JPH08128348A - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
- Publication number
- JPH08128348A JPH08128348A JP27101694A JP27101694A JPH08128348A JP H08128348 A JPH08128348 A JP H08128348A JP 27101694 A JP27101694 A JP 27101694A JP 27101694 A JP27101694 A JP 27101694A JP H08128348 A JPH08128348 A JP H08128348A
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- Japan
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- engine
- throttle opening
- intake
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン回転数neとスロットル開度tvo
orgとに基づいてエンジン1の燃料噴射量を演算する
スピード・スロットル方式の燃料噴射装置において、ス
ロットル開度tvoorgを検出するスロットルセンサ
26での誤差を補正して正確な制御量を演算しつつ、ス
ピード・スロットル方式の持つ良好な過渡応答性を活か
して制御量を応答性よく演算する。 【構成】 ブーストセンサ27の検出値を基にしてエン
ジン1に吸入される吸気充填効率を求めかつそれに対応
するスロットル開度afstvoを換算し、この換算ス
ロットル開度afstvoと、前回の検出スロットル開
度tvoorgの補正値tvo(n-1) との偏差から補正
量を演算し、スロットルセンサ26による検出スロット
ル開度tvoorgを補正量で補正して演算用のスロッ
トル開度tvo(n) を算出するようにする。
orgとに基づいてエンジン1の燃料噴射量を演算する
スピード・スロットル方式の燃料噴射装置において、ス
ロットル開度tvoorgを検出するスロットルセンサ
26での誤差を補正して正確な制御量を演算しつつ、ス
ピード・スロットル方式の持つ良好な過渡応答性を活か
して制御量を応答性よく演算する。 【構成】 ブーストセンサ27の検出値を基にしてエン
ジン1に吸入される吸気充填効率を求めかつそれに対応
するスロットル開度afstvoを換算し、この換算ス
ロットル開度afstvoと、前回の検出スロットル開
度tvoorgの補正値tvo(n-1) との偏差から補正
量を演算し、スロットルセンサ26による検出スロット
ル開度tvoorgを補正量で補正して演算用のスロッ
トル開度tvo(n) を算出するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの制御装置に
関し、特に、エンジン回転数とスロットル開度とに基づ
いてエンジンの燃料噴射量等の所定の制御量を演算する
ようにしたものの改良技術に関する。
関し、特に、エンジン回転数とスロットル開度とに基づ
いてエンジンの燃料噴射量等の所定の制御量を演算する
ようにしたものの改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料噴射式エンジンにおいて
は、そのシリンダに吸入される吸入空気量を検出し、こ
の吸入空気量及びエンジン回転数から燃料噴射量を演算
するとともに、その噴射量に対応する燃料噴射パルス信
号を算出し、このパルス信号を燃料噴射弁に印加して燃
料を噴射させるようになされている。
は、そのシリンダに吸入される吸入空気量を検出し、こ
の吸入空気量及びエンジン回転数から燃料噴射量を演算
するとともに、その噴射量に対応する燃料噴射パルス信
号を算出し、このパルス信号を燃料噴射弁に印加して燃
料を噴射させるようになされている。
【0003】上記吸入空気量を検出する手段としては、
従来、吸入空気量に応じて回動変位するエアフローメー
タや抵抗値が変化するエアフローセンサ、或いはスロッ
トル弁下流側のブースト圧を検出するブーストセンサ等
が広く一般に知られている。しかし、これらの方式で
は、エンジンの運転状態が定常状態にあるときは問題は
ないが、スロットル開度が変化するエンジンの過度運転
状態にあるとき、実際の吸入空気量の変化に対してセン
サの検出に遅れが生じ、検出精度が低下するという欠点
がある。
従来、吸入空気量に応じて回動変位するエアフローメー
タや抵抗値が変化するエアフローセンサ、或いはスロッ
トル弁下流側のブースト圧を検出するブーストセンサ等
が広く一般に知られている。しかし、これらの方式で
は、エンジンの運転状態が定常状態にあるときは問題は
ないが、スロットル開度が変化するエンジンの過度運転
状態にあるとき、実際の吸入空気量の変化に対してセン
サの検出に遅れが生じ、検出精度が低下するという欠点
がある。
【0004】そこで、従来、例えば特開平2―5722
号公報等に示されるように、予めエンジン回転数及びス
ロットル開度に基にした疑似吸気管圧のマップを設定し
ておき、エンジンが過渡状態になったとき、上記マップ
から、エンジン回転数センサにより検出される実際のエ
ンジン回転数とスロットルセンサにより検出されるスロ
ットル開度とに対応する疑似吸気管圧を算出し、この疑
似吸気管圧を基に燃料噴射量を演算するようにしたいわ
ゆるスピード・スロットル方式と呼ばれるものが提案さ
れている。
号公報等に示されるように、予めエンジン回転数及びス
ロットル開度に基にした疑似吸気管圧のマップを設定し
ておき、エンジンが過渡状態になったとき、上記マップ
から、エンジン回転数センサにより検出される実際のエ
ンジン回転数とスロットルセンサにより検出されるスロ
ットル開度とに対応する疑似吸気管圧を算出し、この疑
似吸気管圧を基に燃料噴射量を演算するようにしたいわ
ゆるスピード・スロットル方式と呼ばれるものが提案さ
れている。
【0005】このスピード・スロットル方式の燃料噴射
制御装置によれば、エンジンの運転の過渡状態でもエン
ジン回転数及びスロットル開度をそれぞれ応答性の速い
センサで検出でき、吸入空気量を応答遅れなく求めて、
それに基づく燃料噴射量を演算することができる。しか
も、このことに加え、センサとしてはエンジン回転数セ
ンサ及びスロットルセンサでよいので、エアフローセン
サやブーストセンサ等を用いる場合よりもコストダウン
化を図ることができる利点がある。
制御装置によれば、エンジンの運転の過渡状態でもエン
ジン回転数及びスロットル開度をそれぞれ応答性の速い
センサで検出でき、吸入空気量を応答遅れなく求めて、
それに基づく燃料噴射量を演算することができる。しか
も、このことに加え、センサとしてはエンジン回転数セ
ンサ及びスロットルセンサでよいので、エアフローセン
サやブーストセンサ等を用いる場合よりもコストダウン
化を図ることができる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その反面、
以下のような問題があった。すなわち、スロットル開度
を検出するスロットルセンサには、製品誤差や単体誤
差、或いは取付部の機械ヒステリシス等の誤差があり、
このスロットルセンサにより検出したスロットル開度は
上記誤差を含んでいる。従って、スピード・スロットル
方式で演算された吸入空気量にも誤差が含まれているこ
ととなり、正確な吸入空気量を精度良く演算することは
困難である。
以下のような問題があった。すなわち、スロットル開度
を検出するスロットルセンサには、製品誤差や単体誤
差、或いは取付部の機械ヒステリシス等の誤差があり、
このスロットルセンサにより検出したスロットル開度は
上記誤差を含んでいる。従って、スピード・スロットル
方式で演算された吸入空気量にも誤差が含まれているこ
ととなり、正確な吸入空気量を精度良く演算することは
困難である。
【0007】尚、こうしたスロットルセンサの誤差をな
くす方法として、スロットル弁が全閉状態になったとき
にそれを初期位置として学習するいわゆる全閉学習方式
がある。しかし、一旦、スロットル弁を全閉状態に位置
付ける必要がある上、上記センサ取付部の機械ヒステリ
シス等の誤差は検出することができず、現実的な解決策
とはならない。
くす方法として、スロットル弁が全閉状態になったとき
にそれを初期位置として学習するいわゆる全閉学習方式
がある。しかし、一旦、スロットル弁を全閉状態に位置
付ける必要がある上、上記センサ取付部の機械ヒステリ
シス等の誤差は検出することができず、現実的な解決策
とはならない。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上記スピード・スロ
ットル方式によりエンジンの燃料噴射量等の所定の制御
量を演算するようにした制御装置において、スロットル
センサにより検出したスロットル開度をそのまま使用す
るのではなく、所定のパラメータにより補正するように
することにより、スロットルセンサでの誤差を補正して
正確な制御量を演算しつつ、スピード・スロットル方式
の持つ良好な過渡応答性を活かして制御量を応答性よく
演算できるようにすることにある。
であり、その目的とするところは、上記スピード・スロ
ットル方式によりエンジンの燃料噴射量等の所定の制御
量を演算するようにした制御装置において、スロットル
センサにより検出したスロットル開度をそのまま使用す
るのではなく、所定のパラメータにより補正するように
することにより、スロットルセンサでの誤差を補正して
正確な制御量を演算しつつ、スピード・スロットル方式
の持つ良好な過渡応答性を活かして制御量を応答性よく
演算できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、エンジンの運転状態が定常状態に
あるときのエアフローセンサやブーストセンサの検出精
度が高いことに着目し、これらセンサにより検出された
吸入空気量からスロットル開度や吸気充填効率を換算
し、これらの換算値により、スピード・スロットル方式
でのスロットル開度や吸気充填効率を補正することとし
た。
めに、この発明では、エンジンの運転状態が定常状態に
あるときのエアフローセンサやブーストセンサの検出精
度が高いことに着目し、これらセンサにより検出された
吸入空気量からスロットル開度や吸気充填効率を換算
し、これらの換算値により、スピード・スロットル方式
でのスロットル開度や吸気充填効率を補正することとし
た。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、図1
(a)に示すように、エンジン1の吸気通路7における
スロットル弁10の開度tvoorgを検出するスロッ
トル開度検出手段26と、このスロットル開度検出手段
26により検出された検出スロットル開度tvoorg
及びエンジン回転数に基づいてエンジン1の所定の制御
量を演算し、該制御量になるように制御対象13を制御
する制御手段31とを備えたエンジンの制御装置が前提
である。
(a)に示すように、エンジン1の吸気通路7における
スロットル弁10の開度tvoorgを検出するスロッ
トル開度検出手段26と、このスロットル開度検出手段
26により検出された検出スロットル開度tvoorg
及びエンジン回転数に基づいてエンジン1の所定の制御
量を演算し、該制御量になるように制御対象13を制御
する制御手段31とを備えたエンジンの制御装置が前提
である。
【0011】そして、エンジン1に吸入される吸気量な
いし該吸気量に関連する値に基づいて吸気充填効率を検
出する吸気充填効率検出手段32と、この吸気充填効率
検出手段32により検出された吸気充填効率から該吸気
