JPH08131421A - 睡眠時呼吸情報測定装置 - Google Patents

睡眠時呼吸情報測定装置

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JPH08131421A
JPH08131421A JP6277593A JP27759394A JPH08131421A JP H08131421 A JPH08131421 A JP H08131421A JP 6277593 A JP6277593 A JP 6277593A JP 27759394 A JP27759394 A JP 27759394A JP H08131421 A JPH08131421 A JP H08131421A
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apnea
signal
sensor
respiratory
bedding
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康裕 梅景
Masayoshi Miki
正義 三木
Takuo Shimada
拓生 嶋田
Yoshiyuki Yamauchi
美幸 山内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 睡眠時に発生する呼吸障害である無呼吸症を
検出するものするものである。 【構成】 寝具6に配設した呼吸センサー7、8と、前
記呼吸センサー7、8の信号を基に無呼吸症を判定する
判定手段9を備えている。これによって、人体とは無拘
束に呼吸信号が測定でき、無呼吸症の判定を的確に行う
ことができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、睡眠時に発生する呼吸
障害である無呼吸症を検出する睡眠時呼吸情報測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の睡眠時呼吸情報測定装置を図24
を用いて説明する。
【0003】従来の無呼吸症診断装置は、特開平5−2
00031号公報に示されるように、呼吸を検出するた
めの咽頭マイクロホン1と、動脈血酸素飽和度を検出す
るためのオキシメーター指センサー2と、心電を検出す
るためのEKG電極3と、体位検出器4と、検出・記憶
ユニット5からなっていた。
【0004】上記構成において、呼吸の測定は咽頭マイ
クロホン1で行われ、無呼吸時の血液中の酸素飽和度は
オキシオメーター指センサー2、心電はEKG電極3、
体位は体位検出器4で測定していた。そして、これらの
測定データは連続的に記憶ユニット5に記憶されてい
た。さらに、記憶されたデータはコンピュータに伝達さ
れ、コンピュータ上で各測定データの解析が行われてい
たものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、呼吸は咽頭マイクロホン、血液中の酸素飽
和度は指式のオキシオメータで測定するために、人体が
拘束されることと、寝返りなどによって咽頭マイクロホ
ンやオキシオメーター指センサーが外れて測定不能にな
ることがあった。また、測定データが連続的に記憶され
るために1晩の睡眠データを測定、記憶するためには膨
大な記憶容量が必要であるということと、記憶データを
コンピュータ分析するために、朝の起床時に即、昨晩の
症状を知ることができないという課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、寝具
に配設した呼吸センサーにより呼吸を検出することで無
拘束な測定を可能とすることを第1の目的としている。
【0007】胸郭部の運動と腹部の運動をそれぞれ独立
して測定することにより、無呼吸症を診断精度を向上す
ることを第2の目的としている。
【0008】自己相関解析により呼吸信号を解析して呼
吸が安定した後から呼吸周期の測定を開始することで呼
吸周期の測定精度を向上することを第3の目的としてい
る。
【0009】無呼吸症を判定したときのみ人体の睡眠情
報を記憶することで測定データの記憶容量を大幅に低減
することを第4の目的としている。
【0010】振動検知型呼吸センサーを寝具に格子状に
