JPH08129559A - 曖昧検索用インデックス情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情報作成方法 - Google Patents

曖昧検索用インデックス情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情報作成方法

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JPH08129559A
JPH08129559A JP6269425A JP26942594A JPH08129559A JP H08129559 A JPH08129559 A JP H08129559A JP 6269425 A JP6269425 A JP 6269425A JP 26942594 A JP26942594 A JP 26942594A JP H08129559 A JPH08129559 A JP H08129559A
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JP
Japan
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evaluation
information
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period
reference word
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Application number
JP6269425A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ogiwara
健 荻原
Sachiko Miyakuni
幸子 宮國
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、検索対象に対する少数の評価情報
が他の評価情報に与える影響、及び古いデータが新しい
データに与える影響を抑えることが可能な曖昧検索用イ
ンデックス情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情
報作成方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、曖昧検索用インデックス情報記憶
手段110、入力される時系列データを形態素に分解す
る形態素解析手段120、時系列データを時間的に区切
って期間毎に評価する時系列評価手段130、期間毎の
評価を平均化する主観評価平均化手段140、平均化さ
れた評価結果を曖昧検索用インデックス情報記憶手段1
10に反映する評価最新化手段150から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曖昧検索用インデック
ス情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情報作成方
法に係り、ある対象に対する個人の感じ方や考え方とい
った主観的な時系列のデータに基づいて当該対象の曖昧
検索用インデックス情報を自動的に作成・更新する曖昧
検索用インデックス情報作成装置及び曖昧検索用インデ
ックス情報作成方法に関する。
【0002】詳しくは、検索対象に対する評価情報、例
えばレストランの料理に対する味の評価のように、個人
の主観的な評価が中心であり客観的な評価が難しい対象
で、かつ、時間の経過に伴って評価が変化する可能性の
ある対象を記憶したデータベースを検索する際の曖昧検
索用のインデックス情報を、主観的な時系列データに基
づいて自動的に作成・更新する曖昧検索用インデックス
情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情報作成方法
に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の、曖昧検索用インデックス情報を
自動的に登録する方式は、検索対象に対する評価情報を
自然言語で記した時系列データが入力されると、当該時
系列データに含まれる検索対象に対する評価情報を抽出
し、抽出した評価情報を当該検索対象を検索するための
曖昧検索用インデックス情報として自動的に登録する方
式である。
【0004】以下に、従来の方式を図を用いて説明す
る。図12は、従来の方式のインデックス情報自動登録
装置の構成図を示す。同図に示すインデックス情報自動
登録装置500は、曖昧検索用インデックス情報記憶部
510、形態素解析部520、自動登録部530とから
構成される。曖昧検索用インデックス情報記憶部510
は、検索キーに対応する曖昧検索用の検索対象が登録さ
れている。例えば、「おいしい」という検索キーに対す
る曖昧検索用の検索対象として「レストランA」が登録
される。
【0005】形態素解析部520は、言語辞書521、
解析部522より構成される。解析部522は、入力さ
れる自然言語のデータを言語辞書521を参照して語句
の最小単位である形態素に分解する。言語辞書521
は、自然言語データを形態素に分解するための形態素規
則や文法規則を記憶している。解析部521は、検索対
象に対する評価情報を自然言語で記した時系列データが
入力されると、言語辞書111に基づいて当該時系列デ
ータを形態素に分解する。
【0006】自動登録部530は、シソーラステーブル
531、登録部532より構成され、分解された形態素
から検索対象の評価情報に関する形態素を抽出し、曖昧
検索用インデックス情報記憶部510へ登録する。シソ
ーラステーブル531は、概念の体系を用語の体系によ
って表現したテーブルであり、検索対象の業種や分野に
応じて当該検索対象の評価情報に関わる用語(以下、基
準語と記す)や同義語等が記憶されている。例えば、
「おいしい」という基準語に対して「うまい」や「いけ
る」といった同義語が記憶されている。登録部532
は、解析部522が分解した形態素と一致する基準語や
同義語がシソーラステーブル531に記憶されているか
否かを検索し、一致した基準語又は一致した同義語に対
応する基準語を、入力された検索対象に対する評価情
報、即ち検索キーとして曖昧検索用インデックス情報記
憶部510に登録する。
【0007】以下に、従来の方式の動作を図を用いて説
明する。図13は、従来の方式のインデックス情報自動
登録装置の動作を示すフローチャートである。 (ステップ601) 形態素解析部520の解析部52
2は、検索対象に対する評価情報を自然言語で記した時
系列データが入力されると、言語辞書521を参照しな
がら形態素に分解して登録部532へ出力する。
【0008】(ステップ602) 自動登録部530の
登録部532は、解析部522より入力された形態素を
時系列順に一語ずつ抽出する。 (ステップ603) 登録部532は、抽出した形態素
に基づいてシソーラステーブル531を検索し、抽出し
