JPH08136655A - エミッションct装置用データ収集回路 - Google Patents
エミッションct装置用データ収集回路Info
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- JPH08136655A JPH08136655A JP29808794A JP29808794A JPH08136655A JP H08136655 A JPH08136655 A JP H08136655A JP 29808794 A JP29808794 A JP 29808794A JP 29808794 A JP29808794 A JP 29808794A JP H08136655 A JPH08136655 A JP H08136655A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
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- Nuclear Medicine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エミッションCT装置の散乱線補正をリアルタ
イムで処理できるようにする。 【構成】ヒストグラムモードのデータ収集を行うエミッ
ションCT装置用データ収集回路において、計測された
ガンマ線事象のエネルギー情報に基づき、正規ガンマ線
と散乱ガンマ線の識別を行う識別回路と、正規ガンマ線
の場合対応アドレスのデータに1加算し、散乱ガンマ線
の場合1減算して記録するメモリ回路と、1加算処理と
1減算処理の切り替えを行うマルチプレクサと、1減算
処理の際にガンマ線事象の発生頻度に応じた重みをつけ
るための分周回路を具備し、分周回路が散乱ガンマ線事
象を分周して分周回路の出力信号が生じたときのみ1減
算処理を実行するようにする。 【効果】散乱線補正をリアルタイムで実行できる。さら
に、補正のためのデータを保存するメモリが不要となる
こと、散乱線画像を再構成する必要がなくなることなど
の効果が得られる。
イムで処理できるようにする。 【構成】ヒストグラムモードのデータ収集を行うエミッ
ションCT装置用データ収集回路において、計測された
ガンマ線事象のエネルギー情報に基づき、正規ガンマ線
と散乱ガンマ線の識別を行う識別回路と、正規ガンマ線
の場合対応アドレスのデータに1加算し、散乱ガンマ線
の場合1減算して記録するメモリ回路と、1加算処理と
1減算処理の切り替えを行うマルチプレクサと、1減算
処理の際にガンマ線事象の発生頻度に応じた重みをつけ
るための分周回路を具備し、分周回路が散乱ガンマ線事
象を分周して分周回路の出力信号が生じたときのみ1減
算処理を実行するようにする。 【効果】散乱線補正をリアルタイムで実行できる。さら
に、補正のためのデータを保存するメモリが不要となる
こと、散乱線画像を再構成する必要がなくなることなど
の効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエミッションCT装置の
データ収集回路に係り、特に散乱線補正を行うのに好都
合なデータ収集回路に関するものである。
データ収集回路に係り、特に散乱線補正を行うのに好都
合なデータ収集回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シングルフォトンエミッションCT(S
PECT)装置やポジトロンエミッションCT(PE
T)装置などのエミッションCT装置における散乱線補
正は、散乱線の分布が被検体の形状および被検体内のラ
ジオアイソトープ(RI)分布によって異なるなどの理
由で、厳密に補正することは極めて困難である。SPECT
装置における散乱線補正方法の一つとしてJazczak (ジ
ェーザック)らは光電ピーク(127〜153keV:
99mTc)内の投影データに再構成画像(P)から第2
のエネルギーウィンドウ(92〜125keV)内の散
乱線成分の投影データによる再構成画像(S)を減算し
て散乱線補正画像を得ている。ジェーザックらは、ファ
ントムでの実験から得られた補正係数0.5 をSに乗
じ、Pからこの値を減算している。すなわち、散乱線補
正後の画像(SPECT)はSPECT=P−0.5S
で得られる。文献は以下のとおりである。Jaszczak R.
J.et al;Improved SPECT quantitation using compens
ation for scattered photons.J.Nucl.Med.,25,89
3,1984.
PECT)装置やポジトロンエミッションCT(PE
T)装置などのエミッションCT装置における散乱線補
正は、散乱線の分布が被検体の形状および被検体内のラ
ジオアイソトープ(RI)分布によって異なるなどの理
由で、厳密に補正することは極めて困難である。SPECT
装置における散乱線補正方法の一つとしてJazczak (ジ
ェーザック)らは光電ピーク(127〜153keV:
99mTc)内の投影データに再構成画像(P)から第2
のエネルギーウィンドウ(92〜125keV)内の散
乱線成分の投影データによる再構成画像(S)を減算し
て散乱線補正画像を得ている。ジェーザックらは、ファ
ントムでの実験から得られた補正係数0.5 をSに乗
じ、Pからこの値を減算している。すなわち、散乱線補
正後の画像(SPECT)はSPECT=P−0.5S
で得られる。文献は以下のとおりである。Jaszczak R.
