みごと溶融させて、内ヨーク12の周端面と外
ヨーク14の内面とを接合させるようにする。
ヨーク接合の際、コイル収納空間内における溶接飛沫の
発生を防止することができるようなヨークの接合方法を
提供すること。 【構成】 コイル8の収納空間10を画成するヨーク4
は、外周面が開放された環状の内ヨーク12と、内ヨー
ク12の外側を囲繞して配設される中空円筒体状の外ヨ
ーク14とから構成されている。内ヨーク12と外ヨー
ク14とを接合させる際には、内ヨーク12の周端面を
外ヨーク14の内面に対し直角に突き合わせる。そし
て、外ヨーク14の外周面上に位置した照射ガン20か
ら、外ヨーク14の外周面上の照射箇所17に対し、内
ヨーク12の径方向に沿ってレーザを照射し、外ヨーク
14の厚みごと溶融させて、内ヨーク12の周端面と外
ヨーク14の内面とを接合させるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータに備えられ、コ
イルを収納する空間を画成するヨークを他の部材に接合
させるヨークの接合方法に関する。
イルを収納する空間を画成するヨークを他の部材に接合
させるヨークの接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ステッピングモータなどをはじめ
とするモータは、次々に小型軽量化が進んでおり、その
ヨークは薄肉の板金などで形成されるようになってい
る。これに伴いヨークの接合には、プラズマ溶接や抵抗
溶接など他の溶接方法に比べて高精度に接合させること
ができるレーザ溶接が採用されるようになっている。
とするモータは、次々に小型軽量化が進んでおり、その
ヨークは薄肉の板金などで形成されるようになってい
る。これに伴いヨークの接合には、プラズマ溶接や抵抗
溶接など他の溶接方法に比べて高精度に接合させること
ができるレーザ溶接が採用されるようになっている。
【0003】図3は、上記レーザ溶接によりヨーク4が
接合されたモータ2を示したものである。このモータ2
は、クロポール形ステッピングモータであり、図4に示
したように、ロータ6を囲繞して配設されるコイル8の
収納空間10を画成するヨーク4を2相分備えている。
2相分のヨーク4は、上下に重ねられて二層構造となっ
ており、それぞれのヨーク4は、外周面が開放された環
状の内ヨーク12と、これを囲繞して配設される中空円
筒体状の外ヨーク14とから構成されている。また、こ
のモータ2は、その下部に径方向外方へ張り出された取
付用フランジ16を備えていて、図示されていない取付
面に固設されるようになっている。
接合されたモータ2を示したものである。このモータ2
は、クロポール形ステッピングモータであり、図4に示
したように、ロータ6を囲繞して配設されるコイル8の
収納空間10を画成するヨーク4を2相分備えている。
2相分のヨーク4は、上下に重ねられて二層構造となっ
ており、それぞれのヨーク4は、外周面が開放された環
状の内ヨーク12と、これを囲繞して配設される中空円
筒体状の外ヨーク14とから構成されている。また、こ
のモータ2は、その下部に径方向外方へ張り出された取
付用フランジ16を備えていて、図示されていない取付
面に固設されるようになっている。
【0004】従来、上述したヨーク4の接合をする際に
は、図3に示すような複数の照射箇所17に対しレーザ
を照射してレーザ溶接により行っていた。例えば、図4
中拡大部Aに示すように、内ヨーク12と外ヨーク14
とを接合する場合には、まず、内ヨーク12の周端面
を、外ヨーク14の内面に対し直角に突き合わせる。こ
れにより、ヨーク4の上端面においては環状の仮接合部
18が形成され、この仮接合部18上に複数の溶接箇所
17を設定する。そして、この溶接箇所17に対し、内
ヨーク12の上端面上方に位置した照射ガン20からレ
ーザを照射し、スポット溶接を行って接合させていた。
また、モータ2の下部に取付用フランジ16を取り付け
るには、図2中拡大部Bに示したように、外ヨーク14
の下端面を、取付用フランジ16の上面に対し直角に突
き合わせて上記同様仮接合部19を作り、外ヨーク14
の下端縁と取付用フランジ16の張り出し面との境界に
溶接箇所17を設定し、照射ガン20をヨーク4の外周
面と取付用フランジ16上面との間に位置させ、上記設
定した溶接箇所17に対し斜め方向からレーザを照射
し、スポット溶接を行って接合させていた。
は、図3に示すような複数の照射箇所17に対しレーザ
を照射してレーザ溶接により行っていた。例えば、図4
中拡大部Aに示すように、内ヨーク12と外ヨーク14
とを接合する場合には、まず、内ヨーク12の周端面
を、外ヨーク14の内面に対し直角に突き合わせる。こ
れにより、ヨーク4の上端面においては環状の仮接合部
18が形成され、この仮接合部18上に複数の溶接箇所
17を設定する。そして、この溶接箇所17に対し、内
