JPH08126815A - 多管式排ガス処理装置および処理方法 - Google Patents
多管式排ガス処理装置および処理方法Info
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- JPH08126815A JPH08126815A JP6289123A JP28912394A JPH08126815A JP H08126815 A JPH08126815 A JP H08126815A JP 6289123 A JP6289123 A JP 6289123A JP 28912394 A JP28912394 A JP 28912394A JP H08126815 A JPH08126815 A JP H08126815A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】高い脱硫率を保持して中和剤利用率を高めると
ともに、酸化用空気圧縮動力を大幅に減らした経済的な
排ガス処理が行える多管式排ガス処理装置および処理方
法を提供する。 【構成】排ガス導入口15を有して排ガスを導入する第
1室10および、第1室と隔板5を介して形成され、吸
収液を貯留する第2室20を有する容器本体30と、第
1室と第2室とが連通するように、略垂直に複数本配置
されたガス分散管23と、第2室内に貯留された吸収液
21を攪拌するための垂直軸攪拌機40とを有し、ガス
分散管は、下方端部が、吸収液内に浸漬するように配置
され、垂直軸攪拌機は、回転軸49に取り付けられた第
1の攪拌翼41および第2の攪拌翼42を備え、第1の
攪拌翼は第2の攪拌翼よりも上方に位置し、第1の攪拌
翼の翼長L1は第2の攪拌翼L2の翼長よりも短く、第
1の攪拌翼の翼角度は前記第2の攪拌翼の翼角度よりも
小さい。
ともに、酸化用空気圧縮動力を大幅に減らした経済的な
排ガス処理が行える多管式排ガス処理装置および処理方
法を提供する。 【構成】排ガス導入口15を有して排ガスを導入する第
1室10および、第1室と隔板5を介して形成され、吸
収液を貯留する第2室20を有する容器本体30と、第
1室と第2室とが連通するように、略垂直に複数本配置
されたガス分散管23と、第2室内に貯留された吸収液
21を攪拌するための垂直軸攪拌機40とを有し、ガス
分散管は、下方端部が、吸収液内に浸漬するように配置
され、垂直軸攪拌機は、回転軸49に取り付けられた第
1の攪拌翼41および第2の攪拌翼42を備え、第1の
攪拌翼は第2の攪拌翼よりも上方に位置し、第1の攪拌
翼の翼長L1は第2の攪拌翼L2の翼長よりも短く、第
1の攪拌翼の翼角度は前記第2の攪拌翼の翼角度よりも
小さい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガス中に含まれてい
る汚染物質を効率良くかつ経済的に除去し得る多管式排
ガス処理装置および処理方法に関するものである。
る汚染物質を効率良くかつ経済的に除去し得る多管式排
ガス処理装置および処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、硫黄酸化物等を含む排ガ
ス処理装置においては、硫黄酸化物の吸収、酸化、中
和、石膏晶析を一つの反応装置に集約して行うタイプの
ものが知られおり、その基本的な技術思想は、例えば、
特公平第55−37295号公報、特公平第60−47
26号公報に開示されている。
ス処理装置においては、硫黄酸化物の吸収、酸化、中
和、石膏晶析を一つの反応装置に集約して行うタイプの
ものが知られおり、その基本的な技術思想は、例えば、
特公平第55−37295号公報、特公平第60−47
26号公報に開示されている。
【0003】このようなタイプの排ガス処理装置におい
ては、多数のガス分散管が吸収液の液面下100〜40
0mmの位置に開口部を備えるように配置され、装置内
に導入された排ガスは、このガス分散管を通って吸収液
中に噴出され、これによって、吸収液とガスとの混合が
行われて、SO2 の吸収が行われる。さらに、このよう
なタイプの排ガス処理装置においては、槽底に供給され
る酸化用気体(例えば、空気)および中和剤(例えば、
石灰石)によって、SO2 の酸化、石灰石との中和・石
膏晶析が同時に行われる。この際、供給される酸化用気
体および中和剤は、利用効率を高めてできるだけ使用す
る量を抑制することが好ましい。さらに酸化用気体につ
いては、できるだけ液深の浅いところに入れることがで
きるように装置上の対応をとることが酸化用気体の圧縮
動力を削減するという観点から好ましい。そのためには
供給される酸化用気体および中和剤の均一な分散が要求
される。
ては、多数のガス分散管が吸収液の液面下100〜40
0mmの位置に開口部を備えるように配置され、装置内
に導入された排ガスは、このガス分散管を通って吸収液
中に噴出され、これによって、吸収液とガスとの混合が
行われて、SO2 の吸収が行われる。さらに、このよう
なタイプの排ガス処理装置においては、槽底に供給され
る酸化用気体(例えば、空気)および中和剤(例えば、
石灰石)によって、SO2 の酸化、石灰石との中和・石
膏晶析が同時に行われる。この際、供給される酸化用気
体および中和剤は、利用効率を高めてできるだけ使用す
る量を抑制することが好ましい。さらに酸化用気体につ
いては、できるだけ液深の浅いところに入れることがで
きるように装置上の対応をとることが酸化用気体の圧縮
動力を削減するという観点から好ましい。そのためには
供給される酸化用気体および中和剤の均一な分散が要求
される。
【0004】このような要望に応じて、従来より、垂直
軸に取り付けた角度付き平羽根式撹拌翼を装置内に組み
込んで吸収液を均一に攪拌しようとする試み、すなわ
ち、吸収液のガス分散管方向への循環および固体粒子の
浮遊等を促進せしめようとする試みがなされている。
軸に取り付けた角度付き平羽根式撹拌翼を装置内に組み
込んで吸収液を均一に攪拌しようとする試み、すなわ
ち、吸収液のガス分散管方向への循環および固体粒子の
浮遊等を促進せしめようとする試みがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら用いられている攪拌機は、単に角度付き平羽根が取り
つけられているだけの構成であり、このものを用いた場
合の吸収液の挙動を考察するに、槽内の吸収液(固体粒
子を浮遊させたスラリを含む)は下方に吐出されて槽内
底部の固体粒子を浮遊させると共にその吐出流れが容器
壁面または容器壁面に取り付けられた邪魔板に当たって
上昇し、吸収液頂部の多数のガス分散管の挿入された領
域を循環して再び下方へ向かうという循環経路をとって
いる。
ら用いられている攪拌機は、単に角度付き平羽根が取り
つけられているだけの構成であり、このものを用いた場
合の吸収液の挙動を考察するに、槽内の吸収液(固体粒
