JPH08126503A - ファスナーチエンの連続絵柄付装置 - Google Patents

ファスナーチエンの連続絵柄付装置

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JPH08126503A
JPH08126503A JP26737994A JP26737994A JPH08126503A JP H08126503 A JPH08126503 A JP H08126503A JP 26737994 A JP26737994 A JP 26737994A JP 26737994 A JP26737994 A JP 26737994A JP H08126503 A JPH08126503 A JP H08126503A
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JP
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roller
fastener chain
fastener
heating
transfer film
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JP26737994A
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Hiroshi Osaki
寛 大崎
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファスナーチエンの全面に、効率よく連続的
に絵柄模様を的確に転写できる。 【構成】 円筒状の加熱回転体5から形成され、ファス
ナーチエンCと転写フィルムFとを一緒に加熱するため
の加熱ローラ1と、その外周面へファスナーチエンCを
搬送するため、加熱ローラ1の前後にガイドローラ9、
10を配し、後方に搬送ローラ11を配した搬送部2
と、ファスナーチエンCの表面へ転写フィルムFを供給
するため、供給ローラ13、14からガイドローラ9を
介して移送し、カイドローラ10において転写フィルム
Fを剥離して巻取ローラ15、16に巻取る移送部3
と、転写フィルムFとファスナーチエンCとを加熱ロー
ラ1の外周面へ数個の従動ローラ21によって押圧し、
加熱転写する押圧部4から形成され、ファスナーチエン
Cの全面へ連続的にかつ簡単に絵柄模様を転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スライドファスナー
におけるファスナーチエンの表面へ、連続的に任意の絵
柄模様を転写させることができる、ファスナーチエンの
連続絵柄付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファスナーチエンの咬合子の表面
へ転写手段によって絵柄付けを行うのに、周面にシリコ
ンラバーを装着した加熱ローラと、それに対接する受け
ローラとの間に、ファスナーストリンガおよびプラスチ
ックフィルム上に剥離層、保護層、蒸着金属層、接着層
を順次重合した熱転写フィルムとを供給し、ファスナー
ストリンガを受けローラの曲面に沿わせ、咬合子上に熱
転写フィルムを加熱ローラにより加熱圧接させることに
よって、シリコンラバーが弾性変形して咬合子間に熱転
写フィルムを挿入させ、咬合子の表面に蒸着金属層を付
着させる装置(特開平2−218303号公報および図
8参照)が知られている。
【0003】さらに、ファスナーチエンの咬合子表面に
転写手段によって絵柄付けを行うため、ファスナーチエ
ンをロール式転写装置に移送するが、最初に合成樹脂製
のファスナー咬合子上に、ディスペンサー装置における
ノズルのニードルから熱硬化性樹脂の溶剤を塗布してア
ンダーコート層を形成し、次いで乾燥炉などの半硬化装
置に送り、アンダーコート層を半硬化状態に処理した
後、転写装置に移送し、ここで基体シート上に剥離層、
図柄層、接着層が積層されている転写シートを送給し、
シリコン樹脂製のパッドロールで基体シート側から加熱
