JPH0813174A - タンク底板裏面の防食方法 - Google Patents
タンク底板裏面の防食方法Info
- Publication number
- JPH0813174A JPH0813174A JP6164855A JP16485594A JPH0813174A JP H0813174 A JPH0813174 A JP H0813174A JP 6164855 A JP6164855 A JP 6164855A JP 16485594 A JP16485594 A JP 16485594A JP H0813174 A JPH0813174 A JP H0813174A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water
- bottom plate
- absorbing material
- tank bottom
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、原油,石油等を貯蔵するタンクの
底板裏面が腐食するのを防止する方法を提供する。 【構成】 タンク基礎土5に、非電解質吸水性材料、例
えばシリカゲルなどを混入させることによって、侵入し
た水はこの吸水性材料により吸水されるので、基礎土の
含水比を低くコントロールでき、タンク底板裏面の腐食
を防止できる。
底板裏面が腐食するのを防止する方法を提供する。 【構成】 タンク基礎土5に、非電解質吸水性材料、例
えばシリカゲルなどを混入させることによって、侵入し
た水はこの吸水性材料により吸水されるので、基礎土の
含水比を低くコントロールでき、タンク底板裏面の腐食
を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原油,石油等の油貯蔵
タンクの底板裏面の腐食を防止する防食方法に関するも
のである。
タンクの底板裏面の腐食を防止する防食方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】原油,石油タンク等の油貯蔵タンクは、
一般に山砂等の基礎土上に直接設置され長期間使用され
るが、タンク底板裏面(鋼板)は激しい腐食を生じる場
合がある。極端な場合、腐食孔がタンクの破壊につなが
ることもありうるため、この腐食を防止することが極め
て重要である。タンク底板裏面が腐食する原因は、湿っ
た状態の基礎土へ直接底板が接触し、一般の土壌腐食と
同様に通気差腐食が生じるためと考えられている。土壌
の腐食は、湿った土中で大きく、乾燥するほど小さくな
る。そこで、従来の基礎土の上に直接設置されるタンク
では、例えば図1に示すように、外部からの侵入水を防
止する施工、例えばタンク底板と基礎との隙間を樹脂等
のシール材4で被覆し水の侵入を防止したり、基礎構造
3をコンクリート底がある構造とし地下水の上昇による
水の侵入を防止するなど、密閉構造をつくることにより
含水比が上昇するのを防止していた。ところが、施工不
良部分や長期間経過後の材料の劣化等により、基礎とタ
ンクの隙間や、コンクリート底を介して水が侵入し、基
礎土の含水比が上昇してしまうおそれがある。その場合
に、これを容易には検知できず、また補修が大工事とな
り非常にコストがかかってしまうという欠点があった。
一般に山砂等の基礎土上に直接設置され長期間使用され
るが、タンク底板裏面(鋼板)は激しい腐食を生じる場
合がある。極端な場合、腐食孔がタンクの破壊につなが
ることもありうるため、この腐食を防止することが極め
て重要である。タンク底板裏面が腐食する原因は、湿っ
た状態の基礎土へ直接底板が接触し、一般の土壌腐食と
同様に通気差腐食が生じるためと考えられている。土壌
の腐食は、湿った土中で大きく、乾燥するほど小さくな
る。そこで、従来の基礎土の上に直接設置されるタンク
では、例えば図1に示すように、外部からの侵入水を防
止する施工、例えばタンク底板と基礎との隙間を樹脂等
のシール材4で被覆し水の侵入を防止したり、基礎構造
3をコンクリート底がある構造とし地下水の上昇による
水の侵入を防止するなど、密閉構造をつくることにより
含水比が上昇するのを防止していた。ところが、施工不
良部分や長期間経過後の材料の劣化等により、基礎とタ
ンクの隙間や、コンクリート底を介して水が侵入し、基
礎土の含水比が上昇してしまうおそれがある。その場合
に、これを容易には検知できず、また補修が大工事とな
り非常にコストがかかってしまうという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】信頼性高く、実用的
に、比較的低コストで、タンク底の基礎土の含水比を長
期にわたり低くコントロールする方法は開発されていな
