JPH08132633A - プリンタおよびインクタンク - Google Patents

プリンタおよびインクタンク

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JPH08132633A
JPH08132633A JP6272747A JP27274794A JPH08132633A JP H08132633 A JPH08132633 A JP H08132633A JP 6272747 A JP6272747 A JP 6272747A JP 27274794 A JP27274794 A JP 27274794A JP H08132633 A JPH08132633 A JP H08132633A
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ink tank
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tank
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伊知朗 富川
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淳 高木
Junichi Yoshida
淳一 吉田
Katsuyuki Fujii
克幸 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者がインクタンクの交換時にさらされる
危険等を回避するとともに、インクタンクの離脱時にイ
ンクが漏れるのを防止したプリンタを提供する。 【構成】 インクタンク1のジョイント部2がプリント
ヘッド3のインク導入部4に押圧されてインクの流路が
接続され、インクタンク1からプリントヘッド3へイン
クが供給される。ジョイント部2には多孔質体18が設
けられている。インクタンク1の装着時には、多孔質体
18は圧縮されて接続部に内蔵される。インクタンク1
がプリントヘッド3より離脱されるときには、多孔質体
18はそれ自身の体積が増加し、気孔率が高くなる。気
孔率が高くなった多孔質体18によって、接続部に残留
していたインクが吸収される。これにより、インクタン
ク取り外し時にジョイント部近傍からのインクの流出を
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出させて記
録を行なう記録ヘッドと、記録ヘッドに供給するための
インクを保有するインクタンクを有し、インクタンクが
着脱自在に構成されたプリンタ、及び、そのインクタン
クに関するものであり、特に、インクタンクが装着され
るジョイント部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンタは、高画
質の印字画像が得られるとともに、低騒音であることか
ら、広く利用されるようになってきている。特に、小型
のプリンタが製造可能であることから、個人向けに開発
されたものも多い。このような個人向けの小型プリンタ
においては、使用者本人がインクタンクやプリントヘッ
ドと一体のインクジェットカートリッジを交換し、イン
クの補充を行なうように構成されている。特に、インク
タンクのみの場合には、安価に交換可能であり、ランニ
ングコストを低減させることができる。
【0003】このようなインクタンクが交換可能に構成
されたプリンタにおいては、従来、インクタンクの交換
時に、インクタンクを装着するジョイント部の近傍にイ
ンクがしみだし、使用者の手を汚したり、機械本体にイ
ンクがたれるなどの問題があった。
【0004】このような問題を解決するための一つの方
法として、例えば、特開平3−92356号公報に開示
されているように、インクタンク下部のインク取り出し
口をゴム栓で構成し、このゴム栓に金属性のインク供給
針を貫通させて記録ヘッドへのインク流路と接続するよ
うに構成したものがある。この構成においては、インク
供給針はインクに対する耐食性を備え、ゴム栓の貫通が
可能なように、パイプの先端を極めて鋭利に形成してい
る。インクタンクを取り外しても、ゴム栓の弾性力によ
りインクタンクのインク供給口は閉じ、インクは漏れな
い。しかし、不用意な取扱いを行なうと鋭利なパイプの
先端に触れ、怪我をするという問題を抱えていた。さら
に、インク供給針そのものは内径が細いため、インク供
給針の内部に突き破られたゴム栓の破片が混入した場
合、インクの供給を妨げるという問題も抱えていた。
【0005】このような問題を解決するために、例え
ば、特開昭50−74341号公報に開示されているよ
うに、インク供給口の先端にあらかじめ透孔を有するゴ
ムなどの蓋板を設け、この透孔を割れ目を有するゴムな
どの薄膜により封止して、比較的鋭利ではない導液管の
挿入を可能とした構成のものも提案されている。しか
し、この構成の場合は、やはり透孔および割れ目からイ
ンクが微小に漏れるという問題があった。
【0006】別の方法として、例えば、特開平2−21
