JPH08132096A - 下水汚泥中の毛髪除去装置 - Google Patents
下水汚泥中の毛髪除去装置Info
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- JPH08132096A JPH08132096A JP27246194A JP27246194A JPH08132096A JP H08132096 A JPH08132096 A JP H08132096A JP 27246194 A JP27246194 A JP 27246194A JP 27246194 A JP27246194 A JP 27246194A JP H08132096 A JPH08132096 A JP H08132096A
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Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油中加熱された下水汚泥から毛髪を除去でき
る下水汚泥中の毛髪除去装置を提供する。 【構成】 選別機6はふるいによって下水汚泥を細粒と
粗粒に選別する。選別機6によって下水汚泥はほぐされ
て、下水汚泥と毛髪とは分離し、あるいは分離しやすく
なる。吸引装置10は、下水汚泥から分離あるいは分離
しやすくなった毛髪を吸引する。この吸引装置10によ
って吸引された毛髪は、分離装置11によって分離され
る。 【効果】 選別機6によってほぐされた下水汚泥中から
毛髪を効果的に除去できるから、下水汚泥からなる有機
肥料の商品的価値を極めて高くすることができる。
る下水汚泥中の毛髪除去装置を提供する。 【構成】 選別機6はふるいによって下水汚泥を細粒と
粗粒に選別する。選別機6によって下水汚泥はほぐされ
て、下水汚泥と毛髪とは分離し、あるいは分離しやすく
なる。吸引装置10は、下水汚泥から分離あるいは分離
しやすくなった毛髪を吸引する。この吸引装置10によ
って吸引された毛髪は、分離装置11によって分離され
る。 【効果】 選別機6によってほぐされた下水汚泥中から
毛髪を効果的に除去できるから、下水汚泥からなる有機
肥料の商品的価値を極めて高くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水汚泥を油中で加
熱して、有機肥料を製造する際において、下水汚泥中の
毛髪を除去して、有機肥料に商品価値を付与する下水汚
泥中の毛髪除去装置に関する。
熱して、有機肥料を製造する際において、下水汚泥中の
毛髪を除去して、有機肥料に商品価値を付与する下水汚
泥中の毛髪除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下水汚泥は、一般に、海洋投棄された
り、焼却後埋め立てに使用されたりしている。しかし、
このような海洋投棄や焼却は公害の原因となるため、も
はや、地球環境上許容されないようになってきた。ま
た、上記海洋投棄や焼却はそれらの処理コストが必ずし
も安くないという問題がある。
り、焼却後埋め立てに使用されたりしている。しかし、
このような海洋投棄や焼却は公害の原因となるため、も
はや、地球環境上許容されないようになってきた。ま
た、上記海洋投棄や焼却はそれらの処理コストが必ずし
も安くないという問題がある。
【0003】そこで、最近、本出願人は下水汚泥から有
機肥料を製造する有機肥料製造装置を提案した。この有
機肥料製造装置は、原料である下水汚泥を予備処理装置
によって油と混合すると共に、約80℃に予熱し、その
後、クッカーで油と下水汚泥を減圧下で約110℃に加
熱して、下水汚泥から脱水を行い、その後、遠心分離機
によって下水汚泥から油を分離して、有機肥料を製造す
るようにしている。このように、下水汚泥を油中加熱す
ることにより、脱水を行って、有機肥料を製造し、下水
汚泥を有効な有機肥料として土に返すことができるよう
にしている。
機肥料を製造する有機肥料製造装置を提案した。この有
機肥料製造装置は、原料である下水汚泥を予備処理装置
によって油と混合すると共に、約80℃に予熱し、その
後、クッカーで油と下水汚泥を減圧下で約110℃に加
熱して、下水汚泥から脱水を行い、その後、遠心分離機
によって下水汚泥から油を分離して、有機肥料を製造す
るようにしている。このように、下水汚泥を油中加熱す
ることにより、脱水を行って、有機肥料を製造し、下水
汚泥を有効な有機肥料として土に返すことができるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下水には風
呂からの排水も含まれており、この排水中には毛髪が含
