JPH08134772A - トリコット両面起毛布 - Google Patents
トリコット両面起毛布Info
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- JPH08134772A JPH08134772A JP27097094A JP27097094A JPH08134772A JP H08134772 A JPH08134772 A JP H08134772A JP 27097094 A JP27097094 A JP 27097094A JP 27097094 A JP27097094 A JP 27097094A JP H08134772 A JPH08134772 A JP H08134772A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量でボリューム感に富み、適度なシープ状
の起毛表面を有し、高級感とピリング性に優れる両面起
毛布の提供。 【構成】 地組織の片面又は両面の立毛組織が、地組織
に対して90°未満の角度で立毛されて成る下部立毛糸
の捲縮状非交絡部と、上部立毛糸の乱毛状交絡部とから
構成されてなることを特徴とする。
の起毛表面を有し、高級感とピリング性に優れる両面起
毛布の提供。 【構成】 地組織の片面又は両面の立毛組織が、地組織
に対して90°未満の角度で立毛されて成る下部立毛糸
の捲縮状非交絡部と、上部立毛糸の乱毛状交絡部とから
構成されてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経編の両面起毛編地に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、経編の両面起毛布、例えば毛布な
どの製品は2列の針床を有するダブルラッセル機を使用
し、各々の針床で地組織を編成し立毛糸を両針床へかか
るように編成し、立毛糸が両地組織間に渡っている編地
を得た後、得られた編地の立毛糸を中央より切断し片面
にのみ立毛糸が出た編地を2枚得て、この2枚の編地の
立毛糸が出ていない面を内合わせにして縁を縫合して両
面に立毛糸が出た製品(毛布)を得ている。このように
して得られる製品は、立毛糸が地組織に対してほぼ一様
に垂直に立っており、ボリューム感がありピリング性が
良好であるという優れた面を有するものの、編地表面に
アクセントを欠き、そのためプリントなどによりその単
調な編地表面に変化を与えないと商品性に富むものが得
られないという問題を有する。
どの製品は2列の針床を有するダブルラッセル機を使用
し、各々の針床で地組織を編成し立毛糸を両針床へかか
るように編成し、立毛糸が両地組織間に渡っている編地
を得た後、得られた編地の立毛糸を中央より切断し片面
にのみ立毛糸が出た編地を2枚得て、この2枚の編地の
立毛糸が出ていない面を内合わせにして縁を縫合して両
面に立毛糸が出た製品(毛布)を得ている。このように
して得られる製品は、立毛糸が地組織に対してほぼ一様
に垂直に立っており、ボリューム感がありピリング性が
良好であるという優れた面を有するものの、編地表面に
アクセントを欠き、そのためプリントなどによりその単
調な編地表面に変化を与えないと商品性に富むものが得
られないという問題を有する。
【0003】また、1列の針床を有する編機による経編
の起毛布も種々製造されているが、このようにして製造
される編地はシンカーループを起毛した片面起毛の編地
であるところに極立った特徴が認められるものの、立毛
糸が倒れた薄手のボリウム感を欠く起毛布になる可能性
が多く、またピング性にも劣るという問題を有する。さ
らに、この1列の針床編機による経編の起毛布の上記の
ような問題に対処するために、シンカーループを長くし
て編成し、染色後にシンカーループの先端を切断して厚
手の編地となすことも試みられているが、このようにし
ても立毛糸が地組織に対してほぼ一様に垂直になった、
ベルベット調の編地で、適度なシープ調に欠ける編地が
得られるに過ぎない。以上から明らかなように、十分満
足し得る両面起毛布は従来得られていなかったのであ
る。
の起毛布も種々製造されているが、このようにして製造
される編地はシンカーループを起毛した片面起毛の編地