4665号公報や特開平6−966号公報などに開示さ
れているように、インクタンクの接続部を封止部材で封
止しておき、一方、プリンタ側の接続部を周囲に孔あけ
用の突起を配した剛体の多孔質材で形成し、インクタン
クの装着によって孔あけ用の突起でインクタンクの封止
部材を破り、多孔質材をインクタンク内の多孔質体に押
圧して接続している。このような構成では、多孔質材を
配したインク供給管の先端部は比較的広く、詰まること
はない。また、孔あけ用突起もそれほど鋭利である必要
はないので、けがの心配もない。さらに、インクタンク
はその初期状態において、封止部材で封止されているの
で、インクが漏れることはない。しかし、このような構
成では、剛体の多孔質材の部分には、常にインクが潤沢
に供給されているので、インクタンクの離脱時には供給
されたインクがぼた落ちするという問題があった。
【0007】近年、カラーのプリンタが多く開発されて
いる。カラープリンタにおいては、複数の色を印字可能
な一体型の記録ヘッドが用いられるようになってきてい
る。このような一体型の記録ヘッドの場合には、上述の
インクの漏れやぼた落ちは、インクの混色につながりや
すいという問題も抱えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、インクタンクの交換時に発
生するインク漏れ、また使用者が交換時にさらされる危
険等を回避するとともに、インクタンクの離脱時におけ
る接続部からのインクの漏れ、およびインクの漏れに起
因する混色等の問題を防止したプリンタおよびインクタ
ンクを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、インクを吐出させて記録を行なう
記録ヘッドと、該記録ヘッドに供給するための前記イン
クを保有するインクタンクを有し、前記インクタンクが
着脱自在に構成されたプリンタにおいて、前記記録ヘッ
ドと前記インクタンクとの結合部に前記インクタンクの
装着時と取り外し時で体積の異なる多孔質体を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載のプリンタにおいて、前記多孔質体は前記イン
クタンク側あるいは前記インクタンクが装着される側に
設けられており、先細の形状を有していることを特徴と
するものである。
【0011】請求項3に記載の発明においては、請求項
1に記載のプリンタにおいて、前記多孔質体は前記イン
クタンク側あるいは前記インクタンクが装着される側に
設けられており、前記インクタンクの装着時に前記多孔
質体が設けられていない側の該多孔質体と接する面が金
属メッシュにより構成されていることを特徴とするもの
である。
【0012】請求項4に記載の発明においては、請求項
1に記載のプリンタにおいて、前記多孔質体は前記イン
クタンク側あるいは前記インクタンクが装着される側に
設けられており、前記インクタンクの装着時に前記多孔
質体が設けられていない側の該多孔質体と接する面、及
び、該面と接する前記多孔質体の面は、平坦であること
をを特徴とするものである。
【0013】請求項5に記載の発明においては、請求項
1に記載のプリンタにおいて、前記インクタンクは、大
気連通孔とインクを供給するための連通孔が設けられた
主インク室と、該主インク室の内部に収容された毛細管
部材と、前記連通孔に設けられ、前記毛細管部材に接し
て配置され複数の微小孔が形成された第1のメニスカス
形成部材と、該第1のメニスカス形成部材を介して前記
連通孔により前記主インク室と連通し底部に前記記録ヘ
ッドとの結合部が設けられた中間室と、該結合部に配置
された第2のメニスカス形成部材を少なくとも有するこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項6に記載の発明においては、請求項
5に記載のプリンタにおいて、前記中間室は、前記連通
孔よりも上方に延在する部分を有していることを特徴と
するものである。
【0015】請求項7に記載の発明においては、インク
を吐出させて記録を行なうプリンタに着脱可能に装着さ
れるインクタンクにおいて、前記プリンタとの結合部に
前記インクタンクの装着時と取り外し時で体積の異なる
多孔質体を設けたことを特徴とするものである。
【0016】請求項8に記載の発明においては、インク
を吐出させて記録を行なうプリンタに着脱可能に装着さ
れるインクタンクにおいて、大気連通孔とインクを供給
するための連通孔が設けられた主インク室と、該主イン
ク室の内部に収容された毛細管部材と、前記連通孔に設
けられ、前記毛細管部材に接して配置され複数の微小孔
が形成された第1のメニスカス形成部材と、該第1のメ
ニスカス形成部材を介して前記連通孔により前記主イン
ク室と連通し底部に前記記録ヘッドとの結合部が設けら
れた中間室と、該結合部に配置された第2のメニスカス
形成部材と、前記結合部に配置されインクタンクの装着
時と取り外し時で体積の異なる多孔質体を有することを
特徴とするものである。
【0017】請求項9に記載の発明においては、請求項