加圧することによって、ファスナー咬合子上に図柄を転
写して絵付層を形成し、次にこの絵柄層の上にディスペ
ンサー装置によって、硬化性樹脂を塗布してオーバーコ
ート層を形成させた後、完全硬化装置によってアンダー
コート層およびオーバーコート層を完全硬化させて絵柄
付ファスナーチエンを完成させる装置(特開平4−36
7605号公報及び図9を参照)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の第一例は、
ファスナーストリンガにおける咬合子の表面へ絵柄を転
写させる装置であって、ファスナーチエンの全面に絵柄
を転写させる装置ではない。したがって咬合子表面へ充
分に転写を行うため咬合子間を拡張させる必要があり、
それゆえファスナーストリンガを受けローラの曲面に沿
わせて咬合子間を拡張させ、その上面へ加熱ローラによ
って熱転写フィルムを圧接させる。そのため熱転写フィ
ルムと加熱ローラとの接触は点接触、すなわち部分接触
であり充分な加熱圧接ができず、ファスナー咬合子であ
れば転写効果があるが、ファスナーチエン全面に絵柄模
様を転写する装置としては不適当である。
【0005】さらに公知の第二例も第一例と同様、ファ
スナーチエンにおける咬合子の表面へ絵柄を転写させる
装置であって、ファスナーチエンの全面へ絵柄を転写さ
せる装置ではない。したがってファスナーチエンはシリ
コン樹脂製のパッドロールと受けローラに対し直線状に
送り込まれ、咬合子上に転写シートを給送してパッドロ
ールによって加熱加圧することにより、咬合子に絵柄を
転写する装置であるため、やはり転写シートと咬合子と
は部分接触であり、ファスナー咬合子であれば転写効果
は得られるが、ファスナーチエン全面に絵柄模様を転写
する装置としては不適当である。
【0006】この発明は、上述の問題点を解消するため
発明されたものであり、この発明のファスナーチエンの
連続絵柄付装置は、ファスナーチエンと転写フィルムを
加熱ローラの外周面に沿わせて、一定時間、一定区間、
密接させることにより、ファスナーチエンにおけるファ
スナーテープおよびファスナー咬合子の双方に関連する
模様を連続的に効率よく絵柄を転写させ、かつファスナ
ーチエンを損傷することのない転写手段による連続絵柄
付装置を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明におけるファスナーチエンの連続絵柄付装
置は、円筒状の加熱回転体5から形成され、ファスナー
チエンCと転写フィルムFを加熱する加熱ローラ1と、
加熱ローラ1の外周面へファスナーチエンCを搬送する
搬送部2と、ファスナーチエンCの表面へ転写フィルム
Fを移送する移送部3と、転写フィルムFとファスナー
チエンCとを加熱ローラ1の外周面へ押圧し転写する押
圧部4とから形成されたファスナーチエンの連続絵柄付
装置を主な構成としている。
【0008】加熱ローラ1は、ファスナーチエンC幅に
相当する幅員を有する回転体5の内部に電熱線6を配設
し、外表面には耐熱弾性材層7を配し、加熱ローラ1の
表面中央にファスナー咬合子Eが収容できる凹溝8を周
設したものである。
【0009】搬送部2は、ファスナーチエンC幅に相当
する幅員を有する第1ガイドローラ9と第2ガイドロー
ラ10とを加熱ローラ1の前後に当接状に配し、第2ガ
イドローラ10の後方にファスナーチエンC幅に相当す
る幅員を有するファスナーチエンCをを搬送するための
搬送ローラ11と押圧ローラ12とを常時圧接する状態
に配し、加熱ローラと搬送ローラとの作動を同調させた
ものである。
【0010】移送部3は、第1ガイドローラ9の前方で
移送中のファスナーチエンCの上方に位置する個所に転
写フィルムFの供給ローラ13を配し、また第2ガイド
ローラ10の後方で移送中のファスナーチエンCの上方
に位置する個所に転写フィルムFの巻取ローラ15を配
設したものである。また第1ガイドローラ9の前方でフ
ァスナーチエンCの下方個所に転写フィルムFの供給ロ
ーラ14、第2ガイドローラ10の後方でファスナーチ
エンCの下方個所に転写フィルムFの巻取ローラ16を