子を浮遊させたスラリを含む)は下方に吐出されて槽内
底部の固体粒子を浮遊させると共にその吐出流れが容器
壁面または容器壁面に取り付けられた邪魔板に当たって
上昇し、吸収液頂部の多数のガス分散管の挿入された領
域を循環して再び下方へ向かうという循環経路をとって
いる。
【0006】そのため、水平方向の循環流れは吸収液の
底部と頂部に偏在することとなり、吸収液の底部と頂部
の間における循環流が弱くなり、吸収液の酸化のための
酸化用気体および中和剤を水平方向に均一に分散するこ
とが困難であるという問題があった。
底部と頂部に偏在することとなり、吸収液の底部と頂部
の間における循環流が弱くなり、吸収液の酸化のための
酸化用気体および中和剤を水平方向に均一に分散するこ
とが困難であるという問題があった。
【0007】このため、吸収液中のpH分布を均一にす
ることが難しく、高い脱硫率を保持することおよび中和
剤の利用率を高めることができないという問題があっ
た。また、酸化用気体を槽内水平方向にも均一に分散さ
せるようにするため、液深の深い多数の酸化用空気供給
点から大量の酸素用空気を吸収液中に噴出させなければ
ならず、コスト面での負担が大きくなるという問題があ
った。
ることが難しく、高い脱硫率を保持することおよび中和
剤の利用率を高めることができないという問題があっ
た。また、酸化用気体を槽内水平方向にも均一に分散さ
せるようにするため、液深の深い多数の酸化用空気供給
点から大量の酸素用空気を吸収液中に噴出させなければ
ならず、コスト面での負担が大きくなるという問題があ
った。
【0008】このような実情のもとに本発明は創案され
たものであって、その目的は中和剤を水平方向に均一に
分散し、pH分布を均一化させて高い脱硫率を保持し、
中和剤利用率を高めるとともに、酸化用気体を液深の浅
い箇所から水平方向に広く分散せしめて酸化用気体量を
削減させ、酸化用空気圧縮動力を大幅に減らした経済的
な排ガス処理が行える多管式排ガス処理装置を提供する
ことにある。
たものであって、その目的は中和剤を水平方向に均一に
分散し、pH分布を均一化させて高い脱硫率を保持し、
中和剤利用率を高めるとともに、酸化用気体を液深の浅
い箇所から水平方向に広く分散せしめて酸化用気体量を
削減させ、酸化用空気圧縮動力を大幅に減らした経済的
な排ガス処理が行える多管式排ガス処理装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を解決す
るために、本発明は、排ガス導入口を有して排ガスを導
入する第1室および、この第1室と隔板を介して形成さ
れ、吸収液を貯留する第2室を有する容器本体と、前記
隔板を介して前記第1室と第2室とが連通するように、
略垂直に複数本配置されたガス分散管と、前記第2室内
に貯留された吸収液を攪拌するための垂直軸攪拌機を有
する多管式排ガス処理装置であって、前記ガス分散管
は、その下方端部が、前記第2室に貯留される吸収液内
に浸漬するように配置され、前記垂直軸攪拌機は、略垂
直方向に設置された回転軸と、この回転軸に取り付けら
れた第1の攪拌翼および第2の攪拌翼を有し、前記第1
の攪拌翼は前記第2の攪拌翼よりも上方に位置するとと
もに、前記第1の攪拌翼の翼長は前記第2の攪拌翼の翼
長よりも短くかつ、前記第1の攪拌翼の翼角度は前記第
2の攪拌翼の翼角度よりも小さくするように構成され
る。
るために、本発明は、排ガス導入口を有して排ガスを導
入する第1室および、この第1室と隔板を介して形成さ
れ、吸収液を貯留する第2室を有する容器本体と、前記
隔板を介して前記第1室と第2室とが連通するように、
略垂直に複数本配置されたガス分散管と、前記第2室内
に貯留された吸収液を攪拌するための垂直軸攪拌機を有
する多管式排ガス処理装置であって、前記ガス分散管
は、その下方端部が、前記第2室に貯留される吸収液内
に浸漬するように配置され、前記垂直軸攪拌機は、略垂
直方向に設置された回転軸と、この回転軸に取り付けら
れた第1の攪拌翼および第2の攪拌翼を有し、前記第1
の攪拌翼は前記第2の攪拌翼よりも上方に位置するとと
もに、前記第1の攪拌翼の翼長は前記第2の攪拌翼の翼
長よりも短くかつ、前記第1の攪拌翼の翼角度は前記第
2の攪拌翼の翼角度よりも小さくするように構成され
る。
【0010】また、本発明の方法は、排ガス導入口から
排ガスを導入し、当該導入された排ガスを、隔板を介し
て形成された複数の排ガス分散管中を通過させて吸収液
内に噴出させ、吸収液と接触して除去された排ガス中の
汚染物質を、吸収液中に供給される中和剤および酸化用
空気によって中和および酸化させるとともに、当該吸収
液、中和剤および酸化用空気は、小さな循環流を発生さ
せる第1の攪拌翼および大きな循環流を発生させる第2
の攪拌翼によって混合攪拌されるように構成される。
排ガスを導入し、当該導入された排ガスを、隔板を介し
て形成された複数の排ガス分散管中を通過させて吸収液
内に噴出させ、吸収液と接触して除去された排ガス中の
汚染物質を、吸収液中に供給される中和剤および酸化用
空気によって中和および酸化させるとともに、当該吸収
液、中和剤および酸化用空気は、小さな循環流を発生さ
せる第1の攪拌翼および大きな循環流を発生させる第2
の攪拌翼によって混合攪拌されるように構成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の多管式排ガス処理装置の実施
例を、図1に基づいて詳細に説明にする。
例を、図1に基づいて詳細に説明にする。
【0012】図1には、本発明の多管式排ガス処理装置
の概略図が示される。この図に示されるように、本発明
の多管式排ガス処理装置1は、排ガス導入口15を備え
て排ガスを導入する第1室10および、この第1室10
と隔板5を介して形成され、吸収液21を貯留する第2
室20を備える容器本体30と、隔板5を介して略垂直
に複数本配置されたガス分散管23と、容器本体30の
中に攪拌羽根等の主要部が設置された垂直軸攪拌機40
を有している。
の概略図が示される。この図に示されるように、本発明
の多管式排ガス処理装置1は、排ガス導入口15を備え
て排ガスを導入する第1室10および、この第1室10
と隔板5を介して形成され、吸収液21を貯留する第2
室20を備える容器本体30と、隔板5を介して略垂直
に複数本配置されたガス分散管23と、容器本体30の
中に攪拌羽根等の主要部が設置された垂直軸攪拌機40
を有している。
【0013】前記隔板5とガス分散管23との関係につ
いて詳述すると、隔板5には複数の透孔が配設されてお
り、これらの透孔に対応してガス分散管23が第2室2
0内部に垂下するように設けられている。これによって
前記第1室と第2室とが連通するようになっている。隔
板5は、本実施例では板状のものを水平に配置させた形
態となっているが、これに限定されることなく階段状の
形態のものを用いたり、あるいは板状のものをやや傾斜
させた配置としてもよい。
いて詳述すると、隔板5には複数の透孔が配設されてお
り、これらの透孔に対応してガス分散管23が第2室2
0内部に垂下するように設けられている。これによって
前記第1室と第2室とが連通するようになっている。隔
板5は、本実施例では板状のものを水平に配置させた形
態となっているが、これに限定されることなく階段状の
形態のものを用いたり、あるいは板状のものをやや傾斜
させた配置としてもよい。
【0014】容器本体30は、通常、排ガスの出入り口
を除けば、密閉構造となっており、容器本体30そのも
のの水平断面形状は、円形、角形形状いずれであっても
よい。
を除けば、密閉構造となっており、容器本体30そのも
のの水平断面形状は、円形、角形形状いずれであっても
よい。
【0015】容器本体30の第2室20内には、前述し
たように吸収液21を貯留できるようになっており、実
際の装置の運転に際しては図示のごとくガス分散管23
の先端部が吸収液21の中に浸漬するようになってい
る。さらに、本実施例では、第2室20の上方周壁に浄
化済みの処理ガスの出口29が設けられている。
たように吸収液21を貯留できるようになっており、実
際の装置の運転に際しては図示のごとくガス分散管23
の先端部が吸収液21の中に浸漬するようになってい
る。さらに、本実施例では、第2室20の上方周壁に浄
化済みの処理ガスの出口29が設けられている。
【0016】前記垂直軸攪拌機40は、略垂直方向に設
置された回転軸49と、この回転軸49の下方先端部に
取り付けられた第1の攪拌翼41および第2の攪拌翼4
2を備えている。回転軸49の上部は、隔板5および容
器本体30の天井31を貫通して駆動系48に連結され
ている。なお、各々の貫通部分はシールにより機密構造
となっている。
置された回転軸49と、この回転軸49の下方先端部に
取り付けられた第1の攪拌翼41および第2の攪拌翼4
2を備えている。回転軸49の上部は、隔板5および容
器本体30の天井31を貫通して駆動系48に連結され
ている。なお、各々の貫通部分はシールにより機密構造
となっている。
【0017】前記第1の攪拌翼41は、前記第2の攪拌
翼42よりも上方に位置しており、第1の攪拌翼41の
役割は、後述の説明からわかるように、主として酸化用
気体(例えば、空気)および中和剤のより均一な分散を
図るために設置されており、第2の攪拌翼42の役割
は、吸収液21をガス分散管23方向に循環させたり容
器の底部に沈降しやすい固体粒子の浮遊を促進させるた
めに設置されている。
翼42よりも上方に位置しており、第1の攪拌翼41の
役割は、後述の説明からわかるように、主として酸化用
気体(例えば、空気)および中和剤のより均一な分散を
図るために設置されており、第2の攪拌翼42の役割
は、吸収液21をガス分散管23方向に循環させたり容
器の底部に沈降しやすい固体粒子の浮遊を促進させるた
めに設置されている。
【0018】このような役割を円滑に遂行するために、
前記第1の攪拌翼41の翼長は前記第2の攪拌翼42の
翼長よりも短く設定される。より具体的には、前記第1
の攪拌翼41の翼長をL1、前記第2の攪拌翼42の翼
長をL2とした場合、これらの比(L1/L2)は、
0.6〜0.9、好ましくは、0.7〜0.8とされ
る。さらに、前記第1の攪拌翼41の翼角度(水平面か
らの角度であり、例えば図3に示される角度θ)は、前
記第2の攪拌翼42の翼角度よりも小さくなるように設
定される。より具体的には前記第1の攪拌翼41は、翼
角度0°〜30°、好ましくは、0°〜20°の平羽根
式攪拌翼であり、前記第2の攪拌翼42は、翼角度30
°〜60°、好ましくは、40°〜50°の平羽根式攪
拌翼とされる。
前記第1の攪拌翼41の翼長は前記第2の攪拌翼42の
翼長よりも短く設定される。より具体的には、前記第1
の攪拌翼41の翼長をL1、前記第2の攪拌翼42の翼
長をL2とした場合、これらの比(L1/L2)は、
0.6〜0.9、好ましくは、0.7〜0.8とされ
る。さらに、前記第1の攪拌翼41の翼角度(水平面か
らの角度であり、例えば図3に示される角度θ)は、前
記第2の攪拌翼42の翼角度よりも小さくなるように設
定される。より具体的には前記第1の攪拌翼41は、翼
角度0°〜30°、好ましくは、0°〜20°の平羽根
式攪拌翼であり、前記第2の攪拌翼42は、翼角度30
°〜60°、好ましくは、40°〜50°の平羽根式攪
拌翼とされる。
【0019】前記(L1/L2)の比が、0.9を超え
ると、前記第1の攪拌翼41による循環流が第2の攪拌
翼42による循環流を減少させるという不都合が生じ、
また、(L1/L2)の比が、0.6未満となると、第
1の攪拌翼41による循環流が弱くなり、目的とする酸
化用空気および中和剤の均一な分散が難しいという不都
合が生じる。
ると、前記第1の攪拌翼41による循環流が第2の攪拌
翼42による循環流を減少させるという不都合が生じ、
また、(L1/L2)の比が、0.6未満となると、第
1の攪拌翼41による循環流が弱くなり、目的とする酸
化用空気および中和剤の均一な分散が難しいという不都
合が生じる。
【0020】また、前記第1の攪拌翼41の翼角度が、
30°を超えると、第1の攪拌翼41による水平方向へ
の循環流れが相対的に弱まり、目的とする酸化用空気お
よび中和剤の均一な分散が困難となるという不都合が生
じる。第1の攪拌翼41と第2の攪拌翼42との好適な
組み合わせととしては、例えば、第1の攪拌翼41を
角度なしの平羽根式攪拌翼とし、第2の攪拌翼42を翼
角度45°の角度付き平羽根式攪拌翼とする組み合わ
せ、第1の攪拌翼41を翼角度10°の角度付き平羽
根式攪拌翼とし、第2の攪拌翼42を翼角度45°の角
度付き平羽根式攪拌翼とする組み合わせ等が挙げられ
る。なお、第2の攪拌翼42は、一定の角度でないピッ
チ付き平羽根としてもよい。
30°を超えると、第1の攪拌翼41による水平方向へ
の循環流れが相対的に弱まり、目的とする酸化用空気お
よび中和剤の均一な分散が困難となるという不都合が生
じる。第1の攪拌翼41と第2の攪拌翼42との好適な
組み合わせととしては、例えば、第1の攪拌翼41を
角度なしの平羽根式攪拌翼とし、第2の攪拌翼42を翼
角度45°の角度付き平羽根式攪拌翼とする組み合わ
せ、第1の攪拌翼41を翼角度10°の角度付き平羽
根式攪拌翼とし、第2の攪拌翼42を翼角度45°の角
度付き平羽根式攪拌翼とする組み合わせ等が挙げられ
る。なお、第2の攪拌翼42は、一定の角度でないピッ
チ付き平羽根としてもよい。
【0021】また、第1および第2の攪拌翼41,42
と前記容器本体30(特に、第2室20)との大きさの
関係については、第2室の直径をDとした場合、第2の
攪拌翼の翼長L2に対して、L2/D=0.2〜0.
5、好ましくは、0.3〜0.4となるように設定され
る。この値が、上限値を超えて、攪拌翼の翼長の比率が
大きくなると、吸収液の循環効率が悪化するという不都
合が生じ、この一方で、この値が下限値未満となると、
同様に循環効率が悪化するという不都合が生じる。な
お、第2室が多角形の場合、Dの値としては、多角形の
面積を円に置き換えた時の直径として算出すればよい。
と前記容器本体30(特に、第2室20)との大きさの
関係については、第2室の直径をDとした場合、第2の
攪拌翼の翼長L2に対して、L2/D=0.2〜0.
5、好ましくは、0.3〜0.4となるように設定され
る。この値が、上限値を超えて、攪拌翼の翼長の比率が
大きくなると、吸収液の循環効率が悪化するという不都
合が生じ、この一方で、この値が下限値未満となると、
同様に循環効率が悪化するという不都合が生じる。な
お、第2室が多角形の場合、Dの値としては、多角形の
面積を円に置き換えた時の直径として算出すればよい。
【0022】また、前記第1の攪拌翼41と前記第2の
攪拌翼42の垂直方向の間隙をHとした場合、第2の攪
拌翼の翼長L2に対して、H/L2=0.1〜0.8、
好ましくは、0.2〜0.6となるように設定される。
この値H/L2が,0.8を超えると、第1の攪拌翼4
1が吸収液の液面に近過ぎるという傾向となり、この値
H/L2が、0.1未満となると、第2の攪拌翼42に
よる下向きの循環流に酸化用空気の一部が巻き込まれ攪
拌翼にスケーリングが発生するおそれが生じる。
攪拌翼42の垂直方向の間隙をHとした場合、第2の攪
拌翼の翼長L2に対して、H/L2=0.1〜0.8、
好ましくは、0.2〜0.6となるように設定される。
この値H/L2が,0.8を超えると、第1の攪拌翼4
1が吸収液の液面に近過ぎるという傾向となり、この値
H/L2が、0.1未満となると、第2の攪拌翼42に
よる下向きの循環流に酸化用空気の一部が巻き込まれ攪
拌翼にスケーリングが発生するおそれが生じる。
【0023】前記第1の攪拌翼41の翼数は、後述する
中和剤の供給点(吐出口)および酸化用の空気の供給点
(吐出口)への連続的な吐出流を得るために4枚以上、
好ましくは8枚以上、特に、8枚〜16枚とするのがよ
い。また、前記第2の攪拌翼42の翼数は、2枚以上、
好ましくは4枚以上、特に、4枚〜8枚とするのがよ
い。なお、図1中、前記第1の攪拌翼41の回動によっ
て形成される小さな循環流の循環経路を模式的に経路5
6で示し、前記第2の攪拌翼42の回動によって形成さ
れる大きな循環流の循環経路を模式的に経路57で示し
ている。
中和剤の供給点(吐出口)および酸化用の空気の供給点
(吐出口)への連続的な吐出流を得るために4枚以上、
好ましくは8枚以上、特に、8枚〜16枚とするのがよ
い。また、前記第2の攪拌翼42の翼数は、2枚以上、
好ましくは4枚以上、特に、4枚〜8枚とするのがよ
い。なお、図1中、前記第1の攪拌翼41の回動によっ
て形成される小さな循環流の循環経路を模式的に経路5
6で示し、前記第2の攪拌翼42の回動によって形成さ
れる大きな循環流の循環経路を模式的に経路57で示し
ている。
【0024】攪拌機40の攪拌所要動力は容器本体内の
吸収液21の1m3 当たり0.06〜0.15kW、好
ましくは0.08〜0.13kWとするのがよい。
吸収液21の1m3 当たり0.06〜0.15kW、好
ましくは0.08〜0.13kWとするのがよい。
【0025】前記第2室20内の内部には、攪拌機1基
につき、中和剤供給ライン50および酸化用気体供給ラ
イン60がそれぞれ配置され、これらの吐出口51,6
1が、それぞれ、前記第1の攪拌翼41の回転外周軌道
から100mm〜500mm、より好ましくは、100
mm〜400mm離れた位置に配置される。これらの吐
出口51,61があまり遠くになると、これらから吐出
される吐出物が広がる範囲が狭くなるという不都合が生
じる。また、中和剤の吐出口51の数および酸化用空気
の吐出口52の数は、攪拌機1基につき、それぞれ4〜
16点とすることが好ましい。これらの吐出口は、それ
ぞれ同一円周上に均等に配置することが好ましい。
につき、中和剤供給ライン50および酸化用気体供給ラ
イン60がそれぞれ配置され、これらの吐出口51,6
1が、それぞれ、前記第1の攪拌翼41の回転外周軌道
から100mm〜500mm、より好ましくは、100
mm〜400mm離れた位置に配置される。これらの吐
出口51,61があまり遠くになると、これらから吐出
される吐出物が広がる範囲が狭くなるという不都合が生
じる。また、中和剤の吐出口51の数および酸化用空気
の吐出口52の数は、攪拌機1基につき、それぞれ4〜
16点とすることが好ましい。これらの吐出口は、それ
ぞれ同一円周上に均等に配置することが好ましい。
【0026】なお、酸化用空気供給ライン60は、空気
の供給を停止した場合に、吸収液21中に存在するスラ
リがラインの吐出口61を閉塞しないように、容器本体
30の天井31を貫通させて上から下へと挿入され、必
要に応じて分岐される。この場合、吐出口61は下方を
向くように配置される。中和剤の吐出口51も必要に応
じて分岐した後、下方を向くように配置させた方が好ま
しい。なお、攪拌機の数は容器本体30の水平断面積が
大きくなればその分増やす必要がある。
の供給を停止した場合に、吸収液21中に存在するスラ
リがラインの吐出口61を閉塞しないように、容器本体
30の天井31を貫通させて上から下へと挿入され、必
要に応じて分岐される。この場合、吐出口61は下方を
向くように配置される。中和剤の吐出口51も必要に応
じて分岐した後、下方を向くように配置させた方が好ま
しい。なお、攪拌機の数は容器本体30の水平断面積が
大きくなればその分増やす必要がある。
【0027】攪拌翼の変形例に関しては、上述した上下
2枚の攪拌翼41,42の組み合わせに代えて、図2お
よび図3に示されるように2つの翼角度の異なる攪拌翼
を長手方向に連結して一体化したものを有する構造とし
てもよい。すなわち、図2および図3に示される攪拌翼
70は、角度付き(角度θ)の平羽根式攪拌翼72と、
角度無しの平羽根式攪拌翼71とを長手方向に接合して
一体化された接合体75を有する。この場合、角度付き
の平羽根式攪拌翼72は回転軸49側に配置される。そ
して、角度無し平羽根式攪拌翼71の枚数が、角度付き
平羽根式攪拌翼72の枚数よりも多い場合には、図示の
ごとくリング状の取付け部材73を接合体75の翼71
に固着するとともに、この取付け部材73に、余剰の角
度無し平羽根式攪拌翼71が取り付けられる。角度無し
平羽根式攪拌翼71の枚数と、角度付き平羽根式攪拌翼
72の枚数が同じ場合には、取付け部材73は不要であ
る。通常、角度無し平羽根式攪拌翼71の取りつけ総枚
数は、4枚以上、好ましくは8枚以上、特に8〜16枚
とされる。角度付き平羽根式攪拌翼72の枚数は、前記
第2の攪拌翼42の枚数と同程度に設定される。角度無
しの平羽根式攪拌71には、角度付きの平羽根式攪拌翼
72の翼角度を超えない範囲で若干の翼角度を設けても
よい。このような攪拌翼70を用いた場合には、攪拌翼
が1つで済み経済的である。酸化用空気を液深の深いと
ころに入れなければならないというデメリットがある
が、酸化用空気量を減らして酸化用空気の圧縮動力は同
じにすることができる。
2枚の攪拌翼41,42の組み合わせに代えて、図2お
よび図3に示されるように2つの翼角度の異なる攪拌翼
を長手方向に連結して一体化したものを有する構造とし
てもよい。すなわち、図2および図3に示される攪拌翼
70は、角度付き(角度θ)の平羽根式攪拌翼72と、
角度無しの平羽根式攪拌翼71とを長手方向に接合して
一体化された接合体75を有する。この場合、角度付き
の平羽根式攪拌翼72は回転軸49側に配置される。そ
して、角度無し平羽根式攪拌翼71の枚数が、角度付き
平羽根式攪拌翼72の枚数よりも多い場合には、図示の
ごとくリング状の取付け部材73を接合体75の翼71
に固着するとともに、この取付け部材73に、余剰の角
度無し平羽根式攪拌翼71が取り付けられる。角度無し
平羽根式攪拌翼71の枚数と、角度付き平羽根式攪拌翼
72の枚数が同じ場合には、取付け部材73は不要であ
る。通常、角度無し平羽根式攪拌翼71の取りつけ総枚
数は、4枚以上、好ましくは8枚以上、特に8〜16枚
とされる。角度付き平羽根式攪拌翼72の枚数は、前記
第2の攪拌翼42の枚数と同程度に設定される。角度無
しの平羽根式攪拌71には、角度付きの平羽根式攪拌翼
72の翼角度を超えない範囲で若干の翼角度を設けても
よい。このような攪拌翼70を用いた場合には、攪拌翼
が1つで済み経済的である。酸化用空気を液深の深いと
ころに入れなければならないというデメリットがある
が、酸化用空気量を減らして酸化用空気の圧縮動力は同
じにすることができる。
【0028】また、上記容器本体30は、図1に示され
る実施例では、1つの隔板5によって区画されている
が、これに限定されることなく、例えば、2つの隔板を
用いて、容器本体30の内部が第2室20と、第2室2
0に隣接する第1室10と、第1室10の上方に隣接す
る第3室を形成し、第1室10の周壁に排ガス導入口を
設け、第3室の周壁または上部に浄化排ガス出口を設
け、第2室20と第3室を連通管によって連絡させた密
封容器とし、その他の構造は図1と同じ構造をもつ多管
式排ガス処理装置としてもよい。
る実施例では、1つの隔板5によって区画されている
が、これに限定されることなく、例えば、2つの隔板を
用いて、容器本体30の内部が第2室20と、第2室2
0に隣接する第1室10と、第1室10の上方に隣接す
る第3室を形成し、第1室10の周壁に排ガス導入口を
設け、第3室の周壁または上部に浄化排ガス出口を設
け、第2室20と第3室を連通管によって連絡させた密
封容器とし、その他の構造は図1と同じ構造をもつ多管
式排ガス処理装置としてもよい。
【0029】本発明で用いられる中和剤は、投入後は吸
収液の一部となり、この中和剤は、排ガスの種類に応じ
て適宜選定され、従来公知の種々のものが用いられる。
より具体的には、例えば、排ガス中の汚染物質がSO
2 、SO3 、NO、N2 O3 、NO2 、N2 O4 、N2
O5 、CO2 、HCl、HF等の酸性物質の場合には、
アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等のアル
カリ性物質を含む溶液やスラリ、特に、水酸化カルシウ
ムスラリや、炭酸カルシウムスラリが用いられる。ま
た、中和剤として、水酸化カルシウムスラリや、炭酸カ
ルシウムスラリを用いる場合、これらのカルシウム化合
物を亜硫酸ガスと反応させると共に吸収液中に空気や酸
素を導入することにより、硫酸カルシウム(石膏)に変
換させることができる。また、排ガス中の汚染物質がア
ンモニア等のアルカリ性物質である場合には、酸性水溶
液を吸収液として用いればよい。
収液の一部となり、この中和剤は、排ガスの種類に応じ
て適宜選定され、従来公知の種々のものが用いられる。
より具体的には、例えば、排ガス中の汚染物質がSO
2 、SO3 、NO、N2 O3 、NO2 、N2 O4 、N2
O5 、CO2 、HCl、HF等の酸性物質の場合には、
アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等のアル
カリ性物質を含む溶液やスラリ、特に、水酸化カルシウ
ムスラリや、炭酸カルシウムスラリが用いられる。ま
た、中和剤として、水酸化カルシウムスラリや、炭酸カ
ルシウムスラリを用いる場合、これらのカルシウム化合
物を亜硫酸ガスと反応させると共に吸収液中に空気や酸
素を導入することにより、硫酸カルシウム(石膏)に変
換させることができる。また、排ガス中の汚染物質がア
ンモニア等のアルカリ性物質である場合には、酸性水溶
液を吸収液として用いればよい。
【0030】次に、上記の装置の作用について説明す
る。
る。
【0031】予め容器本体30の外部において冷却され
た排ガスは、排ガス導入口15から第1室10内へと導
入される。この場合、外部において排ガスを冷却する代
わりに、第1室10内において吸収液などをスプレーし
て冷却・除塵などの処理を行なってもよい。このような
前処理を経て導入された排ガスは、排ガス分散管23を
通って、第2室20内に貯留されている吸収液21内に
噴出され、生成する気液泡沫相27において、緊密な気
液接触が行われ、亜硫酸ガス、ダスト等の汚染物質が除
去される。このようにして浄化されたガスは、処理ガス
出口29から排出され、さらに次工程(図示していな
い)で、同伴されたミスト等がさらに除去される。
た排ガスは、排ガス導入口15から第1室10内へと導
入される。この場合、外部において排ガスを冷却する代
わりに、第1室10内において吸収液などをスプレーし
て冷却・除塵などの処理を行なってもよい。このような
前処理を経て導入された排ガスは、排ガス分散管23を
通って、第2室20内に貯留されている吸収液21内に
噴出され、生成する気液泡沫相27において、緊密な気
液接触が行われ、亜硫酸ガス、ダスト等の汚染物質が除
去される。このようにして浄化されたガスは、処理ガス
出口29から排出され、さらに次工程(図示していな
い)で、同伴されたミスト等がさらに除去される。
【0032】一方、吸収液21と接触して除去された汚
染物質は、中和剤供給ライン50を経て供給される中和
剤によって中和されると同時に、酸化用気体供給ライン
60を経て供給される、例えば、酸化用空気中の酸素お
よび排ガス中の酸素によって酸化される。
染物質は、中和剤供給ライン50を経て供給される中和
剤によって中和されると同時に、酸化用気体供給ライン
60を経て供給される、例えば、酸化用空気中の酸素お
よび排ガス中の酸素によって酸化される。
【0033】供給された中和剤は、第1の攪拌翼41の
回動によって形成される小さな循環流56によって、図
1の点線で囲まれた領域に広がり、さらに第2の攪拌翼
42の回動によって形成される大きな循環流57との相
対速度が異なるため乱流混合し、垂直方向の混合117
が行われる。
回動によって形成される小さな循環流56によって、図
1の点線で囲まれた領域に広がり、さらに第2の攪拌翼
42の回動によって形成される大きな循環流57との相
対速度が異なるため乱流混合し、垂直方向の混合117
が行われる。
【0034】中和剤はこのようにして大きな循環流に乗
って気液泡沫相27に運ばれると同時に気液泡沫相27
下部の水平面を貫流する垂直方向の混合によっても運ば
れるので、小さな循環流がない従来の方法に比べてpH
が格段と均一になり、気液泡沫相の水平方向のpH分布
における平均的なpHが同一になるような条件では汚染
物質除去率が上昇するとともに、中和剤の利用率も増加
するというメリットが得られる。
って気液泡沫相27に運ばれると同時に気液泡沫相27
下部の水平面を貫流する垂直方向の混合によっても運ば
れるので、小さな循環流がない従来の方法に比べてpH
が格段と均一になり、気液泡沫相の水平方向のpH分布
における平均的なpHが同一になるような条件では汚染
物質除去率が上昇するとともに、中和剤の利用率も増加
するというメリットが得られる。
【0035】また、酸化用気体は気泡群となって第1の
攪拌翼41の回動によって形成される小さな循環流56
によって放射状に分散されると共に、浮力によって図1
の破線で囲まれた領域を上昇し気液泡沫相27に到達す
る。
攪拌翼41の回動によって形成される小さな循環流56
によって放射状に分散されると共に、浮力によって図1
の破線で囲まれた領域を上昇し気液泡沫相27に到達す
る。
【0036】このような循環流により物質移動の促進お
よび吸収液中の酸素濃度の均一化が図れるので、酸化用
気体の流量、酸化用気体を噴出する深さ、酸化用気体を
噴出させる箇所の数を従来の方法に比べて格段と減らす
ことができる。
よび吸収液中の酸素濃度の均一化が図れるので、酸化用
気体の流量、酸化用気体を噴出する深さ、酸化用気体を
噴出させる箇所の数を従来の方法に比べて格段と減らす
ことができる。
【0037】この場合、中和剤の供給点と、酸化用気体
の供給点を攪拌軸49を中心軸とする同じ放射線上に置
くと中和剤の一部が酸化用の空気の気泡群によって引き
起こされる上昇流に乗って運ばれるのでより効果的とな
る。
の供給点を攪拌軸49を中心軸とする同じ放射線上に置
くと中和剤の一部が酸化用の空気の気泡群によって引き
起こされる上昇流に乗って運ばれるのでより効果的とな
る。
【0038】吸収液中で例えば石膏が生成・成長した場
合には、このものをスラリとして吸収液排出ライン90
から抜き出す。
合には、このものをスラリとして吸収液排出ライン90
から抜き出す。
【0039】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発
明をさらに詳細に説明する。 (実施例1)図1に示される多管式排ガス処理装置を用
いて、実際に排ガス処理の実験を行った。本体容器とし
ては対辺の距離が3.5mの角形(正方形)容器を用い
た。処理対象である排ガスは、2000ppm(vo
l)の亜硫酸ガスを含み、飽和温度45℃まで冷却され
た石炭ボイラー排ガスを用いた。この場合、中和剤とし
て炭酸カルシウムを含むスラリを用いた。排ガス分散管
としては、内径約100mmの硬質プラスチック管を用
い、隔板1m2 当たり16本を配設した。
明をさらに詳細に説明する。 (実施例1)図1に示される多管式排ガス処理装置を用
いて、実際に排ガス処理の実験を行った。本体容器とし
ては対辺の距離が3.5mの角形(正方形)容器を用い
た。処理対象である排ガスは、2000ppm(vo
l)の亜硫酸ガスを含み、飽和温度45℃まで冷却され
た石炭ボイラー排ガスを用いた。この場合、中和剤とし
て炭酸カルシウムを含むスラリを用いた。排ガス分散管
としては、内径約100mmの硬質プラスチック管を用
い、隔板1m2 当たり16本を配設した。
【0040】第1の攪拌翼41としては、翼長900m
mの角度無しの平羽根式攪拌翼を用い、第2の攪拌翼4
2としては、翼角度45°、翼長1200mmの角度付
きの平羽根式攪拌翼を用いた。第1の攪拌翼41と第2
の攪拌翼42の垂直方向の間隙Hは、700mmとし
た。
mの角度無しの平羽根式攪拌翼を用い、第2の攪拌翼4
2としては、翼角度45°、翼長1200mmの角度付
きの平羽根式攪拌翼を用いた。第1の攪拌翼41と第2
の攪拌翼42の垂直方向の間隙Hは、700mmとし
た。
【0041】第1の攪拌翼41の翼先端から水平方向外
側100mmの位置にある円周を8等分した点にそれぞ
れ中和剤を供給した。さらに、各中和剤供給点の外側約
150mmの位置(8点)に酸化用空気を供給した。
側100mmの位置にある円周を8等分した点にそれぞ
れ中和剤を供給した。さらに、各中和剤供給点の外側約
150mmの位置(8点)に酸化用空気を供給した。
【0042】排ガス処理における主要な操作条件として
は、排ガス導入口15での排ガス供給量:100000
Nm3 /hr、ガス分散管23におけるガスの線速度:
20m/sec、攪拌機の攪拌所要動力:0.11kW
/m3 吸収液、酸化用空気供給量:1500Nm3 /h
rとした。
は、排ガス導入口15での排ガス供給量:100000
Nm3 /hr、ガス分散管23におけるガスの線速度:
20m/sec、攪拌機の攪拌所要動力:0.11kW
/m3 吸収液、酸化用空気供給量:1500Nm3 /h
rとした。
【0043】この実験の結果、浄化後の排ガス出口での
亜硫酸ガス濃度は、95ppm(vol)、中和剤利用
率は、99%であり、極めて良好な結果が得られること
が確認された。 (比較例1)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41のを取り外し、第2
の攪拌翼42のみを設置した。それ以外は、上記実施例
1と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排
ガス出口での亜硫酸ガス濃度は、135ppm(vo
l)、中和剤利用率は、98%であった。 (比較例2)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼角度を、第2の
攪拌翼の翼角度より大きく設定した。それ以外は、上記
実施例1と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化
後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃度は、115ppm
(vol)、中和剤利用率は、98%であった。 (実施例2)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼角度を若干持た
せて、翼角度10°とした。それ以外は、上記実施例1
と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガ
ス出口での亜硫酸ガス濃度は、90ppm(vol)、
中和剤利用率は、99%であった。 (実施例3)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼長を変えて、L
1/L2比を0.9とした。それ以外は、上記実施例1
と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガ
ス出口での亜硫酸ガス濃度は、100ppm(vo
l)、中和剤利用率は、99%であった。 (実施例4)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼長を変えて、L
1/L2比を0.6とした。それ以外は、上記実施例1
と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガ
ス出口での亜硫酸ガス濃度は、110ppm(vo
l)、中和剤利用率は、99%であった。 (実施例5)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41と第2の攪拌翼42
との垂直方向の間隔を変え、H/L2比を0.8とし
た。それ以外は、上記実施例1と同様な条件で実験を行
った。その結果、浄化後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃
度は、105ppm(vol)、中和剤利用率は、99
%であった。 (実施例6)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41と第2の攪拌翼42
との垂直方向の間隔を変え、H/L2比を0.1とし
た。それ以外は、上記実施例1と同様な条件で実験を行
った。その結果、浄化後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃
度は、95ppm(vol)、中和剤利用率は、99%
であった。 (実施例7)上記実施例1において、中和剤および酸化
用空気の供給位置を変えた。すなわち、第1の攪拌翼4
1の翼先端から水平方向外側300mmの位置にある円
周を8等分した点にそれぞれ中和剤を供給した。さら
に、各中和剤供給点の外側200mmの位置(8点)に
酸化用空気を供給した。それ以外は、上記実施例1と同
様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガス出
口での亜硫酸ガス濃度は、105ppm(vol)、中
和剤利用率は、99%であった。 (実施例8)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41を取り外し、第2の
攪拌翼42の翼先端部にそれぞれ翼長200mm、高さ
200mmの角度無し平羽根式攪拌翼71を接合すると
ともに、この翼先端部にリング状の取付け部材73を設
置し、この取付け部材73の中間点にさらに前記寸法の
角度無し平羽根式攪拌翼71をそれぞれ取り付けた。そ
れ以外は、上記実施例1と同様な条件で実験を行った。
その結果、浄化後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃度は、
95ppm(vol)、中和剤利用率は、99%であっ
た。
亜硫酸ガス濃度は、95ppm(vol)、中和剤利用
率は、99%であり、極めて良好な結果が得られること
が確認された。 (比較例1)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41のを取り外し、第2
の攪拌翼42のみを設置した。それ以外は、上記実施例
1と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排
ガス出口での亜硫酸ガス濃度は、135ppm(vo
l)、中和剤利用率は、98%であった。 (比較例2)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼角度を、第2の
攪拌翼の翼角度より大きく設定した。それ以外は、上記
実施例1と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化
後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃度は、115ppm
(vol)、中和剤利用率は、98%であった。 (実施例2)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼角度を若干持た
せて、翼角度10°とした。それ以外は、上記実施例1
と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガ
ス出口での亜硫酸ガス濃度は、90ppm(vol)、
中和剤利用率は、99%であった。 (実施例3)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼長を変えて、L
1/L2比を0.9とした。それ以外は、上記実施例1
と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガ
ス出口での亜硫酸ガス濃度は、100ppm(vo
l)、中和剤利用率は、99%であった。 (実施例4)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41の翼長を変えて、L
1/L2比を0.6とした。それ以外は、上記実施例1
と同様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガ
ス出口での亜硫酸ガス濃度は、110ppm(vo
l)、中和剤利用率は、99%であった。 (実施例5)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41と第2の攪拌翼42
との垂直方向の間隔を変え、H/L2比を0.8とし
た。それ以外は、上記実施例1と同様な条件で実験を行
った。その結果、浄化後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃
度は、105ppm(vol)、中和剤利用率は、99
%であった。 (実施例6)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41と第2の攪拌翼42
との垂直方向の間隔を変え、H/L2比を0.1とし
た。それ以外は、上記実施例1と同様な条件で実験を行
った。その結果、浄化後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃
度は、95ppm(vol)、中和剤利用率は、99%
であった。 (実施例7)上記実施例1において、中和剤および酸化
用空気の供給位置を変えた。すなわち、第1の攪拌翼4
1の翼先端から水平方向外側300mmの位置にある円
周を8等分した点にそれぞれ中和剤を供給した。さら
に、各中和剤供給点の外側200mmの位置(8点)に
酸化用空気を供給した。それ以外は、上記実施例1と同
様な条件で実験を行った。その結果、浄化後の排ガス出
口での亜硫酸ガス濃度は、105ppm(vol)、中
和剤利用率は、99%であった。 (実施例8)上記実施例1において、攪拌機の構造を変
えた。すなわち、第1の攪拌翼41を取り外し、第2の
攪拌翼42の翼先端部にそれぞれ翼長200mm、高さ
200mmの角度無し平羽根式攪拌翼71を接合すると
ともに、この翼先端部にリング状の取付け部材73を設
置し、この取付け部材73の中間点にさらに前記寸法の
角度無し平羽根式攪拌翼71をそれぞれ取り付けた。そ
れ以外は、上記実施例1と同様な条件で実験を行った。
その結果、浄化後の排ガス出口での亜硫酸ガス濃度は、
95ppm(vol)、中和剤利用率は、99%であっ
た。
【0044】
【発明の効果】本発明は、上述のごとく構成しているの
で、中和剤を気液泡沫相の水平方向に均一に分散し、p
H分布を均一化させて高い脱硫率を保持し、中和剤利用
率を高めるとともに、酸化用気体を液深の浅い箇所から
水平方向に広く分散せしめて酸化用気体量を削減させ、
酸化用空気圧縮動力を大幅に減らした経済的な排ガス処
理が行えるという効果を奏する。
で、中和剤を気液泡沫相の水平方向に均一に分散し、p
H分布を均一化させて高い脱硫率を保持し、中和剤利用
率を高めるとともに、酸化用気体を液深の浅い箇所から
水平方向に広く分散せしめて酸化用気体量を削減させ、
酸化用空気圧縮動力を大幅に減らした経済的な排ガス処
理が行えるという効果を奏する。
【図1】本発明の多管式排ガス処理装置の概略図であ
る。
る。
【図2】2つの角度の異なる攪拌翼を長手方向に接合し
て一体化した攪拌翼の概略図である。
て一体化した攪拌翼の概略図である。
【図3】図2における接合状態を示す概略斜視図であ
る。
る。
1…多管式排ガス処理装置 10…第1室 15…排ガス導入口 20…第2室 21…吸収液 23…ガス分散管 30…容器本体 40…垂直軸攪拌機 41…第1の攪拌翼 42…第2の攪拌翼 49…回転軸
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/34 ZAB C01F 11/46 102 E 9439−4G
Claims (13)
- 【請求項1】 排ガス導入口を有して排ガスを導入する
第1室および、この第1室と隔板を介して形成され、吸
収液を貯留する第2室を有する容器本体と、 前記隔板を介して前記第1室と第2室とが連通するよう
に、略垂直に複数本配置されたガス分散管と、 前記第2室内に貯留された吸収液を攪拌するための垂直
軸攪拌機を有する多管式排ガス処理装置であって、 前記ガス分散管は、その下方端部が、前記第2室に貯留
される吸収液内に浸漬するように配置され、 前記垂直軸攪拌機は、略垂直方向に設置された回転軸
と、この回転軸に取り付けられた第1の攪拌翼および第
2の攪拌翼を有し、 前記第1の攪拌翼は前記第2の攪拌翼よりも上方に位置
するとともに、前記第1の攪拌翼の翼長は前記第2の攪
拌翼の翼長よりも短くかつ、前記第1の攪拌翼の翼角度
は前記第2の攪拌翼の翼角度よりも小さいことを特徴と
する多管式排ガス処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の攪拌翼は角度無しの平羽根式
攪拌翼であり、前記第2の攪拌翼は、角度付きの平羽根
式攪拌翼であることを特徴とする請求項1に記載の多管
式排ガス処理装置。 - 【請求項3】 前記第1の攪拌翼は、翼角度0°〜30
°の平羽根式攪拌翼であり、前記第2の攪拌翼は、翼角
度30°〜60°の平羽根式攪拌翼であることを特徴と
する請求項1に記載の多管式排ガス処理装置。 - 【請求項4】 前記第1の攪拌翼の翼長をL1、前記第
2の攪拌翼の翼長をL2とした場合、L1/L2=0.
