JPH08128766A - 超低温冷凍方法とその装置 - Google Patents
超低温冷凍方法とその装置Info
- Publication number
- JPH08128766A JPH08128766A JP29051794A JP29051794A JPH08128766A JP H08128766 A JPH08128766 A JP H08128766A JP 29051794 A JP29051794 A JP 29051794A JP 29051794 A JP29051794 A JP 29051794A JP H08128766 A JPH08128766 A JP H08128766A
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- JP
- Japan
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- brine
- ultra
- temperature
- low temperature
- frozen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/30—Quick freezing
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常の冷凍機の冷凍能力を限界
まで引出し超低温に冷凍することができ移動や運搬が可
能なように小型化可能な超低温冷凍方法とその装置。 【構成】 アルコール液に塩を溶解してな
るブライン液を収納したブライン槽に、被冷凍物を没入
して冷凍することを特徴する超低温冷凍方法、及び、冷
凍機の冷却管を配設したブライン槽にアルコール液に塩
を溶解してなるブライン液を収納したことを特徴する超
低温冷凍装置。
まで引出し超低温に冷凍することができ移動や運搬が可
能なように小型化可能な超低温冷凍方法とその装置。 【構成】 アルコール液に塩を溶解してな
るブライン液を収納したブライン槽に、被冷凍物を没入
して冷凍することを特徴する超低温冷凍方法、及び、冷
凍機の冷却管を配設したブライン槽にアルコール液に塩
を溶解してなるブライン液を収納したことを特徴する超
低温冷凍装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エビ、イカ、マグロ等
の魚介類、青果、野菜、生花等の植物類、臓器等の保存
に適した超低温冷凍方法とその装置に関する。
の魚介類、青果、野菜、生花等の植物類、臓器等の保存
に適した超低温冷凍方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エビ、イカ、マグロ等の魚介類、
青果、野菜、生花等の植物類、臓器等を冷凍して運搬し
保存するために、これら被冷凍物を氷点下の冷凍庫等に
収納して冷凍する冷凍方法と冷凍装置は従来から知られ
ているが、通常の冷凍機の冷凍能力を限界近くまで引き
出し超低温に冷凍する小型化可能な冷凍手段は知られて
いない。
青果、野菜、生花等の植物類、臓器等を冷凍して運搬し
保存するために、これら被冷凍物を氷点下の冷凍庫等に
収納して冷凍する冷凍方法と冷凍装置は従来から知られ
ているが、通常の冷凍機の冷凍能力を限界近くまで引き
出し超低温に冷凍する小型化可能な冷凍手段は知られて
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の場合、そ
の冷凍機の持つ通常の温度に冷凍して保存することはで
きるが、通常の冷凍機の冷凍能力を限界近くまで引き出
し超低温に冷凍することは難しい課題があった。そのた
め、氷点下70゜〜80゜C以下の超低温に冷凍する手
段は従来から地上に固設するような大型のものに限ら
れ、通常の貨物自動車等に装備して任意の場所において
前記魚介類等の被冷凍物を超低温に冷凍するようなこと
は困難であった。
の冷凍機の持つ通常の温度に冷凍して保存することはで
きるが、通常の冷凍機の冷凍能力を限界近くまで引き出
し超低温に冷凍することは難しい課題があった。そのた
め、氷点下70゜〜80゜C以下の超低温に冷凍する手
段は従来から地上に固設するような大型のものに限ら
れ、通常の貨物自動車等に装備して任意の場所において
前記魚介類等の被冷凍物を超低温に冷凍するようなこと
は困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、アルコ
ール液に塩を溶解してなるブライン液を収納したブライ
ン槽に、被冷凍物を没入して冷凍することを特徴する超
低温冷凍方法を提供するものである。また、本発明は、
前記の冷凍方法において、アルコール液をエチルアルコ
ールとメチルアルコールとの混合液にしたことを特徴と
する超低温冷凍方法を提供するものである。また、本発
明は、前記の冷凍方法において、塩分濃度を被冷凍物の
塩分濃度とほぼ同一以上にしたことを特徴とする超低温
冷凍方法を提供するものである。また、本発明は、前記
の冷凍方法において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持した被冷凍物を、超低温のブラ
