JPH08130576A - 網間接続方法 - Google Patents

網間接続方法

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JPH08130576A
JPH08130576A JP26966194A JP26966194A JPH08130576A JP H08130576 A JPH08130576 A JP H08130576A JP 26966194 A JP26966194 A JP 26966194A JP 26966194 A JP26966194 A JP 26966194A JP H08130576 A JPH08130576 A JP H08130576A
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call
inter
signal
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JP26966194A
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Kaoru Miyauchi
馨 宮内
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は通信網間の呼の設定・解放を行う網間
接続方法に関し、網間接続を簡単な操作手順でかつ低コ
ストで実現できるようにすることを目的とする。 【構成】網間接続を行うにあたり、発呼側は自網内での
呼制御情報とともに他網内での呼制御情報を他網情報と
して自網内の網間接続機能を持つ局に送信し、該自網の
局は該受信情報に従って該他網内の網間接続機能を持つ
局との間を接続するとともに該受信情報中から該他網情
報を抽出してこれを網間情報として扱って転送し、該他
網では受信した他網情報に従って着呼側との間を接続す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信網間の呼の設定・解
放を行う網間接続方法に関する。通信網間の呼の設定・
解放(あるいは呼の接続・解除ともいう)は、煩雑な操
作手順を伴わずに低コストで行えることが必要とされ
る。
【0002】
【従来の技術】図17には従来の通信網間の接続・解除
方法の一例が示される。この方法はNステージ接続方式
と称されるもので、この方式では網間接続要求がある度
にまず自網内の接続を行い、その後に他網接続を行うと
いうように2段構えで接続を行う。図17には網Aに所
属する加入者端末a(以下、単に加入者aと記す)が他
網Bに所属する加入者端末b(以下、単に加入者bと記
す)に網間接続する場合の接続・解除の手順が示され
る。この網A、Bとしては、例えば網AがISDN網、
網Bがパケット網などの場合が考えられる。
【0003】網A、Bにはそれぞれ特定の他網との間で
網間接続機能を持つ交換局(以下、関門局と称する)が
設置され、網AとB間はこの関門局を介し通信回線によ
って相互に接続される。この関門局にはそれぞれ信号受
信装置が備えられていて、自網の加入者あるいは他網か
らの信号を受信できる。
【0004】まず、網Aの発加入者aは自網Aの呼設定
信号(接続しようとする他網Bに対応した網Aの関門局
の番号)を自網の信号受信装置に送る。これにより発加
入者aと網Aの関門局との間で発加入者接続されるとと
もに、その関門局と網間接続先である他網Bの関門局と
の間で網間接続される。さらに発加入者aはこの接続を
確認してから、他網Bの呼設定信号(網Bにおける着加
入者bの番号)を送る。この呼設定信号は関門局を介し
て他網Bに送られ、他網Bでは信号受信装置でこれを受
信すると、着加入者bへ着加入者接続を行う。これによ
り網Aの加入者aと網Bの加入者bとの間に通信パスが
接続され、通信が可能になる。
【0005】接続を解除する場合の手順も同様であり、
例えば発加入者aから接続を解除する場合、他網Bの呼
解除信号を他網Bの信号受信装置に送って、他網B内に
おける着加入者bとの着加入者接続解除を行うとともに
自網Aと他網B間の網間接続を解除する。ついで、自網
Aの呼解除信号を自網Aの関門局に送って自網Aにおけ
る発加入者aとの発加入者接続解除を行う。
【0006】なお、この方式では、網AとBの間に中継
網Cが入って網間接続を行うような場合にはさらにこの
中継網Cについても網Aの接続完了後にダイヤル操作で