8に記載のインクタンクにおいて、前記中間室は、前記
連通孔よりも上方に延在する部分を有していることを特
徴とするものである。
【0018】
【作用】本発明のプリンタおよびインクタンクによれ
ば、インクタンクの装着時には、装着部に設けた多孔質
体は自由状態よりも圧縮されて配置されている。通常、
インクタンクの取り外し時には、装着部内にあったイン
クが周辺に流出しようとする。しかし、装着部に配置さ
れた多孔質体は、インクタンクの離脱とほぼ同時に圧縮
状態を解かれ、それ自身の体積が増加する。これによ
り、多孔質体の気孔率が高くなり、流出しようとしたイ
ンクは多孔質体自身に吸収される。そのため、装着部に
存在していたインクは漏れ出さず、ぼた落ちなどが発生
しない。複数色を用いた構成では、各色毎に多孔質体を
設けることによって、混色を避けることができる。
【0019】装着部に配置される多孔質体は、インクタ
ンク側あるいはインクタンクが装着される側に設けるこ
とができる。請求項7ないし9では、多孔質体をインク
タンク側に設けたインクタンクの構成を示している。
【0020】インクタンク側に多孔質体を設けた場合、
請求項2に記載の発明のように、インクタンクが装着さ
れる側へ向けて先細の形状として、インクタンクの装着
時に多孔質体が所定位置に確実に圧縮状態で配置される
ようにすることができる。また、多孔質体を設けないイ
ンクタンクが装着される側は、請求項3に記載の発明の
ように、多孔質体と接する面を金属メッシュにより構成
することができる。逆に、インクタンクが装着される側
に多孔質体を設けた場合、請求項2に記載の発明のよう
に、インクタンク側へ向けて先細の形状とすることがで
きる。また、多孔質体を設けないインクタンク側は、請
求項3に記載の発明のように、多孔質体と接する面を金
属メッシュにより構成することができる。どちらの場合
も、請求項4に記載の発明のように、多孔質体が装着さ
れていない側の多孔質体と接する面、及び、その面と接
する多孔質体の面は、平坦にしておくことができる。
【0021】インクタンクの構成としては、請求項5に
記載の発明および請求項8に記載の発明のように、大気
連通孔とインクを供給するための連通孔が設けられた主
インク室と、該主インク室の内部に収容された毛細管部
材と、前記連通孔に設けられ、前記毛細管部材に接して
配置され複数の微小孔が形成された第1のメニスカス形
成部材と、該第1のメニスカス形成部材を介して前記連
通孔により前記主インク室と連通し底部に前記記録ヘッ
ドとの結合部が設けられた中間室と、該結合部に配置さ
れた第2のメニスカス形成部材を少なくとも有する構成
とすることができる。中間室は、請求項6及び請求項9
に記載の発明のように、連通孔よりも上方に延在する部
分を有するように構成することができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明のプリンタ及びインクタンク
の第1の実施例における要部断面図、図2は同じく要部
斜視図である。図中、1はインクタンク、2はジョイン
ト部、3はプリントヘッド、4はインク導入部、11は
主インク室、12は毛細管部材、13は大気連通口、1
4は第1のメニスカス形成部材、15はインク誘導部
材、16は中間室、17は第2のメニスカス形成部材、
18は多孔質体、19はジョイント外周部、21はパッ
キン、22はフィルタ、23はインク流路である。図1
および図2では、インクタンク1を装着する前の状態を
示している。また、図1,図2では、プリントヘッド3
がプリンタに装着されており、プリントヘッド3にイン
クタンク1を装着する構成を示し、インクタンク1とプ
リントヘッド3の部分のみを図示している。インクタン
ク1とプリントヘッド3とは、ジョイント部2において
接続される。インクタンク1のジョイント部2がプリン
トヘッド3のインク導入部4に押圧されることによって
インクの流路が接続され、インクタンク1からインクを
供給される。
【0023】インクタンク1の内部には、主インク室1
1と、その下部から側方に延在する中間室16が設けら
れている。主インク室11の内部には、毛細管部材12
が配置されている。この毛細管部材12は、毛細管力に
よりインクを保持し、負圧を保っている。主インク室1
1の上部には、毛細管部材12と大気連通可能な大気連
通口13が設けられている。主インク室11の下部に
は、連通孔が設けられており、中間室16と連通してい
る。毛細管部材12は、その上部で大気と連通し、大気
圧解放されているので、インク供給時には、毛細管部材
12内のインクは大気圧により押され、また、毛細管部
材12の下方から負圧により中間室16側へ引き出され
る。また、主インク室11の底面は、連通孔を最低部と
するような斜面で形成されている。
【0024】主インク室11の底面に設けられた連通孔
には、多数の微細孔を有する第1のメニスカス形成部材
14が配置されている。第1のメニスカス形成部材14
には、毛細管部材3の底部が圧接されて配置される。毛
細管部材12内にインクが含浸されているときは、イン
