JPH08140032A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08140032A
JPH08140032A JP6277823A JP27782394A JPH08140032A JP H08140032 A JPH08140032 A JP H08140032A JP 6277823 A JP6277823 A JP 6277823A JP 27782394 A JP27782394 A JP 27782394A JP H08140032 A JPH08140032 A JP H08140032A
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Application number
JP6277823A
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English (en)
Inventor
Masako Asamura
まさ子 浅村
Tatsuo Yamasaki
山▲さき▼辰男
Takeshi Onishi
健 大西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なるデータレート信号が多重されてディジ
タル伝送されたビットストリームを記録再生する装置に
おいて、高速再生を行う際に、どのデータレートの信号
である場合でも同一の倍速数の高速再生を行うことがで
き、高速再生用のデータを確実に再生できる装置を得
る。 【構成】 各データレートの場合で同一倍速で高速再生
を行ったときにトレースされる領域に高速再生用のデー
タが配置されるように、高速再生の倍速数を定め、再生
時に再生テープ速度をレート比に応じて変化させ、再生
データのデータレートと再生の倍速数から用いるデータ
を切り換えて選択するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル映像信号と
ディジタルオーディオ信号とを、斜めトラックのそれぞ
れ決められたエリアに記録するようなトラックフォーマ
ットを有するディジタルビデオテープレコーダ(以下、
ディジタルVTR)において、ディジタル映像信号とデ
ィジタルオーディオ信号とがビットストリームで入力さ
れ、このビットストリームを記録するディジタルVTR
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は一般的な家庭用ディジタルVT
Rにおけるトラックを示す図である。図において、磁気
テープには斜めトラックが構成されており、一つのトラ
ックはディジタル映像信号を記録する映像エリアと、デ
ィジタルオーディオ信号を記録するオーディオエリアの
二つのエリアに分割されている。
【0003】上記のような家庭用ディジタルVTRに映
像およびオーディオ信号を記録するには二つの方法があ
る。一つは、アナログ映像信号とオーディオ信号を入力
として、映像やオーディオの高能率符号化器を用いて記
録する、いわゆるベースバンド記録方式である。もう一
つは、ディジタル伝送されたビットストリームを記録す
る、いわゆるトランスペアレント記録方式である。
【0004】アメリカ合衆国で審議されているATV
(Advanced Television)信号を記
録するには、後者のトランスペアレント記録方式(イン
チキ方式)が適している。その理由は、ATV信号は既
にディジタル圧縮された信号であり、高能率符号化器や
復号化器が不要であることや、そのまま記録するので画
質の劣化がないことなどである。一方、短所としては、
高速再生や、スチル、スローなどの特殊再生時の画質で
ある。特に、ビットストリームを斜めトラックにそのま
ま記録しただけでは、高速再生時はほとんど画像を再生
することができない。
【0005】上記のようなATV信号を記録するディジ
タルVTRの方式として、1993年10月26日から
28日にカナダ国オタワ市で開催された“Intern
ational Workshop on HDTV’
93”における技術発表に、“A Recording
Method of ATV data on aC
onsumer Digital VCR”がある。以
下、この内容を従来例として述べる。
【0006】家庭用ディジタルVTRのプロトタイプの
基本仕様として、SD(Standard Defin
ition)モード時、ディジタル映像信号の記録レー
トを25Mbpsとして、フィールド周波数が60Hz
の場合、映像の1フレームを10トラックの映像エリア