J.et al;Improved SPECT quantitation using compens
ation for scattered photons.J.Nucl.Med.,25,89
3,1984.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術をPE
T装置に適用する場合、散乱線成分からなる投影データ
による散乱線画像(S)を作成する必要がある。散乱線
画像(S)を作成するに当っては、これらの投影データ
をメモリに保存しなければならない。さらに、散乱線画
像(S)を再構成するためには従来に比べ約2倍の画像
処理時間がかかることになる。このため、従来からこれ
らの処理をリアルタイムで行うことのできるPET装置
が要求されて来た(このことはSPECT装置でも同様
であった)。
T装置に適用する場合、散乱線成分からなる投影データ
による散乱線画像(S)を作成する必要がある。散乱線
画像(S)を作成するに当っては、これらの投影データ
をメモリに保存しなければならない。さらに、散乱線画
像(S)を再構成するためには従来に比べ約2倍の画像
処理時間がかかることになる。このため、従来からこれ
らの処理をリアルタイムで行うことのできるPET装置
が要求されて来た(このことはSPECT装置でも同様
であった)。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ヒストグラムモードのデータ収集を行
うエミッションCT装置用データ収集回路において、計
測されたガンマ線事象のエネルギー情報に基づき、所定
のエネルギーレベル以上かどうかを識別するエネルギー
識別回路と、該エネルギー識別回路が所定のエネルギー
レベルを越えたガンマ線事象を識別したときのみメモリ
内の所定のアドレスのデータに1を加算して記録し、該
エネルギー識別回路が所定のエネルギーレベルを越えな
かったガンマ線事象を識別したときのみメモリ内の所定
のアドレスのデータから1を減算して記録するメモリ回
路と、前記1加算処理と1減算処理との切り替えを実行
するマルチプレクサ回路と、前記1減算処理の際にガン
マ線事象の発生頻度に応じて任意の重みをつけるための
分周回路とを具備し、該分周回路が所定のエネルギーレ
ベルを越えなかったガンマ線事象を任意に分周して該分
周回路の出力信号が生じたときにのみ1減算処理を実行
するようにしたものである。
に、本発明では、ヒストグラムモードのデータ収集を行
うエミッションCT装置用データ収集回路において、計
測されたガンマ線事象のエネルギー情報に基づき、所定
のエネルギーレベル以上かどうかを識別するエネルギー
識別回路と、該エネルギー識別回路が所定のエネルギー
レベルを越えたガンマ線事象を識別したときのみメモリ
内の所定のアドレスのデータに1を加算して記録し、該
エネルギー識別回路が所定のエネルギーレベルを越えな
かったガンマ線事象を識別したときのみメモリ内の所定
のアドレスのデータから1を減算して記録するメモリ回
路と、前記1加算処理と1減算処理との切り替えを実行
するマルチプレクサ回路と、前記1減算処理の際にガン
マ線事象の発生頻度に応じて任意の重みをつけるための
分周回路とを具備し、該分周回路が所定のエネルギーレ
ベルを越えなかったガンマ線事象を任意に分周して該分
周回路の出力信号が生じたときにのみ1減算処理を実行
するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明では、散乱ガンマ線事象を識別したとき
メモリ内の対応アドレスデータから1減算するにあた
り、途中に分周回路を挿入して、散乱線補正係数fに対
応する分周率で散乱ガンマ線事象のデータを分周するこ
とにより、リアルタイムで処理を達成したものである。
散乱線補正係数fは従来技術の欄で述べたものと同じで
あるので、散乱線補正をリアルタイムで行った後の画像
(例えばSPECT)も従来技術と同様SPECT=P−
f×Sで得られる。この結果、散乱ガンマ線事象による
画像を作成する必要がなくなるため、散乱線成分の投影
データを保存するためのメモリを省略でき、さらに散乱
線成分の投影データを直接取扱う必要がなくなるので、
データの転送時間や散乱線画像の再構成時間などが不要
となる。
メモリ内の対応アドレスデータから1減算するにあた
り、途中に分周回路を挿入して、散乱線補正係数fに対
応する分周率で散乱ガンマ線事象のデータを分周するこ
とにより、リアルタイムで処理を達成したものである。
散乱線補正係数fは従来技術の欄で述べたものと同じで
あるので、散乱線補正をリアルタイムで行った後の画像