クは第1のメニスカス形成部材14を通過して中間室1
6に移動する。毛細管部材12にインクがなくなった場
合、毛細管部材12に接した第1のメニスカス形成部材
14の微細孔に張っているインクのメニスカスを押し、
表面張力に打ち勝ってこれを通過し、気泡となって中間
室16へ移動する。これにより、プリントヘッド3への
インクの供給圧を一定以下に保っている。
【0025】第1のメニスカス形成部材14の下部に
は、インク誘導部材15が設けられている。あるいは、
第1のメニスカス形成部材14の一部をインク誘導部材
15としてもよい。インク誘導部材15は、中間室16
の底面まで延在している。第1のメニスカス形成部材1
4の下面に気泡が溜り、空気の層ができてしまったり、
あるいは、中間室16内のインクの液面が低下したと
き、インク誘導部材15が中間室16内のインクを吸い
上げて第1のメニスカス形成部材14にインクを供給す
る。これにより、第1のメニスカス形成部材14を常に
濡れた状態に保ち、負圧を保つ。また、インクを使いき
るまで、インクの供給圧を最良の状態を維持することが
できる。
【0026】中間室16は、連通孔よりも上方に延在す
る部分を有している。図1では、主インク室11の側方
まで延在しており、主インク室11の連通孔下部から主
インク室11の側方部分まで斜めの上壁を有している。
中間室16は、第1のメニスカス形成部材14を通過し
て侵入してきた気泡を主インク室11の側方部分に集積
し、ジョイント部2からプリントヘッド3への気泡の混
入を防止している。
【0027】中間室16の底部には、プリントヘッド3
との接続を行なうためのジョイント部2が設けられてい
る。ジョイント部2には、多数の微細孔が設けられた第
2のメニスカス形成部材17、および、インクタンク1
の着脱によりその体積が変化する多孔質体18がこの順
で設けられている。インクタンク1が取り外されて放置
された状態においては、この第2のメニスカス形成部材
17に設けられた微細孔に形成されるインクの表面張力
によって、中間室16内のインクがジョイント部2から
漏れ出すことはない。また、インクタンク1をプリント
ヘッド3に装着する際には、装着時の圧力によってジョ
イント部2に残留してしまう空気を第2のメニスカス形
成部材17のインク膜を通過させ、中間室16に移動さ
せる。そのため、プリントヘッドに気泡が混入するのを
低減させることができる。さらに、インクタンク1が装
着されている状態では、インクタンク1にかかる振動お
よび衝撃、加速度による圧力変動、および、プリントヘ
ッド3のノズル側からの気泡混入を防止する。第2のメ
ニスカス形成部材17としては、例えば、ステンレス材
のメッシュフィルタの濾過粒度40ミクロン品等を使用
することができる。
【0028】また、ジョイント部2に設けられた多孔質
体18は、インクタンク1が取り外された状態の時と、
プリントヘッド3に装着された状態の時とで体積が変化
するように構成されている。これにより、インクタンク
1がプリントヘッド3に装着されてインクを使用してい
る際にジョイント部2に存在しているインクは、インク
タンク1を取り外した時に、体積が増加してインクの保
持容量の増加した多孔質体18に吸収され、たれ落ちな
いようにしている。多孔質体18としては、押圧力で体
積が変化し、インクの吸収力に優れた材料が用いられ、
具体的には、例えば、ウレタンスポンジやメラミンフォ
ームなどを用いることができる。多孔質体18としてこ
れらの弾性力のある材料を採用することで、インクタン
クの離脱時の体積増加と気孔率の上昇を安定的に得るこ
とができる。多孔質体18の形状は、先細りの形を有し
ており、頭部は平坦に構成されている。これにより、イ
ンクタンク1の装着時に、パッキン21などの段差に引
っかかるなどの不具合を防止し、しかも均一な圧縮状態
でジョイント部2とインク導入部4の結合部に収容され
るようにしている。この多孔質体18は、流路抵抗が低
いことが望まれる。ジョイント部2のジョイント外周部
19は、多孔質体18の側面をカバーするとともに、そ
の先端が凸部を形成されている。
【0029】一方、プリントヘッド3は、インク導入部
4において、インクタンク1のジョイント部2と接続さ
れる。インク導入部4には、インクタンク1のジョイン
ト外周部19が接触する部分に対応して、例えば、ドー
ナッツ状ゴム製のパッキン21が配置されている。ジョ
イント外周部19がパッキン21に押圧されることによ
って、インクの通路を密閉し、この部分でのインクの漏
れを防いでいる。パッキン21の材料としては、使用す
るインクに耐性のある材料が望ましく、具体的には、例
えば、シリコンゴムまたはブチルゴムの硬度30度品等
を使用することができる。
【0030】インク導入部4からノズルに至るインク流
路23には、フィルタ22が配置されている。このフィ
ルタ22は、インクタンク1が取り外された状態でイン
ク導入部4に付着するゴミ等をインク流路23内に混入
させないために設けられている。フィルタ22の材料と