た形態素と一致する基準語又は同義語が存在しない場合
にはステップ605へ移行する。
【0009】(ステップ604) 登録部532は、ス
テップ603で一致した基準語又は同義語に対応する基
準語を、検索対象Aに対する曖昧検索用の検索キーとし
て曖昧検索用インデックス情報記憶部510へ登録す
る。 (ステップ605) 登録部532は、解析部522よ
り入力された全ての形態素を処理したか否かを確認し、
全ての形態素を処理していない場合にはステップ602
へ移行し、全ての形態素を処理した場合には処理を終了
する。
【0010】上記一連の処理により、従来の方式のイン
デックス情報自動登録装置500は、自然言語により記
された検索対象に対する主観的な評価情報が時系列デー
タとして入力されると、検索対象に対する評価情報を表
す形態素を抽出して基準語に変換し、変換した基準語を
検索キーとして当該検索対象を曖昧検索用インデックス
情報記憶部510に自動的に登録することが可能とな
る。
【0011】具体的には、「レストランAはうまい。」
といった個人の主観的なデータが入力されると、評価対
象「レストランA」を「うまい」と評価する。また、
「うまい」という評価の基準語は「おいしい」なので、
基準語「おいしい」を検索対象「レストランA」の検索
キーとして曖昧検索用インデックス情報記憶部510に
自動的に登録する。
【0012】また、時間の経過に伴って「レストランA
は最悪。」というデータが入力されると、「最悪」の基
準語である「まずい」を検索対象「レストランA」の検
索キーとして曖昧検索用インデックス情報記憶部510
に自動的に登録する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式には以下に示す問題点がある。従来の方式の第
1の問題点は、入力されるデータが、他人には必ずしも
通用しない個人独自の事物に対する見方・考え方・判断
の仕方といった主観的なデータであっても、入力データ
に基づいて逐次画一的に処理し、当該入力データに含ま
れる検索対象に対する評価情報を当該検索対象に対する
検索キーとしてインデックス情報に登録してしまう点で
ある。このため、検索対象に対する評価情報が少数意見
であったとしても、当該評価情報を検索キーとして自動
的にインデックス情報に登録してしまう。
【0014】また、従来の第2の問題点は、一度インデ
ックス情報に登録された検索キーは、自動的には削除さ
れないという点である。例えば、図13の曖昧検索用イ
ンデックス情報記憶部510のように、過去に「まず
い」と評価されたため検索キー「まずい」の検索対象と
して「レストランA」が登録されている場合、その後
「おいしい」と評価されることによって検索キー「おい
しい」にも検索対象として「レストランA」が登録され
ることになる。このため、インデックス情報には、古い
評価情報に基づき登録された検索キーと最新の評価情報
に基づき登録された検索キーとが混在してしまう。
【0015】また、従来の第3の問題点は、作成された
曖昧検索用インデックス情報には上記第1、第2の問題
が含まれているため、当該インデックス情報を利用した
曖昧検索の結果は信頼性の低い結果となってしまう点で
ある。信頼性を向上させるためには、自動的に作成され
た曖昧検索用インデックス情報記憶部510を人手によ
って削除・更新しなければならない。図13の例の場合
には、過去の評価情報に基づいて作成された検索キー
「まずい」による検索対象の「レストランA」を削除す
る必要がある。
【0016】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、検索対象に対する少数の評価情報が他の評価情報に
与える影響を抑えるとともに、古いデータが新しいデー
タに与える影響を抑えることが可能な曖昧検索用インデ
ックス情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情報作
成方法を提供することを目的とする。また、本発明は、
偏りのない平均化された評価情報を曖昧検索用インデッ
クス情報として登録することが可能な曖昧検索用インデ
ックス情報作成装置及び曖昧検索用インデックス情報作
成方法を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、検索対象に対する評価情
報の時間的な変化を反映して曖昧検索用インデックス情
報を更新するとともに、更新に伴い古くなる既登録のイ
ンデックス情報を自動的に削除することが可能な曖昧検
索用インデックス情報作成装置及び曖昧検索用インデッ
クス情報作成方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。本発明の、曖昧検索用インデックス情報作
成装置100は、検索対象に対する主観的な評価情報が
時系列に入力されると、所定の期間における評価情報の
出現率に基づいて検索対象の評価結果を決定し、曖昧検
索するための曖昧検索用インデックス情報に反映させ
る。
【0019】また、上記曖昧検索用インデックス情報作
成装置100は、曖昧検索用インデックス情報を記憶す
る曖昧検索用インデックス情報記憶手段110と、評価
情報が自然言語で記された時系列データとして入力され
ると、当該時系列データを分析して形態素に分解し、評
価情報の対象となる検索対象を識別する形態素分析手段
120と、形態素から評価情報を抽出して評価の基準と
なる基準語に変換し、評価情報と基準語との評価の関連
度を基準語毎に積算し、積算結果に基づいて検索対象の
積算期間を区切って期間評価情報を決定する時系列評価
手段130と、同一の期間評価情報の連続回数に基づい
て検索対象に対する評価情報を平均化して評価結果を決
定する主観評価平均化手段140と、評価結果を検索対
象の曖昧検索用インデックス情報に反映して曖昧検索用
インデックス情報記憶手段110を更新し、最新化する
評価最新化手段150とを有する。
【0020】また、上記時系列評価手段130は、検索
対象に応じた基準語と当該基準語の同義語との関連度を
記憶するシソーラステーブル131と、検索対象毎に、
基準語毎の積算値と積算期間を区切るための積算終了条
件を記憶する時系列評価テーブル132とを有し、シソ
ーラステーブル131を参照して評価情報に対応する基
準語及び関連度を取得する評価数値化手段133と、評
価数値化手段133によって取得された基準語及び関連
度に基づいて時系列評価テーブル132の積算値を更新
する評価積算手段134と、時系列評価テーブル132
を参照して、積算終了条件を満たす基準語を期間評価情
報として決定する期間評価決定手段135とを有する。
【0021】また、上記時系列評価テーブル132は、
基準語を、検索対象を1値で評価する基準語と2値以上
で評価する基準語の組とに分類し、1値で評価する基準
語については積算値の到達値を、また2値以上で評価す
る基準語の組については組となる基準語間の積算値の差
の到達値を積算終了条件として記憶する。また、上記主
