JPH0812948A - 粘着フィルムもしくはテープ - Google Patents
粘着フィルムもしくはテープInfo
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- JPH0812948A JPH0812948A JP6150827A JP15082794A JPH0812948A JP H0812948 A JPH0812948 A JP H0812948A JP 6150827 A JP6150827 A JP 6150827A JP 15082794 A JP15082794 A JP 15082794A JP H0812948 A JPH0812948 A JP H0812948A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂板、化粧合板、金属板、塗装鋼板な
どの表面に仮着して、塵の付着や傷つきがないように、
その表面を保護するために使用される表面保護フイルム
あるいはプリント基板、その他の電子部品、写真フィル
ムなどの表面保護乃至マスキングテープとして優れた特
性を示す粘着フイルムもしくはテープを提供することを
目的とする。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂な
どのフィルムからなる基材の一面に、ポリイソブチレン
系もしくはブロックゴム系の粘着剤層が設けられてお
り、他面に、ポリビニルアルコールを主成分とする離型
剤の層が設けられていることを特徴とする粘着フイルム
もしくはテープ。
どの表面に仮着して、塵の付着や傷つきがないように、
その表面を保護するために使用される表面保護フイルム
あるいはプリント基板、その他の電子部品、写真フィル
ムなどの表面保護乃至マスキングテープとして優れた特
性を示す粘着フイルムもしくはテープを提供することを
目的とする。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂な
どのフィルムからなる基材の一面に、ポリイソブチレン
系もしくはブロックゴム系の粘着剤層が設けられてお
り、他面に、ポリビニルアルコールを主成分とする離型
剤の層が設けられていることを特徴とする粘着フイルム
もしくはテープ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着フィルムもしくはテ
ープに関する。更に詳しくは、合成樹脂板、化粧合板、
金属板、塗装鋼板などの表面に仮着して、塵の付着や傷
つきがないように、その表面を保護するために使用され
る表面保護フィルムあるいはプリント基板、その他の電
子部品、写真フィルムなどの表面保護乃至マスキングテ
ープとして優れた特性を示す粘着フィルムもしくはテー
プに関する。
ープに関する。更に詳しくは、合成樹脂板、化粧合板、
金属板、塗装鋼板などの表面に仮着して、塵の付着や傷
つきがないように、その表面を保護するために使用され
る表面保護フィルムあるいはプリント基板、その他の電
子部品、写真フィルムなどの表面保護乃至マスキングテ
ープとして優れた特性を示す粘着フィルムもしくはテー
プに関する。
【0002】
【従来の技術】表面保護フィルムあるいはマスキングテ
ープは、熱可塑性樹脂や紙からなる基材の一面に粘着層
が形成された構造であり、適度の粘着力(仮着性)を有
するとともに、使用後に各種被着体の表面を粘着剤で汚
染することなく容易に剥がすことができなければならな
い。
ープは、熱可塑性樹脂や紙からなる基材の一面に粘着層
が形成された構造であり、適度の粘着力(仮着性)を有
するとともに、使用後に各種被着体の表面を粘着剤で汚
染することなく容易に剥がすことができなければならな
い。
【0003】広幅の表面保護フィルムや、逆に、微細な
加工を要する電子部品や写真フィルムに使用された場合
には、使用後に各種被着体の表面から表面保護やマスキ
ングテープを剥がす際に、これらの表面保護フィルムや
マスキングテープの端部付近に、別種の粘着テープを重
ねて貼り、該テープをもって剥がすことにより表面保護
フィルムやマスキングテープを剥離し易くしたり、又、
塗装やメッキの工程で、これらの粘着フィルムもしくは
テープをマスキングテープ用に使用する場合、上記同様
に別種の粘着テープを重ねて貼る場合がしばしばであ
る。
加工を要する電子部品や写真フィルムに使用された場合
には、使用後に各種被着体の表面から表面保護やマスキ
ングテープを剥がす際に、これらの表面保護フィルムや
マスキングテープの端部付近に、別種の粘着テープを重
ねて貼り、該テープをもって剥がすことにより表面保護
フィルムやマスキングテープを剥離し易くしたり、又、
塗装やメッキの工程で、これらの粘着フィルムもしくは
テープをマスキングテープ用に使用する場合、上記同様
に別種の粘着テープを重ねて貼る場合がしばしばであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】表面保護フィルムとし
て、例えば、特公昭58−30911号公報、特開昭6
1−103975号公報などにより、ポリオレフィン系
樹脂などの熱可塑性樹脂からなる基材層の一面に、ブロ
ックゴム系粘着剤層が設けられた表面保護フィルムが開
示されている。しかしながら、これらの表面保護フィル
ムやマスキングテープの背面に離型処理が施されている
と、上記の別種の粘着テープも接着しにくくなり、更
に、基材が上記ポリオレフィン系樹脂からなる場合は、
アクリル系粘着テープに対する接着性が小さいため、こ
れらの粘着テープを重ねて貼りした重複部分の密着性不
足が生じるといった不具合があった。これは、剥離工程
中に粘着テープと表面保護フィルムが剥がれてしまうと
いったトラブルの原因になり、又、マスキング用途には
充分な遮蔽性が得られなくなるといった問題を引き起こ
す。この問題を解決するために背面にアンカーコートす
ると、ロール状に捲重した場合、捲戻しにくくなり、必
然的にセパレーターを使用しなければならなくなり、作
業性に欠け、且つ、コストも高くなるなどの問題を有す
るものである。
て、例えば、特公昭58−30911号公報、特開昭6
1−103975号公報などにより、ポリオレフィン系
樹脂などの熱可塑性樹脂からなる基材層の一面に、ブロ
ックゴム系粘着剤層が設けられた表面保護フィルムが開
示されている。しかしながら、これらの表面保護フィル
ムやマスキングテープの背面に離型処理が施されている
