JPH08132638A - インクタンク - Google Patents
インクタンクInfo
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- JPH08132638A JPH08132638A JP27236994A JP27236994A JPH08132638A JP H08132638 A JPH08132638 A JP H08132638A JP 27236994 A JP27236994 A JP 27236994A JP 27236994 A JP27236994 A JP 27236994A JP H08132638 A JPH08132638 A JP H08132638A
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクタンク内のインクを効率よく最後まで
使いきることのできる小型のインクタンクを提供する。 【構成】 ハウジング4には、大気連通部2とインク導
出部5が設けられ、その内部にインク保持部材3、撓み
防止部材1が設けられている。撓み防止部材1は、イン
ク保持部材3に設けられた切り込みに挿入されている。
インク導出部5からインク6が導出されると、大気連通
部2から空気が侵入する。空気は、インク保持部材3の
密度の低い、撓み防止部材1の側面とインク保持部材3
の界面からインク保持部材3内に侵入し、ハウジング4
の側面の方向へ広がる。そのため、インク保持部材3に
保持されているインク6は、インク保持部材3内に残留
することなく、インク導出部5へ導かれる。これによ
り、インクを効率よく最後まで使いきることができる。
使いきることのできる小型のインクタンクを提供する。 【構成】 ハウジング4には、大気連通部2とインク導
出部5が設けられ、その内部にインク保持部材3、撓み
防止部材1が設けられている。撓み防止部材1は、イン
ク保持部材3に設けられた切り込みに挿入されている。
インク導出部5からインク6が導出されると、大気連通
部2から空気が侵入する。空気は、インク保持部材3の
密度の低い、撓み防止部材1の側面とインク保持部材3
の界面からインク保持部材3内に侵入し、ハウジング4
の側面の方向へ広がる。そのため、インク保持部材3に
保持されているインク6は、インク保持部材3内に残留
することなく、インク導出部5へ導かれる。これによ
り、インクを効率よく最後まで使いきることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タにおいて用いられ、インクジェットプリントヘッドに
インクを供給するインクタンクに関するものである。
タにおいて用いられ、インクジェットプリントヘッドに
インクを供給するインクタンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インク保持部材を装填したインク
タンク内にインクを充填した後、外周部に荷重がかかる
と、インクタンクの外周壁が撓み、インクタンク内のイ
ンクが外部に押し出され、インクが漏れるトラブルが発
生していた。そこで、インクタンクの外周部への荷重に
耐えられるようにインクタンク外周壁の肉厚を厚くし、
インクタンク外周壁が撓まないようにしたり、インク充
填量を少なくし、インクタンク外周壁が撓んで内容積が
圧縮された状態でもインク保持部材でインクを含浸保持
できるようにするなどの対策が施されていた。
タンク内にインクを充填した後、外周部に荷重がかかる
と、インクタンクの外周壁が撓み、インクタンク内のイ
ンクが外部に押し出され、インクが漏れるトラブルが発
生していた。そこで、インクタンクの外周部への荷重に
耐えられるようにインクタンク外周壁の肉厚を厚くし、
インクタンク外周壁が撓まないようにしたり、インク充
填量を少なくし、インクタンク外周壁が撓んで内容積が
圧縮された状態でもインク保持部材でインクを含浸保持
できるようにするなどの対策が施されていた。
【0003】図6は、従来のインクタンクの概略構成図
である。図中、2は大気連通部、3はインク保持部材、
4はハウジング、5はインク導出部、6はインク、7は
気泡である。インクタンクの外壁は、ハウジング4によ
って構成され、内部にインク保持部材3が挿入されてい
る。インク保持部材3は、インク6を含浸保持してい
る。インクタンクの下部には、インク導出部5が設けら
れており、ここからインク6がプリントヘッドに供給さ
れる。インクタンクの上部には大気連通部2が設けられ
ており、インク6の消費に従ってインクタンク内に空気
が侵入するように構成されている。
である。図中、2は大気連通部、3はインク保持部材、
4はハウジング、5はインク導出部、6はインク、7は
気泡である。インクタンクの外壁は、ハウジング4によ
って構成され、内部にインク保持部材3が挿入されてい
る。インク保持部材3は、インク6を含浸保持してい
る。インクタンクの下部には、インク導出部5が設けら
れており、ここからインク6がプリントヘッドに供給さ
れる。インクタンクの上部には大気連通部2が設けられ
ており、インク6の消費に従ってインクタンク内に空気
が侵入するように構成されている。
【0004】図6に示した従来のインクタンクでは、イ
ンク漏れ対策としてハウジング4の外周部の肉厚を厚く
してある。よって、インクタンク全体の大きさに比べ内
容積は少なく、充填されているインクも少なくなってい
る。
ンク漏れ対策としてハウジング4の外周部の肉厚を厚く
してある。よって、インクタンク全体の大きさに比べ内
容積は少なく、充填されているインクも少なくなってい
る。
【0005】インク6の消費に伴って大気連通部2より
取り入れられた空気は、インク保持部材3の上面を通過
し、抵抗の少ないインク保持部材3とハウジング4の内
面との界面を伝わりやすい。そのため、インク保持部材
3の内部にインクが残留していても、気泡7がインク導
出部5まで達してしまい、プリントヘッド側へのインク
供給と同時に空気を巻き込んでしまうことがある。この
ような空気の巻き込みは画質に影響し、印字上の問題と
なっていた。また、インク保持部材3に保持されている
インク6を使いきることができないため、使用上の効率
が悪かった。逆に、一定量の使用できるインク量を確保
しようとすると、インクタンクをより大きくしなければ
ならなかった。また、そのような大型のインクタンクを
搭載するため、印字装置の大型化へもつながっていた。
取り入れられた空気は、インク保持部材3の上面を通過