ヨーク12の上端面上方に位置した照射ガン20からレ
ーザを照射し、スポット溶接を行って接合させていた。
また、モータ2の下部に取付用フランジ16を取り付け
るには、図2中拡大部Bに示したように、外ヨーク14
の下端面を、取付用フランジ16の上面に対し直角に突
き合わせて上記同様仮接合部19を作り、外ヨーク14
の下端縁と取付用フランジ16の張り出し面との境界に
溶接箇所17を設定し、照射ガン20をヨーク4の外周
面と取付用フランジ16上面との間に位置させ、上記設
定した溶接箇所17に対し斜め方向からレーザを照射
し、スポット溶接を行って接合させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記溶
接を行った場合、レーザにより加熱されて溶融した溶融
部21からは、必ず溶接飛沫(スプラッシュともいう)
22が多数発生し、その周りに飛散する。従って、図4
中拡大部AまたはBに示されているようにヨーク4を接
合した際、溶融部21がコイルの収納空間10の内面に
達し、収納空間10内において多数の溶接飛沫22を発
生させ、コイル8へと飛散させることになる。このよう
に飛散した溶接飛沫22は、コイル8の表面に付着し、
そこに捲回されているワイヤどうしを融着させて電気的
不良を生じさせたり、またロータ6と内ヨーク12との
間に入り込んで異音を生じさせたり、あるいはこれが比
較的大きいものだと動作不良の原因になるという問題を
生じていた。
接を行った場合、レーザにより加熱されて溶融した溶融
部21からは、必ず溶接飛沫(スプラッシュともいう)
22が多数発生し、その周りに飛散する。従って、図4
中拡大部AまたはBに示されているようにヨーク4を接
合した際、溶融部21がコイルの収納空間10の内面に
達し、収納空間10内において多数の溶接飛沫22を発
生させ、コイル8へと飛散させることになる。このよう
に飛散した溶接飛沫22は、コイル8の表面に付着し、
そこに捲回されているワイヤどうしを融着させて電気的
不良を生じさせたり、またロータ6と内ヨーク12との
間に入り込んで異音を生じさせたり、あるいはこれが比
較的大きいものだと動作不良の原因になるという問題を
生じていた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、従来と遜色のない接合強度を確
保できる上、ヨーク接合の際、コイル収納空間内におけ
る溶接飛沫の発生を防止することができるようなヨーク
の接合方法を提供することにある。
であって、その目的は、従来と遜色のない接合強度を確
保できる上、ヨーク接合の際、コイル収納空間内におけ
る溶接飛沫の発生を防止することができるようなヨーク
の接合方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るヨークの接合方法は、ロータを囲繞し
て配設される環状のコイルの収納空間を画成するヨーク
部材の周端部を被接合部材に対して直角に突き合わせ、
レーザの照射により溶融させて接合させるようにしたヨ
ークの接合方法において、上記被接合部材の厚み方向外
側から上記ヨーク部材の面内方向にレーザを照射し、該
被接合部材の厚みごと溶融させて該ヨーク部材の周端部
に接合させるようにする。
に、本発明に係るヨークの接合方法は、ロータを囲繞し
て配設される環状のコイルの収納空間を画成するヨーク
部材の周端部を被接合部材に対して直角に突き合わせ、
レーザの照射により溶融させて接合させるようにしたヨ
ークの接合方法において、上記被接合部材の厚み方向外
側から上記ヨーク部材の面内方向にレーザを照射し、該
被接合部材の厚みごと溶融させて該ヨーク部材の周端部
に接合させるようにする。
【0008】好ましくは、前記ヨーク部材が、その外周
面が開放された環状の内ヨークで、前記被接合部材が該
内ヨークの外側にそれを囲繞して配設される中空円筒体
状の外ヨークであって、該外ヨークの外周面上から該内
ヨークの径方向に沿ってレーザを照射し、該外ヨークの
厚みごと溶融させて、該内ヨークの周端面を該外ヨーク
の内面に接合させるようにすることである。
面が開放された環状の内ヨークで、前記被接合部材が該
内ヨークの外側にそれを囲繞して配設される中空円筒体
状の外ヨークであって、該外ヨークの外周面上から該内
ヨークの径方向に沿ってレーザを照射し、該外ヨークの
厚みごと溶融させて、該内ヨークの周端面を該外ヨーク
の内面に接合させるようにすることである。
【0009】また、好ましくは、前記ヨーク部材が前記
外ヨークで、前記被接合部材が前記外ヨークの下端面に
配設される板状の取付用フランジであって、該取付用フ
ランジの下面下方から該外ヨークの軸方向に沿ってレー
ザを照射し、該取付用フランジの板厚ごと溶融させて、
該外ヨークの下端面を該取付用フランジの上面に接合さ
せるようにすることである。
外ヨークで、前記被接合部材が前記外ヨークの下端面に