イン液に没入して急速冷凍することを特徴とする超低温
冷凍方法を提供するものである。
ール液に塩を溶解してなるブライン液を収納したブライ
ン槽に、被冷凍物を没入して冷凍することを特徴する超
低温冷凍方法を提供するものである。また、本発明は、
前記の冷凍方法において、アルコール液をエチルアルコ
ールとメチルアルコールとの混合液にしたことを特徴と
する超低温冷凍方法を提供するものである。また、本発
明は、前記の冷凍方法において、塩分濃度を被冷凍物の
塩分濃度とほぼ同一以上にしたことを特徴とする超低温
冷凍方法を提供するものである。また、本発明は、前記
の冷凍方法において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持した被冷凍物を、超低温のブラ
イン液に没入して急速冷凍することを特徴とする超低温
冷凍方法を提供するものである。
【0005】また、本発明は、冷凍機の冷却管を配設し
たブライン槽にアルコール液に塩を溶解してなるブライ
ン液を収納したことを特徴する超低温冷凍装置を提供す
るものである。また、本発明は、前記の冷凍装置におい
て、アルコール液をエチルアルコールとメチルアルコー
ルとの混合液にしたことを特徴とする超低温冷凍装置を
提供するものである。また、本発明は、前記の冷凍装置
において、塩分濃度を被冷凍物の塩分濃度とほぼ同一以
上にしたことを特徴とする超低温冷凍装置を提供するも
のである。また、本発明は、前記の冷凍装置において、
最大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度に維
持したブライン液供給タンクと、最大氷結晶生成帯の温
度より遥かに低い温度に維持したブライン液供給タンク
とから、ブライン槽にブライン液を選択的に供給可能に
設けたことを特徴とする超低温冷凍装置を提供するもの
である。また、本発明は、前記の冷凍装置において、最
大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度に維持
したブライン槽と、最大氷結晶生成帯の温度より遥かに
低い温度に維持したブライン槽とを併置したことを特徴
とする超低温冷凍装置を提供するものである。
たブライン槽にアルコール液に塩を溶解してなるブライ
ン液を収納したことを特徴する超低温冷凍装置を提供す
るものである。また、本発明は、前記の冷凍装置におい
て、アルコール液をエチルアルコールとメチルアルコー
ルとの混合液にしたことを特徴とする超低温冷凍装置を
提供するものである。また、本発明は、前記の冷凍装置
において、塩分濃度を被冷凍物の塩分濃度とほぼ同一以
上にしたことを特徴とする超低温冷凍装置を提供するも
のである。また、本発明は、前記の冷凍装置において、
最大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度に維
持したブライン液供給タンクと、最大氷結晶生成帯の温
度より遥かに低い温度に維持したブライン液供給タンク
とから、ブライン槽にブライン液を選択的に供給可能に
設けたことを特徴とする超低温冷凍装置を提供するもの
である。また、本発明は、前記の冷凍装置において、最
大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度に維持
したブライン槽と、最大氷結晶生成帯の温度より遥かに
低い温度に維持したブライン槽とを併置したことを特徴
とする超低温冷凍装置を提供するものである。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明に係る超低温冷凍方
法又は冷凍装置において、アルコール液に塩を溶解して
なるブライン液は、例えば、氷点下40゜C程度が冷凍
温度限界であるフロンR22を冷媒とする通常の冷凍機
で冷却すると、氷点下80゜C程度の超低温にすること
ができ、そのため、エビ、イカ、マグロ等の魚介類、青
果、野菜、生花等の植物類、臓器等の被冷凍物を、超低
温耐久性のビニール等の合成樹脂からなる収納袋に密封
して収納し、前記ブライン液を収納したブライン槽に没
入して冷凍すると、被冷凍物は最大氷結晶生成帯を急速
に通過して冷凍され、細胞組織が破壊したり水分、グリ
コーゲンが細胞から分離したりタンパク質が変化損傷し
たりすることが少なくなり、解凍したときに、うまみ、
色合い、つや、はり等が変わらず、冷凍前の鮮度を極め
て良好に維持する作用がある。アルコール液に塩を溶解
してなるブライン液を、通常の冷凍機の冷凍温度限界を
超えて超低温にすることができる理由は、現在のところ
不明であり後日の研究に委ねられることとなるが、アル
コール液に溶解した塩が遠赤外線の透過性を非常に良く
する等の理由で、超低温の温度の透過性を非常に高める
ためと考えられる。なお、本発明に係る超低温冷凍装置
は、冷凍機の冷却管を配設したブライン槽にアルコール
液に塩を溶解してなるブライン液を収納しすることによ
り、簡単に構成することができる作用がある。
法又は冷凍装置において、アルコール液に塩を溶解して
なるブライン液は、例えば、氷点下40゜C程度が冷凍
温度限界であるフロンR22を冷媒とする通常の冷凍機
