JPH08129721A - NiO反強磁性膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその素子 - Google Patents
NiO反強磁性膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその素子Info
- Publication number
- JPH08129721A JPH08129721A JP6276014A JP27601494A JPH08129721A JP H08129721 A JPH08129721 A JP H08129721A JP 6276014 A JP6276014 A JP 6276014A JP 27601494 A JP27601494 A JP 27601494A JP H08129721 A JPH08129721 A JP H08129721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- nio
- magnetoresistive effect
- magnetoresistive
- sputtering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y25/00—Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/14—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates
- H01F41/30—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates for applying nanostructures, e.g. by molecular beam epitaxy [MBE]
- H01F41/302—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates for applying nanostructures, e.g. by molecular beam epitaxy [MBE] for applying spin-exchange-coupled multilayers, e.g. nanostructured superlattices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 RFスパッタによる成膜で一枚のターゲット
から交換相互作用をもつ薄いNiFe/NiOの2層膜
を製造するため、磁気抵抗効果を有するNi基合金ター
ゲットから直接NiOを製造できる方法の提供。 【構成】 Niの含有量が75at%以上の磁気抵抗効
果を有する組成からなるNi基合金ターゲットを、酸素
を含むArプラズマ中でRFスパッタすると、容易にN
iO反強磁性膜を成膜でき、まず、Arプラズマ中でR
Fスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し、その後同じタ
ーゲットを連続して酸素を含むArプラズマ中でRFス
パッタして反強磁性NiO膜を成膜する。 【効果】 磁気交換相互作用は、NiO膜厚が200Å
から500Åで安定に作用し、従来よりはるかに薄膜化
できかつバルクハウゼンノイズのないNiFe/NiO
の2層構造、あるいはNiFe/Cu/NiFe/Ni
Oの4層構造の磁気抵抗効果型素子を提供できる。
から交換相互作用をもつ薄いNiFe/NiOの2層膜
を製造するため、磁気抵抗効果を有するNi基合金ター
ゲットから直接NiOを製造できる方法の提供。 【構成】 Niの含有量が75at%以上の磁気抵抗効
果を有する組成からなるNi基合金ターゲットを、酸素
を含むArプラズマ中でRFスパッタすると、容易にN
iO反強磁性膜を成膜でき、まず、Arプラズマ中でR
Fスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し、その後同じタ
ーゲットを連続して酸素を含むArプラズマ中でRFス
パッタして反強磁性NiO膜を成膜する。 【効果】 磁気交換相互作用は、NiO膜厚が200Å
から500Åで安定に作用し、従来よりはるかに薄膜化
できかつバルクハウゼンノイズのないNiFe/NiO
の2層構造、あるいはNiFe/Cu/NiFe/Ni
Oの4層構造の磁気抵抗効果型素子を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク装置ま
たは磁気エンコーダ装置に用いられる磁気抵抗効果型素
子の製造方法および素子に係り、磁気抵抗効果を有する
組成からなるNi基合金ターゲットより直接、磁気抵抗
効果型素子の磁区制御膜である反強磁性合金NiO膜を
得ることにより、製造工程が簡素化されるとともに、A
rプラズマ中でRFスパッタの雰囲気を制御して、例え
ば、従来よりずっと薄膜で十分安定な交換結合磁界が生
ずるNiFe/NiOの2層膜を製造でき、バルクハウ
ゼンノイズを低減させるため、交換結合磁界を有効に作
用させる磁気抵抗効果素子等が得られるNiO反強磁性
膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその
素子に関する。
たは磁気エンコーダ装置に用いられる磁気抵抗効果型素
子の製造方法および素子に係り、磁気抵抗効果を有する
組成からなるNi基合金ターゲットより直接、磁気抵抗
効果型素子の磁区制御膜である反強磁性合金NiO膜を
得ることにより、製造工程が簡素化されるとともに、A
rプラズマ中でRFスパッタの雰囲気を制御して、例え
ば、従来よりずっと薄膜で十分安定な交換結合磁界が生
ずるNiFe/NiOの2層膜を製造でき、バルクハウ
ゼンノイズを低減させるため、交換結合磁界を有効に作
用させる磁気抵抗効果素子等が得られるNiO反強磁性
膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果は、所謂パーマロイ(Ni
Fe)等の薄膜において、磁化方向とセンス電流の方向
とがなす角度によって抵抗値が変化することを利用する
もので、磁束そのものを感知するため、従来の誘導型ヘ
ッドに代わるものとして期待されている。しかしながら
不規則な磁壁移動に起因するとされている所謂バルクハ
ウゼンノイズが発生する問題があった。
Fe)等の薄膜において、磁化方向とセンス電流の方向
とがなす角度によって抵抗値が変化することを利用する
もので、磁束そのものを感知するため、従来の誘導型ヘ
ッドに代わるものとして期待されている。しかしながら
不規則な磁壁移動に起因するとされている所謂バルクハ
ウゼンノイズが発生する問題があった。
【0003】そのため、従来の磁気抵抗効果素子では磁
気抵抗効果素子に特徴の磁壁移動によるバルクハウゼン
ノイズの低減のため、例えば、C.Tsangなどの
「IEEE Transaction on Magn
etics, vol. 25No.5, 1989,
p.3692〜3694」には、FeMnの反強磁性
体を磁気抵抗効果膜上に成膜し、その界面で生ずる交換
結合磁界を利用して磁気抵抗効果膜を単一磁区状態にし
てバルクハウゼンノイズの低減を図る方法が提案されて
いる。
気抵抗効果素子に特徴の磁壁移動によるバルクハウゼン
ノイズの低減のため、例えば、C.Tsangなどの
「IEEE Transaction on Magn
etics, vol. 25No.5, 1989,
p.3692〜3694」には、FeMnの反強磁性
体を磁気抵抗効果膜上に成膜し、その界面で生ずる交換
結合磁界を利用して磁気抵抗効果膜を単一磁区状態にし
てバルクハウゼンノイズの低減を図る方法が提案されて
いる。
【0004】また、磁気抵抗効果膜は薄くなると磁気抵
抗効果が減少するため、例えばDieny等の「J.
Appl. Phys., vol. 69 no.
8,p4774〜4779 (1991)」には、Fe
MnをNiFe膜の磁化固定膜として利用し、非磁性C
uをはさんだもう片方のフリーなNiFe膜との磁化の
向きにより、磁気抵抗効果が変化することを使って、大
きな磁気抵抗効果を得ようとする試みがある。
抗効果が減少するため、例えばDieny等の「J.
Appl. Phys., vol. 69 no.