観評価平均化手段140は、検索対象に応じた基準語毎
の期間評価情報に決定された連続回数と基準語を評価結
果として決定するための必要連続回数とを記憶する主観
評価平均化テーブル141を有し、期間評価決定手段1
35の決定した期間評価情報に基づいて、主観評価平均
化テーブル141の連続回数を積算する期間評価積算手
段142と、主観評価平均化テーブル141を参照し
て、必要連続回数を満たす基準語を検索対象に対する評
価結果として決定する評価決定手段143とを有する。
【0022】また、上記評価最新化手段150は、曖昧
検索用インデックス情報記憶手段110のインデックス
情報に、当該評価結果に対応する検索対象が既に登録さ
れている場合には削除する手段を含む。図2は、本発明
の原理を説明するフローチャートを示す。本発明の曖昧
検索用インデックス情報作成方法は、検索対象に対する
主観的な評価情報が時系列に入力されると、所定の期間
における評価情報の出現率に基づいて該検索対象の評価
結果を決定し、検索対象を曖昧検索するための曖昧検索
用インデックス情報に反映させる。
【0023】また、本発明の曖昧検索用インデックス情
報作成方法は、評価情報が自然言語で記された時系列デ
ータとして入力されると、時系列データを分析して形態
素に分解し、評価情報の対象となる検索対象を識別し
(ステップ1)、形態素から評価情報を抽出して評価の
基準となる基準語に変換し、評価情報と基準語との評価
の関連度を基準語毎に積算し、積算結果に基づいて検索
対象の積算期間を区切って期間評価情報を決定し(ステ
ップ2)、同一の期間評価情報の連続回数に基づき検索
対象に対する評価情報を平均化して評価結果を決定し
(ステップ3)、評価結果を曖昧検索用インデックス情
報に反映して最新化する(ステップ4)。
【0024】また、上記期間評価情報を決定する際に
(ステップ2)、検索対象に応じた、基準語と当該基準
語の同義語との関連度を記憶したテーブルを参照して評
価情報に対応する基準語及び関連度を取得し(ステップ
2−1)、取得した基準語及び関連度に基づいて基準語
毎に関連度を積算し(ステップ2−2)、積算値が所定
の条件を満たした際に積算期間を区切り、条件を満たし
た基準語を当該積算期間における期間評価情報として決
定する(ステップ2−3)。
【0025】また、基準語を、検索対象を1値で評価す
る基準語と2値以上で評価する基準語の組とに分類し、
1値で評価する基準語については積算値の到達値を、ま
た2値以上で評価する基準語の組については組となる基
準語間の積算値の差の到達値を積算終了条件する。ま
た、上記評価結果を決定する際に(ステップ3)、期間
評価情報の連続回数を積算し(ステップ3−1)、連続
回数が予め設定された必要連続回数を満たす期間評価情
報を、評価結果として決定する(ステップ3−2)。
【0026】また、上記評価結果を曖昧検索用インデッ
クス情報に反映して最新化する際に(ステップ4)、評
価結果と組になる基準語の曖昧検索用インデックス情報
に当該評価結果に対応する検索対象が登録されている場
合には削除する。
【0027】
【作用】本発明の、曖昧検索用インデックス情報作成装
置及び曖昧検索用インデックス情報作成方法は、時系列
に入力される検索対象に対する評価情報を時間的に期間
を区切り、期間毎に評価情報の出現率に基づいて期間評
価情報を決定することにより検索対象に対する評価情報
を平均化して検索用インデックス情報として評価情報
(検索キー)に対応する検索対象を一意に決定すること
により、1つの検索対象に対して異なる性格をもつ検索
用インデックス情報を除外して検索対象のサーチに最適
なインデックス情報を作成する。
【0028】また、本発明では、シソーラステーブルに
基準語と同義語との関連を示す関連度を付加し、入力さ
れる主観的な評価情報を数値として客観的に捉えてい
る。また、本発明では、検索対象に対する評価情報が時
系列に入力されても、各評価情報を直ちに当該検索対象
に対する評価結果として決定するのではなく、期間を区
切って、各期間毎の期間評価情報を決定している。これ
により、過去の評価情報が新しい評価情報に与える影響
を抑えることが可能となる。また、各期間内の評価情報
の出現率に基づいて期間評価情報を決定するため、少数
の主観的な評価情報による影響を抑えることも可能とな
る。
【0029】また、本発明では、同一の期間評価情報が
所定の回数連続した場合にだけ、その期間評価情報を検
索対象に対する評価結果として決定してインデックス情
報の更新を行なっている。これにより、時間的に変動す
る評価情報による影響を抑えた平均化された安定的な評
価結果を得ることが可能となる。更に、本発明では、評
価基準となる基準語を、1値の基準語と2値以上の基準
語とに分類して管理している。このため、「おいしい」
「まずい」のような相反する評価情報を識別することが
でき、相反する評価情報の検索キーに同一の検索対象を
インデックスとして登録することを防ぐことができる。
【0030】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。以下に示す実施例は、ある検索対象Sに関する
個人の主観的な評価情報を自然言語で記述して入力する
ことにより、検索対象Sに関する曖昧検索用インデック
ス情報を自動的に作成・更新する装置の例である。本実
施例では、「レストランAはうまい。」のような、個人
によるバラツキのある主観的なデータが時系列に入力さ
れると、評価情報の対象、即ち曖昧検索の対象となる検
索対象S「レストランA」に対する主観的な評価情報
「うまい」を、評価基準となる語(以下、基準語と記
す)「おいしい」に変換する。その際、基準語「おいし
い」と評価情報「うまい」との関連度を数値で表現す
る。また、時系列に入力される評価情報を所定の期間に
区切るとともに、各期間に入力される評価情報を基準語
に変換して数値として積算し、期間内の評価情報を平均
化して期間評価情報を決定する。また、主観的なデータ
は時系列に入力されるため、ある時間が経過した際に当
該検索対象Sに対する評価情報が「うまい」から「最
悪」に変化することもある。本実施例では、このような
検索対象Sに対する評価情報の時間的な変化も的確に捉
えて評価結果を決定し、曖昧検索用インデックス情報の
更新・最新化を行なう。
【0031】図3は、本発明の一実施例の曖昧検索用イ
ンデックス情報作成装置の構成図を示す。同図に示す曖
昧検索用インデックス情報作成装置100は、曖昧検索
用インデックス情報記憶部110、形態素解析部12
0、時系列評価部130、主観評価平均化部140、評
価最新化部150より構成され、外部に入力部10及び
表示部20が接続されている。
【0032】入力部10は、自然言語による検索対象S
に対する主観的な評価情報を、入力データとして曖昧検
索用インデックス情報作成装置100へ入力する。表示
部20は、入力データの表示等を行なう。曖昧検索用イ
ンデックス情報記憶部110(以下、インデックス記憶