配設したものでもある。
【0011】押圧部4は、シリンダー17のロッド18
先端にファスナーチエンC幅に相当する幅員を有する耐
熱弾性材から成形され、外観形状が鼓形を呈する従動ロ
ーラ21を軸着し、加熱ローラ1に対し進退自在に対接
したものである。
【0012】さらにまた押圧部4は、シリンダー17の
ロッド18先端に湾曲板19を取着し、この湾曲板19
の両側に腕部20を複数個突設し、両側腕部20の先端
間に従動ローラ21の支軸25を腕部20の根元との間
にスプリング29を介在させて揺動自在に軸支し、鼓形
の従動ローラ21の表面中央にファスナー咬合子Eを収
容できる凹溝24を周設するとともに、支軸25に対し
回動自在に軸着したものである。
【0013】
【作用】この発明のファスナーチエンの連続絵柄付装置
は、上述のような構成であり、ファスナーチエンCは加
熱ローラ1の前方に対接した第1ガイドローラ9を回送
して加熱ローラ1の表面に誘導され、加熱ローラ1の回
転により後方に対接した第2ガイドローラ10に移送す
る。そこから後方外域に対設され加熱ローラ1と同調し
て駆動する搬送ローラ11と押圧ローラ12間に移送さ
れ、そして転写フィルムFはファスナーチエンCの上下
に配設された表面側フィルム供給ローラ13および裏面
側フィルム供給ローラ14から第1ガイドローラ9に供
給されてファスナーチエンCの表裏両面に当接重合さ
せ、第2ガイドローラ10へファスナーチエンCととも
に添送される。
【0014】ファスナーチエンCと転写フィルムFは第
1ガイドローラ9と第2ガイドローラ10間において、
シリンダー17によって作動する複数個の鼓形の従動ロ
ーラ21により、加熱ローラ1の表面に均一的に押圧さ
れ、一定時間、一定区間、密接して加熱されることによ
り転写が行われる。そして第2ガイドローラ10におい
て転写フィルムFは剥離層からプラスチックフィルムの
台紙が剥離され、台紙は上下に配設された表面側フィル
ム巻取ローラ15、裏面側フィルム巻取ローラ16に巻
取られ、ファスナーチエンCへの転写は完了し絵柄付け
がなされたファスナーチエンCは搬送ローラ11から排
送される。
【0015】
【実施例】この発明のファスナーチエンの連続絵柄付装
置の実施例について、図面を参照しながら具体的に説明
する。
【0016】このファスナーチエンの連続絵柄付装置
は、図1に示すように、円筒状の加熱回転体5から形成
された加熱ローラ1、この加熱ローラ1の外周面へファ
スナーチエンCを搬送するための搬送部2、さらに転写
フィルムFをファスナーチエンCの面上へ移送するため
の移送部3、およびファスナーチエンCと転写フィルム
Fとを加熱ローラ1の外周面へ一定区間押圧するための
押圧部4とから構成されている。
【0017】加熱ローラ1は、ファスナーチエンCの幅
に相当する幅員を有する円筒状の回転体5から形成さ
れ、回転体5の内部には電熱線6が配線され、表面には
シリコンゴムなどを貼着した耐熱弾性材層7が形成され
ている。この耐熱弾性材層7の表面中央にはファスナー
咬合子Eが収容できる凹溝8が外周面に凹設され、ファ
スナーチエンCおよび転写フィルムFが加熱ローラ1の
表面に配置されると、加熱ローラ1はゆっくり回転し、
ファスナーチエンCと転写フィルムFを加熱しながら移
送する。
【0018】次にファスナーチエンCを加熱ローラ1の
外周面に配置し搬送するための搬送部2は、加熱ローラ
1の前後面すなわち略直径線上に加熱ローラ1の表面に
接する第1ガイドローラ9を前面に配し、また後面には
第2ガイドローラ10を装設し、この第2ガイドローラ
10の後方外域に搬送ローラ11と、この搬送ローラ1
1に圧接する押圧ローラ12とが配設されている。
【0019】ファスナーチエンCは、まず第1ガイドロ
ーラ9と加熱ローラ1との間に挿通され、加熱ローラ1
の外周面を経て第2ガイドローラ10から搬送ローラ1
1と押圧ローラ12間に導かれ、搬送ローラ11の駆動
によってファスナーチエンCは搬送され、しかも加熱ロ
ーラ1と搬送ローラ11とは同調して作動する。なお第
1ガイドローラ9、第2ガイドローラ10、搬送ローラ