と、上記の別種の粘着テープも接着しにくくなり、更
に、基材が上記ポリオレフィン系樹脂からなる場合は、
アクリル系粘着テープに対する接着性が小さいため、こ
れらの粘着テープを重ねて貼りした重複部分の密着性不
足が生じるといった不具合があった。これは、剥離工程
中に粘着テープと表面保護フィルムが剥がれてしまうと
いったトラブルの原因になり、又、マスキング用途には
充分な遮蔽性が得られなくなるといった問題を引き起こ
す。この問題を解決するために背面にアンカーコートす
ると、ロール状に捲重した場合、捲戻しにくくなり、必
然的にセパレーターを使用しなければならなくなり、作
業性に欠け、且つ、コストも高くなるなどの問題を有す
るものである。
【0005】本発明者らは、上記従来の問題点を解消せ
んとして鋭意研究の結果、ポリイソブチレン系もしくは
ブロックゴム系の粘着剤層を有する粘着テープの背面に
設けられたポリビニルアルコールを主成分とする塗膜
が、粘着テープ、特に、アクリル系粘着テープとの初期
接着性に優れ、且つ、セパレーターを使用せずにロール
状捲重体から容易に捲戻しができるという知見に基づき
本発明を完成するに至ったのである。
んとして鋭意研究の結果、ポリイソブチレン系もしくは
ブロックゴム系の粘着剤層を有する粘着テープの背面に
設けられたポリビニルアルコールを主成分とする塗膜
が、粘着テープ、特に、アクリル系粘着テープとの初期
接着性に優れ、且つ、セパレーターを使用せずにロール
状捲重体から容易に捲戻しができるという知見に基づき
本発明を完成するに至ったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、基材の一面に、ポリイソブチレン系もしくはブロッ
クゴム系の粘着剤層が設けられており、他面に、ポリビ
ニルアルコールを主成分とする塗膜が設けられているこ
とを特徴とする粘着フィルムもしくはテープをその要旨
とするものである。
は、基材の一面に、ポリイソブチレン系もしくはブロッ
クゴム系の粘着剤層が設けられており、他面に、ポリビ
ニルアルコールを主成分とする塗膜が設けられているこ
とを特徴とする粘着フィルムもしくはテープをその要旨
とするものである。
【0007】請求項2記載の本発明は、基材がポリオレ
フィン系樹脂フィルムもしくはテープからなることを特
徴とする請求項1記載の粘着フィルムもしくはテープを
その要旨とするものである。
フィン系樹脂フィルムもしくはテープからなることを特
徴とする請求項1記載の粘着フィルムもしくはテープを
その要旨とするものである。
【0008】請求項1記載の本発明で使用される基材
は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイ
ミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂などのプラスチックフィルム、紙、セロファン、
布、不織布、金属箔、金属蒸着フィルムなどの単体及び
複合体から適宜選択される。
は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイ
ミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂などのプラスチックフィルム、紙、セロファン、
布、不織布、金属箔、金属蒸着フィルムなどの単体及び
複合体から適宜選択される。
【0009】請求項2記載の本発明で使用される基材
は、ポリオレフィン系樹脂フィルムもしくはテープから
なるが、このポリオレフィン系樹脂としては、低密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン
共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合
体、エチレン−n−ブチルアクリレート共重合体、ポリ
プロピレン(ホモポリマー、ランダムコポリマー、ブロ
ックコポリマー)等が挙げられる。又、上記のものの任
意の組合せによる混合物も使用できる。
は、ポリオレフィン系樹脂フィルムもしくはテープから
なるが、このポリオレフィン系樹脂としては、低密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン
共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合
体、エチレン−n−ブチルアクリレート共重合体、ポリ
プロピレン(ホモポリマー、ランダムコポリマー、ブロ
ックコポリマー)等が挙げられる。又、上記のものの任
意の組合せによる混合物も使用できる。
【0010】又、基材は上記のものの単体フィルムもし
くはテープであってもよいが、2種以上の複合フィルム
もしくはテープであってもよい。又、基材は無色透明で
あってもよいが、上記原材料を着色し、もしくは印刷を
施すなどして、種々の用途に供することができる。
くはテープであってもよいが、2種以上の複合フィルム
もしくはテープであってもよい。又、基材は無色透明で
あってもよいが、上記原材料を着色し、もしくは印刷を
施すなどして、種々の用途に供することができる。
【0011】請求項1及び請求項2記載の本発明で使用
されるポリイソブチレン系の粘着剤は、例えば、ポリイ
ソブチレン、ブチルゴム及びこれらの変性体(以下「ポ
リイソブチレン系エラストマー」という)を主体に、粘
着付与樹脂、軟化剤などが配合された組成物が挙げられ
る。上記ポリイソブチレン系エラストマーは、更に、加
硫剤や充填剤の添加によって、その凝集力を調整するこ
ともできる。
されるポリイソブチレン系の粘着剤は、例えば、ポリイ
ソブチレン、ブチルゴム及びこれらの変性体(以下「ポ
リイソブチレン系エラストマー」という)を主体に、粘
着付与樹脂、軟化剤などが配合された組成物が挙げられ
る。上記ポリイソブチレン系エラストマーは、更に、加
硫剤や充填剤の添加によって、その凝集力を調整するこ
ともできる。
【0012】又、ブロックゴム系粘着剤は、一般式A−
B−Aで表されるブロック共重合体及び一般式A−Bで
表されるブロック共重合体(但し、Aはスチレン系重合
体ブロック、Bはブタジエン重合体ブロック、イソプレ
ン重合体ブロック、またはそれらを水素添加して得られ
るオレフィン重合体ブロックである)(以下「スチレン
系熱可塑性エラストマー」という)を主体に、粘着付与
樹脂、軟化剤などが配合された組成物が挙げられる。
B−Aで表されるブロック共重合体及び一般式A−Bで