まれている。この毛髪が下水汚泥から作られた有機肥料
中に存在すると、有機肥料の商品価値がほとんどなくな
る。
呂からの排水も含まれており、この排水中には毛髪が含
まれている。この毛髪が下水汚泥から作られた有機肥料
中に存在すると、有機肥料の商品価値がほとんどなくな
る。
【0005】そこで、この発明の目的は、下水汚泥中か
ら毛髪を除去して、有機肥料の商品価値を高めることに
ある。
ら毛髪を除去して、有機肥料の商品価値を高めることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の下水汚泥中の毛髪除去装置は、油
中加熱された下水汚泥を細粒と粗粒に分けるふるいを有
する選別機と、上記選別機中において、上記下水汚泥に
与えられた運動によって上記下水汚泥から分離しやすく
なった毛髪を吸引する吸引装置と、上記吸引装置によっ
て吸引された毛髪を分離する分離装置とを備えたことを
特徴としている。
め、請求項1の発明の下水汚泥中の毛髪除去装置は、油
中加熱された下水汚泥を細粒と粗粒に分けるふるいを有
する選別機と、上記選別機中において、上記下水汚泥に
与えられた運動によって上記下水汚泥から分離しやすく
なった毛髪を吸引する吸引装置と、上記吸引装置によっ
て吸引された毛髪を分離する分離装置とを備えたことを
特徴としている。
【0007】請求項2の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置は、請求項1に記載の下水汚泥中の毛髪除去装置にお
いて、上記選別機に投入する下水汚泥を冷却する冷却装
置を備えたことを特徴としている。
置は、請求項1に記載の下水汚泥中の毛髪除去装置にお
いて、上記選別機に投入する下水汚泥を冷却する冷却装
置を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項3の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置は、請求項1または2に記載の下水汚泥中の毛髪除去
装置において、上記吸引装置は、少なくとも、上記選別
機の細粒の排出口に接続されていることを特徴としてい
る。
置は、請求項1または2に記載の下水汚泥中の毛髪除去
装置において、上記吸引装置は、少なくとも、上記選別
機の細粒の排出口に接続されていることを特徴としてい
る。
【0009】請求項4の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の下水汚泥
中の毛髪除去装置において、上記吸引装置は、少なくと
も、上記選別機のふるいの前段側に接続されていること
を特徴としている。
置は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の下水汚泥
中の毛髪除去装置において、上記吸引装置は、少なくと
も、上記選別機のふるいの前段側に接続されていること
を特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明の下水汚泥中の毛髪除去装置に
よると、油中加熱された下水汚泥は選別機のふるいによ
って運動を与えられながら細粒と粗粒に選別される。選
別機によって与えられた運動によって下水汚泥はほぐさ
れて下水汚泥と毛髪とは分離し、あるいは分離しやすく
なる。このように、選別機によって下水汚泥から分離あ
るいは分離しやすくなった毛髪が空気と共に吸引装置に
よって吸引される。この吸引装置によって吸引された毛
髪は、例えばサイクロンやフィルターなどの分離装置に
よって分離される。
よると、油中加熱された下水汚泥は選別機のふるいによ
って運動を与えられながら細粒と粗粒に選別される。選
別機によって与えられた運動によって下水汚泥はほぐさ
れて下水汚泥と毛髪とは分離し、あるいは分離しやすく
なる。このように、選別機によって下水汚泥から分離あ
るいは分離しやすくなった毛髪が空気と共に吸引装置に
よって吸引される。この吸引装置によって吸引された毛
髪は、例えばサイクロンやフィルターなどの分離装置に
よって分離される。
【0011】このように、選別機によってほぐされた下
水汚泥中から毛髪を効果的に除去できるから、下水汚泥
からなる有機肥料の商品的価値を極めて高くすることが
できる。
水汚泥中から毛髪を効果的に除去できるから、下水汚泥
からなる有機肥料の商品的価値を極めて高くすることが
できる。
【0012】請求項2の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置によると、上記選別機に投入する前に、油中加熱され
たねばつく下水汚泥は、冷却装置によって冷却されるか