し、抵抗の少ないインク保持部材3とハウジング4の内
面との界面を伝わりやすい。そのため、インク保持部材
3の内部にインクが残留していても、気泡7がインク導
出部5まで達してしまい、プリントヘッド側へのインク
供給と同時に空気を巻き込んでしまうことがある。この
ような空気の巻き込みは画質に影響し、印字上の問題と
なっていた。また、インク保持部材3に保持されている
インク6を使いきることができないため、使用上の効率
が悪かった。逆に、一定量の使用できるインク量を確保
しようとすると、インクタンクをより大きくしなければ
ならなかった。また、そのような大型のインクタンクを
搭載するため、印字装置の大型化へもつながっていた。
【0006】インクタンクの外周壁の撓みの問題を解決
するため、インクタンク内部に撓み防止部材を設けて強
度補強を行ない、インクタンク外周壁が撓まないように
した構成のものもある。これによって、インクタンク外
周壁からの加重によるインクの漏れを防ぐことができ
る。しかし、撓み防止部材がインク保持部材の内部に突
き出すため、インク保持部材の密度勾配を不均一にし、
含浸保持するインクがスムースにインク導出部からプリ
ントヘッドへ流れていかなくなり、すべてのインクを使
い終わらないうちにインク導出部から空気が混入してし
まうという問題があった。
するため、インクタンク内部に撓み防止部材を設けて強
度補強を行ない、インクタンク外周壁が撓まないように
した構成のものもある。これによって、インクタンク外
周壁からの加重によるインクの漏れを防ぐことができ
る。しかし、撓み防止部材がインク保持部材の内部に突
き出すため、インク保持部材の密度勾配を不均一にし、
含浸保持するインクがスムースにインク導出部からプリ
ントヘッドへ流れていかなくなり、すべてのインクを使
い終わらないうちにインク導出部から空気が混入してし
まうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、インクタンクの内容積を減
少させずにインクタンクの外周壁の撓みを防止する撓み
防止部材を設けたインクタンクにおいて、充填したイン
クをスムーズにインク導出部まで流し、効率よく最後ま
でインクを使いきることのできるインクタンクを提供す
ることを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、インクタンクの内容積を減
少させずにインクタンクの外周壁の撓みを防止する撓み
防止部材を設けたインクタンクにおいて、充填したイン
クをスムーズにインク導出部まで流し、効率よく最後ま
でインクを使いきることのできるインクタンクを提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング
と、該ハウジング内の少なくとも一部に装填されインク
を含浸保持するインク保持部材と、前記ハウジングの一
部に設けられた大気連通部と、前記ハウジングの一部に
設けられたインク導出部を有するインクタンクにおい
て、前記ハウジングの外壁の撓みの発生を防止する撓み
防止部材を備え、前記インク保持部材には、前記撓み防
止部材が挿入されるための切り込みが設けられているこ
とを特徴とするものである。前記撓み防止部材には、請
求項2に記載の発明のように、溝を形成しておくことが
できる。
と、該ハウジング内の少なくとも一部に装填されインク
を含浸保持するインク保持部材と、前記ハウジングの一
部に設けられた大気連通部と、前記ハウジングの一部に
設けられたインク導出部を有するインクタンクにおい
て、前記ハウジングの外壁の撓みの発生を防止する撓み
防止部材を備え、前記インク保持部材には、前記撓み防
止部材が挿入されるための切り込みが設けられているこ
とを特徴とするものである。前記撓み防止部材には、請
求項2に記載の発明のように、溝を形成しておくことが
できる。
【0009】前記インク保持部材は、請求項3に記載の
発明のように、前記インク保持部材の前記切り込みの最
深部から対向する面までの長さが、前記撓み防止部材の
先端から対向するハウジングの内面までの距離よりも長
くなるように構成することができる。また、請求項4に
記載の発明のように、前記インク保持部材の前記切り込
みの側面から対向する外側面までの長さが、前記撓み防
止部材側面から前記ハウジングの外周内面までの距離よ
りも長くなるように構成することができる。さらに、請
求項5に記載の発明のように、前記インク保持部材は、
撓み防止部材とインクタンク外周部材により挟まれた部
分の圧縮される割合に対して前記撓み防止部材により前
記撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面に圧
接される際の圧縮の割合の方が大きくなるように構成
し、撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面に
インク導出部を設けるように構成することができる。さ
らに、請求項6に記載の発明のように、前記インク保持
部材は、前記撓み防止部材により撓みが抑制される前記
ハウジング内面に接する面の密度が高くなるように形成
することができる。さらに、請求項7に記載の発明のよ
うに、前記インク保持部材は、前記撓み防止部材の幅よ
りも大きな幅を有し、前記撓み防止部材により撓みが抑
制される前記ハウジング内面に圧接するように構成する
ことができる。
発明のように、前記インク保持部材の前記切り込みの最
深部から対向する面までの長さが、前記撓み防止部材の
先端から対向するハウジングの内面までの距離よりも長
くなるように構成することができる。また、請求項4に
記載の発明のように、前記インク保持部材の前記切り込
みの側面から対向する外側面までの長さが、前記撓み防
止部材側面から前記ハウジングの外周内面までの距離よ
りも長くなるように構成することができる。さらに、請
求項5に記載の発明のように、前記インク保持部材は、
撓み防止部材とインクタンク外周部材により挟まれた部
分の圧縮される割合に対して前記撓み防止部材により前
記撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面に圧
接される際の圧縮の割合の方が大きくなるように構成
し、撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面に
インク導出部を設けるように構成することができる。さ
らに、請求項6に記載の発明のように、前記インク保持