であるところに極立った特徴が認められるものの、立毛
糸が倒れた薄手のボリウム感を欠く起毛布になる可能性
が多く、またピング性にも劣るという問題を有する。さ
らに、この1列の針床編機による経編の起毛布の上記の
ような問題に対処するために、シンカーループを長くし
て編成し、染色後にシンカーループの先端を切断して厚
手の編地となすことも試みられているが、このようにし
ても立毛糸が地組織に対してほぼ一様に垂直になった、
ベルベット調の編地で、適度なシープ調に欠ける編地が
得られるに過ぎない。以上から明らかなように、十分満
足し得る両面起毛布は従来得られていなかったのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軽量
でボリューム感に富み、適度なシープ状の起毛表面を有
し、高級感とピリング性に優れる両面起毛布の提供にあ
る。
でボリューム感に富み、適度なシープ状の起毛表面を有
し、高級感とピリング性に優れる両面起毛布の提供にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、従来の両面起
毛布の有する前記問題が解消された編地を得ることに成
功し、本発明を完成させるに至った。すなわち本発明
は、地組織の片面又は両面の立毛組織が、地組織に対し
て90°未満の角度で立毛されて成る下部立毛糸の捲縮
状非交絡部と、上部立毛糸の乱毛状交絡部とから構成さ
れてなることを特徴とするトリコット両面起毛布であ
る。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、従来の両面起
毛布の有する前記問題が解消された編地を得ることに成
功し、本発明を完成させるに至った。すなわち本発明
は、地組織の片面又は両面の立毛組織が、地組織に対し
て90°未満の角度で立毛されて成る下部立毛糸の捲縮
状非交絡部と、上部立毛糸の乱毛状交絡部とから構成さ
れてなることを特徴とするトリコット両面起毛布であ
る。
【0006】以下に本発明を更に詳細に説明する。本発
明における起毛布は、編地の表と裏の両面が起毛されて
いる起毛布である。本発明の起毛布の厚みは、任意に選
んで差し支えないが、少なくとも3.0mm以上である
ことが好ましく、これ未満の厚みであると得られる起毛
布はボリウーム感を欠くようになり、また単位重量当り
の保温効率に劣るようになるため望ましくない。このよ
うな好ましい厚みとなすためにおよび本発明課題を達成
し得るような両面起毛布となすためには、編地の密度を
60コース/インチ以上、30ウェール/インチ以上と
なし比較的密な編地とすることが好ましく、その上起毛
布を構成する糸条を単糸繊度が2d以上であるマルチフ
ィラメント糸で構成することがより望ましい。
明における起毛布は、編地の表と裏の両面が起毛されて
いる起毛布である。本発明の起毛布の厚みは、任意に選
んで差し支えないが、少なくとも3.0mm以上である
ことが好ましく、これ未満の厚みであると得られる起毛
布はボリウーム感を欠くようになり、また単位重量当り
の保温効率に劣るようになるため望ましくない。このよ
うな好ましい厚みとなすためにおよび本発明課題を達成
し得るような両面起毛布となすためには、編地の密度を
60コース/インチ以上、30ウェール/インチ以上と
なし比較的密な編地とすることが好ましく、その上起毛
布を構成する糸条を単糸繊度が2d以上であるマルチフ
ィラメント糸で構成することがより望ましい。
【0007】意外なことに、単糸繊度が2d未満である
糸条を立毛糸として使用すると得られる起毛布の立毛糸
が倒れ易く、本発明課題を達成するに充分な特性を維持
できる両面起毛布となすことに困難さを見出す可能性が
多くなる。本発明による両面起毛布は、地組織とその両
面に形成された立毛組織とより成る。この立毛組織につ
いて図1により次に説明する。図1は本発明による両面
起毛布の断面図の一例を模式的に示したものである。図
1のCは起毛布の地組織であり、A,B及びDは立毛組
織である。地組織(C)の表面に位置する立毛組織は、
その上部の交絡部(A)とその下部の非交絡部(B)と
で構成させる。
糸条を立毛糸として使用すると得られる起毛布の立毛糸
が倒れ易く、本発明課題を達成するに充分な特性を維持
