JPH08129945A - ヒータ制御回路の接点溶着保護装置 - Google Patents

ヒータ制御回路の接点溶着保護装置

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JPH08129945A
JPH08129945A JP6267483A JP26748394A JPH08129945A JP H08129945 A JPH08129945 A JP H08129945A JP 6267483 A JP6267483 A JP 6267483A JP 26748394 A JP26748394 A JP 26748394A JP H08129945 A JPH08129945 A JP H08129945A
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JP
Japan
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contact
relay
circuit
heater
heating
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Application number
JP6267483A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kojima
伸行 小島
Sumio Kamata
純夫 鹿俣
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/002Monitoring or fail-safe circuits

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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレーの接点が溶着した時点で、速やかにか
つ確実に加熱用ヒータへの通電を停止する。 【構成】 制御装置18から駆動信号が出ていない場合
に、接点2Aがオンしていると、接点溶着検知回路41は
接点溶着信号を出力する。これにより、サイリスタ4は
ターンオンし、電源遮断器9が動作して、加熱用ヒータ
3への通電が速やかに停止する。また、接点溶着検知回
路41は、制御装置18とは別個に設けられており。このた
め、制御装置18が誤動作を起こしても、リレー2の接点
2Aの溶着を確実に検知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リレーの接点の開閉動
作により加熱用ヒータを通断電制御するヒータ制御回路
に関し、このリレーの接点の溶着を検知して、電源供給
を遮断することを目的としたヒータ制御回路の接点溶着
保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電源ライン間に加熱用ヒータと
リレーの接点との直列回路を接続し、制御手段からの駆
動信号により前記リレーの接点を開閉して前記加熱用ヒ
ータを通断電制御するこの種のヒータ制御回路は、例え
ば電気ポットなどの家電製品に用いられている。しか
し、このようなヒータ制御回路では、加熱用ヒータに直
列接続されるリレーの接点が溶着すると、加熱用ヒータ
が連続通電された状態となり、ポット本体の内部が異常
過熱を起こして、熱変形によるポット本体の破損を生じ
る可能性が有った。
【0003】このような問題点を解決するために、従来
から次のような種々な方法が提案されている。例えば、
特公平4−44532号公報には、リレー駆動回路を構
成する電子部品の誤動作により、加熱用ヒータを通断電
する駆動用リレーの接点が閉じて、オン状態にラッチさ
れる(すなわち、駆動用リレーが溶着と同じ状態とな
る)と、加熱用ヒータへの通電電流をカレントトランス
などの電流検出回路により検出し、駆動用リレーのコイ
ルへの駆動信号がオフであるに拘らず、加熱用ヒータへ
の通電が行なわれている場合には、加熱用ヒータおよび
駆動用リレーの接点と直列に接続した遮断用リレーの接
点を強制的にオフにするものが開示されている。
【0004】また、特開平3−89425号公報および
特開昭60−254530号公報には、リレーの接点の
溶着を検出した場合、制御手段からリレー駆動回路にパ
ルス信号、すなわちオン,オフの繰り返し信号を与えて
接点を振動させ、軽溶着している接点を引き離して、延
命効果を狙ったものが開示されている。
【0005】さらに、特開昭59−194324号公報