部110と記す)は、曖昧検索用インデックス情報作成
装置100の作成する情報で、検索対象Sに対する曖昧
検索用のインデックス情報を記憶するデータベースであ
る。例えば、曖昧検索用の検索キー「おいしい」に対し
て検索対象S「Aレストラン」を記憶する。また、検索
キーKによっては、当該検索キーKと組になる検索キー
C が組み合わせて登録されている。例えば、検索キー
K「おいしい」と組になる検索キーKC は「まずい」と
なる。組の説明については後述する。
【0033】形態素解析部120は、言語辞書121及
び検索対象Sの名称の項を有する検索対象テーブル12
2を内部に有する。形態素解析部120は、入力部10
より自然言語で記された検索対象Sに対する主観的な評
価情報を含むデータが時系列に入力されると、言語辞書
121を参照して当該データを解析し、用語の最小単位
である形態素に分割する。また、検索対象テーブル12
2を参照しながら分割した形態素が評価情報の対象とし
ている検索対象Sを識別し、識別結果を形態素と合わせ
てデータの入力順に時系列評価部130へ出力する。
【0034】言語辞書121は、自然言語データを形態
素に分解するための形態素規則や文法規則を記憶した辞
書である。検索対象テーブル122は、検索対象Sの名
称の項からなる検索対象Sのテーブルであり、形態素解
析部120が入力されるデータの各形態素との照合を行
って当該データの評価対象、即ち検索対象Sを識別する
際に使用される。
【0035】時系列評価部130は、基準語、当該基準
語の同義語、基準語と同義語との関連度の項を有するウ
ェイト付きシソーラステーブル記憶部131と、基準
語、得点、積算終了条件の項を有する時系列評価テーブ
ル記憶部132とを内部に有する。時系列評価部130
は、ウェイト付きシソーラステーブル記憶部131を検
索して、形態素解析部120から入力される形態素を評
価の基準となる基準語に変換すると共に当該評価の度合
いを数値化し、基準語毎に積算して時系列評価テーブル
記憶部132へ記憶する。また積算結果に基づいて基準
語毎の積算期間を区切ると共に、検索対象Sの積算期間
における評価情報を期間評価情報として決定して主観評
価平均化部140へ出力する。積算期間を区切ることに
より過去の古い評価情報が新しい評価情報へ与える影響
を抑制することができる。
【0036】ウェイト付きシソーラステーブル記憶部1
31は、概念の体系を用語の体系によって表現したテー
ブルを記憶したデータベースである。ウェイト付きシソ
ーラステーブルは、検索対象Sの業種や分野に応じて用
意されており、当該検索対象Sの評価情報の基準語と当
該基準語に対する同義語等をシソーラスで表現し、同義
語に対して基準語との関連度、即ち、同義語の基準語に
対するウェイトを数値化してシソーラスに付与している
テーブルである。
【0037】図4は、本発明の一実施例のウェイト付き
シソーラステーブル記憶部の例を示す図である。同図に
示すウェイト付きシソーラステーブル記憶部131は、
業種・分野毎の複数のウェイト付きシソーラステーブル
から構成される。同図の最前面のテーブルは、「飲食業
用」のウェイト付きシソーラステーブルの例を示してお
り、基準語1311、同義語1312、及びウェイトで
ある関連度1313で構成されている。例えば、「うま
い」又は「いける」という評価情報は、飲食業において
基準語1311「おいしい」で表現することを示してい
る。また、基準語1311「おいしい」を「1」とした
場合、「おいしい」と「うまい」との関連度1313は
「1」、即ち、「おいしい」という表現と「うまい」と
いう表現はその評価の程度が同等であることを示してい
る。また、「おいしい」と「いける」との関連度131
3は「0.5」であることから、「いける」という表現
は「おいしい」という表現と比べるとその評価の程度は
半分程度となることを示している。上述のように、本実
施例において関連度1313といった場合、基準語13
11の関連度1313は常に「1」であり、関連度13
13には予め適切な値がセットされている。
【0038】時系列評価テーブル記憶部132は、検索
対象Sに対する主観的な評価情報を基準語1311によ
る関連度1313に基づく数値評価情報として積算し、
積算値が所定の条件を満たした場合に、当該条件を満た
した基準語1311を積算期間における期間評価情報と
して決定するための検索対象S毎の時系列評価テーブル
を記憶するデータベースである。
【0039】図5は、本発明の一実施例の時系列評価テ
ーブル記憶部の例を示す図である。同図に示す時系列評
価テーブル記憶部132は、「レストランA用」「レス
トランB用」等の検索対象S毎の複数の時系列評価テー
ブルから構成される。また、各テーブルは基準語1語で
検索対象Sを評価する1値の基準語、基準語2語が組に
なって検索対象Sを評価する2値の基準語のように、検
索対象Sを評価する際の基準語1321の組の数によっ
て分類されている。
【0040】同図の例は、「レストランA用」の時系列
評価テーブルを示しており、1値・2値の分類、基準語
1321、得点1322、積算終了条件1323で構成
されている。1値・2値の分類は、「カントリー」のよ
うに1つの基準語で検索対象Sを評価するものと、「お
いしい」「まずい」のように2つの基準語が組になって
検索対象Sを評価するものとを分類するものである。例
えば、基準語「おいしい」と組になる基準語は「まず
い」である。また、3値の場合には組となる基準語の数
が3となり、n値の場合には組となる基準語の数がnと
なる。得点1322は、入力される評価情報を基準語1
311に変換した際の関連度1313を基準語毎に積算
するための領域であり初期値は「0」である。積算終了
条件1323は、基準語1321毎の得点1322への
関連度1313の積算終了の条件であり、得点1322
が「0」の時から積算終了までの積算期間を1つの区切
りとし、当該積算期間における検索対象Sの期間評価情
報を決定するための条件であり、基準語1321毎に予
めセットされている。基準語1321が1値の場合、積
算積算終了条件1323には得点1322の到達値がセ
ットされており、2値の場合には、組となる基準語13
21との得点差の到達値がセットされている。同図に示
した1値の基準語1321「カントリー」の場合、得点
1322が「4」に達した時点で積算終了を意味する。
また、2値の基準語1321「おいしい」と「まずい」
の場合、基準語1321「おいしい」が基準語1321
「まずい」より8点多くなって両者の得点差が「8」に
達した時点で積算終了となる。
【0041】主観評価平均化部140は、内部に主観評
価平均化テーブル記憶部141を有する。主観評価平均
化部140は、時系列評価部130から期間評価情報
(積算期間における検索対象Sの評価情報を示す基準語
1321)が入力されると、当該期間評価情報毎の連続
回数をチェックし、所定の連続回数に達した期間評価情
報を、検索対象Sに対する評価結果Rとして決定して評
価最新化部150へ出力する。これにより、期間評価情