配設される板状の取付用フランジであって、該取付用フ
ランジの下面下方から該外ヨークの軸方向に沿ってレー
ザを照射し、該取付用フランジの板厚ごと溶融させて、
該外ヨークの下端面を該取付用フランジの上面に接合さ
せるようにすることである。
【0010】
【作用】本発明に係るヨークの接合方法の作用について
述べると、ヨーク部材の周端部を被接合部材に対して直
角に突き合わせ、レーザの照射により溶融させて接合さ
せるようにしたヨークの接合方法において、被接合部材
の厚み方向外側からヨーク部材の面内方向にレーザを照
射すると、被接合部材表面上のレーザに照射された部分
は、レーザ光により加熱されて溶融される。ここで溶融
される領域は極めて小さく、他方溶融される深度は比較
的深い。このことから、被接合部材はその厚さごと溶融
され、これに突き合わされたヨーク部材の周縁部も溶融
されるので、被接合部材とヨーク部材とは、十分な接合
強度が確保されつつ接合される。また、レーザはヨーク
部材の面内方向に照射されるので、ヨーク部材内部にお
ける溶融深度を十分確保することができ、溶融される部
分がヨーク部材を突き抜けてコイル収納空間内に露出す
ることを防止でき、コイル収納空間内における溶接飛沫
の発生を防止することができる。
述べると、ヨーク部材の周端部を被接合部材に対して直
角に突き合わせ、レーザの照射により溶融させて接合さ
せるようにしたヨークの接合方法において、被接合部材
の厚み方向外側からヨーク部材の面内方向にレーザを照
射すると、被接合部材表面上のレーザに照射された部分
は、レーザ光により加熱されて溶融される。ここで溶融
される領域は極めて小さく、他方溶融される深度は比較
的深い。このことから、被接合部材はその厚さごと溶融
され、これに突き合わされたヨーク部材の周縁部も溶融
されるので、被接合部材とヨーク部材とは、十分な接合
強度が確保されつつ接合される。また、レーザはヨーク
部材の面内方向に照射されるので、ヨーク部材内部にお
ける溶融深度を十分確保することができ、溶融される部
分がヨーク部材を突き抜けてコイル収納空間内に露出す
ることを防止でき、コイル収納空間内における溶接飛沫
の発生を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明に係るヨークの接合方法の好適
な実施例について、添付図面に基づき詳述する。本実施
例は、モータに備えられるヨーク部材を、レーザ照射に
よる溶接によって、他のヨーク構成部材やモータ構成部
材などに接合する方法である。ここで、照射されるレー
ザは、パルスNd−YAGレーザで、専用の照射ガンか
ら照射されるようになっている。このヨークの接合は、
普通、モータの組立工程の中、同一の工程内にて行わ
れ、1つの照射ガンで行われることが多い。
な実施例について、添付図面に基づき詳述する。本実施
例は、モータに備えられるヨーク部材を、レーザ照射に
よる溶接によって、他のヨーク構成部材やモータ構成部
材などに接合する方法である。ここで、照射されるレー
ザは、パルスNd−YAGレーザで、専用の照射ガンか
ら照射されるようになっている。このヨークの接合は、
普通、モータの組立工程の中、同一の工程内にて行わ
れ、1つの照射ガンで行われることが多い。
【0012】図1は、本実施例に係るヨーク4を備えた
モータ2の斜視図である。また、図2は、そのモータ2
の縦断面図である。モータ2は、従来と同様クロポール
形ステッピングモータで、その構成は図3及び図4の示
した従来のものと同じである。尚、従来のものと同一構
成要素には同一符号を付してある。
モータ2の斜視図である。また、図2は、そのモータ2
の縦断面図である。モータ2は、従来と同様クロポール
形ステッピングモータで、その構成は図3及び図4の示
した従来のものと同じである。尚、従来のものと同一構
成要素には同一符号を付してある。
【0013】モータ2について詳述すると、このモータ
2は、上下に重ねられた2相分のヨーク4を備えてい
る。2相分のヨーク4は、外周面が開放された環状の内
ヨーク12が2つ上下に重ねられ、さらに、その2つの
内ヨーク12の外側を囲繞して中空円筒体状の外ヨーク
14が配設されて構成されている。ヨーク4は、環状の
収納空間10を画成するようになっていて、ロータ6を
囲繞して配設されるコイル8を収納するようになってい
る。さらに、モータ2は、その下部に径方向外方へ張り
出された取付用フランジ16を備えていて、図示されて
いない取付面などに固設されるようになっている。
2は、上下に重ねられた2相分のヨーク4を備えてい
る。2相分のヨーク4は、外周面が開放された環状の内
ヨーク12が2つ上下に重ねられ、さらに、その2つの
内ヨーク12の外側を囲繞して中空円筒体状の外ヨーク
14が配設されて構成されている。ヨーク4は、環状の
収納空間10を画成するようになっていて、ロータ6を
囲繞して配設されるコイル8を収納するようになってい