で冷却すると、氷点下80゜C程度の超低温にすること
ができ、そのため、エビ、イカ、マグロ等の魚介類、青
果、野菜、生花等の植物類、臓器等の被冷凍物を、超低
温耐久性のビニール等の合成樹脂からなる収納袋に密封
して収納し、前記ブライン液を収納したブライン槽に没
入して冷凍すると、被冷凍物は最大氷結晶生成帯を急速
に通過して冷凍され、細胞組織が破壊したり水分、グリ
コーゲンが細胞から分離したりタンパク質が変化損傷し
たりすることが少なくなり、解凍したときに、うまみ、
色合い、つや、はり等が変わらず、冷凍前の鮮度を極め
て良好に維持する作用がある。アルコール液に塩を溶解
してなるブライン液を、通常の冷凍機の冷凍温度限界を
超えて超低温にすることができる理由は、現在のところ
不明であり後日の研究に委ねられることとなるが、アル
コール液に溶解した塩が遠赤外線の透過性を非常に良く
する等の理由で、超低温の温度の透過性を非常に高める
ためと考えられる。なお、本発明に係る超低温冷凍装置
は、冷凍機の冷却管を配設したブライン槽にアルコール
液に塩を溶解してなるブライン液を収納しすることによ
り、簡単に構成することができる作用がある。
【0007】また、本発明は、前記の冷凍方法におい
て、アルコール液をエチルアルコールとメチルアルコー
ルとの混合液にしたことにより、全てをエチルアルコー
ルにしたときより安価にブライン液を提供することがで
きる。また、本発明は、前記の冷凍方法又は冷凍装置に
おいて、アルコールに溶解する岩塩等の塩分濃度をその
飽和点まで自由に変更することができるが、魚類、肉類
その他の被冷凍物の細胞の有する塩分濃度とほぼ同一に
することによって、被冷凍物を迅速に冷凍することがで
きる作用がある。その理由は不明であるが、被冷凍物の
細胞内から遠赤外線等を介して熱を引き出す作用がある
からと考えられる。また、本発明は、前記の冷凍方法又
は冷凍装置において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持した被冷凍物を、超低温のブラ
イン液に没入して急速冷凍することによって、被冷凍物
を超低温に均一に冷凍することができる作用がある。こ
の場合、本発明は、前記の冷凍装置において、最大氷結
晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度に維持したブ
ライン液供給タンクと、最大氷結晶生成帯の温度より遥
かに低い温度に維持したブライン液供給タンクとから、
ブライン槽にブライン液を選択的に供給可能に設けたこ
とにより、ブライアン槽に被冷凍物を入れたままで、被
冷凍物を最大氷結晶生成帯を急速に通過して急冷凍する
ことができる。また、本発明は、前記の冷凍装置におい
て、最大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度
に維持したブライン槽と、最大氷結晶生成帯の温度より
遥かに低い温度に維持したブライン槽とを併置したこと
により、被冷凍物を最大氷結晶生成帯の温度より僅かに
高い一方のブライン槽から、他方の超低温ブライン槽に
入れ替えることによって、被冷凍物を超低温に均一に冷
凍することができる作用がある。
て、アルコール液をエチルアルコールとメチルアルコー
ルとの混合液にしたことにより、全てをエチルアルコー
ルにしたときより安価にブライン液を提供することがで
きる。また、本発明は、前記の冷凍方法又は冷凍装置に
おいて、アルコールに溶解する岩塩等の塩分濃度をその
飽和点まで自由に変更することができるが、魚類、肉類
その他の被冷凍物の細胞の有する塩分濃度とほぼ同一に
することによって、被冷凍物を迅速に冷凍することがで
きる作用がある。その理由は不明であるが、被冷凍物の
細胞内から遠赤外線等を介して熱を引き出す作用がある
からと考えられる。また、本発明は、前記の冷凍方法又
は冷凍装置において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持した被冷凍物を、超低温のブラ
イン液に没入して急速冷凍することによって、被冷凍物
を超低温に均一に冷凍することができる作用がある。こ
の場合、本発明は、前記の冷凍装置において、最大氷結
晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度に維持したブ
ライン液供給タンクと、最大氷結晶生成帯の温度より遥
かに低い温度に維持したブライン液供給タンクとから、
ブライン槽にブライン液を選択的に供給可能に設けたこ
とにより、ブライアン槽に被冷凍物を入れたままで、被
冷凍物を最大氷結晶生成帯を急速に通過して急冷凍する
ことができる。また、本発明は、前記の冷凍装置におい
て、最大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い均一な温度
に維持したブライン槽と、最大氷結晶生成帯の温度より
遥かに低い温度に維持したブライン槽とを併置したこと
により、被冷凍物を最大氷結晶生成帯の温度より僅かに
高い一方のブライン槽から、他方の超低温ブライン槽に
入れ替えることによって、被冷凍物を超低温に均一に冷