ら、下水汚泥はねばりがなくてさらさらとした状態にな
り、下水汚泥から毛髪が除去しやすくなる。したがっ
て、下水汚泥から極めて効果的に毛髪を除去することが
できる。
置によると、上記選別機に投入する前に、油中加熱され
たねばつく下水汚泥は、冷却装置によって冷却されるか
ら、下水汚泥はねばりがなくてさらさらとした状態にな
り、下水汚泥から毛髪が除去しやすくなる。したがっ
て、下水汚泥から極めて効果的に毛髪を除去することが
できる。
【0013】請求項3の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置によると、上記選別機の細粒の排出口から吸引装置が
毛髪を吸引するから、ふるいを通過した毛髪を除去する
ことができる。また、最終製品である有機肥料となる細
粒の排出口から、吸引装置が細粒に含まれる毛髪を吸引
するから、有機肥料中に毛髪がほぼ含有されないように
することができる。
置によると、上記選別機の細粒の排出口から吸引装置が
毛髪を吸引するから、ふるいを通過した毛髪を除去する
ことができる。また、最終製品である有機肥料となる細
粒の排出口から、吸引装置が細粒に含まれる毛髪を吸引
するから、有機肥料中に毛髪がほぼ含有されないように
することができる。
【0014】請求項4の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置によると、上記吸引装置は選別機のふるいの前段側か
ら毛髪を吸引するから、ふるい上で毛玉状あるいは下水
汚泥からほぐされた長い毛髪を効率良く吸引することが
できる。したがって、有機肥料中に毛髪が含有されない
ようにすることができ、かつ、ふるいの目詰まりを防止
することができる。
置によると、上記吸引装置は選別機のふるいの前段側か
ら毛髪を吸引するから、ふるい上で毛玉状あるいは下水
汚泥からほぐされた長い毛髪を効率良く吸引することが
できる。したがって、有機肥料中に毛髪が含有されない
ようにすることができ、かつ、ふるいの目詰まりを防止
することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
説明する。
【0016】図1は、この発明の一実施例の下水汚泥中
の毛髪除去装置を使用する下水汚泥から有機肥料を製造
する装置のブロック図である。
の毛髪除去装置を使用する下水汚泥から有機肥料を製造
する装置のブロック図である。
【0017】図1において、1は原料である下水汚泥で
ある。この下水汚泥は予備処理装置2によって植物油と
混合されると共に、約80℃に加熱される。この予備処
理装置2によって混合され、かつ、予備加熱された下水
汚泥と植物油は、クッカー3に導かれる。このクッカー
3中において植物油と下水汚泥との重量比1:1の混合
物は大気圧以下の減圧状態の下で約110℃に加熱され
る。その結果、下水汚泥中に含まれた水は油に置き換わ
り、下水汚泥の脱水が行われる。その後、クッカー3か
ら排出された約80℃〜100℃の下水汚泥は遠心分離
機4によって脱油され、油分が約20%の下水汚泥とな
る。
ある。この下水汚泥は予備処理装置2によって植物油と
混合されると共に、約80℃に加熱される。この予備処
理装置2によって混合され、かつ、予備加熱された下水
汚泥と植物油は、クッカー3に導かれる。このクッカー
3中において植物油と下水汚泥との重量比1:1の混合
物は大気圧以下の減圧状態の下で約110℃に加熱され
る。その結果、下水汚泥中に含まれた水は油に置き換わ
り、下水汚泥の脱水が行われる。その後、クッカー3か
ら排出された約80℃〜100℃の下水汚泥は遠心分離
機4によって脱油され、油分が約20%の下水汚泥とな
る。
【0018】この遠心分離機4から排出された下水汚泥
は、コンベア(図示せず)によって、冷却装置の一例とし
ての中間ホッパー5に投入される。この中間ホッパー5
は、下水汚泥を単に一時的に蓄えて順次送り出す働きを
するだけのものではなく、下水汚泥を一定時間滞留させ
て自然放熱させて冷却を行う冷却装置としての役目もす
るものである。この中間ホッパー5において、下水汚泥
が冷却されると、下水汚泥はねばりけがなくなり、さら
さらとした状態になる。そのため、下水汚泥から毛髪が
分離しやすくなる。
は、コンベア(図示せず)によって、冷却装置の一例とし
ての中間ホッパー5に投入される。この中間ホッパー5
は、下水汚泥を単に一時的に蓄えて順次送り出す働きを
するだけのものではなく、下水汚泥を一定時間滞留させ
て自然放熱させて冷却を行う冷却装置としての役目もす
るものである。この中間ホッパー5において、下水汚泥
が冷却されると、下水汚泥はねばりけがなくなり、さら