しては、例えば、濾過粒度が10から60ミクロンのス
テンレス材のメッシュフィルタ等を使用することができ
る。その他の材料としては、例えば、セラミック製のフ
ィルタなどを利用することができる。具体的には、例え
ば、ステンレス材のメッシュフィルタの濾過粒度20ミ
クロン品を使用することができる。
【0031】図3は、インクタンク1の分解図である。
図中、図1と同様の部分には同じ符号を付してある。3
1はトップカバー、32はタンクケース、33はボトム
カバー、34はラベルである。インクタンク1は、トッ
プカバー31、タンクケース32、ボトムカバー33に
より構成されている。タンクケース32は、図1におけ
る主インク室11の側面と底面、および、中間室16の
上面と側面を構成する。タンクケース32の底面には、
主インク室と中間室との連通孔が形成されており、その
連通孔に第1のメニスカス形成部材14が配設される。
さらに、タンクケース32内には毛細管部材12が挿入
される。タンクケース32の上に、大気連通口を有する
トップカバー31が設けられ、主インク室が形成され
る。第1のメニスカス形成部材14の下には、インク誘
導部材15が設けられ、さらにボトムカバー33が設け
られる。これにより中間室が形成される。ボトムカバー
33にはジョイント部2が形成されており、ジョイント
部2に第2のメニスカス形成部材17と多孔質体18が
配置される。なお、タンクケース32の側面に案内事項
を記載したラベル34を貼着してもよい。
【0032】図4は、インク導入部4の分解拡大図であ
る。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付してあ
る。41はジョイントブロック、42はマニホールドで
ある。インク導入部4には、上述したように、パッキン
21およびフィルタ22が設けられている。ジョイント
ブロック41にフィルタ22、および、パッキン21が
装着され、ジョイントブロックアッセンブリが作製され
る。また、マニホールド42には、インクを吐出するた
めのノズルを備えたヘッドチップが組み込まれており、
ヘッドチップにインクを供給するためのインク流路が形
成されている。また、ヘッドチップには、インクを吐出
するための気泡を発生する発熱体が各ノズルに対応して
設けられている。ジョイントブロックアッセンブリは、
マニホールド42に装着され、プリントヘッド3の主要
部を構成する。このほか、プリントヘッド3には、マニ
ホールド42に組み込まれたヘッドチップに電力および
制御信号を供給するための配線、および、記録する画像
にあわせて発熱体を駆動するための駆動回路等が設けら
れている。
【0033】図5は、本発明のプリンタおよびインクタ
ンクの第1の実施例におけるインクタンク取り外し時の
ジョイント部付近の拡大断面図、図6は、同じくインク
タンク装着時のジョイント部付近の拡大断面図である。
図中の符号は図1と同様である。インクタンク1の装着
時には、図6に示すように、ジョイント部2に設けた多
孔質体18は、インク導入部4に設けられているフィル
タ22に当接して圧縮状態にある。また、ジョイント外
周部19の先端の凸部は、パッキン21に圧接されてお
り、気密性を保持して、インクの流路を構成している。
インクタンク1内のインクは、圧縮状態にある多孔質体
18を通過し、プリントヘッド3へ供給される。このと
き、多孔質体18は、圧縮状態ではあるが、毛管力を高
めたり、インクを保持する目的はない。
【0034】ジョイント部2の部分はインクの流路とな
っているため、この部分にインクが残留している。通
常、インクタンク1の取り外し時には、ジョイント部2
に存在しているインクがジョイント部2の周辺に流出し
ようとする。しかし、図5に示すようにジョイント部3
に内蔵されている多孔質体18は、インクタンクの離脱
とほぼ同時に圧縮状態を解かれ、それ自身の体積が増加
する。多孔質体18は、体積が増加することで気孔率が
高くなり、ジョイント部2から流出しようとしたインク
を吸収する。これにより、ジョイント部2に残留してい
たインクは、ジョイント部2から漏れ出すことはない。
また、多孔質体18としてウレタンスポンジなどの弾性
力のある材料を採用することによって、インクタンクの
離脱時の体積増加と気孔率の上昇を安定的に得ることが
できる。
【0035】上述の構成において、特に図6に示した構
成では、インクタンク1を取り外した状態の時に多孔質
体18がジョイント外周部19よりも飛び出している。
このような構成の場合、使用者が多孔質体18に触れ
て、使用者にインクが付着してしまうことも考えられ
る。このような問題を回避するため、ジョイント外周部
19を多孔質体18の周囲を覆う程度に大きくしたり、
あるいは、保護板をジョイント外周部19の周囲に配置
すればよい。また、インクタンク1の出荷時には、キャ
ップなどによって多孔質体18を保護するとともに、こ
の部分からのインクの蒸散を防止するように構成するこ
とができる。
【0036】図7は、本発明のプリンタの第2の実施例
におけるジョイント部付近の拡大断面図である。図中の