る。さらに、モータ2は、その下部に径方向外方へ張り
出された取付用フランジ16を備えていて、図示されて
いない取付面などに固設されるようになっている。
【0014】本実施例では、図1に示すような複数ある
照射箇所17に対しレーザを照射し、スポット溶接によ
ってヨーク4の接合を行っている。つまり、内ヨーク1
2と外ヨーク14とを接合するには、図2中拡大部Cに
示すように、内ヨーク12の周端面を、外ヨーク14の
内面に対し直角に突き合わせ、従来と同様仮接合部18
を形成する。溶接箇所17は、外ヨーク14の外周面上
において、仮接合部18のちょうど反対側の位置に複数
設定される。そして、外ヨーク14の外周面上に照射ガ
ン20を位置させ、その照射ガン20から上記照射箇所
17に対し、内ヨーク12の径方向に沿ってレーザを照
射して行うようにする。
照射箇所17に対しレーザを照射し、スポット溶接によ
ってヨーク4の接合を行っている。つまり、内ヨーク1
2と外ヨーク14とを接合するには、図2中拡大部Cに
示すように、内ヨーク12の周端面を、外ヨーク14の
内面に対し直角に突き合わせ、従来と同様仮接合部18
を形成する。溶接箇所17は、外ヨーク14の外周面上
において、仮接合部18のちょうど反対側の位置に複数
設定される。そして、外ヨーク14の外周面上に照射ガ
ン20を位置させ、その照射ガン20から上記照射箇所
17に対し、内ヨーク12の径方向に沿ってレーザを照
射して行うようにする。
【0015】また、取付用フランジ16を接合するに
は、図2中拡大部Dに示したように、外ヨーク14の下
端面を取付用フランジ16の上面に突き合わせ、従来と
同様仮接合部19を形成する。そして、上述した場合と
同様に溶接箇所17を複数設定し、取付用フランジ16
の下面下方に照射ガン20を位置させて、上記照射箇所
17に対し、照射ガン20から外ヨーク14の軸方向に
沿ってレーザを照射して行うようにする。
は、図2中拡大部Dに示したように、外ヨーク14の下
端面を取付用フランジ16の上面に突き合わせ、従来と
同様仮接合部19を形成する。そして、上述した場合と
同様に溶接箇所17を複数設定し、取付用フランジ16
の下面下方に照射ガン20を位置させて、上記照射箇所
17に対し、照射ガン20から外ヨーク14の軸方向に
沿ってレーザを照射して行うようにする。
【0016】さらに、本実施例においては、図2中拡大
部Eに示すように、2つの内ヨーク12の接合部に沿っ
た両周端面が、外ヨーク14の内面中央部分に突き合わ
せられていて、上記と同様に溶接箇所17を設定し、そ
の照射箇所17に対しレーザを照射して接合させる。こ
の際、本実施例では、予め上記照射箇所17の近傍位置
に、2つの内ヨーク12の接合部が視認できるような開
口部24を形成してあり、正確な照射位置を確認できる
ようになっている。
部Eに示すように、2つの内ヨーク12の接合部に沿っ
た両周端面が、外ヨーク14の内面中央部分に突き合わ
せられていて、上記と同様に溶接箇所17を設定し、そ
の照射箇所17に対しレーザを照射して接合させる。こ
の際、本実施例では、予め上記照射箇所17の近傍位置
に、2つの内ヨーク12の接合部が視認できるような開
口部24を形成してあり、正確な照射位置を確認できる
ようになっている。
【0017】上述のようにレーザ照射を行うと、レーザ
に照射された上記各照射箇所17は、そのレーザ光によ
り加熱されて溶融部21が形成される。このため、外ヨ
ーク14の外側には、溶融部21から溶接飛沫22が多
数生じて周りに飛散する。ここで溶融部21の表面領域
は極めて小さく、他方、溶融部の深度は比較的深い。従
って、例えば、拡大部Cにおいて形成された溶融部21
は、外ヨーク14の厚さ分を突き抜け、そのちょうど反
対側に突き合わされている内ヨーク12の周縁部に達す
るので、内ヨーク12と外ヨーク14とは、十分な接合
強度が確保されて接合される。
に照射された上記各照射箇所17は、そのレーザ光によ
り加熱されて溶融部21が形成される。このため、外ヨ
ーク14の外側には、溶融部21から溶接飛沫22が多
数生じて周りに飛散する。ここで溶融部21の表面領域
は極めて小さく、他方、溶融部の深度は比較的深い。従
って、例えば、拡大部Cにおいて形成された溶融部21
は、外ヨーク14の厚さ分を突き抜け、そのちょうど反
対側に突き合わされている内ヨーク12の周縁部に達す
るので、内ヨーク12と外ヨーク14とは、十分な接合
強度が確保されて接合される。
【0018】殊に、本実施例では、照射されるレーザ
が、例えば外ヨーク14の面内方向に照射されていて、
溶融部21の深度が十分確保されているので、溶融部2
1がコイル8の収納空間10内に露出することを防止で
き、コイル8の収納空間10にて溶接飛沫22が生じる
ことを防止できる。
が、例えば外ヨーク14の面内方向に照射されていて、
溶融部21の深度が十分確保されているので、溶融部2
