JPH08128972A - X線回折用電気炉 - Google Patents
X線回折用電気炉Info
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- JPH08128972A JPH08128972A JP6244699A JP24469994A JPH08128972A JP H08128972 A JPH08128972 A JP H08128972A JP 6244699 A JP6244699 A JP 6244699A JP 24469994 A JP24469994 A JP 24469994A JP H08128972 A JPH08128972 A JP H08128972A
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線回折用電気炉の試料加熱を均一且つ安定
化する。 【構成】 ヒーター41を配線装備した芯体39を外部
より遮閉して炉体36,37内に収容した電気炉17に
おいて、上記芯体36,37を試料挿脱用中空部39a
を形成した筒状又はリング状に形成した。芯体39の周
壁にらせん状のヒーター溝39cを形成するとともに、
試料挿脱用の孔39bを形成した。
化する。 【構成】 ヒーター41を配線装備した芯体39を外部
より遮閉して炉体36,37内に収容した電気炉17に
おいて、上記芯体36,37を試料挿脱用中空部39a
を形成した筒状又はリング状に形成した。芯体39の周
壁にらせん状のヒーター溝39cを形成するとともに、
試料挿脱用の孔39bを形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として鉱物その他の
物質の結晶構造等の解析に用いるX線回折用電気炉に関
する。
物質の結晶構造等の解析に用いるX線回折用電気炉に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉱物のその他の物質の結晶構造を
解析するためのX線回折方法において、χ円型の自動4
軸X線回折装置が利用されており、これらの装置には被
検体試料の結晶構造が変化する瞬間の温度(相転移点)
を得るために、試料を加熱する小型の電気炉が装着さ
れ、この電気炉内の試料及び検出器対するX線照射ビー
ムの角度を変化させ、各軸の角度と回折時のX線の量を
検出することによって結晶構造の解析が行われる。
解析するためのX線回折方法において、χ円型の自動4
軸X線回折装置が利用されており、これらの装置には被
検体試料の結晶構造が変化する瞬間の温度(相転移点)
を得るために、試料を加熱する小型の電気炉が装着さ
れ、この電気炉内の試料及び検出器対するX線照射ビー
ムの角度を変化させ、各軸の角度と回折時のX線の量を
検出することによって結晶構造の解析が行われる。
【0003】そして従来の電気炉にあっては、炉内にお
いて試料を加熱するための加熱用芯体は馬蹄形に形成さ
れた焼結体(セラミック)に、抵抗線を巻装し、ジルコ
ニアセメント等の耐熱性モールド材でモールドしたもの
が使用されている。
いて試料を加熱するための加熱用芯体は馬蹄形に形成さ
れた焼結体(セラミック)に、抵抗線を巻装し、ジルコ
ニアセメント等の耐熱性モールド材でモールドしたもの
が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の芯
体は馬蹄形内にゴニオメーターヘッドにより支持された
試料を挿入して加熱するので、試料に対するX線の照射
がまわりの障害物に妨げられず且つ監視鏡の視界が妨げ
られないという利点があるものの、馬蹄形の内側と開放
端側との加熱温度の温度差が生じるため、試料の温度が
不安定であるほか、設定温度とも一致せず、回折データ
が不正確にならざるを得ないという欠点があった。
体は馬蹄形内にゴニオメーターヘッドにより支持された
試料を挿入して加熱するので、試料に対するX線の照射
がまわりの障害物に妨げられず且つ監視鏡の視界が妨げ
られないという利点があるものの、馬蹄形の内側と開放
端側との加熱温度の温度差が生じるため、試料の温度が
不安定であるほか、設定温度とも一致せず、回折データ
が不正確にならざるを得ないという欠点があった。
【0005】また従来の芯体は筒状の炉体内にシャット
状ホルダーを介して挿入固定していたので、ヒーター交
換作業が複雑で非能率であるという問題があった。
状ホルダーを介して挿入固定していたので、ヒーター交