(例えばSPECT)も従来技術と同様SPECT=P−
f×Sで得られる。この結果、散乱ガンマ線事象による
画像を作成する必要がなくなるため、散乱線成分の投影
データを保存するためのメモリを省略でき、さらに散乱
線成分の投影データを直接取扱う必要がなくなるので、
データの転送時間や散乱線画像の再構成時間などが不要
となる。
【0006】
【実施例】先ず最初に、本発明の原理につき説明する。
図3はPET装置の検出器で得られる入射ガンマ線のエ
ネルギースペクトルを表す概念図である。図3におい
て、横軸はエネルギーEを、縦軸はカウント数nを示し
ている。Epは消滅放射線の光電ピークのエネルギーで
あり、511keVに対応する。通常エネルギーウィンド
ウW2は光電ピークを含むような範囲(ここでは、E2〜
E3)に設定される。一方、散乱線ウィンドウW1はコン
プトン谷(Compton Valley)以下の範囲(ここでは、E
1〜E2)に設定される。今、PET装置の対向する検出器
間で計測される同時計数事象は次の2通りのみ有効と考
えられる。 A.エネルギーウィンドウW2内で生じた単一事象間の
同時計数事象、すなわち全同時計数事象(領域Sp+
S2) B.エネルギーウィンドウW1内で生じた単一事象間の
同時計数事象、すなわち散乱同時計数事象(領域S1) ジェーザックらが示したように、S1とS2の間にS2=
fS1(fは補正係数、f<1)なる関係があると仮定
すると、真の同時計数事象tは領域Spに等しいことか
ら、 t=(Sp+S2)−fS1=Sp+S2−S2=Sp…(1) で得られることがわかる。
図3はPET装置の検出器で得られる入射ガンマ線のエ
ネルギースペクトルを表す概念図である。図3におい
て、横軸はエネルギーEを、縦軸はカウント数nを示し
ている。Epは消滅放射線の光電ピークのエネルギーで
あり、511keVに対応する。通常エネルギーウィンド
ウW2は光電ピークを含むような範囲(ここでは、E2〜
E3)に設定される。一方、散乱線ウィンドウW1はコン
プトン谷(Compton Valley)以下の範囲(ここでは、E
1〜E2)に設定される。今、PET装置の対向する検出器
間で計測される同時計数事象は次の2通りのみ有効と考
えられる。 A.エネルギーウィンドウW2内で生じた単一事象間の
同時計数事象、すなわち全同時計数事象(領域Sp+
S2) B.エネルギーウィンドウW1内で生じた単一事象間の
同時計数事象、すなわち散乱同時計数事象(領域S1) ジェーザックらが示したように、S1とS2の間にS2=
fS1(fは補正係数、f<1)なる関係があると仮定
すると、真の同時計数事象tは領域Spに等しいことか
ら、 t=(Sp+S2)−fS1=Sp+S2−S2=Sp…(1) で得られることがわかる。
【0007】エネルギーウィンドウW1内で発生した散
乱線同時計数事象については補正係数fに対応する適当
な値で分周することにより、補正係数f(f<1)を乗
じたと同様な効果を生ずる。例えば、f=0.5 であれ
ば1/2に分周することにより、設定されたデータ収集
時間内において蓄積される散乱線同時計数事象の全計数
は1/2となる。このような処理は全ての異なるアドレ
スに対して行われるが、計数値が大きい場合には補正係
数f=0.5 の重みを一律に付加したものと同等なもの
となる。
乱線同時計数事象については補正係数fに対応する適当
な値で分周することにより、補正係数f(f<1)を乗
じたと同様な効果を生ずる。例えば、f=0.5 であれ
ば1/2に分周することにより、設定されたデータ収集
時間内において蓄積される散乱線同時計数事象の全計数
は1/2となる。このような処理は全ての異なるアドレ
スに対して行われるが、計数値が大きい場合には補正係
数f=0.5 の重みを一律に付加したものと同等なもの
となる。
【0008】通常の計測はヒストグラムモード(計測さ
れた投影データをメモリの対応するアドレスに逐次加算
して行く方式)で行われる。このモードでは全同時計数
事象のメモリへの蓄積するに当っては、この事象が計測
されるごとに、その事象に関連するアドレスに該当する
メモリのピクセル内に蓄積されている数値が読み出さ
れ、1加算されて、再び元のピクセルに書き込まれる。
一方、散乱線成分の減算に当っては、上記分周された散
乱線同時計数事象のアドレスに該当するメモリのピクセ
ル内の数値が読み出され、−1加算(すなわち、1減
算)されて、再び元のピクセルに書き込まれる。ここで
は、補正係数fの値は便宜的に0.5 を用いているが、
ジェーザックらの方法をPET装置に適用して得られ執
値を利用することにより、補正の精度をさらに上げるこ