11、押圧ローラ12はファスナーチエンCの幅に相当
する幅員を備え、かつ表面中央にファスナー咬合子Eが
収容できる凹溝が配設されるのが好ましい。
【0020】ファスナーチエンCの表裏両面に転写フィ
ルムFを移送する移送部3は、まず第1ガイドローラ9
の前方位置の上側に表面側フィルム供給ローラ13、下
側に裏面側フィルム供給ローラ14をそれぞれ配設し、
この供給ローラ13、14には転写フィルムFが巻装さ
れている。そして第1ガイドローラ9に転写フィルムF
は供給され、ファスナーチエンCの両面に転写フィルム
Fが添装されながら加熱ローラ1の回転により第2ガイ
ドローラ10へ移送され、その間において加熱される。
【0021】この第2ガイドローラ10の後方位置の上
側には表面側フィルム巻取ローラ15、下側には裏面側
フィルム巻取ローラ16がそれぞれ配設され、ファスナ
ーチエンCに絵柄を転写し終えた転写フィルムFの台紙
を巻取っている。したがって転写フィルムFは第2ガイ
ドローラ10の位置において剥離層で剥離され、ファス
ナーチエンCの両面に絵柄模様を転写する。
【0022】なお、転写フィルムFは、ファスナーチエ
ンC幅のポリエステルフィルムの台紙上に剥離層、絵柄
層、接着層が順次積層され、加熱ローラ1の加熱によっ
て接着層が溶融し、絵柄層をファスナーチエンCの全面
に転写できる形態に形成されている。また必要な場合は
剥離層と絵柄層の間にラッカーなどによる保護層を配設
することも可能である。
【0023】最後にファスナーチエンCと転写フィルム
Fとを加熱ローラ1によって移送する際、加熱ローラ1
の外周面へ押圧する押圧部4は、加熱ローラ1の前後に
対接状に装備された第1ガイドローラ9と第2ガイドロ
ーラ10との間にシリンダー17を配設し、このシリン
ダー17に装備されたロッド18の先端に、該先端を中
央として、加熱ローラ1の外表面に対向する湾曲板19
を取着し、この湾曲板19の両側に腕部20を複数個突
設し、この両側腕部20間に略ファスナーチエンC幅に
相当する幅員を備えたシリコンゴムなどの耐熱弾性材か
ら成形された外観形状が鼓形を呈する従動ローラ21が
装設されている。
【0024】この従動ローラ21は外輪部22が内輪部
23よりも径が大きく鼓形を呈し、表面中央にファスナ
ー咬合子Eを収容できる凹溝24が周設され、そして腕
部20間に軸支された支軸25に回動自在に軸着され、
また支軸25は腕部20の根元に凹設した凹部26と支
軸25を軸支した摺動片27の凹部28との間にスプリ
ング29を介在させ、従動ローラ21を付勢することに
よって揺動可能に装備されている。
【0025】この従動ローラ21を複数個セットしたシ
リンダー17は、第1ガイドローラ9と、第2ガイドロ
ーラ10との間に適宜数装備し、たとえば図1に示すよ
うに2セット装備することもでき、従動ローラ21はシ
リンダー17内を往復するロッド18によって、加熱ロ
ーラ1上に収容され移送されるファスナーチエンC、お
よび両面に添装されている転写フィルムFを加熱ローラ
1に押圧し、加熱ローラ1によって加熱することによ
り、転写フィルムFの接着層が溶融し、絵柄層をファス
ナーチエンCの全面へ転写できるように構成されてい
る。
【0026】従動ローラ21の外観形状が鼓形を呈する
ように形成されているのは、通常ファスナーチエンCは
ファスナー咬合子Eが装着されている側縁側が自由端縁
側よりも収縮しているため、図6に示すようにファスナ
ーチエンCの両側に皺30がよって弧状に湾曲してい
る。この形態のスライドファスナーSをたとえば図7に
示すように使用製品31にスライドファスナーSの両側
縁部を縫製すると、縫糸32の張力によりスライドファ
スナーSの両端縁部が収縮し、全体が均一に縫製される
ものである。
【0027】したがって図4、5に示すように加熱ロー
ラ1に配設された耐熱弾性材層7の外周面に、ファスナ
ーチエンCが両側縁に波状の皺30をつくりながら移送
されるため、ファスナーチエンCを均一に移送するため
には、従動ローラ21の内側と外側との弾性変形を異な
らしめ、たとえば内側よりも外側の変形量を大きくしな