8,p4774〜4779 (1991)」には、Fe
MnをNiFe膜の磁化固定膜として利用し、非磁性C
uをはさんだもう片方のフリーなNiFe膜との磁化の
向きにより、磁気抵抗効果が変化することを使って、大
きな磁気抵抗効果を得ようとする試みがある。
【0005】しかしながら、上記のFeMnは耐食性が
弱く、プロセスの途中での溶解や、加工後の変質などの
問題がある。そこで交換結合磁界を生ずる耐食性の優れ
た反強磁性体として、酸化物が検討され、比較的ネール
温度の高いNiOなどが使用されはじめている。
弱く、プロセスの途中での溶解や、加工後の変質などの
問題がある。そこで交換結合磁界を生ずる耐食性の優れ
た反強磁性体として、酸化物が検討され、比較的ネール
温度の高いNiOなどが使用されはじめている。
【0006】反強磁性合金NiOをRFスパッタにより
成膜するには、NiO合金ターゲットが熱伝導度が低く
割れやすくRFスパッタし難いため、通常、純Niター
ゲットを酸素含有プラズマ中でRFスパッタして成膜す
ることでNiOを得ている。例えば、磁気抵抗効果膜と
磁区制御膜の成膜、すなわち、NiFe/NiOの2層
膜を得るためには、従来はイオンビームスパッタを用
い、磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットと反強
磁性合金NiOターゲットの2枚のターゲットで作製す
るか、RFスパッタで磁気抵抗効果を有するNi基合金
ターゲットと純Niターゲットを酸素含有プラズマ中で
RFスパッタする必要があった。
成膜するには、NiO合金ターゲットが熱伝導度が低く
割れやすくRFスパッタし難いため、通常、純Niター
ゲットを酸素含有プラズマ中でRFスパッタして成膜す
ることでNiOを得ている。例えば、磁気抵抗効果膜と
磁区制御膜の成膜、すなわち、NiFe/NiOの2層
膜を得るためには、従来はイオンビームスパッタを用
い、磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットと反強
磁性合金NiOターゲットの2枚のターゲットで作製す
るか、RFスパッタで磁気抵抗効果を有するNi基合金
ターゲットと純Niターゲットを酸素含有プラズマ中で
RFスパッタする必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の磁気抵抗効果膜
と磁区制御膜の成膜には多大の工程を要する問題があ
り、工程の簡略化が強く求められるところであるが、磁
気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットでは通常の条
件下ではNiより酸化しやすいFe、Coなどの元素を
含むため、このような合金ターゲットから直接NiOを
作製しようとする動きはなかった。
と磁区制御膜の成膜には多大の工程を要する問題があ
り、工程の簡略化が強く求められるところであるが、磁
気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットでは通常の条
件下ではNiより酸化しやすいFe、Coなどの元素を
含むため、このような合金ターゲットから直接NiOを
作製しようとする動きはなかった。
【0008】また、磁気抵抗効果膜と磁区制御膜の成膜
に際して、NiFeとNiOの2枚のターゲットをスパ
ッタしてNiFe/NiOの2層膜を作製して磁気交換
結合を実現しているが、磁気交換結合が安定して発現す
るには、例えば、特開平5−303724号公報にて提
案される磁気ディスク用磁気抵抗効果型ヘッドの実施例
に示されるごとく、磁気抵抗効果素子のNiO膜厚みが
1000Å、NiFe膜厚みが400Åと、NiO膜厚
みが500Å以上必要であるなどの素子厚みが厚くなる
問題があった。
に際して、NiFeとNiOの2枚のターゲットをスパ
ッタしてNiFe/NiOの2層膜を作製して磁気交換
結合を実現しているが、磁気交換結合が安定して発現す
るには、例えば、特開平5−303724号公報にて提
案される磁気ディスク用磁気抵抗効果型ヘッドの実施例
に示されるごとく、磁気抵抗効果素子のNiO膜厚みが
1000Å、NiFe膜厚みが400Åと、NiO膜厚
みが500Å以上必要であるなどの素子厚みが厚くなる
問題があった。
【0009】また、前述の磁気抵抗効果膜/Cu/磁気
抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造とする積層
構造の磁気抵抗効果素子においても、同様に磁化固定膜
としてNiOを使用したスピンバルブをRFスパッタで
容易に作製できれば、製造工程の簡略化にとり大きなメ
リットがある。
抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造とする積層
構造の磁気抵抗効果素子においても、同様に磁化固定膜
としてNiOを使用したスピンバルブをRFスパッタで
容易に作製できれば、製造工程の簡略化にとり大きなメ
リットがある。
【0010】この発明は、上述の従来の成膜工程の簡略
化に鑑み、RFスパッタによる成膜で一枚のターゲット
から交換相互作用をもつ薄いNiFe/NiOの2層膜
を製造するため、磁気抵抗効果を有するNi基合金ター
ゲットから直接NiOを製造できる方法の提供を目的と
し、さらに、磁気抵抗効果膜/反強磁性体の2層膜ある
いは磁気抵抗効果膜/Cu/磁気抵抗効果膜/磁化固定
膜の4層膜を基本構造とする積層磁気抵抗効果素子の提
供、並びに該素子を容易に製造できる製造方法の提供を
目的としている。
化に鑑み、RFスパッタによる成膜で一枚のターゲット
から交換相互作用をもつ薄いNiFe/NiOの2層膜
を製造するため、磁気抵抗効果を有するNi基合金ター
ゲットから直接NiOを製造できる方法の提供を目的と
し、さらに、磁気抵抗効果膜/反強磁性体の2層膜ある
いは磁気抵抗効果膜/Cu/磁気抵抗効果膜/磁化固定
膜の4層膜を基本構造とする積層磁気抵抗効果素子の提
供、並びに該素子を容易に製造できる製造方法の提供を
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】発明者は、前記課題を解
決するために、RFスパッタ可能なNi基合金ターゲッ
トの組成並びにスパッタ条件について種々検討した結
果、磁気抵抗効果を有する組成からなるNi基合金ター
ゲットにおいて、Niの含有量が75at%以上で入力
パワーが1kWのとき、酸素を30vol%以上含むA
rプラズマ中でRFスパッタすると、容易にNiO反強
磁性膜膜を成膜できることを知見し、さらに、NiFe
/NiOの2層膜を成膜する条件を検討した結果、上記
のNi基合金ターゲットをArプラズマ中でRFスパッ
タして磁気抵抗効果膜を成膜し、その後同じターゲット
を連続して酸素を含むArプラズマ中でRFスパッタ
し、反強磁性NiO膜を成膜することで一枚のターゲッ
トから交換相互作用をもつ2層膜を作成すると、磁気交
換相互作用がNiO膜厚が200Åから500Åで安定
に作用することを知見し、この発明を完成した。
決するために、RFスパッタ可能なNi基合金ターゲッ
トの組成並びにスパッタ条件について種々検討した結
果、磁気抵抗効果を有する組成からなるNi基合金ター
ゲットにおいて、Niの含有量が75at%以上で入力
パワーが1kWのとき、酸素を30vol%以上含むA
rプラズマ中でRFスパッタすると、容易にNiO反強
磁性膜膜を成膜できることを知見し、さらに、NiFe
/NiOの2層膜を成膜する条件を検討した結果、上記
のNi基合金ターゲットをArプラズマ中でRFスパッ
タして磁気抵抗効果膜を成膜し、その後同じターゲット
を連続して酸素を含むArプラズマ中でRFスパッタ
し、反強磁性NiO膜を成膜することで一枚のターゲッ
トから交換相互作用をもつ2層膜を作成すると、磁気交
換相互作用がNiO膜厚が200Åから500Åで安定
に作用することを知見し、この発明を完成した。
【0012】また、発明者は、磁気抵抗効果を有するN
i基合金ターゲットをArプラズマ中でRFスパッタし
て磁気抵抗効果膜を成膜し、その後Cuを成膜し、再び
磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットをArプラ
ズマ中でRFスパッタすると、反強磁性NiOを主体と
する膜が得られ、これに接する磁気抵抗効果膜は磁化固
定され、スピンバルブが形成できることを知見し、さら
に、逆に磁化固定膜から成膜する場合には、NiOのネ