符号は図1と同様である。この実施例では、多孔質体1
8をプリントヘッド3側に設けている。このような構成
においても、インクタンクの装着時は、上述の図6に示
したように、多孔質体18は、第2のメニスカス形成部
材17により圧縮された状態となる。インクタンク1が
取り外された場合には、多孔質体18が膨張して体積が
大きくなり、ジョイント部2に残留しているインクを吸
収する。これにより、ジョイント部2からインクが漏れ
出すことはない。
【0037】図8は、本発明のプリンタの第3の実施例
における要部構成図である。図中、図1ないし図4と同
様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。51は
プリント基板、52はヘッドチップである。この実施例
では、複数色のインクを用いるカラープリンタに本発明
を適用した場合の一例を示している。ここでは、3色の
インクを用いることとし、それぞれの色のインクタンク
1からインクを供給する。使用する色としては、例え
ば、シアン、マゼンタ、イエローを用いることができ
る。もちろんこの色に限らない。また、ブラックを含め
た4色を使用したり、2色あるいは5色以上の色を用い
ることもでき、その場合には、色の数だけのインクタン
クを用いるように構成すればよい。
【0038】3つのインクタンク1には、それぞれ別の
色のインクが収容されている。それぞれのインクタンク
の構造は、図1および図3に示した構造と同様であり、
図1および図3を参照しながら説明する。多孔質体18
は、それぞれのインクタンク1のジョイント部に設けら
れる。
【0039】プリントヘッド3は分解して示している。
ジョイントブロック41には、それぞれの色のインクタ
ンクと接続されるように、3つのインク導入部4を有し
ている。各インク導入部4には、図4に示した構成と同
様に、フィルタ22およびパッキン21が設けられてい
る。3つのインクタンク1のジョイント部は、それぞれ
対応するインク導入部4に押圧される。このとき、各イ
ンクタンク1のジョイント外周がパッキン21に押圧さ
れて、インク流路が構成される。
【0040】マニホールド42には、各色ごとのインク
流路が形成されている。また、マニホールド42とヘッ
ドチップ52が液的に接続され、インク流路が形成され
ており、インク導入部4から導入されたインクをヘッド
チップ52に供給する。
【0041】プリント基板51は、ヘッドチップ52に
電力および制御信号、記録すべき画像の信号などを供給
するための配線等が設けられている。記録する画像にあ
わせて発熱体を駆動するための駆動回路等が設けられる
こともある。プリント基板51とヘッドチップ52は、
例えば、ワイヤボンディングなどにより電気的に接続さ
れている。
【0042】図9は、本発明の第3の実施例におけるヘ
ッドチップの一例を示す正面図である。ヘッドチップ5
2には、各色のインクを噴射するために、各色ごとにそ
れぞれ複数本のノズルが配列されている。この例では、
各色のノズル群が一列に配列されている。このヘッドチ
ップ52が、図中、上下方向に移動しながらインクの噴
射制御を行なうことによって、各色の帯状領域の記録を
行なうことができる。ヘッドチップ52には、各ノズル
を駆動するための駆動回路が搭載されることがある。
【0043】この第3の実施例によれば、各色ごとに設
けられているインク導入部4において、インクタンク1
を取り外した際に、インク導入部4付近に存在するイン
クは、それぞれの多孔質体18に吸収されるので、イン
ク漏れやインクのぼた落ちなどが発生しない。そのた
め、隣接するインク導入部に異なる色のインクが侵入
し、混色を起こす事態を回避することができる。なお、
この第3の実施例においても、上述の第2の実施例と同
様に、多孔質体18をそれぞれのインク導入部4に設け
る構成とすることも可能である。
【0044】図10は、本発明のプリンタの一例を示す
外観図である。図中、61はプリンタ、62は下部ケー
ス、63は上部ケース、64はトレー挿入口、65はデ
ィップスイッチ、66はメインスイッチ、67は用紙受
け、68はパネルコンソール、69は手差し挿入口、7
0は手差しトレー、71はインクタンク挿入蓋、72は
インクタンク、73は用紙送りローラ、74は用紙トレ
ー、75はインタフェースケーブル、76はメモリカー
ドである。図10では、上述の第1ないし第3の実施例
が適用されるプリンタの全体を示している。
【0045】プリンタ61の筺体は、概ね下部ケース6
2と上部ケース63により構成されている。この中に図
示しない電気回路や駆動系部品などが収納されている。
下部ケース62にはトレー挿入口64が設けられ、ここ
から記録するための用紙が収納された用紙トレー74が
挿入され、プリンタ61に用紙が装填される。
【0046】また、下部ケース62にはディップスイッ
チ65およびメインスイッチ66が取り付けられてい
る。ディップスイッチ65は、プリンタ61の動作の一
部を設定するものであり、設定変更の頻度の少ない機能
設定が割り付けられている。このディップスイッチ65