充填効率に対応するスロットル開度afstvoを換算
するスロットル開度換算手段33とを設ける。
いし該吸気量に関連する値に基づいて吸気充填効率を検
出する吸気充填効率検出手段32と、この吸気充填効率
検出手段32により検出された吸気充填効率から該吸気
充填効率に対応するスロットル開度afstvoを換算
するスロットル開度換算手段33とを設ける。
【0012】さらに、上記スロットル開度換算手段33
により換算された換算スロットル開度afstvoと、
スロットル開度に関する所定値との偏差にゲインを乗じ
て補正量を演算し、該補正量に基づき、上記制御手段3
1で使用する検出スロットル開度tvoorgを補正す
る補正手段34とを設ける。
により換算された換算スロットル開度afstvoと、
スロットル開度に関する所定値との偏差にゲインを乗じ
て補正量を演算し、該補正量に基づき、上記制御手段3
1で使用する検出スロットル開度tvoorgを補正す
る補正手段34とを設ける。
【0013】請求項2の発明では、上記補正手段34
は、スロットル開度換算手段33により換算された換算
スロットル開度afstvoと、前回の検出スロットル
開度の補正値(前回算出された制御量演算用スロットル
開度)との偏差により補正量を演算するように構成され
ているものとする。
は、スロットル開度換算手段33により換算された換算
スロットル開度afstvoと、前回の検出スロットル
開度の補正値(前回算出された制御量演算用スロットル
開度)との偏差により補正量を演算するように構成され
ているものとする。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は2のエ
ンジンの制御装置において、エンジン1の運転状態が過
渡状態にあることを検出する過渡検出手段36と、この
過渡検出手段36によりエンジン1の過渡運転状態が検
出されたとき、補正手段34での補正量の変化をエンジ
ン1の定常運転状態に比べて制限する補正量制限手段3
7とを設ける。
ンジンの制御装置において、エンジン1の運転状態が過
渡状態にあることを検出する過渡検出手段36と、この
過渡検出手段36によりエンジン1の過渡運転状態が検
出されたとき、補正手段34での補正量の変化をエンジ
ン1の定常運転状態に比べて制限する補正量制限手段3
7とを設ける。
【0015】請求項4の発明では、上記補正量制限手段
37は、エンジン1の運転状態が過渡状態にあるとき、
上記偏差に乗じるゲインをエンジン1の定常運転状態に
比べて小さくするようにしたものとする。
37は、エンジン1の運転状態が過渡状態にあるとき、
上記偏差に乗じるゲインをエンジン1の定常運転状態に
比べて小さくするようにしたものとする。
【0016】請求項5の発明では、請求項1又は2のエ
ンジンの制御装置において、補正手段34は、検出スロ
ットル開度tvoorgを遅延なまし処理した後に補正
するように構成されているものとする。
ンジンの制御装置において、補正手段34は、検出スロ
ットル開度tvoorgを遅延なまし処理した後に補正
するように構成されているものとする。
【0017】請求項6の発明では、図1(b)に示す如
く、エンジン1の吸気通路7におけるスロットル弁10
の開度を検出するスロットル開度検出手段26と、この
スロットル開度検出手段26により検出された検出スロ
ットル開度とエンジン回転数とから吸気充填効率Ceo
rgを演算する吸気充填効率演算手段39と、この吸気
充填効率演算手段39により演算された演算吸気充填効
率Ceorgからエンジン1の所定の制御量を演算し、
該制御量になるように制御対象13を制御する制御手段
31とを備えたエンジンの制御装置が前提である。
く、エンジン1の吸気通路7におけるスロットル弁10
の開度を検出するスロットル開度検出手段26と、この
スロットル開度検出手段26により検出された検出スロ
ットル開度とエンジン回転数とから吸気充填効率Ceo
rgを演算する吸気充填効率演算手段39と、この吸気
充填効率演算手段39により演算された演算吸気充填効
率Ceorgからエンジン1の所定の制御量を演算し、
該制御量になるように制御対象13を制御する制御手段
31とを備えたエンジンの制御装置が前提である。
【0018】そして、エンジン1に吸入される吸気量な
いし該吸気量に関連する値に基づいて吸気充填効率af
sCeを検出する吸気充填効率検出手段32を設ける。
いし該吸気量に関連する値に基づいて吸気充填効率af
sCeを検出する吸気充填効率検出手段32を設ける。
【0019】また、この吸気充填効率検出手段32によ
り検出された検出吸気充填効率afsCeと、吸気充填
効率に関する所定値との偏差にゲインを乗じて補正量を
演算し、該補正量に基づき、上記制御手段31での演算
吸気充填効率Ceorgを補正する補正手段34とを設
ける。
り検出された検出吸気充填効率afsCeと、吸気充填
効率に関する所定値との偏差にゲインを乗じて補正量を
演算し、該補正量に基づき、上記制御手段31での演算
吸気充填効率Ceorgを補正する補正手段34とを設
ける。
【0020】請求項7の発明では、請求項1、2又は6
のエンジンの制御装置において、補正手段34は、前回
に演算された補正量を基にして補正量を演算するように
構成されているものとする。
のエンジンの制御装置において、補正手段34は、前回
に演算された補正量を基にして補正量を演算するように
構成されているものとする。
【0021】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、エン
ジン1の運転中、その吸気通路7におけるスロットル弁
10の開度tvoorgがスロットル開度検出手段26
により検出される。また、吸気充填効率検出手段32に
おいてエンジン1に吸入される吸気量ないし該吸気量に
関連する値に基づいて吸気充填効率が検出され、スロッ
トル開度換算手段33において、上記吸気充填効率に対
応する換算スロットル開度afstvoが換算される。
そして、補正手段34では、上記スロットル開度換算手
段33により換算された換算スロットル開度afstv
oとスロットル開度に関する所定値との偏差にゲインを
乗じて補正量が演算され、この補正量に基づき、制御手
段31で使用する上記検出スロットル開度tvoorg
が補正されて制御量演算用のスロットル開度が算出され
る。そして、この制御量演算用スロットル開度とエンジ
ン回転数とに基づいてエンジン1の所定の制御量、例え
ば燃料噴射量が演算され、該制御量になるように制御対
象13、例えば燃料噴射弁が制御される。
ジン1の運転中、その吸気通路7におけるスロットル弁
10の開度tvoorgがスロットル開度検出手段26
により検出される。また、吸気充填効率検出手段32に
おいてエンジン1に吸入される吸気量ないし該吸気量に
関連する値に基づいて吸気充填効率が検出され、スロッ
トル開度換算手段33において、上記吸気充填効率に対
応する換算スロットル開度afstvoが換算される。
そして、補正手段34では、上記スロットル開度換算手
段33により換算された換算スロットル開度afstv
oとスロットル開度に関する所定値との偏差にゲインを
乗じて補正量が演算され、この補正量に基づき、制御手
段31で使用する上記検出スロットル開度tvoorg
が補正されて制御量演算用のスロットル開度が算出され
る。そして、この制御量演算用スロットル開度とエンジ
ン回転数とに基づいてエンジン1の所定の制御量、例え
ば燃料噴射量が演算され、該制御量になるように制御対
象13、例えば燃料噴射弁が制御される。
【0022】このとき、上記吸気充填効率検出手段32
では、例えばエアフローセンサやブーストセンサ等によ
り検出された吸気量等に基づいて吸気充填効率を検出
し、スロットル開度換算手段33で、この吸気充填効率
に対応する換算スロットル開度afstvoを演算する
ので、この演算された換算スロットル開度afstvo
は正確に吸気量に対応することとなる。従って、この換
算スロットル開度afstvoから補正量を演算し、そ
の補正量で検出スロットル開度tvoorgを補正する
ため、この補正によって算出される制御量演算用スロッ
トル開度は正確となり、よって、スロットル開度検出手
段26により検出された検出スロットル開度tvoor
gに含まれる誤差を補正して正確な制御量を演算するこ
とができる。
では、例えばエアフローセンサやブーストセンサ等によ
り検出された吸気量等に基づいて吸気充填効率を検出
し、スロットル開度換算手段33で、この吸気充填効率
に対応する換算スロットル開度afstvoを演算する
ので、この演算された換算スロットル開度afstvo
は正確に吸気量に対応することとなる。従って、この換
算スロットル開度afstvoから補正量を演算し、そ
の補正量で検出スロットル開度tvoorgを補正する
ため、この補正によって算出される制御量演算用スロッ
トル開度は正確となり、よって、スロットル開度検出手
段26により検出された検出スロットル開度tvoor
gに含まれる誤差を補正して正確な制御量を演算するこ
とができる。
【0023】また、基本的に、エンジン回転数とスロッ
トル開度とに基づいて制御量を演算するので、エンジン
1の運転状態が過渡状態にあっても、スピード・スロッ
トル方式の持つ良好な過渡応答性を活かして制御量を応
答性よく演算することができる。
トル開度とに基づいて制御量を演算するので、エンジン
1の運転状態が過渡状態にあっても、スピード・スロッ
トル方式の持つ良好な過渡応答性を活かして制御量を応
答性よく演算することができる。
【0024】請求項2の発明では、補正手段32におい
て、スロットル開度換算手段33により演算された換算
スロットル開度afstvoと、前回の検出スロットル
開度の補正値つまり前回に算出された制御量演算用スロ
ットル開度との偏差により補正量が演算される。このよ
うに前回の制御量演算用スロットル開度を用いること
で、補正手段34により算出される制御量演算用スロッ
トル開度が換算スロットル開度afstvoへ収束する
ようになり、その収束性を向上させることができる。
て、スロットル開度換算手段33により演算された換算
スロットル開度afstvoと、前回の検出スロットル
開度の補正値つまり前回に算出された制御量演算用スロ
ットル開度との偏差により補正量が演算される。このよ
うに前回の制御量演算用スロットル開度を用いること
で、補正手段34により算出される制御量演算用スロッ
トル開度が換算スロットル開度afstvoへ収束する
ようになり、その収束性を向上させることができる。
【0025】請求項3の発明では、エンジン1の運転状
態が過渡状態にあるとき、そのことが過渡検出手段36
により検出され、この検出に伴い、補正量制限手段37
により補正手段34での補正量の変化がエンジン1の定
常運転状態に比べて制限される。すなわち、上記吸気充
填効率検出手段32において吸気量ないし該吸気量に関
連する値に基づいて検出される吸気充填効率は、エンジ
ン1の過渡運転状態では実際の値に対し遅れがあるの
で、このことに起因して、換算スロットル開度afst
voと検出スロットル開度tvoorgとの間に時間的
なずれが生じ、補正量が不正確となる。しかし、このと
きに補正手段34での補正量の変化を制限することで、
補正量の誤差が少なくなり、よってエンジン1の過渡運
転状態でも制御量を精度良く正確に演算することができ
る。
態が過渡状態にあるとき、そのことが過渡検出手段36
により検出され、この検出に伴い、補正量制限手段37
により補正手段34での補正量の変化がエンジン1の定
常運転状態に比べて制限される。すなわち、上記吸気充
填効率検出手段32において吸気量ないし該吸気量に関
連する値に基づいて検出される吸気充填効率は、エンジ
ン1の過渡運転状態では実際の値に対し遅れがあるの
で、このことに起因して、換算スロットル開度afst
voと検出スロットル開度tvoorgとの間に時間的
なずれが生じ、補正量が不正確となる。しかし、このと
きに補正手段34での補正量の変化を制限することで、
補正量の誤差が少なくなり、よってエンジン1の過渡運
転状態でも制御量を精度良く正確に演算することができ
る。
【0026】請求項4の発明では、補正量制限手段37
により、エンジン1の運転状態が過渡状態にあるとき
は、偏差に乗じるゲインがエンジン1の定常運転状態に
比べて小さく設定される。このため、この偏差とゲイン
との積から得られる補正量が減少することになり、よっ
て請求項3の発明と同様の効果が得られる。
により、エンジン1の運転状態が過渡状態にあるとき
は、偏差に乗じるゲインがエンジン1の定常運転状態に
比べて小さく設定される。このため、この偏差とゲイン
との積から得られる補正量が減少することになり、よっ
て請求項3の発明と同様の効果が得られる。
【0027】請求項5の発明では、補正手段34におい
て、検出スロットル開度tvoorgが遅延なまし処理
された後に補正量に基づき補正される。この場合でも、
検出スロットル開度tvoorgが遅延なまし処理され
た分だけ、その換算スロットル開度afstvoとの間
の時間的なずれが低減され、よって補正量の誤差を少な
くして、エンジン1の過渡状態でも制御量を精度良く演
算できる。
て、検出スロットル開度tvoorgが遅延なまし処理
された後に補正量に基づき補正される。この場合でも、
検出スロットル開度tvoorgが遅延なまし処理され
た分だけ、その換算スロットル開度afstvoとの間
の時間的なずれが低減され、よって補正量の誤差を少な
くして、エンジン1の過渡状態でも制御量を精度良く演
算できる。
【0028】請求項6の発明では、エンジン1の運転
中、その吸気通路7におけるスロットル弁10の開度が
スロットル開度検出手段26により検出される。また、
吸気充填効率演算手段39において、上記スロットル開
度検出手段26により検出された検出スロットル開度及
びエンジン回転数から吸気充填効率Ceorgが演算さ
れる。一方、吸気充填効率検出手段32においてエンジ
ン1に吸入される吸気量ないし該吸気量に関連する値に
基づいて吸気充填効率afsCeが検出される。
中、その吸気通路7におけるスロットル弁10の開度が
スロットル開度検出手段26により検出される。また、
吸気充填効率演算手段39において、上記スロットル開
度検出手段26により検出された検出スロットル開度及
びエンジン回転数から吸気充填効率Ceorgが演算さ
れる。一方、吸気充填効率検出手段32においてエンジ
ン1に吸入される吸気量ないし該吸気量に関連する値に
基づいて吸気充填効率afsCeが検出される。
【0029】そして、補正手段32では、上記吸気充填
効率検出手段32により検出された検出吸気充填効率a
fsCeと、吸気充填効率に関する所定値との偏差にゲ
インを乗じて補正量が演算され、この補正量に基づき、
上記充填効率演算手段39により演算された演算吸気充
填効率Ceorgが補正されて、制御手段31で使用す
る制御量演算用吸気充填効率が算出され、この吸気充填
効率からエンジン1の燃料噴射量等の制御量が演算さ
れ、該制御量になるよう燃料噴射弁等の制御対象13が
制御される。
効率検出手段32により検出された検出吸気充填効率a
fsCeと、吸気充填効率に関する所定値との偏差にゲ
インを乗じて補正量が演算され、この補正量に基づき、
上記充填効率演算手段39により演算された演算吸気充
填効率Ceorgが補正されて、制御手段31で使用す
る制御量演算用吸気充填効率が算出され、この吸気充填
効率からエンジン1の燃料噴射量等の制御量が演算さ
れ、該制御量になるよう燃料噴射弁等の制御対象13が
制御される。
【0030】このとき、上記吸気充填効率検出手段32
では、例えばエアフローセンサやブーストセンサ等によ
り検出された吸気量等に基づいて吸気充填効率afsC
eを検出するので、この検出された検出吸気充填効率a
fsCeは正確に吸気量に対応することとなる。従っ
て、この検出吸気充填効率afsCeから補正量を演算
し、その補正量で演算吸気充填効率Ceorgを補正す
るため、この補正によって算出される制御量演算用吸気
充填効率は正確な値となる。よって、請求項1の発明と
同様に、検出スロットル開度に誤差が含まれていても、
それを補正して正確な制御量を演算することができる。
では、例えばエアフローセンサやブーストセンサ等によ
り検出された吸気量等に基づいて吸気充填効率afsC
eを検出するので、この検出された検出吸気充填効率a
fsCeは正確に吸気量に対応することとなる。従っ
て、この検出吸気充填効率afsCeから補正量を演算
し、その補正量で演算吸気充填効率Ceorgを補正す
るため、この補正によって算出される制御量演算用吸気
充填効率は正確な値となる。よって、請求項1の発明と
同様に、検出スロットル開度に誤差が含まれていても、
それを補正して正確な制御量を演算することができる。
【0031】請求項7の発明では、補正手段34におい
て補正量は、前回に演算された補正量を基にして演算さ
れる。従って、補正量に前回値が反映されるので、特に
スロットル開度の小さいときに補正量がハンチングする
のを防いで、滑らかな制御が得られる。
て補正量は、前回に演算された補正量を基にして演算さ
れる。従って、補正量に前回値が反映されるので、特に
スロットル開度の小さいときに補正量がハンチングする
のを防いで、滑らかな制御が得られる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2以下の図に基づ
いて説明する。 (実施例1)図3は本発明の実施例1に係るエンジンの
制御装置の全体構成を示し、この実施例はエンジンの燃
料噴射装置に適用したものである。図3において、1は
エンジンで、シリンダ2を有するシリンダブロック3
と、その上面に組み付けられたシリンダヘッド4と、シ
リンダ2内に往復動可能に嵌挿されたピストン5とを備
え、シリンダ2内にピストン5及びシリンダヘッド4に
より囲まれる燃焼室6が形成されている。
いて説明する。 (実施例1)図3は本発明の実施例1に係るエンジンの
制御装置の全体構成を示し、この実施例はエンジンの燃
料噴射装置に適用したものである。図3において、1は
エンジンで、シリンダ2を有するシリンダブロック3
と、その上面に組み付けられたシリンダヘッド4と、シ
リンダ2内に往復動可能に嵌挿されたピストン5とを備
え、シリンダ2内にピストン5及びシリンダヘッド4に
より囲まれる燃焼室6が形成されている。
【0033】7は上記燃焼室6に吸気(空気)を供給す
る吸気通路で、この吸気通路7の途中にはサージタンク
8が形成され、吸気通路7の上流端はエアクリーナ9に
接続されている。このサージタンク8とエアクリーナ9
との間の吸気通路7には、吸入空気温度Tmを検出する
吸気温センサ23と、吸気通路7を絞るスロットル弁1
0とが上流側から順に配設されている。このスロットル
弁10上下流の吸気通路7はバイパス通路11により接
続され、このバイパス通路11にはエンジン1のアイド
リング時の回転数を制御するISCバルブ12(アイド
ルスピードコントロールバルブ)が配設されている。ま
た、サージタンク8下流側の吸気通路7には燃料を噴射
供給する燃料噴射弁13と、エンジン1の燃焼室6への
開口端を開閉する吸気弁14とが配設されている。
る吸気通路で、この吸気通路7の途中にはサージタンク
8が形成され、吸気通路7の上流端はエアクリーナ9に
接続されている。このサージタンク8とエアクリーナ9
との間の吸気通路7には、吸入空気温度Tmを検出する
吸気温センサ23と、吸気通路7を絞るスロットル弁1
0とが上流側から順に配設されている。このスロットル
弁10上下流の吸気通路7はバイパス通路11により接
続され、このバイパス通路11にはエンジン1のアイド
リング時の回転数を制御するISCバルブ12(アイド
ルスピードコントロールバルブ)が配設されている。ま
た、サージタンク8下流側の吸気通路7には燃料を噴射
供給する燃料噴射弁13と、エンジン1の燃焼室6への
開口端を開閉する吸気弁14とが配設されている。
【0034】15は上記燃焼室6内の排気ガスを排出す
る排気通路で、この排気通路15には燃焼室6への開口
端を開閉する排気弁16と、排気ガス中の酸素濃度を検
出するO2 センサ24と、排気ガス中のCO、HC、N
Ox 等を酸化還元させて排気ガスを浄化する触媒17と
が上流側から順に配設されている。
る排気通路で、この排気通路15には燃焼室6への開口
端を開閉する排気弁16と、排気ガス中の酸素濃度を検
出するO2 センサ24と、排気ガス中のCO、HC、N
Ox 等を酸化還元させて排気ガスを浄化する触媒17と
が上流側から順に配設されている。
【0035】18は燃焼室6内の吸気に点火する点火プ
ラグで、エンジン1に同期して回転駆動されるディスト
リビュータ19を介してイグニッションコイル20に接
続されている。
ラグで、エンジン1に同期して回転駆動されるディスト
リビュータ19を介してイグニッションコイル20に接
続されている。
【0036】上記ISCバルブ12、燃料噴射弁13及
びイグニッションコイル20は、コントロールユニット
30により制御されるようになっている。このコントロ
ールユニット30には、上記吸気温センサ23の出力信
号と、大気圧Pairを検出する大気圧センサ25の出
力信号と、スロットル弁10の開度tvoorgを検出
するスロットル開度検出手段としてのスロットルセンサ
26の出力信号と、スロットル弁10下流側にあるサー
ジタンク8内の吸気管内圧力Pmorgを、エンジン1
に吸入される吸気量に関連する値として検出するブース
トセンサ27の出力信号と、エンジン1の冷却水温度T
wを検出する水温センサ28の出力信号と、上記ディス
トリビュータ19の回転に基づいたエンジン1のクラン
ク軸の回転角度信号と、O2 センサ24の出力信号とが
入力されている。
びイグニッションコイル20は、コントロールユニット
30により制御されるようになっている。このコントロ
ールユニット30には、上記吸気温センサ23の出力信
号と、大気圧Pairを検出する大気圧センサ25の出
力信号と、スロットル弁10の開度tvoorgを検出
するスロットル開度検出手段としてのスロットルセンサ
26の出力信号と、スロットル弁10下流側にあるサー
ジタンク8内の吸気管内圧力Pmorgを、エンジン1
に吸入される吸気量に関連する値として検出するブース
トセンサ27の出力信号と、エンジン1の冷却水温度T
wを検出する水温センサ28の出力信号と、上記ディス
トリビュータ19の回転に基づいたエンジン1のクラン
ク軸の回転角度信号と、O2 センサ24の出力信号とが
入力されている。
【0037】ここで、上記コントロールユニット30に
おいて、エンジン回転数とスロットル開度とに基づいて
エンジン1の所定の制御量としての燃料噴射量を演算
し、該燃料噴射量になるように制御対象としての燃料噴
射弁13を制御する制御手順について図2により説明す
る。
おいて、エンジン回転数とスロットル開度とに基づいて
エンジン1の所定の制御量としての燃料噴射量を演算
し、該燃料噴射量になるように制御対象としての燃料噴
射弁13を制御する制御手順について図2により説明す
る。
【0038】まず、スタート後の最初のステップS1で
各種のデータ、つまり吸気温センサ23により検出され
た吸気温度Tm、大気圧センサ25により検出された大
気圧Pair、水温センサ28により検出されたエンジ
ン水温Tw、ブーストセンサ27により検出された吸気
管内圧力Pmorg、スロットルセンサ26により検出
されたスロットル開度tvoorg、エンジン1のクラ