配設することで寝姿勢を測定して寝姿勢と無呼吸症の対
応データを測定することを第5の目的としている。
【0011】体動と無呼吸症の対応データを測定するこ
とを第6の目的としている。音響センサーによりいびき
音を検出して無呼吸症との対応データを測定すること第
7の目的としている。
【0012】寝具と一体または近接した表示装置により
睡眠時の呼吸情報や睡眠情報を覚醒後すぐに確認するこ
とができるようにすることを第8の目的としている。
【0013】無呼吸症を判定したときに寝具の形状を変
化させることによって無呼吸症の発生を抑制することを
第9の目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するための第1の手段は、寝具に配設した呼吸セ
ンサーと、前記呼吸センサーの信号を基に無呼吸症を判
定する判定手段を備えた構成とした。
【0015】第2の手段では、寝具である枕部に呼吸セ
ンサーとしての血液中酸素飽和度測定用センサーを設
け、前記血液中酸素飽和度測定用センサーの信号を基に
無呼吸症を判定する判定手段を備えた構成とした。ま
た、第2の目的を達成するために第3の手段は、人体の
胸郭部と腹部に対応する寝具の一部にそれぞれ少なくと
も1つ以上の呼吸センサーを配設した構成とした。そし
て、第4の手段は、胸郭部と腹部の2つの呼吸センサー
の信号の位相差が略逆位相となることにより無呼吸症を
判定する判定手段を備えた構成とした。
【0016】第3の目的を達成するために第5の手段
は、呼吸センサーの信号の自己相関係数が所定値以上に
なったことで呼吸センサーの信号が安定したことを判断
した後に、呼吸周期または呼吸回数を測定して無呼吸を
判定する判定手段を備えた構成した。そして、第6の手
段は、呼吸センサーの信号の自己相関係数が所定値以上
になったことで呼吸センサーの信号が安定したことを判
断し、安定周期中の呼吸センサーの信号振幅の特定比率
をしきい値として測定した呼吸周期または呼吸回数によ
って無呼吸を判定する判定手段を備えた構成とした。
【0017】第4の目的を達成するために第7の手段
は、寝具に配設した呼吸センサーと、前記呼吸センサー
の信号を基に無呼吸症を判定する判定手段と、無呼吸症
が判定された前後の所定時間の睡眠情報を記憶する記憶
装置を備えた構成とした。
【0018】第5の目的を達成するために第8の手段
は、寝具に格子状に配設した複数個の振動検知型呼吸セ
ンサーと、前記振動検知型呼吸センサーの信号から寝姿
勢を検出する寝姿勢検出手段と、前記振動検知型呼吸セ
ンサーの信号から呼吸情報を検出して無呼吸症を判定す
る判定手段とを備えた構成とした。
【0019】第6の目的を達成するために第9の手段
は、寝具に配設した振動検知型呼吸センサーの信号を基
に人体の体動を検出する体動検出器と、前記振動検知型
呼吸センサーの信号から呼吸情報を検出して無呼吸症を
判定する判定手段とを備えた構成とした。
【0020】第7の目的を達成するために第10の手段
は、寝具に配設した音響センサーの信号と、前記寝具に
配設した振動検知型呼吸センサーと、前記振動検知型呼
吸センサーの信号から呼吸情報を検出して無呼吸症を判
定する判定手段とを備えた構成とした。
【0021】第8の目的を達成するために第11の手段
は、睡眠時の無呼吸症の発生情報および寝姿勢または体
動特性を出力する表示装置を、寝具と一体または近接し
て設けた構成とした。
【0022】第9の目的を達成するために第12の手段
は、寝具に配設した呼吸センサーと、前記呼吸センサー
の信号を基に無呼吸症を判定する判定手段と、前記判定
手段からの信号を基に、寝具の形状を変化させる駆動装
置を備えた構成とした。
【0023】
【作用】本発明は上記構成によって、第1の手段によれ
ば、寝具に呼吸センサーを配設することによって、人体
には無拘束で呼吸を測定することができ、その信号を基
に無呼吸症を判定することができるのである。
【0024】第2の手段によれば、寝具である枕部に呼
吸センサーとしての血液中酸素飽和度測定用センサーを
設けることによって、頭部と枕部の接触部から血液中酸
素飽和度を測定して、その信号を基に無呼吸症を判定す
ることができ、人体には無拘束で無呼吸症を測定するこ