表されるブロック共重合体(但し、Aはスチレン系重合
体ブロック、Bはブタジエン重合体ブロック、イソプレ
ン重合体ブロック、またはそれらを水素添加して得られ
るオレフィン重合体ブロックである)(以下「スチレン
系熱可塑性エラストマー」という)を主体に、粘着付与
樹脂、軟化剤などが配合された組成物が挙げられる。
【0013】上記ブロックゴム系粘着剤において、スチ
レン系重合体ブロックAは平均分子量が4,000〜1
15,000程度のものが好ましく、更に8,000〜
60,000程度のものがより好ましい。そのガラス転
移温度は20℃以上のものが好ましい。
レン系重合体ブロックAは平均分子量が4,000〜1
15,000程度のものが好ましく、更に8,000〜
60,000程度のものがより好ましい。そのガラス転
移温度は20℃以上のものが好ましい。
【0014】又、ブタジエン重合体ブロック、イソプレ
ン重合体ブロックまたはこれらを水素添加して得られる
オレフィン重合体ブロックBは、平均分子量が20,0
00〜450,000程度のものが好ましく、更に5
0,000〜300,000程度のものがより好まし
い。そのガラス転移温度は−20℃以下のものが好まし
い。
ン重合体ブロックまたはこれらを水素添加して得られる
オレフィン重合体ブロックBは、平均分子量が20,0
00〜450,000程度のものが好ましく、更に5
0,000〜300,000程度のものがより好まし
い。そのガラス転移温度は−20℃以下のものが好まし
い。
【0015】上記A成分とB成分との好ましい重量比は
A/B=5/95〜50/50であり、さらに好ましく
はA/B=10/90〜30/70である。A/Bの値
が、50/50を超えるとポリマーのゴム弾性が小さく
なり、粘着性が発現し難くなり、5/95未満ではスチ
レンドメインが疎になり、凝集力が不足し、所望の接着
力が得られない。
A/B=5/95〜50/50であり、さらに好ましく
はA/B=10/90〜30/70である。A/Bの値
が、50/50を超えるとポリマーのゴム弾性が小さく
なり、粘着性が発現し難くなり、5/95未満ではスチ
レンドメインが疎になり、凝集力が不足し、所望の接着
力が得られない。
【0016】更に、上記粘着剤に、ポリオレフィン系樹
脂を添加することにより、ポリビニルアルコールを主成
分とする離型剤の層が設けられた自背面との親和性を更
に低下せしめることができる。このポリオレフィン系樹
脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−α
オレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレート共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メ
チルメタクリレート共重合体、エチレン−n−ブチルア
クリレート共重合体及びこれらの混合物が挙げられる。
脂を添加することにより、ポリビニルアルコールを主成
分とする離型剤の層が設けられた自背面との親和性を更
に低下せしめることができる。このポリオレフィン系樹
脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン−α
オレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレート共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メ
チルメタクリレート共重合体、エチレン−n−ブチルア
クリレート共重合体及びこれらの混合物が挙げられる。
【0017】このポリオレフィン系樹脂は、低分子量分
が少ないことが好ましく、具体的には、n−ペンタンに
よる沸点乾留で抽出される低分子量分が1.0重量%未
満であることが好ましい。低分子量分が1.0重量%を
超えて存在すると、この低分子量分が温度変化や経時変
化に応じて、粘着特性に悪影響を及ぼし、粘着力を低下
させるからである。
が少ないことが好ましく、具体的には、n−ペンタンに
よる沸点乾留で抽出される低分子量分が1.0重量%未
満であることが好ましい。低分子量分が1.0重量%を
超えて存在すると、この低分子量分が温度変化や経時変
化に応じて、粘着特性に悪影響を及ぼし、粘着力を低下
させるからである。
【0018】又、その配合量は、上記ポリイソブチレン
系エラストマー乃至スチレン系熱可塑性エラストマー1
00重量部に対し、300重量部以下程度が好ましく、
より好ましくは10〜200重量部である。配合量が3
00重量部を超えると粘着剤の粘着性の発現を阻害す
る。
系エラストマー乃至スチレン系熱可塑性エラストマー1
00重量部に対し、300重量部以下程度が好ましく、
より好ましくは10〜200重量部である。配合量が3
00重量部を超えると粘着剤の粘着性の発現を阻害す
る。
【0019】又、上記粘着剤には、シリコーンオイルを
添加することにより、ポリビニルアルコールを主成分と
する塗膜が設けられた自背面との親和性を更に低下せし
めることができる。このシリコーンオイルはポリアルコ
キシシロキサン鎖を主鎖にもつ高分子化合物で、粘着剤
層の疎水性を高め、更に接着界面、即ち、粘着剤層表面
にブリードするため、粘着剤の接着力を抑制し、接着昂
進現象が起き難くする働きがある。シリコーンオイルの
分子量は、1,000〜1,000,000程度が好ま
しく、更に好ましくは、10,000〜500,000
である。分子量が1,000,000を超えると、ポリ
イソブチレン系エラストマー乃至スチレン系熱可塑性エ
ラストマーとの相溶性が不足し、1,000未満では、
接着界面へのブリードが多く、所望の粘着力が得られな
い。又、その配合量は、上記ポリイソブチレン系エラス
トマー乃至スチレン系熱可塑性エラストマー100重量
部に対し、2重量部以下程度が好ましく、より好ましく
は1重量部以下である。配合量が2重量部を超えると粘
着剤の所望の粘着力が得られない。
添加することにより、ポリビニルアルコールを主成分と
する塗膜が設けられた自背面との親和性を更に低下せし
めることができる。このシリコーンオイルはポリアルコ
キシシロキサン鎖を主鎖にもつ高分子化合物で、粘着剤
層の疎水性を高め、更に接着界面、即ち、粘着剤層表面
にブリードするため、粘着剤の接着力を抑制し、接着昂
進現象が起き難くする働きがある。シリコーンオイルの
分子量は、1,000〜1,000,000程度が好ま