1がコイル8の収納空間10内に露出することを防止で
き、コイル8の収納空間10にて溶接飛沫22が生じる
ことを防止できる。
【0019】また、2枚の0.8mmSECC鋼板を直
交させて突き合わせ、本実施例のように、突き合わされ
た鋼板の板厚を介してレーザを照射する場合と、従来例
のように、直接その接合部に対しレーザ照射した場合と
で、その接合強度と、照射面とは反対側における溶接飛
沫の発生の有無を調べる実験を行い、その結果を以下の
表1に示した。この表1に示されているように、従来に
比べ、遜色の無い接合強度を確保できることが確認でき
る。また、照射面とは反対側においては、従来とは異な
り溶接飛沫の発生が確認されなかった。
交させて突き合わせ、本実施例のように、突き合わされ
た鋼板の板厚を介してレーザを照射する場合と、従来例
のように、直接その接合部に対しレーザ照射した場合と
で、その接合強度と、照射面とは反対側における溶接飛
沫の発生の有無を調べる実験を行い、その結果を以下の
表1に示した。この表1に示されているように、従来に
比べ、遜色の無い接合強度を確保できることが確認でき
る。また、照射面とは反対側においては、従来とは異な
り溶接飛沫の発生が確認されなかった。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】以上実施例で説明したように、本発明に
係るヨークの接合方法は、ヨーク部材の端部を被接合部
材に対して直角に突き合わせて、被接合部材の厚み方向
外側からヨーク部材の面内方向にレーザを照射すること
により、被接合部材をその厚さごと溶融させ、十分な接
合強度を確保しつつ、ヨーク部材の周縁部に接合するこ
とができる。さらに、本発明では、レーザをヨーク部材
の面内方向に照射することにより、ヨーク部材内部にお
いて溶融深度を十分確保することができるので、溶融さ
れる部分がコイル収納空間の内面に露出することを防止
でき、コイル収納空間内における溶接飛沫の発生を防止
することができる。
係るヨークの接合方法は、ヨーク部材の端部を被接合部
材に対して直角に突き合わせて、被接合部材の厚み方向
外側からヨーク部材の面内方向にレーザを照射すること
により、被接合部材をその厚さごと溶融させ、十分な接
合強度を確保しつつ、ヨーク部材の周縁部に接合するこ
とができる。さらに、本発明では、レーザをヨーク部材
の面内方向に照射することにより、ヨーク部材内部にお
いて溶融深度を十分確保することができるので、溶融さ
れる部分がコイル収納空間の内面に露出することを防止
でき、コイル収納空間内における溶接飛沫の発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヨークを備えたモータの斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のモータの縦断面を示したものである。
【図3】従来のヨークを備えたモータの斜視図である。
【図4】図3のモータの縦断面を示したものである。
4 ヨーク 16 取付用フラン
ジ 6 ロータ 17 照射箇所 8 コイル 20 照射ガン 10 収納空間 21 溶融部 12 内ヨーク 22 溶接飛沫 14 外ヨーク
ジ 6 ロータ 17 照射箇所 8 コイル 20 照射ガン 10 収納空間 21 溶融部 12 内ヨーク 22 溶接飛沫 14 外ヨーク
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータ(6)を囲繞して配設される環状
のコイル(8)の収納空間(10)を画成するヨーク部
材(12,14)の周端部を被接合部材(14,16)
に対して直角に突き合わせ、レーザの照射により溶融さ
せて接合させるようにしたヨーク(4)の接合方法にお
いて、 上記被接合部材(14,16)の厚み方向外側から上記
ヨーク部材(12,14)の面内方向にレーザを照射
し、該被接合部材(14,16)の厚みごと溶融させて
該ヨーク部材(12,14)の周端部に接合させるよう
にすることを特徴とするヨークの接合方法。 - 【請求項2】 前記ヨーク部材が、その外周面が開放さ
れた環状の内ヨーク(12)で、前記被接合部材が該内
ヨーク(12)の外側にそれを囲繞して配設される中空
円筒体状の外ヨーク(14)であって、該外ヨーク(1
4)の外周面上から該内ヨーク(12)の径方向に沿っ
てレーザを照射し、該外ヨーク(14)の厚みごと溶融
させて、該内ヨーク(12)の周端面を該外ヨーク(1
4)の内面に接合させるようにすることを特徴とする請
求項1記載のヨークの接合方法。 - 【請求項3】 前記ヨーク部材が外ヨーク(14)で、
前記被接合部材が該外ヨーク(14)の下端面に配設さ
れる板状の取付用フランジ(16)であって、該取付用
フランジ(16)の下面下方から該外ヨーク(14)の
軸方向に沿ってレーザを照射し、該取付用フランジ(1