さらとした状態になる。そのため、下水汚泥から毛髪が
分離しやすくなる。
【0019】上記中間ホッパー5から排出された下水汚
泥は、コンベア(図示せず)によって選別機6に投入され
る。図2に示すように、この選別機6に投入口61から
投入された下水汚泥は、ふるい62によって細粒と粗粒
に分けられ、細粒は排出口63から下方に延びるパイプ
71を通してバケットコンベア72に排出され、さら
に、図1に示す袋詰装置9に供給され、有機肥料として
袋詰される。一方、選別機6の粗粒の排出口65から
は、粗粒、すなわち下水汚泥の大きな塊や異物が排出さ
れ、この粗粒は図1に示す粉砕機7によって粉砕され、
再び、選別機6に投入口61から投入される。図2にお
いて、66は選別機6のふるい62を振動あるいは揺動
させる駆動装置である。
泥は、コンベア(図示せず)によって選別機6に投入され
る。図2に示すように、この選別機6に投入口61から
投入された下水汚泥は、ふるい62によって細粒と粗粒
に分けられ、細粒は排出口63から下方に延びるパイプ
71を通してバケットコンベア72に排出され、さら
に、図1に示す袋詰装置9に供給され、有機肥料として
袋詰される。一方、選別機6の粗粒の排出口65から
は、粗粒、すなわち下水汚泥の大きな塊や異物が排出さ
れ、この粗粒は図1に示す粉砕機7によって粉砕され、
再び、選別機6に投入口61から投入される。図2にお
いて、66は選別機6のふるい62を振動あるいは揺動
させる駆動装置である。
【0020】一方、上記選別機6において、下水汚泥は
ふるい62によって運動を与えられてほぐされ、下水汚
泥から毛髪が分離しやすくなる。この選別機6におい
て、下水汚泥から分離しやすくなった毛髪は吸引装置1
0によって吸引される。
ふるい62によって運動を与えられてほぐされ、下水汚
泥から毛髪が分離しやすくなる。この選別機6におい
て、下水汚泥から分離しやすくなった毛髪は吸引装置1
0によって吸引される。
【0021】上記吸引装置10は、図2に示すように、
選別機6の細粒の排出口63に上方に連なるように連結
されたダクト15と、選別機6のふるい62の前段、つ
まり上流側に上方に連なるように連結されたダクト16
と、これらの両ダクト15,16に連なるダクト17
と、サイクロン11−1とサイクロン11−2との間を
連結するダクト21,23と、モーター20によって駆
動されてダクト21側から空気を吸引してダクト23側
に空気を送る吸引ブロワ22とからなる。上記ダクト1
5,16の下流端にはそれぞれ吸引量を調節するための
ダンパー27,28を設けている。
選別機6の細粒の排出口63に上方に連なるように連結
されたダクト15と、選別機6のふるい62の前段、つ
まり上流側に上方に連なるように連結されたダクト16
と、これらの両ダクト15,16に連なるダクト17
と、サイクロン11−1とサイクロン11−2との間を
連結するダクト21,23と、モーター20によって駆
動されてダクト21側から空気を吸引してダクト23側
に空気を送る吸引ブロワ22とからなる。上記ダクト1
5,16の下流端にはそれぞれ吸引量を調節するための
ダンパー27,28を設けている。
【0022】上記サイクロン11−1,11−2は分離
装置の一例を構成する。1段目のサイクロン11−1の
下には毛髪などを貯める貯留槽18を設けている。ま
た、2段目のサイクロン11−2の下には毛髪などの異
物を貯める貯留槽26を設け、サイクロン11の上部に
は毛髪などが大気に放出されないように濾布25を設け
ている。
装置の一例を構成する。1段目のサイクロン11−1の
下には毛髪などを貯める貯留槽18を設けている。ま
た、2段目のサイクロン11−2の下には毛髪などの異
物を貯める貯留槽26を設け、サイクロン11の上部に
は毛髪などが大気に放出されないように濾布25を設け
ている。
【0023】上記選別機6の細粒の排出口63から細粒
と共に排出される短い毛髪は、ダクト15によって上方
に吸引される。このダクト13は、落下する細粒に対し
て毛髪を上方に吸引するものであるから、毛髪を比重差
によって細粒から効果的に分離して吸引することができ
る。したがって、最終製品である細粒(有機肥料)中に、
毛髪をほとんど存在しないようにすることができ、有機
肥料の商品価値を高めることができる。なお、ダクト1
5による吸引量はダンパー27によって調節される。
と共に排出される短い毛髪は、ダクト15によって上方
に吸引される。このダクト13は、落下する細粒に対し
て毛髪を上方に吸引するものであるから、毛髪を比重差
によって細粒から効果的に分離して吸引することができ
る。したがって、最終製品である細粒(有機肥料)中に、
