JPH0813594A - 衛生器具の排水管への接続構造 - Google Patents
衛生器具の排水管への接続構造Info
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- JPH0813594A JPH0813594A JP6171996A JP17199694A JPH0813594A JP H0813594 A JPH0813594 A JP H0813594A JP 6171996 A JP6171996 A JP 6171996A JP 17199694 A JP17199694 A JP 17199694A JP H0813594 A JPH0813594 A JP H0813594A
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- Japan
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- floor
- shape
- drain pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】便器と排水管の接続に関し、シールを確実に行
うことができ且つ施工が容易な接続構造を提供する。 【構成】床フランジ18を排水管22に接続した状態で
床面17に固定する一方、便器10の床載置部12と床
フランジ18とを間に環状のシール部材28を介在させ
てシールを行うに際し、シール部材28として加硫ゴム
から成るものを用いるとともにその上端部を吸盤形状に
形成し、その吸盤形状部30を便器10の床載置部12
裏面の被接触面13に接触させる。また吸盤形状部30
の下側に膨出形状部40を形成する一方、床フランジ1
8に凹曲面形状の着座部48を形成し、着座部48に対
し膨出形状部40を着座させる。更にシール部材28の
下端部に係合凸部42,回止凸部44を形成する一方、
床フランジ18に係合溝50,嵌合凹部52を形成し、
係合凸部42を嵌合溝50に係入させるとともに、回止
凸部44を嵌合凹部52に嵌合させる。
うことができ且つ施工が容易な接続構造を提供する。 【構成】床フランジ18を排水管22に接続した状態で
床面17に固定する一方、便器10の床載置部12と床
フランジ18とを間に環状のシール部材28を介在させ
てシールを行うに際し、シール部材28として加硫ゴム
から成るものを用いるとともにその上端部を吸盤形状に
形成し、その吸盤形状部30を便器10の床載置部12
裏面の被接触面13に接触させる。また吸盤形状部30
の下側に膨出形状部40を形成する一方、床フランジ1
8に凹曲面形状の着座部48を形成し、着座部48に対
し膨出形状部40を着座させる。更にシール部材28の
下端部に係合凸部42,回止凸部44を形成する一方、
床フランジ18に係合溝50,嵌合凹部52を形成し、
係合凸部42を嵌合溝50に係入させるとともに、回止
凸部44を嵌合凹部52に嵌合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は便器等衛生器具の排水
管への接続構造に関し、詳しくはシール性の向上のため
の技術手段に特徴を有するものに関する。
管への接続構造に関し、詳しくはシール性の向上のため
の技術手段に特徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】便器を床面に設置するに際して、これを
排水管に接続するための接続構造として従来図6に示す
ような接続構造が用いられている。図において100は
便器102の下端部に設けられた床載置部であって、水
平方向に延出する延出部104とその先端において立ち
下がる立下り部106とを備え、その立下り部106の
下端が床面118に当接状態に載置されている。
排水管に接続するための接続構造として従来図6に示す
ような接続構造が用いられている。図において100は
便器102の下端部に設けられた床載置部であって、水
平方向に延出する延出部104とその先端において立ち
下がる立下り部106とを備え、その立下り部106の
下端が床面118に当接状態に載置されている。
【0003】108は便器102、具体的にはその排水
口110と排水管112とを接続するための床フランジ
で、円筒部114を排水管112に嵌入させる状態でビ
ス116等固定具にて床面118に固定される一方、ボ
ルト119等の締結具にて便器102の床載置部100
に締結されている。
口110と排水管112とを接続するための床フランジ
で、円筒部114を排水管112に嵌入させる状態でビ
ス116等固定具にて床面118に固定される一方、ボ
ルト119等の締結具にて便器102の床載置部100
に締結されている。
【0004】120は床フランジ108と便器102と
の間に介在させられた環状のシール部材であって、床フ
ランジ108と便器102との間を水密にシールしてい
る。このシール部材120は未加硫のブチルゴムから成
る粘着質の且つ可塑性の部材であって、便器102設置