とができる。
れた投影データをメモリの対応するアドレスに逐次加算
して行く方式)で行われる。このモードでは全同時計数
事象のメモリへの蓄積するに当っては、この事象が計測
されるごとに、その事象に関連するアドレスに該当する
メモリのピクセル内に蓄積されている数値が読み出さ
れ、1加算されて、再び元のピクセルに書き込まれる。
一方、散乱線成分の減算に当っては、上記分周された散
乱線同時計数事象のアドレスに該当するメモリのピクセ
ル内の数値が読み出され、−1加算(すなわち、1減
算)されて、再び元のピクセルに書き込まれる。ここで
は、補正係数fの値は便宜的に0.5 を用いているが、
ジェーザックらの方法をPET装置に適用して得られ執
値を利用することにより、補正の精度をさらに上げるこ
とができる。
【0009】図1に本発明の第1の実施例を示す。図1
はPET装置での実施例である。図1において、符号1
は対向する検出器群の単一事象のエネルギー情報信号、
2は前記単一事象のタイミング信号、3は前記単一事象
のアドレス信号、4は前記事象のエネルギー情報信号が
エネルギーウィンドウW1,W1のペアか、またはW2,
W2のペアかを判別するエネルギー識別回路である。こ
のエネルギー識別回路4は通常ROMで構成できる。ま
た、5は同時計数回路、6はアドレス回路、7はエネル
ギー識別回路4の出力の一つで、判定の結果が全同時計
数事象に対応するものか散乱線同時計数事象に対応する
ものかを区別する信号、8はイネーブル信号であり、発
生した同時計数事象がエネルギーレベルE1あるいはE2
を越えたことを示す。9はマルチプレクサ(MPX)で
あり、発生した同時計数事象をメモリ20に記録するに
当って、1加算するのか1減算するのかの方向付けを行
う。10は同時計数事象が確定したことを示す信号、1
1は出力信号10が全同時計数事象に基づくものと判断
されたときの信号、12は出力信号10のうち散乱線同
時計数事象に基づくものと判断されたときの信号、13
は分周カウンタ、14は分周された出力信号、15は1
加算回路、16は1減算回路、17はデータバス、18
はメモリ20のアドレスを指定する回路、19はアドレ
スバスである。
はPET装置での実施例である。図1において、符号1
は対向する検出器群の単一事象のエネルギー情報信号、
2は前記単一事象のタイミング信号、3は前記単一事象
のアドレス信号、4は前記事象のエネルギー情報信号が
エネルギーウィンドウW1,W1のペアか、またはW2,
W2のペアかを判別するエネルギー識別回路である。こ
のエネルギー識別回路4は通常ROMで構成できる。ま
た、5は同時計数回路、6はアドレス回路、7はエネル
ギー識別回路4の出力の一つで、判定の結果が全同時計
数事象に対応するものか散乱線同時計数事象に対応する
ものかを区別する信号、8はイネーブル信号であり、発
生した同時計数事象がエネルギーレベルE1あるいはE2
を越えたことを示す。9はマルチプレクサ(MPX)で
あり、発生した同時計数事象をメモリ20に記録するに
当って、1加算するのか1減算するのかの方向付けを行
う。10は同時計数事象が確定したことを示す信号、1
1は出力信号10が全同時計数事象に基づくものと判断
されたときの信号、12は出力信号10のうち散乱線同
時計数事象に基づくものと判断されたときの信号、13
は分周カウンタ、14は分周された出力信号、15は1
加算回路、16は1減算回路、17はデータバス、18
はメモリ20のアドレスを指定する回路、19はアドレ
スバスである。
【0010】次に、図1の回路の動作について説明す
る。今、対向する検出器にガンマ線が入射したとする。
対向する2個の検出器は単一事象信号1,2,3をそれ
ぞれ、エネルギー識別回路4,同時計数回路5およびア
ドレス回路6に入力される。今、対向する2個の検出器
がエネルギーウィンドウW2 内で発生した単一事象を出
力し、結果として、これらの同時計数が同時計数回路5
で検出されたと仮定すると、エネルギー識別回路4はマ
ルチプレクサ9に指示して同時計数確認信号10を全同
時計数事象信号11として出力する。この後、アドレス
回路6で作成されたアドレスに該当するメモリ20内の
ピクセルの数値が1加算回路15に読み出され、+1加
算された後、再び同じピクセルに書き込まれる。
る。今、対向する検出器にガンマ線が入射したとする。
対向する2個の検出器は単一事象信号1,2,3をそれ
ぞれ、エネルギー識別回路4,同時計数回路5およびア
ドレス回路6に入力される。今、対向する2個の検出器
がエネルギーウィンドウW2 内で発生した単一事象を出
力し、結果として、これらの同時計数が同時計数回路5
で検出されたと仮定すると、エネルギー識別回路4はマ
ルチプレクサ9に指示して同時計数確認信号10を全同
時計数事象信号11として出力する。この後、アドレス
回路6で作成されたアドレスに該当するメモリ20内の
ピクセルの数値が1加算回路15に読み出され、+1加
算された後、再び同じピクセルに書き込まれる。
【0011】次に、対向する2個の検出器がエネルギー
ウィンドウW1内で発生した単一事象を出力し、同様に
してこれらの同時計数が同時計数回路5で検出されたと
すると、エネルギー識別回路4はマルチプレクサ9に指
示して同時計数確認信号10を散乱線同時計数事象信号
12として出力する。出力信号12はこの後分周カウン
タ13により1/Nに分周される。分周する値は前述の
補正係数fに応じて適宜決められる。分周カウンタ13
から出力信号14があるとき(分周されるので入力ごと
に出力信号14が生ずるわけでないことに留意。)、ア
ドレス回路6で作成されたアドレスに該当するメモリ2
0内のピクセルの数値が1減算回路16に読み出され、
−1加算された後、再び同じピクセルにその数値が書き
込まれる。このようにして、入射ガンマ線の到来に応じ
て逐次式(1)に示す処理がリアルタイムで実行され
る。
ウィンドウW1内で発生した単一事象を出力し、同様に
してこれらの同時計数が同時計数回路5で検出されたと
すると、エネルギー識別回路4はマルチプレクサ9に指
示して同時計数確認信号10を散乱線同時計数事象信号
12として出力する。出力信号12はこの後分周カウン
タ13により1/Nに分周される。分周する値は前述の
補正係数fに応じて適宜決められる。分周カウンタ13
から出力信号14があるとき(分周されるので入力ごと
に出力信号14が生ずるわけでないことに留意。)、ア
ドレス回路6で作成されたアドレスに該当するメモリ2
0内のピクセルの数値が1減算回路16に読み出され、
−1加算された後、再び同じピクセルにその数値が書き
込まれる。このようにして、入射ガンマ線の到来に応じ
て逐次式(1)に示す処理がリアルタイムで実行され
る。
【0012】図2は1加算回路および1減算回路の機構
を説明する概略図である。図において、26はデータ読
み出し回路、27はデータ書き込み回路、24はnビッ
トからなるプリセット付きアップダウンカウンタであ
る。1加算処理の場合は、アドレス指定回路18により
指定されたアドレスに該当するメモリ20内のピクセル
の数値がデータ読み出し回路26に出力される。この数
値はプリセット付きカウンタ24にプリセットされる。
マルチプレクサ9からの出力信号11はプリセッツ付き
カウンタ24のアップカウントクロック入力Uに接続さ
れていて、この出力信号11の入力に応じてプリセット
値に+1が加算される。その後、プリセット付きカウン
タ24の出力信号25はデータ書き込み回路27を介し
てメモリ20内の同じピクセルに書き込まれる。一方、
1減算処理の場合は、マルチプレクサ9の出力信号14
がプリセット付きカウンタ24のダウンカウンタクロッ
ク入力Dに接続されていて、この出力信号14の入力に
応じてプリセット値に−1が加算されている。他の手順
は1加算処理の場合と同じである。
を説明する概略図である。図において、26はデータ読
み出し回路、27はデータ書き込み回路、24はnビッ
トからなるプリセット付きアップダウンカウンタであ
る。1加算処理の場合は、アドレス指定回路18により
指定されたアドレスに該当するメモリ20内のピクセル
の数値がデータ読み出し回路26に出力される。この数
値はプリセット付きカウンタ24にプリセットされる。
マルチプレクサ9からの出力信号11はプリセッツ付き
カウンタ24のアップカウントクロック入力Uに接続さ
れていて、この出力信号11の入力に応じてプリセット
値に+1が加算される。その後、プリセット付きカウン
タ24の出力信号25はデータ書き込み回路27を介し
てメモリ20内の同じピクセルに書き込まれる。一方、
1減算処理の場合は、マルチプレクサ9の出力信号14
がプリセット付きカウンタ24のダウンカウンタクロッ
ク入力Dに接続されていて、この出力信号14の入力に
応じてプリセット値に−1が加算されている。他の手順
は1加算処理の場合と同じである。
【0013】図4に本発明の第2の実施例を示す。図4
はSPECT装置での実施例である。図4では、図1の
ものと同じ機構を果たすものは同じ符号を付すことにし
た。SPECT装置の位置計算回路(図示せず)からは
検出器に入射したガンマ線の入射位置座標(X,Y)を
表す信号と、入射タイミングを示すタイミング信号と、
エネルギー情報を表す信号が出力される。図4におい
て、51は入射ガンマ線のエネルギー情報を表す信号、
52は入射ガンマ線の入射タイミング信号、53は入射
ガンマ線の入射位置座標(X,Y)を表す信号である。
エネルギー情報信号51はエネルギー識別回路4におい
て、第1の実施例の場合と同様に、エネルギーウィンド
ウW1,W2により分別されて、正規のガンマ線エネルギ
ーを有する事象と、散乱線による事象とに分けられる。
54は前記の識別結果に基づきマルチプレクサ9を制御
する信号で、図1の7に対応する。入射タイミング信号
52はマルチプレクサ9に入力されると、エネルギー識
別回路4の出力信号54により制御されて、正規のガン
マ線による事象に対応する信号11または散乱線による
事象に対象する信号12に分かれ、前者の場合には1加
算回路15へ、後者の場合には分周カウンタ16へ入力
される。入射タイミング信号52は、さらにアドレス回
路6に入力され、入射位置座標信号53と同期をとり、
メモリ20の対応するアドレスを指定する。その他の部
分については、第1の実施例で説明した如く動作する。
はSPECT装置での実施例である。図4では、図1の
ものと同じ機構を果たすものは同じ符号を付すことにし
た。SPECT装置の位置計算回路(図示せず)からは
検出器に入射したガンマ線の入射位置座標(X,Y)を
表す信号と、入射タイミングを示すタイミング信号と、
エネルギー情報を表す信号が出力される。図4におい
て、51は入射ガンマ線のエネルギー情報を表す信号、
52は入射ガンマ線の入射タイミング信号、53は入射
ガンマ線の入射位置座標(X,Y)を表す信号である。
エネルギー情報信号51はエネルギー識別回路4におい
て、第1の実施例の場合と同様に、エネルギーウィンド
ウW1,W2により分別されて、正規のガンマ線エネルギ
ーを有する事象と、散乱線による事象とに分けられる。
54は前記の識別結果に基づきマルチプレクサ9を制御
する信号で、図1の7に対応する。入射タイミング信号
52はマルチプレクサ9に入力されると、エネルギー識
別回路4の出力信号54により制御されて、正規のガン
マ線による事象に対応する信号11または散乱線による
事象に対象する信号12に分かれ、前者の場合には1加
算回路15へ、後者の場合には分周カウンタ16へ入力
される。入射タイミング信号52は、さらにアドレス回
路6に入力され、入射位置座標信号53と同期をとり、
メモリ20の対応するアドレスを指定する。その他の部
分については、第1の実施例で説明した如く動作する。
【0014】
【発明の効果】本発明をエミッションCT装置に適用す
ることにより下記の効果が得られる。 (1)散乱線補正をリアルタイムで実行することができ
る。 (2)散乱線補正処理に必要な散乱線データ用メモリが
不要となる。 (3)(2)で示すメモリが不要となるため、散乱線補
正処理に係わるデータの転送および散乱線画像再構成な
どに要する時間を省くことができる。
ることにより下記の効果が得られる。 (1)散乱線補正をリアルタイムで実行することができ
る。 (2)散乱線補正処理に必要な散乱線データ用メモリが
不要となる。 (3)(2)で示すメモリが不要となるため、散乱線補
正処理に係わるデータの転送および散乱線画像再構成な
どに要する時間を省くことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図で、PET装置
の散乱線成分の減算処理をリアルタイムで実行する機構
を示したものである。
の散乱線成分の減算処理をリアルタイムで実行する機構
を示したものである。
【図2】図1における1加算回路および1減算回路の機
構を説明するための概念図である。
構を説明するための概念図である。
【図3】PET装置の検出器で得られる入射ガンマ線の
エネルギースペクトルを表す概念図である。
エネルギースペクトルを表す概念図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図で、SPECT
装置の散乱線成分の減算処理をリアルタイムで実行する
機構を示したものである。
装置の散乱線成分の減算処理をリアルタイムで実行する
機構を示したものである。
4 判定回路 9 マルチプレクサ 13 分周カウンタ 15 1加算回路 16 1減算回路 20 メモリ 24 プリセット付きカウンタ 26 データ読み出し回路 27 データ書き込み回路
Claims (1)
- 【請求項1】ヒストグラムモードのデータ収集を行うエ
ミッションCT装置用データ収集回路において、計測さ
れたガンマ線事象のエネルギー情報に基づき、所定のエ
ネルギーレベル以上かどうかを識別するエネルギー識別
回路と、該エネルギー識別回路が所定のエネルギーレベ
ルを越えたガンマ線事象を識別したときのみメモリ内の
所定のアドレスのデータに1を加算して記録し、該エネ
ルギー識別回路が所定のエネルギーレベルを越えなかっ
たガンマ線事象を識別したときのみメモリ内の所定のア
ドレスのデータから1を減算して記録するメモリ回路
と、前記1加算処理と1減算処理との切り替えを実行す
るマルチプレクサ回路と、前記1減算処理の際にガンマ
線事象の発生頻度に応じて任意の重みをつけるための分
周回路とを具備し、該分周回路が所定のエネルギーレベ
ルを越えなかったガンマ線事象を任意に分周して該分周
回路の出力信号が生じたときにのみ1減算処理を実行す
ることを特徴とするエミッションCT装置用データ収集
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29808794A JPH08136655A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | エミッションct装置用データ収集回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29808794A JPH08136655A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | エミッションct装置用データ収集回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136655A true JPH08136655A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17854998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29808794A Pending JPH08136655A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | エミッションct装置用データ収集回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136655A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008518208A (ja) * | 2004-10-22 | 2008-05-29 | フォトディテクション システムズ, インク. | コインシデンスデータの多様な処理 |
| JPWO2008136141A1 (ja) * | 2007-04-23 | 2010-07-29 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 | エネルギーと位置情報を利用した放射線検出方法及び装置 |
| JP2013015481A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Shimadzu Corp | 放射線断層撮影装置 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP29808794A patent/JPH08136655A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008518208A (ja) * | 2004-10-22 | 2008-05-29 | フォトディテクション システムズ, インク. | コインシデンスデータの多様な処理 |
| JPWO2008136141A1 (ja) * | 2007-04-23 | 2010-07-29 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 | エネルギーと位置情報を利用した放射線検出方法及び装置 |
| JP4660706B2 (ja) * | 2007-04-23 | 2011-03-30 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 | エネルギーと位置情報を利用した放射線検出方法及び装置 |
| JP2013015481A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Shimadzu Corp | 放射線断層撮影装置 |
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