しく、更に好ましくは、10,000〜500,000
である。分子量が1,000,000を超えると、ポリ
イソブチレン系エラストマー乃至スチレン系熱可塑性エ
ラストマーとの相溶性が不足し、1,000未満では、
接着界面へのブリードが多く、所望の粘着力が得られな
い。又、その配合量は、上記ポリイソブチレン系エラス
トマー乃至スチレン系熱可塑性エラストマー100重量
部に対し、2重量部以下程度が好ましく、より好ましく
は1重量部以下である。配合量が2重量部を超えると粘
着剤の所望の粘着力が得られない。
【0020】又、上記粘着剤には、上記シリコーンオイ
ルに替えて、高級アルキル基を導入したポリエチレンイ
ミンを用いても同様の効果が得られる。上記高級アルキ
ル基を導入したポリエチレンイミンは、高級アルキル基
の導入によって、疎水性となったポリマーであり、その
分子量は、1,000〜30,000程度のものが好ま
しい。又、アルキル基は、ポリエチレンイミンのイミノ
基に対し、0.5〜1.0当量、好ましくは、0.7〜
1.0当量結合しているものが好ましく、高級アルキル
基としては、炭素数12以上のアルキル基が好ましく、
特に、オクタデシル基が好適に使用される。ポリエチレ
ンイミンに高級アルキル基を導入するには、例えば、ポ
リエチレンイミンに過剰の高級アルキルイソシアネート
を加え、加熱、攪拌下に、付加反応を行う方法が採られ
る。
ルに替えて、高級アルキル基を導入したポリエチレンイ
ミンを用いても同様の効果が得られる。上記高級アルキ
ル基を導入したポリエチレンイミンは、高級アルキル基
の導入によって、疎水性となったポリマーであり、その
分子量は、1,000〜30,000程度のものが好ま
しい。又、アルキル基は、ポリエチレンイミンのイミノ
基に対し、0.5〜1.0当量、好ましくは、0.7〜
1.0当量結合しているものが好ましく、高級アルキル
基としては、炭素数12以上のアルキル基が好ましく、
特に、オクタデシル基が好適に使用される。ポリエチレ
ンイミンに高級アルキル基を導入するには、例えば、ポ
リエチレンイミンに過剰の高級アルキルイソシアネート
を加え、加熱、攪拌下に、付加反応を行う方法が採られ
る。
【0021】高級アルキル基を導入したポリエチレンイ
ミンの配合量は、上記ポリイソブチレン系エラストマー
乃至スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対
し、5重量部以下程度であり、好ましくは3重量部以下
である。高級アルキル基を導入したポリエチレンイミン
の配合量が5重量部を超えると、粘着剤層の表面に多量
にブリードアウトして、被着体が汚染される。
ミンの配合量は、上記ポリイソブチレン系エラストマー
乃至スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対
し、5重量部以下程度であり、好ましくは3重量部以下
である。高級アルキル基を導入したポリエチレンイミン
の配合量が5重量部を超えると、粘着剤層の表面に多量
にブリードアウトして、被着体が汚染される。
【0022】本発明で使用される粘着付与樹脂は、上記
ポリイソブチレン系エラストマー乃至スチレン系熱可塑
性エラストマーと選択的に相溶するものであれば任意に
選ばれる。例えば、脂肪族系石油樹脂、テルペン樹脂、
クマロン・インデン樹脂、芳香族系石油樹脂、ロジン樹
脂、脂環族系石油樹脂等が好適に用いられる。粘着付与
樹脂の配合量は、上記ポリイソブチレン系エラストマー
乃至スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対
し、10〜200重量部であり、好ましくは、20〜1
50重量部であり、更に好ましくは、30〜100重量
部である。その配合量が10重量部未満では、粘着性が
発現され難く、逆に、200重量部を超えると、凝集力
が小さくなり、被着体に糊残りする。
ポリイソブチレン系エラストマー乃至スチレン系熱可塑
性エラストマーと選択的に相溶するものであれば任意に
選ばれる。例えば、脂肪族系石油樹脂、テルペン樹脂、
クマロン・インデン樹脂、芳香族系石油樹脂、ロジン樹
脂、脂環族系石油樹脂等が好適に用いられる。粘着付与
樹脂の配合量は、上記ポリイソブチレン系エラストマー
乃至スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対
し、10〜200重量部であり、好ましくは、20〜1
50重量部であり、更に好ましくは、30〜100重量
部である。その配合量が10重量部未満では、粘着性が
発現され難く、逆に、200重量部を超えると、凝集力
が小さくなり、被着体に糊残りする。
【0023】本発明における粘着剤には、上記の他、必
要に応じて、酸化防止剤などの安定剤が添加されてもよ
く、例えば、酸化防止剤である「イルガノクス101
0」(チバガイギー社製)は熱劣化に対して効果があ
る。
要に応じて、酸化防止剤などの安定剤が添加されてもよ
く、例えば、酸化防止剤である「イルガノクス101
0」(チバガイギー社製)は熱劣化に対して効果があ
る。
【0024】本発明において、基材に粘着剤層を積層す
る方法は特に限定しないが、共押出成形による方法が製
造装置及び製造工程が簡単であり、積層強度が高く、製
造能率もよいので好ましい。
る方法は特に限定しないが、共押出成形による方法が製
造装置及び製造工程が簡単であり、積層強度が高く、製
造能率もよいので好ましい。
【0025】本発明で使用されるポリビニルアルコール
は、水溶性のポリマーであり、分子内に大量の水酸基を
有しており、極めて親水性が高く、コーティングによっ
て、容易に皮膜を形成する能力を有する。上記ポリビニ
ルアルコールは、分子量1,000〜3,000,00
0程度のものが好ましい。分子量が1,000未満で
は、コーティング皮膜の機械強度が低く、擦過すること
で基材から剥離したり、粘着剤層に転写されて、粘着剤
層の粘着力を低下させる。又、逆に、分子量が3,00
0,000を超えると、粘度が高くなり、コーティング
皮膜の表面平滑性が損なわれるのみならず、粘着性が発
現したりするなど、離型剤としての性能が失われる。
は、水溶性のポリマーであり、分子内に大量の水酸基を
有しており、極めて親水性が高く、コーティングによっ
て、容易に皮膜を形成する能力を有する。上記ポリビニ
ルアルコールは、分子量1,000〜3,000,00
0程度のものが好ましい。分子量が1,000未満で
は、コーティング皮膜の機械強度が低く、擦過すること