ンク軸の回転角度信号から得られるエンジン回転数ne
等の各信号値を読み込む。
各種のデータ、つまり吸気温センサ23により検出され
た吸気温度Tm、大気圧センサ25により検出された大
気圧Pair、水温センサ28により検出されたエンジ
ン水温Tw、ブーストセンサ27により検出された吸気
管内圧力Pmorg、スロットルセンサ26により検出
されたスロットル開度tvoorg、エンジン1のクラ
ンク軸の回転角度信号から得られるエンジン回転数ne
等の各信号値を読み込む。
【0039】この後、ステップS2〜S5において、上
記入力された検出スロットル開度tvoorg及び吸気
管内圧力Pmorgから、燃料噴射量を演算するための
演算用スロットル開度tvoを演算する。すなわち、ま
ず、ステップS2では、上記ブーストセンサ27により
検出された吸気管内圧力Pmorgに基づいて吸気充填
効率を演算により検出する。次のステップS3では、上
記検出された吸気充填効率から該吸気充填効率に対応す
るスロットル開度afstvoを換算する。
記入力された検出スロットル開度tvoorg及び吸気
管内圧力Pmorgから、燃料噴射量を演算するための
演算用スロットル開度tvoを演算する。すなわち、ま
ず、ステップS2では、上記ブーストセンサ27により
検出された吸気管内圧力Pmorgに基づいて吸気充填
効率を演算により検出する。次のステップS3では、上
記検出された吸気充填効率から該吸気充填効率に対応す
るスロットル開度afstvoを換算する。
【0040】次いで、ステップS4において、上記検出
スロットル開度tvoorgの信号値に対し遅延なまし
処理を行う。この遅延なまし処理は、図4に示す如く、
ブーストセンサ27により検出された吸気管内圧力Pm
orgは、スロットル開度が変化するエンジン1の過渡
運転状態では検出スロットル開度tvoorgに対して
遅れて変化するので、このスロットルセンサ26とブー
ストセンサ27との間の距離に相当する遅れ分を見越し
てスロットルセンサ26の出力信号に遅延なまし処理を
施すものであり、スロットル開度tvoorgの変化が
大きいほど遅延なまし処理の度合を大きくする。
スロットル開度tvoorgの信号値に対し遅延なまし
処理を行う。この遅延なまし処理は、図4に示す如く、
ブーストセンサ27により検出された吸気管内圧力Pm
orgは、スロットル開度が変化するエンジン1の過渡
運転状態では検出スロットル開度tvoorgに対して
遅れて変化するので、このスロットルセンサ26とブー
ストセンサ27との間の距離に相当する遅れ分を見越し
てスロットルセンサ26の出力信号に遅延なまし処理を
施すものであり、スロットル開度tvoorgの変化が
大きいほど遅延なまし処理の度合を大きくする。
【0041】さらに、ステップS5において、上記ステ
ップS4で遅延なまし処理された検出スロットル開度t
voorgと、ステップS3で演算された換算スロット
ル開度afstvoとから次式(1) ,(2) に基づいて演
算用スロットル開度tvoを算出する。kはゲインであ
る。 tvo(n) =tvoorg+補正量(n) …(1) 補正量(n) =k×(afstvo−tvo(n-1) )+補正量(n-1) …(2)
ップS4で遅延なまし処理された検出スロットル開度t
voorgと、ステップS3で演算された換算スロット
ル開度afstvoとから次式(1) ,(2) に基づいて演
算用スロットル開度tvoを算出する。kはゲインであ
る。 tvo(n) =tvoorg+補正量(n) …(1) 補正量(n) =k×(afstvo−tvo(n-1) )+補正量(n-1) …(2)
【0042】このステップS5の後はステップS6に進
み、スロットル弁10の上下流側圧力間の差圧、スロッ
トル開度、実験により設定された流量係数αから、スロ
ットル弁10を通過する吸気のスロットル弁通過流量Q
tvoを演算する。具体的には、上記演算用スロットル
開度tvo、エンジン回転数ne、大気圧Pair及び
吸気管内圧力Pmorgに基づいてスロットル弁通過流
量Qtvoを次式(3)により演算する。尚、流量係数α
は演算用スロットル開度tvo及びエンジン回転数ne
のマップ値として求められる。Gairは吸気密度であ
る。また、上記吸気管内圧力Pmorgは初期値として
代入される。 Qtvo=α×tvo×sqr× {2×g×(Pair−Pmorg/Gair}×Gair…(3)
み、スロットル弁10の上下流側圧力間の差圧、スロッ
トル開度、実験により設定された流量係数αから、スロ
ットル弁10を通過する吸気のスロットル弁通過流量Q
tvoを演算する。具体的には、上記演算用スロットル
開度tvo、エンジン回転数ne、大気圧Pair及び
吸気管内圧力Pmorgに基づいてスロットル弁通過流
量Qtvoを次式(3)により演算する。尚、流量係数α
は演算用スロットル開度tvo及びエンジン回転数ne
のマップ値として求められる。Gairは吸気密度であ
る。また、上記吸気管内圧力Pmorgは初期値として
代入される。 Qtvo=α×tvo×sqr× {2×g×(Pair−Pmorg/Gair}×Gair…(3)
【0043】次のステップS7では、上記スロットル弁
通過流量Qtvoと、エンジン1のシリンダ2に流入す
るシリンダ流入量Qcylとの流量差によりサージタン
ク8に滞留している流量を求めて、それを圧力に換算す
る。具体的には、上記吸気温度Tm、スロットル弁通過
流量Qairに基づいて吸気管内圧力Pmを次式(4)に
より推定値として演算する。上記シリンダ流入量Qcy
lは初期値として用いられる。Rは気体定数である。 Pm(n) =P(n-1) +(Qtvo−Qcyl)×R×Tm …(4)
通過流量Qtvoと、エンジン1のシリンダ2に流入す
るシリンダ流入量Qcylとの流量差によりサージタン
ク8に滞留している流量を求めて、それを圧力に換算す
る。具体的には、上記吸気温度Tm、スロットル弁通過
流量Qairに基づいて吸気管内圧力Pmを次式(4)に
より推定値として演算する。上記シリンダ流入量Qcy
lは初期値として用いられる。Rは気体定数である。 Pm(n) =P(n-1) +(Qtvo−Qcyl)×R×Tm …(4)
【0044】ステップS8では、次式(5) に示されるよ
うに、予め上記吸気管内圧力Pm及びエンジン回転数n
eに基づいて設定されているマップから吸気充填効率C
eを演算する。 Ce=map(Pm(n) ,ne) …(5)
うに、予め上記吸気管内圧力Pm及びエンジン回転数n
eに基づいて設定されているマップから吸気充填効率C
eを演算する。 Ce=map(Pm(n) ,ne) …(5)
【0045】次のステップS9では、上記ステップS8
で得られた吸気充填効率Ceを基にシリンダ流入量Qc
ylを次式(6) によって演算する。 Qcyl=(1/120)×Ce×ne ×(標準空気密度)×(エンジンの総排気量) …(6)
で得られた吸気充填効率Ceを基にシリンダ流入量Qc
ylを次式(6) によって演算する。 Qcyl=(1/120)×Ce×ne ×(標準空気密度)×(エンジンの総排気量) …(6)
【0046】この後、ステップS10に進み、上記シリ
ンダ流入量Qcyl及びエンジン回転数neから燃料の
基本噴射量Tpを次式(7) により演算する。Kは定数で
ある。 Tp=(Qcyl/ne)×K …(7)
ンダ流入量Qcyl及びエンジン回転数neから燃料の
基本噴射量Tpを次式(7) により演算する。Kは定数で
ある。 Tp=(Qcyl/ne)×K …(7)
【0047】次いで、ステップS11に進み、燃料噴射
量についての学習値CLNや水温補正量C等の各種補正
量を演算し、その後、ステップS12において、最終の
燃料噴射パルスTを次式(8) により演算する。CFBは
フィードバック補正量である。 T=Tp×(1+CFB+CLN+C)+Tv …(8)
量についての学習値CLNや水温補正量C等の各種補正
量を演算し、その後、ステップS12において、最終の
燃料噴射パルスTを次式(8) により演算する。CFBは
フィードバック補正量である。 T=Tp×(1+CFB+CLN+C)+Tv …(8)
【0048】ステップS13では、エンジン1のクラン
ク角が燃料噴射時期になったかどうかを判定し、この判
定がYESになると、最後のステップS14において、
上記最終の燃料噴射パルスTの信号を燃料噴射弁13に
出力して該燃料噴射弁13から燃料噴射を行い、しかる
後にリターンする。
ク角が燃料噴射時期になったかどうかを判定し、この判
定がYESになると、最後のステップS14において、
上記最終の燃料噴射パルスTの信号を燃料噴射弁13に
出力して該燃料噴射弁13から燃料噴射を行い、しかる
後にリターンする。
【0049】この実施例では、上記コントロールユニッ
ト30の制御手順におけるステップS1,S6〜S14
により、スロットルセンサ26により検出された検出ス
ロットル開度tvoorgとエンジン回転数neとに基
づいてエンジン1の燃料噴射量を演算し、該燃料噴射量
になるように燃料噴射弁13を制御する制御手段31が
構成されている。
ト30の制御手順におけるステップS1,S6〜S14
により、スロットルセンサ26により検出された検出ス
ロットル開度tvoorgとエンジン回転数neとに基
づいてエンジン1の燃料噴射量を演算し、該燃料噴射量
になるように燃料噴射弁13を制御する制御手段31が
構成されている。
【0050】また、ステップS2により、上記ブースト
センサ27にて検出された吸気管内圧力Pmorgに基
づいて吸気充填効率を検出するようにした吸気充填効率
検出手段32が構成されている。
センサ27にて検出された吸気管内圧力Pmorgに基
づいて吸気充填効率を検出するようにした吸気充填効率
検出手段32が構成されている。
【0051】さらに、ステップS3により、上記吸気充
填効率検出手段32で検出された吸気充填効率から該吸
気充填効率に対応するスロットル開度afstvoを換
算するようにしたスロットル開度換算手段33が構成さ
れている。
填効率検出手段32で検出された吸気充填効率から該吸
気充填効率に対応するスロットル開度afstvoを換
算するようにしたスロットル開度換算手段33が構成さ
れている。
【0052】また、ステップS4,S5により、上記ス
ロットル開度換算手段33により演算された換算スロッ
トル開度afstvoと、前回に検出スロットル開度t
voorgを補正して算出された補正値としての制御量
演算用スロットル開度tvo(n-1) との偏差afstv
o−tvo(n-1) にゲインkを乗じるとともに、その値
に前回演算された補正量(n-1) を加えて今回の補正量
(n) を演算し、スロットルセンサ26により検出された
検出スロットル開度tvoorgを遅延なまし処理した
後に上記今回の補正量(n) により補正して、上記制御手
段31で使用する燃料噴射量演算用スロットル開度tv
oを算出するようにした補正手段34が構成されてい
る。
ロットル開度換算手段33により演算された換算スロッ
トル開度afstvoと、前回に検出スロットル開度t
voorgを補正して算出された補正値としての制御量
演算用スロットル開度tvo(n-1) との偏差afstv
o−tvo(n-1) にゲインkを乗じるとともに、その値
に前回演算された補正量(n-1) を加えて今回の補正量
(n) を演算し、スロットルセンサ26により検出された
検出スロットル開度tvoorgを遅延なまし処理した
後に上記今回の補正量(n) により補正して、上記制御手
段31で使用する燃料噴射量演算用スロットル開度tv
oを算出するようにした補正手段34が構成されてい
る。
【0053】尚、エアフローメータ等の吸気量センサか
ら演算された換算スロットル開度afstvoは、過渡