できる両面起毛布となすことに困難さを見出す可能性が
多くなる。本発明による両面起毛布は、地組織とその両
面に形成された立毛組織とより成る。この立毛組織につ
いて図1により次に説明する。図1は本発明による両面
起毛布の断面図の一例を模式的に示したものである。図
1のCは起毛布の地組織であり、A,B及びDは立毛組
織である。地組織(C)の表面に位置する立毛組織は、
その上部の交絡部(A)とその下部の非交絡部(B)と
で構成させる。
【0008】このような交絡部と非交絡部から成る立毛
組織を地組織の片面又は両面に有する起毛布となすこと
が本発明課題を達成するためには重要なのである。本発
明における前記交絡部(A及びD)は、図1に例示する
ように乱毛状態となす。この乱毛状態は、起毛された大
部分の糸条の先端部を隣接するかあるいは近接する糸条
同士が相互に交絡するように乱すことによって得られ
る。
組織を地組織の片面又は両面に有する起毛布となすこと
が本発明課題を達成するためには重要なのである。本発
明における前記交絡部(A及びD)は、図1に例示する
ように乱毛状態となす。この乱毛状態は、起毛された大
部分の糸条の先端部を隣接するかあるいは近接する糸条
同士が相互に交絡するように乱すことによって得られ
る。
【0009】これに対して本発明の前記非交絡部(B)
における立毛糸は、立毛糸同士が接触していても差支え
ないが、交絡することなく、緩やかに捲縮させる。この
立毛糸の捲縮形状は任意であってよいが、「ノ」の字状
あるいは「く」の字状となすことが好ましい。本発明に
よる前記非交絡部を構成する立毛組織は、地組織に対し
て90°未満の角度で立毛させる。この角度が90°で
あると起毛布の厚みは最大になりボリュウム感に優れる
起毛布が得られるものの、タッチ感に劣る特に反発性に
劣る硬い起毛布となり、また風合いも硬い感じがするよ
うになるため好ましくない。
における立毛糸は、立毛糸同士が接触していても差支え
ないが、交絡することなく、緩やかに捲縮させる。この
立毛糸の捲縮形状は任意であってよいが、「ノ」の字状
あるいは「く」の字状となすことが好ましい。本発明に
よる前記非交絡部を構成する立毛組織は、地組織に対し
て90°未満の角度で立毛させる。この角度が90°で
あると起毛布の厚みは最大になりボリュウム感に優れる
起毛布が得られるものの、タッチ感に劣る特に反発性に
劣る硬い起毛布となり、また風合いも硬い感じがするよ
うになるため好ましくない。
【0010】本発明における非交絡部の立毛組織は地組
織に対して90°未満特に好ましくは60〜85°であ
るように立毛させる。このように立毛させることによ
り、ソフトでボリウム感に富みその上タッチ感、反発性
に優れる起毛布を得ることができる。本発明のトリコッ
ト両面起毛布は、立毛糸同士が交絡した乱毛状交絡部で
表面が覆われ、少なくとも一方の面において該交絡部が
立毛糸の厚み方向の10〜40%を占めるようにする事
が好ましい。乱毛状交絡部の厚みが40%より多い場合
には起毛表面がシープ状に勝るようになり品位が低下す
ること、およびピリング性に劣るようになることのため
望ましくない。また、逆に乱毛状交絡部の厚みが10%
未満の場合には、ほとんど交絡していない部分のみの起
毛表面となり、ピリング性は良好であるものの、商品と
して最も重要な要素の一つである高級感を欠くようにな
る。これに対して乱毛状交絡部が立毛糸の厚み方向の1
0〜40%を占めるようにした両面起毛布は商品として
の高級感に富み、ピリング性にも優れるトリコット両面
起毛布となすことができるので好ましいのである。
織に対して90°未満特に好ましくは60〜85°であ
るように立毛させる。このように立毛させることによ
り、ソフトでボリウム感に富みその上タッチ感、反発性
に優れる起毛布を得ることができる。本発明のトリコッ
ト両面起毛布は、立毛糸同士が交絡した乱毛状交絡部で
表面が覆われ、少なくとも一方の面において該交絡部が
立毛糸の厚み方向の10〜40%を占めるようにする事
が好ましい。乱毛状交絡部の厚みが40%より多い場合
には起毛表面がシープ状に勝るようになり品位が低下す
ること、およびピリング性に劣るようになることのため
望ましくない。また、逆に乱毛状交絡部の厚みが10%
未満の場合には、ほとんど交絡していない部分のみの起