で基材から剥離したり、粘着剤層に転写されて、粘着剤
層の粘着力を低下させる。又、逆に、分子量が3,00
0,000を超えると、粘度が高くなり、コーティング
皮膜の表面平滑性が損なわれるのみならず、粘着性が発
現したりするなど、離型剤としての性能が失われる。
【0026】又、ポリビニルアルコールは、ポリ酢酸ビ
ニルの鹸化によって製造されるが、本発明で使用される
ポリビニルアルコールは、鹸化度は50〜100%程度
が好ましく、更に好ましくは75%以上である。又、上
記ポリビニルアルコールは、基材の粘着剤層が設けられ
ている反対の面に塗布された後、ポリイソシアネート、
多価カルボン酸(無水物)、ジアルデヒド、金属アルコ
キシドなどの架橋剤を用いて架橋させたものであっても
よい。この様に、塗布後、架橋反応をさせる方法は、塗
工時には低分子量ポリビニルアルコールを用いることが
でき、良好な塗工性能が発揮され、架橋反応後、得られ
た高分子量ポリビニルアルコール皮膜は、好ましい機械
特性などを具有せしめることができるので好ましい方法
である。
ニルの鹸化によって製造されるが、本発明で使用される
ポリビニルアルコールは、鹸化度は50〜100%程度
が好ましく、更に好ましくは75%以上である。又、上
記ポリビニルアルコールは、基材の粘着剤層が設けられ
ている反対の面に塗布された後、ポリイソシアネート、
多価カルボン酸(無水物)、ジアルデヒド、金属アルコ
キシドなどの架橋剤を用いて架橋させたものであっても
よい。この様に、塗布後、架橋反応をさせる方法は、塗
工時には低分子量ポリビニルアルコールを用いることが
でき、良好な塗工性能が発揮され、架橋反応後、得られ
た高分子量ポリビニルアルコール皮膜は、好ましい機械
特性などを具有せしめることができるので好ましい方法
である。
【0027】上記ポリビニルアルコールの架橋度は、ゲ
ル分率で測定し、好ましくは80%以上、より好ましく
は90%である。ゲル分率が80%未満であると、塗膜
の強度が充分に得られず、部分的に塗膜が粘着剤層にく
っつき剥離され、所期の効果が得られない。猶、上記ゲ
ル分率の測定方法は、上記架橋されたポリビニルアルコ
ール0.2gを採取し、これを23℃の水100mlに
24時間攪拌浸漬し、然る後、ステンレス製200メッ
シュフィルターで濾別し、105℃、3時間ギヤーオブ
ンにて乾燥し、ゲル分を秤量し、ゲル分率を算出した。
ル分率で測定し、好ましくは80%以上、より好ましく
は90%である。ゲル分率が80%未満であると、塗膜
の強度が充分に得られず、部分的に塗膜が粘着剤層にく
っつき剥離され、所期の効果が得られない。猶、上記ゲ
ル分率の測定方法は、上記架橋されたポリビニルアルコ
ール0.2gを採取し、これを23℃の水100mlに
24時間攪拌浸漬し、然る後、ステンレス製200メッ
シュフィルターで濾別し、105℃、3時間ギヤーオブ
ンにて乾燥し、ゲル分を秤量し、ゲル分率を算出した。
【0028】又、上記ポリビニルアルコールには、必要
に応じて、架橋促進剤、可塑剤、充填剤、着色剤、安定
剤、紫外線吸収剤などが配合される。又、上記ポリビニ
ルアルコールの塗布量は、製品の用途によって個々に設
計されるが、使用される粘着剤の性質と、ポリビニルア
ルコールの塗布面に対する重ね合わせ粘着テープの接着
性を勘案し、一般的には、0.2〜5g/m2 程度であ
る。又、上記ポリビニルアルコールの塗布方法は、例え
ば、メイヤーバーコーター、グラビアコーター、ロール
コーターなどを用いることができる。又、基材との密着
性を向上させるために、予め、基材の塗布面をコロナ放
電処理、擦過処理、サンドマット処理などの表面処理を
行うことも有効である。猶、本発明においては、上記コ
ロナ放電処理によって、基材の塗布面の表面張力は40
ダイン/cm以上に調製されることが好ましい。
に応じて、架橋促進剤、可塑剤、充填剤、着色剤、安定
剤、紫外線吸収剤などが配合される。又、上記ポリビニ
ルアルコールの塗布量は、製品の用途によって個々に設
計されるが、使用される粘着剤の性質と、ポリビニルア
ルコールの塗布面に対する重ね合わせ粘着テープの接着
性を勘案し、一般的には、0.2〜5g/m2 程度であ
る。又、上記ポリビニルアルコールの塗布方法は、例え
ば、メイヤーバーコーター、グラビアコーター、ロール
コーターなどを用いることができる。又、基材との密着
性を向上させるために、予め、基材の塗布面をコロナ放
電処理、擦過処理、サンドマット処理などの表面処理を
行うことも有効である。猶、本発明においては、上記コ
ロナ放電処理によって、基材の塗布面の表面張力は40
ダイン/cm以上に調製されることが好ましい。
【0029】
【作用】請求項1及び2記載の本発明の粘着フィルムも
しくはテープは、基材の一面に、ポリイソブチレン系も
しくはブロックゴム系粘着剤層が設けられており、他面
に、これらの粘着剤層と極性を異にし、親和性の小さい
ポリビニルアルコールを主成分とする塗膜が設けられて
いるので、この粘着フィルムもしくはテープ捲重体の自
背面に対する離型性が良好であり、粘着フィルムもしく
はテープ捲重体から展開が極めて容易である。又、本発
明の粘着フィルムもしくはテープの背面に、分子内に強
い極性基を多数有する、例えば、アクリル系粘着剤使用
テープが接着力高く貼り付けることができ、従って、被
着体から本発明の粘着フィルムもしくはテープを容易に
剥離することができ、又、マスキング用途に使用する場
合、該重複部分の浮きや剥離もなく、高い遮蔽性が得ら
れ、作業を容易、且つ、確実に実施することができるの
である。請求項2記載の本発明の粘着フィルムもしくは
テープは、基材がポリオレフィン系樹脂フィルムもしく
はテープからなるものであるので、その一面に塗布され
ているポリイソブチレン系もしくはブロックゴム系粘着
剤層と極めて良好なるアンカーを示し、且つ、基材の他
面に塗布されているポリビニルアルコールを主成分とす
る塗膜と上記粘着剤層とは、前記する如く、親和性が小
さいので、離型性が良好であり、この粘着フィルムもし
くはテープ捲重体は極めて容易に展開が可能となるので
ある。
しくはテープは、基材の一面に、ポリイソブチレン系も
しくはブロックゴム系粘着剤層が設けられており、他面
に、これらの粘着剤層と極性を異にし、親和性の小さい
ポリビニルアルコールを主成分とする塗膜が設けられて
いるので、この粘着フィルムもしくはテープ捲重体の自
背面に対する離型性が良好であり、粘着フィルムもしく