には、サーミスタたる温度制御装置により、加熱用ヒー
タの温度上昇を検出し、リレーへの駆動信号が出力され
ていないにも拘らず、加熱用ヒータが温度上昇を起こし
ている場合には、接点を振動させ、軽溶着している接点
を引き離して、同様に延命効果を狙ったものが開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、特公平4−44532号公報に記載されたものは、
加熱用ヒータへの通電電流を検出する電流検出回路の構
成が複雑でかつ高価なものになり、この部分での誤動作
があった場合には、遮断用リレーが確実に機能しない虞
れがある。さらに、駆動用リレーのみならず、遮断用リ
レーに対する駆動信号も、電流検出回路からの電流検出
信号に基づき制御手段であるマイクロコンピュータで制
御処理しているため、万一マイクロコンピュータが故障
した場合にも、駆動用リレーの溶着時に遮断用リレーが
正しく作動しない虞れがある。
【0007】一方、特開平3−89425号公報,特開
昭60−254530号公報および特開昭59−194
324号公報に記載されたものは、いずれも接点が溶着
した時点では直ちにヒータの通電を停止することができ
ず、基本的な安全性を確保することができない。
【0008】そこで本発明は上記問題点に鑑み、リレー
の接点が溶着した時点で、速やかにかつ確実に加熱用ヒ
ータへの通電を停止することができるヒータ制御回路の
接点溶着保護装置を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の接点溶
着保護装置は、電源ライン間に加熱用ヒータとリレーの
接点との直列回路を接続し、制御手段からの駆動信号に
より前記リレーの接点を開閉して前記加熱用ヒータを通
断電制御するヒータ制御回路において、前記制御手段か
らの駆動信号の有無と前記リレーの接点の開閉状態とを
監視して、前記リレーの接点の溶着時に接点溶着検知信
号を出力する前記制御手段から独立して設けられた接点
溶着検知回路と、前記電源ラインから前記加熱用ヒータ
への電源供給を遮断する電源遮断器と、前記接点溶着検
知回路からの接点溶着検知信号により前記電源遮断器を
作動させる電源遮断器駆動回路とを備えたものである。
【0010】また、請求項2に記載の接点溶着保護装置
は、電源供給遮断用の温度ヒューズと、前記リレーの接
点の溶着時に前記温度ヒューズを加熱により溶断させる
抵抗体とを一体にモールド形成して前記電源遮断器を構
成したものである。
【0011】
【作用】請求項1の構成により、制御手段から駆動信号
が出ていない場合に、リレーの接点がオンし続けている
と、接点溶着検知回路がこの状態を検知して、直ちに電
源遮断器駆動回路に接点溶着信号を出力する。これによ
って、電源遮断器が動作して、加熱用ヒータへの通電は
速やかに停止する。また、接点溶着検知回路は、駆動信
号を出力する制御手段とは別個に設けられているため、
この制御手段が仮に誤動作を起こしても、リレーの接点
の溶着を確実に検知して、緊急時に加熱用ヒータへの通
電を速やかに遮断できる。
【0012】また、請求項2の構成により、予め温度ヒ
ューズの溶断温度と加熱抵抗の抵抗値とを任意に選定す
れば、温度ヒューズが溶断するまでの時間を、簡単に変
更できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例を添付図面に基づい
て説明する。なお、これらの各実施例に示す回路構成
は、いずれも家庭用電気製品の一種である電気ポットに
適用されるものである。
【0014】先ず、本発明の第1実施例を示す図1にお
いて、1は例えばAC100Vの電源たる商用交流電源
であり、この交流電源1のライン両端には、リレー2の
常開接点(以下、単に接点と称する。)2Aと、負荷で
ある加熱用ヒータ3との直列回路が接続される。また、
この交流電源1のライン両端には、半導体スイッチ手段
たる逆阻止三端子サイリスタ(以下、サイリスタと称す
る。)4と抵抗体たる加熱抵抗5との直列回路と、二方
向性三端子サイリスタ(以下、トライアックと称す
る。)6と保温用ヒータ7との直列回路が各々接続され
る。すなわち、交流電源1の一側ラインにサイリスタ4
のカソードが接続され、交流電源1の他側ラインとサイ
リスタ4のアノードとの間に、加熱抵抗5が接続される
とともに、これとは別に、交流電源1の一側ラインにト
ライアック6の一方の主端子が接続され、交流電源1の
他側ラインとトライアック6の他方の主端子との間に、
保温用ヒータ7が接続される。交流電源1の一側ライン
には、所定の溶断温度で溶断する電源供給遮断用の温度
ヒューズ8が挿入接続されており、この温度ヒューズ8
と加熱抵抗5とを一体にモールド形成することで、電源
遮断器9を構成している。電源遮断器9は、リレー2の
接点2Aの溶着時にサイリスタ4がターンオンすると、
加熱抵抗5が通電して発熱し、加熱抵抗5が温度ヒュー
ズ8の溶断温度に達すると、温度ヒューズ8を溶断する
ようになっている。なお、必要に応じて、交流電源1と
温度ヒューズ8との間に、ポット本体(図示せず)の過
熱防止用の温度ヒューズ10などを別個に挿入接続する場
合もある。また、保温機能を必要としない製品について
は、トライアック6および保温用ヒータ7の構成を省略
してもよい。
【0015】11は電力変換用の電源トランスであり、こ
の電源トランス11の一次巻線11Aの一端は、交流電源1
の一側ラインに接続されるとともに、一次巻線11Aの他
端は、温度ヒューズ8を介して交流電源1の他側ライン
に接続される。また、電源トランス11の二次巻線11Bの
両端には、ダイオードブリッジからなる整流器12が接続
され、この整流器12の出力端子両端に平滑用コンデンサ
13が接続される。交流電源1の交流電圧は電源トランス
11により降圧され、この降圧された交流電圧を整流器12
と平滑用コンデンサ13とにより整流平滑することで、出
力電圧ライン間に所定の直流電圧が発生し、リレー2を
駆動するのに充分な電圧が確保されている。さらに、こ
の直流電圧を安定化する手段として、プラス側出力電圧
ラインにカソードが接続される定電圧ダイオード14と、
マイナス側出力電圧ラインにエミッタとコレクタが接続
され、ベースが定電圧ダイオード14のアノードに接続さ
れる電流増幅トランジスタ15と、電流増幅トランジスタ
15のベース・コレクタ間に接続される電流制限用の抵抗
16とからなる定電圧回路17が設けられる。定電圧回路17
で得られた安定化した直流電圧は、制御手段に相当する
制御装置18の入力端子+V,−Vに動作電圧として印加
されている。
【0016】制御装置18は、いずれも図示しないが、C
PUを内蔵するマイクロコンピュータ(マイコン)とそ
の周辺回路を備えており、所定の制御シーケンスを実行
するプログラムが記憶装置に予め記憶されている。この
制御装置18の入力ポートには、操作スイッチなどの入力
装置21と、サーミスタなどの温度検出装置22が接続され
るとともに、制御装置18の出力ポートには、LEDなど
の表示装置23と、ブザーなどの報知装置24が各々接続さ
れる。これらの各装置21〜24は、製品の仕様に応じて適
宜選択的に設けられる。また、ゲート抵抗25を介してト
ライアック6のゲートに駆動信号を供給する出力端子P
1と、リレー2のコイル2Bに駆動信号を供給する出力
端子P2が、制御装置18に各々設けられている。制御装
置18は内蔵するプログラムの制御シーケンスに従って、
温度検出装置22の検出温度と設定温度との比較に基づ
き、加熱用ヒータ3および保温用ヒータ7を通断電制御
する。この制御装置18と、リレー2および加熱用ヒータ
3とにより、加熱用ヒータ3のヒータ制御回路26が構成
される。
【0017】前記リレー2のコイル2Bの一端は、マイ
ナス側出力電圧ラインに接続されるとともに、コイル2
Bの他端とプラス側出力電圧ラインとの間には、リレー
駆動用として設けられたPNP型トランジスタ31のエミ
ッタ・コレクタが接続される。また、トランジスタ31の
ベースと制御装置18の出力端子P2間にはゲート抵抗32
が設けられ、このトランジスタ31とゲート抵抗32とによ
り、リレー2を駆動するリレー駆動回路33を構成する。
【0018】41は、制御装置18の出力端子P2からの駆
動信号の有無と、リレー2の接点2Aの開閉状態とを監
視して、このリレー2の接点2Aが溶着した場合に、接
点溶着検知信号を直ちに出力する接点溶着検知回路であ
る。この接点溶着検知信号が出力されるサイリスタ4の
ゲートには、ゲート抵抗42を接続しており、このゲート
抵抗42およびサイリスタ4が、接点溶着検知回路41から
の接点溶着検知信号により電源遮断器9を作動させる電
源遮断器駆動回路43を構成している。
【0019】前記接点溶着検知回路41は、リレー2のコ
イル2Bへの駆動信号入力Xと、接点2Aの開閉信号入
力Yとを入力条件として判定し、この判定結果を、電源
遮断器9の加熱抵抗5を通断電する電源遮断器駆動回路
43への駆動出力Zとして供給するものである。これを論
理回路的に表現すると、本実施例の接点溶着検知回路41
は、次の数式が成立するように構成されている。
【0020】
【数1】