報が積算期間毎に変わるような変動的な評価情報の平均
化を行い、安定した評価結果Rを得ることができる。
【0042】主観評価平均化テーブル記憶部141は、
時系列評価部130によって決定された、時系列に入力
される検索対象Sに対する主観的な評価情報の、期間評
価情報の連続評価回数を積算して、所定の連続評価回数
に達した期間評価情報を当該検索対象Sに対する評価結
果Rとして決定するための検索対象S毎のテーブルを記
憶したデータベースである。
【0043】図6は、本発明の一実施例の主観評価平均
化テーブル記憶部の例を示す図である。同図に示す主観
評価平均化テーブル記憶部141は、「レストランA
用」「レストランB用」等の検索対象S毎の複数の主観
評価平均化テーブルから構成される。また、各テーブル
の構成は基本的に上述の時系列評価テーブルと同様であ
る。同図の最前面のテーブルは、「レストランA用」の
主観評価平均化テーブルを示しており、1値、2値の分
類とともに、期間評価情報1411、連続評価回数14
12、及び必要連続回数1413で構成されている。
【0044】同図の例では、検索対象「レストランA」
に対する期間評価情報1411「おいしい」の連続評価
回数1412は「2」なので、次に期間評価情報が「お
いしい」と決定された場合、連続評価回数が「3」とな
り必要連続回数1413「3」に達して条件を満たす。
また、図5の時系列評価テーブルの例と同様に、2値の
分類の場合、組となる2つの期間評価情報1411が存
在する。例えば、期間評価情報1411「おいしい」と
組になる期間評価情報1411は「まずい」である。
【0045】評価最新化部150は、主観評価平均化部
140の決定した評価結果Rを検索キーKとして、イン
デックス記憶部110の当該検索キーKに検索対象Sを
登録する。また、当該評価結果Rが2値以上の基準語の
場合には、インデックス記憶部110の検索キーKと組
になっている検索キーKC に登録されている検索対象S
を削除してインデックス情報を最新化する。即ち、当該
評価結果Rが2値以上の基準語の場合、1つの検索対象
は組になっている検索キーの何れか1つの検索キーにだ
け登録される。
【0046】以下に、本発明の曖昧検索用インデックス
情報作成装置100の動作を図を用いて説明する。図7
は、本発明の一実施例の曖昧検索用インデックス情報作
成装置の動作を示すフローチャートである。 (ステップ101) 形態素解析部120は、入力部1
0より入力される自然言語による検索対象Si (i=
1,…,n)に対する主観的な評価情報を含む時系列デ
ータを、言語辞書121を参照して形態素に分解すると
ともに、検索対象テーブル122を参照して検索対象S
を識別し、形態素と検索対象Sとを時系列評価部130
へ出力する。
【0047】(ステップ102) 時系列評価部130
は、形態素解析部120より入力された検索対象Sと形
態素に基づき、ウェイト付きシソーラステーブル記憶部
131を参照して形態素を基準語1311に変換し、関
連度1313を時系列評価テーブル記憶部132に積算
する。また、積算終了条件1323を満たす基準語13
21を期間評価情報として決定し、主観評価平均化部1
40へ出力する。ステップ102の期間評価決定処理の
詳細な動作を図8に示す。
【0048】(ステップ1021) 時系列評価部13
0は、形態素解析部120より入力された検索対象Sと
形態素に基づいて形態素を時系列順に1語取り出す。 (ステップ1022) 時系列評価部130は、取り出
した形態素と一致する基準語1311又は同義語131
2がウェイト付きシソーラステーブル記憶部131の検
索対象Sに対応するウェイト付きシソーラステーブルに
登録されていない場合にはステップ105(図7)へ移
行し、登録されている場合にはステップ1023へ移行
する。
【0049】(ステップ1023) 上記ステップ10
22で登録されている場合には、時系列評価部130
は、一致した基準語1311又は同義語1312に対応
する基準語1311と関連度1313とをウェイト付き
シソーラステーブル記憶部131から読み出し、時系列
評価テーブル記憶部132の検索対象Sに対応する時系
列評価テーブル中の基準語1311と同一の基準語13
21の得点1322に、関連度1313を積算する。
【0050】(ステップ1024) 時系列評価部13
0は、積算した基準語1321が積算終了条件1323
を満たしていない場合には、ステップ105(図7)へ
移行し、積算終了条件1323を満たしている場合には
ステップ1025へ移行する。 (ステップ1025) 上記ステップ1024で積算条
件1323を満たしている場合には、時系列評価部13
0は、積算終了条件1323を満たしている基準語13
21を検索対象Sの積算期間における期間評価情報とし
て決定し、主観評価平均化部140へ出力する。
【0051】(ステップ1026) 時系列評価部13
0は、時系列評価テーブル中の上記ステップ1025で
決定された期間評価情報と同一或いは組になる基準語1
321の得点1322を「0」クリアしてステップ10
3へ移行する。 (ステップ103) 主観評価平均部140は、時系列
評価部130の決定した期間評価情報に基づき、主観評
価平均化テーブル記憶部141の対応する主観評価平均
化テーブル中の当該期間評価情報1411の連続評価回
数(CNT)1412をインクリメント(CNT=CN
T+1)し、連続評価回数1412が必要連続回数14
13を満たし、期間評価情報1411を評価結果Rとし
て決定し、評価最新化部150へ出力する。ステップ1
03の評価平均化処理の詳細な動作を図9に示す。
【0052】(ステップ1031) 主観評価平均化部
140は、主観評価平均化テーブル記憶部141中の検
索対象Sに対応する主観評価平均化テーブルを参照し、
時系列評価部130より入力された期間評価情報141
1の連続評価回数1412が「0」でない場合(CNT
>0)にはステップ1033へ移行し、「0」の場合
(CNT=0)にはステップ1032へ移行する。
【0053】(ステップ1032) 連続評価回数が
「0」(CNT=0)の場合には、主観評価平均化部1
40は、主観評価平均化テーブルの入力された期間評価
情報1411と組になる期間評価情報1411の連続が
終了したため、連続評価回数1412を「0」クリアす
る(CNT=0)。 (ステップ1033) 上記ステップ1031で時系列
評価部130より入力された期間評価情報1411の連
続評価回数1412が「0」でない場合(CNT>0)
及び、上記ステップ1032に続いて、主観評価平均化
部141は主観評価平均化テーブルの入力された期間評
価情報1411の連続評価回数1412をインクリメン
トする(CNT=CNT+1)。
【0054】(ステップ1034) 主観評価平均化部
140は、インクリメントした期間評価情報1411の
連続評価回数1412が、必要連続回数1413を満た
していない場合にはステップ105(図7)へ移行し、