接続を行うというように、3段構えで順次に各網での接
続を行っていくことになる。
【0007】図18には従来の通信網間の接続・解除方
法の他の例が示される。この従来例は網間信号形式変換
接続方式と称されるものであり、この方式では、網間接
続要求があると、自網接続用信号と他網接続用信号の形
式変換を行いながら網間接続を実施する。本方式の利点
として、前述の従来方法では利用者は2段のダイヤル操
作手順が必要となるが、この方法では1回のダイヤルで
着網と着網内の通信相手を指定できる。
【0008】図18において、網Aの関門局には自他網
信号受信装置が備えられており、発呼にあたって、加入
者aは自/他網呼設定信号(例えばエスケープコード+
他網Bの着加入者番号)を関門局の自他網信号受信装置
に送る。網Aの関門局は発加入者aとの間を発加入者接
続するとともに、他網Bの関門局との間を網間接続機能
によって他網接続するとともに、自/他網呼設定信号を
他網呼設定信号(他網Bにおける接続に必要な当該他網
内の信号形式に従った呼設定情報)に形式変換して他網
Bの関門局に送る。他網Bの関門局は信号受信装置でこ
の他網呼設定信号を受信すると、網内の着加入者Bに着
加入者接続する。これにより網Aの加入者aと網Bの加
入者bとの間に通信パスが接続され、通信が可能にな
る。
【0009】接続を解除する場合の手順は、例えば発加
入者aから接続を解除する場合、自網Aの呼解除信号を
自網Aの関門局に送ると、この関門局は他網Bとの他網
接続解除を行うとともに、自網A内において発加入者a
との発加入者接続解除を行う。また他網Bの関門局は他
網B内における着加入者bとの着加入者接続解除を行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したNステージ接
続方式では、網間接続をする場合、発加入者は自網での
呼設定・解除に加えて、他網に接続する度に当該他網で
の呼設定・解除の操作を行う必要があり、よって呼設定
時間等の遅延および呼接続信号が増大し、これにより網
内リソースの保留時間が延び、この結果、他の呼接続が
できなくなるケースが増え、サービス性が低下する場合
がある。特に発呼網と着呼網の間に中継網が入るような
場合にはダイヤル操作は非常に煩雑となる。
【0011】また後者の網間信号形式変換接続方式で
は、網間接続をする場合、他網に接続する度に、他網の
呼設定・解除信号の情報要素をマッピングして信号形式
変換を行うため、網内に網間接続の種類分の信号形式変
換機能が必要となる。例えば接続する他網の種別に応じ
た数の網間接続装置を設置する必要がある。このため、
接続する他網の種別が増えてくるとそれに応じて網内設
備が余分に必要となり、通信コストアップの要因となっ
ている。
【0012】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、網間接続を簡単な操作手順でかつ低コストで
実現できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】図1は本発明
に係る原理説明図である。上述の課題を解決するため
に、本発明においては、網間接続を行うにあたり、発呼
側は自網内での呼制御情報とともに他網内での呼制御情
報を他網情報として自網内の網間接続機能を持つ局に送
信し、該自網の局は該受信情報に従って該他網内の網間
接続機能を持つ局との間を接続するとともに該受信情報
中から該他網情報を抽出してこれを網間情報として扱っ
て転送し、該他網では受信した他網情報に従って着呼側
との間を接続するようにする。
【0014】さらに、発呼網と着呼網間を中継網を介し
て網間接続する場合には、発呼側は該中継網の呼制御情
報と該着呼網の呼制御情報を入れ子構造にして他網情報
として送信し、該中継網は受信した他網情報中から該着
呼網の呼制御情報と後段にさらに中継網があればその中
継網の呼制御情報とを他網情報として抽出してこれを網
間情報として扱って後段網に順次に転送するようする。
【0015】この他網情報の入れ子構造としては、後段
網の他網情報有無表示と他網情報長とその他網情報長に
応じた長さの他網情報を挿入すればよい。
【0016】以上のようにすると、前段網は後段の他網
での接続に必要な情報を言わばカプセル化して取り扱え
るので、前段網はその内容にいっさい関知しなくてもよ