に記録するものがある。ここで、ATV信号のデータレ
ートを17〜18Mbpsとすると、このSDモードで
ATV信号のトランスペアレント記録が可能になる。
【0007】図21はディジタルVTRの通常再生時と
高速再生時におけるヘッドトレース図である。図におい
て、各トラックは違ったアジマス角度を持つヘッドによ
り交互に斜め記録されている。通常再生時は、テープ送
り速度が記録時と同じであるので、ヘッドは記録トラッ
クに沿って、図21(a)のようにトレースすることが
できる。しかし、高速再生時はテープ速度が異なるため
いくつかのトラックを横切ってトレースし、各同一アジ
マストラックの断片のみを再生することができる。図2
1(b)では5倍速の早送りの場合を示す。
【0008】MPEG2のビットストリームでは、イン
トラ符号化されたブロックのみが他のフレームを参照せ
ずに独立に復号できる。もし、MPEG2のビットスト
リームが順番に各トラックに記録されているとしたら、
高速再生時の再生データはバーストからイントラ符号の
みで画像を再構成することになる。このとき、スクリー
ン上では、再生されるエリアは連続ではなく、また、ブ
ロックの断片がスクリーンに広がることになる。さら
に、ビットストリームは可変長符号化されているので、
スクリーンのすべてが周期的に更新される保証はなく、
ある一部が長い時間更新されないこともある。結果とし
て、高速再生時の画質は十分とは言えず、家庭用ディジ
タルVTRでは受け入れられないことになる。
【0009】図22は高速再生が可能なビットストリー
ム記録装置の記録側のブロック図である。ここでは、各
トラックの映像エリアを、すべてのATV信号のビット
ストリームを記録するメインエリアと、高速再生時に画
像の再構成に用いるビットストリームの重要な部分(H
Pデータ)を記録する複写エリアとに分ける。高速再生
時は、イントラ符号化ブロックのみが有効であるので、
複写エリアにこれを記録するが、さらにデータを削減す
るために、すべてのイントラ符号化ブロックから低域周
波数成分を抜き出して、HPデータとして記録する。図
22において、1はビットストリームの入力端子、2は
メインエリア用のビットストリームの出力端子、3は複
写エリア用のHPデータの出力端子、4は可変長復号
器、5はカウンタ、6はデータ抜き取り回路、7はEO
B(End of Block)付加回路である。
【0010】MPEG2のビットストリームは入力端子
1から入力され、出力端子2からそのまま出力されて、
メインエリアに順次記録される。一方、入力端子1から
のビットストリームは可変長復号器4にも入力され、M
PEG2のビットストリームのシンタックスが解析さ
れ、イントラ画像を検出し、カウンタ5にてタイミング
を発生し、データ抜き取り回路6でイントラ画像のすべ
てのブロックの低域周波数成分を抜き出し、さらに、E
OB付加回路7でEOBを付加して、HPデータを構成
し、複写エリアに記録する。
【0011】図23は従来のビットストリーム記録再生
装置における再生側の構成を示す図である。通常再生時
は、メインエリアに記録されているすべてのビットスト
リームが再生され、ディジタルVTRの外にあるMPE
G2復号器に送られる。このとき、通常再生時であるの
で、複写エリアに記録されたHPデータは捨てられるの
であるが、この選択はデータ分離で行われる。一方、高
速再生時は、データ分離された複写エリアのHPデータ
のみが集められてMPEG2復号器に送られ、メインエ
リアのビットストリームは捨てられる。この選択もまた
データ分離で行われる。
【0012】次に、メインエリアと複写エリアの1トラ
ック上の配置について述べる。図24は9倍速での高速
再生時のヘッドトレースの例を示す図である。テープ速
度が整数倍速で、位相ロック制御されておれば、ヘッド
スキャンニングは同じアジマストラックに同期する。従
って、再生されるデータの位置は固定される。図24に
おいて、再生信号の出力レベルが−6dBより大きい部
分が再生されると仮定すると、一つのヘッドにより網掛
けした領域が再生されることになる。図24では9倍速
の例を示しており、9倍速ではこの網掛け領域の信号読
み出しが保証される。従って、HPデータをこのエリア
に記録すれば良い。しかし、他の倍速では、信号読み出
しは保証されず、いくつかのテープ速度で読み出せるよ
うこの領域を選ぶ必要がある。
【0013】図25はヘッドが同一アジマストラックに
同期する3つのテープ速度のスキャン領域の例を示す図
である。各テープ速度でスキャンされる領域には、いく