はテープ捲重体から展開が極めて容易である。又、本発
明の粘着フィルムもしくはテープの背面に、分子内に強
い極性基を多数有する、例えば、アクリル系粘着剤使用
テープが接着力高く貼り付けることができ、従って、被
着体から本発明の粘着フィルムもしくはテープを容易に
剥離することができ、又、マスキング用途に使用する場
合、該重複部分の浮きや剥離もなく、高い遮蔽性が得ら
れ、作業を容易、且つ、確実に実施することができるの
である。請求項2記載の本発明の粘着フィルムもしくは
テープは、基材がポリオレフィン系樹脂フィルムもしく
はテープからなるものであるので、その一面に塗布され
ているポリイソブチレン系もしくはブロックゴム系粘着
剤層と極めて良好なるアンカーを示し、且つ、基材の他
面に塗布されているポリビニルアルコールを主成分とす
る塗膜と上記粘着剤層とは、前記する如く、親和性が小
さいので、離型性が良好であり、この粘着フィルムもし
くはテープ捲重体は極めて容易に展開が可能となるので
ある。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて具体的に説明
する。猶、実施例において、離型性能及び粘着フィルム
背面に対する重ね合わせ粘着テープの接着力は以下に示
した方法で試験、評価した。
する。猶、実施例において、離型性能及び粘着フィルム
背面に対する重ね合わせ粘着テープの接着力は以下に示
した方法で試験、評価した。
【0031】1.離型性能 JIS Z1522(セロハン粘着テ−プ)に準じて測
定した。実施例及び比較例で得られた粘着フィルムをス
テンレス板に、2Kgローラーにて、300mm/分の
速度で圧着し、圧着後、23℃×65%RHの条件で接
着昂進させ、試料とした。猶、重ね張り粘着フィルムと
しては、従って、同種粘着フィルムである。自背面に重
ね張りされた粘着フィルムは、次いで、50℃×24時
間の雰囲気に保持され、しかる後、剥離速度300mm
/分及び50m/分の低、高速の2水準で測定された。
剥離速度50m/分の測定は、テスタ−産業社製、高速
剥離試験機TF−701を使用した。
定した。実施例及び比較例で得られた粘着フィルムをス
テンレス板に、2Kgローラーにて、300mm/分の
速度で圧着し、圧着後、23℃×65%RHの条件で接
着昂進させ、試料とした。猶、重ね張り粘着フィルムと
しては、従って、同種粘着フィルムである。自背面に重
ね張りされた粘着フィルムは、次いで、50℃×24時
間の雰囲気に保持され、しかる後、剥離速度300mm
/分及び50m/分の低、高速の2水準で測定された。
剥離速度50m/分の測定は、テスタ−産業社製、高速
剥離試験機TF−701を使用した。
【0032】2.粘着フィルム背面に対する粘着テープ
の接着力 JIS Z1522(セロハン粘着テ−プ)に準じて測
定した。実施例及び比較例で得られた粘着フィルムをス
テンレス板に、2Kgローラーにて、300mm/分の
速度で圧着し、圧着後、23℃×65%RHの条件で接
着昂進させ、試料とした。猶、重ね張り粘着フィルムと
しては、アクリル系粘着フィルム(積水化学工業社製、
商品名:カットロン810)である。実施例及び比較例
で得られた粘着フィルムの背面に重ね張りされたアクリ
ル系粘着フィルムは、次いで、23℃×20分の雰囲気
に保持され、しかる後、剥離速度300mm/分で測定
された。
の接着力 JIS Z1522(セロハン粘着テ−プ)に準じて測
定した。実施例及び比較例で得られた粘着フィルムをス
テンレス板に、2Kgローラーにて、300mm/分の
速度で圧着し、圧着後、23℃×65%RHの条件で接
着昂進させ、試料とした。猶、重ね張り粘着フィルムと
しては、アクリル系粘着フィルム(積水化学工業社製、
商品名:カットロン810)である。実施例及び比較例
で得られた粘着フィルムの背面に重ね張りされたアクリ
ル系粘着フィルムは、次いで、23℃×20分の雰囲気
に保持され、しかる後、剥離速度300mm/分で測定
された。
【0033】(実施例1)ポリイソブチレン(エクソン
社製PIB、商品名:ビスタネックスMML−100)
100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学工業社製TF、
商品名:エステルガムH)100重量部、低密度ポリエ
チレン(三井石油化学社製、商品名:ミラソン12)5
0重量部からなる粘着剤組成物を180℃、窒素雰囲気
中で充分混和し、ホットメルトコーターによって、基材
のポリエステル樹脂フィルム(二村化学社製、商品名:
PET−FE2000、厚さ38μm)の一面に、厚さ
40μmの接着剤層が設けられた複合フィルムを得た。
次いで、基材の他の面をコロナ放電処理により、その表
面張力を54ダイン/cmとし、ポリビニルアルコール
(クラレ社製、商品名:PVA117、分子量80,0
00、鹸化度98.5%)のイソプロパノール/水=1
/1の10重量%溶液をメイヤーバーコーターにて、塗
布量0.8g/m2 で塗布乾燥し、粘着フィルムを得
た。得られた粘着フィルムの性能は、表1に示した。
社製PIB、商品名:ビスタネックスMML−100)
100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学工業社製TF、
商品名:エステルガムH)100重量部、低密度ポリエ
チレン(三井石油化学社製、商品名:ミラソン12)5
0重量部からなる粘着剤組成物を180℃、窒素雰囲気
中で充分混和し、ホットメルトコーターによって、基材
のポリエステル樹脂フィルム(二村化学社製、商品名:
PET−FE2000、厚さ38μm)の一面に、厚さ
40μmの接着剤層が設けられた複合フィルムを得た。
次いで、基材の他の面をコロナ放電処理により、その表
面張力を54ダイン/cmとし、ポリビニルアルコール
(クラレ社製、商品名:PVA117、分子量80,0
00、鹸化度98.5%)のイソプロパノール/水=1
/1の10重量%溶液をメイヤーバーコーターにて、塗
布量0.8g/m2 で塗布乾燥し、粘着フィルムを得
た。得られた粘着フィルムの性能は、表1に示した。
【0034】(実施例2)実施例1のポリイソブチレン
(エクソン社製PIB、商品名:ビスタネックスMML
−100)100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学工業
社製TF、商品名:エステルガムH)100重量部に替
えて、スチレン系熱可塑性エラストマー(シェル化学社