必要連続回数1413を満たしている場合にはステップ
1035へ移行する。 (ステップ1035) 上記ステップ1034で必要連
続回数1413を満たしている場合には、主観評価平均
化部140は、必要連続回数1413を満たした期間評
価情報1411を、検索対象Sに対する評価結果Rとし
て決定し、評価最新化部150へ出力する。
【0055】(ステップ1036) 主観評価平均化部
140は、評価結果Rとして決定した期間評価情報14
11の主観評価平均化テーブル中の連続評価回数141
2を「0」クリアして(CNT=0)、ステップ104
へ移行する。 (ステップ104) 評価最新化部150は、主観評価
平均部140の決定した検索対象Sに対する評価結果R
が入力されると、インデックス記憶部110の当該評価
結果Rと同一の検索キーKに検索対象Sを登録してイン
デックス情報を最新化する。ステップ104のインデッ
クス情報最新化処理の詳細な動作を図10に示す。
【0056】(ステップ1041) 評価最新化部15
0は、主観評価平均化部140から検索対象Sに対する
評価結果Rが入力されると、インデックス記憶部110
の当該評価結果Rと同一の検索キーKに検索対象Sが登
録されている場合にはステップ105(図7)へ移行
し、検索対象Sが登録されていない場合にはステップ1
042へ移行する。
【0057】(ステップ1042) 上記ステップ10
41で検索対象Sが登録されていない場合には、評価最
新化部150は、インデックス記憶部110の評価結果
Rと同一の検索キーKに検索対象Sを登録する。 (ステップ1043) 評価最新化部150は、インデ
ックス記憶部110の検索キーKと組になる検索キーK
c に、検索対象Sが登録されていない場合にはステップ
105(図7)へ移行し、検索対象Sが登録されている
場合にはステップ1044へ移行する。
【0058】(ステップ1044) 上記ステップ10
43で検索対象Sが登録されている場合には、評価最新
化部150は、インデックス記憶部110の検索キーK
Cに登録されている検索対象Sを削除してステップ10
5へ移行する。 (ステップ105) 上記ステップ100で分解した全
ての形態素について上記処理を行なっていない場合には
ステップ102へ移行し、全ての形態素について上記処
理を行なった場合には処理を終了する。
【0059】以下に、上記実施例の具体例を説明する。
以下の具体例においては、既に、自然言語で記された検
索対象に対する主観的な評価情報が時系列に複数入力さ
れており、ウェイト付きシソーラステーブル記憶部13
1、時系列評価テーブル記憶部132、主観評価平均化
テーブル記憶部141及びインデックス記憶部110に
は、それぞれ図4、5、6及び図11(A)の情報が記
憶されているものとして説明する。また、本実施例の処
理終了時のインデックス情報110の例を図11(B)
に示す。また、入力データ「レストランAはうまい。」
を形態素解析して分解した形態素を「レストランA」
「は」「うまい」の3語とし、ステップ102の期間評
価決定処理のステップであるステップ1021から説明
する。
【0060】時系列評価部130は、形態素解析部12
0より検索対象「レストランA」、形態素「レストラン
A」「は」「うまい」が入力されると時系列に形態素、 「レストランA」 を取り出す(ステップ1021)。時系列評価部130
は、形態素「レストランA」と一致する基準語1311
及び同義語1312が、ウェイト付きシソーラステーブ
ル記憶部131の検索対象「レストランA」に対応する
ウェイト付きシソーラステーブルに登録されていなく
(ステップ1022、NO)、かつ、全ての形態素を処
理していないので(ステップ105、NO)、時系列順
に次の形態素、 「は」 を取り出す(ステップ1021)。
【0061】時系列評価部130は、形態素「は」と一
致する基準語1311及び同義語112が、ウェイト付
きシソーラステーブルに登録されていなく(ステップ1
022、NO)、かつ、全ての形態素を処理していない
ので(ステップ105、NO)、次の形態素、 「うまい」 を取り出す(ステップ1021)。
【0062】時系列評価部130は、形態素「うまい」
が、基準語1311「おいしい」の同義語1312とし
て検索対象「レストランA」に対応するウェイト付きシ
ソーラステーブルに登録されているので(ステップ10
22、YES)、基準語1311「おいしい」と、その
関連度1313「1」を読み出し、検索対象「レストラ
ンA」に対応する時系列評価テーブルの基準語1321
「おいしい」の得点1322「35」に、関連度131
3「1」を積算して「36」にする(ステップ102
3)。
【0063】時系列評価部130は、積算した2値の基
準語1321「おいしい」の得点1322「36」と、
組になる基準語1321「まずい」の得点1322「2
8」との得点差が積算終了条件1323「8」に達した
ので(ステップ1024、YES)、基準語1321
「おいしい」を積算期間(得点1322=「0」から
「36」までの期間)における検索対象「レストラン
A」の期間評価情報として決定し、主観評価平均化部1
40へ出力する(ステップ1025)。
【0064】時系列評価部130は、時系列評価テーブ
ル中から基準語1321「おいしい」と、当該基準語と
組になる基準語1321「まずい」の得点1322を
「0」にクリアする(ステップ1026)。主観評価平
均化部140は、主観評価平均化テーブル記憶部141
中の検索対象「レストランA」に対応する主観評価平均
化テーブルを参照すると、時系列評価部130より入力
された期間評価情報1411「おいしい」の連続評価回
数1412が「2」(CNT>0)なので(ステップ1
031、NO)、期間評価情報1411「おいしい」の
連続評価回数1412「2」をインクリメントして
「3」とする(ステップ1033)。
【0065】主観評価平均化部140は、期間評価情報
1411「おいしい」の連続評価回数1412「3」が
必要連続回数1413「3」に達しているので(ステッ
プ1034、YES)、期間評価情報1411「おいし
い」を、検索対象「レストランA」の評価結果として決
定し、評価最新化部150へ出力する(ステップ103
6)。
【0066】主観評価平均化部140は、期間評価情報
1411「おいしい」の主観評価平均化テーブル中の連
続評価回数1412「3」を「0」にクリアする(ステ
ップ1036)。評価最新化部150は、主観評価平均
化部140から検索対象「レストランA」に対する評価
結果「おいしい」が入力されると、インデックス記憶部
110の検索キー「おいしい」には検索対象「レストラ
ンA」は登録されていないので(図11(A))(ステ
ップ1041、NO)、検索キー「おいしい」に検索対
象「レストランA」を登録する(ステップ1042)。
【0067】評価最新化部150は、インデックス記憶
部110の検索キー「おいしい」と組の検索キー「まず
い」にも検索対象「レストランA」が登録されているの
で(ステップ1043、YES)、検索キー「まずい」