ければならないため、従動ローラ21はシリコンゴムな
どの耐熱弾性材を鼓形に成形し、外輪部22を内輪部2
3よりも径を大きく形成する必要がある。
【0028】
【発明の効果】この発明のファスナーチエンの連続絵柄
付装置は、以上説明したとおりの構成であり、この構成
によって下記の効果を奏する。
【0029】この発明のファスナーチエンの連続絵柄付
装置は、円筒状の加熱回転体から形成され、ファスナー
チエンおよび転写フィルムを加熱する加熱ローラと、そ
の外周面へファスナーチエンを搬送する搬送部と、ファ
スナーチエンの表面へ転写フィルムを移送する移送部
と、転写フィルムおよびファスナーチエンを加熱ローラ
の外周面へ押圧する押圧部とから構成されているため、
ファスナー咬合子を含めたファスナーチエンの全面に絵
柄模様を簡易、確実に転写できる装置であり、特にファ
スナーチエンと転写フィルムは加熱ローラの外周面へ一
定時間、一定区間密接して加熱処理されるから、転写が
ファスナーチエン全面に美しく、円滑に行うことができ
る利点がある。
【0030】加熱ローラは、ファスナーチエン幅に相当
する幅員を有する回転体で表面に耐熱弾性材層を配し、
その表面中央にファスナー咬合子を収容できる凹溝を周
設したから、ファスナーチエンの収容を的確に行い、フ
ァスナーチエンおよび転写フィルムを効率よく加熱する
ことができる利点がある。
【0031】ファスナーチエンを搬送する搬送部は、フ
ァスナーチエン幅に相当する幅員を備えた第1ガイドロ
ーラと第2ガイドローラとを加熱ローラの前後に当接状
に配し、後方個所に搬送ローラと押圧ローラとを圧接状
に配し、加熱ローラと搬送ローラとの作動を同調させた
ので、ファスナーチエンおよび転写フィルムを加熱ロー
ラの外周面へ的確に誘導し、かつ加熱処理を一定区間正
確に行うことができ、またファスナーチエンの搬送は搬
送ローラと加熱ローラとが同調的に作動するからファス
ナーチエンを損傷することなく正常な状態で搬送するこ
とができる利点がある。
【0032】転写フィルムを移送する移送部は、第1ガ
イドローラの前方でファスナーチエンの上下に供給ロー
ラを配し、第2ガイドローラの後方でファスナーチエン
の上下に巻取ローラを配したので、転写フィルムを的確
にファスナーチエンの面上へ誘導でき、加熱処理後第2
ガイドローラの位置において、ファスナーチエンから転
写フィルムを剥離するが、余熱のある状態で剥離操作を
行うから、転写が美しく仕上げることができる利点があ
る。
【0033】ファスナーチエンおよび転写フィルムを加
熱ローラに押圧する押圧部は、ファスナーチエン幅に相
当する幅員を有する耐熱弾性材から成形された鼓形の従
動ローラをシリンダーの作動により進退自在に加熱ロー
ラに対接させたから、ファスナーチエン全体を効率よく
押圧し、特に従動ローラを内輪部と外輪部との径を異な
らしめ鼓形に形成し、弾性変形量に差をつけたので、フ
ァスナーチエンを加熱ローラに均一に押圧し、加熱処理
を有効に行うことができる利点がある。
【0034】さらに、従動ローラを複数個配設し、従動
ローラ自体がスプリングによって加熱ローラに弾接可能
に形成され、かつ表面中央に凹溝を周設しているから、
ファスナーチエンを加熱ローラに対し一定区間無理なく
押圧し、かつ正確に誘導することができる利点があるな
ど、この発明の効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファスナーチエンの連続絵柄付装置の概略側面
図である。
【図2】ファスナーチエンの連続絵柄付装置における、
押圧部の一部を示す要部断面図である。
【図3】ファスナーチエンを押圧した状態を示す要部拡
大断面図である。
【図4】従動ローラの作動時における押圧状態を示す側
面図である。
【図5】従動ローラの作動時における押圧状態を示す平
面図である。
【図6】ファスナーチエンの平面図である。
【図7】使用状態を示した平面図である。
【図8】公知のファスナー咬合子用の転写装置におけ
る、転写部を示す要部断面図である。
【図9】他の公知のファスナー咬合子用の転写装置の概