いようになる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の網間接続方法の実施例を説明する
ための図である。この実施例は網Aに所属する発加入者
aと網Bに所属する着加入者bとを接続する場合につい
て示している。網AとBはそれぞれの関門局を介して網
間接続され、これらの関門局には自網内の加入者などか
らの信号を受信する信号受信装置が備えられている。
【0018】まず、発呼の場合について説明する。発加
入者aは自網Aの関門局との間を接続するために当該関
門局に宛てて自網Aの呼設定信号を送信し、その際、こ
の自網Aの呼設定信号に他網Bの呼設定信号も付加して
送信する。
【0019】図3にはこの発加入者aが送信する呼設定
信号の形式が示される。図示するように、自網Aの呼設
定信号としてコールリファレンス番号と自網呼設定情報
(例:Q.931)が含まれる。この自網呼設定情報は
例えばエスケープコード+他網の着加入者番号などであ
る。さらに、この呼設定信号情報には、他網Bにおける
網内での接続に必要な情報を含むか否かを示す他網情報
有無表示(“1”で他網情報有り、“0”で他網情報
無しを表す)、他網情報有無表示=1の場合の他網情
報の長さを示す他網情報長(=N)、およびその情報長
Nの他網情報が含まれる。この他網情報にはその他網の
種別を表す網種別、その他網の情報長である他網情報長
(=n1)とその情報長n1に相当する他網情報と
が含まれる。
【0020】この他網情報は、例えばX.75形式な
どのように着信先の各網毎に構成が異なるものである
が、着信先の他網内での接続に必要な呼設定信号などの
情報がその他網での信号形式を用いて記述される。な
お、この他網情報にはさらに他網情報有無表示が含
まれるが、この他網情報有無表示は、後述するように
網AとBの網間接続を中継網Cを介して行うときに、網
間接続のための接続情報を入れ子構造で他網情報中に組
み込むためのものである。この他網情報有無表示につ
いては後で詳しく説明するが、この実施例では網AとB
を中継網を介さずに接続しているので、この他網情報有
無表示は0となっている。
【0021】加入者aが図3形式の呼設定信号を自網A
の関門局に送信すると、自網Aの関門局では受信情報中
のコールリファレンス番号、自網呼設定情報、他網情報
有無表示、他網情報長を参照し、自網呼設定情報から
その発呼が他網B宛てのものであることを判定する。こ
れにより自網Aの関門局は他網Bの関門局との間を網間
接続し、これとともに、他網情報有無表示と他網情報
長(=N)を参照して加入者aからの受信情報中から他
網情報を抜き出し、これを単なる網間情報として取り扱
ってそのままの形で(すなわち変換等は行わずに)他網
Bの関門局に転送する。
【0022】他網Bの関門局はこの他網情報を信号受信
装置で受信すると、その内容に従って当該他網B内の加
入者bに着加入者接続する。これにより網Aの加入者a
と網Bの加入者b間に通信パスが設定され、通信が可能
になる。
【0023】通信の接続解除を行うときの手順も上記同
様であり、例えば発加入者a側から接続解除を行う場合
には、発加入者aが図4に示す形式の呼切断信号を自網
Aの関門局に送り、自網Aの関門局はこの受信情報を参
照して発加入者接続解除を行うとともに、この受信情報
のうちから他網Bでの呼切断に関わる他網情報を抜き出
してこれを単なる網間情報として他網Bの関門局に転送
し、それにより他網Bにおいても着加入者bとの着加入
者接続解除を行う。なお、呼切断信号形式は呼設定信号
が呼切断信号に置き換えられていることを除いて基本的
には図3の呼設定信号形式と同じであるので、詳細な説
明は省略する。
【0024】次に、網Aの加入者aと網Bの加入者bを
接続するために網AとBの間に中継網Cを介する場合の
実施例について説明する。図5、図6にはこの場合の呼
設定信号形式と呼切断信号形式がそれぞれ示される。ま
た図7には発呼網Aの関門局で行われる処理手順が示さ
れ、図8と図9には他網(中継網Cと着呼網B)で行わ
れる処理手順が示される。
【0025】まず、図5を参照して発呼網Aの発加入者
aが送信する呼設定信号形式を説明する。基本的な構成
は前述の図3で説明したものと同じであるが、この実施
例では情報長Nの他網情報中に中継網Cと着呼網Bの呼
設定信号が入れ子構造によりカプセル化されている。す
なわち、他網情報中には、まず中継網C内における接続