に登録されている検索対象「レストランA」を削除する
(図11(B))(ステップ1044)。曖昧検索用イ
ンデックス情報作成装置100は、形態素解析部120
によって分解された形態素を全て処理したので、処理を
終了する(ステップ105、YES)。
【0068】上記実施例によれば「レストランA」は、
「レストランB」と共に検索キー「まずい」に登録され
ていたが(図11(A))、入力される主観的な評価を
含む時系列データに基づいて検索キー「おいしい」に登
録される。この状態では、「レストランA」は、検索キ
ー「おいしい」と「まずい」の両方に登録されたままだ
が、検索キー「おいしい」と組になっている検索キー
「まずい」に登録されている「レストランA」は、最新
のデータに基づいて検索キー「おいしい」に登録された
ため検索キー「まずい」からは削除されて検索キー「ま
ずい」に対する検索対象は「レストランB」だけとな
る。これにより、曖昧検索用のインデックス情報を最新
化することが可能となる。
【0069】また、上記実施例によれば、形態素解析部
120が入力データを解析し、入力データ毎の評価情報
の対象、即ち検索対象を判断するため、異なる検索対象
の評価情報に関する主観的な時系列データが混在して入
力された場合であっても、正しく処理することが可能と
なる。なお、上記実施例では1値及び2値の基準語の例
を説明したが、3値以上のn値の基準語を各テーブルに
用意し、積算終了条件及び必要連続回数をセットしてお
くことで、評価情報をn値の基準語に変換して積算し、
平均化を行いインデックス記憶部110を更新して最新
化するとも可能である。
【0070】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく特許請求の範囲内で種々応用・変更することが
可能である。
【0071】
【発明の効果】上述よれば、検索対象に対する異なる評
価が入力された場合であっても、当該評価を時間的に平
均化すると共に、最終的な検索対象に対する評価結果を
インデックス情報に反映する際には、評検索対象に対す
る評価結果と矛盾するインデックス情報を削除している
ため、1つの検索対象が異なる性格を持つ複数の検索キ
ーと対応付けられることを防止して昧検索に最適なイン
デックス情報を作成することが可能となり、曖昧検索時
の検索精度を向上させることが可能となる。
【0072】また、本発明によれば、入力される主観的
な時系列データに含まれる検索対象に対する評価情報を
期間を区切って平均化することで、検索対象に対する少
数の評価情報が他の評価情報に与える影響を抑えるとと
もに、古いデータが新しいデータに与える影響を抑える
ことが可能となる。また、本発明によれば、入力される
主観的な時系列データに含まれる検索対象に関する評価
情報を数値化して客観的に捉えることにより、偏りのな
い平均化された評価結果を曖昧検索用インデックス情報
に自動的登録することができる。
【0073】また、本発明によれば、「おいしい」「ま
ずい」のような排他的な検索キーの何れか一方に検索対
象を登録した場合、残る他方の検索キーにからは当該検
索対象のインデックス情報を削除しているため、過去の
評価情報に基づいて作成されたインデックス情報と最新
の評価情報に基づいて作成されたインデックス情報とが
混在することを防止できる。
【0074】このため、人手による曖昧検索用インデッ
クス情報のメンテナンスは必要なく、曖昧検索用インデ
ックス情報の作成の効率化とコストの低減が実現でき
る。また、削除すべきインデックス情報の削除を忘れた
り、削除する必要のないインデックス情報を誤って削除
するといった人的ミスをなくすことができる。更に、上
記により、本発明によって作成される曖昧検索用インデ
ックス情報には、「おいしい」「まずい」等の2値以上
の検索キーの両方に同一検索対象が登録されないため、
曖昧検索時の検索結果の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理を説明するフローチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例の曖昧検索用インデックス情
報作成装置の構成図である。
【図4】本発明の一実施例のウェイト付きシソーラステ
ーブル記憶部の例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の時系列評価テーブル記憶部
の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の主観評価平均化テーブル記
憶部の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の曖昧検索用インデックス情
報作成装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例の期間評価決定処理の動作を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の評価平均化処理の動作を示
すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例のインデックス情報最新化
処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例の曖昧検索用インデックス
情報記憶部の例を示す図である。
【図12】従来の方式のインデックス情報自動登録装置
の構成図である。
【図13】従来の方式のインデックス情報自動登録装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 入力部 20 表示部 100 曖昧検索用インデックス情報作成装置 110 曖昧検索用インデックス情報記憶手段、曖昧検
索用インデックス情報記憶部 120 形態素解析手段、形態素解析部 121 言語辞書 122 検索対象テーブル 130 時系列評価手段、時系列評価部 131 シソーラステーブル、ウェイト付きシソーラス
テーブル記憶部 132 時系列評価テーブル、時系列評価テーブル記憶
部 133 評価数値化手段 134 評価積算手段 135 期間評価決定手段 140 主観評価平均化手段、主観評価平均化部 141 主観評価平均化テーブル、主観評価平均化テー
ブル記憶部 142 期間評価積算手段 143 評価決定手段 150 評価最新化手段、評価最新化部 500 インデックス情報自動登録装置 510 曖昧検索用インデックス情報記憶部 520 形態素解析部522 521 言語辞書 522 解析部 530 自動登録部 531 シソーラステーブル 532 登録部 1311 基準語 1312 同義語 1313 関連度 1321 基準語 1322 得点 1323 積算終了条件 1411 期間評価 1412 連続評価回数 1413 必要連続回数

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索対象に対する主観的な評価情報が時