【0021】つまり、制御装置18の出力端子P2から駆
動信号を出力していない状態では、駆動信号入力XはL
レベルとなるが、この場合、リレー2の接点2Bがオ
ン、すなわち溶着していると、開閉信号入力YはHレベ
ルとなるので、電源遮断器駆動回路43には駆動出力Zが
Lレベルの接点溶着検知信号として出力される。
【0022】上記数式1における論理回路を満足するた
めに、本実施例の接点溶着検知回路41は、第1および第
2のNPN型トランジスタ44,45と、第1および第2の
抵抗46,47とにより構成され、しかも、制御装置18から
独立して設けられている点が注目される。すなわち、駆
動信号入力Xの監視は、トランジスタ31のコレクタとリ
レー2のコイル2Bとの接続点に第1の抵抗46の一端を
接続し、この第1の抵抗46の他端に、エミッタをマイナ
ス側出力電圧ラインに接続し、かつコレクタを第2のト
ランジスタ45のベースに接続した第1のトランジスタ44
のベースを接続して構成される。また、開閉信号入力Y
の監視は、リレー2の接点2Aと加熱用ヒータ3との接
続点に第2の抵抗47の一端を接続し、この第2の抵抗47
の他端に、エミッタをマイナス側出力電圧ラインに接続
した第2のトランジスタ45のベースに接続して構成され
る。そして、第2のトランジスタ45のコレクタを、ゲー
ト抵抗42の一端に接続することにより、接点溶着検知信
号の駆動出力Zを電源遮断器駆動回路43に供給するよう
にしている。
【0023】次に上記構成につき、その作用を説明す
る。交流電源1を投入すると、各温度ヒューズ8,10が
溶断していない限り、電源トランス11の一次巻線11Aに
交流電圧が印加される。電源トランス11の二次巻線から
出力される降圧された交流電圧は、整流器12および平滑
コンデンサ13によって整流平滑された後、定電圧回路1
7により安定した直流電圧として、制御装置18に入力
端子+V,−Vに供給される。制御装置18は、温度検出
装置22の検出温度と設定温度との比較に基づいて、容器
(図示せず)内の湯が所定の温度になるように、各出力
端子P1,P2からの駆動信号により、トライアック6
の主端子間およびリレー2の接点2Aを開閉して、加熱
用ヒータ3および保温用ヒータ7を通断電制御する。す
なわち、出力端子P1からの駆動信号により、ゲート抵
抗25を介してトライアック6のゲートにゲート電流を供
給すると、トライアック6の主電極間は双方向に導通
し、保温用ヒータ7に交流電源1からの交流電圧が供給
され、保温用ヒータ7が発熱する。また、出力端子P2
からの駆動信号により、リレー駆動回路33のトランジス
タ31がオンすると、リレー2のコイル2Bに直流電流が
流れ込む。したがって、リレー2の接点2Aはオンし、
加熱用ヒータ3に交流電源1からの交流電圧が供給さ
れ、加熱用ヒータ3が発熱する。
【0024】制御装置18の出力端子P2からリレー駆動
回路33に駆動信号を出力している場合、リレー2のコイ
ル2Bへの駆動信号入力XはHレベルとなる。このと
き、接点溶着検知回路41では、第1のトランジスタ44に
ベース電流が供給され、第1のトランジスタ44はオン状
態になる。したがって、第2のトランジスタ45のベース
・エミッタ間は短絡し、接点2Aの開閉に拘らず、第2
のトランジスタ45はオフ状態を継続するため、電源遮断
器駆動回路43のサイリスタ4はオフになり、電源遮断器
9は作動しない。
【0025】これに対して、制御装置18の出力端子P2
からリレー駆動回路33への駆動信号の供給が停止する
と、リレー2のコイル2Bへの駆動信号入力XはLレベ
ルとなり、接点溶着検知回路41の第1のトランジスタ44
はオフ状態となる。このとき、リレー2の接点2Aが溶
着し、引き続きオン状態を保持していると、接点2Aの
開閉信号入力YはHレベルとなっているため、第2の抵
抗47を介して第2のトランジスタ45にベース電流が流れ
込み、第2のトランジスタ45はオン状態となる。したが
って、遮断器駆動回路43への駆動出力ZはLレベルとな
り、ゲート抵抗42を介してサイリスタ4にゲート電流が
流れるため、サイリスタ4はターンオンし、加熱抵抗5
に交流電源1からの交流電圧が半波毎に供給される。そ
して、この加熱抵抗5の発熱により温度ヒューズ8の溶
断温度に達すると、温度ヒューズ8は溶断して、加熱用
ヒータ3を含む全回路の通電が遮断される。
【0026】また、リレー2の接点2Aが溶着していな
い正常動作の場合、出力端子P2からの駆動信号の供給
停止とともに、接点2Aの開閉信号入力YはHレベルか
らLレベルに切替わる。したがって、この場合には、第
2のトランジスタ45はオフ状態を保持し、電源遮断器9
は作動しない。
【0027】以上のように本実施例によれば、制御装置
18の出力端子P2からの駆動信号が出ていない場合に、
リレー2の接点2Aがオンし続けていると、接点溶着検
知回路41がこの状態を検知して、直ちに電源遮断器駆動
回路43に駆動出力ZがLレベルの接点溶着信号を出力す
ることから、これによって、電源遮断器9を構成する電
源供給遮断用の温度ヒューズ8を溶断して、加熱用ヒー
タ3への通電を速やかに停止することができ、加熱用ヒ
ータ7のオーバーヒートによるポット本体(図示せず)
の破損を未然に防止できる。また、接点溶着検知回路41
は、マイクロコンピュータを搭載した駆動信号を出力す
る制御装置18とは別個に設けられていることから、従来
のように、制御装置18が誤動作を起こしても、電源遮断
器9が正しく動作しないようなことはなく、リレー2の
接点2Aの溶着を確実に検知して、緊急時に加熱用ヒー
タ3への通電を速やかに遮断できる。
【0028】すなわち、交流電源1のライン間に加熱用
ヒータ3とリレー2の接点2Aとの直列回路を接続し、
制御装置18からの駆動信号により前記リレー2の接点2
Aを開閉して前記加熱用ヒータ3を通断電制御するヒー
タ制御回路26において、制御装置18からの駆動信号の有
無とリレー2の接点2Aの開閉状態とを監視して、リレ
ー2の接点2Aの溶着時に接点溶着検知信号を出力する
制御装置18から独立して設けられた接点溶着検知回路41
と、交流電源1のラインから加熱用ヒータ3への電源供
給を遮断する電源遮断器9と、接点溶着検知回路41から
の接点溶着検知信号により電源遮断器9を作動させる電
源遮断器駆動回路43とを備えたものであるから、リレー
2の接点2Aが溶着した時点で、速やかにかつ確実に加
熱用ヒータ3への通電を停止することが可能となる。
【0029】また、加熱用ヒータ3への通電停止を遮断
用リレーなどで行なうと、この遮断用リレーの接点が開
くまでの時間を任意に設定しずらいが、本実施例の電源
遮断器9は、加熱抵抗5と温度ヒューズ8とを一体にモ
ールド成形したものであるから、予め温度ヒューズ8の
溶断温度と加熱抵抗5の抵抗値とを任意に選定すれば、
温度ヒューズ8が溶断するまでの時間を、製品毎に応じ
て簡単に変更することができる。
【0030】つまり、電源供給遮断用の温度ヒューズ8
と、リレー2の接点2Aの溶着時に温度ヒューズ8を加
熱により溶断させる加熱抵抗5とを一体にモールド形成
して電源遮断器9を構成すれば、温度ヒューズ8が溶断
するまでの時間を、簡単に変更することができる。
【0031】また、制御装置18のマイクロコンピュータ
は、静電ノイズなどに比較的弱いため、この制御装置18
により接点2の溶着の検知を判定させると、ノイズによ
る誤検知の危険性があるが、本実施例の接点溶着検知回
路41は、第1および第2のトランジスタ44,45と、第1
および第2の抵抗46,47とからなるディスクリート部品
で構成されるため、静電ノイズに強く、ノイズによる誤
検知が少ない。また、交流電源1の一側ラインが、リレ
ー2のコイル2B,定電圧回路17および制御装置18に直
流電圧を印加するプラス側出力電圧ラインと共通してい
るため、これにより各部の構成部品の点数を最小限に抑
えることが可能となり、低コスト化を実現できる。さら
に、温度ヒューズ8が溶断した後は、モールド成形によ
り一体化された電源遮断器9とリレー2とを交換するだ
けで、簡単に修理を行なうことができる。
【0032】次に、本発明の第2実施例〜第5実施例
を、添付図面に基づき各々説明する。なお、これらの各
実施例において、前記第1実施例と同一部分には同一符
号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。
【0033】本発明の第2実施例を図2に示す。同図に
おいて、本実施例では第1実施例のサイリスタ4に代わ
り、半導体スイッチ手段として二方向性三端子サイリス
タすなわちトライアック51を接続した点が注目される。
この場合、接点2Aの溶着時に接点溶着検知信号の駆動
出力がLレベルになると、トライアック51はターンオン
し、加熱抵抗5に交流電源1からの交流電圧が全波毎に
供給されるため、第1実施例の構成に比べて、加熱抵抗
5の発熱量が多くなり、接点2の溶着時に温度ヒューズ
8を一層速やかに溶断できる。また、電源遮断器9をモ
ールド形成した後では、温度ヒューズ8の遮断時間を機
構的に調整することが難しいが、少なくとも請求項2の
構成において、電源遮断器駆動回路43を半導体スイッチ