に必要な他網情報が挿入され、この他網情報中には
さらに他網情報有無表示が含まれる。この他網情報有
無表示は着呼網Bの他網情報の有無を表示するもの
で、他網情報有り(=1)の場合にはさらに他網情報長
(=n2)で示される長さの他網情報が付加され
る。ここで、他網情報は中継網Cにおける接続に必要
な呼設定信号などの情報がその中継網Cでの信号形式そ
のままで記述されており、また他網情報には着呼網B
における接続に必要な呼設定信号などの情報がその着呼
網Bでの信号形式そのままで記述されている。
【0026】発呼網Aの関門局は自網の発加入者aから
上述の呼設定信号を受信すると、その受信情報を解析し
て中継網Cの関門局に対して網間接続し、上述のカプセ
ル化された他網情報を単なる網間情報として扱って中継
網Cに転送する。このように、網Aの関門局はカプセル
化された他網情報を言わばブラックボックスとして取り
扱うので、その内容にはいっさい関知しない。
【0027】中継網Cの関門局では、受信情報中の他網
情報部分を参照して自網が中継網であることを判定す
ると、中継網C内において当該関門局(発呼網Aに網間
接続される関門局)から着呼網Bに網間接続する関門局
に網内を中継し、後者の関門局が着呼網Bに網間接続を
行って、受信情報中の他網情報長=n2に相当する他
網情報を単なる網間情報として着呼網Bの関門局に転
送する。
【0028】着呼網Bの関門局はこの他網情報2を受信
すると、その内容に従って自網内の着加入者bに着加入
者接続を行う。
【0029】呼切断の場合の手順も同様であって、その
場合の呼切断信号形式は図6に示すように呼設定信号形
式中の呼設定情報を呼切断情報に置き換えたものであ
る。
【0030】上述の手順を行うための各関門局での詳細
な動作を図7〜図9を参照して以下に説明する。まず、
発呼網Aでの動作を図7に従って説明する。発呼網Aの
関門局は自網内の発加入者aから発呼があると、発加入
者aからの受信情報中の自網呼設定情報にしたがって発
加入者aとの間の自網設定処理を行う(ステップS
1)。またこの自網呼設定情報を参照してその発呼が他
網との接続であるか否かを判定する(ステップS2)。
【0031】この場合、自網呼設定情報により他網との
接続でないと判定された場合には、自網内の着加入者へ
の接続あるいは従来方式1(Nステージ接続方式)によ
る網間接続であることを意味し、また他網との接続であ
ると判定された場合には、本発明方式あるいは従来方式
2(網間信号形式変換接続方式)であることを意味す
る。
【0032】他網への接続でない場合は自網内の着加入
者への接続あるいは従来方式1の処理が行われ(ステッ
プS7)、両者を通信状態にする(ステップS8)。
【0033】一方、他網への接続である場合には、他網
情報有無表示を参照して他網情報の有無を判定する
(ステップS3)。他網情報なしの場合は従来方式2に
よる網間接続を行うことを意味するので、その場合は従
来方式2による処理を行う(ステップS6)。
【0034】他網情報ありの場合には本発明方式による
網間接続を行うことを意味し、その場合には他網情報長
(=N)を参照してそれに続く情報長Nの長さの部分を
他網の呼設定信号として抜き出し、これを単なる網間情
報として取り扱って他網(この例ではまず中継網C)に
転送する(ステップS4)。そして、他網で呼設定処理
が終了するのを待機し(ステップS5)、他網での呼設
定処理が終了したら通信中の状態になる(ステップS
8)。
【0035】次に他網側での呼設定処理の手順を図8に
従って説明する。他網側ではまず網間の回線を設定処理
し、ついで網間情報として転送を受けた情報を解析して
それがさらに他網に接続する呼であるか否かを判定す
る。この場合、その他網が中継網Cであればさらに他網
への接続ありと判定され、着呼網Bであれば他網への接
続なしと判定される。
【0036】判定の結果、他網へ接続する呼である場合
には、自網は単なる中継網となるから、着呼網Bに網間
接続される関門局に自網内を中継接続し、その関門局に
おいて、受信情報中の他網情報に含まれている他網情
報有無表示を参照して他網情報があるか否かを判定す
る(ステップS23)。
【0037】他網情報がある場合、本発明方式により網
間接続を行うことを意味するから、さらに他網情報長
=n2を参照してそれに続く長さn2の部分を他網の呼
設定信号として抜き出し、他網(この例では着呼網B)