    系列に入力されると、所定の期間における該評価情報の
    出現率に基づいて該検索対象の評価結果を決定し、曖昧
    検索するための曖昧検索用インデックス情報に反映させ
    ることを特徴とする曖昧検索用インデックス情報作成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記曖昧検索用インデックス情報を記憶
    する曖昧検索用インデックス情報記憶手段と、 前記評価情報が自然言語で記された時系列データとして
    入力されると、該時系列データを分析して形態素に分解
    し、前記評価情報の対象となる検索対象を識別する形態
    素分析手段と、 該形態素から前記評価情報を抽出して評価の基準となる
    基準語に変換し、前記評価情報と該基準語との評価の関
    連度を該基準語毎に積算し、該積算結果に基づいて前記
    検索対象の積算期間を区切って期間評価情報を決定する
    時系列評価手段と、 同一の該期間評価情報の連続回数に基づいて前記検索対
    象に対する評価情報を平均化して前記評価結果を決定す
    る主観評価平均化手段と、 前記評価結果を前記検索対象の曖昧検索用インデックス
    情報に反映して該曖昧検索用インデックス情報記憶手段
    を更新し、最新化する評価最新化手段とを有する請求項
    1記載の曖昧検索用インデックス情報作成装置。
  3. 【請求項3】 前記時系列評価手段は、 前記検索対象に応じた、前記基準語と前記基準語の同義
    語との関連度を記憶するシソーラステーブルと、 前記検索対象毎に、前記基準語毎の前記積算値と前記積
    算期間を区切るための積算終了条件を記憶する時系列評
    価テーブルとを有し、 該シソーラステーブルを参照して、前記評価情報に対応
    する基準語及び関連度を取得する評価数値化手段と、 評価数値化手段によって取得された該基準語及び該関連
    度に基づいて該時系列評価テーブルの積算値を更新する
    評価積算手段と、 該時系列評価テーブルを参照して、該積算終了条件を満
    たす基準語を前記期間評価情報として決定する期間評価
    決定手段とを有する請求項2記載の曖昧検索用インデッ
    クス情報作成装置。
  4. 【請求項4】 前記時系列評価テーブルは、 前記基準語を、前記検索対象を1値で評価する基準語と
    2値以上で評価する基準語の組とに分類し、1値で評価
    する基準語については前記積算値の到達値を、また2値
    以上で評価する基準語の組については組となる基準語間
    の前記積算値の差の到達値を前記積算終了条件として記
    憶する請求項3記載の曖昧検索用インデックス情報作成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記主観評価平均化手段は、 前記検索対象に応じた、前記基準語毎の前記期間評価情
    報に決定された連続回数と前記基準語を前記評価結果と
    して決定するための必要連続回数とを記憶する主観評価
    平均化テーブルを有し、 前記期間評価決定手段の決定した前記期間評価情報に基
    づいて、該主観評価平均化テーブルの該連続回数を積算
    する期間評価積算手段と、 該主観評価平均化テーブルを参照して、該必要連続回数
    を満たす基準語を前記検索対象に対する前記評価結果と
    して決定する評価決定手段とを有する請求項3又は4記
    載の曖昧検索用インデックス情報作成装置。
  6. 【請求項6】 前記評価最新化手段は、 前記曖昧検索用インデックス情報記憶手段の前記インデ
    ックス情報に、前記評価結果に対応する検索対象が既に
    登録されている場合には削除する手段を含む請求項5記
    載の曖昧検索用インデックス情報作成装置。
  7. 【請求項7】 検索対象に対する主観的な評価情報が時
    系列に入力されると、所定の期間における該評価情報の
    出現率に基づいて該検索対象の評価結果を決定し、該検
    索対象を曖昧検索するための曖昧検索用インデックス情
    報に反映させることを特徴とする曖昧検索用インデック
    ス情報作成方法。
  8. 【請求項8】 前記評価情報が自然言語で記された時系
    列データとして入力されると、該時系列データを分析し
    て形態素に分解し、前記評価情報の対象となる検索対象
    を識別するステップと、 該形態素から前記評価情報を抽出して評価の基準となる
    基準語に変換し、前記評価情報と該基準語との評価の関
    連度を該基準語毎に積算し、積算結果に基づいて前記検
    索対象の積算期間を区切って期間評価情報を決定するス
    テップと、 同一の該期間評価情報の連続回数に基づいて前記検索対
    象に対する評価情報を平均化して前記評価結果を決定す
    るステップと、 前記評価結果を前記曖昧検索用インデックス情報に反映
    して最新化するステップとを有する請求項7記載の曖昧
    検索用インデックス情報作成方法。
  9. 【請求項9】 前記期間評価情報を決定する際に、 前記検索対象に応じた、前記基準語と前記基準語の同義
    語との関連度を記憶したテーブルを参照し、前記評価情
    報に対応する基準語及び関連度を取得するステップと、 取得した該基準語及び該関連度に基づいて前記基準語毎
    に前記関連度を積算するステップと、 該積算値が所定の条件を満たした際に前記積算期間を区
    切り、該条件を満たした基準語を前記積算期間における
    前記期間評価情報として決定するステップとを有する請
    求項8記載の曖昧検索用インデックス情報作成方法。
  10. 【請求項10】 前記基準語を、前記検索対象を1値で
    評価する基準語と2値以上で評価する基準語の組とに分
    類し、1値で評価する基準語については前記積算値の到
    達値を、また2値以上で評価する基準語の組については
    組となる基準語間の前記積算値の差の到達値を前記積算
    終了条件とする請求項9記載の曖昧検索用インデックス
    情報作成方法。
  11. 【請求項11】 前記評価結果を決定する際に、 前記期間評価情報の連続回数を積算するステップと、 該連続回数が予め設定された必要連続回数を満たす前記
    期間評価情報を、前記評価結果として決定するステップ
    とを有する請求項8、9又は10記載の曖昧検索用イン
    デックス情報作成方法。
  12. 【請求項12】 前記評価結果を前記曖昧検索用インデ
    ックス情報に反映して最新化する際に、 前記曖昧検索用インデックス情報として、前記評価結果
    に対応する検索対象が既に登録されている場合には削除
    する請求項10又は11記載の曖昧検索用インデックス
    情報作成方法。
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