毛表面となり、ピリング性は良好であるものの、商品と
して最も重要な要素の一つである高級感を欠くようにな
る。これに対して乱毛状交絡部が立毛糸の厚み方向の1
0〜40%を占めるようにした両面起毛布は商品として
の高級感に富み、ピリング性にも優れるトリコット両面
起毛布となすことができるので好ましいのである。
【0011】なお、本発明でいうトリコット両面起毛布
の厚みは、図1で説明すればA+B+C+Dであり、交
絡部の厚みは、A、非交絡部の厚みはBであるから本発
明による交絡部の占める割合(%)は次式により算出さ
れる。 また、本発明における上記各部の厚みは、トリコット両
面起毛布の側面(ヨコ方向)の拡大断面写真を用いて求
められる値である。すなわち、立毛糸の先端部の平均位
置を求めて厚みとし、また、交絡部、非交絡部の厚みも
同様にそれぞれの平均位置より厚みを求めればよい。
の厚みは、図1で説明すればA+B+C+Dであり、交
絡部の厚みは、A、非交絡部の厚みはBであるから本発
明による交絡部の占める割合(%)は次式により算出さ
れる。 また、本発明における上記各部の厚みは、トリコット両
面起毛布の側面(ヨコ方向)の拡大断面写真を用いて求
められる値である。すなわち、立毛糸の先端部の平均位
置を求めて厚みとし、また、交絡部、非交絡部の厚みも
同様にそれぞれの平均位置より厚みを求めればよい。
【0012】本発明のトリコット両面起毛布に使用する
地組織の糸(地糸)としては、ポリエステル,ナイロ
ン,ポリプロピレン,キュプラ,レーヨン,綿,麻,羊
毛,ポリウレタンなど任意な糸でよく、また、撚糸、仮
撚り、など任意な形態で使用して差支えない。また立毛
糸には単糸繊度が2〜5dのマルチフィラメント糸を用
いる事が好ましく、ポリエステル,ナイロン,ポリプロ
ピレン,アクリル,キュプラ,レーヨンなどの長繊維を
使用できる。また、これら地糸、立毛糸は、トリコット
編機のゲージに適した太さの糸を使用するとよい。例え
ば28ゲージのトリコット編機ではトータルデニールが
150〜300dである糸が適している。また地糸より
立毛糸を太くして用いる事なども差支えない。
地組織の糸(地糸)としては、ポリエステル,ナイロ
ン,ポリプロピレン,キュプラ,レーヨン,綿,麻,羊
毛,ポリウレタンなど任意な糸でよく、また、撚糸、仮
撚り、など任意な形態で使用して差支えない。また立毛
糸には単糸繊度が2〜5dのマルチフィラメント糸を用
いる事が好ましく、ポリエステル,ナイロン,ポリプロ
ピレン,アクリル,キュプラ,レーヨンなどの長繊維を
使用できる。また、これら地糸、立毛糸は、トリコット
編機のゲージに適した太さの糸を使用するとよい。例え
ば28ゲージのトリコット編機ではトータルデニールが
150〜300dである糸が適している。また地糸より
立毛糸を太くして用いる事なども差支えない。
【0013】また、本発明によるトリコット両面起毛布
は、用いる立毛糸の単糸繊度が前記のように2〜5dの
マルチフィラメント糸であることが好ましい。単糸繊度
が2d未満では得られる起毛布の立毛糸に倒れが生じ易
くなり、また厚みが薄くなりボリューム感が不足する
上、ピリング性にも劣る起毛布が得られるようになるた
め好ましくない。また、立毛糸の単糸繊度が5dより太
い場合には風合が硬く、特に手触り感に十分に満足でき
るものは得られない。従って、本発明では立毛糸の単糸
繊度が2〜5dのマルチフィラメント糸が好ましく用い
られ、このようにすることでボリューム感に富みピリン
グ性に優れ、その上風合いにも優れるトリコット両面起
毛布を得ることができるのである。
は、用いる立毛糸の単糸繊度が前記のように2〜5dの
マルチフィラメント糸であることが好ましい。単糸繊度
が2d未満では得られる起毛布の立毛糸に倒れが生じ易
くなり、また厚みが薄くなりボリューム感が不足する
上、ピリング性にも劣る起毛布が得られるようになるた
め好ましくない。また、立毛糸の単糸繊度が5dより太
い場合には風合が硬く、特に手触り感に十分に満足でき
るものは得られない。従って、本発明では立毛糸の単糸
繊度が2〜5dのマルチフィラメント糸が好ましく用い
られ、このようにすることでボリューム感に富みピリン
グ性に優れ、その上風合いにも優れるトリコット両面起
毛布を得ることができるのである。