つかの重複領域がある。これらの領域から複写エリアを
選択し、異なるテープ速度でのHPデータの読みだしを
保証する。図25では、4倍、9倍、17倍の早送りの
場合を示しているが、これらのスキャン領域は、−2
倍、−7倍、−15倍の早送りの場合と同じになる。
【0014】いくつかのテープ速度で、全く同じ領域を
ヘッドがトレースするのは不可能である。それは、テー
プ速度によりヘッドが横切るトラック数が異なるからで
ある。さらに、どの同一アジマストラックからもトレー
スできる必要がある。図26は異なるテープ速度のヘッ
ドトレースの例を示す図である。図26では、5倍速と
9倍速の重複領域から領域1、2、3が選択されてい
る。同じHPデータを9トラックに繰り返し記録するこ
とにより、HPデータは5倍速、9倍速どちらでも読み
出せる。
【0015】図27は5倍速時のヘッドトレースの例を
示す図である。図からわかるように、テープ速度と同じ
トラック数に同じHPデータを繰り返し記録することに
より、HPデータは、同一アジマストラックに同期した
ヘッドにより、読み出すことができる。したがって、高
速再生の最大のテープ速度と同じトラック数に、HPデ
ータの複製を繰り返すことにより、複製HPデータは、
いくつかのテープ速度で、正方向、逆方向のどちらで
も、読み出しを行う。
【0016】図28はメインエリアと複写エリアの例を
示す図である。家庭用ディジタルVTRでは、各トラッ
クの映像エリアは135のシンクブロックから構成され
ており、メインエリアは97シンクブロック、複写エリ
アは32シンクブロックとした。この複写エリアは、図
25で示した、4、9、17倍速に対応する重複領域を
選んでいる。この場合、メインエリアのデータレートは
約17.46Mbps、複写エリアは17回同じデータ
が記録されるので、約338.8kbpsとなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されており、ある固定のデータレートで送られ
るビットストリームを記録する場合において、複数の高
速再生速度で再生される重複領域を選び高速再生用デー
タを配置していた。
【0018】ここで、将来、例えばDVB(Digit
al Video Broadcasting)信号の
ようなデータレートが異なる信号が多重送信されるビッ
トストリームを記録するディジタルVTRがある。この
場合にもトランスペアレント記録方式が適しており、デ
ータレートが異なる信号を記録する際には、回転ドラム
の回転数を一定とし、データレート比に応じてテープ速
度を変化させることで、トラック上に同一の記録レート
でビットストリームを記録することができる。例えばビ
ットストリームのデータレートが1/2になった場合に
は、データレートが1の場合でのテープ速度vの1/2
の速度にテープ速度を変化させれば、トラック上にはデ
ータレート1の場合と同一の記録レートおよびフォーマ
ットで信号が記録されることとなる。さらに、データレ
ートが1/4である場合には、データレートが1の場合
でのテープ速度vの1/4の速度にテープ速度を変化さ
せれば、トラック上にはビットレート1の場合と同一の
記録レートおよびフォーマットで信号が記録されること
となる。
【0019】上記のようなデータレートが異なる信号が
多重されて伝送されるビットストリームを記録し高速再
生を行う場合、記録されたトラックはどのデータレート
においても同一であるが、再生する際の速度は、データ
レート1の場合の高速再生速度をm倍速再生とした場
合、データレート1/2の信号でのm倍速はデータレー
ト1における(1/2)×m倍速に相当する速度で再生
されることであり、データレート1/4の信号でのm倍
速はデータレート(1/4)×m倍速に相当する速度で
再生されることになる。
【0020】したがって、従来の装置においてはデータ
レートが固定のビットストリームにおいて所定の高速再
生速度で再生される領域に高速再生用データを配置して
いるので、記録された異なるデータレートの信号につい
てそれぞれ高速再生を行う際に、同一の倍速数の高速再
生を行うためにはデータレート比に応じてその再生テー
プ速度を変えることとなり、同一倍速数の高速再生を行
っていてもそのヘッドトレースは各データレートにより
異なることとなる。よって、ビットストリームのデータ
レートによっては配置した高速再生用のデータをトレー
スすることができない場合があるという問題点があっ
た。
【0021】また、全てのデータレートのそれぞれの場
合について、所定の倍速数でトレースされる領域に高速
再生用データを配置する場合があるが、ディジタルVT
Rにおいて映像信号を記録する映像エリアは限られてお
り、メインエリアのデータを記録する領域に加え高速再
生用のデータを記録する領域を配置するには、その高速
再生用データ量は限られてくる。よって、対応できるビ
ットストリームのデータレートの数が限定されてくると
いう問題点がある。
【0022】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたものであり、データレートが異なる信号が
多重されたビットストリームを同一の記録レートでトラ
ック上に記録し高速再生を行う場合においても、配置す
る高速再生用のデータ領域を各データレート毎に設ける
ことなく、どのデータレートの場合でも同一の倍速数の
高速再生を行うことができ、高速再生用のデータを確実
に再生できる磁気記録再生装置を得ることを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
磁気記録再生装置は、通常の記録信号から高速再生に用
いる信号を取り出す手段と、信号のデータレートに応じ
記録時のテープ速度を制御する手段と、前記高速再生に
用いる信号を、記録する全種類のデータレートの信号で
のm倍速(|m|>1)高速再生においてヘッドがトレ
ースし再生できる領域に配置し記録する手段を有すると
ともに、記録した全種類のデータレートの信号の場合に
ついて前記m倍速で高速再生を行う際に、倍速数とデー
タレートに基づき再生のテープ速度を制御する手段を有
し、前記トラック上の領域に配置した高速再生用の信号
を再生し、各データレートにおける高速再生用の信号を
得るものである。
【0024】また、本発明の請求項2に係る磁気記録再
生装置は、前記記録する信号間のデータレート比r(r
は正の数)に応じて、記録時のテープ速度を1/rとな
るように制御するとともに、前記記録する信号のそれぞ
れについてm倍速を行うとき、再生のテープ速度をm/
r倍速に相当する速度で再生したときヘッドがトレース
する領域に上記高速再生用の信号を配置し記録するもの
である。
【0025】
【作用】本発明の請求項1に係る磁気記録再生装置にお
いては、記録信号のデータレートに応じ記録時のテープ
速度を制御する手段と、前記高速再生に用いる信号を、
記録する全種類のデータレートの信号でのm倍速(|m
|>1)高速再生においてヘッドがトレースし再生でき
る領域に配置し記録する手段を有するとともに、記録し
た全種類のデータレートの信号の場合について前記m倍
速で高速再生を行う際に、倍速数とデータレートに基づ
き再生のテープ速度を制御する手段を有し、前記トラッ
ク上の領域に配置した高速再生用の信号を再生し、各デ
ータレートにおける高速再生用の信号を得るので、デー
タレートが異なる信号が多重されたビットストリームを
記録し高速再生を行う場合においても、どのデータレー
トの場合でも同一の倍速数の高速再生を行い、高速再生
用のデータを確実に得られる。
【0026】また、本発明の請求項2に係る磁気記録再
生装置においては、記録する信号間のデータレート比r
(rは正の数)に応じて、記録時のテープ速度を1/r
となるように制御するとともに、前記記録する信号のそ
れぞれについてm倍速を行うとき、再生のテープ速度を
m/r倍速に相当する速度で再生したときヘッドがトレ
ースする領域に上記高速再生用の信号を配置し記録する
ので、データレートが異なる信号が多重されたビットス
トリームを同一の記録レートでトラック上に記録し高速
再生を行う場合においても、配置する高速再生用のデー
タ領域を各データレート毎に設けることなく、どのデー
タレートの場合でも同一の倍速数の高速再生を行い、高
速再生用のデータを確実に得られる。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、本発明を図に基づいて説明する。図1
は本発明の実施例におけるビットストリーム記録再生装
置の記録側の一構成例を示すブロック図である。図にお
いて、10はビットストリームの入力端子、11は同期
信号ブロック(シンクブロック)を構成し、記録するト
ラックのデータ配置となるように記録データをフォーマ
ット化する記録データフォーマット化回路、12は同期
信号などのタイミング信号を生成し出力するタイミング
信号生成回路、13は記録データの出力端子、14は可
変長復号器、15はカウンタ、16はデータ抜き取り回
路、17はEOB(End of Block)付加回
路、18は入力ビットストリームのデータレートがいか