凍することができる作用がある。
【0008】
【実施例】以下図示する実施例により、本発明を詳細に
説明すると、1はブライン槽で、被冷凍物の最大氷結晶
生成帯の温度より僅かに高い、例えば、0゜〜−5゜C
の均一な温度に維持した第1のブライン液供給タンク2
と、最大氷結晶生成帯の温度より遥かに低い、例えば、
−60゜〜−75゜Cの温度に維持した第2のブライン
液供給タンク3とから、アルコール液に岩塩を被冷凍物
の細胞の有する塩分濃度とほぼ同一以上に溶解してなる
ブライン液4を選択的に供給しその温度を維持可能に設
けてある。第1のブライン液供給タンク2からは、ライ
ンポンプ5により給配管6、7を介してブライン液4を
ブライン槽1に満たし、また、排出することができるよ
うに構成してあると共に、第2のブライン液供給タンク
3からは、ラインポンプ8により給配管9、10を介し
てブライン液4をブライン槽1に満たし、また、排出す
ることができるように構成してある。実施例の場合、第
1のブライン液供給タンク2の給配管6には電磁弁11
が設けてあると共に、給配管6と9との間には電磁弁1
3を中間に有する中継管12が連結しており、第1のブ
ライン液供給タンク2の給配管6に設けた電磁弁11
は、ブライン液4の給排中にのみ開放し、中継管12の
電磁弁13は第2のブライン液供給タンク3から急冷用
のブライン液4を給配管6、9を介してブライアン槽1
に早急に供給する際に開放するように構成してある。1
4は、第1のブライン液供給タンク2を冷却する第1の
冷凍機で、圧縮したフロンR22等の通常の冷媒を膨張
弁16で膨張してタンク2内に配設した冷却管15を冷
却するように構成してある。17は、第2のブライン液
供給タンク3を冷却する第2の冷凍機で、圧縮したフロ
ンR22等の通常の冷媒を膨張弁18で膨張してタンク
2内に配設した冷却管19を冷却するように構成してあ
る。20は、信号ケーブルを破線で示すように、ブライ
ン槽1に設けた液位感知機、温度感知機、液濃度感知機
等の検出器21の検出信号に基づいて、ブライン槽1の
ラインポンプ5、8、前記冷凍機14、17、電磁弁1
1、13の運転、開閉の運転・開閉制御を行う制御盤で
ある。22、23はそれぞれ第1、第2のブライン液供
給タンク2、3に設けた開閉弁付きのドレインである。
説明すると、1はブライン槽で、被冷凍物の最大氷結晶
生成帯の温度より僅かに高い、例えば、0゜〜−5゜C
の均一な温度に維持した第1のブライン液供給タンク2
と、最大氷結晶生成帯の温度より遥かに低い、例えば、
−60゜〜−75゜Cの温度に維持した第2のブライン
液供給タンク3とから、アルコール液に岩塩を被冷凍物
の細胞の有する塩分濃度とほぼ同一以上に溶解してなる
ブライン液4を選択的に供給しその温度を維持可能に設
けてある。第1のブライン液供給タンク2からは、ライ
ンポンプ5により給配管6、7を介してブライン液4を
ブライン槽1に満たし、また、排出することができるよ
うに構成してあると共に、第2のブライン液供給タンク
3からは、ラインポンプ8により給配管9、10を介し
てブライン液4をブライン槽1に満たし、また、排出す
ることができるように構成してある。実施例の場合、第
1のブライン液供給タンク2の給配管6には電磁弁11
が設けてあると共に、給配管6と9との間には電磁弁1
3を中間に有する中継管12が連結しており、第1のブ
ライン液供給タンク2の給配管6に設けた電磁弁11
は、ブライン液4の給排中にのみ開放し、中継管12の
電磁弁13は第2のブライン液供給タンク3から急冷用
のブライン液4を給配管6、9を介してブライアン槽1
に早急に供給する際に開放するように構成してある。1
4は、第1のブライン液供給タンク2を冷却する第1の
冷凍機で、圧縮したフロンR22等の通常の冷媒を膨張
弁16で膨張してタンク2内に配設した冷却管15を冷
却するように構成してある。17は、第2のブライン液
供給タンク3を冷却する第2の冷凍機で、圧縮したフロ
ンR22等の通常の冷媒を膨張弁18で膨張してタンク
2内に配設した冷却管19を冷却するように構成してあ
る。20は、信号ケーブルを破線で示すように、ブライ
ン槽1に設けた液位感知機、温度感知機、液濃度感知機
等の検出器21の検出信号に基づいて、ブライン槽1の
ラインポンプ5、8、前記冷凍機14、17、電磁弁1
1、13の運転、開閉の運転・開閉制御を行う制御盤で
ある。22、23はそれぞれ第1、第2のブライン液供
給タンク2、3に設けた開閉弁付きのドレインである。
【0009】上記実施例の構成において、第1のブライ
ン供給タンク2のブライン液4を、冷凍機14により、
被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い、例
えば、0゜〜−5゜Cの均一な温度に冷却する一方、第
2のブライン供給タンク3のブライン液4を、冷凍機1
7により、被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度より遥か
に低い、例えば、−60゜〜−75゜Cの温度に冷却す
る。第1のブライン供給タンク2のブライン液4を、ラ
インポンプ5により給配管6、7を介してブライン槽1
に満たし、ブライン槽1に収納した被冷凍物が一定の温
度になるまで維持する。被冷凍物が内部まで均一に冷却
したところで、ブライン槽1のブライン液4をラインポ
ンプ5により給配管6、7を介して第1のブライン液供
給タンク2に排出し、次いで、最大氷結晶生成帯の温度
より遥かに低い、例えば、−60゜〜−75゜Cの温度
に維持したブライン液4を、第2のブライン液供給タン
ク3から、給配管9、10を介してブライン槽1に満た
し、ブライン槽1に収納した被冷凍物が一定の超低温温
度になるまで急速冷凍することができる。なお、上記の
実施例の構成において、ブライン槽1を設けることな
く、第1のブライン供給タンク2のブライン液4を、冷
凍機14により、被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度よ
り僅かに高い、例えば、0゜〜−5゜Cの均一な温度に
冷却した第1のブライン供給タンク2のブライン液4に
被冷凍物を入れて冷却し、次いで、冷凍機17により、
被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度より遥かに低い、例
えば、−60゜〜−75゜Cの温度に冷却した第2のブ
ライン供給タンク3のブライン液4に、前記被冷凍物を
入れて急速冷凍する構成にすることも勿論可能である。
ン供給タンク2のブライン液4を、冷凍機14により、
被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度より僅かに高い、例
えば、0゜〜−5゜Cの均一な温度に冷却する一方、第
2のブライン供給タンク3のブライン液4を、冷凍機1
7により、被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度より遥か
に低い、例えば、−60゜〜−75゜Cの温度に冷却す
る。第1のブライン供給タンク2のブライン液4を、ラ
インポンプ5により給配管6、7を介してブライン槽1
に満たし、ブライン槽1に収納した被冷凍物が一定の温
度になるまで維持する。被冷凍物が内部まで均一に冷却
したところで、ブライン槽1のブライン液4をラインポ
ンプ5により給配管6、7を介して第1のブライン液供
給タンク2に排出し、次いで、最大氷結晶生成帯の温度
より遥かに低い、例えば、−60゜〜−75゜Cの温度
に維持したブライン液4を、第2のブライン液供給タン
ク3から、給配管9、10を介してブライン槽1に満た
し、ブライン槽1に収納した被冷凍物が一定の超低温温
度になるまで急速冷凍することができる。なお、上記の
実施例の構成において、ブライン槽1を設けることな
く、第1のブライン供給タンク2のブライン液4を、冷
凍機14により、被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度よ
り僅かに高い、例えば、0゜〜−5゜Cの均一な温度に
冷却した第1のブライン供給タンク2のブライン液4に
被冷凍物を入れて冷却し、次いで、冷凍機17により、
被冷凍物の最大氷結晶生成帯の温度より遥かに低い、例
えば、−60゜〜−75゜Cの温度に冷却した第2のブ
ライン供給タンク3のブライン液4に、前記被冷凍物を
入れて急速冷凍する構成にすることも勿論可能である。
【0010】
【効果】以上の通り、本発明に係る超低温冷凍方法又は
冷凍装置において、アルコール液に岩塩等の塩を溶解し
てなるブライン液は、例えば、塩を加えないアルコール
液100%からなるブライン液をフロンR22を冷媒と
する通常の冷凍機で冷却すると、−40゜Cまでしか冷
却できないのに対して、−80゜C程度の超低温にまで
冷却することができる効果があり、そのため、エビ、イ
カ、マグロ等の魚介類、青果、野菜、生花等の植物類、
臓器等の被冷凍物を、超低温耐久性のビニール等の合成
樹脂からなる収納袋に密封して収納し、前記超低温に冷
却したブライン液の入ったブライン槽に没入して冷凍す
ると、被冷凍物は最大氷結晶生成帯を急速に通過して冷
凍され、細胞組織が破壊したり水分、グリコーゲンが細
胞から分離したりタンパク質が変化損傷したりすること
が少なくなり、解凍したときに、うまみ、色合い、つ
や、はり等が変わらず、冷凍前の鮮度を極めて良好に維
持することができる効果がある。また、本発明に係る超
低温冷凍方法又は冷凍装置において、アルコール液に岩
塩等の塩を溶解してなるブライン液を使用する場合に
は、例えば、−40゜Cが冷凍温度限界であるフロンR
22を冷媒とする通常の冷凍機で冷却するとき、−40
゜Cまでは9時間程度の冷却時間を要するのに対し、−
40゜Cから−80゜Cの超低温にまで冷却するには2
時間程度の短時間で冷却することができ、消費電力を少
なくすることができると共に、小型の冷凍機で容量の大
きいブライン槽を備えた冷凍効率の高い超低温冷凍装置
を提供できる効果があり、小型船舶や貨物自動車に装備
して既存の発電機を使用して運転できる移動型の超低温
冷凍装置を提供することができる等の効果がある。
冷凍装置において、アルコール液に岩塩等の塩を溶解し
てなるブライン液は、例えば、塩を加えないアルコール