【0014】また、本発明に用いる立毛糸には普通糸が
最も適しているが、仮撚りした糸であって、捲縮伸長率
が9%以下の糸であれば、ポリューム感を確保できる上
ピリング性の低下もそれほど認められなくなるため使用
することができる。なお、本発明における捲縮伸長率は
JIS.L−1015により求める。次に本発明のトリ
コット両面起毛布の立毛組織を形成させる方法について
説明する。まず、例えば製編後の生機状態で針布をシン
カーループの編始め方向より作用させて起毛する。次い
で、編終わり方向より針布を作用させて起毛し、この時
に、シンカーループを完全に起毛するフルカット状態と
なす。その後で液流染色機により染色し、ニードルルー
プを編始め方向から針布を作用させて起毛する。最後
に、シンカーループを編始め方向から起毛することによ
って本発明のトリコット両面起毛布を製造することがで
きる。この際、染色前の起毛状態が染色後の起毛具合い
に大きく影響を与えるが、染色後の起毛量が多くなるよ
うに起毛前の起毛状態を調整することで乱毛状交絡部の
厚みを大となすことができる。また、上記染色後の起毛
は、針布の他に、エメリーペーパーを用いてもよく、さ
らに、乱毛状交絡部の厚み調整にはシャーリングを行な
い、乱毛状交絡部をカットして厚みを調整しても差支え
ない。
最も適しているが、仮撚りした糸であって、捲縮伸長率
が9%以下の糸であれば、ポリューム感を確保できる上
ピリング性の低下もそれほど認められなくなるため使用
することができる。なお、本発明における捲縮伸長率は
JIS.L−1015により求める。次に本発明のトリ
コット両面起毛布の立毛組織を形成させる方法について
説明する。まず、例えば製編後の生機状態で針布をシン
カーループの編始め方向より作用させて起毛する。次い
で、編終わり方向より針布を作用させて起毛し、この時
に、シンカーループを完全に起毛するフルカット状態と
なす。その後で液流染色機により染色し、ニードルルー
プを編始め方向から針布を作用させて起毛する。最後
に、シンカーループを編始め方向から起毛することによ
って本発明のトリコット両面起毛布を製造することがで
きる。この際、染色前の起毛状態が染色後の起毛具合い
に大きく影響を与えるが、染色後の起毛量が多くなるよ
うに起毛前の起毛状態を調整することで乱毛状交絡部の
厚みを大となすことができる。また、上記染色後の起毛
は、針布の他に、エメリーペーパーを用いてもよく、さ
らに、乱毛状交絡部の厚み調整にはシャーリングを行な
い、乱毛状交絡部をカットして厚みを調整しても差支え
ない。
【0015】本発明のトリコット両面起毛布を製造する
際の経編機上での糸掛け方法については、例えば、フロ
ント筬とバック筬の糸とをポリエステル糸、ミドル筬の
糸をスパンポリエステル糸としたり、フロント筬とバッ
ク筬の糸はナイロン糸、ミドル筬の糸は綿糸、また、フ
ロント筬の糸はポリエステル糸、ミドル筬の糸は羊毛、
バック筬の糸はポリエステル糸とキュプラ糸を1本交互
にするなどする任意の方法を用いて差支えない。
際の経編機上での糸掛け方法については、例えば、フロ
ント筬とバック筬の糸とをポリエステル糸、ミドル筬の
糸をスパンポリエステル糸としたり、フロント筬とバッ
ク筬の糸はナイロン糸、ミドル筬の糸は綿糸、また、フ
ロント筬の糸はポリエステル糸、ミドル筬の糸は羊毛、
バック筬の糸はポリエステル糸とキュプラ糸を1本交互
にするなどする任意の方法を用いて差支えない。
【0016】本発明のトリコット両面起毛布は、吸湿、
吸水、抗菌、防臭、速乾、難燃などの機能性を付与して
さらに付加価値のついたトリコット両面起毛布となして
もよい。その付与方法についてはパッドドライによる方
法、あるいは、例えば吸水性を付与する場合には、綿
糸、キュプラ糸などの吸水性繊維を交編すれば、吸水性
のあるトリコット両面起毛布となる。
吸水、抗菌、防臭、速乾、難燃などの機能性を付与して
さらに付加価値のついたトリコット両面起毛布となして
もよい。その付与方法についてはパッドドライによる方
法、あるいは、例えば吸水性を付与する場合には、綿
糸、キュプラ糸などの吸水性繊維を交編すれば、吸水性
のあるトリコット両面起毛布となる。
【0017】また、トリコット両面起毛布の立毛糸の抜