換作業が複雑で非能率であるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の電気炉の第1の特徴は、ヒーター41を配
線装備した芯体39を外部より遮閉して炉体36,37
内に収容した電気炉17において、上記芯体36,37
を内部に試料を挿脱自在に挿入する中空部39aを形成
した筒状又はリング状に形成した点にある。
めの本発明の電気炉の第1の特徴は、ヒーター41を配
線装備した芯体39を外部より遮閉して炉体36,37
内に収容した電気炉17において、上記芯体36,37
を内部に試料を挿脱自在に挿入する中空部39aを形成
した筒状又はリング状に形成した点にある。
【0007】同じく第2の特徴は、芯体39の周壁にら
せん状のヒーター溝39cを形成するとともに、該周壁
にはヒーター溝39c位置を避けて、試料挿脱用の孔3
9bを中空部39aの中心に向かって形成した点にあ
る。
せん状のヒーター溝39cを形成するとともに、該周壁
にはヒーター溝39c位置を避けて、試料挿脱用の孔3
9bを中空部39aの中心に向かって形成した点にあ
る。
【0008】さらに第3の特徴は、炉体36,37内の
芯体収容部36d,37dの外周に芯体39に装備した
ヒーター41の端子側を炉体36,37の先端側より基
端部側に向かって配線収容する配線溝36eを形成した
点にある。
芯体収容部36d,37dの外周に芯体39に装備した
ヒーター41の端子側を炉体36,37の先端側より基
端部側に向かって配線収容する配線溝36eを形成した
点にある。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明の電気炉17に
おいては、芯体39に配線されたヒーター41は通電に
よって芯体39全体を加熱し、試料が位置するリングの
中心位置は外周から均一に加熱されるので、試料及びそ
の雰囲気はすべての方向において均一な温度を形成し、
温度変化も安定し、正確なデータが得られる。
おいては、芯体39に配線されたヒーター41は通電に
よって芯体39全体を加熱し、試料が位置するリングの
中心位置は外周から均一に加熱されるので、試料及びそ
の雰囲気はすべての方向において均一な温度を形成し、
温度変化も安定し、正確なデータが得られる。
【0010】またヒーター41は芯体39のらせん状ヒ
ーター溝39cに埋入されるように巻付配線されるの
で、芯体39の加熱効率が良く、正確な制御も行い易い
ほか、その周壁に形成された試料挿入孔39bより正確
な位置に加熱を妨げることなく試料挿入ができる。
ーター溝39cに埋入されるように巻付配線されるの
で、芯体39の加熱効率が良く、正確な制御も行い易い
ほか、その周壁に形成された試料挿入孔39bより正確
な位置に加熱を妨げることなく試料挿入ができる。
【0011】さらに、リング状の芯体39に巻装された
ヒーター41の両端を、炉体支持の先端側から基端部側
に向かって且つ芯体39を囲むように配線するので、ヒ
ーター配線が容易でヒーター端子部による中心方向への
加熱効果も高まる。
ヒーター41の両端を、炉体支持の先端側から基端部側
に向かって且つ芯体39を囲むように配線するので、ヒ
ーター配線が容易でヒーター端子部による中心方向への
加熱効果も高まる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の電気炉を装備したχ円型の自
動4軸X線回折装置Aを示し、定盤状の基台1上に設置
された箱状の本体ケース2上には、円板状の2θテーブ
ル3,ωテーブル6が、略直線状に上下に位置する2θ
軸7,ω軸8を軸心として重ねて配置されている。2θ
テーブル3,ωテーブル6は、水平方向に略180°ず
つ可逆回転駆動される可動テーブルを構成しており、各
可動テーブルは本体ケース2内の駆動装置により各別に
回動される。
動4軸X線回折装置Aを示し、定盤状の基台1上に設置
された箱状の本体ケース2上には、円板状の2θテーブ
ル3,ωテーブル6が、略直線状に上下に位置する2θ
軸7,ω軸8を軸心として重ねて配置されている。2θ
テーブル3,ωテーブル6は、水平方向に略180°ず
つ可逆回転駆動される可動テーブルを構成しており、各
可動テーブルは本体ケース2内の駆動装置により各別に
回動される。
【0013】上記ω軸6上には、ボックス状の駆動ケー
ス9が固定的に載置され、該駆動ケース9上には水平方
向のχ軸11上に中心をもつ円型のωサークル12が固
定的に取り付けられている。そして該ωサークル12内
には上記χ軸11とω軸6の交点を中心にして時計方向
又は反時計方向に可逆回転駆動されるχサークル13が