との間を網間接続した後に、この抜き出された他網の呼
設定信号を網間情報として転送する(ステップS2
4)。一方、他網情報なしの場合には従来方式2により
網間接続を行うことを意味するから、従来方式2による
処理を行う(ステップS26)。
【0038】この後、他網で呼設定処理が終了するのを
待機し(ステップS25)、他網での呼設定処理が終了
したら通信中の状態になる(ステップS28)。
【0039】一方、ステップS21における判定の結
果、他網へ接続する呼でない場合には、自網への着呼す
なわち網間接続の最終網である着呼網Bに着呼したこと
を意味するので、受信した呼設定信号に従って自網内の
着加入者bに着加入者接続がされる。これにより発呼網
Aの加入者aと着呼網Bの加入者bは中継網Cを介して
接続され、通信中の状態になる(ステップS27)。
【0040】なお、通信が終了して呼切断を行う場合の
手順は、上述の呼設定手順において呼設定信号に代えて
呼切断信号を送信してその呼切断信号に応じて各網で呼
切断処理が行われることを除けば、上述の呼設定を行う
場合の手順と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0041】以上の実施例は中継局が一つの場合のもの
であるが、もちろん本発明はこれに限られるものではな
く、中継局が複数ある場合にも適用可能である。この場
合には発加入者が送出する他網情報中にそれらの中継局
の呼制御情報を上述した入れ子構造で挿入すればよい。
【0042】図10〜図12には上述の網間接続方法の
具体的な例として、ISDN網に所属する加入者aとパ
ケット網に所属する加入者bとを接続する場合を示す。
ここで、図10には装置構成の概要が示され、また、図
11にはISDN網の加入者aが発呼者となる場合の他
網呼設定処理のシーケンスが、図12にはパケット網の
加入者bが発呼者となる場合の他網呼設定処理のシーケ
ンスが示される。
【0043】図10において、1はISDN網内におい
て網間接続機能を持つISDN回線交換機、2はパケッ
ト網内において網間接続機能を持つパケット交換機であ
る。ISDN回線交換機1は従来からあるスイッチ回路
11や回線交換信号処理装置12に加えて本発明で付加
された他網信号転送装置13を含む。同様に、パケット
交換機2は従来からあるデータ信号処理装置21や呼設
定信号処理装置22に加えて本発明で付加された他網信
号転送装置23を含む。
【0044】まず、ISDN網の加入者aから発呼する
場合の処理シーケンスを図11を参照して説明する。I
SND加入者aが呼設定の要求信号(SETUP)を前
述の図3形式の呼設定信号と共にISDN回線交換機1
に送信すると、回線交換信号処理装置12がこれを受信
し、その内容を解析してパケット網との網間接続を要す
ることを判断し、パケット交換器2との間を網間接続す
る。そして、受信情報中から抜き出した他網情報を他網
信号転送装置13を用いて網間情報として転送する。ま
たISDN回線交換機1はISDN加入者aに対して、
呼設定のための処理中の旨の通知(CALL PRO
C)を行う。
【0045】パケット交換機2側では、他網情報の転送
を他網信号転送装置23で受信すると、呼設定信号処理
装置22に対して着信チェックを行い、またISDN回
線交換機1に対しては信号転送が完了したことを通知す
る。呼設定信号処理装置22はその他網情報の内容を解
析し、呼設定プロトコルに従って自網内のパケット加入
者bへの呼設定処理を開始する。
【0046】以降は通常の処理シーケンスに従って、I
SDN回線交換機1側では被呼者が応答した旨の通知
(CONNECT)とこの通知に対する確認(CONN
ETCACK)を行い、パケット交換機2側では呼設定
信号処理装置22と他網信号転送装置23間で呼設定中
通知と応答を行い、最終的にパケット交換機2側からI
SDN回線交換機1側に呼設定完了が通知されたら、I
SDN加入者aとパケット加入者bを接続して通信状態
に入る。
【0047】次に、パケット網の加入者bから発呼する
場合の処理シーケンスを図12を参照して説明する。パ
ケット加入者bが呼設定の要求を前述の図3形式の呼設
定信号と共にパケット交換機2に送信すると、パケット
交換機2がこれを受信し、その内容を解析してISDN
網との網間接続を要することを判断し、ISDN回線交
換機1との間を網間接続する。そして、受信情報中から
抜き出した他網情報を他網信号転送装置23を用いて網
間情報として信号転送する。以後、パケット加入者bは
呼設定完了するまで待合せ状態になる。
【0048】ISDN回線交換機1側では、他網情報の
転送を他網信号転送装置23で受信すると、回線交換信
号処理装置12に対して着信通知を行うとともにパケッ
ト交換機2に対して信号転送完了を通知する。回線交換
信号処理装置12は受信した他網情報の内容に従って自
網内のISDN加入者aへの呼設定処理を開始する。以
降は通常の処理シーケンスに従う。ISDN加入者aと
の呼設定が完了したら、ISDN回線交換機1はパケッ
ト交換機2に呼設定完了を通知し、それにより待合せ中
のパケット加入者bとISDN加入者aとを接続して通
信状態に入る。
【0049】以上の網間接続を行うためには、発加入者
側で他網に転送する他網情報を作成する必要がある。図
13〜図16はこの他網情報作成機能を含めて上述のI
SDN網とパケット網間での網間接続方法をさらに具体
的に説明したものであり、ここではISDN網の加入者
側に端末アダプタTAを設置し、この端末アダプタTA
で他網に転送する他網情報を作成している。
【0050】図13と図16にはISDN網側の回線交
換機5と端末アダプタ3のハードウェアのブロック構成
と、そのハードウェアで実現されるソフトウェアの機能
ブロック構成が示され、図14と図15にはパケット交
換機のハードウェアのブロック構成とそのハードウェア
で実現されるソフトウェアの機能ブロック構成が示され
る。各図においてハードウェアブッロク構成とソフトウ
ェアブロック構成との対応関係は図中に点線で示され
る。
【0051】図13において、91はパーソナルコンピ
ュータ、92はホストコンピュータである。パーソナル
コンピュータ91とホストコンピュータ92を収容する
端末アダプタ3は、ハードウェア構成として、V28イ
ンタフェース回路38、CPU39、メインメモリ4
0、LAPD(Link Access Procedure on the D-channe
l)回路41、I430インタフェース回路42、V35
インタフェース回路43、LAPB(Link Access Proce
dure Balanced)回路44、ローカルメモリ45などを含
む。
【0052】また、これらのハードウェア構成で実現さ
れるソフトウェア機能ブロックとしては、V.28イン
タフェース31、X.25 L3/X.75 L3/
Q.931の変換部33、Q.931/Q.921の処
理部34、L.430インタフェース35、V.35イ
ンタフェース36、X.25 L3/X.25 L2の
処理部37などを含む。
【0053】ISDN回線交換機5は、ハードウェア構
成として、CPU57、メインメモリ58、通信路5
9、I430インタフェース回路60、I430インタ
フェース回路61、LAPD回路62、ローカルメモリ
63、ローカルメモリ64、LAPF回路65などを含
む。
【0054】また、これらのハードウェア構成で実現さ
れるソフトウェア機能ブロックとして、I.430イン
タフェース51、Q.931/Q.921の処理部5
2、Q.931/X.75 L3の取り出し部53、他
網信号転送装置(図中に点線で囲った部分)内の信号転
送処理部54、I.430インタフェース55、通話路
56などを含む。
【0055】図14において、パケット交換機7は、そ
のハードウェア構成として、I430インタフェース回
路78、メインメモリ79、CPU80、LAPF回路
81、ローカルメモリ82、ローカルメモリ83、LA
PB回路84、X21インタフェース回路85を含む。
【0056】また、これらのハードウェア構成で実現さ
れるソフトウェア機能ブロックとして、I.430イン
タフェース71、信号転送処理部72、X.75着信処
理部73、X.25 L3/Q.931の取り出し部7
4、V.35インタフェース75、X.25 L3の中
継処理部76、X.25 L3/X.25 L2の加入
者処理部77を含む。
【0057】まず、ISDN網の加入者(パーソナルコ
ンピュータ91)からパケット網の加入者(ホストコン
ピュータ93)へ通信する場合の手順を図13と図14
を参照して以下に説明する。
【0058】端末アダプタ3においては、次の手順で処
理を行う。 (1)変換部33はパーソナルコンピュータ91の呼設
定要求をインタフェース31経由で受けると、X.25
L3の呼設定信号をQ.931信号(+X.75信
号)に変換依頼する。 (2)変換部33はQ.931信号を処理部34に送信
する。 (3)処理部34はQ.931信号をDチャネルを通し
てインタフェース35経由でISDN回線交換機5に送
信する。
【0059】ISDN回線交換機5においては,次の手
順で処理を行う。 (4)N−ISDNの1次群インタフェース51で信号
を受信する。 (5)インタフェース51はDチャネルの信号をQ.9
31信号処理部52に渡す。 (6)処理部52は網間呼と認識したら、取り出し部5
3に対してQ.931信号からX.75信号の取り出し
依頼する。 (7)取り出したX.75信号を他網信号転送装置の信
号転送処理部54を利用してパケット交換機に送信す
る。 (8)信号線に他網呼設定信号を送信する。
【0060】パケット交換機7においては、次の手順で
処理を行う。 (9)インタフェース71で信号線から他網呼設定信号
を受信し、信号転送処理部72に送る。 (10)X.75信号の着信処理部73により、事前に
該当加入者が通信可能か否かのチェックをし、その結果
をISDN回線交換機5に返す。
【0061】次に、ISDN網の加入者(ホストコンピ
ュータ92)からパケット網の加入者(ホストコンピュ
ータ93)へ通信する場合の手順を同じく図13と図1
4を参照して以下に説明する。
【0062】端末アダプタ3においては、次の手順で処
理を行う。 (11)ホストコンピュータ92からの呼接続信号に対
して回線パスが接続を完了すると、一定タイミング経過
後、処理部37はX.25の呼設定信号をBチャネルに
送信する。
【0063】ISDN回線交換機5においては、次の手
順で処理を行う。 (12)ISDN回線交換機5はBチャネルの信号は単
にユーザデータと見なして通話路(スイッチ)56に送
信する。ISDN回線交換機ソフトウェアではBチャネ
ルの内容には関知しない。 (13)スイッチ経由(データ線)でパケット交換機に
送信する。
【0064】パケット交換機7においては、次の手順で
処理を行う。 (14)X.25の中継側の着信処理をする。 (15)X.25の加入者側の着信処理をして、着加入
者にX.25着信パケットを送信する。 (16)着加入者(ホストコンピュータ)には物理イン
タフェースとしてX.25着信パケットを送信する。
【0065】次に、パケット網の加入者(ホストコンピ
ュータ93)からISDN網の加入者(パーソナルコン
ピュータ91)への通信の手順を図15と図16を参照
して以下に説明する。
【0066】パケット交換機7においては、次の手順で
処理を行う。 (1)インタフェース75はX.25 L3の呼設定信
号を発加入者(ホストコンピュータ93)から受け取
る。 (2)X.25 L3の加入者処理部77からQ.93
1信号の取り出し部74に取り出し依頼をする。 (3)Q.931信号を他網信号転送装置(図中に点線
で囲った部分)の信号転送処理部72を利用してISD
N回線交換機に送信する。 (4)LAPF部はフレーム化した信号を送信依頼す
る。 (5)インタフェース部71は信号線経由でISDN回
線交換機に送信する。
【0067】ISDN回線交換機5においては、次の手
順で処理を行う。 (6)インタフェース55は信号線経由で他網信号転送
装置で受け取る。 (7)処理部6ん52に回線交換としての着信動作を依
頼する。 (8)端末アダプタ3と回線交換呼としてDチャネル上
で着信処理をする。
【0068】端末アダプタ3においては、次の手順で処
理を行う。 (9)N−ISDNの1次インタフェース35で信号を
受信する。 (10)処理部34はDチャネル上で着信呼としてQ.
931信号を受信して、ISDN回線交換機−端末アダ
プタ間でパスを設定する。
【0069】次にまた、パケット網の加入者(ホストコ
ンピュータ93)からISDN網の加入者(ホストコン
ピュータ92)への通信の手順を図15と図16を参照
して以下に説明する。パケット交換機7においては、次
の手順で処理を行う。 (11)加入者処理部77は回線パスの設定が完了した
ら、中堅処理部76に対してX.25呼設定信号を他網
に送信依頼する。 (12)インタフェース71はX.25フレームをIS
DN回線交換機に向かって送信する。
【0070】ISDN回線交換機5においては、次の手
順で処理を行う。 (13)インタフェース部55はデータ回線経由でX.