6〜0.9であることを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載の多管式排ガス処理装置。 - 【請求項5】 前記第1の攪拌翼と前記第2の攪拌翼の
垂直方向の間隙をHとした場合、H/L2=0.1〜
0.8であることを特徴とする請求項4に記載の多管式
排ガス処理装置。 - 【請求項6】前記第2室内の内部には、中和剤供給ライ
ンおよび酸化用気体供給ラインがそれぞれ配置され、こ
れらの吐出口が、それぞれ、前記第1の攪拌翼の回転外
周軌道から100〜500mmの範囲内にあるように配
置されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
れかに記載の多管式排ガス処理装置。 - 【請求項7】 前記中和剤供給ラインおよび酸化用気体
供給ラインの吐出口は、それぞれ第2室内の下方を向く
ように配置されている請求項6に記載の多管式排ガス処
理装置。 - 【請求項8】 排ガス導入口を有して排ガスを導入する
第1室および、この第1室と隔板を介して形成され、吸
収液を貯留する第2室を有する容器本体と、 前記隔板を介して前記第1室と第2室とが連通するよう
に、略垂直に複数本配置されたガス分散管と、 前記第2室内に貯留された吸収液を攪拌するための垂直
軸攪拌機を有する多管式排ガス処理装置であって、 前記垂直軸攪拌機は、略垂直方向に設置された回転軸
と、この回転軸に取り付けられた攪拌翼を有し、 前記攪拌翼は、角度付きの平羽根式攪拌翼と、角度無し
の平羽根式攪拌とを長手方向に接合して一体化された接
合体を有し、角度付きの平羽根式攪拌翼を回転軸側に配
置することを特徴とする多管式排ガス処理装置。 - 【請求項9】 排ガス導入口から排ガスを導入し、 当該導入された排ガスを、隔板を介して形成された複数
の排ガス分散管中を通過させて吸収液内に噴出させ、 吸収液と接触して除去された排ガス中の汚染物質を、吸
収液中に供給される中和剤および酸化用空気によって中
和および酸化させるとともに、 当該吸収液、供給された吸収液および酸化用空気を、小
さな循環流を発生させる第1の攪拌翼および大きな循環
流を発生させる第2の攪拌翼によって混合攪拌すること
を特徴とする多管式排ガス処理方法。 - 【請求項10】 前記第1の攪拌翼は前記第2の攪拌翼
よりも上方に位置するとともに、前記第1の攪拌翼の翼
長は前記第2の攪拌翼の翼長よりも短くかつ、前記第1
の攪拌翼の翼角度は前記第2の攪拌翼の翼角度よりも小
さく設定されていることを特徴とする請求項9に記載の
多管式排ガス処理方法。 - 【請求項11】 前記第1の攪拌翼は角度無しの平羽根
式攪拌翼であり、前記第2の攪拌翼は、角度付きの平羽
根式攪拌翼であることを特徴とする請求項10に記載の
多管式排ガス処理方法。 - 【請求項12】 前記第1の攪拌翼は、翼角度0°〜3
0°の平羽根式攪拌翼であり、前記第2の攪拌翼は、翼
角度30°〜60°の平羽根式攪拌翼であることを特徴
とする請求項10に記載の多管式排ガス処理方法。 - 【請求項13】 前記小さな循環流を発生させる第1の
攪拌翼および大きな循環流を発生させる第2の攪拌翼攪
拌翼は、角度付きの平羽根式攪拌翼と、角度無しの平羽
根式攪拌とを長手方向に接合して一体化された接合体で
あり、角度付きの平羽根式攪拌翼を回転軸側に配置した
ことを特徴とする請求項9に記載の多管式排ガス処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6289123A JPH08126815A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 多管式排ガス処理装置および処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6289123A JPH08126815A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 多管式排ガス処理装置および処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08126815A true JPH08126815A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17739068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6289123A Pending JPH08126815A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 多管式排ガス処理装置および処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08126815A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011525958A (ja) * | 2008-06-26 | 2011-09-29 | テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド | 排気ガス添加剤/処理システム及びその中で使用するための排気混合装置 |
| CN114762795A (zh) * | 2021-01-13 | 2022-07-19 | 北京科技大学 | 适用于高浓度污染物高波动烟气的多级密相协同吸收系统 |
| CN118477504A (zh) * | 2024-07-15 | 2024-08-13 | 山东昊洁环境工程有限公司 | 一种脱硫脱硝用均烟装置 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP6289123A patent/JPH08126815A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011525958A (ja) * | 2008-06-26 | 2011-09-29 | テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド | 排気ガス添加剤/処理システム及びその中で使用するための排気混合装置 |
| CN114762795A (zh) * | 2021-01-13 | 2022-07-19 | 北京科技大学 | 适用于高浓度污染物高波动烟气的多级密相协同吸收系统 |
| CN118477504A (zh) * | 2024-07-15 | 2024-08-13 | 山东昊洁环境工程有限公司 | 一种脱硫脱硝用均烟装置 |
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