い。本発明はこのような観点からタンク基礎土の含水比
を長期にわたり低くコントロールして、タンク底板裏面
を防食する方法を提供するものである。
に、比較的低コストで、タンク底の基礎土の含水比を長
期にわたり低くコントロールする方法は開発されていな
い。本発明はこのような観点からタンク基礎土の含水比
を長期にわたり低くコントロールして、タンク底板裏面
を防食する方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の要旨は、タンク基礎土の含水比を低く
コントロールするためにタンク基礎に盛土した基礎土に
非電解質吸水性材料を混入することを特徴とするタンク
底板裏面の防食方法である。非電解質吸水性材料として
はシリカゲルが好適である。なお図1において、3はタ
ンク基礎コンクリート、2は鋼製タンク側板、1はタン
ク底板、4はタンク底板1の内周および外周とタンク基
礎コンクリート3とにわたって設けたシール材である。
本発明においては、タンク基礎土5に非電解質の吸水性
材料を混入させる。この非電解質吸水性材料としてはシ
リカゲルがあげられる。非電解質吸水性材料をタンク基
礎土5に混入させることによって、侵入した水はこの吸
水性材料により吸水されるので、基礎土5の含水比が低
くコントロールされ、タンク底の腐食を抑制することが
できる。吸水性材料の混入比が高いほど吸水能力が大き
くなるので好ましい。この吸水性材料は、基礎土中に1
0〜30重量%の範囲で混入させるとよい。あまり混入
比が低いと吸水効果が得られないので10重量%以上は
必要である。しかし、あまり多く混入させても基礎土と
しての機能が得られなくなるので30%を上限とするの
がよい。
るための本発明の要旨は、タンク基礎土の含水比を低く
コントロールするためにタンク基礎に盛土した基礎土に
非電解質吸水性材料を混入することを特徴とするタンク
底板裏面の防食方法である。非電解質吸水性材料として
はシリカゲルが好適である。なお図1において、3はタ
ンク基礎コンクリート、2は鋼製タンク側板、1はタン
ク底板、4はタンク底板1の内周および外周とタンク基
礎コンクリート3とにわたって設けたシール材である。
本発明においては、タンク基礎土5に非電解質の吸水性
材料を混入させる。この非電解質吸水性材料としてはシ
リカゲルがあげられる。非電解質吸水性材料をタンク基
礎土5に混入させることによって、侵入した水はこの吸
水性材料により吸水されるので、基礎土5の含水比が低
くコントロールされ、タンク底の腐食を抑制することが
できる。吸水性材料の混入比が高いほど吸水能力が大き
くなるので好ましい。この吸水性材料は、基礎土中に1
0〜30重量%の範囲で混入させるとよい。あまり混入
比が低いと吸水効果が得られないので10重量%以上は
必要である。しかし、あまり多く混入させても基礎土と
しての機能が得られなくなるので30%を上限とするの
がよい。
【0005】
【実施例】以下の実施例により本発明を説明する。 (実施例1)含水比を10%に調整した山砂にシリカゲ
ルを重量比で30%添加した。この山砂中に20×50
×3tmmの普通鋼を埋め込み、室温に放置し、2ヶ月
経過後の山砂の含水比を測定したところ、含水比は5%
であった。また埋め込んだ普通鋼に腐食は見られなかっ
た。比較としてシリカゲルを添加しない山砂について同
様の試験を行ったところ、激しい腐食がみられた。
ルを重量比で30%添加した。この山砂中に20×50
×3tmmの普通鋼を埋め込み、室温に放置し、2ヶ月
経過後の山砂の含水比を測定したところ、含水比は5%
であった。また埋め込んだ普通鋼に腐食は見られなかっ
た。比較としてシリカゲルを添加しない山砂について同
様の試験を行ったところ、激しい腐食がみられた。
【0006】(実施例2)屋外に直径が1000mmの
底のあるコンクリート基礎(コンクリートの厚み50m
m)をつくり、重量比で10%のシリカゲルを混入した
含水比6%の山砂を基礎土として入れた、その上に直径
900mm×6tmmの普通鋼を設置し、この鋼材と基
礎のコンクリートの隙間を厚み3mmのシリコン系のシ
ール材で被覆した。施工不良やシール材の劣化を再現す
るために、シール材には4ヶ所に疵を設け、コンクリー
ト基礎にも底の中心部に1ヶ所1mm厚みの亀裂を設け
た。また、外部からの水の侵入の影響を再現するため1
日2回、散水した。1年後に山砂の含水比を測定したと
ころ5%を示した、また普通鋼に腐食は見られなかっ
た。比較としてシリカゲルを添加しない山砂についても
同様の試験を実施したところ、山砂の含水比は7%に増
加し、普通鋼には数カ所腐食が見られた。
底のあるコンクリート基礎(コンクリートの厚み50m
m)をつくり、重量比で10%のシリカゲルを混入した
含水比6%の山砂を基礎土として入れた、その上に直径