製SBS、商品名:カリフレックスTR−1107)1
00重量部、粘着付与樹脂(トーネックス社製TF、商
品名:エスコレッツ)100重量部を使用した以外は実
施例1と同様な方法で、粘着フィルムを得た。得られた
粘着フィルムの性能は、表1に示した。
(エクソン社製PIB、商品名:ビスタネックスMML
−100)100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学工業
社製TF、商品名:エステルガムH)100重量部に替
えて、スチレン系熱可塑性エラストマー(シェル化学社
製SBS、商品名:カリフレックスTR−1107)1
00重量部、粘着付与樹脂(トーネックス社製TF、商
品名:エスコレッツ)100重量部を使用した以外は実
施例1と同様な方法で、粘着フィルムを得た。得られた
粘着フィルムの性能は、表1に示した。
【0035】(実施例3)実施例2の基材のポリエステ
ル樹脂フィルム(二村化学社製、商品名:PET−FE
2000、厚さ38μm)に替えて、低密度ポリエチレ
ン(三井石油科学社製、商品名:ミラソン16)を押出
成形により厚さ38μmに製膜されたフィルムを使用
し、基材の他の面をコロナ放電処理により、その表面張
力を43ダイン/cmとした以外は実施例2と同様な方
法で、粘着フィルムを得た。得られた粘着フィルムの性
能は、表1に示した。
ル樹脂フィルム(二村化学社製、商品名:PET−FE
2000、厚さ38μm)に替えて、低密度ポリエチレ
ン(三井石油科学社製、商品名:ミラソン16)を押出
成形により厚さ38μmに製膜されたフィルムを使用
し、基材の他の面をコロナ放電処理により、その表面張
力を43ダイン/cmとした以外は実施例2と同様な方
法で、粘着フィルムを得た。得られた粘着フィルムの性
能は、表1に示した。
【0036】(実施例4)実施例3のスチレン系熱可塑
性エラストマー(シェル化学社製SBS、商品名:カリ
フレックスTR−1107)100重量部、粘着付与樹
脂(トーネックス社製TF、商品名:エスコレッツ)1
00重量部に替えて、スチレン系熱可塑性エラストマー
(クラレ社製SIS、商品名:セプトン2063)10
0重量部、粘着付与樹脂(安原油脂工業社製、商品名:
クリアロンP−115)100重量部を使用した以外は
実施例3と同様な方法で、粘着フィルムを得た。得られ
た粘着フィルムの性能は、表1に示した。
性エラストマー(シェル化学社製SBS、商品名:カリ
フレックスTR−1107)100重量部、粘着付与樹
脂(トーネックス社製TF、商品名:エスコレッツ)1
00重量部に替えて、スチレン系熱可塑性エラストマー
(クラレ社製SIS、商品名:セプトン2063)10
0重量部、粘着付与樹脂(安原油脂工業社製、商品名:
クリアロンP−115)100重量部を使用した以外は
実施例3と同様な方法で、粘着フィルムを得た。得られ
た粘着フィルムの性能は、表1に示した。
【0037】(比較例1)実施例4と同じ基材、同じ粘
着剤組成物を使用し、基材の背面は無処理の状態で、実
施例1〜4の方法にに準じて、粘着フィルムを得た。得
られた粘着フィルムの性能は、表1に示した。
着剤組成物を使用し、基材の背面は無処理の状態で、実
施例1〜4の方法にに準じて、粘着フィルムを得た。得
られた粘着フィルムの性能は、表1に示した。
【0038】(比較例2)実施例1のポリイソブチレン
(エクソン社製PIB、商品名:ビスタネックスMML
−100)100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学工業
社製TF、商品名:エステルガムH)100重量部に替
えて、アクリル系粘着剤(綜研化学社製、商品名:SK
ダイン1700)100重量部、イソシアネート硬化剤
(綜研化学社製、商品名:L−45)1重量部を使用
し、塗工機としてコンマコーターを使用した以外は実施
例1と同様な方法で、粘着フィルムを得た。得られた粘
着フィルムの性能は、表1に示した。
(エクソン社製PIB、商品名:ビスタネックスMML
−100)100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学工業
社製TF、商品名:エステルガムH)100重量部に替
えて、アクリル系粘着剤(綜研化学社製、商品名:SK
ダイン1700)100重量部、イソシアネート硬化剤
(綜研化学社製、商品名:L−45)1重量部を使用
し、塗工機としてコンマコーターを使用した以外は実施
例1と同様な方法で、粘着フィルムを得た。得られた粘
着フィルムの性能は、表1に示した。
【0039】(比較例3)実施例4と同じ基材、同じ粘
着剤組成物を使用し、基材の他の面をコロナ放電処理に
より、その表面張力を43ダイン/cmとし、ポリビニ
ルアルコール(クラレ社製、商品名:PVA117、分
子量80,000、鹸化度98.5%)のイソプロパノ
ール/水=1/1の10重量%溶液に替えて、非シリコ
ーン系離型剤(日本触媒化学社製、商品名:RP−1
8)を使用した以外は実施例4と同様な方法で、粘着フ
ィルムを得た。得られた粘着フィルムの性能は、表1に
示した。
着剤組成物を使用し、基材の他の面をコロナ放電処理に
より、その表面張力を43ダイン/cmとし、ポリビニ
ルアルコール(クラレ社製、商品名:PVA117、分
子量80,000、鹸化度98.5%)のイソプロパノ
ール/水=1/1の10重量%溶液に替えて、非シリコ
ーン系離型剤(日本触媒化学社製、商品名:RP−1
8)を使用した以外は実施例4と同様な方法で、粘着フ
ィルムを得た。得られた粘着フィルムの性能は、表1に
示した。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】請求項1及び2記載の本発明の粘着フィ
ルムもしくはテープは、基材の一面に、ポリイソブチレ
ン系もしくはブロックゴム系粘着剤層が設けられてお
り、他面に、これらの粘着剤層と極性を異にし、親和性
の小さいポリビニルアルコールを主成分とする塗膜が設
けられているので、この粘着フィルムもしくはテープ捲
重体の自背面に対する離型性が良好であり、粘着フィル
ムもしくはテープ捲重体から展開が極めて容易である。
又、本発明の粘着フィルムもしくはテープの背面に、分
子内に強い極性基を多数有する、例えば、アクリル系粘
着剤使用テープが接着力高く貼り付けることができ、従
って、被着体から本発明の粘着フィルムもしくはテープ
を容易に剥離することができ、又、マスキング用途に使