とができるのである。
【0025】第3の手段によれば、人体の胸郭部の運動
と腹部の運動を測定することによってそれぞれの運動パ
ターンが不規則になったことから無呼吸症を判定するこ
とができるのである。
【0026】第4の手段によれば、人体の胸郭部の運動
と腹部の運動が略逆位相になったことで無呼吸症が判定
できるのである。
【0027】第5の手段によれば、呼吸センサーの信号
の自己相関係数が所定値以上になったことで呼吸センサ
ーの信号が安定したことを判断して、呼吸周期または呼
吸回数を測定することで、体動時の不規則で呼吸と無関
係な信号などを排除することができ測定精度を向上する
ことができるのである。
【0028】第6の手段によれば、呼吸センサーの信号
の自己相関係数が所定値以上になったことで呼吸センサ
ーの信号が安定したことを判断し、安定周期中の呼吸セ
ンサーの信号振幅の特定比率分をしきい値とすることに
よって、人や寝具の種類による信号レベルの違いを考慮
したしきい値とすることができ、測定精度を向上するこ
とができるのである。
【0029】第7の手段によれば、無呼吸症が判定され
た前後の特定時間の睡眠情報を記憶することで、データ
の記憶時間を大きく低減することができ、記憶容量の低
減と装置の小型化を実現することができるのである。
【0030】第8の手段によれば、寝姿勢と呼吸情報を
同時に測定して両者の対応付け行うことにより、無呼吸
症の発生状況を認知することができ、寝姿勢の改善によ
って無呼吸症を防止する手段の発見に役立たせるもので
ある。
【0031】第9の手段によれば、体動と呼吸情報を同
時に測定して両者の対応付け行うことにより、無呼吸症
の発生状況が、体動が長時間発生しない時か、体動があ
るときかを知ることによって、無呼吸症状の度合を知る
ことができる。
【0032】第10の手段によれば、いびきの発生情報
と無呼吸症の対応づけを行うことができるものである。
【0033】第11の手段によれば、無呼吸症の発生情
報および寝姿勢または体動特性を寝具と一体または近接
した表示装置に設けることによって、起床すると同時に
自分の症状を知ることができ、日々の生活の中で防止あ
るいは再発状況を知る手段として活用することができる
のである。
【0034】第12の手段によれば、無呼吸症の発生を
感知したときに、寝具の形状を変化させることによって
寝姿勢を強制的に変えて無呼吸症の発生を防止すること
ができるものである。
【0035】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の睡眠時呼吸情
報測定装置を、図1から図10を参照して説明する。
【0036】図1に示すように、寝具としてのベッドパ
ッド6と、人体の胸郭部と腹部に当たるベッドパッドに
同軸状の振動検知型呼吸センサー7、8を蛇行してそれ
ぞれ配設し、前記呼吸センサーの信号を基に無呼吸症を
判定する判定手段としての制御装置9を備えた構成とし
た。ここで図2に示すように、第1の呼吸センサー7
は、胸郭部10に対応した背中部11と、第2の呼吸セ
ンサー8は腹部12に対応した腰の上部13にそれぞれ
接するように配設されるものであるが、ベッドパッド6
の内部に配置され、人体とは直接触れることはないもの
である。また、14は枕、15は表示装置、16は頭
部、17はベッドマットである。図3に本装置のブロッ
ク図を示す。18は増幅器、19は1Hzをカットオフ
周波数とするローパスフィルター、20はA/D変換
器、21は判定手段としてのマイコン、22は記憶装置
である。
【0037】上記構成によれば、ベッドパッド6にうめ
こまれた振動検出型呼吸センサー7、8で、胸郭の動き
と腹部の動きが検出される。激しい動きは1Hzのロー
パスフィルターでカットされ、呼吸時の緩やかな胸郭運
動と腹部の運動の信号が出力信号として出力され、無呼
吸症の発生状況の判定に使用されるものである。
【0038】ここで、無呼吸症のタイプには、閉塞型、
中枢型、混合型の3つの種類の症状があるが、このなか
の閉塞型の症状を判定するもので、閉塞型の無呼吸症で
は胸郭部と腹部の運動が、それぞれに対して逆位相にな
ることを利用して検出するものである。例えば、具体的
な信号波形を図4に、そして、その2つの信号間のクロ