は、使用しないときにはカバーで覆うように構成されて
いる。メインスイッチ66は、プリンタ61の電源を切
入するためのスイッチである。下部ケース62には、さ
らに、図示しないインタフェースコネクタや、メモリカ
ード76の挿入口等が設けられている。インタフェース
コネクタには、インタフェースケーブル75が接続さ
れ、外部のコンピュータなどとのデータ交換が行なわれ
る。メモリカード76は、プリンタ61の動作時に拡張
メモリとして用いられたり、ある場合にはフォントが格
納され、記録時に用いられる。
【0047】上部ケース63には、用紙受け67が形成
されており、記録済みの用紙が排出される。また、パネ
ルコンソール68が設けられており、記録モードの設定
や、給紙、排紙等の指示など、ユーザが頻繁に使用する
入力手段や、プリンタ側からのメッセージの表示手段な
どが配置されている。さらに、手差し挿入口69、手差
しトレー70が設けられており、ここからユーザが手差
しにより給紙することができる。
【0048】また、上部ケース63にはインクタンク挿
入蓋71が設けられている。この蓋を開けることによ
り、内部のインクタンク72の着脱を行なうことができ
る。インクタンク72は、上述の各実施例で示したよう
な構成のものを用いることができる。ここでは、4つの
インクタンク72が装着される。インクタンク72は、
図示しない記録ヘッドに装着される。また、記録ヘッド
は図示しないキャリッジに取り付けられている。インク
タンク72の取り外し時には、上述のように多孔質体に
よってジョイント部、インク導入部付近のインクが吸収
されるので、インクがにじみ出したり、ぼた落ちするこ
とはない。そのため、プリンタ本体を汚したり、他の色
のインク導入部にぼた落ちして混色を起こすことはな
い。
【0049】用紙トレー74に収納された用紙は、内部
の図示しない搬送系により1枚ずつ取り出されて搬送さ
れ、用紙送りローラ73の円周に沿って送られる。イン
クタンク72が装着された図示しない記録ヘッドが用紙
の搬送方向とは直角方向に移動し、帯状領域ごとに記録
を行なう。そして、用紙送りローラ73によって次の帯
状領域の記録位置まで用紙の長さ方向に用紙を送る。こ
の動作を繰り返し行なうことにより、用紙上に記録を行
なう。そして、上部ケース63の用紙受け67へ排紙さ
れる。
【0050】上述の各実施例において、インクタンク1
は中間室16を有する構成をもとに説明したが、本発明
はこれに限らず、1室構成のインクタンクなど、他の構
成のインクタンクであっても同様の効果を得ることがで
きる。また、上述の各実施例では、インクタンク1をプ
リントヘッド3に装着する構成を示したが、例えば、プ
リントヘッド3もプリンタのキャリッジに対して着脱自
在に構成し、インクタンク1をキャリッジに対して装着
する構成であってもよい。このとき、インクタンク1と
キャリッジとの接続部、および、キャリッジとプリント
ヘッド3の接続部に多孔質体を配置し、接続部に残留す
るインクを吸収させて漏れを防ぐように構成することが
できる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プリントヘッドとインクタンクの接続部に体
積の変化する多孔質体を配置したので、プリントヘッド
とインクタンクを分離した場合に、接続部に残留してい
るインクを多孔質体が吸収し、接続部からのインクのた
れ、漏れ、流出を防止することができる。また、本発明
をカラープリンタに適用した場合には、インクのたれ、
漏れ、流出などによる異なる色の混色を防止することが
できる。さらに、プリントヘッドとインクタンクの接続
部は、フィルタや多孔質体で構成されているので、イン
クタンクの交換時に使用者の安全を確保することができ
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリンタ及びインクタンクの第1の
実施例における要部断面図である。
【図2】 本発明のプリンタ及びインクタンクの第1の
実施例における要部斜視図である。
【図3】 本発明のプリンタ及びインクタンクの第1の
実施例におけるインクタンク1の分解図である。
【図4】 本発明のプリンタ及びインクタンクの第1の
実施例におけるインク導入部4の分解拡大図である。
【図5】 本発明のプリンタ及びインクタンクの第1の
実施例におけるインクタンク取り外し時のジョイント部
付近の拡大断面図である。
【図6】 本発明のプリンタ及びインクタンクの第1の
実施例におけるインクタンク装着時のジョイント部付近
の拡大断面図である。
【図7】 本発明のプリンタの第2の実施例におけるジ
ョイント部付近の拡大断面図である。
【図8】 本発明のプリンタの第3の実施例における要
部構成図である。
【図9】 本発明のプリンタの第3の実施例におけるヘ
ッドチップの一例を示す正面図である。
【図10】 本発明のプリンタの一例を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1…インクタンク、2…ジョイント部、3…プリントヘ
ッド、4…インク導入部、11…主インク室、12…毛
細管部材、13…大気連通口、14…第1のメニスカス
形成部材、15…インク誘導部材、16…中間室、17
…メニスカス形成部材、18…多孔質体、19…ジョイ
ント外周部、21…パッキン、22…フィルタ、23…
インク流路、31…トップカバー、32…タンクケー
ス、33…ボトムカバー、34…ラベル、41…ジョイ
ントブロック、42…マニホールド、51…プリント基
板、52…ヘッドチップ、61…プリンタ、62…下部
ケース、63…上部ケース、64…トレー挿入口、65
…ディップスイッチ、66…メインスイッチ、67…用
紙受け、68…パネルコンソール、69…手差し挿入
口、70…手差しトレー、71…インクタンク挿入蓋、
72…インクタンク、73…用紙送りローラ、74…用
紙トレー、75…インタフェースケーブル、76…メモ
リカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 克幸 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出させて記録を行なう記録ヘ
    ッドと、該記録ヘッドに供給するための前記インクを保
    有するインクタンクを有し、前記インクタンクが着脱自
    在に構成されたプリンタにおいて、前記インクタンクの
    結合部に前記インクタンクの装着時と取り外し時で体積
    の異なる多孔質体を設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記多孔質体は前記インクタンク側ある
    いは前記インクタンクが装着される側に設けられてお
    り、先細の形状を有していることを特徴とする請求項1
    に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記多孔質体は前記インクタンク側ある
    いは前記インクタンクが装着される側に設けられてお
    り、前記インクタンクの装着時に前記多孔質体が設けら
    れていない側の該多孔質体と接する面が金属メッシュに
    より構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記多孔質体は前記インクタンク側ある
    いは前記インクタンクが装着される側に設けられてお
    り、前記インクタンクの装着時に前記多孔質体が設けら
    れていない側の該多孔質体と接する面、及び、該面と接
    する前記多孔質体の面は、平坦であることをを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記インクタンクは、大気連通孔とイン
    クを供給するための連通孔が設けられた主インク室と、
    該主インク室の内部に収容された毛細管部材と、前記連
    通孔に設けられ、前記毛細管部材に接して配置され複数
    の微小孔が形成された第1のメニスカス形成部材と、該
    第1のメニスカス形成部材を介して前記連通孔により前
    記主インク室と連通し底部に前記記録ヘッドとの結合部
    が設けられた中間室と、該結合部に配置された第2のメ
    ニスカス形成部材を少なくとも有することを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記中間室は、前記連通孔よりも上方に
    延在する部分を有していることを特徴とする請求項5に
    記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 インクを吐出させて記録を行なうプリン
    タに着脱可能に装着されるインクタンクにおいて、前記
    プリンタとの結合部に前記インクタンクの装着時と取り
    外し時で体積の異なる多孔質体を設けたことを特徴とす
    るインクタンク。
  8. 【請求項8】 インクを吐出させて記録を行なうプリン
    タに着脱可能に装着されるインクタンクにおいて、大気
    連通孔とインクを供給するための連通孔が設けられた主
    インク室と、該主インク室の内部に収容された毛細管部
    材と、前記連通孔に設けられ、前記毛細管部材に接して
    配置され複数の微小孔が形成された第1のメニスカス形
    成部材と、該第1のメニスカス形成部材を介して前記連
    通孔により前記主インク室と連通し底部に前記記録ヘッ
    ドとの結合部が設けられた中間室と、該結合部に配置さ
    れた第2のメニスカス形成部材と、前記結合部に配置さ
    れインクタンクの装着時と取り外し時で体積の異なる多
    孔質体を有することを特徴とするインクタンク。
  9. 【請求項9】 前記中間室は、前記連通孔よりも上方に
    延在する部分を有していることを特徴とする請求項8に
    記載のインクタンク。
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