毛髪をほとんど存在しないようにすることができ、有機
肥料の商品価値を高めることができる。なお、ダクト1
5による吸引量はダンパー27によって調節される。
【0024】一方、上記選別機6のふるい62の上方に
浮遊して存在する毛玉や長い毛髪あるいは繊維くずはダ
クト16によって上方に吸引される。したがって、排出
口65から排出される粗粒中の毛髪などを少なくするこ
とができ、ひいては、最終製品である有機肥料中の毛髪
などを少なくすることができる。粗粒は粉砕機7(図1
参照)によって粉砕されて、選別機6に再び投入されて
最終的に細粒にされるから、ふるい62の上方の毛髪な
どを除去することによって、有機肥料中の毛髪などを少
なくすることができるのである。また、上記ふるい62
の前段の毛玉や毛髪をダクト16で吸引するから、ふる
い62の目詰まりを防止することができる。上記ダクト
16の吸引量はダンパー28によって調節される。
浮遊して存在する毛玉や長い毛髪あるいは繊維くずはダ
クト16によって上方に吸引される。したがって、排出
口65から排出される粗粒中の毛髪などを少なくするこ
とができ、ひいては、最終製品である有機肥料中の毛髪
などを少なくすることができる。粗粒は粉砕機7(図1
参照)によって粉砕されて、選別機6に再び投入されて
最終的に細粒にされるから、ふるい62の上方の毛髪な
どを除去することによって、有機肥料中の毛髪などを少
なくすることができるのである。また、上記ふるい62
の前段の毛玉や毛髪をダクト16で吸引するから、ふる
い62の目詰まりを防止することができる。上記ダクト
16の吸引量はダンパー28によって調節される。
【0025】上記ダクト15,16によって吸引された
毛髪はダクト17によって1段目のサイクロン11−1
に導かれ、毛髪などの異物は下方に落下し、貯留槽18
に貯まる。
毛髪はダクト17によって1段目のサイクロン11−1
に導かれ、毛髪などの異物は下方に落下し、貯留槽18
に貯まる。
【0026】一方、上記サイクロン11−1の上方から
排出された微少な毛髪および空気は吸引ブロア22に吸
引されて、ダクト23を通り、2段目のサイクロン11
−2に導かれる。上記サイクロン11−2によって毛髪
などの異物は下方に落下し、貯留槽26に貯められ、空
気のみが濾布25を通して大気に放出される。吸引ブロ
ア22に至る前に1段目のサイクロン11−1を経由す
るから、吸引ブロア22に毛髪などが付着しにくくな
る。
排出された微少な毛髪および空気は吸引ブロア22に吸
引されて、ダクト23を通り、2段目のサイクロン11
−2に導かれる。上記サイクロン11−2によって毛髪
などの異物は下方に落下し、貯留槽26に貯められ、空
気のみが濾布25を通して大気に放出される。吸引ブロ
ア22に至る前に1段目のサイクロン11−1を経由す
るから、吸引ブロア22に毛髪などが付着しにくくな
る。
【0027】このように、上記実施例では、油中加熱さ
れた下水汚泥を冷却装置としての働きをする中間ホッパ
ー5で冷却して、下水汚泥からねばりけをなくした後、
選別機6で、下水汚泥をほぐして粗粒と細粒に分けなが
ら、吸引装置10によって、選別機6の細粒の排出口か
ら短い毛髪を吸引すると共に、選別機のふるいの前段側
から大きな毛髪や毛玉を吸引し、これらをサイクロン1
1−1,11−2によって分離するから、下水汚泥から
毛髪をほぼ完全に除去でき、有機肥料の商品価値を高め
ることができる。実際、この実施例の毛髪除去装置を用
いない従来例の場合には、20kgの下水汚泥からなる有
機肥料中に約150gの毛髪などが含有されていたが、
この実施例の毛髪除去装置を用いた場合には、20kgの
下水汚泥からなる有機肥料中に含まれる毛髪などは約2
5gであった。本実施例によると、平均的には、約85
%の毛髪などが除去できることがわかった。なお、ここ
で、毛髪などとは、毛髪の他に繊維や化学物質の糸状の
ものを意味している。
れた下水汚泥を冷却装置としての働きをする中間ホッパ
ー5で冷却して、下水汚泥からねばりけをなくした後、
選別機6で、下水汚泥をほぐして粗粒と細粒に分けなが
ら、吸引装置10によって、選別機6の細粒の排出口か
ら短い毛髪を吸引すると共に、選別機のふるいの前段側
から大きな毛髪や毛玉を吸引し、これらをサイクロン1
1−1,11−2によって分離するから、下水汚泥から
毛髪をほぼ完全に除去でき、有機肥料の商品価値を高め
ることができる。実際、この実施例の毛髪除去装置を用
いない従来例の場合には、20kgの下水汚泥からなる有
機肥料中に約150gの毛髪などが含有されていたが、
この実施例の毛髪除去装置を用いた場合には、20kgの
下水汚泥からなる有機肥料中に含まれる毛髪などは約2