25フレームを受信する。 (14)受信したX.25フレームはスイッチ56経由
でBチャネルに流す。ISDN回線交換機ソフトウェア
ではBチャネルの内容には関知しない。
【0071】端末アダプタ3においては、次の手順で処
理を行う。 (15)処理部37はインタフェース35経由でBチャ
ネルパケットとしてX.25着信パケットを受信する。 (16)処理部37はインタフェース36経由で着加入
者(ホストコンピュータ92)に、X.25着信パケッ
トを送信する。
【0072】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、網
間接続する後段側の呼接続情報を入れ子構造でカプセル
化し、前段網では後段網の呼接続情報を単なる網間情報
として取り扱って転送を行うようにしたので、網内での
信号形式変換機能が必要でなくなり、かつ発加入者の呼
設定・解除の操作も一回で行えるようになる。これによ
り、網内遅延を抑圧でき、また網内設備も簡素化できる
ので、操作が簡単でサービス性のよい低コストな網間接
続サービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の実施例を説明するための図である。
【図3】図2の実施例の場合の呼設定信号形式を示す図
である。
【図4】図2の実施例の場合の呼切断信号形式を示す図
である。
【図5】中継網を介して網間接続を行う実施例の呼設定
信号形式を示す図である。
【図6】中継網を介して網間接続を行う実施例の呼切断
信号形式を示す図である。
【図7】発呼網側での処理手順を示す流れ図である。
【図8】他網(中継網および着呼網)側での呼設定時の
処理手順を示す流れ図である。
【図9】他網(中継網および着呼網)側での呼切断時の
処理手順を示す流れ図である。
【図10】本発明の一層具体的な実施例を示す図であ
る。
【図11】図10の実施例における網間接続の呼設定処
理のシーケンス(ISDN網からパケット網に発呼)を
示す図である。
【図12】図10の実施例における網間接続の呼設定処
理のシーケンス(パケット網からISDN網に発呼)を
示す図である。
【図13】ISDN網からパケット網への網間接続方法
をさらに具体的に説明した端末アダプタとISDN回線
交換機の構成図である。
【図14】ISDN網からパケット網への網間接続方法
をさらに具体的に説明したパケット交換機の構成図であ
る。
【図15】パケット網からISDN網への網間接続方法
をさらに具体的に説明したパケット交換機の構成図であ
る。
【図16】パケット網からISDN網への網間接続方法
をさらに具体的に説明した端末アダプタとISDN回線
交換機の構成図である。
【図17】Nステージ接続方式による従来の網間接続方
法を説明する図である。
【図18】網間信号形式変換接続方式による従来の網間
接続方法を説明する図である。
【符号の説明】
1、5 ISDN回線交換機 2,7 パケット交換機 3 端末アダプタ 11 スイッチ部 12 回線交換信号処理装置 13、23 他網信号転送装置 21 データ信号処理装置 22 呼設定信号処理装置 38 V28インタフェース回路 39、57、80 CPU 40、58、79 メインメモリ 41、62 LAPD回路 42、60、61 I430インタフェース回路 43 V35インタフェース回路 44、84 LAPB回路 45、63、64、82、83 ローカルメモリ 31 V.28インタフェース 33 X.25 L3/X.75 L3/Q.931の
変換部 34 Q.931/Q.921の処理部 35 L.430インタフェース 36 V.35インタフェース 37 X.25 L3/X.25 L2の処理部 51、55 I.430インタフェース 52 Q.931/Q.921の処理部 53 Q.931/X.75 L3の取り出し部 54 他網信号転送装置内の信号転送処理部 56、59 通話路 65 81 LAPF回路 78 I430インタフェース回路 85 X21インタフェース回路 71 I.430インタフェース 72 信号転送処理部 73 X.75着信処理部 74 X.25 L3/Q.931の取り出し部 75 V.35インタフェース 76 X.25 L3の中継処理部 77 X.25 L3/X.25 L2の加入者処理部 91 パーソナルコンピュータ 92、93 ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網間接続を行うにあたり、発呼側は自網内
    での呼制御情報とともに他網内での呼制御情報を他網情
    報として自網内の網間接続機能を持つ局に送信し、該自
    網の局は該受信情報に従って該他網内の網間接続機能を
    持つ局との間を接続するとともに該受信情報中から該他
    網情報を抽出してこれを網間情報として扱って転送し、
    該他網では受信した他網情報に従って着呼側との間を接
    続するようにした網間接続方法。
  2. 【請求項2】発呼網と着呼網間を中継網を介して網間接
    続する場合に、発呼側は該中継網の呼制御情報と該着呼
    網の呼制御情報を入れ子構造にして他網情報として送信
    し、該中継網は受信した他網情報中から該着呼網の呼制
    御情報と後段にさらに中継網があればその中継網の呼制
    御情報とを他網情報として抽出してこれを網間情報とし
    て扱って後段網に順次に転送するようにした請求項1記
    載の網間接続方法。
  3. 【請求項3】該他網情報の入れ子構造として、後段網の
    他網情報有無表示と他網情報長とその他網情報長に応じ
    た長さの他網情報を挿入するようにした請求項2記載の
    網間接続方法。
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