ωサークル12と同芯的に重ねられて支持されている。
ス9が固定的に載置され、該駆動ケース9上には水平方
向のχ軸11上に中心をもつ円型のωサークル12が固
定的に取り付けられている。そして該ωサークル12内
には上記χ軸11とω軸6の交点を中心にして時計方向
又は反時計方向に可逆回転駆動されるχサークル13が
ωサークル12と同芯的に重ねられて支持されている。
【0014】上記ωサークル12の内周には、ホルダ軸
14及び炉体ホルダ16を介して、常にその中心が略χ
軸11及びω軸6の交点に位置するように水平方向のボ
ス状体よりなる電気炉17が付設され、χサークル13
と一体に回動する構造となっている。
14及び炉体ホルダ16を介して、常にその中心が略χ
軸11及びω軸6の交点に位置するように水平方向のボ
ス状体よりなる電気炉17が付設され、χサークル13
と一体に回動する構造となっている。
【0015】また上記χサークル13内の電気炉先端側
位置には、電気炉17内に試料を挿脱自在に挿入する周
知のゴニオメーターヘッド18が取り付けられ、該ゴニ
オメーターヘッド18は、上記ホルダ軸14とともに常
にφ軸19上にあり且つχサークルと一体回動する。
位置には、電気炉17内に試料を挿脱自在に挿入する周
知のゴニオメーターヘッド18が取り付けられ、該ゴニ
オメーターヘッド18は、上記ホルダ軸14とともに常
にφ軸19上にあり且つχサークルと一体回動する。
【0016】上記基台1又はそれとは別に、上記ωサー
クル12の中心高さ位置に対応して、X線発生装置21
と同照射装置22及びX線ビームを形成して前記電気炉
17内に照射するX線コリメータ23が設けられ、これ
に対応してωテーブル3の外周にはL字形のフレーム2
4を介してX線検出器26が設置され、電気炉17内の
試料に照射されたX線の量を検出する機構となってい
る。
クル12の中心高さ位置に対応して、X線発生装置21
と同照射装置22及びX線ビームを形成して前記電気炉
17内に照射するX線コリメータ23が設けられ、これ
に対応してωテーブル3の外周にはL字形のフレーム2
4を介してX線検出器26が設置され、電気炉17内の
試料に照射されたX線の量を検出する機構となってい
る。
【0017】また前記本件ケース24のX線発生装置2
1側には、上端がωサークル12上に位置するタワーフ
レーム27が立設されており、該タワーフレーム27上
には、装置を作動させるためのエア配管や電気配線の配
装部28が載置され、その下面には可動アーム29,3
1を介して監視鏡32が角度及び位置調整自在に取り付
けられている。該監視鏡32により電気炉17内の試料
の状態監視が行われる。33はホルダ軸14の冷却用フ
ァン、34,34は電気炉17周辺を冷却するためのエ
アを噴出する冷却ノズルである。
1側には、上端がωサークル12上に位置するタワーフ
レーム27が立設されており、該タワーフレーム27上
には、装置を作動させるためのエア配管や電気配線の配
装部28が載置され、その下面には可動アーム29,3
1を介して監視鏡32が角度及び位置調整自在に取り付
けられている。該監視鏡32により電気炉17内の試料
の状態監視が行われる。33はホルダ軸14の冷却用フ
ァン、34,34は電気炉17周辺を冷却するためのエ
アを噴出する冷却ノズルである。
【0018】図2は上記電気炉17とその取付構造を示
し、電気炉17は互いに嵌合し合う一対のハウジング状
の炉体36,37よりなり、該炉体36,37は天然の
ようろう石(パイロフィライト)を切削形成後約950
℃下で4時間位焼成したものを自然放熱したもので耐熱
性及断熱性を備えている。
し、電気炉17は互いに嵌合し合う一対のハウジング状
の炉体36,37よりなり、該炉体36,37は天然の
ようろう石(パイロフィライト)を切削形成後約950
℃下で4時間位焼成したものを自然放熱したもので耐熱
性及断熱性を備えている。
【0019】上記炉体36,37はいずれも中心部に透
視孔36a,37aを備えた円形断面のスリーブ又はハ
ウジング状をなし外側面は外部からの透視視界を確保す
るため摺鉢状の傾斜面をなすとともに、外側周縁には後
述する止めリング38をそれぞれ嵌合するための段部3
6b,37bを形成し、さらに上下外周面には互いに平
行な切欠面36c,37cを形成している。
視孔36a,37aを備えた円形断面のスリーブ又はハ
ウジング状をなし外側面は外部からの透視視界を確保す
るため摺鉢状の傾斜面をなすとともに、外側周縁には後
述する止めリング38をそれぞれ嵌合するための段部3