期には検出スロットル開度tvoorgに比べ遅れて反
応するとともに、なまされた値となる。これを換算する
ために以下のようにしてもよい。これにより制御精度の
向上が図れる。
ら演算された換算スロットル開度afstvoは、過渡
期には検出スロットル開度tvoorgに比べ遅れて反
応するとともに、なまされた値となる。これを換算する
ために以下のようにしてもよい。これにより制御精度の
向上が図れる。
【0054】すなわち、上記(1) 式 tvo(n) =tvoorg(n) +補正量(n) において、補正量(n) はその過渡期の影響を勘案して以
下の式(9) から求める。
下の式(9) から求める。
【0055】
【数式9】
【0056】但し、tvofd(n) はスロットル開度t
vo(n)に遅延となまし処理とを行った値、tvoo
rgfd(n) はスロットル開度tvoorg(n)に遅
延となまし処理とを行った値である。
vo(n)に遅延となまし処理とを行った値、tvoo
rgfd(n) はスロットル開度tvoorg(n)に遅
延となまし処理とを行った値である。
【0057】次に、上記実施例の作用について説明する
に、基本的に、スロットル開度tvoとエンジン回転数
neとに基づいてエンジン1の燃料噴射量が演算され、
該燃料噴射量になるように燃料噴射弁13が制御され
る。
に、基本的に、スロットル開度tvoとエンジン回転数
neとに基づいてエンジン1の燃料噴射量が演算され、
該燃料噴射量になるように燃料噴射弁13が制御され
る。
【0058】すなわち、エンジン1の運転中、その吸気
通路7におけるスロットル弁10の実際の開度tvoo
rgがスロットルセンサ26により検出される。また、
ブーストセンサ27においてスロットル弁10下流側の
吸気管内圧力Pmorgがエンジン1に吸入される吸気
量に関連する値として検出され、これらスロットル開度
tvoorg及び吸気管内圧力Pmorgの各信号はコ
ントロールユニット30に入力される。
通路7におけるスロットル弁10の実際の開度tvoo
rgがスロットルセンサ26により検出される。また、
ブーストセンサ27においてスロットル弁10下流側の
吸気管内圧力Pmorgがエンジン1に吸入される吸気
量に関連する値として検出され、これらスロットル開度
tvoorg及び吸気管内圧力Pmorgの各信号はコ
ントロールユニット30に入力される。
【0059】このコントロールユニット30において
は、上記スロットル開度tvoorgが遅延なまし処理
される。また、上記吸気管内圧力Pmorgに基づいて
吸気充填効率が検出され、この吸気充填効率からそれに
対応するスロットル開度afstvoが換算される。さ
らに、この演算された換算スロットル開度afstvo
と、前回に算出された演算用スロットル開度tvo(n-
1) との偏差afstvo−tvo(n-1) にゲインkを
乗じ、かつそのようにして得られた値に前回演算された
補正量(n-1) が加えられて補正量が演算され、この補正
量が、上記遅延なまし処理された検出スロットル開度t
voorgに加えられてそれが補正され、今回の演算用
スロットル開度tvo(n) が演算される。
は、上記スロットル開度tvoorgが遅延なまし処理
される。また、上記吸気管内圧力Pmorgに基づいて
吸気充填効率が検出され、この吸気充填効率からそれに
対応するスロットル開度afstvoが換算される。さ
らに、この演算された換算スロットル開度afstvo
と、前回に算出された演算用スロットル開度tvo(n-
1) との偏差afstvo−tvo(n-1) にゲインkを
乗じ、かつそのようにして得られた値に前回演算された
補正量(n-1) が加えられて補正量が演算され、この補正
量が、上記遅延なまし処理された検出スロットル開度t
voorgに加えられてそれが補正され、今回の演算用
スロットル開度tvo(n) が演算される。
【0060】そして、この演算用スロットル開度tvo
(n) からスロットル弁10を通過する吸気のスロットル
弁通過流量Qtvoが演算され、このスロットル弁通過
流量Qtvoを基に吸気管内圧力Pmが推定値として演
算される。さらに、予め設定されているマップから上記
吸気管内圧力Pm及びエンジン回転数neに基づいて吸
気充填効率Ceが演算され、こうして得られた吸気充填
効率Ceを基にシリンダ流入量Qcylが演算された
後、燃料の基本噴射量Tpが演算される。この基本噴射
量Tpから最終の燃料噴射パルスTが演算され、エンジ
ン1のクランク角が燃料噴射時期になったとき、上記燃
料噴射パルスTの信号が燃料噴射弁13に出力されて該
燃料噴射弁13から燃料が噴射される。
(n) からスロットル弁10を通過する吸気のスロットル
弁通過流量Qtvoが演算され、このスロットル弁通過
流量Qtvoを基に吸気管内圧力Pmが推定値として演
算される。さらに、予め設定されているマップから上記
吸気管内圧力Pm及びエンジン回転数neに基づいて吸
気充填効率Ceが演算され、こうして得られた吸気充填
効率Ceを基にシリンダ流入量Qcylが演算された
後、燃料の基本噴射量Tpが演算される。この基本噴射
量Tpから最終の燃料噴射パルスTが演算され、エンジ
ン1のクランク角が燃料噴射時期になったとき、上記燃
料噴射パルスTの信号が燃料噴射弁13に出力されて該
燃料噴射弁13から燃料が噴射される。
【0061】したがって、この実施例の場合、エンジン
回転数neとスロットル開度tvoとに基づいてエンジ
ン1の燃料噴射量を演算するので、エンジン1の運転状
態が過渡状態にあっても、燃料噴射量を応答性よく演算
することができる。
回転数neとスロットル開度tvoとに基づいてエンジ
ン1の燃料噴射量を演算するので、エンジン1の運転状
態が過渡状態にあっても、燃料噴射量を応答性よく演算
することができる。
【0062】しかも、上記ブーストセンサ27により検
出された吸気管内圧力Pmorgに基づいて吸気充填効
率を検出し、この吸気充填効率からスロットル開度af
stvoを換算すると、この換算スロットル開度afs
tvoは正確に吸気量に対応したものとなる。そして、
この換算スロットル開度afstvoと前回の演算用ス
ロットル開度tvo(n-1) とから補正量を演算し、その
補正量で実際のスロットル開度tvoorgを補正し
て、今回の演算用スロットル開度tvo(n) を求めるた
め、この補正によって算出される燃料噴射量演算用のス
ロットル開度tvo(n) は高精度となる。このことによ
って、スロットルセンサ26により検出される検出スロ
ットル開度tvoorgに誤差があっても、その誤差を
補正して正確な燃料噴射量を演算することができる。
出された吸気管内圧力Pmorgに基づいて吸気充填効
率を検出し、この吸気充填効率からスロットル開度af
stvoを換算すると、この換算スロットル開度afs
tvoは正確に吸気量に対応したものとなる。そして、
この換算スロットル開度afstvoと前回の演算用ス
ロットル開度tvo(n-1) とから補正量を演算し、その
補正量で実際のスロットル開度tvoorgを補正し
て、今回の演算用スロットル開度tvo(n) を求めるた
め、この補正によって算出される燃料噴射量演算用のス
ロットル開度tvo(n) は高精度となる。このことによ
って、スロットルセンサ26により検出される検出スロ
ットル開度tvoorgに誤差があっても、その誤差を
補正して正確な燃料噴射量を演算することができる。
【0063】また、上記補正量の演算の際、前回の演算
用スロットル開度tvoを用い、その換算スロットル開
度afstvoとの偏差afstvo−tvo(n-1) に
より補正量を演算するので、補正により算出される演算
用スロットル開度tvoが高精度の換算スロットル開度
afstvoへ収束するようになり、その収束性を向上
させることができる。
用スロットル開度tvoを用い、その換算スロットル開
度afstvoとの偏差afstvo−tvo(n-1) に
より補正量を演算するので、補正により算出される演算
用スロットル開度tvoが高精度の換算スロットル開度
afstvoへ収束するようになり、その収束性を向上
させることができる。
【0064】また、換算スロットル開度afstvoと
前回の演算用スロットル開度tvo(n-1) との偏差af
stvo−tvo(n-1) にゲインkを掛け、それに前回
の補正量(n-1) を加えて今回の補正量(n) を演算するの
で、補正量に前回値(n-1) が反映されることとなり、特
にスロットル開度の小さいときに補正量がハンチングす
るのを防いで、滑らかな制御が得られる。
前回の演算用スロットル開度tvo(n-1) との偏差af
stvo−tvo(n-1) にゲインkを掛け、それに前回
の補正量(n-1) を加えて今回の補正量(n) を演算するの
で、補正量に前回値(n-1) が反映されることとなり、特
にスロットル開度の小さいときに補正量がハンチングす
るのを防いで、滑らかな制御が得られる。
【0065】さらに、スロットルセンサ26により検出
された検出スロットル開度tvoorgを遅延なまし処
理した後に補正量を加えて演算用スロットル開度tvo
を算出するので、エンジン1が過渡運転状態にあって
も、この検出スロットル開度tvoorgが遅延なまし
処理された分だけ、その換算スロットル開度afstv
oとの間の時間的なずれを低減することができる。よっ
て、エンジン1の過渡運転状態での補正量の誤差を少な
くして燃料噴射量を精度良く演算することができる。
された検出スロットル開度tvoorgを遅延なまし処
理した後に補正量を加えて演算用スロットル開度tvo
を算出するので、エンジン1が過渡運転状態にあって
も、この検出スロットル開度tvoorgが遅延なまし
処理された分だけ、その換算スロットル開度afstv
oとの間の時間的なずれを低減することができる。よっ
て、エンジン1の過渡運転状態での補正量の誤差を少な
くして燃料噴射量を精度良く演算することができる。
【0066】また、上記吸気充填効率Ceを吸気管内圧
力Pm及びエンジン回転数neに基づいて演算する際、
スロットル弁10を通過する吸気のスロットル弁通過流
量Qtvoを基に吸気管内圧力Pmを演算してそれを用
いるので、ブーストセンサ27により検出される吸気管
内圧力Pmorgを直接用いる場合に比べ、吸気充填効
率Ce延いては燃料噴射量Tpを応答性よく演算するこ
とができる。
力Pm及びエンジン回転数neに基づいて演算する際、
スロットル弁10を通過する吸気のスロットル弁通過流
量Qtvoを基に吸気管内圧力Pmを演算してそれを用
いるので、ブーストセンサ27により検出される吸気管
内圧力Pmorgを直接用いる場合に比べ、吸気充填効
率Ce延いては燃料噴射量Tpを応答性よく演算するこ
とができる。
【0067】尚、上記実施例では、エンジン1に吸入さ
れる吸気量に関連する値としての吸気管内圧力Pmor
gをブーストセンサ27により検出し、この吸気管内圧
力Pmorgから吸気充填効率に対応する換算スロット
ル開度afstvoを演算するようにしているが、エン
ジン1に吸入される吸気量をそのままエアフローセンサ
やエアフローメータ等により検出して、この吸気量に基
づいて吸気充填効率を検出し、この吸気充填効率から換
算スロットル開度afstvoを演算するようにしても
よく、同様の作用効果が得られる。
れる吸気量に関連する値としての吸気管内圧力Pmor
gをブーストセンサ27により検出し、この吸気管内圧
力Pmorgから吸気充填効率に対応する換算スロット
ル開度afstvoを演算するようにしているが、エン
ジン1に吸入される吸気量をそのままエアフローセンサ
やエアフローメータ等により検出して、この吸気量に基
づいて吸気充填効率を検出し、この吸気充填効率から換
算スロットル開度afstvoを演算するようにしても