部材は、前記撓み防止部材により撓みが抑制される前記
ハウジング内面に接する面の密度が高くなるように形成
することができる。さらに、請求項7に記載の発明のよ
うに、前記インク保持部材は、前記撓み防止部材の幅よ
りも大きな幅を有し、前記撓み防止部材により撓みが抑
制される前記ハウジング内面に圧接するように構成する
ことができる。
【0010】
【作用】本発明によれば、インクを含浸保持するインク
保持部材に、撓み防止部材が挿入されるための切り込み
を設けたので、撓み防止部材によるインク保持部材の密
度が撓み防止部材による圧接部分だけ高くなるのを防止
している。これにより、インク導出部からのインクの引
き出し使用に伴って大気連通部よりインクタンク内に取
り入れられる空気は、インク保持部材の内部に均一に入
り込むようになる。そのため、インク保持部材が含浸保
持するインクがスムースにインク導出部から流れるよう
になり、すべてのインクを使い切ることができるので、
小型でしかも効率のよいインクタンクを実現することが
可能となる。
保持部材に、撓み防止部材が挿入されるための切り込み
を設けたので、撓み防止部材によるインク保持部材の密
度が撓み防止部材による圧接部分だけ高くなるのを防止
している。これにより、インク導出部からのインクの引
き出し使用に伴って大気連通部よりインクタンク内に取
り入れられる空気は、インク保持部材の内部に均一に入
り込むようになる。そのため、インク保持部材が含浸保
持するインクがスムースにインク導出部から流れるよう
になり、すべてのインクを使い切ることができるので、
小型でしかも効率のよいインクタンクを実現することが
可能となる。
【0011】また、請求項2に記載の発明のように、撓
み防止部材に溝を形成しておくことによって、その溝の
部分では、インク保持部材と撓み防止部材との接触部分
の密度が低くなる。そのため、他の部分より空気が侵入
しやすい状態となり、この溝の部分からインク保持部材
内に空気が広がって行くことになる。これにより、イン
クタンクのハウジングとインク保持部材との界面を通過
して侵入しようとする空気を減少させ、インク導出部か
らの空気の混入を防止し、インクの使用効率を向上させ
ることができる。
み防止部材に溝を形成しておくことによって、その溝の
部分では、インク保持部材と撓み防止部材との接触部分
の密度が低くなる。そのため、他の部分より空気が侵入
しやすい状態となり、この溝の部分からインク保持部材
内に空気が広がって行くことになる。これにより、イン
クタンクのハウジングとインク保持部材との界面を通過
して侵入しようとする空気を減少させ、インク導出部か
らの空気の混入を防止し、インクの使用効率を向上させ
ることができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、インク保
持部材の切り込みの最深部から対向する面までの長さ
が、撓み防止部材の先端から対向するハウジングの内面
までの距離よりも長くなるようにインク保持部材を構成
することによって、撓み防止部材の先端によって対向す
るハウジングの内面にインク保持部材が押しつけられ、
この部分でインク保持部材の密度が高くなる。例えば、
撓み防止部材の先端に対応するハウジングの内面にイン
ク導出部を設けておくと、インク導出部の部分のインク
保持部材の密度が高くなるので、インク導出部への空気
の侵入を減少させることができる。そのため、インク導
出部からの空気の混入を防止し、インクの使用効率を向
上させることができる。
持部材の切り込みの最深部から対向する面までの長さ
が、撓み防止部材の先端から対向するハウジングの内面
までの距離よりも長くなるようにインク保持部材を構成
することによって、撓み防止部材の先端によって対向す
るハウジングの内面にインク保持部材が押しつけられ、
この部分でインク保持部材の密度が高くなる。例えば、
撓み防止部材の先端に対応するハウジングの内面にイン
ク導出部を設けておくと、インク導出部の部分のインク
保持部材の密度が高くなるので、インク導出部への空気
の侵入を減少させることができる。そのため、インク導
出部からの空気の混入を防止し、インクの使用効率を向
上させることができる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、インク保
持部材の切り込みの側面から対向する外側面までの長さ
が、撓み防止部材側面から前記ハウジングの外周内面ま
での距離よりも長くなるように、インク保持部材を構成
することによって、インク保持部材はハウジングの外周
内面に圧接されることになる。この圧接によって、ハウ
ジングとインク保持部材の界面は空気が通過しにくい状
態となるので、インク導出部への空気の侵入を防止し、
よって、インク導出部からの空気の混入を防止して、イ
ンクの使用効率を向上させることができる。
持部材の切り込みの側面から対向する外側面までの長さ
が、撓み防止部材側面から前記ハウジングの外周内面ま
での距離よりも長くなるように、インク保持部材を構成
することによって、インク保持部材はハウジングの外周
内面に圧接されることになる。この圧接によって、ハウ
ジングとインク保持部材の界面は空気が通過しにくい状
態となるので、インク導出部への空気の侵入を防止し、
よって、インク導出部からの空気の混入を防止して、イ
ンクの使用効率を向上させることができる。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、撓み防止
部材とインクタンク外周部材により圧縮される割合に対
して撓み防止部材により対向するハウジングの内面に圧
接される際の圧縮の割合の方が大きくなるように、イン
ク保持部材を構成することにより、ハウジングの外周内
面とインク保持部材の界面においても空気の侵入は阻止
されるが、この部分からたとえ空気が侵入したとして
も、撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面と
インク保持部材との界面ではさらに密度が高くなってお
り、この部分で空気が阻止される。これにより、インク
導出部からの空気の混入を防止し、インクの使用効率を
向上させることができる。
部材とインクタンク外周部材により圧縮される割合に対
して撓み防止部材により対向するハウジングの内面に圧
接される際の圧縮の割合の方が大きくなるように、イン
ク保持部材を構成することにより、ハウジングの外周内