6b,37bを形成し、さらに上下外周面には互いに平
行な切欠面36c,37cを形成している。
【0020】そして雄型の炉体36の嵌合部側には、内
部に円形の芯体収容部36dが形成され、その外周壁端
面にはヒーター端子側のリング状の配線溝36eが凹設
され、さらにその外周には嵌合用段部36fが形成され
ている。上記配線溝36eの上部周壁にはヒーター端子
を外部に導出する2個の切欠孔36gが設けられてい
る。
部に円形の芯体収容部36dが形成され、その外周壁端
面にはヒーター端子側のリング状の配線溝36eが凹設
され、さらにその外周には嵌合用段部36fが形成され
ている。上記配線溝36eの上部周壁にはヒーター端子
を外部に導出する2個の切欠孔36gが設けられてい
る。
【0021】これに対し雌型の炉体37の嵌合部側には
嵌合時に前記芯体収容部36dと連接する段部状の芯体
収容部37dが形成され、該収容部37dに続いて前記
段部36fを挿入嵌合せしめる段部37eが内周面端部
に形成されている。また該段部37eの上部周壁には前
述した雄型炉体36側のヒーター導入用の2個の切欠孔
36gに対応した、ヒーター導入用切欠孔37fが形成
されている。さらに炉体36,37の下部周壁には、嵌
合状態において前述したゴニオメーターヘッド18の先
端を挿脱するための挿脱孔36hが穿設されている。
嵌合時に前記芯体収容部36dと連接する段部状の芯体
収容部37dが形成され、該収容部37dに続いて前記
段部36fを挿入嵌合せしめる段部37eが内周面端部
に形成されている。また該段部37eの上部周壁には前
述した雄型炉体36側のヒーター導入用の2個の切欠孔
36gに対応した、ヒーター導入用切欠孔37fが形成
されている。さらに炉体36,37の下部周壁には、嵌
合状態において前述したゴニオメーターヘッド18の先
端を挿脱するための挿脱孔36hが穿設されている。
【0022】上記一対の炉体36,37に対し、その芯
体収容部36d,37d内には中心部が中空部39aを
なすリング状又は筒状の芯体39が収容され、該芯体3
9は上記炉体36,37と同材質でこれらと同様な方法
によって形成されたもので、その周壁下部には前述した
ゴニオメーターヘッド18の先端を挿脱自在に挿入し、
外周に向かって末広がりのテーパー孔よりなる試料挿脱
用の孔39bが穿設されている。また上記芯体39の周
壁には白金抵抗線よりなるヒーター41を埋入配線する
ためのヒーター溝39cが形成されており、該ヒーター
溝39cは前述した試料挿脱孔39bを避けて形成され
且つ該挿脱孔39bにおいて始端部及び終端部が開放さ
れるように形成されている。
体収容部36d,37d内には中心部が中空部39aを
なすリング状又は筒状の芯体39が収容され、該芯体3
9は上記炉体36,37と同材質でこれらと同様な方法
によって形成されたもので、その周壁下部には前述した
ゴニオメーターヘッド18の先端を挿脱自在に挿入し、
外周に向かって末広がりのテーパー孔よりなる試料挿脱
用の孔39bが穿設されている。また上記芯体39の周
壁には白金抵抗線よりなるヒーター41を埋入配線する
ためのヒーター溝39cが形成されており、該ヒーター
溝39cは前述した試料挿脱孔39bを避けて形成され
且つ該挿脱孔39bにおいて始端部及び終端部が開放さ
れるように形成されている。
【0023】さらに、上記芯体39を収容して炉体3
6,37を嵌合した電気炉17内には、熱電対よりなる
温度センサー40が挿入されており、該温度センサー4
0の回路45は雄型炉体36の周壁と芯体39とに、ヒ
ーター41及びヒーター溝39cを避けて貫通される小
径の回路孔36i,39dと炉体36,37の合わせ面
間を介して挿入配線される。
6,37を嵌合した電気炉17内には、熱電対よりなる
温度センサー40が挿入されており、該温度センサー4
0の回路45は雄型炉体36の周壁と芯体39とに、ヒ
ーター41及びヒーター溝39cを避けて貫通される小
径の回路孔36i,39dと炉体36,37の合わせ面
間を介して挿入配線される。
【0024】そしてヒーター41は図示するように上記
ヒーター溝39cの始端部側から終端部側に向かってら
せん溝に沿って埋入されながら芯体39に巻装され、そ
の入力端及び出力端側は試料挿脱孔39b位置で折り返
されて円弧状部41aを形成して上部に折り返され、該
円弧状部41aは、前述した雄型炉体36の配線溝36
eに埋入され、ヒーター端部が切欠孔36g,37fを
介して外部に導出される。芯体39に埋入配線されたヒ
ーター41は、その外周から例えばジルコニアセメント