手段と、この半導体スイッチ手段のゲートと接点溶着検
知回路41間に接続されるゲート抵抗42とにより構成し、
交流電源1のライン間に半導体スイッチ手段と加熱抵抗
5との直列回路を接続すれば、半導体スイッチ手段とし
てサイリスタ4あるいはトライアック51などを適宜選択
することで、加熱抵抗5の発熱量、ひいては、電源供給
遮断用の温度ヒューズ8の溶断時間を簡単に変えること
ができる。
【0034】次に、図3に基づき本発明の第3実施例を
説明すると、本実施例では、常開接点52Aとコイル52B
とを備えたリレー52により電源遮断器駆動回路43を構成
している。具体的には、リレー52の接点52Aと加熱抵抗
5との直列回路を、交流電源1のライン両端間に接続す
るとともに、プラス側出力電圧ラインと第2のトランジ
スタ45のコレクタ間にコイル52Bを接続する。この場
合、接点2Aの溶着時に接点溶着検知信号の駆動出力が
Lレベルになると、リレー52のコイル52Bに直流電流が
流れ込むため、接点52Aはオン状態となって、加熱抵抗
5に交流電源1からの交流電圧が供給される。したがっ
て、このコイル52Aを電源遮断器駆動回路43のスイッチ
手段として用いた場合にも、リレー2の接点2Aが溶着
した時点で、速やかにかつ確実に加熱用ヒータ3への通
電を停止できる。
【0035】図4は、本発明の第4実施例である。同図
において、本実施例では、電源遮断器9と電源遮断器駆
動回路43を兼用する自己保持形のラッチングリレー53が
設けられている。このラッチングリレー53は常閉接点53
Aとコイル53Bとを備えており、交流電源1の一側ライ
ンに常閉接点53Aを接続し、プラス側出力電圧ラインと
第2のトランジスタ45のコレクタ間にコイル53Bを接続
している。そして、接点2Aの溶着時に接点溶着検知信
号の駆動出力がLレベルになると、ラッチングリレー53
のコイル53Bに直流電流が流れ込むため、接点53Aは直
ちにオフ状態に切替わり、加熱用ヒータ3を含む全回路
への電源供給は遮断される。このとき、コイル53Bへの
電流供給も停止するが、ラッチングリレー53は接点53A
の状態をそのまま保持するため、その後も加熱用ヒータ
3に交流電圧が供給されることはない。このように、請
求項1の構成において、電源遮断器9と電源遮断器駆動
回路43とを、交流電源1の一側ラインに常閉接点53Aを
挿入接続してなるラッチングリレー53で構成しても、リ
レー2の接点2Aが溶着した時点で、加熱用ヒータ3へ
の通電を速やかにかつ確実に停止できる。しかも、この
場合には、電源遮断器9および電源遮断器駆動回路43の
各機能を一部品で実現でき、部品点数を著しく削減でき
る。
【0036】図5は、本発明の第5実施例を示すもので
ある。本実施例と第1実施例は、交流電源1の一側ライ
ンと、加熱用ヒータ3,保温用ヒータ7および加熱抵抗
5の各一端との間に、共通する負荷電圧供給ラインを接
続し、この負荷電圧供給ラインに電源供給遮断用の温度
ヒューズ8を挿入接続した点、および、第2のトランジ
スタ45のコレクタから電源遮断器駆動回路43のゲート抵
抗42に至る接点溶着検知信号ラインと、プラス側出力電
圧ラインとの間に、抵抗54と接点溶着告知手段たる表示
用のLED55との直列回路を接続した点で構成が相違し
ているが、その他の部分の構成は一致している。
【0037】この場合、リレー2の接点2Aが溶着し
て、接点溶着検知信号の駆動出力がLレベルになると、
抵抗54を介してLED55に直流電流が流れ込み、このL
ED55が点灯するとともに、サイリスタ4はターンオン
し、加熱抵抗5が発熱して温度ヒューズ8は溶断する。
この場合、交流電源1から加熱用ヒータ3および保温用
ヒータ7への電源供給は遮断されるが、電源トランス11
へは引き続き交流電圧が供給されるため、制御装置18の
各機能およびLED55の点灯状態はそのまま保持され
る。
【0038】このように、電源遮断器9の温度ヒューズ
8を、少なくとも加熱用ヒータ3から交流電源1の一側
ラインに至る負荷電圧供給ラインに挿入接続すれば、ポ
ット本体に損傷を与えたり、発火などの危険がある加熱
用ヒータ3への電源供給のみを遮断して、制御装置18な
どのその他の機能を継続させることが可能となる。ま
た、接点溶着検知回路41からの接点溶着検知信号により
動作するLED55をさらに備えれば、接点2Aの溶着を
原因とした動作停止状態であることを速やかに理解する
ことができ、修理対応の迅速化などを図ることが可能と
なる。なお、接点2Aの溶着を告知する手段としては、
LED55など表示手段に限らず、ブザーなどの報知手段