面とインク保持部材の界面においても空気の侵入は阻止
されるが、この部分からたとえ空気が侵入したとして
も、撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面と
インク保持部材との界面ではさらに密度が高くなってお
り、この部分で空気が阻止される。これにより、インク
導出部からの空気の混入を防止し、インクの使用効率を
向上させることができる。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、撓み防止
部材により撓みが抑制される前記ハウジング内面に接す
る面の密度が高くなるように、インク保持部材を形成す
ることによって、撓み防止部材によって撓みが抑制され
るハウジング内面とインク保持部材との界面から侵入し
ようとする空気を阻止し、インク導出部からの空気の混
入を防止し、インクの使用効率を向上させることができ
る。
部材により撓みが抑制される前記ハウジング内面に接す
る面の密度が高くなるように、インク保持部材を形成す
ることによって、撓み防止部材によって撓みが抑制され
るハウジング内面とインク保持部材との界面から侵入し
ようとする空気を阻止し、インク導出部からの空気の混
入を防止し、インクの使用効率を向上させることができ
る。
【0016】請求項7に記載の発明によれば、インク保
持部材を撓み防止部材の幅よりも大きな幅を有するよう
に構成することによって、撓み防止部材により撓みが抑
制されるハウジング内面にインク保持部材が圧接され
る。これにより、撓み防止部材によって撓みが抑制され
るハウジング内面とインク保持部材との界面から侵入し
ようとする空気を阻止し、インク導出部からの空気の混
入を防止し、インクの使用効率を向上させることができ
る。
持部材を撓み防止部材の幅よりも大きな幅を有するよう
に構成することによって、撓み防止部材により撓みが抑
制されるハウジング内面にインク保持部材が圧接され
る。これにより、撓み防止部材によって撓みが抑制され
るハウジング内面とインク保持部材との界面から侵入し
ようとする空気を阻止し、インク導出部からの空気の混
入を防止し、インクの使用効率を向上させることができ
る。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のインクタンクの一実施例を
示す概略構成図である。図1(A)は正面断面図、図1
(B)はA−A’断面図である。図中、1は撓み防止部
材、2は大気連通部、3はインク保持部材、4はハウジ
ング、5はインク導出部、6はインクである。
示す概略構成図である。図1(A)は正面断面図、図1
(B)はA−A’断面図である。図中、1は撓み防止部
材、2は大気連通部、3はインク保持部材、4はハウジ
ング、5はインク導出部、6はインクである。
【0018】ハウジング4は、インクタンクの外壁を構
成し、その一部にハウジング4内に空気を導入するため
の大気連通部2と、インクタンク内のインクを導出する
ためのインク導出部5が設けられている。また、ハウジ
ング4内には、インク保持部材3が設けられている。イ
ンク保持部材3はインク6を含浸保持する。また、イン
ク保持部材3には、撓み防止部材1が挿入される切り込
みが設けられており、撓み防止部材1によるインク保持
部材3の所望しない変形を防いでいる。さらに、ハウジ
ング4内には撓み防止部材1が設けられている。撓み防
止部材1は、図1(B)に示すように、ハウジング4の
2側面に当接すべく設けられており、この面の撓みを防
いでいる。これによって、ハウジング4の側面からの加
重によってインクが漏れ出すことはない。この撓み防止
部材1により、ハウジング4はそれほど肉厚を厚くしな
くてもよく、内容積を増加させることができる。
成し、その一部にハウジング4内に空気を導入するため
の大気連通部2と、インクタンク内のインクを導出する
ためのインク導出部5が設けられている。また、ハウジ
ング4内には、インク保持部材3が設けられている。イ
ンク保持部材3はインク6を含浸保持する。また、イン
ク保持部材3には、撓み防止部材1が挿入される切り込
みが設けられており、撓み防止部材1によるインク保持
部材3の所望しない変形を防いでいる。さらに、ハウジ
ング4内には撓み防止部材1が設けられている。撓み防
止部材1は、図1(B)に示すように、ハウジング4の
2側面に当接すべく設けられており、この面の撓みを防
いでいる。これによって、ハウジング4の側面からの加
重によってインクが漏れ出すことはない。この撓み防止
部材1により、ハウジング4はそれほど肉厚を厚くしな
くてもよく、内容積を増加させることができる。
【0019】図2は、ハウジング4および撓み防止部材
1の構成の一例を示す分解図である。図中、11はイン
クケース部材、12は蓋部材、13は外壁結合部であ
る。図2に示した構成では、ハウジング4はインクケー
ス部材11と蓋部材12により構成されている。そし
て、インクケース部材11内にインク保持部材3を挿入
した後、インクケース部材11と蓋部材12を外壁結合
部13で接合することによって、インクタンクを構成す
ることができる。
1の構成の一例を示す分解図である。図中、11はイン
クケース部材、12は蓋部材、13は外壁結合部であ
る。図2に示した構成では、ハウジング4はインクケー
ス部材11と蓋部材12により構成されている。そし
て、インクケース部材11内にインク保持部材3を挿入
した後、インクケース部材11と蓋部材12を外壁結合
部13で接合することによって、インクタンクを構成す
ることができる。
【0020】この例では、インクケース部材11の底部
にインク導出部5が設けられている。また、蓋部材12
に撓み防止部材1が設けられている。撓み防止部材1
は、この例では、蓋部材12と一体で構成されている。
もちろん、別体として構成することも可能である。ま
た、撓み防止部材1は、大気連通部2の直下に設けられ
ているが、大気連通部2と撓み防止部材1の位置関係は
任意である。しかし、撓みの防止の機能から、撓み防止
部材1は蓋部材12の中央部に設けることが望ましい。
また、撓み防止部材1によってインクタンク上部では2
室に分断されるので、その両側に均等に空気が供給され
るように、大気連通部2を設けるとよい。
にインク導出部5が設けられている。また、蓋部材12
に撓み防止部材1が設けられている。撓み防止部材1
は、この例では、蓋部材12と一体で構成されている。
もちろん、別体として構成することも可能である。ま