等の耐熱性モールド材でモールド被覆され、芯体39全
体を均一に且つ効率良く加熱できる構造となっている。
ヒーター溝39cの始端部側から終端部側に向かってら
せん溝に沿って埋入されながら芯体39に巻装され、そ
の入力端及び出力端側は試料挿脱孔39b位置で折り返
されて円弧状部41aを形成して上部に折り返され、該
円弧状部41aは、前述した雄型炉体36の配線溝36
eに埋入され、ヒーター端部が切欠孔36g,37fを
介して外部に導出される。芯体39に埋入配線されたヒ
ーター41は、その外周から例えばジルコニアセメント
等の耐熱性モールド材でモールド被覆され、芯体39全
体を均一に且つ効率良く加熱できる構造となっている。
【0025】止めリング38は既述のように各炉体3
6,37の段部36d,37dに嵌合されるもので、耐
熱金属よりなり、その外側端側には内部に向かって径が
広がるようにテーパーを形成する段部38aが形成さ
れ、該段部38aには耐熱性の透明フィルムよりなる遮
閉カバー42が収容されるとともに、遮閉カバー42の
外側から段部38a内に弾力性を有するC型のスナップ
リング43が係脱(挿脱)自在に挿入され、遮閉カバー
42は炉体36,37内を上記スナップリング43の係
脱により開閉可能に密閉し且つ外部より芯体39内の試
料を透視観察可能に保持するものである。
6,37の段部36d,37dに嵌合されるもので、耐
熱金属よりなり、その外側端側には内部に向かって径が
広がるようにテーパーを形成する段部38aが形成さ
れ、該段部38aには耐熱性の透明フィルムよりなる遮
閉カバー42が収容されるとともに、遮閉カバー42の
外側から段部38a内に弾力性を有するC型のスナップ
リング43が係脱(挿脱)自在に挿入され、遮閉カバー
42は炉体36,37内を上記スナップリング43の係
脱により開閉可能に密閉し且つ外部より芯体39内の試
料を透視観察可能に保持するものである。
【0026】また前記炉体36,37の外周の少なくと
も2ヶ所以上には、これらの軸心方向に沿った止め溝4
4が形成され、該各止め溝44内にはセットボルト46
が挿通され、炉体36,37を両側からボルト締着する
ことにより、電気炉を着脱自在に一体固定するようにな
っている。そして電気炉17は、炉体ホルダ16を上方
より貫通し、その先端が両側の止めリング18側のボル
ト孔38bにねじ込まれるボルト47により、炉体ホル
ダ16に着脱自在に取り付けられる。
も2ヶ所以上には、これらの軸心方向に沿った止め溝4
4が形成され、該各止め溝44内にはセットボルト46
が挿通され、炉体36,37を両側からボルト締着する
ことにより、電気炉を着脱自在に一体固定するようにな
っている。そして電気炉17は、炉体ホルダ16を上方
より貫通し、その先端が両側の止めリング18側のボル
ト孔38bにねじ込まれるボルト47により、炉体ホル
ダ16に着脱自在に取り付けられる。
【0027】炉体ホルダ16をχサークル13側に取り
付けているホルダ軸14は、周壁に多数の冷却孔14a
を穿設した金属製の冷却管からなり、その内部には耐熱
性絶縁管15aを外装したヒーター回路15bが挿通さ
れている。また炉体ホルダ16の周面には、温度センサ
ー(熱電対)40の配線がホルダ48によってビス止め
される止め孔16aが設けられている。
付けているホルダ軸14は、周壁に多数の冷却孔14a
を穿設した金属製の冷却管からなり、その内部には耐熱
性絶縁管15aを外装したヒーター回路15bが挿通さ
れている。また炉体ホルダ16の周面には、温度センサ
ー(熱電対)40の配線がホルダ48によってビス止め
される止め孔16aが設けられている。
【0028】図5は本発明の電気炉を用いたχ軸制御に
よる鉱物りX線回析用電気炉システム図で、電気炉17
は、図1に示すχ円型の自動4軸X線回折装置Aに装着
でき、χ軸角変化により温度補正が可能である。本電気
炉システムはノート型パソコン51を使用して、温度調
節器52の制御をRS−232Cを介して行い、またχ
軸の角度データを4軸自動X線回折装置Aの角度表示回
路からインターフェース回路53を介して取り込んでい
る。即ち4軸自動X線回折装置が運転中常にχ軸角の変
化を監視して、リアルタイムでχ軸角に対応した設定温
度を温度調節器52に自動的にセットできるシステムで
ある。56は直流電源,57は制御コンピューターであ
る。
よる鉱物りX線回析用電気炉システム図で、電気炉17
は、図1に示すχ円型の自動4軸X線回折装置Aに装着
でき、χ軸角変化により温度補正が可能である。本電気
炉システムはノート型パソコン51を使用して、温度調