6)の板厚ごと溶融させて、該外ヨーク(14)の下端
面を該取付用フランジ(16)の上面に接合させるよう
にすることを特徴とする請求項1記載のヨークの接合方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255073A JPH08126290A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ヨークの接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255073A JPH08126290A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ヨークの接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08126290A true JPH08126290A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17273765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255073A Pending JPH08126290A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ヨークの接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08126290A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6479911B1 (en) | 1999-09-22 | 2002-11-12 | Seiko Epson Corporation | PM type stepping motor |
| JP2003254461A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-10 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電動コントロールバルブ |
| US6762530B2 (en) * | 2000-02-08 | 2004-07-13 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Motor with stator having inner cores and outer cores |
| JP2009189236A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-08-20 | Nidec Sankyo Corp | モータおよびこのモータの製造方法 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6255073A patent/JPH08126290A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6479911B1 (en) | 1999-09-22 | 2002-11-12 | Seiko Epson Corporation | PM type stepping motor |
| EP1087502A3 (en) * | 1999-09-22 | 2003-01-02 | Seiko Epson Corporation | Permanent magnet stepping motor |
| US6762530B2 (en) * | 2000-02-08 | 2004-07-13 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Motor with stator having inner cores and outer cores |
| JP2003254461A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-10 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電動コントロールバルブ |
| JP2009189236A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-08-20 | Nidec Sankyo Corp | モータおよびこのモータの製造方法 |
| US8350421B2 (en) | 2008-01-10 | 2013-01-08 | Nidec Sankyo Corporation | Motor and it's manufacturing method |
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