けを防止するため、ミドル筬に、紡績糸、加工糸、沸水
収縮率の高い糸、高弾性糸等を使用することが好まし
く、このようにすることで立毛糸の抜けの少ない起毛布
となすことができる。本発明のトリコット両面起毛布は
ボアシーツ、毛布といった寝具類などに好ましく用いら
れ、さらに防寒服などの衣料用途にも用いることが期待
できる。
けを防止するため、ミドル筬に、紡績糸、加工糸、沸水
収縮率の高い糸、高弾性糸等を使用することが好まし
く、このようにすることで立毛糸の抜けの少ない起毛布
となすことができる。本発明のトリコット両面起毛布は
ボアシーツ、毛布といった寝具類などに好ましく用いら
れ、さらに防寒服などの衣料用途にも用いることが期待
できる。
【0018】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
【0019】
【実施例1〜5,比較例1〜5】28ゲージのトリコッ
ト3枚筬編機を使用し、フロント筬、ミドル筬、バック
筬ともにポリエステル75d/36f使いで組織はフロ
ント筬10/67、ミドル筬10/12、バック筬23
/10、機上コースは55コース/インチにて編成し
た。この編地を針布により、シンカーループを編始め方
向と、編終わり方向をそれぞれ1回ずつ起毛し、液流染
色機により染色後、シンカーループとニードルループを
1回起毛し、仕上セットを行なった(実施例1)。ま
た、下記のように条件を変えた以外は上記実施例と同様
にして4種類の両面起毛布を製造した(実施例2〜4,
比較例1)。実施例2、比較例1の起毛布は、起毛時の
針布ローラーのトルクを変え、立毛糸の角度を変化させ
て製造し、実施例3では染色後の起毛を2回行ない、実
施例4では染色後の起毛を行なわないようにし乱毛状交
絡部の厚みを変化させて製造した。
ト3枚筬編機を使用し、フロント筬、ミドル筬、バック
筬ともにポリエステル75d/36f使いで組織はフロ
ント筬10/67、ミドル筬10/12、バック筬23
/10、機上コースは55コース/インチにて編成し
た。この編地を針布により、シンカーループを編始め方
向と、編終わり方向をそれぞれ1回ずつ起毛し、液流染
色機により染色後、シンカーループとニードルループを
1回起毛し、仕上セットを行なった(実施例1)。ま
た、下記のように条件を変えた以外は上記実施例と同様
にして4種類の両面起毛布を製造した(実施例2〜4,
比較例1)。実施例2、比較例1の起毛布は、起毛時の
針布ローラーのトルクを変え、立毛糸の角度を変化させ
て製造し、実施例3では染色後の起毛を2回行ない、実
施例4では染色後の起毛を行なわないようにし乱毛状交
絡部の厚みを変化させて製造した。
【0020】以上のようにして得られる両面起毛布の評
価結果を表1に示すが、表1に於ける評価は、次のよう
にして行なった。 1) 外観:肉眼判定し、次のような基準で評価した。 ○─適度なシープ状で高級感がある。 ×─外観品位が良くない。 2) ボリューム感:ハンドリングで次のような基準で
評価した。
価結果を表1に示すが、表1に於ける評価は、次のよう
にして行なった。 1) 外観:肉眼判定し、次のような基準で評価した。 ○─適度なシープ状で高級感がある。 ×─外観品位が良くない。 2) ボリューム感:ハンドリングで次のような基準で
評価した。
【0021】◎─ボリューム感に富む。 ○─ボリューム感がある。 ×─ボリューム感に欠ける。 3) 風合い:同様にハンドリングで評価した。 ◎─ソフトで手触りが非常に良い。 ○─手触り感に優れる。 ×─ややハードでザラついた手触り感がする。 4)ピリング性:JIS L−1076のピリングテス
トによった。
トによった。
【0022】表1から明らかなように、本願発明による
トリコット両面起毛布は、ボリューム感があり、手触り
風合いにも優れる上、適度なシープ状を有する外観を持
ち、ピリング性にも優れる両面起毛布である。これらに
対し比較例による起毛布は、ピリング性には優れるもの
の、外観、ボリューム感、風合のいずれもが本発明によ
る起毛布よりも劣り、本発明の目的を達成するには不満
足なトリコット両面起毛布であることを表1は示してい
る。
トリコット両面起毛布は、ボリューム感があり、手触り
風合いにも優れる上、適度なシープ状を有する外観を持