節器52の制御をRS−232Cを介して行い、またχ
軸の角度データを4軸自動X線回折装置Aの角度表示回
路からインターフェース回路53を介して取り込んでい
る。即ち4軸自動X線回折装置が運転中常にχ軸角の変
化を監視して、リアルタイムでχ軸角に対応した設定温
度を温度調節器52に自動的にセットできるシステムで
ある。56は直流電源,57は制御コンピューターであ
る。
【0029】電気抵抗炉の宿命は炉の形状に起因する熱
的煙突効果によって、χ軸角の変化に伴い炉内の温度が
変化することである。結晶位置での温度変化は、χ軸角
の変化に伴い炉内の温度が変化することである。結晶位
置での温度変化は、χ軸角0度を基準にして±100度
まで変化させた時に、結晶温度を900℃で測定する場
合、最大で15℃程である。この結晶温度を維持するた
めの温度調節器52の設定温度を、χ軸角を変数とした
9次曲線の方程式として近似化した。この近似化された
データを使用して温度調節器の制御を行うとχ軸角の変
化に対して最大で2℃以下に抑えられた。この近似化に
よって補正された制御機構は結晶温度の安定化に非常に
有効であることを示している。本電気炉システムは10
00℃を上限位置として使用しているが、発熱体の部分
の内径を小さくすることで1200℃程度まで可能であ
る。
的煙突効果によって、χ軸角の変化に伴い炉内の温度が
変化することである。結晶位置での温度変化は、χ軸角
の変化に伴い炉内の温度が変化することである。結晶位
置での温度変化は、χ軸角0度を基準にして±100度
まで変化させた時に、結晶温度を900℃で測定する場
合、最大で15℃程である。この結晶温度を維持するた
めの温度調節器52の設定温度を、χ軸角を変数とした
9次曲線の方程式として近似化した。この近似化された
データを使用して温度調節器の制御を行うとχ軸角の変
化に対して最大で2℃以下に抑えられた。この近似化に
よって補正された制御機構は結晶温度の安定化に非常に
有効であることを示している。本電気炉システムは10
00℃を上限位置として使用しているが、発熱体の部分
の内径を小さくすることで1200℃程度まで可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の電気炉
によれば、芯体の加熱効率が良く且つ試料挿入用中空部
が外周より均一に加熱されるので温度及び温度データが
安定し、正確な解析値が得られるという利点がある。ま
た炉体及び炉体からのヒーターの着脱が容易で、ヒータ
ー交換作業が簡単で且つ能率的である。
によれば、芯体の加熱効率が良く且つ試料挿入用中空部
が外周より均一に加熱されるので温度及び温度データが
安定し、正確な解析値が得られるという利点がある。ま
た炉体及び炉体からのヒーターの着脱が容易で、ヒータ
ー交換作業が簡単で且つ能率的である。
【図1】4軸X線回折装置の要部を示す全体斜視図。
【図2】電気炉の分解斜視図。
【図3】電気炉の断面図。
【図4】(A),(B)は芯体の側面図及び底面図。
【図5】χ軸制御電気炉システム図。
17 電気炉 36,37 炉体 36d,37d 芯体収容部 36e 配線溝 39a 中空部 39b 試料挿脱孔 39c ヒーター溝 41 ヒーター
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒーター(41)を配線装備した芯体
(39)を外部より遮閉して炉体(36)(37)内に
収容した電気炉(17)において、上記芯体(36)
(37)を内部に試料を挿脱自在に挿入する中空部(3
9a)を形成した筒状又はリング状に形成してなるX線
回折用電気炉。 - 【請求項2】 芯体(39)の周壁にらせん状のヒータ
ー溝(39c)を形成するとともに、該周壁にはヒータ
ー溝(39c)位置を避けて、試料挿脱用の孔(39
b)を中空部(39a)の中心に向かって形成した請求
項1のX線回折用電気炉。 - 【請求項3】 炉体(36)(37)内の芯体収容部
(36d)(37d)の外周に芯体(39)に装備した
ヒーター(41)の端子側を炉体(36)(37)の先
端側より基端部側に向かって配線収容する配線溝(36
e)を形成してなる請求項1又は請求項2のX線回折用
電気炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24469994A JP3553154B2 (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-13 | X線回折用電気炉 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23594394 | 1994-09-05 | ||