液100%からなるブライン液をフロンR22を冷媒と
する通常の冷凍機で冷却すると、−40゜Cまでしか冷
却できないのに対して、−80゜C程度の超低温にまで
冷却することができる効果があり、そのため、エビ、イ
カ、マグロ等の魚介類、青果、野菜、生花等の植物類、
臓器等の被冷凍物を、超低温耐久性のビニール等の合成
樹脂からなる収納袋に密封して収納し、前記超低温に冷
却したブライン液の入ったブライン槽に没入して冷凍す
ると、被冷凍物は最大氷結晶生成帯を急速に通過して冷
凍され、細胞組織が破壊したり水分、グリコーゲンが細
胞から分離したりタンパク質が変化損傷したりすること
が少なくなり、解凍したときに、うまみ、色合い、つ
や、はり等が変わらず、冷凍前の鮮度を極めて良好に維
持することができる効果がある。また、本発明に係る超
低温冷凍方法又は冷凍装置において、アルコール液に岩
塩等の塩を溶解してなるブライン液を使用する場合に
は、例えば、−40゜Cが冷凍温度限界であるフロンR
22を冷媒とする通常の冷凍機で冷却するとき、−40
゜Cまでは9時間程度の冷却時間を要するのに対し、−
40゜Cから−80゜Cの超低温にまで冷却するには2
時間程度の短時間で冷却することができ、消費電力を少
なくすることができると共に、小型の冷凍機で容量の大
きいブライン槽を備えた冷凍効率の高い超低温冷凍装置
を提供できる効果があり、小型船舶や貨物自動車に装備
して既存の発電機を使用して運転できる移動型の超低温
冷凍装置を提供することができる等の効果がある。
【図1】本発明の一実施例を概略して示す概略説明図。
1・・・ブライン槽 2・・・ブライン液供給タンク 3・・・ブライン液供給タンク 4・・・ブライン液 5・・・ラインポンプ 6・・・給配管 7・・・給配管 8・・・ラインポンプ 9・・・給配管 10・・給配管 11・・電磁弁 12・・中継管 13・・電磁弁 14・・冷凍機 15・・冷却管 16・・膨張弁 17・・冷凍機 18・・膨張弁 19・・冷却管 20・・制御盤 21・・検出器 22・・ドレイン 23・・ドレイン
Claims (9)
- 【請求項1】 アルコール液に塩を溶解し
てなるブライン液を収納したブライン槽に、被冷凍物を
没入して冷凍することを特徴する超低温冷凍方法 - 【請求項2】 請求項1に記載の冷凍方法
において、アルコール液をエチルアルコールとメチルア
ルコールとの混合液にしたことを特徴とする超低温冷凍
方法 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の冷
凍方法において、塩分濃度を被冷凍物の塩分濃度とほぼ
同一以上にしたことを特徴とする超低温冷凍方法 - 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載
の冷凍方法において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持した被冷凍物を、超低温のブラ
イン液に没入して急速冷凍することを特徴とする超低温
冷凍方法 - 【請求項5】 冷凍機の冷却管を配設した
ブライン槽にアルコール液に塩を溶解してなるブライン
液を収納したことを特徴する超低温冷凍装置 - 【請求項6】 請求項5に記載の冷凍装置
において、アルコール液をエチルアルコールとメチルア
ルコールとの混合液にしたことを特徴とする超低温冷凍
装置 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載の冷
凍装置において、塩分濃度を被冷凍物の塩分濃度とほぼ
同一以上にしたことを特徴とする超低温冷凍装置 - 【請求項8】 請求項5、6又は7に記載
の冷凍装置において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持したブライン液供給タンクと、
最大氷結晶生成帯の温度より遥かに低い温度に維持した
ブライン液供給タンクとから、ブライン槽にブライン液
を選択的に供給可能に設けたことを特徴とする超低温冷
凍装置 - 【請求項9】 請求項5、6又は7に記載
の冷凍装置において、最大氷結晶生成帯の温度より僅か
に高い均一な温度に維持したブライン槽と、最大氷結晶
生成帯の温度より遥かに低い温度に維持したブライン槽
とを併置したことを特徴とする超低温冷凍装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29051794A JPH08128766A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 超低温冷凍方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29051794A JPH08128766A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 超低温冷凍方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128766A true JPH08128766A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17757055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29051794A Pending JPH08128766A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 超低温冷凍方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08128766A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1500397A4 (en) * | 2002-11-01 | 2005-03-30 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | ADSORPTION AGENTS FOR ORAL ADMINISTRATION, MEANS FOR THE TREATMENT OR PREVENTION OF KIDNEY DISORDERS AND MEANS FOR THE TREATMENT OR PREVENTION OF ILL. DISEASES |
| JP2007003108A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Fujitsu Ltd | 電子機器用液体冷却装置 |
| US8357366B2 (en) | 2004-04-02 | 2013-01-22 | Kureha Corporation | Adsorbent for an oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
| US8440228B2 (en) | 2004-04-02 | 2013-05-14 | Kureha Corporation | Adsorbent for an oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
| US8920796B2 (en) | 2003-10-22 | 2014-12-30 | Kureha Corporation | Adsorbent for oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29051794A patent/JPH08128766A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1500397A4 (en) * | 2002-11-01 | 2005-03-30 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | ADSORPTION AGENTS FOR ORAL ADMINISTRATION, MEANS FOR THE TREATMENT OR PREVENTION OF KIDNEY DISORDERS AND MEANS FOR THE TREATMENT OR PREVENTION OF ILL. DISEASES |
| US8920796B2 (en) | 2003-10-22 | 2014-12-30 | Kureha Corporation | Adsorbent for oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
| US8357366B2 (en) | 2004-04-02 | 2013-01-22 | Kureha Corporation | Adsorbent for an oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
| US8440228B2 (en) | 2004-04-02 | 2013-05-14 | Kureha Corporation | Adsorbent for an oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
| US8518447B2 (en) | 2004-04-02 | 2013-08-27 | Kureha Corporation | Method for treating or preventing renal or liver disease |
| US8865161B2 (en) | 2004-04-02 | 2014-10-21 | Kureha Corporation | Adsorbent for an oral administration, and agent for treating or preventing renal or liver disease |
| JP2007003108A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Fujitsu Ltd | 電子機器用液体冷却装置 |
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