時に床フランジ108と便器102の床載置部100と
の間で押し潰され、それらの間を隙間なく水密にシール
する。
の間に介在させられた環状のシール部材であって、床フ
ランジ108と便器102との間を水密にシールしてい
る。このシール部材120は未加硫のブチルゴムから成
る粘着質の且つ可塑性の部材であって、便器102設置
時に床フランジ108と便器102の床載置部100と
の間で押し潰され、それらの間を隙間なく水密にシール
する。
【0005】この接続構造にあっては、床フランジ10
8を床面118に固定した上、その上にシール部材12
0を載せ、そしてそのシール部材120を潰すようにし
て便器102を床面118に載置し、ボルト119にて
便器102と床フランジ108とを固定する。
8を床面118に固定した上、その上にシール部材12
0を載せ、そしてそのシール部材120を潰すようにし
て便器102を床面118に載置し、ボルト119にて
便器102と床フランジ108とを固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの接続
構造の場合、便器102を床面118に設置すべくこれ
を最初に床面118に載置したとき、その位置が最適位
置であれば特に問題はないが、載置した位置が最適位置
でなく、そこで便器102を置き直したような場合にシ
ールが十分に行われなくなるといった問題がある。
構造の場合、便器102を床面118に設置すべくこれ
を最初に床面118に載置したとき、その位置が最適位
置であれば特に問題はないが、載置した位置が最適位置
でなく、そこで便器102を置き直したような場合にシ
ールが十分に行われなくなるといった問題がある。
【0007】例えば便器102を床面118に載置した
ところ、床面118のタイルの目地に合わなかったりし
て、便器102を目地の合った位置に置き直したような
場合、シール部材120は便器102の最初の(第1回
目の)載置によって既に潰れてしまって変形しているた
め、改めて便器102を置き直したときにシール部材1
20が床フランジ108及び便器102の床載置部10
0に対して十分に密着してくれず、シール性が不十分と
なったりする問題を生ずるのである。
ところ、床面118のタイルの目地に合わなかったりし
て、便器102を目地の合った位置に置き直したような
場合、シール部材120は便器102の最初の(第1回
目の)載置によって既に潰れてしまって変形しているた
め、改めて便器102を置き直したときにシール部材1
20が床フランジ108及び便器102の床載置部10
0に対して十分に密着してくれず、シール性が不十分と
なったりする問題を生ずるのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、床フランジを排水管に接続した状態で床面に
固定する一方、便器等衛生器具の排水口を該排水管に対
応する位置に位置させる状態で該衛生器具の床載置部を
床面に載置し、それら床載置部と床フランジとを間に環
状のシール部材を介在させた状態で締結具にて締結して
成る衛生器具の排水管への接続構造において、前記シー
ル部材として加硫ゴムから成るものを用いるとともに、
該シール部材の上端部形状を、横断面形状が内周側及び
外周側の薄肉の各リップの間に上向きの浅い凹陥部を有
する形状を成す、周方向に連続した吸盤形状に形成し、
該吸盤形状部を前記衛生器具の床載置部裏面の被接触面
に接触させるように成したことを特徴とする(請求項
1)。
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、床フランジを排水管に接続した状態で床面に
固定する一方、便器等衛生器具の排水口を該排水管に対
応する位置に位置させる状態で該衛生器具の床載置部を
床面に載置し、それら床載置部と床フランジとを間に環
状のシール部材を介在させた状態で締結具にて締結して
成る衛生器具の排水管への接続構造において、前記シー
ル部材として加硫ゴムから成るものを用いるとともに、
該シール部材の上端部形状を、横断面形状が内周側及び
外周側の薄肉の各リップの間に上向きの浅い凹陥部を有
する形状を成す、周方向に連続した吸盤形状に形成し、
該吸盤形状部を前記衛生器具の床載置部裏面の被接触面
に接触させるように成したことを特徴とする(請求項
1)。
【0009】本願の別の発明は、請求項1の接続構造に
おいて、前記シール部材における前記吸盤形状部の下側
に、径方向外方に湾曲状に膨出し且つ周方向に連続した
膨出形状部を形成する一方、前記床フランジに、横断面
形状が該膨出形状部の該シール部材における軸心方向の
圧縮形状に対応した凹曲面形状を成し且つ周方向に連続
する着座部を形成し、該着座部に対し該膨出形状部を着
座させるように成したことを特徴とする(請求項2)。
おいて、前記シール部材における前記吸盤形状部の下側
に、径方向外方に湾曲状に膨出し且つ周方向に連続した
膨出形状部を形成する一方、前記床フランジに、横断面
形状が該膨出形状部の該シール部材における軸心方向の
圧縮形状に対応した凹曲面形状を成し且つ周方向に連続
する着座部を形成し、該着座部に対し該膨出形状部を着
座させるように成したことを特徴とする(請求項2)。
【0010】本願の更に別の発明は、請求項1又は2の
接続構造において、前記環状のシール部材の下端部に、
径方向外方に突出する係合凸部を周方向に沿って部分的
に若しくは全体的に形成する一方、前記床フランジに、
径方向外方に凹陥する形状の係合溝を該係合凸部の形成
部位に対応する部位に形成し、該係合凸部を該係合溝に
係入させて該シール部材の抜止め及び軸心位置の位置決
めを成したことを特徴とする(請求項3)。
接続構造において、前記環状のシール部材の下端部に、
径方向外方に突出する係合凸部を周方向に沿って部分的
に若しくは全体的に形成する一方、前記床フランジに、
径方向外方に凹陥する形状の係合溝を該係合凸部の形成
部位に対応する部位に形成し、該係合凸部を該係合溝に
係入させて該シール部材の抜止め及び軸心位置の位置決
めを成したことを特徴とする(請求項3)。
【0011】本願の更に別の発明は、請求項1ないし3
の何れかに記載の接続構造において、前記シール部材の
下端部に、径方向外方に突出する回止凸部を周方向に沿
って部分的に形成する一方、前記床フランジの対応する
部位に該回止凸部を嵌合させる嵌合凹部を形成し、それ
ら回止凸部と嵌合凹部との嵌合せ構造に基づいて該シー
ル部材の回止めを成したことを特徴とする(請求項
4)。
の何れかに記載の接続構造において、前記シール部材の
下端部に、径方向外方に突出する回止凸部を周方向に沿
って部分的に形成する一方、前記床フランジの対応する
部位に該回止凸部を嵌合させる嵌合凹部を形成し、それ
ら回止凸部と嵌合凹部との嵌合せ構造に基づいて該シー
ル部材の回止めを成したことを特徴とする(請求項
4)。
【0012】本願の更に別の発明は、請求項1ないし4
の何れかに記載の接続構造において、前記シール部材の
下端面に薄肉のリブを周方向に沿って連続した環状に形
成し、該リブを前記床フランジの被接触面に押圧接触さ
せるように成したことを特徴とする(請求項5)。
の何れかに記載の接続構造において、前記シール部材の
下端面に薄肉のリブを周方向に沿って連続した環状に形
成し、該リブを前記床フランジの被接触面に押圧接触さ
せるように成したことを特徴とする(請求項5)。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、シール部材として弾性変形能、即ち形状復元能を有
する加硫ゴムから成るものを用い、且つその上端部形状
を、内周側及び外周側の薄肉のリップの間に上向きの浅
い凹陥部を有する吸盤形状部と成し、これを便器の床載
置部裏面の被接触面に接触させるようにしたものであ
る。
は、シール部材として弾性変形能、即ち形状復元能を有
する加硫ゴムから成るものを用い、且つその上端部形状
を、内周側及び外周側の薄肉のリップの間に上向きの浅
い凹陥部を有する吸盤形状部と成し、これを便器の床載
置部裏面の被接触面に接触させるようにしたものであ
る。
【0014】本発明によれば、可塑性のシール部材を用
いた従来の接続構造のように便器等衛生器具の最初の載
置によってシール部材が潰れてしまうといったことがな
く、何回か便器等の置き直しを行った場合にもその都度
シール部材が形状復元し、床フランジと便器との間を水
密にシールする。従って便器等の置き直しによってシー
ル性が損なわれるといった不都合を生じない。
いた従来の接続構造のように便器等衛生器具の最初の載
置によってシール部材が潰れてしまうといったことがな
く、何回か便器等の置き直しを行った場合にもその都度
シール部材が形状復元し、床フランジと便器との間を水
密にシールする。従って便器等の置き直しによってシー
ル性が損なわれるといった不都合を生じない。
【0015】しかもシール部材の上端部は吸盤形状、即
ち内周側のリップと外周側の薄肉のリップとの間に凹陥
部を有する形状とされているため、この吸盤形状部が便
器等衛生器具の床載置部の被接触面の小刻みな凹凸を吸
収して、便器等における床載置部の被接触面に十分に密
着し、シールを確実に行う。尚、その床載置部の被接触
面がある程度平滑な面であれば、吸盤形状部が便器等の
床載置部の被接触面に吸着固定された状態となってより
確実なシールが行われる利点がある。
ち内周側のリップと外周側の薄肉のリップとの間に凹陥
部を有する形状とされているため、この吸盤形状部が便
器等衛生器具の床載置部の被接触面の小刻みな凹凸を吸
収して、便器等における床載置部の被接触面に十分に密
着し、シールを確実に行う。尚、その床載置部の被接触
面がある程度平滑な面であれば、吸盤形状部が便器等の
床載置部の被接触面に吸着固定された状態となってより
確実なシールが行われる利点がある。
【0016】請求項2の発明は、シール部材における上
記吸盤形状部の下側に、径方向外方に湾曲状に膨出する
膨出形状部を形成する一方、床フランジに凹曲面形状の
着座部を形成し、その膨出形状部をこの着座部に着座さ
せるようになしたもので、本発明によればシール部材を
広い面積に亘って床フランジに接触させることができ、
シール性を高めることができる。
記吸盤形状部の下側に、径方向外方に湾曲状に膨出する
膨出形状部を形成する一方、床フランジに凹曲面形状の
着座部を形成し、その膨出形状部をこの着座部に着座さ
せるようになしたもので、本発明によればシール部材を
広い面積に亘って床フランジに接触させることができ、
シール性を高めることができる。
【0017】請求項3の発明は、シール部材の下端部に
係合凸部を形成する一方、床フランジに凹陥形状の係合
溝を形成して、その係合溝にシール部材の係合凸部を係
入させるようになしたもので、本発明によればシール部
材を床フランジに対して予め定めた位置に容易に位置決
めし且つ抜止めすることができ、これによりシール部材
を最適位置に位置させることができ、シール性を高める
ことができる。
係合凸部を形成する一方、床フランジに凹陥形状の係合
溝を形成して、その係合溝にシール部材の係合凸部を係
入させるようになしたもので、本発明によればシール部
材を床フランジに対して予め定めた位置に容易に位置決
めし且つ抜止めすることができ、これによりシール部材
を最適位置に位置させることができ、シール性を高める
ことができる。
【0018】請求項4の発明は、シール部材に回止凸部
を形成する一方、床フランジに嵌合凹部を形成し、それ
らを嵌め合せるように成したもので、本発明によればシ
ール部材の回転方向の位置ずれを防止でき、ひいてはシ
ール部材の回転位置ずれに基づくシール部材の床フラン
ジからの離脱、更にこれに起因するシール不良を防止す
ることができる。
を形成する一方、床フランジに嵌合凹部を形成し、それ
らを嵌め合せるように成したもので、本発明によればシ
ール部材の回転方向の位置ずれを防止でき、ひいてはシ
ール部材の回転位置ずれに基づくシール部材の床フラン
ジからの離脱、更にこれに起因するシール不良を防止す
ることができる。
【0019】そして特にシール部材に対して上記係合凸
部とかかる回止凸部を形成する一方、床フランジに対し
て上記係合溝と嵌合凹部を形成し、それらを係合及び嵌
合させた場合、シール部材の種々の方向への位置ずれを
防止でき、シール性を効果的に高めることができる。
部とかかる回止凸部を形成する一方、床フランジに対し
て上記係合溝と嵌合凹部を形成し、それらを係合及び嵌
合させた場合、シール部材の種々の方向への位置ずれを
防止でき、シール性を効果的に高めることができる。
【0020】請求項5の発明は、シール部材の下端面に
薄肉のリブを周方向に沿って連続した環状に形成し、こ
の薄肉のリブを床フランジの被接触面に押圧接触させる
ようになしたもので、本発明によればこのリブにおいて
も良好なシール性を確保することができる利点が得られ
る。
薄肉のリブを周方向に沿って連続した環状に形成し、こ
の薄肉のリブを床フランジの被接触面に押圧接触させる
ようになしたもので、本発明によればこのリブにおいて
も良好なシール性を確保することができる利点が得られ
る。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において、10は衛生器具としての洋風
便器で下端部に床載置部12が設けられている。床載置
部12は、水平方向に延出する延出部14と、その先端
部において立ち下がる立下り部16とから成っており、
その立下り部16の下端を床面17に当接させる状態に
床面17上に載置される形態とされている。
説明する。図2において、10は衛生器具としての洋風
便器で下端部に床載置部12が設けられている。床載置
部12は、水平方向に延出する延出部14と、その先端
部において立ち下がる立下り部16とから成っており、
その立下り部16の下端を床面17に当接させる状態に
床面17上に載置される形態とされている。
【0022】18は便器10の排水口20と排水管22
とを接続するための床フランジであって、図1,図4に
も示しているように排水管22の内部に嵌入される円筒
部23と鍔状部24とを有している。鍔状部24は、図
4に示しているように円盤体を平行な切落面26で切り
落した形状をなしている。
とを接続するための床フランジであって、図1,図4に
も示しているように排水管22の内部に嵌入される円筒
部23と鍔状部24とを有している。鍔状部24は、図
4に示しているように円盤体を平行な切落面26で切り
落した形状をなしている。
【0023】図2において、28は便器10の床載置部
12と床フランジ18との間に介在させられるシール部
材である。シール部材28は弾性変形能、つまり形状復
元能を有する加硫ゴム(この例ではEPDMゴム)から
成る円環状の部材であって、図1,3,4,5に示して
いるように上端部に吸盤形状部30を有している。
12と床フランジ18との間に介在させられるシール部
材である。シール部材28は弾性変形能、つまり形状復
元能を有する加硫ゴム(この例ではEPDMゴム)から
成る円環状の部材であって、図1,3,4,5に示して
いるように上端部に吸盤形状部30を有している。
【0024】吸盤形状部30は、図3(A)及び図5
(イ)に示しているように横断面形状が薄肉の内周側の
リップ32と、外周側のリップ34と、それらの間の浅
い上向きの凹陥状の且つ底面がなだらかな湾曲面を成す
凹陥部36とを有する形状を成し、周方向に連続した環
状形態とされている。
(イ)に示しているように横断面形状が薄肉の内周側の
リップ32と、外周側のリップ34と、それらの間の浅
い上向きの凹陥状の且つ底面がなだらかな湾曲面を成す
凹陥部36とを有する形状を成し、周方向に連続した環
状形態とされている。
【0025】ここで内周側及び外周側の各リップ32,
34は、先端側に進むにつれて肉厚が薄くなっており、
上記床載置部12の裏側の被接触面13に対して柔らか
に接触するようになっている(図5(ロ)参照)。
34は、先端側に進むにつれて肉厚が薄くなっており、
上記床載置部12の裏側の被接触面13に対して柔らか
に接触するようになっている(図5(ロ)参照)。
【0026】このシール部材28においては、吸盤形状
部30の下側に厚みの薄いネック部38に続いて膨出形
状部40が形成されている。膨出形状部40は、横断面
形状が径方向外方に湾曲状に膨出する形状をなし且つ周
方向に連続した形態をなしている。
部30の下側に厚みの薄いネック部38に続いて膨出形
状部40が形成されている。膨出形状部40は、横断面
形状が径方向外方に湾曲状に膨出する形状をなし且つ周
方向に連続した形態をなしている。
【0027】シール部材28の下端部には、図3(D)
及び図5に示しているように横断面形状が径方向外方に
突出する形状の係合凸部42が周方向に沿って形成され
ており、更にこの係合凸部42と42との間の部分(周
方向における間の部分)に、厚肉の回止凸部44(図4
参照)が形成されている。また更にシール部材28の下
端面には、内外2条の薄肉のリブ46が周方向に沿って
環状に突出形成されている。
及び図5に示しているように横断面形状が径方向外方に
突出する形状の係合凸部42が周方向に沿って形成され
ており、更にこの係合凸部42と42との間の部分(周
方向における間の部分)に、厚肉の回止凸部44(図4
参照)が形成されている。また更にシール部材28の下
端面には、内外2条の薄肉のリブ46が周方向に沿って
環状に突出形成されている。
【0028】一方上記床フランジ18の鍔状部24に
は、図1に示しているように上記シール部材28の膨出
形状部40に対応する位置において、横断面形状が凹曲
面をなす着座部48が形成されており、この着座部48
に対して膨出形状部40が着座させられるようになって
いる。ここで着座部48は、膨出形状部40の上下方向
(シール部材28における軸心方向)の圧縮形状に対応
した形状とされている。
は、図1に示しているように上記シール部材28の膨出
形状部40に対応する位置において、横断面形状が凹曲
面をなす着座部48が形成されており、この着座部48
に対して膨出形状部40が着座させられるようになって
いる。ここで着座部48は、膨出形状部40の上下方向
(シール部材28における軸心方向)の圧縮形状に対応
した形状とされている。
【0029】着座部48の下側には、横断面形状が径方
向外方に凹陥する形状の係合溝50が周方向に沿って形
成されており、またそれら係合溝50の間の部分におい
て、具体的には上記回止凸部44に対応する位置におい
て、嵌合凹部52が形成されている。
向外方に凹陥する形状の係合溝50が周方向に沿って形
成されており、またそれら係合溝50の間の部分におい
て、具体的には上記回止凸部44に対応する位置におい
て、嵌合凹部52が形成されている。
【0030】ここで嵌合凹部52は、係合溝50を形成
する内方への突条部51(図5(ロ)参照)を一部切り
欠いて形成したものである。尚、上記シール部材28の
回止凸部44は、係合凸部42を形成する溝43(図3
(D)参照)を一部埋めた形態のものである。
する内方への突条部51(図5(ロ)参照)を一部切り
欠いて形成したものである。尚、上記シール部材28の
回止凸部44は、係合凸部42を形成する溝43(図3
(D)参照)を一部埋めた形態のものである。
【0031】床フランジ18の鍔状部24は、また、図
4(B)に示しているように床フランジ18と便器10
の床載置部12とを締結するためのボルト54(図1参
照)の矩形板状の頭部56を通すための開口58と、開
口58に連続した円弧状の係合溝60及び係合溝60の
上面で開口する円弧状且つ長孔形状の挿通口62を有
し、この挿通口62よりボルト54の軸部を上向きに突
出させ得るようになっている。
4(B)に示しているように床フランジ18と便器10
の床載置部12とを締結するためのボルト54(図1参
照)の矩形板状の頭部56を通すための開口58と、開
口58に連続した円弧状の係合溝60及び係合溝60の
上面で開口する円弧状且つ長孔形状の挿通口62を有
し、この挿通口62よりボルト54の軸部を上向きに突
出させ得るようになっている。
【0032】尚、図4において64はボルト頭部56の
位置及び向きを規制する爪であり、66はこの爪64を
有するプレート片である。プレート片66は、図4
(A)に示しているように鍔状部24の下面に固定され
ている。また爪64はプレート片66の上面に上向き突
出状に形成されている。
位置及び向きを規制する爪であり、66はこの爪64を
有するプレート片である。プレート片66は、図4
(A)に示しているように鍔状部24の下面に固定され
ている。また爪64はプレート片66の上面に上向き突
出状に形成されている。
【0033】図1において、72は床フランジ18と排
水管22との間をシールするリング状のシール部材であ
って、この例では未加硫ブチルゴムから成る上下両側の
可塑性の粘着質層74と、それらの間の加硫ゴム(EP
DMゴム)から成る弾性発泡体層76とのサンドイッチ
構造をなしている。
水管22との間をシールするリング状のシール部材であ
って、この例では未加硫ブチルゴムから成る上下両側の
可塑性の粘着質層74と、それらの間の加硫ゴム(EP
DMゴム)から成る弾性発泡体層76とのサンドイッチ
構造をなしている。
【0034】次に本例において便器10を設置する際の
接続手順について説明する。図1に示しているように、
先ず被施工面である床面17とほぼ同じ高さに配設され
た排水管22の上端面と床フランジ18の鍔状部24と
の間にシール部材72を介在させる状態で、且つ床フラ
ンジ18の円筒部23を排水管22内部に嵌入させる状
態で、床フランジ18を床面17上にセットし、そして
ビス等で床面17にこれを固定する。
接続手順について説明する。図1に示しているように、
先ず被施工面である床面17とほぼ同じ高さに配設され
た排水管22の上端面と床フランジ18の鍔状部24と
の間にシール部材72を介在させる状態で、且つ床フラ
ンジ18の円筒部23を排水管22内部に嵌入させる状
態で、床フランジ18を床面17上にセットし、そして
ビス等で床面17にこれを固定する。
【0035】その後、床フランジ18の係合溝50,嵌
合凹部52へ、シール部材28の係合凸部42,回止凸
部44をそれぞれ嵌め込む。これによりシール部材28
が抜け止めされ、また回転方向や種々の方向への位置ず
れが防止される。尚、シール部材28は予め床フランジ
18に装着しておいても良い。
合凹部52へ、シール部材28の係合凸部42,回止凸
部44をそれぞれ嵌め込む。これによりシール部材28
が抜け止めされ、また回転方向や種々の方向への位置ず
れが防止される。尚、シール部材28は予め床フランジ
18に装着しておいても良い。
【0036】一方ボルト54の頭部56を床フランジ1
8の開口58へ挿入し、挿通口62に沿ってプレート片
66に向って移動させる。このときボルト54の頭部5
6を2つの爪64の間に位置させることによって、ボル
ト54を鍔状部24から上向きに軸部を突出させた状態
で位置及び向きを規制できる。
8の開口58へ挿入し、挿通口62に沿ってプレート片
66に向って移動させる。このときボルト54の頭部5
6を2つの爪64の間に位置させることによって、ボル
ト54を鍔状部24から上向きに軸部を突出させた状態
で位置及び向きを規制できる。
【0037】そしてボルト54の突出した軸部へ便器1
0の延出部14に形成された穴68を嵌め込み、ナット
70,座金71で床フランジ18へ便器10を固定す
る。このとき、シール部材28は便器10の自重とボル
ト54,ナット70の締結力により圧縮され、これによ
り便器10と床フランジ18との間が水密にシールされ
る。
0の延出部14に形成された穴68を嵌め込み、ナット
70,座金71で床フランジ18へ便器10を固定す
る。このとき、シール部材28は便器10の自重とボル
ト54,ナット70の締結力により圧縮され、これによ
り便器10と床フランジ18との間が水密にシールされ
る。
【0038】本例においては、シール部材28として形
状復元能を有する加硫ゴムを用いているため、何回かの
便器10の置き直しを行った場合にもその都度シール部
材28が形状復元し、床フランジ18と便器10との間
を水密にシールすることができる。従って可塑性のシー
ル部材を用いた従来の接続構造のように、便器の最初の
載置によってシール部材が潰れてしまい、便器の置き直
しによってシール性が損なわれるといった不都合を生じ
ない。
状復元能を有する加硫ゴムを用いているため、何回かの
便器10の置き直しを行った場合にもその都度シール部
材28が形状復元し、床フランジ18と便器10との間
を水密にシールすることができる。従って可塑性のシー
ル部材を用いた従来の接続構造のように、便器の最初の
載置によってシール部材が潰れてしまい、便器の置き直
しによってシール性が損なわれるといった不都合を生じ
ない。
【0039】またシール部材28の上端部は吸盤形状部
30とされているため、この吸盤形状部30が便器10
の床載置部12の裏側の被接触面13の小刻みな凹凸を
吸収して被接触面13に十分に密着し、シールを確実に
行うことができる。
30とされているため、この吸盤形状部30が便器10
の床載置部12の裏側の被接触面13の小刻みな凹凸を
吸収して被接触面13に十分に密着し、シールを確実に
行うことができる。
【0040】本例においては、シール部材28に膨出形
状部40が形成され、且つ床フランジ18に形成された
着座部48がシール部材28の膨出形状部40の圧縮形
状に対応した形状とされているため、便器10を床フラ
ンジ18に載置する際、シール部材28を膨出形状部4
0において広い面積に亘って床フランジ18に接触させ
ることができ、シールを良好に行うことができる。
状部40が形成され、且つ床フランジ18に形成された
着座部48がシール部材28の膨出形状部40の圧縮形
状に対応した形状とされているため、便器10を床フラ
ンジ18に載置する際、シール部材28を膨出形状部4
0において広い面積に亘って床フランジ18に接触させ
ることができ、シールを良好に行うことができる。
【0041】更にこのシール部材28の下端面の2条の
リブ46が床フランジ18の被接触面に押圧接触させら
れるため、このリブ46において良好なシール性が確保
される。
リブ46が床フランジ18の被接触面に押圧接触させら
れるため、このリブ46において良好なシール性が確保
される。
【0042】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は便器以外の排水口を有す
る流し,その他の衛生器具の設置に際しても適用可能で
あるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において
様々な変更を加えた形態で構成可能である。
くまで一例示であり、本発明は便器以外の排水口を有す
る流し,その他の衛生器具の設置に際しても適用可能で
あるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において
様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図1】本発明の一実施例である便器の排水管への接続
構造の分解構成図である。
構造の分解構成図である。
【図2】図1の便器を設置し且つ排水管に接続した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1及び図2におけるシール部材の形状を示す
図である。
図である。
【図4】図1及び図2における床フランジをシール部材
装着状態で示す図である。
装着状態で示す図である。
【図5】同シール部材の作用を説明する図である。
【図6】従来の便器と排水管の接続構造を示す図であ
る。
る。
10 洋風便器 12 床載置部 17 床面 18 床フランジ 20 排水口 22 排水管 28,72 シール部材 30 吸盤形状部 40 膨出形状部 42 係合凸部 44 回止凸部 46 リブ 48 着座部 50 係合溝 52 嵌合凹部 54 ボルト
Claims (5)
- 【請求項1】 床フランジを排水管に接続した状態で床
面に固定する一方、便器等衛生器具の排水口を該排水管
に対応する位置に位置させる状態で該衛生器具の床載置
部を床面に載置し、それら床載置部と床フランジとを間
に環状のシール部材を介在させた状態で締結具にて締結
して成る衛生器具の排水管への接続構造において、 前記シール部材として加硫ゴムから成るものを用いると
ともに、該シール部材の上端部形状を、横断面形状が内
周側及び外周側の薄肉の各リップの間に上向きの浅い凹
陥部を有する形状を成す、周方向に連続した吸盤形状に
形成し、該吸盤形状部を前記衛生器具の床載置部裏面の
被接触面に接触させるように成したことを特徴とする衛
生器具の排水管への接続構造。 - 【請求項2】 請求項1の接続構造において、前記シー
ル部材における前記吸盤形状部の下側に、径方向外方に
湾曲状に膨出し且つ周方向に連続した膨出形状部を形成
する一方、前記床フランジに、横断面形状が該膨出形状
部の該シール部材における軸心方向の圧縮形状に対応し
た凹曲面形状を成し且つ周方向に連続する着座部を形成
し、該着座部に対し該膨出形状部を着座させるように成
したことを特徴とする衛生器具の排水管への接続構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2の接続構造において、前
記環状のシール部材の下端部に、径方向外方に突出する
係合凸部を周方向に沿って部分的に若しくは全体的に形
成する一方、前記床フランジに、径方向外方に凹陥する
形状の係合溝を該係合凸部の形成部位に対応する部位に
形成し、該係合凸部を該係合溝に係入させて該シール部
材の抜止め及び軸心位置の位置決めを成したことを特徴
とする衛生器具の排水管への接続構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の接続
構造において、前記シール部材の下端部に、径方向外方
に突出する回止凸部を周方向に沿って部分的に形成する
一方、前記床フランジの対応する部位に該回止凸部を嵌
合させる嵌合凹部を形成し、それら回止凸部と嵌合凹部
との嵌合せ構造に基づいて該シール部材の回止めを成し
たことを特徴とする衛生器具の排水管への接続構造。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかに記載の接続
構造において、前記シール部材の下端面に薄肉のリブを
周方向に沿って連続した環状に形成し、該リブを前記床
フランジの被接触面に押圧接触させるように成したこと
を特徴とする衛生器具の排水管への接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6171996A JPH0813594A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 衛生器具の排水管への接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6171996A JPH0813594A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 衛生器具の排水管への接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813594A true JPH0813594A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15933599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6171996A Pending JPH0813594A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 衛生器具の排水管への接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813594A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7624993B2 (en) | 2004-09-28 | 2009-12-01 | Kokoku Intech Co. Ltd. | Dual-membered suctional gasket |
| EP3336268A1 (en) * | 2013-02-01 | 2018-06-20 | Easy Sanitary Solutions B.V. | Sealing connector for pipes, such as for outlet pipes |
| JPWO2021024573A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | ||
| JP2024519634A (ja) * | 2022-04-21 | 2024-05-21 | リー、キクァン | 無限軌道用トラックのリンクシール及びその製造方法 |
| JP2025519792A (ja) * | 2022-08-12 | 2025-06-26 | チュワンチョウ コモー インテリジェント キッチン アンド バス カンパニー,リミテッド | トイレ装置 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6171996A patent/JPH0813594A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7624993B2 (en) | 2004-09-28 | 2009-12-01 | Kokoku Intech Co. Ltd. | Dual-membered suctional gasket |
| EP3336268A1 (en) * | 2013-02-01 | 2018-06-20 | Easy Sanitary Solutions B.V. | Sealing connector for pipes, such as for outlet pipes |
| JPWO2021024573A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | ||
| WO2021024573A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | 株式会社村田製作所 | Cpap装置 |
| US12364836B2 (en) | 2019-08-08 | 2025-07-22 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | CPAP device with sealing member between two detachable units |
| JP2024519634A (ja) * | 2022-04-21 | 2024-05-21 | リー、キクァン | 無限軌道用トラックのリンクシール及びその製造方法 |
| JP2025519792A (ja) * | 2022-08-12 | 2025-06-26 | チュワンチョウ コモー インテリジェント キッチン アンド バス カンパニー,リミテッド | トイレ装置 |
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