| JP6-235943 | 1994-09-05 | ||
| JP24469994A JP3553154B2 (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-13 | X線回折用電気炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128972A true JPH08128972A (ja) | 1996-05-21 |
| JP3553154B2 JP3553154B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=26532407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24469994A Expired - Fee Related JP3553154B2 (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-13 | X線回折用電気炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3553154B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008058233A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | X線回折装置 |
| JP2012132697A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Rigaku Corp | X線回折・熱分析同時測定装置 |
| US10113980B2 (en) | 2016-01-22 | 2018-10-30 | Korea Institute Of Science And Technology | Furnace for transmission mode X-ray diffractometer and transmission mode X-ray diffractometer using thereof |
| CN111076543A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-28 | 中国科学院国家授时中心 | 空间锶光钟真空内置高温蒸发源装置 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP24469994A patent/JP3553154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008058233A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | X線回折装置 |
| JP2012132697A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Rigaku Corp | X線回折・熱分析同時測定装置 |
| US10113980B2 (en) | 2016-01-22 | 2018-10-30 | Korea Institute Of Science And Technology | Furnace for transmission mode X-ray diffractometer and transmission mode X-ray diffractometer using thereof |
| CN111076543A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-28 | 中国科学院国家授时中心 | 空间锶光钟真空内置高温蒸发源装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3553154B2 (ja) | 2004-08-11 |
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| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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