用する場合、該重複部分の浮きや剥離もなく、高い遮蔽
性が得られ、作業を容易、且つ、確実に実施することが
できるのである。請求項2記載の本発明の粘着フィルム
もしくはテープは、基材がポリオレフィン系樹脂フィル
ムもしくはテープからなるものであるので、その一面に
塗布されているポリイソブチレン系もしくはブロックゴ
ム系粘着剤層と極めて良好なるアンカーを示し、且つ、
基材の他面に塗布されているポリビニルアルコールを主
成分とする塗膜と上記粘着剤層とは、前記する如く、親
和性が小さいので、離型性が良好であり、この粘着フィ
ルムもしくはテープ捲重体は極めて容易に展開が可能と
なるのである。
ルムもしくはテープは、基材の一面に、ポリイソブチレ
ン系もしくはブロックゴム系粘着剤層が設けられてお
り、他面に、これらの粘着剤層と極性を異にし、親和性
の小さいポリビニルアルコールを主成分とする塗膜が設
けられているので、この粘着フィルムもしくはテープ捲
重体の自背面に対する離型性が良好であり、粘着フィル
ムもしくはテープ捲重体から展開が極めて容易である。
又、本発明の粘着フィルムもしくはテープの背面に、分
子内に強い極性基を多数有する、例えば、アクリル系粘
着剤使用テープが接着力高く貼り付けることができ、従
って、被着体から本発明の粘着フィルムもしくはテープ
を容易に剥離することができ、又、マスキング用途に使
用する場合、該重複部分の浮きや剥離もなく、高い遮蔽
性が得られ、作業を容易、且つ、確実に実施することが
できるのである。請求項2記載の本発明の粘着フィルム
もしくはテープは、基材がポリオレフィン系樹脂フィル
ムもしくはテープからなるものであるので、その一面に
塗布されているポリイソブチレン系もしくはブロックゴ
ム系粘着剤層と極めて良好なるアンカーを示し、且つ、
基材の他面に塗布されているポリビニルアルコールを主
成分とする塗膜と上記粘着剤層とは、前記する如く、親
和性が小さいので、離型性が良好であり、この粘着フィ
ルムもしくはテープ捲重体は極めて容易に展開が可能と
なるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JLF
Claims (2)
- 【請求項1】 基材の一面に、ポリイソブチレン系もし
くはブロックゴム系の粘着剤層が設けられており、他面
に、ポリビニルアルコールを主成分とする塗膜が設けら
れていることを特徴とする粘着フィルムもしくはテー
プ。 - 【請求項2】 基材がポリオレフィン系樹脂フィルムも
しくはテープからなることを特徴とする請求項1記載の
粘着フィルムもしくはテープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6150827A JPH0812948A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 粘着フィルムもしくはテープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6150827A JPH0812948A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 粘着フィルムもしくはテープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812948A true JPH0812948A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15505270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6150827A Pending JPH0812948A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 粘着フィルムもしくはテープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812948A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005048161A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-02-24 | Tredegar Film Products Corp | 凹凸面用のマスキングフィルム |
| WO2013191291A1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-12-27 | 住友化学株式会社 | セパレータの製造方法及び非水電解液二次電池 |
| JP2017517641A (ja) * | 2014-04-03 | 2017-06-29 | サントレ ナティオナル ド ラ ルシェルシェ シアンティフィク | 連続的な一方向押出しによるTiO2の巨視的繊維の製造方法、得られた繊維及びその使用 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6150827A patent/JPH0812948A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005048161A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-02-24 | Tredegar Film Products Corp | 凹凸面用のマスキングフィルム |
| WO2013191291A1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-12-27 | 住友化学株式会社 | セパレータの製造方法及び非水電解液二次電池 |
| JP2014002954A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Sumitomo Chemical Co Ltd | セパレータの製造方法及び非水電解液二次電池 |
| JP2017517641A (ja) * | 2014-04-03 | 2017-06-29 | サントレ ナティオナル ド ラ ルシェルシェ シアンティフィク | 連続的な一方向押出しによるTiO2の巨視的繊維の製造方法、得られた繊維及びその使用 |
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