よく、同様の作用効果が得られる。
【0068】また、上記実施例では、吸気管内圧力Pm
orgを基に演算された換算スロットル開度afstv
oと、前回に算出された演算用スロットル開度tvoと
の偏差afstvo−tvo(n-1) により補正量を演算
しているが、換算スロットル開度afstvoと、スロ
ットルセンサ26により検出されるスロットル開度tv
oorgとの偏差により補正量を演算するようにしても
よい。しかし、演算用スロットル開度tvoが高精度の
換算スロットル開度afstvoへの収束性を高め得る
点で、上記実施例のように、換算スロットル開度afs
tvo及び前回の演算用スロットル開度tvoとの偏差
により補正量を演算するのが好ましい。
orgを基に演算された換算スロットル開度afstv
oと、前回に算出された演算用スロットル開度tvoと
の偏差afstvo−tvo(n-1) により補正量を演算
しているが、換算スロットル開度afstvoと、スロ
ットルセンサ26により検出されるスロットル開度tv
oorgとの偏差により補正量を演算するようにしても
よい。しかし、演算用スロットル開度tvoが高精度の
換算スロットル開度afstvoへの収束性を高め得る
点で、上記実施例のように、換算スロットル開度afs
tvo及び前回の演算用スロットル開度tvoとの偏差
により補正量を演算するのが好ましい。
【0069】(実施例2)図5及び図6は本発明の実施
例2を示し(尚、図2及び図3と同じ部分については同
じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、上記実施
例1では補正量を演算するときのゲインkを一定にして
いるのに対し、エンジン1の運転状態に応じてゲインk
を変化させるようにしたものである。
例2を示し(尚、図2及び図3と同じ部分については同
じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、上記実施
例1では補正量を演算するときのゲインkを一定にして
いるのに対し、エンジン1の運転状態に応じてゲインk
を変化させるようにしたものである。
【0070】すなわち、この実施例では、コントロール
ユニット30において、換算スロットル開度afstv
oと前回の演算用スロットル開度tvoとの偏差afs
tvo−tvo(n-1) に乗じて補正量を演算するための
ゲインk((1) ,(2) 式参照)を図5に示す如く切り換
えるようになっている。
ユニット30において、換算スロットル開度afstv
oと前回の演算用スロットル開度tvoとの偏差afs
tvo−tvo(n-1) に乗じて補正量を演算するための
ゲインk((1) ,(2) 式参照)を図5に示す如く切り換
えるようになっている。
【0071】まず、ステップT1でスロットルセンサ2
6により検出されるスロットル開度tvoorgの変化
速度Δtvoorgを求め、次のステップT2では、そ
のスロットル開度変化速度Δtvoorgと基準値DE
Ftvoとの大小を判定する。ここでスロットル開度変
化速度Δtvoorgが基準値DEFtvoよりも小さ
いと判定されたときには、エンジン1の運転状態は定常
状態にあると判断し、ステップT3に進んでゲインkを
大に設定する。一方、スロットル開度変化速度Δtvo
orgが基準値DEFtvo以上と判定されたときに
は、エンジン1の運転状態は過渡状態にあると判断し、
ステップT4に進んでゲインkを小に設定する。この後
は上記ゲインkに基づき、実施例1と同様に補正量及び
演算用スロットル開度tvoを演算する((1) ,(2) 式
参照)。
6により検出されるスロットル開度tvoorgの変化
速度Δtvoorgを求め、次のステップT2では、そ
のスロットル開度変化速度Δtvoorgと基準値DE
Ftvoとの大小を判定する。ここでスロットル開度変
化速度Δtvoorgが基準値DEFtvoよりも小さ
いと判定されたときには、エンジン1の運転状態は定常
状態にあると判断し、ステップT3に進んでゲインkを
大に設定する。一方、スロットル開度変化速度Δtvo
orgが基準値DEFtvo以上と判定されたときに
は、エンジン1の運転状態は過渡状態にあると判断し、
ステップT4に進んでゲインkを小に設定する。この後
は上記ゲインkに基づき、実施例1と同様に補正量及び
演算用スロットル開度tvoを演算する((1) ,(2) 式
参照)。
【0072】この実施例では、上記ステップT2によ
り、エンジン1の運転状態が過渡状態にあることを検出
するようにした過渡検出手段36が構成されている。
り、エンジン1の運転状態が過渡状態にあることを検出
するようにした過渡検出手段36が構成されている。
【0073】また、ステップT4により、上記過渡検出
手段36によりエンジン1の過渡運転状態が検出された
とき、エンジン1の定常運転状態に比べ、換算スロット
ル開度afstvoと前回の演算用スロットル開度tv
oとの偏差afstvo−tvo(n-1) に乗じるゲイン
kを小さくし、補正手段34での補正量の変化を制限す
るようにした補正量制限手段37が構成されている。
手段36によりエンジン1の過渡運転状態が検出された
とき、エンジン1の定常運転状態に比べ、換算スロット
ル開度afstvoと前回の演算用スロットル開度tv
oとの偏差afstvo−tvo(n-1) に乗じるゲイン
kを小さくし、補正手段34での補正量の変化を制限す
るようにした補正量制限手段37が構成されている。
【0074】したがって、この実施例では、コントロー
ルユニット30において、スロットルセンサ26により
検出されるスロットル開度tvoorgの変化速度Δt
voorgが演算され、このスロットル開度変化速度Δ
tvoorgが基準値DEFtvoよりも小さいときに
は、エンジン1は定常運転状態にあると見做されてゲイ
ンkが大に設定されるが、スロットル開度変化速度Δt
voorgが基準値DEFtvo以上のときには、エン
ジン1は過渡運転状態にあると見做されてゲインkが小
に設定され、(2) 式に示すように、これらのゲインkを
換算スロットル開度afstvoと前回の演算用スロッ
トル開度tvoとの偏差afstvo−tvo(n-1) に
乗じて補正量が演算される。
ルユニット30において、スロットルセンサ26により
検出されるスロットル開度tvoorgの変化速度Δt
voorgが演算され、このスロットル開度変化速度Δ
tvoorgが基準値DEFtvoよりも小さいときに
は、エンジン1は定常運転状態にあると見做されてゲイ
ンkが大に設定されるが、スロットル開度変化速度Δt
voorgが基準値DEFtvo以上のときには、エン
ジン1は過渡運転状態にあると見做されてゲインkが小
に設定され、(2) 式に示すように、これらのゲインkを
換算スロットル開度afstvoと前回の演算用スロッ
トル開度tvoとの偏差afstvo−tvo(n-1) に
乗じて補正量が演算される。
【0075】すなわち、エンジン1の過渡運転状態で
は、ブーストセンサ27により検出される吸気管内圧力
Pmorgは実際の値に対し遅れがあるので、図6に示
す如く、換算スロットル開度afstvoと検出スロッ
トル開度tvoorgとの間に時間的なずれが生じ、補
正量が不正確となる。しかし、上記のように、エンジン
1の運転状態が過渡状態にあるときには、エンジン1の
定常運転状態に比べ、換算スロットル開度afstvo
と前回の演算用スロットル開度tvoとの偏差afst
vo−tvo(n-1) に乗じるゲインkが小さく設定され
るので、補正量の変化が小さくなり、上記換算スロット
ル開度afstvoと検出スロットル開度tvoorg
との間に時間的なずれが生じたとしても、上記補正量の
誤差が少なくなる。よってエンジン1の過渡運転状態で
も燃料噴射量を精度良く正確に演算することができる。
は、ブーストセンサ27により検出される吸気管内圧力
Pmorgは実際の値に対し遅れがあるので、図6に示
す如く、換算スロットル開度afstvoと検出スロッ
トル開度tvoorgとの間に時間的なずれが生じ、補
正量が不正確となる。しかし、上記のように、エンジン
1の運転状態が過渡状態にあるときには、エンジン1の
定常運転状態に比べ、換算スロットル開度afstvo
と前回の演算用スロットル開度tvoとの偏差afst
vo−tvo(n-1) に乗じるゲインkが小さく設定され
るので、補正量の変化が小さくなり、上記換算スロット
ル開度afstvoと検出スロットル開度tvoorg
との間に時間的なずれが生じたとしても、上記補正量の
誤差が少なくなる。よってエンジン1の過渡運転状態で
も燃料噴射量を精度良く正確に演算することができる。
【0076】(実施例3)図7は本発明の実施例3を示
し(尚、図2及び図3と同じ部分については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する)、上記実施例1で
は、ブーストセンサ27により検出される吸気管内圧力
Pmorgから吸気充填効率に対応する換算スロットル
開度afstvoを演算し、この換算スロットル開度a
fstvoを基に検出スロットル開度tvoorgを補
正しているのに対し、スロットルセンサ26により検出
されたスロットル開度tvoorg及びエンジン回転数
neに基づいて吸気充填効率Ceを演算し、この誤差を
含んだ吸気充填効率Ceを、ブーストセンサ27により
検出される吸気充填効率を基にした吸気充填効率afs
Ceにより補正するようにしたものである。
し(尚、図2及び図3と同じ部分については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する)、上記実施例1で
は、ブーストセンサ27により検出される吸気管内圧力
Pmorgから吸気充填効率に対応する換算スロットル
開度afstvoを演算し、この換算スロットル開度a
fstvoを基に検出スロットル開度tvoorgを補
正しているのに対し、スロットルセンサ26により検出
されたスロットル開度tvoorg及びエンジン回転数
neに基づいて吸気充填効率Ceを演算し、この誤差を
含んだ吸気充填効率Ceを、ブーストセンサ27により
検出される吸気充填効率を基にした吸気充填効率afs
Ceにより補正するようにしたものである。
【0077】すなわち、この実施例では、コントロール
ユニット30において行われる信号処理動作は基本的に
実施例1と同様であり、まず、最初のステップU1で、
各種のデータ、つまり吸気温度Tm、大気圧Pair、
エンジン水温Tw、吸気管内圧力Pmorg、スロット
ル開度tvoorg、エンジン回転数ne等の各信号値
を読み込む。
ユニット30において行われる信号処理動作は基本的に
実施例1と同様であり、まず、最初のステップU1で、
各種のデータ、つまり吸気温度Tm、大気圧Pair、
エンジン水温Tw、吸気管内圧力Pmorg、スロット
ル開度tvoorg、エンジン回転数ne等の各信号値
を読み込む。
【0078】次のステップU2では、実施例1のステッ
プS6と同様にして、スロットル弁10の上下流側圧力
間の差圧、スロットル開度、実験により設定された流量
係数αから、スロットル弁10を通過する吸気のスロッ
トル弁通過流量Qtvoを演算する((3) 式参照)。
プS6と同様にして、スロットル弁10の上下流側圧力
間の差圧、スロットル開度、実験により設定された流量
係数αから、スロットル弁10を通過する吸気のスロッ
トル弁通過流量Qtvoを演算する((3) 式参照)。
【0079】次いで、ステップU3において、実施例1
のステップS7と同様にして、上記スロットル弁通過流
量Qtvoと、エンジン1のシリンダ2に流入するシリ
ンダ流入量Qcylとの流量差によりサージタンク8に
滞留している流量を求め、それを圧力に換算して吸気管