ち、ピリング性にも優れる両面起毛布である。これらに
対し比較例による起毛布は、ピリング性には優れるもの
の、外観、ボリューム感、風合のいずれもが本発明によ
る起毛布よりも劣り、本発明の目的を達成するには不満
足なトリコット両面起毛布であることを表1は示してい
る。
【0023】
【発明の効果】本発明のトリコット両面起毛布は以上詳
述したように、外観品位とボリューム感,手触り感,ピ
リング性のすべてに優れ、又、軽量で保温性も良好であ
る両面起毛布であり、プリントなどの加工を行なわなく
ても高級感を十分に確保し得る起毛布である。
述したように、外観品位とボリューム感,手触り感,ピ
リング性のすべてに優れ、又、軽量で保温性も良好であ
る両面起毛布であり、プリントなどの加工を行なわなく
ても高級感を十分に確保し得る起毛布である。
【0024】
【表1】
【図1】本発明のトリコット両面起毛布の断面図。
A─立毛糸の乱毛状交絡部 B─捲縮状非交絡部 C─地組織 D─裏面の乱毛状交絡部
Claims (1)
- 【請求項1】 地組織の片面又は両面の立毛組織が、地
組織に対して90°未満の角度で立毛されて成る下部立
毛糸の捲縮状非交絡部と、上部立毛糸の乱毛状交絡部と
から構成されてなることを特徴とするトリコット両面起
毛布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27097094A JPH08134772A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | トリコット両面起毛布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27097094A JPH08134772A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | トリコット両面起毛布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08134772A true JPH08134772A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17493573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27097094A Withdrawn JPH08134772A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | トリコット両面起毛布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08134772A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110059288A1 (en) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Shavel Jonathan G | Flannel sheeting fabric for use in home textiles |
| JP2017186709A (ja) * | 2016-04-08 | 2017-10-12 | 東洋紡Stc株式会社 | 表裏ともに均一な表面品位を有する編物 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27097094A patent/JPH08134772A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110059288A1 (en) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Shavel Jonathan G | Flannel sheeting fabric for use in home textiles |
| JP2017186709A (ja) * | 2016-04-08 | 2017-10-12 | 東洋紡Stc株式会社 | 表裏ともに均一な表面品位を有する編物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |