JPH08136510A - 渦電流探傷子の移動装置 - Google Patents

渦電流探傷子の移動装置

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JPH08136510A
JPH08136510A JP6272096A JP27209694A JPH08136510A JP H08136510 A JPH08136510 A JP H08136510A JP 6272096 A JP6272096 A JP 6272096A JP 27209694 A JP27209694 A JP 27209694A JP H08136510 A JPH08136510 A JP H08136510A
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JP
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pipe
eddy current
flaw detector
drive source
moving
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Application number
JP6272096A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Inoue
浩 井上
Masashi Kurigami
正志 栗上
Hiroyasu Konishi
弘恭 小西
Akira Yokozawa
明良 横澤
Kazuo Shiba
一夫 芝
Koji Nagao
浩司 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原子炉周辺の冷却水系配管の探傷作業の簡略
化、作業時間の短縮化、精度の向上を図る渦電流探傷子
の移動装置の提供。 【構成】 固定部3と移動部4とからなり、移動部4を
移動させるステッピングモータ(第一駆動源)11、回
動部12を回動させるステッピングモータ(第二駆動
源)13、スクリューシャフト11a、スクリューシャ
フト11aと噛合するボールネジ18、スプラインシャ
フト13aと遊嵌する外筒、スプラインシャフト13a
の回転によって回転されるギヤ20に噛合する半割れ状
のギヤ22、配管2の渦電流を検出する渦電流探傷子5
3、保持部41を変位可能とする平行リンク機構42、
43、これらの機構を備えた渦電流探傷子の移動装置1
は、制御部60によって前記第一駆動源および前記第二
駆動源の駆動が自動制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば原子力発電
所の原子炉などの周辺に配設される冷却水系の配管の腐
食や亀裂などの欠陥を探す渦電流探傷器の探傷子の移動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の原子炉周辺には、一次冷
却水を循環させるための多数の配管が配設されている。
また、これらの配管の中を流れる一次冷却水の圧力や流
量などを管理するために、一次冷却水を監視施設まで導
く各種の小口径配管も配設されている。
【0003】これらの配管や小口径配管では、長期の使
用によって管の外周面や内周面に腐食や亀裂などの欠陥
が生じることが考えられる。この欠陥を放置しておく
と、やがて管壁に孔があいて一次冷却水もれを起こすお
それがある。
【0004】この一次冷却水もれを防止するためには、
管の外周面および内周面の欠陥を未然に探して所要の保
全をする必要がある。
【0005】管の欠陥を探す方法としては、作業員が手
作業によって渦電流探傷子を管の外側から当てがった
り、あるいは渦電流探傷子を管内部に挿入したりして、
この渦電流探傷子から得られる波形にもとづいて腐食箇
所などを発見する方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原子炉の周
辺では、放射線が強いため、作業員がその場所にとどま
る時間を極力短くすべきである。また、原子炉周辺でな
くとも、配管内には一次冷却水が流れているため、万一
の流出に備えて手袋や作業服の装着などを厳重に管理し
なくてはならない。
【0007】しかし、上記の探傷作業は、作業員の手作
業によることが多く、放射線の強い場所での手間や作業
時間が多くかかるという不具合があった。また、従来の
技術では、配管表面の傷を、配管表面上に取り付けた渦
電流探傷子によって探傷するか、または、配管内面にで
きた傷を配管内に通した探傷子によって探傷するため、
渦電流探傷子の移動が不規則になりがちで、精度の高い
探傷をおこないにくいという不具合もあった。
【0008】さらに、配管の多くは壁に沿って配設され
ているため、配管と壁との間の僅かな隙間を使って探傷
しなければならず、作業の困難性も高かった。
【0009】この発明は、このような実情を背景として
なされたもので、原子力一次冷却水系配管の探傷作業の
簡略化、作業時間の短縮化、精度の向上を図ることので
きる渦電流探傷子の移動装置を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の渦電流探傷子の移動装置は、概ね
直線状の配管の外周に固定される固定部と、この固定部
に支持されて前記配管の軸に沿って移動可能とされる移
動部とを備え、前記固定部には、前記配管に固定される
固定手段と、前記移動部を回転力によって移動させる第
一駆動源と、前記移動部に設けられた回動部を回転力に
よって前記配管の軸まわりに回動させる第二駆動源とが
設けられ、前記第一駆動源の回転軸は前記配管と平行に
延びるスクリューシャフトとされ、前記第二駆動源の回
転軸は前記配管と平行に延びるスプラインシャフトとさ
れ、前記移動部には、前記スクリューシャフトと噛合す
るボールネジと、前記スプラインシャフトを遊嵌する外
筒とが設けられ、前記回動部には、前記配管の軸と同心
とされて前記スプラインシャフトの回転によって回転さ
れる回動部側ギヤが半割れ筒状軸によって軸支され、こ
の回動部側ギヤには、前記配管に取り付けられた状態で
の回転を許容する切欠が前記半割れ筒状軸の切欠部分と
同じ向きに周縁部から中心部まで形成され、前記回動部
側ギヤは、前記スプラインシャフトに軸支されたスプラ
インシャフト側ギヤに噛合され、前記回動部には、前記
配管の渦電流を検出する渦電流検出手段を保持する保持
部が設けられ、この保持部は、前記配管の両側に位置す
る一対の金属板材料およびスプリングからなる平行リン
ク機構によって前記配管の直径方向に変位可能に前記回
動部側ギヤに枢支され、前記平行リンク機構の変位方向
と直交する方向から前記配管を挟持する挟持部を備えた
バネ機構を有する一対の動節リンクの自由端部側に、一
対の従節リンクが連結され、これらの従節リンクの自由
端部側は、前記回動部側に固定されて前記配管の軸方向
に摺動可能とされたスライド軸受に連結され、前記一対
の動節リンク同士の支点は、前記配管と直交する前記保
持部の幅方向中央部に枢支され、前記第一駆動源および
前記第二駆動源の駆動を自動制御する制御部が設けられ
ていることを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の渦電流探傷子の移動装置
は、請求項1に記載の渦電流探傷子の移動装置におい
て、前記保持部には、前記配管の外径の変化を光により
検知する検出手段が設けられ、この検出手段からの出力
にもとづいて前記第一駆動源および前記第二駆動源の駆
動が制御部により制御されることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の渦電流探傷子の移動装置
は、請求項1または2のいずれかに記載の渦電流探傷子
の移動装置において、前記一対の動節リンクの挟持部に
は、セラミック材料が配設されていることを特徴として
いる。
【0013】請求項4に記載の渦電流探傷子の移動装置
は、請求項3に記載の渦電流探傷子の移動装置におい
て、前記渦電流検出手段のまわりはセラミック材料によ
って包囲され、前記セラミック材料の先端部は前記渦電
流検出手段の先端部よりも高く設定され、前記セラミッ
ク材料の先端部の断面形状は前記配管の周壁の曲率と同
じ曲率で湾曲されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1に記載の渦電流探傷子の移動装置は、
固定部が配管の外周に固定された状態で、移動部が第一
駆動源によって配管の軸方向に移動され、回動部が第二
駆動源によって配管の軸まわりに回動される。
【0015】そして、前記回動部には、前記配管の渦電
流を検出する渦電流検出手段を保持する保持部が設けら
れ、この保持部は、前記配管の両側に位置する一対の金
属材料およびスプリングからなる平行リンク機構によっ
て前記配管の直径方向に変位可能となっている。
【0016】その平行リンク機構は、回動部側ギヤ側に
枢支され、前記平行リンク機構の変位方向と直交する方
向から前記配管を挟持する挟持部を備えた一対の動節リ
ンクの自由端部側には、一対の従節リンクが連結され、
これらの従節リンクの自由端部側は、前記回動部側に固
定されて前記配管の軸方向に摺動可能とされたスライド
軸受に連結され、前記一対の動節リンク同士の支点は、
前記配管と直交する前記保持部の幅方向中央部に枢支さ
れているので、配管が若干曲がっているような場合であ
っても、前記平行リンク機構、動節リンクおよび従節リ
ンクの動きとギヤなどのバックラッシュとの兼ね合いに
よって、保持部が渦電流検出手段を所定の走査線上に位
置させた状態で、第一駆動源の移動力、第二駆動源の回
転力が伝達され、渦電流検出手段の所望の走査をスムー
ズに続行することができ、検査の精度を向上することが
できる。
【0017】さらに、回動部には、第二駆動源の動力に
よって連動する回動部側ギヤが半割れ筒状軸によって軸
支されている。この半割れ筒状軸の切欠部分は、回動部
側ギヤの周縁部から中心部まで形成されている切欠と同
じ向きとされているので、回動部側ギヤへの配管の出し
入れをおこなうことができる。
【0018】また、渦電流探傷手段を取り付けた回動部
が配管のまわりを回転する構造になっているので、配管
と壁との間の距離が回動部の回転半径よりも大きければ
渦電流探傷手段は、配管のまわりを周回することが可能
となり、この発明による渦電流探傷子の移動装置による
測定が可能となる。
【0019】このような機構を備えた渦電流探傷子の移
動装置は、前記第一駆動源および前記第二駆動源の駆動
を自動制御する制御部を備えているので、作業者は装置
を据え付けたのち、作業場から退避すればよく、探傷作
業の簡略化、作業時間の短縮化を図ることができる。
【0020】請求項2に記載の渦電流探傷子の移動装置
は、その保持部に、前記配管の外径の変化を検知する検
出手段が設けられ、この検出手段からの出力にもとづい
て前記第一駆動源および前記第二駆動源の駆動を制御す
るので、小口径配管などのように太くなった溶接部など
があるような場合、その溶接部などに探傷子がぶつかっ
て破損してしまうことを未然に防ぐことができる。
【0021】請求項3に記載の渦電流探傷子の移動装置
は、前記一対の動節リンクの挟持部には、セラミック材
料が配設されているので、回動部が配管に沿ってスムー
ズに移動するためのガイドとなる挟持部の摩耗が少な
く、長期にわたる使用に耐えることができる。
【0022】請求項4に記載の渦電流探傷子の移動装置
は、前記渦電流検出手段のまわりがセラミック材料によ
って包囲され、前記セラミック材料の先端部が前記渦電
流検出手段の先端部よりも高く設定され、前記セラミッ
ク材料の先端部の断面形状は前記配管の周壁の曲率と同
じ曲率で湾曲されているので、渦電流探傷手段が配管と
直接接触して摩耗することを防止している。
【0023】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例にもとづ
いて説明する。
【0024】図1において、1は渦電流探傷子の移動装
置で、概ね直線状の配管2の外周に固定される固定部3
と、この固定部3に支持されて配管2の軸に沿って移動
可能とされる移動部4とを備えている。
【0025】固定部3は、六角形状の互いに平行な2つ
の基板部3a、3bを備えている。これらの基板部3
a、3bの互いに対向する頂角部分には、配管2に固定
されるための溝5a、5bが設けられている。これらの
溝5a、5bは、配管2よりも若干大きな円柱溝であ
り、溝5aと5bとの間には、固定手段6が配設されて
いる。
【0026】固定手段6は、上側押え部6aと下側押え
部6bとから構成されている。そして、両押え部6a、
6bの対向面部には、図2に示すように、配管2に確実
に固定できるように、断面U字状の溝7が長手方向に沿
って形成されている。
【0027】上側押え部6aと下側押え部6bとは、止
めネジ8によって締結されるようになっている。
【0028】図1に示すように、基板部3bの裏面側に
は、移動部4を回転力によって配管2の軸方向に移動さ
せる第一駆動源としてのステッピングモータ11と、移
動部4に設けられた回動部12を回転力によって配管2
の軸まわりに回動させる第二駆動源としてのステッピン
グモータ13とが設けられている。
【0029】そして、ステッピングモータ11の回転軸
11aは配管2とほぼ平行に延びるスクリューシャフト
とされ、ステッピングモータ13の回転軸13aは配管
2とほぼ平行に延びるスプラインシャフトとされてい
る。基板部3a、3bには、ステッピングモータ11の
回転軸をスクリューシャフト11aに連結するためのジ
ョイント14、ステッピングモータ13の回転軸をスプ
ラインシャフト13aに連結するためのジョイント1
5、2つの基板部3a、3bの間の間隔を一定に保持す
るとともに移動部4をスムーズに摺動させるためのシャ
フト16が設けられている。なお、ジョイント15に
は、スプラインシャフト13aの回転角を決定するため
の目印が刻まれたドラム(図示せず)が取り付けられて
いる。
【0030】移動部4は、基板部3a、3bと同様な基
台形状とされており、スクリューシャフト11aと噛合
するボールネジ18と、スプラインシャフト13aを遊
嵌する外筒(図示省略)とを備えている。19は、固定
部3から延長されているシャフト16を遊嵌するボール
ベアリングである。フレーム板31には、スクリューシ
ャフト11a、スプラインシャフト13aおよびシャフ
ト16が軸受を介して取り付けられている。
【0031】スプラインシャフト13aに取り付けられ
ているスプラインシャフト側ギヤ20の回転力は、2つ
の中間ギヤ(一方の中間ギヤ21aのみ図示)を介して
回動部側ギヤ22に伝達されるようになっている。
【0032】この回動部側ギヤ22には、前記回動部1
2が回動部支持金具82によって取り付けられ、かつ、
図3に示すように、配管2を出し入れ可能とするための
半割れ筒状軸23に軸支されている。半割れ筒状軸23
は、その切欠部分が、回動部側ギヤ22の周縁部から中
心部まで形成された切欠と同じ向きにされて移動部4に
軸支されている。
【0033】図4に示すように、回動部12には、配管
2の渦電流を検出する渦電流検出手段としての渦電流探
傷子固定部52を保持する保持部41が設けられてい
る。
【0034】この保持部41は、配管2の両側に位置す
る一対の平行リンク機構42、43によって配管2の直
径方向に変位可能なように配管2に対して対象位置にあ
る軸421a、422a、421b、422bに枢支さ
れている。
【0035】ここで、平行リンク機構42について図5
にもとづいて説明する。なお、平行リンク機構43もこ
れと同一の構造となっている。
【0036】回動部側ギヤ22に固定された固定部支持
金具82は、固定ネジ84により回動部固定台83を固
定している。平行リンク板421、422は、回動部固
定台83に固定された軸421a、422aによって枢
支されている。移動部4が移動すると、回動部側ギヤ2
2は移動し、同図中(B)に示すように、渦電流探傷子
固定部52が、例えば配管2の溶接部分に移動した場
合、同図中(A)に示している場合と比べて、渦電流探
傷子固定部52を余計に上昇させなければならない。こ
のため、平行リンク板421、422が同図中(B)に
示すように傾いて渦電流探傷子固定部52は上昇するこ
とができる。バネ423は、渦電流探傷子固定部52の
押えバネであり、おもり81は、平行リンク機構42、
43がスムーズに動作するように、軸421aと422
aからみた左右の重さを等しくするためのものである。
【0037】図5において44、45は、平行リンク機
構42、43の変位方向と直交する方向から配管2を挟
持する挟持部46を備えた一対の動節リンクである。こ
れらの動節リンク44、45の自由端部側には、一対の
従節リンク47、48が連結され、これらの従節リンク
47、48の自由端部側は、回動部12側に固定されて
配管2の軸方向に摺動可能とされたスライド軸受49に
連結されている。
【0038】さらに、一対の動節リンク44、45の支
点50は、保持部41の止め金51の中央部に枢支され
ている。このように、止め金51を配管2の軸方向に対
して直交させ、かつ、支点50を除く動節リンク44、
45にバネ90の先端を取り付けることによって、バネ
90による配管2への挟持力が得られる。
【0039】保持部41の先端部分には、図11に示す
ような渦電流探傷子固定部52が、止め金51と平行に
かけ渡されている。この渦電流探傷子固定部52には、
配管2に臨む側に渦電流探傷子(プローブ)53が取り
付けられており、このプローブ53のまわりはセラミッ
ク材よりなるキャップ54によって包囲されている。そ
して、このセラミック材54の上端部はプローブ53の
先端部よりも高く設定されている。さらに、キャップ5
4の先端の断面形状は、配管2の周壁の曲率と同じ曲率
で湾曲されて配管2にフィットする構造となっている。
【0040】図11に示すように、渦電流探傷子固定部
52の付け根部には、配管2の外径の変化を検知する検
出手段としての一対の光電センサ55が設けられてい
る。そして、この光電センサ55からの出力は、後述す
る制御部に入力されて、ステッピングモータ11および
13が制御されるようになっている。
【0041】一対の動節リンク44、45の先端部に設
けられている挟持部46には、セラミック材料56が配
設されている。
【0042】このような機構を備えた渦電流探傷子の移
動装置1は、図11に示すようなマイクロコンピュータ
からなる制御部60を備えている。プローブ53からの
電気信号は、渦電流探傷器62に入力され、渦電流探傷
器62で解析された波形は、プリンタやモニターなどに
出力される。
【0043】一方、光電センサ55からの出力は、マイ
クロコンピュータ61に入力される。すなわち、図11
に示すように、A箇所においては光電センサ55の発光
素子71から射出された光は受光素子72に受光される
が、B箇所においては発光素子71から射出された光は
受光素子72に到達しないことにもとづいて、配管2に
対するプローブ53の位置を検出して、ステッピングモ
ータ11、13の駆動を開始させたり停止させたりする
ものである。
【0044】さらに、制御部60は、プローブ53がマ
イクロコンピュータ61にあらかじめメモリされている
命令にしたがって、図11(A)に示すような走査線R
上をプローブ53が走査するようにステッピングモータ
11および13を駆動制御するようになっている。 こ
の走査線R上に沿ってプローブ53を移動させる1例を
あげると、まず、ステッピッグモータ11のみが駆動し
てプローブ53を配管2の軸方向に約15mmだけ前進
させると光電センサ55が受光すべき光が遮られて前進
が停止する。と同時に、ステッピングモータ13のみが
駆動してプローブ53を配管2の外周まわりに3.6゜
だけ回転させて停止する。つぎに、ステッピングモータ
11のみが駆動してプローブ53を先の軸方向とは反対
方向に15mmだけ後退させて停止する。このようにス
テッピングモータ11、13が交互に駆動することによ
って、プローブ53は正確なジグザグ状の走査線を描く
こととなる。
【0045】また、図11中(B)に示すように、配管
2のC側において同図中(A)に示すR状の走査をおこ
ない、その走査が終了した後に平行リンク機構42、4
3を使ってプローブ53を配管2の溶接接続したソケッ
ト部の向こう側、すなわちD側に移動させ側の走査を続
行することもできる。
【0046】このような構成からなる渦電流探傷子の移
動装置1では、固定部3が配管2の外周に固定された状
態で、移動部4がステッピングモータ11によって配管
2の軸方向に移動され、回動部12がステッピングモー
タ13によって配管2の軸まわりに回動される。
【0047】そして、その回動部12には、配管2の渦
電流を検出する渦電流探傷子固定部52を保持する保持
部41が設けられ、この保持部41は、配管2の両側に
位置する一対の平行リンク機構42、43によって配管
2の直径方向に変位可能に回動部側ギヤ22に取り付け
られた回動部固定台83に枢支され、平行リンク機構4
2、43の変位方向と直交する方向から配管2を挟持す
る挟持部46を備えた一対の動節リンク44、45の自
由端部側には、一対の従節リンク47、48が連結さ
れ、これらの従節リンク47、48の自由端部側は、回
動部12に取り付けられた止め金51に固定されて配管
2の軸方向に摺動可能とされたスライド軸受49に連結
され、一対の動節リンク44、45同士の支点50は、
配管2と直交する止め金51の中央部に枢支されている
ので、配管2が若干曲がっているような場合であって
も、平行リンク機構42、43、動節リンク44、45
および従節リンク47、48の動きとギヤ22などのバ
ックラッシュとの兼ね合いによって、保持部41が渦電
流探傷子53を所定の走査線上に位置させた状態で、ス
テッピングモータ13の回転力が回動部12に伝達さ
れ、所望の走査を続行することができ、検査の精度の向
上につながる。
【0048】また、図11中(B)に示すように、ステ
ッピングモータ11の移動力のみで回動部12を配管2
の溶接接続したソケット部の向こう側に移動させること
により、渦電流探傷子53は、ソケット部の向こう側の
所望の走査をすることができる。これにより、移動装置
1を配管2の溶接部ソケットの近傍に取り付けておけ
ば、溶接部ソケットの両側を一度に探傷でき、作業時間
の短縮化を図ることができる。
【0049】このような機構を備えた渦電流探傷子の移
動装置1は、ステッピングモータ11およびステッピン
グモータ13の駆動を自動制御する制御部60を備えて
いるので、作業者は装置1を所定の箇所に据え付けるだ
けで済むので、探傷作業の簡略化、作業時間の短縮化を
図ることができる。
【0050】また、保持部41には、配管2の外径の変
化を検知する光電センサ55が設けられ、この光電セン
サ55からの出力にもとづいてステッピングモータ1
1、13の駆動が走査中は制御されているので、小口径
配管などのように太くなった溶接部(図10、11参
照)などがあるような場合、その溶接部などに渦電流探
傷子53がぶつかって破損してしまうことを未然に防ぐ
ことができる。
【0051】一対の動節リンク44、45の挟持部46
には、セラミック材料が配設されているので、挟持部4
6の摩耗が少なく、長期にわたる使用に耐えることがで
きる。しかも、渦電流探傷子が、配管2に直接接触して
摩耗することも防止されている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、配管が若干曲がっているような場合であ
っても、保持部が渦電流検出手段を所定の走査線上に位
置させた状態で、所望の走査を続行することができ、検
査の精度の向上につながる。そして、このような機構を
備えた渦電流探傷子の移動装置は、自動制御されるの
で、作業者は装置を据え付けたのち、作業場から退避す
ればよく、探傷作業の簡略化、作業時間の短縮化を図る
ことができるという効果がある。そして、半割れ筒状軸
を有するギヤを使用しているので、壁と配管との距離が
小さい場所でも取り付けることができるという効果があ
る。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、保持部
に、配管の外径の変化を検知する検出手段が設けられ、
この検出手段からの出力にもとづいて前記第一駆動源お
よび前記第二駆動源の駆動が制御されるようになってい
るので、小口径配管などのように太くなった溶接部など
があるような場合、その溶接部などに探傷子がぶつかっ
て破損してしまうことを未然に防ぐことができるという
効果がある。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、一対の動
節リンクの挟持部には、セラミック材料が配設されてい
るので、挟持部の摩耗が少なく、長期にわたる使用に耐
えることができるという効果がある。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、前記渦電
流検出手段のまわりがセラミック材料によって包囲さ
れ、前記セラミック材料の先端部が前記渦電流検出手段
の先端部よりも高く設定され、前記セラミック材料の先
端部の断面形状は前記配管の周壁の曲率と同じ曲率で湾
曲されているので、渦電流探傷手段が配管と直接接触し
て摩耗することを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る渦電流探傷子の移動装
置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1における固定手段の一部を断面した断面図
である。
【図3】図1における移動部の側面図である。
【図4】同回動部を示す斜視図である。
【図5】同回動部のリンク機構を示す説明図である。
【図6】同回動部の平行リンク機構の動作を示す説明図
である。
【図7】同渦電流探傷子固定部を示す斜視図である。
【図8】図4中矢視図である。
【図9】同制御部を示すブロック図である。
【図10】同光電センサの働きを示す説明図である。
【図11】(A)は、渦電流探傷子の走査路を示す斜視
図である。(B)は、配管の溶接接続箇所での渦電流探
傷子の移動を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 配管 1 渦電流探傷子の移動装置 3 固定部 6 固定手段 11 ステッピングモータ(第一駆動源) 11a スクリューシャフト 13 ステッピングモータ(第二駆動源) 13a スプラインシャフト 4 移動部 18 ボールネジ 22 ギヤ 12 回動部 23 半割れ筒状軸(切欠) 53 渦電流探傷子(渦電流検出手段) 41 保持部 42、43 平行リンク機構 44、45 動節リンク 50 支点 46 挟持部 47、48 従節リンク 49 スライド軸受 60 制御部 55 光電センサ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 弘恭 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)発明者 横澤 明良 香川県高松市丸の内2番5号 四国電力株 式会社内 (72)発明者 芝 一夫 香川県高松市丸の内2番5号 四国電力株 式会社内 (72)発明者 長尾 浩司 香川県高松市丸の内2番5号 四国電力株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概ね直線状の配管の外周に固定される固
    定部と、この固定部に支持されて前記配管の軸に沿って
    移動可能とされる移動部とを備え、 前記固定部には、前記配管に固定される固定手段と、前
    記移動部を回転力によって移動させる第一駆動源と、前
    記移動部に設けられた回動部を回転力によって前記配管
    の軸まわりに回動させる第二駆動源とが設けられ、 前記第一駆動源の回転軸は前記配管と平行に延びるスク
    リューシャフトとされ、前記第二駆動源の回転軸は前記
    配管と平行に延びるスプラインシャフトとされ、 前記移動部には、前記スクリューシャフトと噛合するボ
    ールネジと、前記スプラインシャフトを遊嵌する外筒と
    が設けられ、 前記回動部には、前記配管の軸と同心とされて前記スプ
    ラインシャフトの回転によって回転される回動部側ギヤ
    が半割れ筒状軸によって軸支され、この回動部側ギヤに
    は、前記配管に取り付けられた状態での回転を許容する
    切欠が前記半割れ筒状軸の切欠部分と同じ向きに周縁部
    から中心部まで形成され、 前記回動部側ギヤは、前記スプラインシャフトに軸支さ
    れたスプラインシャフト側ギヤに噛合され、 前記回動部には、前記配管の渦電流を検出する渦電流検
    出手段を保持する保持部が設けられ、 この保持部は、前記配管の両側に位置する一対の金属板
    材料およびスプリングからなる平行リンク機構によって
    前記配管の直径方向に変位可能に前記回動部側ギヤに枢
    支され、 前記平行リンク機構の変位方向と直交する方向から前記
    配管を挟持する挟持部を備えたバネ機構を有する一対の
    動節リンクの自由端部側に、一対の従節リンクが連結さ
    れ、 これらの従節リンクの自由端部側は、前記回動部側に固
    定されて前記配管の軸方向に摺動可能とされたスライド
    軸受に連結され、 前記一対の動節リンク同士の支点は、前記配管と直交す
    る前記保持部の幅方向中央部に枢支され、 前記第一駆動源および前記第二駆動源の駆動を自動制御
    する制御部が設けられていることを特徴とする渦電流探
    傷子の移動装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部には、前記配管の外径の変化
    を光により検知する検出手段が設けられ、この検出手段
    からの出力にもとづいて前記第一駆動源および前記第二
    駆動源の駆動が制御部により制御されることを特徴とす
    る請求項1に記載の渦電流探傷子の移動装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の動節リンクの挟持部には、セ
    ラミック材料が配設されていることを特徴とする請求項
    1または2のいずれかに記載の渦電流探傷子の移動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記渦電流検出手段のまわりはセラミッ
    ク材料によって包囲され、前記セラミック材料の先端部
    は前記渦電流検出手段の先端部よりも高く設定され、前
    記セラミック材料の先端部の断面形状は前記配管の周壁
    の曲率と同じ曲率で湾曲されていることを特徴とする請
    求項3に記載の渦電流探傷子の移動装置。
JP6272096A 1994-11-07 1994-11-07 渦電流探傷子の移動装置 Pending JPH08136510A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018158A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Taihei Kogyo Co Ltd 配管等の検査装置

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JP2010018158A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Taihei Kogyo Co Ltd 配管等の検査装置

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