内圧力Pmを演算する(式(4) 参照)。
のステップS7と同様にして、上記スロットル弁通過流
量Qtvoと、エンジン1のシリンダ2に流入するシリ
ンダ流入量Qcylとの流量差によりサージタンク8に
滞留している流量を求め、それを圧力に換算して吸気管
内圧力Pmを演算する(式(4) 参照)。
【0080】さらに、ステップU4で、同ステップS8
と同様に、予め上記吸気管内圧力Pm及びエンジン回転
数neに基づいて設定されているマップから吸気充填効
率Ceorgを演算する(式(5) 参照)。
と同様に、予め上記吸気管内圧力Pm及びエンジン回転
数neに基づいて設定されているマップから吸気充填効
率Ceorgを演算する(式(5) 参照)。
【0081】このステップU4の後にステップU5に進
み、上記ブーストセンサ27により検出された吸気管内
圧力Pmorgに基づいて吸気充填効率afsCeを検
出し、次いで、ステップU6において、上記ステップU
4で求められた演算吸気充填効率Ceorgを、ステッ
プU5で演算された検出吸気充填効率afsCeにより
次式(10),(11)に基づいて補正して演算用吸気充填効率
Ceを算出する。 Ce(n) =Ceorg+補正量(n) …(10) 補正量(n) =k×(afsCe−Ce(n-1) )+補正量(n-1) …(11)
み、上記ブーストセンサ27により検出された吸気管内
圧力Pmorgに基づいて吸気充填効率afsCeを検
出し、次いで、ステップU6において、上記ステップU
4で求められた演算吸気充填効率Ceorgを、ステッ
プU5で演算された検出吸気充填効率afsCeにより
次式(10),(11)に基づいて補正して演算用吸気充填効率
Ceを算出する。 Ce(n) =Ceorg+補正量(n) …(10) 補正量(n) =k×(afsCe−Ce(n-1) )+補正量(n-1) …(11)
【0082】このステップU6の後は、上記実施例1に
おけるステップS9〜S14とそれぞれ同様の処理動作
を行うステップU7〜U12に進むようになっている
(図2参照)。
おけるステップS9〜S14とそれぞれ同様の処理動作
を行うステップU7〜U12に進むようになっている
(図2参照)。
【0083】尚、この実施例3についても、実施例1と
同様にして、上記(10)式 Ce(n) =Ceorg+補正量(n) における補正量(n) は以下の式(12)から求めると、これ
により制御精度の向上が図れる。
同様にして、上記(10)式 Ce(n) =Ceorg+補正量(n) における補正量(n) は以下の式(12)から求めると、これ
により制御精度の向上が図れる。
【0084】
【数式12】
【0085】この実施例では、上記処理動作のステップ
U2〜U4により、上記スロットルセンサ26により検
出された検出スロットル開度tvoorgとエンジン回
転数neとから吸気充填効率Ceorgを演算するよう
にした充填効率演算手段39が構成される。
U2〜U4により、上記スロットルセンサ26により検
出された検出スロットル開度tvoorgとエンジン回
転数neとから吸気充填効率Ceorgを演算するよう
にした充填効率演算手段39が構成される。
【0086】また、ステップU1,U4,U7〜U12
により、上記充填効率演算手段39により演算された演
算吸気充填効率Ceorgからエンジン1の燃料噴射量
を演算し、該燃料噴射量になるように燃料噴射弁13を
制御する制御手段31が構成されてされている。
により、上記充填効率演算手段39により演算された演
算吸気充填効率Ceorgからエンジン1の燃料噴射量
を演算し、該燃料噴射量になるように燃料噴射弁13を
制御する制御手段31が構成されてされている。
【0087】また、ステップU5により、ブーストセン
サ27にて検出された吸気管内圧力Pmorgに基づい
て吸気充填効率afsCeを検出するようにした吸気充
填効率検出手段32が構成される。
サ27にて検出された吸気管内圧力Pmorgに基づい
て吸気充填効率afsCeを検出するようにした吸気充
填効率検出手段32が構成される。
【0088】さらに、ステップU6により、上記吸気充
填効率検出手段32により検出された検出吸気充填効率
afsCeと、前回の演算吸気充填効率Ceorgの補
正値つまり前回の演算用吸気充填効率Ce(n-1) との偏
差afsCe−Ce(n-1) にゲインkを乗じて補正量
(n) を演算し、該補正量(n) を、上記吸気充填効率演算
手段39により演算された演算吸気充填効率Ceorg
に加えてそれを補正し、その補正値を上記制御手段31
で使用する今回の燃料噴射量演算用の吸気充填効率Ce
(n) として算出するようにした補正手段34が構成され
る。
填効率検出手段32により検出された検出吸気充填効率
afsCeと、前回の演算吸気充填効率Ceorgの補
正値つまり前回の演算用吸気充填効率Ce(n-1) との偏
差afsCe−Ce(n-1) にゲインkを乗じて補正量
(n) を演算し、該補正量(n) を、上記吸気充填効率演算
手段39により演算された演算吸気充填効率Ceorg
に加えてそれを補正し、その補正値を上記制御手段31
で使用する今回の燃料噴射量演算用の吸気充填効率Ce
(n) として算出するようにした補正手段34が構成され
る。
【0089】したがって、この実施例では、エンジン1
の運転中、スロットル弁10の上下流側圧力間の差圧、
スロットル開度、流量係数αから、スロットル弁10を
通過する吸気のスロットル弁通過流量Qtvoが演算さ
れ、このスロットル弁通過流量Qtvoと、シリンダ流
入量Qcylとの流量差を基に吸気管内圧力Pmが演算
される。さらに、予め設定されているマップから上記吸
気管内圧力Pm及びエンジン回転数neに基づいて吸気
充填効率Ceorgが演算される。一方、ブーストセン
サ27により検出された吸気管内圧力Pmorgに基づ
いて検出吸気充填効率afsCeが演算される。
の運転中、スロットル弁10の上下流側圧力間の差圧、
スロットル開度、流量係数αから、スロットル弁10を
通過する吸気のスロットル弁通過流量Qtvoが演算さ
れ、このスロットル弁通過流量Qtvoと、シリンダ流
入量Qcylとの流量差を基に吸気管内圧力Pmが演算
される。さらに、予め設定されているマップから上記吸
気管内圧力Pm及びエンジン回転数neに基づいて吸気
充填効率Ceorgが演算される。一方、ブーストセン
サ27により検出された吸気管内圧力Pmorgに基づ
いて検出吸気充填効率afsCeが演算される。
【0090】そして、上記求められた検出吸気充填効率
afsCeと前回の演算用吸気充填効率Ce(n-1) の偏
差afsCe−Ce(n-1) にゲインkを乗じて補正量
(n) が演算され、この補正量(n) が上記吸気充填効率C
eorgに加えられて、今回の燃料噴射量演算用の吸気
充填効率Ce(n) が算出され、この吸気充填効率Ceか
らエンジン1の燃料噴射量が演算され、該燃料噴射量に
なるよう燃料噴射弁13が制御される。
afsCeと前回の演算用吸気充填効率Ce(n-1) の偏
差afsCe−Ce(n-1) にゲインkを乗じて補正量
(n) が演算され、この補正量(n) が上記吸気充填効率C
eorgに加えられて、今回の燃料噴射量演算用の吸気
充填効率Ce(n) が算出され、この吸気充填効率Ceか
らエンジン1の燃料噴射量が演算され、該燃料噴射量に
なるよう燃料噴射弁13が制御される。
【0091】このとき、上記マップから吸気管内圧力P
m及びエンジン回転数neに基づいて演算された吸気充
填効率Ceorgには、スロットルセンサ26での誤差
やマップ換算時の誤差等が含まれているが、ブーストセ
ンサ27により検出された吸気管内圧力Pmorgに基
づいて演算される検出吸気充填効率afsCeは正確に
吸気量に対応することとなる。従って、この検出吸気充
填効率afsCeから補正量を演算し、その補正量で上
記誤差を含む演算吸気充填効率Ceorgを補正するた
め、この補正によって算出される燃料噴射量演算用の吸
気充填効率Ceは正確となる。よって、検出スロットル
開度tvoorgに含まれる誤差を補正して正確な燃料
噴射量を演算することができる。
m及びエンジン回転数neに基づいて演算された吸気充
填効率Ceorgには、スロットルセンサ26での誤差
やマップ換算時の誤差等が含まれているが、ブーストセ
ンサ27により検出された吸気管内圧力Pmorgに基
づいて演算される検出吸気充填効率afsCeは正確に
吸気量に対応することとなる。従って、この検出吸気充
填効率afsCeから補正量を演算し、その補正量で上
記誤差を含む演算吸気充填効率Ceorgを補正するた
め、この補正によって算出される燃料噴射量演算用の吸
気充填効率Ceは正確となる。よって、検出スロットル
開度tvoorgに含まれる誤差を補正して正確な燃料
噴射量を演算することができる。
【0092】尚、上記各実施例は、エンジン1の燃料噴
射量を制御するようにしたものであるが、本発明は、エ
ンジン1のその他の制御量をエンジン回転数及びスロッ
トル開度に基づいて制御する場合に適用できるのは勿論
のことである。
射量を制御するようにしたものであるが、本発明は、エ
ンジン1のその他の制御量をエンジン回転数及びスロッ
トル開度に基づいて制御する場合に適用できるのは勿論
のことである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、スロットル開度検出手段により検出されるスロット
ル開度とエンジン回転数とに基づいてエンジンの燃料噴
射量等の所定制御量を演算する場合において、エンジン
に吸入される吸気充填効率に対応するスロットル開度を
換算し、この換算スロットル開度とスロットル開度に関
する所定値との偏差から補正量を演算し、スロットル開
度検出手段により検出される検出スロットル開度を上記
補正量で補正して本来の制御量演算用のスロットル開度
を算出するようにした。また、請求項6の発明では、ス
ロットル開度検出手段により検出されるスロットル開度
とエンジン回転数とに基づいて吸気充填効率を演算し、
該演算吸気充填効率からエンジンの制御量を演算する場
合に、エンジンに吸入される吸気量等に対応する検出吸
気充填効率を演算し、この検出吸気充填効率と吸気充填
効率に関する所定値との偏差から補正量を演算し、この
補正量で上記演算吸気充填効率を補正して制御量演算用
吸気充填効率を算出するようにした。
は、スロットル開度検出手段により検出されるスロット
ル開度とエンジン回転数とに基づいてエンジンの燃料噴
射量等の所定制御量を演算する場合において、エンジン
に吸入される吸気充填効率に対応するスロットル開度を
換算し、この換算スロットル開度とスロットル開度に関
する所定値との偏差から補正量を演算し、スロットル開
度検出手段により検出される検出スロットル開度を上記
補正量で補正して本来の制御量演算用のスロットル開度
を算出するようにした。また、請求項6の発明では、ス
ロットル開度検出手段により検出されるスロットル開度
とエンジン回転数とに基づいて吸気充填効率を演算し、
該演算吸気充填効率からエンジンの制御量を演算する場
合に、エンジンに吸入される吸気量等に対応する検出吸
気充填効率を演算し、この検出吸気充填効率と吸気充填
効率に関する所定値との偏差から補正量を演算し、この
補正量で上記演算吸気充填効率を補正して制御量演算用
吸気充填効率を算出するようにした。
【0094】したがって、これらの発明によると、例え
ばエアフローセンサやブーストセンサ等により検出され
た吸気量等に基づいて、正確に吸気量に対応したスロッ
トル開度や吸気充填効率を演算し、この値を基に、スロ
ットル開度検出手段で検出される検出スロットル開度や
それに基づく吸気充填効率を補正することとなり、よっ
て検出スロットル開度に含まれる誤差を補正して正確な
制御量を演算しつつ、スピード・スロットル方式の持つ
良好な過渡応答性を活かして制御量を応答性よく演算す
ることができる。
ばエアフローセンサやブーストセンサ等により検出され
た吸気量等に基づいて、正確に吸気量に対応したスロッ
トル開度や吸気充填効率を演算し、この値を基に、スロ
ットル開度検出手段で検出される検出スロットル開度や
それに基づく吸気充填効率を補正することとなり、よっ
て検出スロットル開度に含まれる誤差を補正して正確な
制御量を演算しつつ、スピード・スロットル方式の持つ
良好な過渡応答性を活かして制御量を応答性よく演算す
ることができる。
【0095】請求項2の発明では、上記スロットル開度
に関する所定値は、前回の検出スロットル開度の補正値
としたことにより、補正により算出される制御量演算用
のスロットル開度を換算スロットル開度へ収束させて、
その収束性の向上を図ることができる。
に関する所定値は、前回の検出スロットル開度の補正値
としたことにより、補正により算出される制御量演算用
のスロットル開度を換算スロットル開度へ収束させて、
その収束性の向上を図ることができる。
【0096】請求項3の発明によると、エンジンの運転
状態が過渡状態にあるとき、定常状態に比べて補正量の
変化を制限するようにしたことにより、エンジンの過渡
運転時、吸気量検出手段において検出される吸入吸気量
ないし該吸気量に関連する値の実際値に対する遅れに起
因して、換算スロットル開度と検出スロットル開度との
間に時間的なずれが生じても、補正量の誤差を抑制で
き、よってエンジンの過渡運転状態での制御量の演算精
度の向上を図ることができる。
状態が過渡状態にあるとき、定常状態に比べて補正量の
変化を制限するようにしたことにより、エンジンの過渡
運転時、吸気量検出手段において検出される吸入吸気量
ないし該吸気量に関連する値の実際値に対する遅れに起
因して、換算スロットル開度と検出スロットル開度との
間に時間的なずれが生じても、補正量の誤差を抑制で
き、よってエンジンの過渡運転状態での制御量の演算精
度の向上を図ることができる。
【0097】請求項4の発明によると、エンジンが過渡
運転状態にあるとき、定常運転状態に比べ、上記偏差に
乗じるゲインを小さくするようにしたことにより、過渡
運転時に補正量を減少でき、よって請求項3の発明と同
様の効果が具体的に得られる。
運転状態にあるとき、定常運転状態に比べ、上記偏差に
乗じるゲインを小さくするようにしたことにより、過渡
運転時に補正量を減少でき、よって請求項3の発明と同
様の効果が具体的に得られる。
【0098】請求項5の発明によると、スロットル開度
検出手段により検出される検出スロットル開度を遅延な
まし処理した後に補正するようにしたことにより、検出
スロットル開度と換算スロットル開度との間の時間的な
ずれを低減でき、よって補正量の誤差を少なくしてエン
ジン過渡運転時の制御量の演算精度の向上を図ることが
できる。
検出手段により検出される検出スロットル開度を遅延な
まし処理した後に補正するようにしたことにより、検出
スロットル開度と換算スロットル開度との間の時間的な
ずれを低減でき、よって補正量の誤差を少なくしてエン
ジン過渡運転時の制御量の演算精度の向上を図ることが
できる。
【0099】請求項7の発明によると、補正量を演算す
る場合に、前回に演算された補正量を基にして演算する
ようにしたことにより、補正量にその前回値を反映させ
て、特にスロットル開度の小さいときの補正量のハンチ
ングを防止でき、滑らかな制御を行うことができる。
る場合に、前回に演算された補正量を基にして演算する
ようにしたことにより、補正量にその前回値を反映させ
て、特にスロットル開度の小さいときの補正量のハンチ
ングを防止でき、滑らかな制御を行うことができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1におけるコントロールユニッ
トで行われる信号処理動作を示すフローチャート図であ
る。
トで行われる信号処理動作を示すフローチャート図であ
る。
【図3】実施例1の全体構成を示す図である。
【図4】エンジンの過渡運転状態でのスロットル開度の
遅延なまし処理の特性を示す図である。
遅延なまし処理の特性を示す図である。
【図5】本発明の実施例2においてコントロールユニッ
トで行われる信号処理動作の要部を示すフローチャート
図である。
トで行われる信号処理動作の要部を示すフローチャート
図である。
【図6】エンジンの過渡運転状態での各スロットル開度
の変化を示す特性図である。
の変化を示す特性図である。
【図7】本発明の実施例3においてコントロールユニッ
トでの信号処理動作を示すフローチャート図である。
トでの信号処理動作を示すフローチャート図である。
1 エンジン 2 シリンダ 7 吸気通路 10 スロットル弁 13 燃料噴射弁(制御対象) 26 スロットルセンサ(スロットル開度検出手段) 27 ブーストセンサ 30 コントロールユニット 31 制御手段 32 吸気充填効率検出手段 33 スロットル開度換算手段 34 補正手段 36 過渡検出手段 37 補正量制限手段 39 吸気充填効率演算手段 ne エンジン回転数 tvoorg 検出スロットル開度 Pmorg,Pm 吸気管内圧力 afstvo 換算スロットル開度 tvo 制御量演算用スロットル開度 k ゲイン Qtvo スロットル弁通過流量 Ceorg 演算吸気充填効率 afsCe 検出吸気充填効率 Ce 制御量演算用吸気充填効率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田賀 淳一 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジンの吸気通路におけるスロットル
弁の開度を検出するスロットル開度検出手段と、 上記スロットル開度検出手段により検出された検出スロ
ットル開度とエンジン回転数とに基づいてエンジンの所
定の制御量を演算し、該制御量になるように制御対象を
制御する制御手段とを備えたエンジンの制御装置におい
て、 エンジンに吸入される吸気量ないし該吸気量に関連する
値に基づいて吸気充填効率を検出する吸気充填効率検出
手段と、 上記吸気充填効率検出手段により検出された吸気充填効
率から該吸気充填効率に対応するスロットル開度を換算
するスロットル開度換算手段と、 上記スロットル開度換算手段により換算された換算スロ
ットル開度と、スロットル開度に関する所定値との偏差
にゲインを乗じて補正量を演算し、該補正量に基づき上
記制御手段での検出スロットル開度を補正する補正手段
とを備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの制御装置にお
いて、 補正手段は、スロットル開度換算手段により換算された
換算スロットル開度と、前回の検出スロットル開度の補
正値との偏差により補正量を演算するように構成されて
いることを特徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のエンジンの制御装
置において、 エンジンの運転状態が過渡状態にあることを検出する過
渡検出手段と、 上記過渡検出手段によりエンジンの過渡運転状態が検出
されたとき、エンジンの定常運転状態に比べ、補正手段
での補正量の変化を制限する補正量制限手段とを設けた
ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のエンジンの制御装置にお
いて、 補正量制限手段は、エンジンの運転状態が過渡状態にあ
るとき、偏差に乗じるゲインをエンジンの定常運転状態
に比べて小さくするようにしたものであることを特徴と
するエンジンの制御装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載のエンジンの制御装
置において、 補正手段は、検出スロットル開度を遅延なまし処理した
後に補正するように構成されていることを特徴とするエ
ンジンの制御装置。 - 【請求項6】 エンジンの吸気通路におけるスロットル
弁の開度を検出するスロットル開度検出手段と、 上記スロットル開度検出手段により検出された検出スロ
ットル開度とエンジン回転数とから吸気充填効率を演算
する吸気充填効率演算手段と、 上記吸気充填効率演算手段により演算された演算吸気充
填効率からエンジンの所定の制御量を演算し、該制御量
になるように制御対象を制御する制御手段とを備えたエ
ンジンの制御装置において、 エンジンに吸入される吸気量ないし該吸気量に関連する
値に基づいて吸気充填効率を検出する吸気充填効率検出
手段と、 上記吸気充填効率検出手段により検出された検出吸気充
填効率と、吸気充填効率に関する所定値との偏差にゲイ
ンを乗じて補正量を演算し、該補正量に基づき、上記制
御手段での演算吸気充填効率を補正する補正手段とを備
えたことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項7】 請求項1、2又は6記載のエンジンの制
御装置において、 補正手段は、前回に演算された補正量を基にして補正量
を演算するように構成されていることを特徴とするエン
ジンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27101694A JPH08128348A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27101694A JPH08128348A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | エンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128348A true JPH08128348A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17494244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27101694A Pending JPH08128348A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08128348A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010038077A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Toyota Motor Corp | エアバイパスバルブの制御装置 |
| JP2010285957A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Isuzu Motors Ltd | エンジンの吸気制御装置 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27101694A patent/JPH08128348A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010038077A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Toyota Motor Corp | エアバイパスバルブの制御装置 |
| JP2010285957A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Isuzu Motors Ltd | エンジンの吸気制御装置 |
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