5gであった。本実施例によると、平均的には、約85
%の毛髪などが除去できることがわかった。なお、ここ
で、毛髪などとは、毛髪の他に繊維や化学物質の糸状の
ものを意味している。
【0028】上記実施例では、吸引ブロア22の上流側
に1段目のサイクロン11−1を設けて、吸引ブロア2
2にできるだけ毛髪が付着しないようにしているから、
吸引ブロア22の耐久性を向上することができる。
に1段目のサイクロン11−1を設けて、吸引ブロア2
2にできるだけ毛髪が付着しないようにしているから、
吸引ブロア22の耐久性を向上することができる。
【0029】上記実施例では、冷却装置として中間ホッ
パー5を用いて下水汚泥を一定時間貯留して冷却するよ
うにしているが、これに限らず、例えば送風機を用いた
冷却装置によって下水汚泥を冷却するようにしてもよ
く、また、水冷式の冷却装置によって下水汚泥を冷却す
るようにしてもよい。
パー5を用いて下水汚泥を一定時間貯留して冷却するよ
うにしているが、これに限らず、例えば送風機を用いた
冷却装置によって下水汚泥を冷却するようにしてもよ
く、また、水冷式の冷却装置によって下水汚泥を冷却す
るようにしてもよい。
【0030】上記実施例では、吸引装置10は選別機6
のふるい62の前段側と後段側とから毛髪を吸引するよ
うにしているが、片側からのみ毛髪を吸引するようにし
てもよい。
のふるい62の前段側と後段側とから毛髪を吸引するよ
うにしているが、片側からのみ毛髪を吸引するようにし
てもよい。
【0031】上記実施例では、分離装置としてサイクロ
ン11−1,11−2を用いたが、サイクロンを用いず
に、メッシュに空気を通過させるフィルター式の分離装
置などを用いてもよい。
ン11−1,11−2を用いたが、サイクロンを用いず
に、メッシュに空気を通過させるフィルター式の分離装
置などを用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の下水汚泥中の毛髪除去装置は、油中加熱された下水
汚泥を選別機によって細粒と粗粒に分けると共に、選別
機によって与えられた運動によって下水汚泥から分離
し、あるいは分離しやすくなった毛髪を吸引装置によっ
て吸引し、この吸引装置によって吸引された毛髪を分離
装置によって分離するようにしているので、下水汚泥中
から毛髪を効果的に除去でき、したがって、下水汚泥か
らなる有機肥料の商品的価値を極めて高くすることがで
きる。
明の下水汚泥中の毛髪除去装置は、油中加熱された下水
汚泥を選別機によって細粒と粗粒に分けると共に、選別
機によって与えられた運動によって下水汚泥から分離
し、あるいは分離しやすくなった毛髪を吸引装置によっ
て吸引し、この吸引装置によって吸引された毛髪を分離
装置によって分離するようにしているので、下水汚泥中
から毛髪を効果的に除去でき、したがって、下水汚泥か
らなる有機肥料の商品的価値を極めて高くすることがで
きる。
【0033】請求項2の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置は、選別機に投入する前に油中加熱されたねばつく下
水汚泥を、冷却装置によって冷却するので、下水汚泥は
ねばりがなくてさらさらとした状態になり、下水汚泥か
ら毛髪が除去しやすくなり、したがって、下水汚泥から
極めて効果的に毛髪を除去することができる。
置は、選別機に投入する前に油中加熱されたねばつく下
水汚泥を、冷却装置によって冷却するので、下水汚泥は
ねばりがなくてさらさらとした状態になり、下水汚泥か
ら毛髪が除去しやすくなり、したがって、下水汚泥から
極めて効果的に毛髪を除去することができる。
【0034】請求項3の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置は、選別機の細粒の排出口から吸引装置が毛髪を吸引
するから、ふるいを通過した短い毛髪を除去することが
できる。また、最終製品である有機肥料となる細粒の排
出口から、吸引装置が細粒に含まれる毛髪を吸引するか
ら、有機肥料中に毛髪がほぼ含有されないようにするこ
とができる。
置は、選別機の細粒の排出口から吸引装置が毛髪を吸引
するから、ふるいを通過した短い毛髪を除去することが
できる。また、最終製品である有機肥料となる細粒の排
出口から、吸引装置が細粒に含まれる毛髪を吸引するか
ら、有機肥料中に毛髪がほぼ含有されないようにするこ
とができる。
【0035】請求項4の発明の下水汚泥中の毛髪除去装
置は、選別機のふるいの前段側から毛髪を吸引装置によ
って吸引するので、ふるい上の毛玉状あるいは下水汚泥
からほぐされた長い毛髪を効率良く吸引することができ
る。したがって、有機肥料中に毛髪が含有されないよう
にすることができ、かつ、ふるいの目詰まりを防止する
ことができる。
置は、選別機のふるいの前段側から毛髪を吸引装置によ
って吸引するので、ふるい上の毛玉状あるいは下水汚泥
からほぐされた長い毛髪を効率良く吸引することができ
る。したがって、有機肥料中に毛髪が含有されないよう
にすることができ、かつ、ふるいの目詰まりを防止する
ことができる。
【図1】 この発明の一実施例の下水汚泥中の毛髪除去
装置を用いた有機肥料製造装置のブロック図である。
装置を用いた有機肥料製造装置のブロック図である。
【図2】 上記下水汚泥中の毛髪除去装置の一部の概略
断面図である。
断面図である。
5…中間ホッパー、6…選別機、7…粉砕機、10…吸
引装置、11…分離装置、62…ふるい、63…細粒の
排出口、65…粗粒の排出口、11−1,11−2…サ
イクロン、22…吸引ブロア。
引装置、11…分離装置、62…ふるい、63…細粒の
排出口、65…粗粒の排出口、11−1,11−2…サ
イクロン、22…吸引ブロア。
Claims (4)
- 【請求項1】 油中加熱された下水汚泥を細粒と粗粒に
分けるふるいを有する選別機と、 上記選別機中において、上記下水汚泥に与えられた運動
によって上記下水汚泥から分離しやすくなった毛髪を吸
引する吸引装置と、 上記吸引装置によって吸引された毛髪を分離する分離装
置とを備えたことを特徴とする下水汚泥中の毛髪除去装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の下水汚泥中の毛髪除去
装置において、上記選別機に投入する下水汚泥を冷却す
る冷却装置を備えた下水汚泥中の毛髪除去装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の下水汚泥中の
毛髪除去装置において、上記吸引装置は、少なくとも、
上記選別機の細粒の排出口に接続されている下水汚泥中
の毛髪除去装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
下水汚泥中の毛髪除去装置において、上記吸引装置は、
少なくとも、上記選別機のふるいの前段側に接続されて
いる下水汚泥中の毛髪除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27246194A JPH08132096A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 下水汚泥中の毛髪除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27246194A JPH08132096A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 下水汚泥中の毛髪除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132096A true JPH08132096A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17514243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27246194A Pending JPH08132096A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 下水汚泥中の毛髪除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132096A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015017511A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 古河産機システムズ株式会社 | 一軸偏心ねじポンプの運転制御方法 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27246194A patent/JPH08132096A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015017511A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 古河産機システムズ株式会社 | 一軸偏心ねじポンプの運転制御方法 |
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