900mm×6tmmの普通鋼を設置し、この鋼材と基
礎のコンクリートの隙間を厚み3mmのシリコン系のシ
ール材で被覆した。施工不良やシール材の劣化を再現す
るために、シール材には4ヶ所に疵を設け、コンクリー
ト基礎にも底の中心部に1ヶ所1mm厚みの亀裂を設け
た。また、外部からの水の侵入の影響を再現するため1
日2回、散水した。1年後に山砂の含水比を測定したと
ころ5%を示した、また普通鋼に腐食は見られなかっ
た。比較としてシリカゲルを添加しない山砂についても
同様の試験を実施したところ、山砂の含水比は7%に増
加し、普通鋼には数カ所腐食が見られた。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において、
タンク基礎土5に非電解質吸水性材料を混入することに
より、侵入した水が吸水性材料により吸水されるので、
基礎土の含水比が低くコントロールされ、長期にわたり
タンク底板裏面の防食を的確に行うことができる。
タンク基礎土5に非電解質吸水性材料を混入することに
より、侵入した水が吸水性材料により吸水されるので、
基礎土の含水比が低くコントロールされ、長期にわたり
タンク底板裏面の防食を的確に行うことができる。
【図1】本発明のタンクの基礎の概略的な横断面図であ
る。
る。
1 タンク底板 2 タンク側板 3 タンク基礎 4 シール材 5 タンク基礎土
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 清 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 湯浅 健正 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (3)
- 【請求項1】 山砂等の基礎土5上に設置された油貯蔵
タンクにおいて、タンク底の基礎土5に非電解質吸水性
材料を混入することを特徴とするタンク底板裏面の防食
方法。 - 【請求項2】 非電解質の吸水材料が基礎土5中に10
〜30重量%含有することを特徴とするタンク底板裏面
の防食方法。 - 【請求項3】 非電解質吸水性材料がシリカゲルである
請求項1あるいは2のタンク底板裏面の防食方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6164855A JPH0813174A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | タンク底板裏面の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6164855A JPH0813174A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | タンク底板裏面の防食方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813174A true JPH0813174A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15801201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6164855A Withdrawn JPH0813174A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | タンク底板裏面の防食方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100896531B1 (ko) * | 2008-10-30 | 2009-05-08 | (주)삼원테크 | 저장탱크 |
| JP2016130346A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼管の防食方法ならびに鋼管杭および鋼管矢板 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6164855A patent/JPH0813174A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100896531B1 (ko) * | 2008-10-30 | 2009-05-08 | (주)삼원테크 | 저장탱크 |
| JP2016130346A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼管の防食方法ならびに鋼管杭および鋼管矢板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |