JPH0813646A - 区画壁構築用部材 - Google Patents
区画壁構築用部材Info
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- JPH0813646A JPH0813646A JP6164748A JP16474894A JPH0813646A JP H0813646 A JPH0813646 A JP H0813646A JP 6164748 A JP6164748 A JP 6164748A JP 16474894 A JP16474894 A JP 16474894A JP H0813646 A JPH0813646 A JP H0813646A
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層集合住宅における共用縦管収納部のよう
な小室を区画形成するための壁を構築するにあたって、
現場作業を著しく簡略化でき、しかも、色々な間取りに
経済的に対応しやすい区画壁構築用部材を提供する。 【構成】 現場打ちコンクリートにより建物と一体化さ
れる区画壁構築用部材Aであって、相対向するプレキャ
ストコンクリート製の壁部材4,4と、当該壁部材とは
別個に製造され、少なくとも一方の壁部材4の上部に接
合して上面にコンクリートを現場打ちすることにより相
対向する前記壁部材4,4間の床スラブ6を形成するハ
ーフプレキャストコンクリート製の床部材7とを備えて
いる。
な小室を区画形成するための壁を構築するにあたって、
現場作業を著しく簡略化でき、しかも、色々な間取りに
経済的に対応しやすい区画壁構築用部材を提供する。 【構成】 現場打ちコンクリートにより建物と一体化さ
れる区画壁構築用部材Aであって、相対向するプレキャ
ストコンクリート製の壁部材4,4と、当該壁部材とは
別個に製造され、少なくとも一方の壁部材4の上部に接
合して上面にコンクリートを現場打ちすることにより相
対向する前記壁部材4,4間の床スラブ6を形成するハ
ーフプレキャストコンクリート製の床部材7とを備えて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、多層集合住宅
における外部廊下側の外壁に設けられる共用縦管収納部
(所謂メーターボックス)などを区画形成するのに使用
される区画壁構築用部材に関するものである。
における外部廊下側の外壁に設けられる共用縦管収納部
(所謂メーターボックス)などを区画形成するのに使用
される区画壁構築用部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの現場打ちにより構築され
る外壁に連ねて共用縦管収納部のような小室を形成する
ための区画壁を構築する場合、従来では、外壁と同時に
区画壁まで現場打ちコンクリートで構築していた。
る外壁に連ねて共用縦管収納部のような小室を形成する
ための区画壁を構築する場合、従来では、外壁と同時に
区画壁まで現場打ちコンクリートで構築していた。
【0003】このため、型枠の形状が複雑になるばかり
でなく、狭小なスペース内で、配筋や型枠の組立を行う
ことになるので、作業性が非常に悪く、脱型も相当に面
倒なものとなっていた。
でなく、狭小なスペース内で、配筋や型枠の組立を行う
ことになるので、作業性が非常に悪く、脱型も相当に面
倒なものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、多層集合住宅における共用縦管収納部のような
小室を形成するための区画壁を構築するにあたって、現
場作業を著しく簡略化でき、しかも、色々な間取りに経
済的に対応しやすい区画壁構築用部材を提供するもので
ある。
発明は、多層集合住宅における共用縦管収納部のような
小室を形成するための区画壁を構築するにあたって、現
場作業を著しく簡略化でき、しかも、色々な間取りに経
済的に対応しやすい区画壁構築用部材を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりであ
る。即ち、本発明による区画壁構築用部材は、現場打ち
コンクリートにより建物と一体化される区画壁構築用部
材であって、相対向するプレキャストコンクリート製の
壁部材と、当該壁部材とは別個に製造され、少なくとも
一方の壁部材の上部に接合して上面にコンクリートを現
場打ちすることにより相対向する前記壁部材間の床スラ
ブを形成するハーフプレキャストコンクリート製の床部
材とを備えていることを特徴としている。
めに、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりであ
る。即ち、本発明による区画壁構築用部材は、現場打ち
コンクリートにより建物と一体化される区画壁構築用部
材であって、相対向するプレキャストコンクリート製の
壁部材と、当該壁部材とは別個に製造され、少なくとも
一方の壁部材の上部に接合して上面にコンクリートを現
場打ちすることにより相対向する前記壁部材間の床スラ
ブを形成するハーフプレキャストコンクリート製の床部
材とを備えていることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記の区画壁構築用部材を床面の所定位置に、
相対向する壁部材の後側面が建物の外壁等の躯体壁の型
枠に連なるように設置した状態で、床部材の上面や型枠
内にコンクリートを現場打ちすることにより、相対向す
る壁と、壁間の床スラブとを備えた小室を躯体壁に連ね
て形成することができる。
相対向する壁部材の後側面が建物の外壁等の躯体壁の型
枠に連なるように設置した状態で、床部材の上面や型枠
内にコンクリートを現場打ちすることにより、相対向す
る壁と、壁間の床スラブとを備えた小室を躯体壁に連ね
て形成することができる。
【0007】また、床部材と壁部材とを別個に製造し、
両者を互いに接合して区画壁構築用部材を構成するた
め、建物の間取りの都合上、小室の横幅を変えなければ
ならないような場合、床部材の横幅を変更するだけでこ
れに対応でき、壁部材については横幅の異なる小室を形
成する場合にも共通して利用されるから、壁部材の量産
による低コスト化が可能となり、種々の住戸の間取りに
経済的に対応できる。
両者を互いに接合して区画壁構築用部材を構成するた
め、建物の間取りの都合上、小室の横幅を変えなければ
ならないような場合、床部材の横幅を変更するだけでこ
れに対応でき、壁部材については横幅の異なる小室を形
成する場合にも共通して利用されるから、壁部材の量産
による低コスト化が可能となり、種々の住戸の間取りに
経済的に対応できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は多層集合住宅における各階の外部廊下1側
に突出させて設けた二住戸分の共用縦管収納部2を示
す。1aは、外部廊下1を支持する梁である。前記共用
縦管収納部2は、本発明に係る区画壁構築用部材Aを使
用して構築されたもので、図2に示すように、建物の外
壁(躯体壁)3を奥側の壁面とし、外部廊下1の一部を
床面とし、且つ、上階の外部廊下1の一部を天井面にす
る状態で、上記の外壁3に連設されている。
する。図1は多層集合住宅における各階の外部廊下1側
に突出させて設けた二住戸分の共用縦管収納部2を示
す。1aは、外部廊下1を支持する梁である。前記共用
縦管収納部2は、本発明に係る区画壁構築用部材Aを使
用して構築されたもので、図2に示すように、建物の外
壁(躯体壁)3を奥側の壁面とし、外部廊下1の一部を
床面とし、且つ、上階の外部廊下1の一部を天井面にす
る状態で、上記の外壁3に連設されている。
【0009】前記区画壁構築用部材Aは、現場打ちコン
クリートにより建物と一体化されるものであって、図2
〜図4に示すように、相対向するプレキャストコンクリ
ート製の壁部材4,4と、当該壁部材4,4とは別個に
製造され、壁部材4,4の上部内側面に接合して、上面
にコンクリート5を現場打ちすることにより相対向する
前記壁部材4,4間の床スラブ(上階の外部廊下1の一
部)6を形成するハーフプレキャストコンクリート製の
床部材7とを備えている。
クリートにより建物と一体化されるものであって、図2
〜図4に示すように、相対向するプレキャストコンクリ
ート製の壁部材4,4と、当該壁部材4,4とは別個に
製造され、壁部材4,4の上部内側面に接合して、上面
にコンクリート5を現場打ちすることにより相対向する
前記壁部材4,4間の床スラブ(上階の外部廊下1の一
部)6を形成するハーフプレキャストコンクリート製の
床部材7とを備えている。
【0010】より具体的に説明すると、前記壁部材4,
4は、夫々、矩形の平板状を呈し、各壁部材4の上部側
の内側面部には、吊り下げ金具を兼ねるジョイントプレ
ート8と、アングル状の受け金具9とが固着され、上面
部にはレベル調整ボルト10が図外のインサート金物に
螺合した状態に設けられている。
4は、夫々、矩形の平板状を呈し、各壁部材4の上部側
の内側面部には、吊り下げ金具を兼ねるジョイントプレ
ート8と、アングル状の受け金具9とが固着され、上面
部にはレベル調整ボルト10が図外のインサート金物に
螺合した状態に設けられている。
【0011】前記床部材7の前端には、プレキャストコ
ンクリート製の垂れ壁部分7aが一体成形されており、
垂れ壁部分7aと床部材7とでL字状部材11を構成し
ている。L字状部材11は、壁部材4の所定位置に前記
受け金具9を介してボルト連結されるようになってい
る。また、床部材7には、L字状部材11を予め工場で
生産する段階において、水道用やガス用、電線用、電話
線用など各種の共用縦管12を挿通するための複数個の
貫通孔13…が、設計上の所定位置に形成され、更に、
上部側を突出させる状態で立体トラス筋14が埋設され
ている。
ンクリート製の垂れ壁部分7aが一体成形されており、
垂れ壁部分7aと床部材7とでL字状部材11を構成し
ている。L字状部材11は、壁部材4の所定位置に前記
受け金具9を介してボルト連結されるようになってい
る。また、床部材7には、L字状部材11を予め工場で
生産する段階において、水道用やガス用、電線用、電話
線用など各種の共用縦管12を挿通するための複数個の
貫通孔13…が、設計上の所定位置に形成され、更に、
上部側を突出させる状態で立体トラス筋14が埋設され
ている。
【0012】尚、立体トラス筋14は、例えば、図5に
示すように、波形に折り曲げたラチス筋14aを、1本
の上弦材14bと2本の下弦材14cとにわたって溶接
して構成されている。前記貫通孔13は、図6や図7に
示すように、共用縦管12よりも直径がやゝ大であっ
て、貫通孔13の内面で且つ上面よりも低い位置(好ま
しくは、下面に近い位置)には、現場打ちコンクリート
に対する貫通孔成形用のボイド15を載置するための環
状の凸部16が一体成形されている。環状の凸部16の
内面によって形成される孔部17の内径は、共用縦管1
2よりも若干大きく設定されている。また、前記ボイド
15は、図7や図8に示すように、コンクリート5の打
設時に堰板として機能し、前記貫通孔13の上部に連な
る貫通孔18をコンクリート5の打設部に形成するもの
であって、紙製である。
示すように、波形に折り曲げたラチス筋14aを、1本
の上弦材14bと2本の下弦材14cとにわたって溶接
して構成されている。前記貫通孔13は、図6や図7に
示すように、共用縦管12よりも直径がやゝ大であっ
て、貫通孔13の内面で且つ上面よりも低い位置(好ま
しくは、下面に近い位置)には、現場打ちコンクリート
に対する貫通孔成形用のボイド15を載置するための環
状の凸部16が一体成形されている。環状の凸部16の
内面によって形成される孔部17の内径は、共用縦管1
2よりも若干大きく設定されている。また、前記ボイド
15は、図7や図8に示すように、コンクリート5の打
設時に堰板として機能し、前記貫通孔13の上部に連な
る貫通孔18をコンクリート5の打設部に形成するもの
であって、紙製である。
【0013】次に、下階側の共用縦管収納部2が既に構
築されているものとして、この共用縦管収納部2の上部
に連ねる状態で、上階側に共用縦管収納部2を構築する
場合の施工手順の一例について説明する。
築されているものとして、この共用縦管収納部2の上部
に連ねる状態で、上階側に共用縦管収納部2を構築する
場合の施工手順の一例について説明する。
【0014】先ず、図9に示すように、壁部材4を、そ
の内側面が上向きになるように平坦な場所に置き、この
状態で、壁部材4の所定位置に受け金具5を介してL字
状部材11をボルト連結する。
の内側面が上向きになるように平坦な場所に置き、この
状態で、壁部材4の所定位置に受け金具5を介してL字
状部材11をボルト連結する。
【0015】次いで、図10に示すように、一対の壁部
材4,4を後ろ倒しにして、各々の壁部材4,4を、そ
の端面と、L字状部材11,11における床部材7,7
の端面とによって平坦な場所に安定的に位置させる。そ
して、二つの壁部材4,4を所定の間隔で平行に配置
し、両壁部材4,4の二箇所を、アングル材等を利用し
て構成した仮設のつなぎ金物19,20で連結し、相対
向する壁部材4,4とL字状部材11,11とから成る
区画壁構築用部材Aを構成する。
材4,4を後ろ倒しにして、各々の壁部材4,4を、そ
の端面と、L字状部材11,11における床部材7,7
の端面とによって平坦な場所に安定的に位置させる。そ
して、二つの壁部材4,4を所定の間隔で平行に配置
し、両壁部材4,4の二箇所を、アングル材等を利用し
て構成した仮設のつなぎ金物19,20で連結し、相対
向する壁部材4,4とL字状部材11,11とから成る
区画壁構築用部材Aを構成する。
【0016】しかる後、図2に示すように、前記ジョイ
ントプレート8に吊り治具aのワイヤーbを掛けて上記
の区画壁構築用部材Aを図外の揚重機により吊り上げ、
左右の壁部材4,4を、既に構築された下階側の共用縦
管収納部2の壁部材4,4上面の予めレベル調整された
レベル調整ボルト10,10の上に建て込み、外部廊下
1と壁部材4,4との間にわたって、斜めにサポート部
材21を設けて、前記区画壁構築用部材Aの倒れを防止
する。
ントプレート8に吊り治具aのワイヤーbを掛けて上記
の区画壁構築用部材Aを図外の揚重機により吊り上げ、
左右の壁部材4,4を、既に構築された下階側の共用縦
管収納部2の壁部材4,4上面の予めレベル調整された
レベル調整ボルト10,10の上に建て込み、外部廊下
1と壁部材4,4との間にわたって、斜めにサポート部
材21を設けて、前記区画壁構築用部材Aの倒れを防止
する。
【0017】次いで、壁部材4,4の下部側を、下階側
の共用縦管収納部2の壁部材4に連設されたジョイント
プレート8に連結する。尚、上下の壁部材4,4間には
モルタル22が充填される。
の共用縦管収納部2の壁部材4に連設されたジョイント
プレート8に連結する。尚、上下の壁部材4,4間には
モルタル22が充填される。
【0018】そして、図2、図4に示すように、外壁3
用の型枠23と、上階側の小梁用の型枠24および廊下
用の型枠25を設けると共に、前記立体トラス筋14の
隣り合う上弦材14bと直交する状態にスラブ上端筋2
6を配筋し、小梁用型枠24の内部には梁筋27の配筋
を行う。図4に示す26aはスラブ下端筋である。尚、
図示しないが、外壁3の壁筋は、型枠23を設ける前に
配筋しておく。
用の型枠23と、上階側の小梁用の型枠24および廊下
用の型枠25を設けると共に、前記立体トラス筋14の
隣り合う上弦材14bと直交する状態にスラブ上端筋2
6を配筋し、小梁用型枠24の内部には梁筋27の配筋
を行う。図4に示す26aはスラブ下端筋である。尚、
図示しないが、外壁3の壁筋は、型枠23を設ける前に
配筋しておく。
【0019】次に、図4、図7に示すように、前記床部
材7の貫通孔13に上方からボイド15を嵌め込んで、
これを凸部16に載置する。そして、このボイド15の
下端を凸部16で支持し、外周面を貫通孔13の内面で
支持した状態で、前記スラブ上端筋26と梁筋27が埋
設されるように所定レベルまでコンクリート5を現場打
ちし、外壁3用の型枠23の内部にも壁コンクリートを
打設して、床部材7上のコンクリート5については、立
体トラス筋14を介して床部材7に一体化させ、壁部材
4及び床部材7については、壁コンクリートに一体化さ
せる。仮設のつなぎ金物19,20や斜めのサポート部
材21は、養生期間が経過した後、施工工程に合わせて
適当な時点で撤去し、他の箇所へと転用する。
材7の貫通孔13に上方からボイド15を嵌め込んで、
これを凸部16に載置する。そして、このボイド15の
下端を凸部16で支持し、外周面を貫通孔13の内面で
支持した状態で、前記スラブ上端筋26と梁筋27が埋
設されるように所定レベルまでコンクリート5を現場打
ちし、外壁3用の型枠23の内部にも壁コンクリートを
打設して、床部材7上のコンクリート5については、立
体トラス筋14を介して床部材7に一体化させ、壁部材
4及び床部材7については、壁コンクリートに一体化さ
せる。仮設のつなぎ金物19,20や斜めのサポート部
材21は、養生期間が経過した後、施工工程に合わせて
適当な時点で撤去し、他の箇所へと転用する。
【0020】尚、貫通孔13に挿通して凸部16に支持
させたボイド15の上端がコンクリート5の上面よりも
やゝ突出するように、ボイド15の長さを設定すること
は、現場打ちコンクリートが貫通孔13内にこぼれない
ようにする上で、望ましく、また、ボイド15の上部開
口を蓋体などで閉じることは、更に好ましい。
させたボイド15の上端がコンクリート5の上面よりも
やゝ突出するように、ボイド15の長さを設定すること
は、現場打ちコンクリートが貫通孔13内にこぼれない
ようにする上で、望ましく、また、ボイド15の上部開
口を蓋体などで閉じることは、更に好ましい。
【0021】そして、図8に示すように、上記コンクリ
ート5について所定の養生期間が経過した時点で、前記
ボイド15を抜き取り、前記貫通孔13の上部に連なる
貫通孔18をコンクリート5の打設部に形成する。
ート5について所定の養生期間が経過した時点で、前記
ボイド15を抜き取り、前記貫通孔13の上部に連なる
貫通孔18をコンクリート5の打設部に形成する。
【0022】しかる後、図11に示すように、予め、隙
間埋めの環状パッキン28を套嵌させた共用縦管12
を、前記貫通孔18,13に上方から挿通させるか、或
いは、前記貫通孔18,13に下方から共用縦管12を
挿通して、環状パッキン28を套嵌させるかし、この環
状パッキン28を押し込んで凸部16に着座させ、この
状態で、共用縦管12まわりの隙間にモルタル29を充
填する。
間埋めの環状パッキン28を套嵌させた共用縦管12
を、前記貫通孔18,13に上方から挿通させるか、或
いは、前記貫通孔18,13に下方から共用縦管12を
挿通して、環状パッキン28を套嵌させるかし、この環
状パッキン28を押し込んで凸部16に着座させ、この
状態で、共用縦管12まわりの隙間にモルタル29を充
填する。
【0023】一方、図1に示すように、共用縦管12か
ら各住戸への分岐管(図示せず)にメーター機器30を
取り付け、且つ、左右一対の壁部材4,4と外部廊下1
およびL字状部材11,11の垂れ壁部分7aによって
形成される開口部に、例えば観音開きの扉31を設け
て、前記共用縦管収納部2を構築するのである。
ら各住戸への分岐管(図示せず)にメーター機器30を
取り付け、且つ、左右一対の壁部材4,4と外部廊下1
およびL字状部材11,11の垂れ壁部分7aによって
形成される開口部に、例えば観音開きの扉31を設け
て、前記共用縦管収納部2を構築するのである。
【0024】上記の構成によれば、相対向するプレキャ
ストコンクリート製の壁部材4,4と、壁部材4,4の
上部に接合するハーフプレキャストコンクリート製の床
部材7,7とを備えたプレハブ化された区画壁構築用部
材Aを使用し、床部材7を打込み型枠にして、当該打込
み型枠とその上面側に現場打ちされたコンクリート5と
により前記床スラブ(上階の外部廊下1の一部)6を構
成し、この床スラブ6と、前記壁部材4,4と、建物の
外壁3とで、前記共用縦管収納部2を構成するので、共
用縦管収納部2のための型枠工事や配筋の作業が著しく
簡略化され、脱型も必要最小限の型枠だけで済み、短期
間に能率良く施工できる。
ストコンクリート製の壁部材4,4と、壁部材4,4の
上部に接合するハーフプレキャストコンクリート製の床
部材7,7とを備えたプレハブ化された区画壁構築用部
材Aを使用し、床部材7を打込み型枠にして、当該打込
み型枠とその上面側に現場打ちされたコンクリート5と
により前記床スラブ(上階の外部廊下1の一部)6を構
成し、この床スラブ6と、前記壁部材4,4と、建物の
外壁3とで、前記共用縦管収納部2を構成するので、共
用縦管収納部2のための型枠工事や配筋の作業が著しく
簡略化され、脱型も必要最小限の型枠だけで済み、短期
間に能率良く施工できる。
【0025】しかも、床部材7を工場で生産する際に、
貫通孔13の内面にボイド15を載置する凸部16を一
体成形するので、この凸部16の位置を正確に定めるこ
とができ、上下階の共用縦管収納部2における床スラブ
6の貫通孔13,18の整合性が高くなることから、上
下階で通しとなる共用縦管12の挿通を的確に行えるの
である。
貫通孔13の内面にボイド15を載置する凸部16を一
体成形するので、この凸部16の位置を正確に定めるこ
とができ、上下階の共用縦管収納部2における床スラブ
6の貫通孔13,18の整合性が高くなることから、上
下階で通しとなる共用縦管12の挿通を的確に行えるの
である。
【0026】殊に、上記の通り、床部材7を壁部材4と
は別個に製作し、両者をボルト連結しているので、間取
りの都合上、共用縦管収納部2の横幅を変えたい場合
や、外部廊下を支持する梁の形状や位置が変わる場合
や、建物の階によって共用縦管12の太さや挿通位置を
変えたい場合、床部材7として、それらの条件に合致す
るものを使用するだけでこれに対応でき、壁部材4につ
いては、共用縦管収納部2の横幅や共用縦管12の太
さ、挿通位置と無関係に、全ての共用縦管収納部2につ
いて共通して使用できることになる。従って、壁部材4
の量産による低コスト化が可能であり、種々の間取りに
経済的に対応できる利点がある。
は別個に製作し、両者をボルト連結しているので、間取
りの都合上、共用縦管収納部2の横幅を変えたい場合
や、外部廊下を支持する梁の形状や位置が変わる場合
や、建物の階によって共用縦管12の太さや挿通位置を
変えたい場合、床部材7として、それらの条件に合致す
るものを使用するだけでこれに対応でき、壁部材4につ
いては、共用縦管収納部2の横幅や共用縦管12の太
さ、挿通位置と無関係に、全ての共用縦管収納部2につ
いて共通して使用できることになる。従って、壁部材4
の量産による低コスト化が可能であり、種々の間取りに
経済的に対応できる利点がある。
【0027】尚、上記の実施例では、床部材7の前端に
垂れ壁部分7aを一体成形して、L字状部材11を構成
しているが、垂れ壁部分7aを床部材7とは別体に構成
して床部材7の前端又は壁部材4の前端にボルト連結等
の手段により接合するようにして実施してもよい。ボイ
ド15を載置する凸部16は、貫通孔13の内面で且つ
上面よりも低い位置であれば、貫通孔13の上下中央部
や上面寄りの位置に設けてもよいが、凸部16に載置し
たボイド15の周囲を貫通孔13の内面でしっかりと保
持して、スラブ上端筋の配筋時やコンクリートの打設時
にボイド15が不測に倒れないようにするためには、図
示した実施例のように、出来るだけ下面近くに設けるこ
とが望ましい。また、上述した実施例では、凸部16を
環状に形成しているが、凸部16としては、図12に示
すように、貫通孔13の周方向に間隔を隔てて設けられ
た小突起状の凸部16であってもよい。
垂れ壁部分7aを一体成形して、L字状部材11を構成
しているが、垂れ壁部分7aを床部材7とは別体に構成
して床部材7の前端又は壁部材4の前端にボルト連結等
の手段により接合するようにして実施してもよい。ボイ
ド15を載置する凸部16は、貫通孔13の内面で且つ
上面よりも低い位置であれば、貫通孔13の上下中央部
や上面寄りの位置に設けてもよいが、凸部16に載置し
たボイド15の周囲を貫通孔13の内面でしっかりと保
持して、スラブ上端筋の配筋時やコンクリートの打設時
にボイド15が不測に倒れないようにするためには、図
示した実施例のように、出来るだけ下面近くに設けるこ
とが望ましい。また、上述した実施例では、凸部16を
環状に形成しているが、凸部16としては、図12に示
すように、貫通孔13の周方向に間隔を隔てて設けられ
た小突起状の凸部16であってもよい。
【0028】図13は、本発明の他の実施例を示す。こ
の実施例は、前記外部廊下1の小梁が共用縦管収納部2
における一方の壁部材4に近接して設けられる場合に使
用する区画壁構築用部材Aを示し、一方のL字状部材6
を省略した点に特徴がある。その他の構成は、図2に示
した実施例と同じであるため、説明を省略する。
の実施例は、前記外部廊下1の小梁が共用縦管収納部2
における一方の壁部材4に近接して設けられる場合に使
用する区画壁構築用部材Aを示し、一方のL字状部材6
を省略した点に特徴がある。その他の構成は、図2に示
した実施例と同じであるため、説明を省略する。
【0029】図14〜図19は、本発明の他の実施例を
示し、図20は、図14〜図19の区画壁構築用部材A
で構成された共用縦管収納部2を示す多層集合住宅の或
る階における概略横断平面図である。図20において、
32は戸境壁33で区画された住戸、34は外部廊下1
に面する玄関、35は妻側の住戸32の勝手口、36は
避難用パーテーション36aで仕切られたバルコニーを
示す。外壁3や戸境壁33に沿った二点鎖線は梁位置を
示す。BRは寝室等の居室、LDRはリビングダイニン
グルーム、Kは台所、Uは洗面所、UBは浴室、WCは
トイレである。尚、共用縦管のうち、ガス管と電線と
は、別の共用縦管収納部2,2に分離して収納すべく構
成してもよい。
示し、図20は、図14〜図19の区画壁構築用部材A
で構成された共用縦管収納部2を示す多層集合住宅の或
る階における概略横断平面図である。図20において、
32は戸境壁33で区画された住戸、34は外部廊下1
に面する玄関、35は妻側の住戸32の勝手口、36は
避難用パーテーション36aで仕切られたバルコニーを
示す。外壁3や戸境壁33に沿った二点鎖線は梁位置を
示す。BRは寝室等の居室、LDRはリビングダイニン
グルーム、Kは台所、Uは洗面所、UBは浴室、WCは
トイレである。尚、共用縦管のうち、ガス管と電線と
は、別の共用縦管収納部2,2に分離して収納すべく構
成してもよい。
【0030】図14、図15の実施例は、区画壁構築用
部材Aを構成する一対の壁部材4,4のうち、少なくと
も一方の壁部材4の外側面側に、プレキャストコンクリ
ート製の出窓37と空調機の室外ユニット等の収納部3
8とを一体的に連設した点に特徴がある。37aは出窓
37のガラス戸を示す。前記出窓37および収納部38
は、前記壁部材4と一体成形してもよく、壁部材4と別
個に製造してボルト連結等の手段により壁部材4と一体
化してもよい。その他の構成は、図2〜図4で示した実
施例と同じであるため、説明を省略する。図示しない
が、ガラス戸37aを奥まった位置(室内側の端部)に
設けて、当該ガラス戸37aよりも外側に位置する棚部
分37bを花台に構成して実施してもよい。
部材Aを構成する一対の壁部材4,4のうち、少なくと
も一方の壁部材4の外側面側に、プレキャストコンクリ
ート製の出窓37と空調機の室外ユニット等の収納部3
8とを一体的に連設した点に特徴がある。37aは出窓
37のガラス戸を示す。前記出窓37および収納部38
は、前記壁部材4と一体成形してもよく、壁部材4と別
個に製造してボルト連結等の手段により壁部材4と一体
化してもよい。その他の構成は、図2〜図4で示した実
施例と同じであるため、説明を省略する。図示しない
が、ガラス戸37aを奥まった位置(室内側の端部)に
設けて、当該ガラス戸37aよりも外側に位置する棚部
分37bを花台に構成して実施してもよい。
【0031】図16、図17の実施例は、区画壁構築用
部材Aを構成する一対の壁部材4,4のうち、少なくと
も一方の壁部材4の外側面側に、プレキャストコンクリ
ート製の花台39とその下方に位置する室内側に開口し
た収納部40とを一体的に連設した点に特徴がある。前
記花台39および収納部40は、前記壁部材4と一体成
形してもよく、壁部材4と別個に製造してボルト連結等
の手段により壁部材4と一体化してもよい。その他の構
成は、図2〜図4で示した実施例と同じであるため、説
明を省略する。図示しないが、収納部40を室外側に開
口した形状とし、空調機の室外ユニット等の収納部に構
成して実施してもよい。
部材Aを構成する一対の壁部材4,4のうち、少なくと
も一方の壁部材4の外側面側に、プレキャストコンクリ
ート製の花台39とその下方に位置する室内側に開口し
た収納部40とを一体的に連設した点に特徴がある。前
記花台39および収納部40は、前記壁部材4と一体成
形してもよく、壁部材4と別個に製造してボルト連結等
の手段により壁部材4と一体化してもよい。その他の構
成は、図2〜図4で示した実施例と同じであるため、説
明を省略する。図示しないが、収納部40を室外側に開
口した形状とし、空調機の室外ユニット等の収納部に構
成して実施してもよい。
【0032】図18、図19の実施例は、区画壁構築用
部材Aを構成する一対の壁部材4,4のうち、少なくと
も一方の壁部材4の外側面側に、プレキャストコンクリ
ート製の出部屋41を一体的に連設した点に特徴があ
る。出部屋41は前記壁部材4と一体成形してもよく、
壁部材4と別個に製造してボルト連結等の手段により壁
部材4と一体化してもよい。その他の構成は、図2〜図
4で示した実施例と同じであるため、説明を省略する。
部材Aを構成する一対の壁部材4,4のうち、少なくと
も一方の壁部材4の外側面側に、プレキャストコンクリ
ート製の出部屋41を一体的に連設した点に特徴があ
る。出部屋41は前記壁部材4と一体成形してもよく、
壁部材4と別個に製造してボルト連結等の手段により壁
部材4と一体化してもよい。その他の構成は、図2〜図
4で示した実施例と同じであるため、説明を省略する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
区画壁構築用部材を床面の所定位置に、相対向する壁部
材の後側面が外壁等の躯体壁の型枠に連なるように設置
した状態で、床部材の上面や型枠内にコンクリートを現
場打ちすることにより、相対向する壁と、壁間の床スラ
ブとを備えた小室を躯体壁に連ねて形成することがで
き、共用縦管収納部のような小室を形成するための区画
壁を構築するにあたって、現場作業を著しく簡略化でき
る。しかも、床部材と壁部材とを別個に製造し、両者を
互いに接合して区画壁構築用部材を構成するため、建物
の間取りの都合上、小室の横幅を変えなければならない
ような場合、床部材の横幅を変更するだけでこれに対応
でき、壁部材については横幅の異なる小室を形成する場
合にも共通して利用されるから、壁部材の量産による低
コスト化が可能となり、種々の間取りに経済的に対応で
きる。
区画壁構築用部材を床面の所定位置に、相対向する壁部
材の後側面が外壁等の躯体壁の型枠に連なるように設置
した状態で、床部材の上面や型枠内にコンクリートを現
場打ちすることにより、相対向する壁と、壁間の床スラ
ブとを備えた小室を躯体壁に連ねて形成することがで
き、共用縦管収納部のような小室を形成するための区画
壁を構築するにあたって、現場作業を著しく簡略化でき
る。しかも、床部材と壁部材とを別個に製造し、両者を
互いに接合して区画壁構築用部材を構成するため、建物
の間取りの都合上、小室の横幅を変えなければならない
ような場合、床部材の横幅を変更するだけでこれに対応
でき、壁部材については横幅の異なる小室を形成する場
合にも共通して利用されるから、壁部材の量産による低
コスト化が可能となり、種々の間取りに経済的に対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉を開放した共用縦管収納部の斜視図である。
【図2】本発明に係る区画壁構築用部材の建て込み状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】共用縦管収納部の施工手順を示す区画壁構築用
部材の建て込み状態における縦断正面図である。
部材の建て込み状態における縦断正面図である。
【図4】共用縦管収納部の施工手順を示す要部の縦断正
面図である。
面図である。
【図5】立体トラス筋の部分斜視図である。
【図6】貫通孔を形成した床部材の部分断面図である。
【図7】貫通孔内面の凸部にボイドを載置した状態を示
す床部材の部分断面図である。
す床部材の部分断面図である。
【図8】貫通孔を成形した状態を示す床スラブの部分断
面図である。
面図である。
【図9】区画壁構築用部材の組立方法を説明する概略斜
視図である。
視図である。
【図10】区画壁構築用部材の組立方法を説明する概略
斜視図である。
斜視図である。
【図11】共用縦管を貫設させた床スラブの部分断面図
である。
である。
【図12】ボイドを載置する凸部の別実施例を示す貫通
孔の平面図である。
孔の平面図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す区画壁構築用部材
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す区画壁構築用部材
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図15】図14で示した区画壁構築用部材の縦断側面
図である。
図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す区画壁構築用部材
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図17】図16で示した区画壁構築用部材の縦断側面
図である。
図である。
【図18】本発明の他の実施例を示す区画壁構築用部材
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図19】図18で示した区画壁構築用部材のX−X線
断面図である。
断面図である。
【図20】図14〜図19の区画壁構築用部材で構成さ
れた共用縦管収納部を示す多層集合住宅の或る階におけ
る概略横断平面図である。
れた共用縦管収納部を示す多層集合住宅の或る階におけ
る概略横断平面図である。
A…区画壁構築用部材、4…プレキャストコンクリート
製の壁部材、7…ハーフプレキャストコンクリート製の
床部材。
製の壁部材、7…ハーフプレキャストコンクリート製の
床部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 5/02
Claims (1)
- 【請求項1】 現場打ちコンクリートにより建物と一体
化される区画壁構築用部材であって、相対向するプレキ
ャストコンクリート製の壁部材と、当該壁部材とは別個
に製造され、少なくとも一方の壁部材の上部に接合して
上面にコンクリートを現場打ちすることにより相対向す
る前記壁部材間の床スラブを形成するハーフプレキャス
トコンクリート製の床部材とを備えていることを特徴と
する区画壁構築用部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6164748A JPH0813646A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 区画壁構築用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6164748A JPH0813646A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 区画壁構築用部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813646A true JPH0813646A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15799174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6164748A Pending JPH0813646A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 区画壁構築用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813646A (ja) |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP6164748A patent/JPH0813646A/ja active Pending
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