ール点以上の温度で磁場中アニールすることにより、磁
化固定膜に接する磁気抵抗効果膜との相互作用を確実に
することが可能であることを知見し、この発明を完成し
た。
i基合金ターゲットをArプラズマ中でRFスパッタし
て磁気抵抗効果膜を成膜し、その後Cuを成膜し、再び
磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットをArプラ
ズマ中でRFスパッタすると、反強磁性NiOを主体と
する膜が得られ、これに接する磁気抵抗効果膜は磁化固
定され、スピンバルブが形成できることを知見し、さら
に、逆に磁化固定膜から成膜する場合には、NiOのネ
ール点以上の温度で磁場中アニールすることにより、磁
化固定膜に接する磁気抵抗効果膜との相互作用を確実に
することが可能であることを知見し、この発明を完成し
た。
【0013】すなわち、この発明は、Niの含有量が7
5at%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲ
ットを、酸素を含むArプラズマ中でRFスパッタして
成膜することを特徴とするNiO反強磁性膜の製造方法
である。
5at%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲ
ットを、酸素を含むArプラズマ中でRFスパッタして
成膜することを特徴とするNiO反強磁性膜の製造方法
である。
【0014】また、この発明は、磁気抵抗効果膜/反強
磁性体の2層膜を基本構造とする積層型磁気抵抗効果素
子の製造方法において、Niの含有量が75at%以上
の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットをArプ
ラズマ中でスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜した後、
前記Ni基合金のターゲットを酸素を含むArプラズマ
中でスパッタしてNiO反強磁性膜を成膜して2層膜を
設ける磁気抵抗効果素子の製造方法、Niの含有量が7
5at%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲ
ットをArプラズマ中でスパッタして成膜した磁気抵抗
効果膜と、さらに前記Ni基合金のターゲットを酸素を
含むArプラズマ中でスパッタして成膜したNiO反強
磁性膜とからなる2層膜を有し、NiO反強磁性膜の厚
みが200Å〜500Åである磁気抵抗効果素子を併せ
て提案する。
磁性体の2層膜を基本構造とする積層型磁気抵抗効果素
子の製造方法において、Niの含有量が75at%以上
の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットをArプ
ラズマ中でスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜した後、
前記Ni基合金のターゲットを酸素を含むArプラズマ
中でスパッタしてNiO反強磁性膜を成膜して2層膜を
設ける磁気抵抗効果素子の製造方法、Niの含有量が7
5at%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲ
ットをArプラズマ中でスパッタして成膜した磁気抵抗
効果膜と、さらに前記Ni基合金のターゲットを酸素を
含むArプラズマ中でスパッタして成膜したNiO反強
磁性膜とからなる2層膜を有し、NiO反強磁性膜の厚
みが200Å〜500Åである磁気抵抗効果素子を併せ
て提案する。
【0015】また、この発明は、磁気抵抗効果膜/Cu
/磁気抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造とす
る積層型磁気抵抗効果素子の製造方法において、磁気抵
抗効果膜及びCu膜の成膜後、Niの含有量が75at
%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットを
Arプラズマ中でスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し
た後、磁化固定膜として、前記Ni基合金のターゲット
を酸素を含むArプラズマ中でスパッタしてNiO反強
磁性膜を成膜する磁気抵抗効果素子の製造方法、磁気抵
抗効果膜/Cu/磁気抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜
を基本構造とする積層型磁気抵抗効果素子の製造方法に
おいて、磁化固定膜として、Niの含有量が75at%
以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットを酸
素を含むArプラズマ中でスパッタしてNiO反強磁性
膜を成膜した後、前記Ni基合金のターゲットをArプ
ラズマ中でスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し、その
後Cu膜及び磁気抵抗効果膜を成膜し、さらにNiOの
ネール点以上の温度で磁場中熱処理する磁気抵抗効果素
子の製造方法を併せて提案する。
/磁気抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造とす
る積層型磁気抵抗効果素子の製造方法において、磁気抵
抗効果膜及びCu膜の成膜後、Niの含有量が75at
%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットを
Arプラズマ中でスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し
た後、磁化固定膜として、前記Ni基合金のターゲット
を酸素を含むArプラズマ中でスパッタしてNiO反強
磁性膜を成膜する磁気抵抗効果素子の製造方法、磁気抵
抗効果膜/Cu/磁気抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜
を基本構造とする積層型磁気抵抗効果素子の製造方法に
おいて、磁化固定膜として、Niの含有量が75at%
以上の磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲットを酸
素を含むArプラズマ中でスパッタしてNiO反強磁性
膜を成膜した後、前記Ni基合金のターゲットをArプ
ラズマ中でスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し、その
後Cu膜及び磁気抵抗効果膜を成膜し、さらにNiOの
ネール点以上の温度で磁場中熱処理する磁気抵抗効果素
子の製造方法を併せて提案する。
【0016】さらに、この発明は、磁気抵抗効果膜と、
Cu膜と、Niの含有量が75at%以上の磁気抵抗効
果を有するNi基合金ターゲットをArプラズマ中でス
パッタして成膜した磁気抵抗効果膜と、さらに前記Ni
基合金のターゲットを酸素を含むArプラズマ中でスパ
ッタして成膜したNiO反強磁性膜とからなる磁化固定
膜との4層膜を有し、NiO反強磁性膜の厚みが200
Å〜500Åであることを特徴とする磁気抵抗効果素子
を併せて提案する。
Cu膜と、Niの含有量が75at%以上の磁気抵抗効
果を有するNi基合金ターゲットをArプラズマ中でス
パッタして成膜した磁気抵抗効果膜と、さらに前記Ni
基合金のターゲットを酸素を含むArプラズマ中でスパ
ッタして成膜したNiO反強磁性膜とからなる磁化固定
膜との4層膜を有し、NiO反強磁性膜の厚みが200
Å〜500Åであることを特徴とする磁気抵抗効果素子
を併せて提案する。
【0017】
【作用】この発明において、磁気抵抗効果を有するNi
基合金ターゲットとは、NiFe、NiFeCo合金タ
ーゲットであり、かかるNi基合金ターゲットを酸素を
含むArプラズマ中でRFスパッタすると、図1に示す
ように酸素量が30vol%を越えると磁化がほとんど
なくなり、反強磁性体のNiOが生成され、磁気抵抗効
果を有するNi基合金ターゲットからNiOを直接、成
膜することが可能である。Niの含有量については、N
iの含有量が75at%未満であると反強磁性合金の磁
気変態点であるネール点が低下して実用的でなく、ま
た、85at%を越えると、異方性磁気抵抗効果はNi
の含有量が多いほど高くなるが、スピンバルブ素子で重
要な磁気特性が劣化し、保磁力が大きくなり、感度が劣
化し、NiFeの磁気特性が劣化するため、Niの含有
量は75at%以上、85at%以下が好ましい。さら
に好ましくは79at%〜81at%である。
基合金ターゲットとは、NiFe、NiFeCo合金タ
ーゲットであり、かかるNi基合金ターゲットを酸素を
含むArプラズマ中でRFスパッタすると、図1に示す
ように酸素量が30vol%を越えると磁化がほとんど
なくなり、反強磁性体のNiOが生成され、磁気抵抗効
果を有するNi基合金ターゲットからNiOを直接、成
膜することが可能である。Niの含有量については、N
iの含有量が75at%未満であると反強磁性合金の磁
気変態点であるネール点が低下して実用的でなく、ま
た、85at%を越えると、異方性磁気抵抗効果はNi
の含有量が多いほど高くなるが、スピンバルブ素子で重
要な磁気特性が劣化し、保磁力が大きくなり、感度が劣
化し、NiFeの磁気特性が劣化するため、Niの含有
量は75at%以上、85at%以下が好ましい。さら
に好ましくは79at%〜81at%である。
【0018】また、スパッタ時の酸素量については、1
kWの入力パワーに対してNiO反強磁性膜を生成する
には30vol%の酸素が必要であるが、40vol%
を越えると酸化物の成膜速度が低下するので30vol
%〜40vol%が望ましい。
kWの入力パワーに対してNiO反強磁性膜を生成する
には30vol%の酸素が必要であるが、40vol%
を越えると酸化物の成膜速度が低下するので30vol
%〜40vol%が望ましい。
【0019】この発明において、スパッタ方法をRFス
パッタに限定する理由は、RFスパッタは工業生産上で
有効であり、IBSの場合はNiO組成がずれる場合が
あり、安定でないためである。
パッタに限定する理由は、RFスパッタは工業生産上で
有効であり、IBSの場合はNiO組成がずれる場合が
あり、安定でないためである。
【0020】この発明によるNiFe/NiOの2層膜
の製造方法は、Niの含有量が75at%以上の磁気抵
抗効果を有するNi基合金ターゲットを用いて、まず、
Arプラズマ中でRFスパッタすることにより磁気抵抗
効果膜を成膜した後、前記Ni基合金のターゲットを酸
素を含むArプラズマ中でRFスパッタしてNiO反強
磁性膜を成膜することを特徴とするが、公知のRFスパ
ッタ装置で同一チャンバー内の雰囲気を、初め所定減圧
Ar雰囲気から、次に所定量の酸素を導入したAr雰囲
気へと変化させて、連続的に2層膜を成膜できる。
の製造方法は、Niの含有量が75at%以上の磁気抵
抗効果を有するNi基合金ターゲットを用いて、まず、
Arプラズマ中でRFスパッタすることにより磁気抵抗
効果膜を成膜した後、前記Ni基合金のターゲットを酸
素を含むArプラズマ中でRFスパッタしてNiO反強
磁性膜を成膜することを特徴とするが、公知のRFスパ
ッタ装置で同一チャンバー内の雰囲気を、初め所定減圧
Ar雰囲気から、次に所定量の酸素を導入したAr雰囲
気へと変化させて、連続的に2層膜を成膜できる。
【0021】例えば、NiFeターゲットを用いて初め
にArプラズマ中でRFスパッタして300Å厚みでN
iFe成膜後、連続して酸素量30vol%のArプラ
ズマ中でNiOを成膜し、NiFe/NiOの2層膜の
交換結合磁界(He)をNiOの膜厚の関数として求め
ると、図1のNiO反強磁性膜厚と交換結合磁界との関
係グラフに示すごとく、NiO膜厚が200Åから50
0Åまでは十分安定な交換結合磁界が生じ、逆に500
Åを越えると交換結合磁界は小さくなる傾向を示すこと
が判明した。
にArプラズマ中でRFスパッタして300Å厚みでN
iFe成膜後、連続して酸素量30vol%のArプラ
ズマ中でNiOを成膜し、NiFe/NiOの2層膜の
交換結合磁界(He)をNiOの膜厚の関数として求め
ると、図1のNiO反強磁性膜厚と交換結合磁界との関
係グラフに示すごとく、NiO膜厚が200Åから50
0Åまでは十分安定な交換結合磁界が生じ、逆に500
Åを越えると交換結合磁界は小さくなる傾向を示すこと
が判明した。
【0022】すなわち、この発明による磁気抵抗効果を
有するNi基合金ターゲットからNiOを直接、成膜し
たNiO反強磁性膜は、従来の2枚のターゲットから作
られたNiFe/NiOの2層膜の交換結合磁界がNi
O膜厚が500Å以上でないと安定しないことと異な
り、従来のNiOターゲットをスパッタしたNiO膜と
異なっているか、あるいは界面状態が異なっていること
を示している。いずれにしても、磁気抵抗効果を有する
一枚のターゲットから交換相互作用をもつ磁気抵抗効果
素子を作成すると従来より磁区制御膜であるNiOの膜
厚を薄くできる。
有するNi基合金ターゲットからNiOを直接、成膜し
たNiO反強磁性膜は、従来の2枚のターゲットから作
られたNiFe/NiOの2層膜の交換結合磁界がNi
O膜厚が500Å以上でないと安定しないことと異な
り、従来のNiOターゲットをスパッタしたNiO膜と
異なっているか、あるいは界面状態が異なっていること
を示している。いずれにしても、磁気抵抗効果を有する
一枚のターゲットから交換相互作用をもつ磁気抵抗効果
素子を作成すると従来より磁区制御膜であるNiOの膜
厚を薄くできる。
【0023】また、磁気抵抗効果膜/Cu/磁気抵抗効
果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造とする積層型磁気
抵抗効果素子の製造に際し、基板上に磁化固定膜から成
膜する場合には、磁化固定膜に接する磁気抵抗効果膜と
の相互作用を確実にするため、NiOのネール点以上の
温度で磁場中アニールする必要があるが、熱処理条件と
しては、膜表面の酸化を防止するため、真空中(<1×
10-3Torr)で行うことが好ましい。
果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造とする積層型磁気
抵抗効果素子の製造に際し、基板上に磁化固定膜から成
膜する場合には、磁化固定膜に接する磁気抵抗効果膜と
の相互作用を確実にするため、NiOのネール点以上の
温度で磁場中アニールする必要があるが、熱処理条件と
しては、膜表面の酸化を防止するため、真空中(<1×
10-3Torr)で行うことが好ましい。
【0024】
実施例1 磁気抵抗効果を有するNi80−Fe20(at%)タ
ーゲットを用い、RFスパッタ装置で酸素を0,5,1
0,15,20,25,27,30,40,45,5
0,75,80vol%含む種々のAr雰囲気で、Ar
スパッタリングをガス圧1mTorr、電力1kWで行
い、磁気特性とX線回析を行い、生成物の確認を実施し
た。図2にNiFeスパッタ時の酸素量と磁化との関係
を示すが、酸素量が30vol%以上で磁化はほとんど
0になっており、酸化物が形成されていることが判明し
た。
ーゲットを用い、RFスパッタ装置で酸素を0,5,1
0,15,20,25,27,30,40,45,5
0,75,80vol%含む種々のAr雰囲気で、Ar
スパッタリングをガス圧1mTorr、電力1kWで行
い、磁気特性とX線回析を行い、生成物の確認を実施し
た。図2にNiFeスパッタ時の酸素量と磁化との関係
を示すが、酸素量が30vol%以上で磁化はほとんど
0になっており、酸化物が形成されていることが判明し
た。
【0025】また、図3にNiFeスパッタ時の酸素量
と成膜速度との関係を示すが、成膜速度は酸素量が40
vol%を越えると急激に低下するのでスパッタ時の酸
素量は30vol%から40vol%が望ましい。さら
にX線回析により、酸化物を同定したところFe酸化
物、Co酸化物を示すピークは認められず、Niの酸化
物であるNiOのピークのみが検出され、この発明によ
り、NiOを磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲッ
トからRFスパッタで直接形成できた。
と成膜速度との関係を示すが、成膜速度は酸素量が40
vol%を越えると急激に低下するのでスパッタ時の酸
素量は30vol%から40vol%が望ましい。さら
にX線回析により、酸化物を同定したところFe酸化
物、Co酸化物を示すピークは認められず、Niの酸化
物であるNiOのピークのみが検出され、この発明によ
り、NiOを磁気抵抗効果を有するNi基合金ターゲッ
トからRFスパッタで直接形成できた。
【0026】実施例2 磁気抵抗効果を有するNi80−Fe5−Co15(a
t%)ターゲットを用い、RFスパッタ装置で酸素を
0,10,15,20,30,40,50,75vol
%含む種々のAr雰囲気で、Arスパッタリングをガス
圧1mTorr、電力1KWで行い、磁気特性とX線回
析を行い、生成物の確認を実施した。図4にNiFeス
パッタ時の酸素量と磁化との関係を示すが、酸素量が3
0vol%以上で磁化はほとんど0になっており、酸化
物が形成されていることが判明した。さらにX線回析に
より、酸化物を同定したところFeO、CoOなどは観
測されず生成酸化物は反強磁性体のNiOであることが
判明した。
t%)ターゲットを用い、RFスパッタ装置で酸素を
0,10,15,20,30,40,50,75vol
%含む種々のAr雰囲気で、Arスパッタリングをガス
圧1mTorr、電力1KWで行い、磁気特性とX線回
析を行い、生成物の確認を実施した。図4にNiFeス
パッタ時の酸素量と磁化との関係を示すが、酸素量が3
0vol%以上で磁化はほとんど0になっており、酸化
物が形成されていることが判明した。さらにX線回析に
より、酸化物を同定したところFeO、CoOなどは観
測されず生成酸化物は反強磁性体のNiOであることが
判明した。
【0027】実施例3 AlTiC基板上にめっきによりNiFeを2μm形成
して下シールドとした。この上にAl2O3を0.15μ
m成膜して下ギャップとした。次いで、トラック幅が6
μmとなるように電極を形成しておき、フォトレジスト
により、幅2μm、長さ100μmの素子形状になるよ
うにソフトバイアス膜としてCoZrMoを200Å厚
み、磁気分離膜としてTiを100Å厚みで成膜後、磁
気抵抗効果膜となるNi81Fe19at%ターゲット
を用い、RFスパッタ装置で一方向磁場中でArスパッ
タを行い、NiFeを200Å厚み成膜し、さらに同じ
装置で酸素を30vol%含むAr雰囲気でArスパッ
タを行い、NiOをそれぞれ50,150,200,2
50,400,500,600,1000Å厚みに連続
で成膜し、CoZrMo/Ti/NiFe/NiOの4
層膜を作成した。上ギャップとしてAl2O3を0.15
μm成膜し、めっきによりNiFeを2μm形成して上
シールドとした。この後、端子部を形成し、Al2O3の
保護層を30μm成膜してウェハプロセスを完了した。
して下シールドとした。この上にAl2O3を0.15μ
m成膜して下ギャップとした。次いで、トラック幅が6
μmとなるように電極を形成しておき、フォトレジスト
により、幅2μm、長さ100μmの素子形状になるよ
うにソフトバイアス膜としてCoZrMoを200Å厚
み、磁気分離膜としてTiを100Å厚みで成膜後、磁
気抵抗効果膜となるNi81Fe19at%ターゲット
を用い、RFスパッタ装置で一方向磁場中でArスパッ
タを行い、NiFeを200Å厚み成膜し、さらに同じ
装置で酸素を30vol%含むAr雰囲気でArスパッ
タを行い、NiOをそれぞれ50,150,200,2
50,400,500,600,1000Å厚みに連続
で成膜し、CoZrMo/Ti/NiFe/NiOの4
層膜を作成した。上ギャップとしてAl2O3を0.15
μm成膜し、めっきによりNiFeを2μm形成して上
シールドとした。この後、端子部を形成し、Al2O3の
保護層を30μm成膜してウェハプロセスを完了した。
【0028】端子出し加工後、金パッドを形成し、切
断、研磨、組立てを経て、磁気ヘッドを作製した。この
磁気ヘッドに8mAのセンス電流を流して、MRリード
ライトテスタを用いリードライト特性を評価した。その
結果を表1に示すが、NiO膜厚が50,150,60
0,1000Åではバルクハウゼンノイズが観測され、
磁区制御膜としてNiOの交換結合磁界が有効に働いて
いないが、200Å以上500Å以下では有効に動作す
ることが確認された。
断、研磨、組立てを経て、磁気ヘッドを作製した。この
磁気ヘッドに8mAのセンス電流を流して、MRリード
ライトテスタを用いリードライト特性を評価した。その
結果を表1に示すが、NiO膜厚が50,150,60
0,1000Åではバルクハウゼンノイズが観測され、
磁区制御膜としてNiOの交換結合磁界が有効に働いて
いないが、200Å以上500Å以下では有効に動作す
ることが確認された。
【0029】
【表1】
【0030】実施例4 図5に示すごとく、AlTiC基板1上にめっきにより
NiFeを2μm形成して下シールド2とした。この上
にAl2O3を0.2μm成膜して下ギャップ3とした。
さらにソフトバイアス膜4としてCoZrMoを200
Å厚みで、磁気分離膜5としてTiを100Å厚みで成
膜後、磁気抵抗効果膜6としてNi80Fe20at%
ターゲットを用いRFスパッタ装置で一方向磁場中でA
rスパッタを行いNiFeを250Å厚み成膜し、さら
に同じ装置で酸素を30vol%含むAr雰囲気でAr
スパッタを行い、NiO膜7を250Å厚みに連続で成
膜した。この4層膜をフォトリソグラフィとイオンミリ
ングで幅2μm、長さ100μmの素子形状に加工し
た。さらに電極とトラック幅の分だけ、フォトリソグラ
フィとイオンミリングで素子から250ÅのNiO膜を
除去した。このNiO膜を除去した部分にCu電極8を
形成した。この状態は図4のように素子両端に磁区制御
膜、すなわちNiO膜7があることになる。
NiFeを2μm形成して下シールド2とした。この上
にAl2O3を0.2μm成膜して下ギャップ3とした。
さらにソフトバイアス膜4としてCoZrMoを200
Å厚みで、磁気分離膜5としてTiを100Å厚みで成
膜後、磁気抵抗効果膜6としてNi80Fe20at%
ターゲットを用いRFスパッタ装置で一方向磁場中でA
rスパッタを行いNiFeを250Å厚み成膜し、さら
に同じ装置で酸素を30vol%含むAr雰囲気でAr
スパッタを行い、NiO膜7を250Å厚みに連続で成
膜した。この4層膜をフォトリソグラフィとイオンミリ
ングで幅2μm、長さ100μmの素子形状に加工し
た。さらに電極とトラック幅の分だけ、フォトリソグラ
フィとイオンミリングで素子から250ÅのNiO膜を
除去した。このNiO膜を除去した部分にCu電極8を
形成した。この状態は図4のように素子両端に磁区制御
膜、すなわちNiO膜7があることになる。
【0031】さらに上ギャップとしてAl2O3を0.2
5μm成膜し、めっきによりNiFeを2μm形成して
上シールドとした。この後、端子部を形成し、Al2O3
の保護層を30μm成膜してウェハプロセスを完了し
た。端子出し加工後、金パッドを形成し、切断、研磨、
組立てを経て、磁気ヘッドを作製した。この磁気ヘッド
に10mAのセンス電流を流して、MRリードライトテ
スタを用いリードライト特性を評価した。その結果、得
られた信号にはバルクハウゼンノイズは認められず、N
iO膜が上記形状でも磁区制御膜として交換結合磁界が
有効に作用していることが確認された。
5μm成膜し、めっきによりNiFeを2μm形成して
上シールドとした。この後、端子部を形成し、Al2O3
の保護層を30μm成膜してウェハプロセスを完了し
た。端子出し加工後、金パッドを形成し、切断、研磨、
組立てを経て、磁気ヘッドを作製した。この磁気ヘッド
に10mAのセンス電流を流して、MRリードライトテ
スタを用いリードライト特性を評価した。その結果、得
られた信号にはバルクハウゼンノイズは認められず、N
iO膜が上記形状でも磁区制御膜として交換結合磁界が
有効に作用していることが確認された。
【0032】実施例5 ガラス基板上にCu電極を形成し、リフトオフプロセス
で幅3μm、長さ50μmの4層のスピンバルブ素子を
形成した。すなわち、素子の形成はまずNi80Fe2
0at%ターゲットを用い、Arガス中の一方向磁場中
でRFスパッタを行い、NiFe膜を60Å厚みに成膜
し、純度99.9%のCuターゲットを用いてCu膜を
40Å厚みに成膜し、磁場方向を90度回転させ、再び
NiFeターゲットを用いNiFe膜を40Å厚みに成
膜した後、酸素を35vol%含むAr中でRFスパッ
タを行い、NiOを250Å厚みに成膜した。得られた
NiFe/Cu/NiFe/NiOの4層膜を基本構造
とする積層型磁気抵抗効果素子に7mAのセンス電流を
流し、±200Oe静磁場でMR係数を測定した。その
結果を図6に示すが、零磁場近傍で6%のMR比が観測
され、NiO膜がNiFe膜に十分な交換結合磁界を及
ぼして、スピンバルブとして有効に働くことが明らかに
なった。
で幅3μm、長さ50μmの4層のスピンバルブ素子を
形成した。すなわち、素子の形成はまずNi80Fe2
0at%ターゲットを用い、Arガス中の一方向磁場中
でRFスパッタを行い、NiFe膜を60Å厚みに成膜
し、純度99.9%のCuターゲットを用いてCu膜を
40Å厚みに成膜し、磁場方向を90度回転させ、再び
NiFeターゲットを用いNiFe膜を40Å厚みに成
膜した後、酸素を35vol%含むAr中でRFスパッ
タを行い、NiOを250Å厚みに成膜した。得られた
NiFe/Cu/NiFe/NiOの4層膜を基本構造
とする積層型磁気抵抗効果素子に7mAのセンス電流を
流し、±200Oe静磁場でMR係数を測定した。その
結果を図6に示すが、零磁場近傍で6%のMR比が観測
され、NiO膜がNiFe膜に十分な交換結合磁界を及
ぼして、スピンバルブとして有効に働くことが明らかに
なった。
【0033】実施例6 図7に示すごとく、AlTiC基板10上にめっきによ
りNiFeを2μm形成し、下シールド11とした。こ
の上にAl2O3を0.2μm成膜してした下ギャップ1
2とした。磁気抵抗効果を有するNi80Fe20at
%ターゲットを用いRFスパッタ装置で磁気抵抗効果膜
13として素子加工後、長手方向となる向きの磁場中で
NiFeを60Å厚みに成膜した。次に、純度99.9
%のCuターゲットでCu膜14を30Å厚みに成膜
し、磁場方向を90度回転させ、磁気抵抗効果を有する
Ni80Fe20at%ターゲットで磁気抵抗効果膜1
5としてNiFeを60Å厚みに成膜後、さらに同じ装
置で酸素を30vol%含むArスパッタを行い、磁化
固定膜16としてNiOを250Å厚みに連続で成膜し
た。この4層膜をフォトリソグラフィとイオンミリング
で幅2μm、長さ50μmの素子形状に加工した。さら
に電極を形成するため、フォトリソグラフィとイオンミ
リングで素子の所要位置から250Å厚みのNiO膜を
除去した。このNiO膜を除去した部分にCu電極17
を形成した。
りNiFeを2μm形成し、下シールド11とした。こ
の上にAl2O3を0.2μm成膜してした下ギャップ1
2とした。磁気抵抗効果を有するNi80Fe20at
%ターゲットを用いRFスパッタ装置で磁気抵抗効果膜
13として素子加工後、長手方向となる向きの磁場中で
NiFeを60Å厚みに成膜した。次に、純度99.9
%のCuターゲットでCu膜14を30Å厚みに成膜
し、磁場方向を90度回転させ、磁気抵抗効果を有する
Ni80Fe20at%ターゲットで磁気抵抗効果膜1
5としてNiFeを60Å厚みに成膜後、さらに同じ装
置で酸素を30vol%含むArスパッタを行い、磁化
固定膜16としてNiOを250Å厚みに連続で成膜し
た。この4層膜をフォトリソグラフィとイオンミリング
で幅2μm、長さ50μmの素子形状に加工した。さら
に電極を形成するため、フォトリソグラフィとイオンミ
リングで素子の所要位置から250Å厚みのNiO膜を
除去した。このNiO膜を除去した部分にCu電極17
を形成した。
【0034】さらに、図示しないが上ギャップとしてA
l2O3を0.25μm厚みに成膜し、めっきによりNi
Feを2μm形成して上シールドとした。この後、端子
部を形成し、Al2O3の保護層を30μm成膜してウェ
ハプロセスを完了した。端子出し加工後、金パッドを形
成し、切断、研磨、組立てを経て、磁気ヘッドを作製し
た。この磁気ヘッドに8mAのセンス電流を流して、M
Rリードライトテスタを用いリードライト特性を評価し
た。その結果、得られた信号強度は従来のNiFe膜の
信号強度と比較して約2倍であり、NiOが磁化固定膜
として作動し、スピンバルブとして有効に作用している
ことが確認された。
l2O3を0.25μm厚みに成膜し、めっきによりNi
Feを2μm形成して上シールドとした。この後、端子
部を形成し、Al2O3の保護層を30μm成膜してウェ
ハプロセスを完了した。端子出し加工後、金パッドを形
成し、切断、研磨、組立てを経て、磁気ヘッドを作製し
た。この磁気ヘッドに8mAのセンス電流を流して、M
Rリードライトテスタを用いリードライト特性を評価し
た。その結果、得られた信号強度は従来のNiFe膜の
信号強度と比較して約2倍であり、NiOが磁化固定膜
として作動し、スピンバルブとして有効に作用している
ことが確認された。
【0035】実施例7 ガラス基板上に、リフトオフプロセスで幅2μm、長さ
50μmの4層膜を形成した。すなわち、素子の形成は
まずNi80Fe20at%ターゲットを用い、酸素を
35vol%含むAr中でRFスパッタを行い、磁化固
定膜としてNiOを250Å厚みに成膜し、続いて、同
じ装置にて、酸素を含まないAr中でRFスパッタし磁
気抵抗効果膜としてNiFe膜を70Å厚みに成膜し
た。次いで、純度99.9%Cuターゲットを用いてC
u膜を30Å成膜し、再びNi80Fe20at%ター
ゲットを用い磁気抵抗効果膜としてNiFe膜を40Å
厚みに成膜し、Cu電極を所要パターンで形成した。さ
らに、得られた素子を220℃の温度で素子幅方向の一
方向磁場中で熱処理し、スピンバルブを形成した。この
発明による素子に10mAのセンス電流を流し、60H
zで±50Oeの磁界を印加し、MR曲線を測定した。
その結果を図8に示すが、5%のMR比が観測され、N
iO膜がNiFe膜に十分な交換結合磁界を及ぼして、
スピンバルブとして有効に働くことが明らかになった。
50μmの4層膜を形成した。すなわち、素子の形成は
まずNi80Fe20at%ターゲットを用い、酸素を
35vol%含むAr中でRFスパッタを行い、磁化固
定膜としてNiOを250Å厚みに成膜し、続いて、同
じ装置にて、酸素を含まないAr中でRFスパッタし磁
気抵抗効果膜としてNiFe膜を70Å厚みに成膜し
た。次いで、純度99.9%Cuターゲットを用いてC
u膜を30Å成膜し、再びNi80Fe20at%ター
ゲットを用い磁気抵抗効果膜としてNiFe膜を40Å
厚みに成膜し、Cu電極を所要パターンで形成した。さ
らに、得られた素子を220℃の温度で素子幅方向の一
方向磁場中で熱処理し、スピンバルブを形成した。この
発明による素子に10mAのセンス電流を流し、60H
zで±50Oeの磁界を印加し、MR曲線を測定した。
その結果を図8に示すが、5%のMR比が観測され、N
iO膜がNiFe膜に十分な交換結合磁界を及ぼして、
スピンバルブとして有効に働くことが明らかになった。
【0036】
【発明の効果】この発明は、Niの含有量が75at%
以上の磁気抵抗効果を有する組成からなるNi基合金タ
ーゲットを、入力パワーが1kWのとき酸素を30vo
l%以上含むArプラズマ中でRFスパッタすると、容
易にNiO反強磁性膜膜を成膜できることを知見したも
ので、まず、上記のNi基合金ターゲットをArプラズ
マ中でRFスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し、その
後同じターゲットを連続して酸素を含むArプラズマ中
でRFスパッタし、反強磁性NiO膜を成膜することで
一枚のターゲットから交換相互作用をもつ2層膜を作成
することにより、極めて簡素化された工程で2層膜を形
成できる。
以上の磁気抵抗効果を有する組成からなるNi基合金タ
ーゲットを、入力パワーが1kWのとき酸素を30vo
l%以上含むArプラズマ中でRFスパッタすると、容
易にNiO反強磁性膜膜を成膜できることを知見したも
ので、まず、上記のNi基合金ターゲットをArプラズ
マ中でRFスパッタして磁気抵抗効果膜を成膜し、その
後同じターゲットを連続して酸素を含むArプラズマ中
でRFスパッタし、反強磁性NiO膜を成膜することで
一枚のターゲットから交換相互作用をもつ2層膜を作成
することにより、極めて簡素化された工程で2層膜を形
成できる。
【0037】また、この発明によるNiFe/NiOの
2層膜における磁気交換相互作用は、NiO膜厚が20
0Åから500Åで安定に作用することから、従来より
はるかに薄膜化することが可能でかつバルクハウゼンノ
イズのない磁気抵抗効果膜/反強磁性体の2層膜を基本
構造とする積層型磁気抵抗効果型素子を提供できる。さ
らに、磁化固定膜としてNiOを用いた高磁気抵抗効果
を示すスピンバルブ素子、すなわち、磁気抵抗効果膜/
Cu/磁気抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造
とする積層型磁気抵抗効果素子を容易に提供できる。
2層膜における磁気交換相互作用は、NiO膜厚が20
0Åから500Åで安定に作用することから、従来より
はるかに薄膜化することが可能でかつバルクハウゼンノ
イズのない磁気抵抗効果膜/反強磁性体の2層膜を基本
構造とする積層型磁気抵抗効果型素子を提供できる。さ
らに、磁化固定膜としてNiOを用いた高磁気抵抗効果
を示すスピンバルブ素子、すなわち、磁気抵抗効果膜/
Cu/磁気抵抗効果膜/磁化固定膜の4層膜を基本構造
とする積層型磁気抵抗効果素子を容易に提供できる。
【図1】NiO反強磁性膜厚と交換結合磁界との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図2】NiFeスパッタ時の酸素量と磁化との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図3】NiFeスパッタ時の酸素量と成膜速度との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図4】NiFeスパッタ時の酸素量と磁化との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図5】この発明による磁気抵抗効果型素子の一実施例
の縦断説明図である。
の縦断説明図である。
【図6】この発明の実施例における±200Oe静磁場
でのMR曲線を示すグラフである。
でのMR曲線を示すグラフである。
【図7】この発明による磁気抵抗効果型素子の他の実施
例の縦断説明図である。
例の縦断説明図である。
【図8】この発明の実施例における60Hz、±50O
eの磁場でのMR曲線を示すグラフである。
eの磁場でのMR曲線を示すグラフである。
1,10 AlTiC基板 2,11 下シールド 3,12 下ギャップ 4 ソフトバイアス膜 5 磁気分離膜 6,13,15 磁気抵抗効果膜 7 NiO膜 8,17 Cu電極 14 Cu膜 16 磁化固定膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 41/18 H01L 43/08 Z 43/12
Claims (6)
- 【請求項1】 Niの含有量が75at%以上の磁気抵
抗効果を有するNi基合金ターゲットを、酸素を含むA
rプラズマ中でRFスパッタして成膜することを特徴と
するNiO反強磁性膜の製造方法。 - 【請求項2】 磁気抵抗効果膜/反強磁性体の2層膜を
基本構造とする積層型磁気抵抗効果素子の製造方法にお
いて、Niの含有量が75at%以上の磁気抵抗効果を
有するNi基合金ターゲットをArプラズマ中でスパッ
タして磁気抵抗効果膜を成膜した後、前記Ni基合金の
ターゲットを酸素を含むArプラズマ中でスパッタして
NiO反強磁性膜を成膜して2層膜を設けることを特徴
とする磁気抵抗効果素子の製造方法。 - 【請求項3】 磁気抵抗効果膜/Cu/磁気抵抗効果膜
/磁化固定膜の4層膜を基本構造とする積層型磁気抵抗
効果素子の製造方法において、磁気抵抗効果膜及びCu
膜の成膜後、Niの含有量が75at%以上の磁気抵抗
効果を有するNi基合金ターゲットをArプラズマ中で
スパッタして磁気抵抗効果膜を成膜した後、磁化固定膜
として、前記Ni基合金のターゲットを酸素を含むAr
プラズマ中でスパッタしてNiO反強磁性膜を成膜する
ことを特徴とする磁気抵抗効果素子の製造方法。 - 【請求項4】 磁気抵抗効果膜/Cu/磁気抵抗効果膜
/磁化固定膜の4層膜を基本構造とする積層型磁気抵抗
効果素子の製造方法において、磁化固定膜として、Ni
の含有量が75at%以上の磁気抵抗効果を有するNi
基合金ターゲットを酸素を含むArプラズマ中でスパッ
タしてNiO反強磁性膜を成膜した後、前記Ni基合金
のターゲットをArプラズマ中でスパッタして磁気抵抗
効果膜を成膜し、その後Cu膜及び磁気抵抗効果膜を成
膜し、さらにNiOのネール点以上の温度で磁場中熱処
理することを特徴とする磁気抵抗効果素子の製造方法。 - 【請求項5】 Niの含有量が75at%以上の磁気抵
抗効果を有するNi基合金ターゲットをArプラズマ中
でスパッタして成膜した磁気抵抗効果膜と、さらに前記
Ni基合金のターゲットを酸素を含むArプラズマ中で
スパッタして成膜したNiO反強磁性膜とからなる2層
膜を有し、NiO反強磁性膜の厚みが200Å〜500
Åであることを特徴とする磁気抵抗効果素子。 - 【請求項6】 磁気抵抗効果膜と、Cu膜と、Niの含
有量が75at%以上の磁気抵抗効果を有するNi基合
金ターゲットをArプラズマ中でスパッタして成膜した
磁気抵抗効果膜と、さらに前記Ni基合金のターゲット
を酸素を含むArプラズマ中でスパッタして成膜したN
iO反強磁性膜とからなる磁化固定膜との4層膜を有
し、NiO反強磁性膜の厚みが200Å〜500Åであ
ることを特徴とする磁気抵抗効果素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276014A JPH08129721A (ja) | 1994-09-08 | 1994-10-14 | NiO反強磁性膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその素子 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-242337 | 1994-09-08 | ||
| JP24233794 | 1994-09-08 | ||
| JP6276014A JPH08129721A (ja) | 1994-09-08 | 1994-10-14 | NiO反強磁性膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08129721A true JPH08129721A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=26535721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6276014A Pending JPH08129721A (ja) | 1994-09-08 | 1994-10-14 | NiO反強磁性膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08129721A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0814519A3 (en) * | 1996-06-17 | 1998-01-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magnetoresistive effect device, process for fabricating the same, and magnetic head produced using the same |
| US5871622A (en) * | 1997-05-23 | 1999-02-16 | International Business Machines Corporation | Method for making a spin valve magnetoresistive sensor |
| WO1998001762A3 (en) * | 1996-07-05 | 1999-04-15 | Philips Electronics Nv | A magnetic field sensor and a method of manufacturing such a sensor |
| US6063244A (en) * | 1998-05-21 | 2000-05-16 | International Business Machines Corporation | Dual chamber ion beam sputter deposition system |
| JP2008124486A (ja) * | 2007-12-14 | 2008-05-29 | Canon Anelva Corp | 磁気抵抗多層膜製造方法及び製造装置 |
| US7771570B2 (en) | 2003-10-16 | 2010-08-10 | Canon Anelva Corporation | Method and apparatus for depositing a magnetoresistive multilayer film |
| CN109110824A (zh) * | 2018-08-14 | 2019-01-01 | 厦门大学 | 用于钙钛矿太阳能电池空穴传输材料的纳米氧化镍及制备 |