た、撓み防止部材1は、大気連通部2の直下に設けられ
ているが、大気連通部2と撓み防止部材1の位置関係は
任意である。しかし、撓みの防止の機能から、撓み防止
部材1は蓋部材12の中央部に設けることが望ましい。
また、撓み防止部材1によってインクタンク上部では2
室に分断されるので、その両側に均等に空気が供給され
るように、大気連通部2を設けるとよい。
【0021】図3は、撓み防止部材1の一例を示す構成
図である。図3(A)は正面図、図3(B)は側面図、
図3(C)はB−B’断面図である。図中、21は溝で
ある。この例では、図2に示したように、撓み防止部材
1を蓋部材12と一体に形成した場合を示している。撓
み防止部材1の中央には溝21が設けられている。この
溝21の上部は、大気連通部2と連通した構造となって
いる。図3では、撓み防止部材1の両面に設けている
が、片面であってもよい。また、溝21は1本に限ら
ず、複数設けてもよい。また、撓み防止部材1は楔形状
を有しているが、これに限られるものではない。
図である。図3(A)は正面図、図3(B)は側面図、
図3(C)はB−B’断面図である。図中、21は溝で
ある。この例では、図2に示したように、撓み防止部材
1を蓋部材12と一体に形成した場合を示している。撓
み防止部材1の中央には溝21が設けられている。この
溝21の上部は、大気連通部2と連通した構造となって
いる。図3では、撓み防止部材1の両面に設けている
が、片面であってもよい。また、溝21は1本に限ら
ず、複数設けてもよい。また、撓み防止部材1は楔形状
を有しているが、これに限られるものではない。
【0022】図4は、インク保持部材3の一例を示す概
略構成図である。図中、31は熱プレス織り部、32は
ニードルパンチング織り部、33は撓み防止部材挿入部
である。図4に示すインク保持部材3は、繊維を織り込
んで作られている。インクは繊維の間の微細な隙間に浸
透し、毛細管力によって保持される。図4(B)に示す
ように、インク保持部材3は、少なくともハウジング4
の撓み防止部材1によって撓みの抑止される面と接する
広い面の繊維の織り構造は異なっている。この部分は、
例えば、熱プレス織りとすることができ、この部分を除
いて、例えば、ニードルパンチング織りによって構成す
ることができる。すなわち、例えば、ポリエステル等で
作られた繊維をニードルパンチング工程で絡み合わせた
後、インクタンク厚み方向に対して、繊維の融点付近ま
で高温に設定した熱プレスでプレス加工してインク保持
部材3を形成することができる。この熱プレス織り部3
1は、ニードルパンチング織り部32より織り目の細か
い構造となっていて、気泡が通過しにくいように作られ
ている。熱プレス織り部31は、上述の2面に限らず、
他の表面にも適用可能である。インク保持部材3の内部
は、インクを収容するためにはなるべく疎の方が、収容
効率を向上させることができる。しかし、インクを毛細
管力で保持し、また、インク導出部から先に接続される
プリントヘッドにある程度の負圧を与えるために、適度
な密度とすることが要求される。
略構成図である。図中、31は熱プレス織り部、32は
ニードルパンチング織り部、33は撓み防止部材挿入部
である。図4に示すインク保持部材3は、繊維を織り込
んで作られている。インクは繊維の間の微細な隙間に浸
透し、毛細管力によって保持される。図4(B)に示す
ように、インク保持部材3は、少なくともハウジング4
の撓み防止部材1によって撓みの抑止される面と接する
広い面の繊維の織り構造は異なっている。この部分は、
例えば、熱プレス織りとすることができ、この部分を除
いて、例えば、ニードルパンチング織りによって構成す
ることができる。すなわち、例えば、ポリエステル等で
作られた繊維をニードルパンチング工程で絡み合わせた
後、インクタンク厚み方向に対して、繊維の融点付近ま
で高温に設定した熱プレスでプレス加工してインク保持
部材3を形成することができる。この熱プレス織り部3
1は、ニードルパンチング織り部32より織り目の細か
い構造となっていて、気泡が通過しにくいように作られ
ている。熱プレス織り部31は、上述の2面に限らず、
他の表面にも適用可能である。インク保持部材3の内部
は、インクを収容するためにはなるべく疎の方が、収容
効率を向上させることができる。しかし、インクを毛細
管力で保持し、また、インク導出部から先に接続される
プリントヘッドにある程度の負圧を与えるために、適度
な密度とすることが要求される。
【0023】インク保持部材3の織り方は、もちろん、
他の織り方であってもよい。また、インク保持部材3の
材質としては、繊維に限らず、例えば、スポンジなどの
多孔質体等で構成することもできる。
他の織り方であってもよい。また、インク保持部材3の
材質としては、繊維に限らず、例えば、スポンジなどの
多孔質体等で構成することもできる。
【0024】インク保持部材3の中央上部には、撓み防
止部材1が挿入される撓み防止部材挿入部33が設けら
れている。この撓み防止部材挿入部33は、直線的な切
り込みでもよいし、また、撓み防止部材1の形状に合わ
せて一部を切除した切り込みでもよい。撓み防止部材1
の形状に合わせた場合、撓み防止部材1とインク保持部
材3の界面ではそれほど密度が高くならないので、この
部分に空気を誘導することができる。そのため、例え
ば、インクケース部材11とインク保持部材3の界面か
らの空気の侵入を低減させることができる。
止部材1が挿入される撓み防止部材挿入部33が設けら
れている。この撓み防止部材挿入部33は、直線的な切
り込みでもよいし、また、撓み防止部材1の形状に合わ
せて一部を切除した切り込みでもよい。撓み防止部材1
の形状に合わせた場合、撓み防止部材1とインク保持部
材3の界面ではそれほど密度が高くならないので、この
部分に空気を誘導することができる。そのため、例え
ば、インクケース部材11とインク保持部材3の界面か
らの空気の侵入を低減させることができる。
【0025】インク保持部材3の大きさは、インクケー
ス部材11よりも大きめに形成されている。まず、イン
クケース部材11の底面の大きさよりも、インク保持部
材3の底面の大きさ、すなわち、厚さdと幅wは大き
い。例えば、インクケース部材11の厚さに対してイン
ク保持部材3の厚さdを1.1倍から1.2倍とするこ
とができる。これにより、インク保持部材3をインクケ
ース部材11に装填したときに、周囲の壁と圧接し、こ
の部分からの空気の侵入を防ぐことができる。
ス部材11よりも大きめに形成されている。まず、イン
クケース部材11の底面の大きさよりも、インク保持部
材3の底面の大きさ、すなわち、厚さdと幅wは大き
い。例えば、インクケース部材11の厚さに対してイン
ク保持部材3の厚さdを1.1倍から1.2倍とするこ
とができる。これにより、インク保持部材3をインクケ
ース部材11に装填したときに、周囲の壁と圧接し、こ
の部分からの空気の侵入を防ぐことができる。
【0026】また、撓み防止部材挿入部33の側面から
インク保持部材3の側面までの幅w’は、インク保持部
材3の底面の幅wの1/2以上であり、撓み防止部材1
とインクケース部材11の内側面との距離の1.2〜
1.4倍となるように構成されている。これにより、イ
ンク保持部材3をインクケース部材11に挿入した際
に、インク保持部材の側面がインクケース部材11の内
側面に圧接されることになる。このとき、撓み防止部材
挿入部33の切り込みを撓み防止部材1の形状に沿って
形成した場合、インク保持部材3とインクケース部材1
1との界面の密度の方がインク保持部材と撓み防止部材
1との界面の密度より高くなり、インクケース部材11
との界面からの空気の侵入を阻止することができる。
インク保持部材3の側面までの幅w’は、インク保持部
材3の底面の幅wの1/2以上であり、撓み防止部材1
とインクケース部材11の内側面との距離の1.2〜
1.4倍となるように構成されている。これにより、イ
ンク保持部材3をインクケース部材11に挿入した際
に、インク保持部材の側面がインクケース部材11の内
側面に圧接されることになる。このとき、撓み防止部材
挿入部33の切り込みを撓み防止部材1の形状に沿って
形成した場合、インク保持部材3とインクケース部材1
1との界面の密度の方がインク保持部材と撓み防止部材
1との界面の密度より高くなり、インクケース部材11
との界面からの空気の侵入を阻止することができる。
【0027】さらに、撓み防止部材挿入部33の最深部
から底面までの距離hは、図2における蓋部材12がイ
ンクケース部材11に装着されたときの撓み防止部材1
とインクケース部材11の底面あるいはインク導出部5
の面までの距離の1.4〜1.6倍となるように構成さ
れている。これにより、撓み防止部材1が装着されたと
きに、インク保持部材3の撓み防止部材挿入部33の下
部が撓み防止部材1によってインクケース部材11の底
面に圧接される。図1に示すように、撓み防止部材1の
下部にインク導出部5を設けておくことによって、イン
ク保持部材3はインク導出部5に圧接されることにな
る。そのため、インク導出部5への空気の侵入が防止さ
れ、良好なインクの供給を行なうことができる。このイ
ンクケース部材11の底面への圧接による圧縮の割合
は、上述したインクケース部材11の内側面への圧接に
よる圧縮の割合よりも大きくなるように構成する。これ
により、たとえインクケース部材11の内側面を通って
空気が侵入したとしても、空気は底面に沿って通過でき
ず、空気がインク導出部5に至ることはない。
から底面までの距離hは、図2における蓋部材12がイ
ンクケース部材11に装着されたときの撓み防止部材1
とインクケース部材11の底面あるいはインク導出部5
の面までの距離の1.4〜1.6倍となるように構成さ
れている。これにより、撓み防止部材1が装着されたと
きに、インク保持部材3の撓み防止部材挿入部33の下
部が撓み防止部材1によってインクケース部材11の底
面に圧接される。図1に示すように、撓み防止部材1の
下部にインク導出部5を設けておくことによって、イン
ク保持部材3はインク導出部5に圧接されることにな
る。そのため、インク導出部5への空気の侵入が防止さ
れ、良好なインクの供給を行なうことができる。このイ
ンクケース部材11の底面への圧接による圧縮の割合
は、上述したインクケース部材11の内側面への圧接に
よる圧縮の割合よりも大きくなるように構成する。これ
により、たとえインクケース部材11の内側面を通って
空気が侵入したとしても、空気は底面に沿って通過でき
ず、空気がインク導出部5に至ることはない。
【0028】なお、撓み防止部材挿入部33の切り込み
深さは、撓み防止部材1の長さと同等か、それより短く
構成されている。もちろん、撓み防止部材1の長さより
長く構成し、蓋部材12によってインク保持部材をイン
クケース部材11内へ圧入するように構成することも可
能である。
深さは、撓み防止部材1の長さと同等か、それより短く
構成されている。もちろん、撓み防止部材1の長さより
長く構成し、蓋部材12によってインク保持部材をイン
クケース部材11内へ圧入するように構成することも可
能である。
【0029】図4に示したようなインク保持部材3は、
切り込み部を上側にして図2に示したインクケース部材
11内に装填し、インク保持部材3の撓み防止部材挿入
部33と蓋部材12の撓み防止部材1とが嵌合するよう
に、蓋部材12をインクケース部材11の上部に装着す
る。このとき、インクケース部材11と蓋部材12の結
合部である外壁結合部13は、インク漏れが発生しない
ように完全に封止を行なう。その後、インク6が充填さ
れる。このようにして、図1に示したインクタンクが完
成する。
切り込み部を上側にして図2に示したインクケース部材
11内に装填し、インク保持部材3の撓み防止部材挿入
部33と蓋部材12の撓み防止部材1とが嵌合するよう
に、蓋部材12をインクケース部材11の上部に装着す
る。このとき、インクケース部材11と蓋部材12の結
合部である外壁結合部13は、インク漏れが発生しない
ように完全に封止を行なう。その後、インク6が充填さ
れる。このようにして、図1に示したインクタンクが完
成する。
【0030】完成したインクタンクにおいては、撓み防
止部材1の2側面がインクケース部材11の内側面と接
して固定されていて、インクケース部材11の撓みを防
止している。また、撓み防止部材1の溝21が設けられ
た2側面は、インク保持部材3と接している。しかし、
溝21の部分では、他の部分よりもインク保持部材3の
密度が低いので、空気が侵入しやすい状態となってい
る。また、インク保持部材3は、上述した形状により、
インクケース部材11の内側面に圧接されており、その
界面付近の密度は高くなっていて、空気が侵入しにくい
状態となっている。さらに、インク保持部材3は、撓み
防止部材1によって、インク導出部5を含むインクケー
ス部材11の底面に圧接された状態となっており、イン
クケース部材11の内側面付近よりもさらにインク保持
部材11の密度が高くなっている。そのため、さらに、
空気が侵入しにくい状態となっている。
止部材1の2側面がインクケース部材11の内側面と接
して固定されていて、インクケース部材11の撓みを防
止している。また、撓み防止部材1の溝21が設けられ
た2側面は、インク保持部材3と接している。しかし、
溝21の部分では、他の部分よりもインク保持部材3の
密度が低いので、空気が侵入しやすい状態となってい
る。また、インク保持部材3は、上述した形状により、
インクケース部材11の内側面に圧接されており、その
界面付近の密度は高くなっていて、空気が侵入しにくい
状態となっている。さらに、インク保持部材3は、撓み
防止部材1によって、インク導出部5を含むインクケー
ス部材11の底面に圧接された状態となっており、イン
クケース部材11の内側面付近よりもさらにインク保持
部材11の密度が高くなっている。そのため、さらに、
空気が侵入しにくい状態となっている。
【0031】このような状態において、インク保持部材
3に含浸保持されているインク6はインク導出部5より
図示しないプリントヘッド側に供給され、被記録体への
記録が行なわれる。プリントヘッドでインクが消費され
ると、インク導出部5からインクが吸引される。そのた
め、インク保持部材3に保持されているインク6がプリ
ントヘッドへ供給されることになる。インクタンク内の
インク量の減少に従って、大気連通部2から空気がイン
クタンク内に取り入れられる。これにより、インクタン
ク内の圧力を一定にし、プリントヘッドへも一定の圧力
でインクが供給されることになる。
3に含浸保持されているインク6はインク導出部5より
図示しないプリントヘッド側に供給され、被記録体への
記録が行なわれる。プリントヘッドでインクが消費され
ると、インク導出部5からインクが吸引される。そのた
め、インク保持部材3に保持されているインク6がプリ
ントヘッドへ供給されることになる。インクタンク内の
インク量の減少に従って、大気連通部2から空気がイン
クタンク内に取り入れられる。これにより、インクタン
ク内の圧力を一定にし、プリントヘッドへも一定の圧力
でインクが供給されることになる。
【0032】図5は、本発明のインクタンクの一実施例
におけるインク使用時の空気の流れの説明図である。図
中、7は気泡である。インク6の減少とともに大気連通
部2から取り入れられた空気は、インク保持部材3内に
次第に入り込んで行く。この時、空気はインク保持部材
3内に入り込むのに抵抗の少ない部分から侵入しようと
する。上述のように、撓み防止部材1に設けた溝21と
インク保持部材3の界面では、他の部分よりインク保持
部材3の密度が低い。そのため、この溝21に沿って気
泡7が流れて行く。そして、インク保持部材3の内部に
取り込まれていくことになる。
におけるインク使用時の空気の流れの説明図である。図
中、7は気泡である。インク6の減少とともに大気連通
部2から取り入れられた空気は、インク保持部材3内に
次第に入り込んで行く。この時、空気はインク保持部材
3内に入り込むのに抵抗の少ない部分から侵入しようと
する。上述のように、撓み防止部材1に設けた溝21と
インク保持部材3の界面では、他の部分よりインク保持
部材3の密度が低い。そのため、この溝21に沿って気
泡7が流れて行く。そして、インク保持部材3の内部に
取り込まれていくことになる。
【0033】また、図5においては図示されていない、
撓み防止部材1で撓みの抑止されるハウジング4の面と
インク保持部材3との界面は、図4に示すように密度の
高い織り方となっており、さらに圧接されている。図5
に図示されている左右のハウジング4の側面に対して
も、インク保持部材3は圧接されている。そのため、イ
ンク保持部材3とハウジング4の内側面との界面では、
インク保持部材3の密度が高くなっており、気泡7が侵
入しにくい構成となっている。
撓み防止部材1で撓みの抑止されるハウジング4の面と
インク保持部材3との界面は、図4に示すように密度の
高い織り方となっており、さらに圧接されている。図5
に図示されている左右のハウジング4の側面に対して
も、インク保持部材3は圧接されている。そのため、イ
ンク保持部材3とハウジング4の内側面との界面では、
インク保持部材3の密度が高くなっており、気泡7が侵
入しにくい構成となっている。
【0034】このように、大気連通部2より取り入れら
れた空気は、侵入の容易な撓み防止部材1とインク保持
部材3の間、特に、撓み防止部材1に設けた溝21を通
過し、インク保持部材3の中央からハウジング4の壁部
の方向へと広がっていく。そのため、インク保持部材3
に保持されているインクは、インク保持部材3中に滞留
することなく、インク導出部5へ向かって移動し、良好
なインク供給を行なうことができる。
れた空気は、侵入の容易な撓み防止部材1とインク保持
部材3の間、特に、撓み防止部材1に設けた溝21を通
過し、インク保持部材3の中央からハウジング4の壁部
の方向へと広がっていく。そのため、インク保持部材3
に保持されているインクは、インク保持部材3中に滞留
することなく、インク導出部5へ向かって移動し、良好
なインク供給を行なうことができる。
【0035】また、撓み防止部材1によってインク保持
部材3はインク導出部5に圧接されている。これによ
り、インク導出部5付近でのインク保持部材3の密度勾
配によって、インク導出部5付近での毛細管力が強くな
っており、インクはインク導出部5の方向へ吸い寄せら
れるので、インクはインク保持部材中に残ることなく、
最後まで使いきることができる。このとき、インク保持
部材3がインク導出部5に圧接されていることによっ
て、インク導出部5への空気の侵入はさらに防止されて
おり、空気の混入などは極力排除され、良好なインク供
給を行なうことができる。
部材3はインク導出部5に圧接されている。これによ
り、インク導出部5付近でのインク保持部材3の密度勾
配によって、インク導出部5付近での毛細管力が強くな
っており、インクはインク導出部5の方向へ吸い寄せら
れるので、インクはインク保持部材中に残ることなく、
最後まで使いきることができる。このとき、インク保持
部材3がインク導出部5に圧接されていることによっ
て、インク導出部5への空気の侵入はさらに防止されて
おり、空気の混入などは極力排除され、良好なインク供
給を行なうことができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインクタンクによれば、部品点数を増加させることな
く、プリントヘッドへの空気の混入を防止して、良好な
画質による記録を可能とするとともに、充填したインク
をスムーズにインク導出部まで流し、効率よく最後まで
インクを使いきることができるという効果がある。
のインクタンクによれば、部品点数を増加させることな
く、プリントヘッドへの空気の混入を防止して、良好な
画質による記録を可能とするとともに、充填したインク
をスムーズにインク導出部まで流し、効率よく最後まで
インクを使いきることができるという効果がある。
【図1】 本発明のインクタンクの一実施例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図2】 ハウジング4および撓み防止部材1の構成の
一例を示す分解図である。
一例を示す分解図である。
【図3】 撓み防止部材1の一例を示す構成図である。
【図4】 インク保持部材3の一例を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図5】 本発明のインクタンクの一実施例におけるイ
ンク使用時の空気の流れの説明図である。
ンク使用時の空気の流れの説明図である。
【図6】 従来のインクタンクの概略構成図である。
1…撓み防止部材、2…大気連通部、3…インク保持部
材、4…ハウジング、5…インク導出部、6…インク、
7…気泡、11…インクケース部材、12…蓋部材、1
3…外壁結合部、21…溝、31…熱プレス織り部、3
2…ニードルパンチング織り部、33…撓み防止部材挿
入部。
材、4…ハウジング、5…インク導出部、6…インク、
7…気泡、11…インクケース部材、12…蓋部材、1
3…外壁結合部、21…溝、31…熱プレス織り部、3
2…ニードルパンチング織り部、33…撓み防止部材挿
入部。
Claims (7)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内の少なく
とも一部に装填されインクを含浸保持するインク保持部
材と、前記ハウジングの一部に設けられた大気連通部
と、前記ハウジングの一部に設けられたインク導出部を
有するインクタンクにおいて、前記ハウジングの外壁の
撓みの発生を防止する撓み防止部材を備え、前記インク
保持部材には、前記撓み防止部材が挿入されるための切
り込みが設けられていることを特徴とするインクタン
ク。 - 【請求項2】 前記撓み防止部材には溝が形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。 - 【請求項3】 前記インク保持部材の前記切り込みの最
深部から対向する面までの長さが、前記撓み防止部材の
先端から対向するハウジングの内面までの距離よりも長
く構成されていることを特徴とする請求項1に記載のイ
ンクタンク。 - 【請求項4】 前記インク保持部材の前記切り込みの側
面から対向する外側面までの長さが、前記撓み防止部材
側面から前記ハウジングの外周内面までの距離よりも長
く構成されていることを特徴とする請求項1に記載のイ
ンクタンク。 - 【請求項5】 前記インク保持部材は、前記撓み防止部
材と前記インクタンク外周部材により挟まれた部分の圧
縮される割合に対して前記撓み防止部材により前記撓み
防止部材の先端と対向するハウジングの内面に圧接され
る際の圧縮の割合の方が大きくなるように構成され、前
記撓み防止部材の先端と対向するハウジングの内面に前
記インク導出部を設けたことを特徴とする請求項1に記
載のインクタンク。 - 【請求項6】 前記インク保持部材は、前記撓み防止部
材により撓みが抑制される前記ハウジング内面に接する
面の密度が高くなるように形成されていることを特徴と
する請求項1に記載のインクタンク。 - 【請求項7】 前記インク保持部材は、前記撓み防止部
材の幅よりも大きな幅を有し、前記撓み防止部材により
撓みが抑制される前記ハウジング内面に圧接されること
を特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27236994A JPH08132638A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | インクタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27236994A JPH08132638A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | インクタンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132638A true JPH08132638A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17512934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27236994A Pending JPH08132638A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | インクタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132638A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986569B2 (en) | 2001-09-19 | 2006-01-17 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge and its manufacturing method |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27236994A patent/JPH08132638A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986569B2 (en) | 2001-09-19 | 2006-01-17 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge and its manufacturing method |
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