略側面図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 搬送部 3 移送部 4 押圧部 5 回転体 6 電熱線 7 耐熱弾性材層 8 凹溝(加熱ローラ) 9 第1ガイドローラ 10 第2ガイドローラ 11 搬送ローラ 12 押圧ローラ 13、14 供給ローラ 15、16 巻取ローラ 17 シリンダー 18 ロッド 19 湾曲板 20 腕部 21 従動ローラ 24 凹溝(従動ローラ) 25 支軸 29 スプリング C ファスナーチエン E ファスナー咬合子 F 転写フィルム S スライドファスナー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の加熱回転体5から形成され、フ
    ァスナーチエンCおよび転写フィルムFを加熱する加熱
    ローラ1と、その外周面へファスナーチエンCを搬送す
    る搬送部2と、ファスナーチエンCの表面へ転写フィル
    ムFを移送する移送部3と、転写フィルムFおよびファ
    スナーチエンCを加熱ローラ1の外周面へ押圧する押圧
    部4とから形成されたことを特徴とするファスナーチエ
    ンの連続絵柄付装置。
  2. 【請求項2】 ファスナーチエンC幅に相当する幅員を
    有する回転体5の内部に電熱線6を配し、外表面に耐熱
    弾性材層7を配設し、その表面中央にファスナー咬合子
    Eを収容できる凹溝8を周設した加熱ローラ1からなる
    請求項1記載のファスナーチエンの連続絵柄付装置。
  3. 【請求項3】 ファスナーチエンC幅に相当する幅員を
    有する第1ガイドローラ9と第2ガイドローラ10とを
    加熱ローラの前後に当接状に配し、第2ガイドローラ1
    0の後方にファスナーチエンC幅に相当する幅員を有す
    るファスナーチエンCを搬送するための搬送ローラ11
    と押圧ローラ12とを圧接状に配設し、加熱ローラと搬
    送ローラとの作動を同調させた搬送部2からなる請求項
    1または2記載のファスナーチエンの連続絵柄付装置。
  4. 【請求項4】 第1ガイドローラ9の前方で移送中のフ
    ァスナーチエンCの上方に位置する個所に転写フィルム
    Fの供給ローラ13を、また第2ガイドローラ10の後
    方で移送中のファスナーチエンCの上方に位置する個所
    に転写フィルムFの巻取ローラ15を配設した移送部3
    からなる請求項1、2または3記載のファスナーチエン
    の連続絵柄付装置。
  5. 【請求項5】 第1ガイドローラ9の前方で移送中のフ
    ァスナーチエンCの下方に位置する個所に転写フィルム
    Fの供給ローラ14を、また第2ガイドローラ10の後
    方で移送中のファスナーチエンCの下方に位置する個所
    に転写フィルムFの巻取ローラ16を配設した移送部3
    からなる請求項1、2、3または4記載のファスナーチ
    エンの連続絵柄付装置。
  6. 【請求項6】 シリンダー17のロッド18先端にファ
    スナーチエンC幅に相当する幅員を有する耐熱弾性材か
    ら成形された鼓形の従動ローラ21を軸着し、加熱ロー
    ラ1に進退自在に対接した押圧部4からなる請求項1、
    2、3、4または5記載のファスナーチエンの連続絵柄
    付装置。
  7. 【請求項7】 前記シリンダー17のロッド18先端に
    湾曲板19を取着し、該板19の両側に腕部20を複数
    個突設し、両側腕部20先端間に従動ローラ21の支軸
    25を腕部20の根元との間にスプリング29を介在さ
    せて揺動自在に軸支し、従動ローラ21は表面中央にフ
    ァスナー咬合子Eを収容できる凹溝24を周設するとと
    もに、支軸25に対し回動自在に軸着した押圧部4から
    なる請求項1、2、3、4、5または6記載のファスナ
    ーチエンの連続絵柄付装置。
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