| CN115715142A (zh) * | 2022-11-10 | 2023-02-24 | 清华大学 | 一种利用反铁磁材料产生可控自旋流的方法、异质结构器件和自旋电子学器件 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP6276014A patent/JPH08129721A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0814519A3 (en) * | 1996-06-17 | 1998-01-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magnetoresistive effect device, process for fabricating the same, and magnetic head produced using the same |
| US5862021A (en) * | 1996-06-17 | 1999-01-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magnetoresistive effect device utilizing an oxide layer adjacent one of the magnetic layers |
| WO1998001762A3 (en) * | 1996-07-05 | 1999-04-15 | Philips Electronics Nv | A magnetic field sensor and a method of manufacturing such a sensor |
| US5904996A (en) * | 1996-07-05 | 1999-05-18 | U.S. Philips Corporation | Method of manufacturing a magnetic field sensor |
| US5871622A (en) * | 1997-05-23 | 1999-02-16 | International Business Machines Corporation | Method for making a spin valve magnetoresistive sensor |
| US6063244A (en) * | 1998-05-21 | 2000-05-16 | International Business Machines Corporation | Dual chamber ion beam sputter deposition system |
| EP0959146A3 (en) * | 1998-05-21 | 2002-06-05 | International Business Machines Corporation | Dual chamber ion beam sputter deposition system |
| US7771570B2 (en) | 2003-10-16 | 2010-08-10 | Canon Anelva Corporation | Method and apparatus for depositing a magnetoresistive multilayer film |
| US7914654B2 (en) | 2003-10-16 | 2011-03-29 | Anelva Corporation | Method and apparatus for depositing a magnetoresistive multilayer film |
| JP2008124486A (ja) * | 2007-12-14 | 2008-05-29 | Canon Anelva Corp | 磁気抵抗多層膜製造方法及び製造装置 |
| CN109110824A (zh) * | 2018-08-14 | 2019-01-01 | 厦门大学 | 用于钙钛矿太阳能电池空穴传输材料的纳米氧化镍及制备 |
| CN115715142A (zh) * | 2022-11-10 | 2023-02-24 | 清华大学 | 一种利用反铁磁材料产生可控自旋流的方法、异质结构器件和自旋电子学器件 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6258470B1 (en) | Exchange coupling film, magnetoresistance effect device, magnetoresistance effective head and method for producing exchange coupling film | |
| JP3137580B2 (ja) | 磁性多層膜、磁気抵抗効果素子および磁気変換素子 | |
| JP3447468B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子及びその製造方法並びにそれを用いた磁気ヘッド | |
| KR100192192B1 (ko) | 자기저항 효과막, 이를 제조하는 방법 및 자기저항효과소자 | |
| JP3255872B2 (ja) | スピンバルブ型薄膜素子及びその製造方法 | |
| JP3650344B2 (ja) | スピン・バルブ | |
| JPH11134620A (ja) | 強磁性トンネル接合素子センサ及びその製造方法 | |
| US5764445A (en) | Exchange biased magnetoresistive transducer | |
| JP3219713B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子の製造方法 | |
| EP0814519B1 (en) | Magnetoresistive effect device, process for fabricating the same, and magnetic head produced using the same | |
| US6721147B2 (en) | Longitudinally biased magnetoresistance effect magnetic head and magnetic reproducing apparatus | |
| JPH10198927A (ja) | 磁気抵抗効果膜およびその製造方法 | |
| JPH08129721A (ja) | NiO反強磁性膜の製造方法並びに磁気抵抗効果素子の製造方法とその素子 | |
| US6245450B1 (en) | Exchange coupling film magnetoresistance effect device magnetoresistance effective head and method for producing magnetoresistance effect device | |
| JPH10116728A (ja) | 磁気抵抗効果膜及びその製造方法 | |
| JP2003318462A (ja) | 磁気抵抗効果素子とこれを用いた磁気ヘッドおよび磁気メモリ | |
| JPH06314617A (ja) | 交換結合膜および磁気抵抗効果素子 | |
| JP3137288B2 (ja) | 交換結合膜、磁気抵抗効果素子、磁気抵抗効果型ヘッドおよび磁気抵抗効果素子の製造方法 | |
| KR100284734B1 (ko) | 교환 결합막, 자기저항 효과 소자, 자기저항 효과형 헤드 및 자기저항 효과 소자의 제조방법 | |
| JP3619475B2 (ja) | 磁性積層膜、磁気記録媒体、磁気抵抗効果積層膜、及び磁気ヘッド | |
| JP3822313B2 (ja) | 磁気抵抗効果多層膜の製造方法 | |
| JP2907805B1 (ja) | 磁気抵抗効果素子、磁気抵抗効果型ヘッドおよび磁気記録再生装置 | |
| JP3274449B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子、ならびに、前記磁気抵抗効果素子を用いた薄膜磁気ヘッド | |
| JP2004178659A (ja) | スピンバルブヘッドおよび磁気記録装置 | |
| JPH10214716A (ja) | 交換結合膜およびその製造方法並びにそれを用いた磁気抵抗効果素子 |