を用いてもよい。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。例えば、上記各実施例において、接
点溶着検知回路41からの接点溶着検知信号を制御装置18
に供給して、接点溶着検知回路41が接点2Aの溶着を検
知したら、制御装置18の出力端子P2からパルス駆動信
号を出力するように構成すれば、軽溶着している接点2
Aを引き離して、延命効果を狙うことも可能となる。ま
た、接点溶着検知回路41の入出力の論理回路的な関係
は、電源遮断器9およびその周辺の回路構成に応じて、
適宜変更してもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の接点溶着保護装置は、
電源ライン間に加熱用ヒータとリレーの接点との直列回
路を接続し、制御手段からの駆動信号により前記リレー
の接点を開閉して前記加熱用ヒータを通断電制御するヒ
ータ制御回路において、前記制御手段からの駆動信号の
有無と前記リレーの接点の開閉状態とを監視して、前記
リレーの接点の溶着時に接点溶着検知信号を出力する前
記制御手段から独立して設けられた接点溶着検知回路
と、前記電源ラインから前記加熱用ヒータへの電源供給
を遮断する電源遮断器と、前記接点溶着検知回路からの
接点溶着検知信号により前記電源遮断器を作動させる電
源遮断器駆動回路とを備えたものであり、リレーの接点
が溶着した時点で、速やかにかつ確実に加熱用ヒータへ
の通電を停止することができる。
【0041】また、請求項2に記載の接点溶着保護装置
は、請求項1の構成において、電源供給遮断用の温度ヒ
ューズと、前記リレーの接点の溶着時に前記温度ヒュー
ズを加熱により溶断させる抵抗体とを一体にモールド形
成して前記電源遮断器を構成したものであり、温度ヒュ
ーズが溶断するまでの時間を、簡単に変更することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す回路構成図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す回路構成図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す回路構成図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源(電源) 2 リレー 2A 接点 3 加熱用ヒータ 5 加熱抵抗(抵抗体) 8 温度ヒューズ 9 電源遮断器 18 制御装置(制御手段) 26 ヒータ制御回路 41 接点溶着検知回路 43 電源遮断器駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ライン間に加熱用ヒータとリレーの
    接点との直列回路を接続し、制御手段からの駆動信号に
    より前記リレーの接点を開閉して前記加熱用ヒータを通
    断電制御するヒータ制御回路において、前記制御手段か
    らの駆動信号の有無と前記リレーの接点の開閉状態とを
    監視して、前記リレーの接点の溶着時に接点溶着検知信
    号を出力する前記制御手段から独立して設けられた接点
    溶着検知回路と、前記電源ラインから前記加熱用ヒータ
    への電源供給を遮断する電源遮断器と、前記接点溶着検
    知回路からの接点溶着検知信号により前記電源遮断器を
    作動させる電源遮断器駆動回路とを備えたことを特徴と
    するヒータ制御回路の接点溶着保護装置。
  2. 【請求項2】 電源供給遮断用の温度ヒューズと、前記
    リレーの接点の溶着時に前記温度ヒューズを加熱により
    溶断させる抵抗体とを一体にモールド形成して前記電源
    遮断器を構成したことを特徴とする請求項1記載のヒー
    タ制御回路の接点溶着保護装置。
JP6267483A 1994-10-31 1994-10-31 ヒータ制御回路の接点溶着保護装置 Pending JPH08129945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057991A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Canon Inc 画像形成装置およびその異常処理方法
KR101035504B1 (ko) * 2010-02-26 2011-05-20 현대제철 주식회사 발전기용 히터의 안전 장치

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