ススペクトルのパワーレベル特性と位相特性を図5に示
す。ここで、0.35Hzのパワースペクトルの信号の
位相差は、約180゜であり、逆位相であるといえるの
で、無呼吸症が判定できるのである。
【0039】この判定装置のフローチャートを図6に示
す。クロススペクトル解析による無呼吸の判定後、その
発生時刻と無呼吸の発生を記憶装置に記憶し、表示装置
には、図7に示すようなトレンドグラフを表示するもの
である。ここで、○の大きさは呼吸が止まっている時間
を表し、その位置が発生時刻を表すものである。このよ
うなデータを寝具に組み込んだ表示装置に一晩中のデー
タを表示することによって、朝の起床時に即、自分の症
状を知ることができる。自分の昨晩の症状を知ることに
よって、その日の行動を注意しながら生活でき、睡眠不
足などによる居眠り運転など防止にも役立たせることが
できる。
【0040】次に、無呼吸症の判定手段の他の実施例に
ついて図8のフローチャートを用いて説明する。
【0041】振動検出型呼吸センサーでは、体動などの
呼吸以外の動きも検出して信号を発生するために、その
誤測定を排除する必要がある。図8のフローチャートに
示すように、呼吸センサーの信号から自己相関係数を用
いて呼吸信号を判定し、測定精度を向上することができ
る。すなわち、呼吸データの信号を約20秒間測定し、
その信号の自己相関係数が所定値A以上になったときが
呼吸が安定したと判断する。そして、その時のデータ内
のピークレベルを求め、その80%に当たる信号レベル
をしきい値Pとすることを決定する。この後、呼吸周期
を次に示すアルゴリズムで測定する。すなわち、図9に
示すように、呼吸センサーの信号のレベルがしきい値P
より大きく、かつその信号の変化の傾きが正の場合にそ
の時刻を基点として、次にしきい値をこえ、かつ変化の
傾きが正となる点迄の時間を測定することによって呼吸
周期Tを求めるのである。この呼吸周期Tが10秒以上
であれば無呼吸と判定する。判定した時より1分前から
の呼吸情報と睡眠情報に関する測定データと、判定後の
1分間の呼吸情報と睡眠情報に関する測定データを記憶
装置22に記憶する。そして、記憶されたデータは同時
に図10に示すように寝具に取り付けられた表示装置1
5に表示される。
【0042】このような構成により、体動などの誤情報
による無呼吸症の判定間違いを回避することができる。
そして、安定時の信号のピーク値からしきい値を決定す
ることにより、人による信号レベルの違いや寝姿勢、寝
る位置などによる信号レベルの違いを回避でき、常に適
切なしきい値を用いて呼吸周期を測定することができ
る。また、無呼吸症の前後1分間のデータのみを記憶す
ることで記憶容量を大きく低減でき、半導体メモリーで
可能となり、磁気記録装置などが不要となり装置本体を
小型化でき寝具に組み込むことが可能となる。寝具に組
み込むことで、毎朝一晩の呼吸情報を確認することがで
き、無呼吸症が多く発生していた場合は、睡眠不足が考
えられるので、自動車の運転などに注意するなど、その
日一日の行動に気をつけながら生活することができる。
【0043】次に、第2の実施例について図11から1
3を用いて説明する。上記第1の実施例と同一構造で、
かつ同一作用をする部分には同一符号を付して詳細な説
明は略し、異なる部分を中心に説明する。
【0044】図11に示すように、寝具である枕23に
呼吸センサーとしての血液中酸素飽和度測定用センサー
24を設けた。血液中酸素飽和度測定用センサー24
は、発光素子と受光素子とからなり、図12に示すよう
に、複数個の配列を備えた構成とした。この配列によ
り、寝返り等によっても頭部16または首部25をいず
れかのセンサーでセンシングすることができる。ここ
で、26はベッドパッド、27は判定装置、28は表示
装置、29はベッドである。
【0045】このような構成において、図13に示す表
示装置の画面のように、血液中の酸素濃度を測定するこ
とによって、血液中の酸素濃度が低下してくることによ
って無呼吸の状態を判定装置によって判定するものであ
る。そして、血液中酸素飽和度測定用センサーと人体と
は無拘束であり、睡眠を妨げることがないことと、寝返
り等を行っても枕の上に頭部があれば血液中の酸素濃度
を測定することができ、無呼吸症を判定することができ
るのである。
【0046】次に、第3の実施例について図14と図1
5を用いて説明する。上記第1の実施例と同一構造で、
かつ同一作用をする部分には同一符号を付して詳細な説
明は略し、異なる部分を中心に説明する。
【0047】図14に示すように、呼吸センサーとして
の振動検知型呼吸センサー30、31、32、33、3
4、35、36、37、38をベッドパッド39に格子
状に配列した配置とした。この格子状の呼吸センサーを
寝姿勢検出手段として用いる。ここで、40は無呼吸判
定装置と記憶装置と表示装置を備えた制御装置である。
【0048】このような構成において、呼吸は人体の胸
部または腹部が接している振動検知型呼吸センサーの信
号を用い、図8のフローチャートで示したようなアルゴ
リズムで無呼吸症を判定する。そして、寝姿勢検出手段
としての9個の呼吸センサーを用いて、信号があらわれ
ている呼吸センサーの位置から、現在の寝姿勢を推定す
るのである。例えば、31、34の呼吸センサーで周期
性のある呼吸信号が得られ、30、33の呼吸センサー
から体動のような周期性のない信号があらわれているの
であれば、人体の右側を下にした右横向きの寝姿勢であ
ると判断するのである。このような判断を繰り返し行う
ことで、図12に示すような特性を表示装置に表示する
ことができ、無呼吸の発生状況と寝姿勢との対応づけを
行うことが可能となるものである。この対応により、自
分がどのような寝姿勢の時に無呼吸が発生するものかを
知り、無呼吸が発生しない寝姿勢で寝ることを訓練して
無呼吸症の予防を図ることができるものである。
【0049】次に、第4の実施例について図16から図
19を用いて説明する。上記第1の実施例と同一構造
で、かつ同一作用をする部分には同一符号を付して詳細
な説明は略し、異なる部分を中心に説明する。
【0050】図16に示すように、寝具としてのベッド
パッド41に配設した振動検知型呼吸センサー42から
は、図17に示すように呼吸運動による微小信号43
と、体動により発生する大信号44が検出できる。この
情報をそれぞれ区別して検知していくことにより、図1
8に示すような呼吸情報と体動情報を対応させて表示装
置に表示する構成とした。体動検出器は呼吸センサーを
兼用して用いるのである。
【0051】このような構成において、呼吸は人体の胸
部が接している振動検知型呼吸センサーの信号を用い、
図19に示すフローチャートのアルゴリズムで呼吸と体
動を判定する。そして、体動か呼吸かを判定した後、図
6のフローチャートで示すァに進み計測を継続するもの
である。これらの計測により、図18に示すような無呼
吸の発生状況と体動の発生状況との対応づけを行うこと
が可能となるものである。この対応により、自分がどの
ような体動により無呼吸を発生しているものかを知り、
無呼吸の症状がどのような状況かを判断することができ
るものである。すなわち、無呼吸と体動の発生が対応し
ているようであれば、無呼吸により苦しくなり体動する
ものと推測でき、無呼吸症の症状がかなり進んでいるも
ので、治療が必要であることを示唆するもので、無呼吸
症の早期発見につながるものである。
【0052】次に、第5の実施例について図20から図
22を用いて説明する。上記第1の実施例と同一構造
で、かつ同一作用をする部分には同一符号を付して詳細
な説明は略し、異なる部分を中心に説明する。
【0053】図20に示すように、寝具に配設した音響
センサーとしてのマイクロホン45と、前記寝具として
のベッドパッドに配設した振動検知型呼吸センサー46
と、前記振動検知型呼吸センサーの信号から呼吸情報を
検出して無呼吸症を判定する判定手段と記憶装置を備え
た制御装置47とを備え、マイクロホン45により測定
した音圧レベルと無呼吸症の発生状況を対応させた情報
を表示装置48に表示する構成とした。
【0054】このような構成において、呼吸は人体の胸
部が接している振動検知型呼吸センサーの信号を用い、
図21に示すようなフローチャートにしたがって、音圧
レベルが大きいか、小さい音圧レベルであるかを判定し
た後、図6のフローチャートで示す(1)に進み計測を
継続するものである。これらの計測により、図22に示
すような無呼吸の発生状況と音圧レベルの変動状況との
対応づけを行うことが可能となるものである。この対応
により、自分がどのような音を発生しているときに、無
呼吸が発生するものかを知り、無呼吸の症状がどのよう
な状況かを判断することができるものである。すなわ
ち、無呼吸と音圧レベルの変動が対応しているようであ
れば、いびき音の延長線上の症状として無呼吸が発生し
ているものと推測でき、無呼吸症の原因をおおよそ推測
することができ、無呼吸症の早期治療につながるもので
ある。
【0055】次に、第6の実施例について図23を用い
て説明する。上記第1の実施例と同一構造で、かつ同一
作用をする部分には同一符号を付して詳細な説明は略
し、異なる部分を中心に説明する。
【0056】図23に示すように、寝具に配設した呼吸
センサー49と、前記呼吸センサーの信号を基に無呼吸
症を判定する判定手段50と、前記判定手段からの信号
を基にベッド51の上半身部分52を腰部を中心にして
頭部分が上になるように傾斜させるような動きを実現す
る駆動装置53を設けた構成とした。
【0057】このような構成において、無呼吸症を判定
するとベッドの上半身部が上昇して傾斜するものであ
る。この時には、頭部が立時に近づく方向になり、喉の
呼吸通路が広くなる傾向があるため閉塞型の無呼吸症を
改善させることができるのである。また、ベッドだけで
なく、枕などの他の寝具の形状を変形させても同様の効
果を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1と第2
の手段によれば、寝具に配設した呼吸センサーにより呼
吸を検出することで無拘束で測定を可能にすることがで
きる。そして、第3と第4の手段によれば、胸郭部の運
動と腹部の運動をそれぞれ独立して測定することによ
り、無呼吸症を診断精度を向上することができる。ま
た、第5と第6の手段によれば、自己相関解析により呼
吸信号を解析して呼吸が安定した後から呼吸周期の測定
を開始することで呼吸周期の測定精度を向上することが
できる。さらに、第7の手段によれば、無呼吸症を判定
したときのみ人体の睡眠情報を記憶することで測定デー
タの記憶容量を大幅に低減することができる。そして、
第8の手段によれば、振動検知型呼吸センサーを寝具に
マトリックス状に配設することで寝姿勢を測定して寝姿
勢と無呼吸症の対応データを測定することができる。ま
た、第9の手段によれば、体動と無呼吸症の対応データ
を測定することができる。さらに、第10の手段によれ
ば、音響センサーによりいびき音を検出して無呼吸症と
の対応データを測定することができる。第11の手段に
よれば、寝具と一体または近接した表示装置により睡眠
時の呼吸情報や睡眠情報を覚醒後すぐに確認することが
できるようにすることができる。また、第12の手段に
よれば、寝具の形状を変化させることによって無呼吸症
を判定したときにその症状を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す睡眠時呼吸情報測定装
置の斜視図
【図2】同装置の側面図
【図3】同装置のブロック図
【図4】同装置で測定した呼吸信号の時間波形図
【図5】同装置で測定した信号のクロススペクトル図
【図6】同装置の判定装置の動作を示すフローチャート
【図7】同装置の表示装置の表示画面を示す図
【図8】他の実施例の判定装置の動作を示すフローチャ
ート
【図9】同装置の動作を示す説明図
【図10】同装置の表示装置の表示画面を示す図
【図11】本発明の他の実施例を示す睡眠時呼吸情報測
定装置の側面図
【図12】同装置の平面図
【図13】同装置の表示装置の表示画面を示す図
【図14】本発明の他の実施例を示す睡眠時呼吸情報測
定装置の平面図
【図15】同装置の表示装置の表示画面を示す図
【図16】本発明の他の実施例を示す睡眠時呼吸情報測
定装置の平面図
【図17】同装置の動作を示す説明図
【図18】同装置の表示装置の表示画面を示す図
【図19】同装置の判定装置の動作を示すフローチャー
【図20】本発明の他の実施例を示す睡眠時呼吸情報測
定装置の平面図
【図21】同装置の判定装置の動作を示すフローチャー
【図22】同装置の表示装置の表示画面を示す図
【図23】本発明の他の実施例を示す睡眠時呼吸情報測
定装置の側面図
【図24】従来の睡眠時呼吸情報測定装置のブロック図
【符号の説明】
6、54 寝具としてのベッドパッド 7、8、46、49 呼吸センサー 9、47 判定手段としての制御装置 15、28、48 表示装置 22 記憶装置 23 枕部 24 血液中酸素飽和度測定センサー 10 胸郭部 12 腹部 27、50 判定装置 30〜38 寝姿勢検出手段としての呼吸センサー 42 体動検出手段としての呼吸センサー 45 音響センサーとしてのマイクロホン 53 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 美幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝具に配設した呼吸センサーと、前記呼吸
    センサーの信号を基に無呼吸症を判定する判定手段を備
    えた睡眠時呼吸情報測定装置。
  2. 【請求項2】寝具である枕部に呼吸センサーとしての血
    液中酸素飽和度測定用センサーを設け、前記血液中酸素
    飽和度測定用センサーの信号を基に無呼吸症を判定する
    判定手段を備えた請求項1記載の睡眠時呼吸情報測定装
    置。
  3. 【請求項3】人体の胸郭部と腹部に対応する寝具の一部
    にそれぞれ少なくとも1つ以上の呼吸センサーを配設し
    た請求項1記載の睡眠時呼吸情報測定装置。
  4. 【請求項4】胸郭部と腹部の2つの呼吸センサーの信号
    の位相差が略逆位相となることにより無呼吸症を判定す
    る判定手段を備えた請求項3記載の睡眠時呼吸情報測定
    装置。
  5. 【請求項5】呼吸センサーの信号の自己相関係数が所定
    値以上になったことで呼吸センサーの信号が安定したこ
    とを判断した後に、呼吸周期または呼吸回数を測定して
    無呼吸を判定する判定手段を備えた請求項1記載の睡眠
    時呼吸情報測定装置。
  6. 【請求項6】呼吸センサーの信号の自己相関係数が所定
    値以上になったことで呼吸センサーの信号が安定したこ
    とを判断し、安定周期中の呼吸センサーの信号振幅の特
    定比率分をしきい値として測定した呼吸周期または呼吸
    回数によって無呼吸を判定する判定手段を備えた請求項
    1記載の睡眠時呼吸情報測定装置。
  7. 【請求項7】寝具に配設した呼吸センサーと、前記呼吸
    センサーの信号を基に無呼吸症を判定する判定手段と、
    無呼吸症が判定された前後の特定時間の睡眠情報を記憶
    する記憶装置を備えた睡眠時呼吸情報測定装置。
  8. 【請求項8】寝具に格子状に配設した複数個の振動検知
    型呼吸センサーと、前記振動検知型呼吸センサーの信号
    から寝姿勢を検出する寝姿勢検出手段と、前記振動検知
    型呼吸センサーの信号から呼吸情報を検出して無呼吸症
    を判定する判定手段とを備えた睡眠時呼吸情報測定装
    置。
  9. 【請求項9】寝具に配設した振動検知型呼吸センサーの
    信号を基に人体の体動を検出する体動検出器と、前記振
    動検知型呼吸センサーの信号から呼吸情報を検出して無
    呼吸症を判定する判定手段とを備えた睡眠時呼吸情報測
    定装置。
  10. 【請求項10】寝具に配設した音響センサーの信号と、
    前記寝具に配設した振動検知型呼吸センサーと、前記振
    動検知型呼吸センサーの信号から呼吸情報を検出して無
    呼吸症を判定する判定手段とを備えた睡眠時呼吸情報測
    定装置。
  11. 【請求項11】睡眠時の無呼吸症の発生情報および寝姿
    勢または体動特性を出力する表示装置を、寝具と一体ま
    たは近接して設けた請求項1から請求項10のいずれか
    1項記載の睡眠時呼吸情報測定装置。
  12. 【請求項12】寝具に配設した呼吸センサーと、前記呼
    吸センサーの信号を基に無呼吸症を判定する判定手段
    と、前記判定手段からの信号を基に、寝具の形状を変化
    させる駆動装置を備えた睡眠時呼吸情報測定装置。
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