なる値であるかを検出し、そのデータレートを示す信号
を出力するデータレート検出回路、19は前記データレ
ート検出回路18からのビットストリームのデータレー
トを示す信号に応じて記録時のテープ速度を制御するテ
ープ速度制御回路である。
【0028】次に、動作について詳しく説明する。MP
EG2のビットストリームは入力端子10から入力さ
れ、記録データフォーマット化回路11へ送られて、メ
インエリア用のデータとしてタイミング信号生成回路1
2からの同期信号に基づき、同期バイトを付加すること
でシンクブロックを構成する。一方、上記入力端子10
からのビットストリームは可変長復号器14にも送られ
て、MPEG2のビットストリームのシンタックスが解
析されて、イントラ画像を検出し、カウンタ15におい
て復号されたDCT係数の個数をカウントしてタイミン
グを発生し、データ抜き取り回路16に出力する。デー
タ抜き取り回路16では、カウンタ15からのタイミン
グ信号に基づき入力ビットストリームからイントラ画像
の全てのブロックの低周波数成分を抜き出して、低速倍
および高速倍でのそれぞれにおける所定の個数のDCT
係数分のデータをEOB付加回路17へ送り、EOB付
加回路17でEOBを付加して、低速倍用及び高速倍用
の高速再生用データを構成し、記録データフォーマット
化回路11へと出力する。
【0029】なお、データ抜き取り回路16において低
速倍用のデータと高速倍用データを抜き取るタイミング
は同一であっても、異なっていてもかまわない。タイミ
ングが異なるということは、記録される1映像ブロック
(符号器側で直交変換を行った単位)内のDCT係数の
個数が異なることとなる。高速再生用のデータが記録さ
れる領域は限られているので、上記高速再生用領域が同
一面積であれば、1映像信号ブロックのDCT係数の個
数を多くすると記録するための高速再生用領域が多く必
要となり、再生時の画面のリフレッシュが遅くなる。そ
のかわり画質は良くなる。このリフレッシュと画質のト
レードオフでデータを抜き取るタイミングを決定するこ
ととなる。
【0030】記録データフォーマット化回路11では、
上記EOB付加回路17からの低速倍用および高速倍用
の高速再生用のデータを、タイミング信号生成回路12
からの同期信号に基づき同期バイトを付加することで高
速再生用のシンクブロックを構成するとともに、上記メ
インエリア用のデータであるシンクブロックと前記高速
再生用のデータをトラック上の所定のシンクブロックの
領域に記録するように記録信号を構成する。そして、記
録データフォーマット化回路11からはフォーマット化
された記録信号が出力端子13へと出力され、ディジタ
ル記録変調、記録増幅などの記録信号処理を施され、2
種類のアジマスのヘッドA及びBにより磁気テープ上に
記録される。
【0031】ここで、本実施例においては入力ビットス
トリームのデータレートが1、1/2、1/4の場合に
ついて説明するものとすると、記録時にはそのデータレ
ート比に応じてテープ速度を変化させて記録し、データ
レート1のときのテープ速度に対しデータレートが1/
2である場合はテープ速度を1/2に、データレート1
/4である場合はテープ速度を1/4にして記録を行
う。よって、各データレートの場合においてトラック上
に記録される記録レートは同一で、トラック上の配置も
同一となる。
【0032】したがって、データレート検出回路18で
は入力されたビットストリームのデータレートが1であ
るか、1/2か1/4かを検出し、例えばデータレート
1とのレート比を示す信号を発生しテープ速度制御回路
19へと送る。テープ速度制御回路19では、送られて
くるビットストリームのデータレートのレート比を示す
信号により、そのレート比に応じて記録のテープ速度を
変化させるように制御して、上記出力端子13から出力
される記録データを記録する。
【0033】次に、高速再生用データである高速再生用
シンクブロックを記録するトラック上の配置について述
べる。いま、ビットストリームのデータレートが1、1
/2、1/4の場合としているので、このときの高速再
生の倍速数は、低速倍速として4倍速を、高速倍速とし
て16倍速を行う場合について説明する。
【0034】図2はデータレート比1での4倍速再生時
のテープ上のトラックにおけるヘッドBのヘッドトレー
スの位置と再生領域の例を示す図であり、テープ速度が
整数倍速で、位相ロックが制御されていれば、ヘッドス
キャンニングは同じアジマストラックに同期して、再生
されるデータの位置は固定される。図2において、再生
信号の出力レベルが−6dBより大きい部分が再生され
ると仮定すると、アジマスBのヘッドからはトラック上
の斜線部分の領域が再生されることとなり、4倍速用の
データを記録する低速倍用記録エリアは領域1または2
に配置でき、例えばトラックBの領域1に低速倍用エリ
アを配置する。また、4倍速再生の場合は、トラック4
本毎にヘッドがトレースをおこなうので、4本のトラッ
ク毎で複写エリアを配置すればよい。
【0035】図3はデータレート比1での16倍速再生
時のテープ上のトラックにおけるヘッドAのヘッドトレ
ースの位置と再生領域の例を示す図である。上記4倍速
の場合と同様にテープ速度が整数倍速で、位相ロックが
制御されていれば、ヘッドスキャンニングは同じアジマ
ストラックに同期して再生されるデータの位置は固定さ
れ、再生信号の出力レベルが−6dBより大きい部分が
再生されると仮定すると、アジマスAのヘッドからはト
ラック上の斜線部分の領域が再生されることとなり、1
6倍速用のデータを記録する高速倍用記録エリアは領域
1から8に配置することが可能であり、例えば領域3か
ら6に高速倍用エリアを配置する。また、16倍速再生
の場合は、トラック16本毎にヘッドがトレースをおこ
なうので、4本のトラック毎で複写エリアを配置した場
合においてもその配置した全領域をトレースし再生する
ことができる。
【0036】上記より、ビットストリームのデータレー
ト1の場合のヘッドトレースに基づき、各高速再生用の
領域を家庭用ディジタルVTRにおけるトラック上の映
像エリア内に配置した一例を図4に示す。図において、
20はアジマスBのヘッドによる4倍速再生時のデータ
を記録するBトラックの低速倍用エリア、21から24
はアジマスAのヘッドによる16倍速再生時のデータを
記録するAトラックの高速倍用エリアであり、エリア2
0、21〜24以外の映像エリアは通常再生用のデータ
であるビットストリームを記録するメインエリアとして
使用される。
【0037】なお、4倍速用エリアおよび16倍速用エ
リアのエリア数は上記に限らず、図2および図3にある
他の領域にも配置してもよい。
【0038】ここで、4倍速再生、16倍速再生を行う
とき、それぞれのビットストリームのデータレートでの
再生速度は、データレート1のデータの場合に対して、
データレート1/2での4倍速は2倍速に、16倍速は
8倍速に相当し、データレート1/4での4倍速は1倍
速に、16倍速は4倍速に相当するヘッドトレースで再
生され、再生時には記録時と同様に各データレートに応
じて再生のテープ速度を変えることとなる。したがっ
て、データレート1の場合、4倍速再生はヘッドBによ
る図4の4倍速用エリア20をトレースし、16倍速再
生はヘッドAによる16倍速用エリア21〜24をトレ
ースして高速再生用のデータとする。データレート1/
4である場合には、4倍速再生はトラック上を1倍速で
トレースされるので、ヘッドAによる図4の16倍速用
エリア21〜24またはヘッドBによる4倍速用エリア
20をトレースし、16倍速再生は4倍速でトレースさ
れるのでヘッドBによる4倍速用エリア20をトレース
して、高速再生用データとして再生することができる。
なお、このデータレート1/4の場合に4倍速再生での
データは例えば4倍速用エリア20のデータを用いるも
のとする。また、データレート1/2である場合には、
4倍速再生はトラック上を2倍速でトレースされ、この
ときのヘッドBのトレースは例えば図5のように行うこ
とができ、再生される領域はBトラックの全データを再
生することができる。よって、ヘッドBによる4倍速用
エリア20をトレースして、高速再生用データとして再
生することができる。なお、16倍速再生は8倍速でト
レースされることとなる。
【0039】したがって、データレート1における4倍
速および16倍速でのヘッドによりトレースされる領域
に高速再生用のデータを配置することで、データレート
1/4での4倍速再生、16倍速再生、およびデータレ
ート1/2での4倍速再生を行い、配置された高速再生
用データを再生することが可能となる。そして、図4に
示した4トラックでのトラックの配置を1単位として繰
り返し記録していくことで、磁気テープ上に記録パター
ンを形成していく。例えば、4倍速用のデータは2回繰
り返し記録し、16倍速用のデータは8回繰り返し記録
すればよい。
【0040】図6は本発明の実施例1におけるデータレ
ート比1のデータを記録したトラック上を1ch×2の
ドラム構成で4倍速再生したときの図であり、例えばア
ジマスAおよびBの2種類のヘッドが回転ドラム上で対
向して取り付けられた1ch×2のドラム構成によるデ
ータレート1のデータを記録したときの4倍速再生時の
ヘッドスキャンを示す。4倍速用データはアジマスBの
ヘッドにより記録されているので、図のようにヘッドB
がトレースするよう位相ロック制御を行った状態でヘッ
ドBによりトレースされる4倍速用エリアの高速再生用
データ(図中、D1〜D4)を再生することとなる。ま
た、図7は本発明の実施例1におけるデータレート比1
のデータを記録したトラック上を1ch×2のドラム構
成で16倍速再生したときの図である。16倍速用デー
タはアジマスAのヘッドにより記録されているので、図
に示すようにヘッドがトレースするよう位相ロック制御
を行った状態でヘッドAによりトレースされる16倍速
用エリアの高速再生用データ(図中、E1〜E4)を再
生することとなる。
【0041】図8は本発明の実施例1におけるデータレ
ート比1/2のデータを記録したトラック上を1ch×
2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。この
とき、ヘッドのスキャンはデータレート1での2倍速再
生時のスキャンと同一となり、図のようにヘッドBが4
倍速用のエリアをトレースするように位相ロック制御す
る。4倍速用データはアジマスBのヘッドにより記録さ
れているので、ヘッドBによりトレースされる4倍速用
エリアの高速再生用データ(図中、F1〜F8)を再生
することとなる。
【0042】図9は本発明の実施例1におけるデータレ
ート比1/4のデータを記録したトラック上を1ch×
2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。ヘッ
ドのスキャンはデータレート1での1倍速再生時のスキ
ャンと同一となる。よって、このときは4倍速用データ
および16倍速用データを再生することができるが、ヘ
ッドBによる4倍速用データを用いるとすると、図のよ
うにヘッドBがトレースするよう位相ロック制御を行っ
た状態でヘッドBによりトレースされる4倍速用エリア
の高速再生用データ(図中、G1〜G8)を再生するこ
ととなる。なお、ヘッドAによる16倍速用データは、
ヘッドAが2回トラック上をスキャンして全データを再
生でき、これを用いて4倍速再生データとすることもで
きる。
【0043】図10は本発明の実施例1におけるデータ
レート比1/4のデータを記録したトラック上を1ch
×2のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
ヘッドのスキャンはデータレート1での4倍速再生時の
スキャンと同一となり、図のようにヘッドBが4倍速用
のエリアをトレースするように位相ロック制御する。4
倍速用データはアジマスBのヘッドにより記録されてい
るので、ヘッドBによりトレースされる4倍速用エリア
の高速再生用データ(図中、H1〜H4)を再生するこ
ととなる。
【0044】なお、上記図6から図10ではヘッドが1
ch×2のドラム構成の場合について示しているが、こ
の限りでなく、アジマスAおよびBの2種類のヘッドが
ペアとなり2ch×1のドラム構成や、ヘッドがペアで
かつ対向して配置された2ch×2のドラム構成の場合
においても、各レートおよび倍速数で用いる高速再生デ
ータの領域はヘッドAまたはBのどちらか一方でトレー
スされるエリアを用いるので、ヘッドAまたはヘッドB
のどちらかが上記と同様にトレースされるように位相ロ
ック制御すれば、所定の高速再生用エリアのデータが上
記と同様に再生されることになる。ただし、2ch×2
のドラム構成の場合の高速再生時の倍速数は、1ch×
2、2ch×1の構成の場合での倍速数の1/2の倍速
数となる。
【0045】図11は本発明の磁気記録再生装置を実現
するための再生側の構成を示す図である。図において、
30は再生されたデータの入力端子、31は例えば再生
データから記録されているビットストリームのデータレ
ートを判別するデータレート判別回路、32は通常再
生、高速再生時の低速倍(4倍速)または高速倍(16
倍速)のそれぞれでの再生モードを示す信号を発生し出
力する再生モード信号発生回路、33は前記データレー
ト判別回路31からのデータレートを示す信号と再生モ
ード信号発生回路32からの再生モード信号に基づき、
再生時の再生テープ速度を制御する再生テープ速度制御
回路である。34は再生データにおけるメインエリアの
ビットストリームと低速倍用エリアおよび高速倍用エリ
アでの高速再生用のデータを分離するデータ分離回路、
35はデータ分離回路34からの各再生データをデータ
レート判別回路31および再生モード信号発生回路32
からの信号に基づき切り換えて選択するデータ切り換え
回路、36は選択された再生データの出力端子である。
【0046】次に動作について説明する。再生データは
入力端子30から入力され、データレート判別回路31
において再生データのビットストリームにおけるデータ
レートを判別し、そのレート比を示す信号を出力する。
再生テープ速度制御回路33では上記データレート判別
回路31からのデータレートのレート比を示す信号と再
生モード信号発生回路32からの再生モード信号に基づ
いて、再生時の再生テープ速度を制御する。
【0047】つまり、通常再生時には、通常再生時にお
けるデータレート1の場合の再生テープ速度に対し、デ
ータレート1/2のデータの場合は再生テープ速度を1
/2に、データレート1/4の場合は再生テープ速度を
1/4に制御する。また、4倍速再生、16倍速再生を
行うときには、それぞれのビットストリームのデータレ
ートでの再生速度は、データレート1のデータの場合に
対して、データレート1/2での4倍速は2倍速に相当
し、データレート1/4での4倍速は1倍速に、16倍
速は4倍速に相当するように再生テープ速度を変えるよ
うに制御することとなる。
【0048】入力端子30からの再生データは再生デー
タ分離回路34にも送られ、再生データにおけるメイン
エリアでの通常再生用データと低速倍用エリアでの低速
倍再生用データ、および高速倍用エリアでの高速倍再生
用データに分離しデータ切り換え回路35へと出力す
る。データ切り換え回路35では、データレート判別回
路31からの再生データのデータレートを示す信号と再
生モード信号発生回路32からの再生モード信号に基づ
いて、データを切り換えて選択し出力端子36へと送
る。ここで、通常再生時には、どのデータレートの場合
もメインエリアでの通常再生用データであるビットスト
リームが選択される。高速再生時には、再生データのデ
ータレートと低速倍(4倍速)再生か高速倍(16倍
速)再生かを示す再生モード信号によりデータが選択さ
れる。データレート1のときの4倍速時は、図6に示す
ようにヘッドBがトレースする低倍速用エリアが再生さ
れるので、低速倍再生用データを選択し、16倍速時は
図7に示すようヘッドAがトレースする高速倍用エリア
を再生するので、高速倍再生用データを選択する。デー
タレート1/2のときの4倍速時は、図8に示すように
ヘッドBがトレースする低倍速用エリアが再生されるの
で、低速倍再生用データを選択する。そして、データレ
ート1/4のときの4倍速時は、図9に示すヘッドBが
トレースする低速倍用エリアが再生されるので、低速倍
再生用データを選択し、16倍速時には図10に示すよ
うヘッドBがトレースする低速倍用エリアのデータが再
生されるので、低速倍用データを選択する。
【0049】以上のようにして、データレート1の場合
と、データレート1/2および1/4の場合において、
同一倍速で高速再生を行ったときにトレースされる領域
に高速再生用のデータが配置されるように、高速再生の
倍速数を定め、データレート1のときの4倍速および1
6倍速再生のトレースから4倍速および16倍速用の高
速再生用データを配置し、再生データのデータレートと
再生の倍速数から用いるデータを切り換えて選択するよ
うにしたので、データレートが異なる信号が多重された
ビットストリームを同一の記録レートでトラック上に記
録し高速再生を行う場合においても、配置する高速再生
用のデータ領域を各データレート毎に設けることなく、
データレート1、1/2、1/4での4倍速再生とデー
タレート1、1/4での16倍速再生時に高速再生用の
データを再生でき、同一の倍速数の高速再生を行うこと
ができ、高速再生用のデータを確実に再生できる。
【0050】なお、上記実施例においてはデータレート
1、1/2、1/4の場合として説明しているが、デー
タレートの値はこれに限るものではなく、他のデータレ
ート比である場合であっても、そのデータレートでのm
倍速再生において、再生速度をデータレートに応じ制御
することで上記高速再生用のデータをヘッドがトレース
し再生するのであれば、上記と同様の効果を奏する。
【0051】実施例2.また、高速再生用データ領域を
記録するトラック上の配置の他の実施例2について述べ
る。上記実施例1と同様に、ビットストリームのデータ
レートが1、1/2、1/4の場合で、高速再生の倍速
数は低速倍速として4倍速を、高速倍速として16倍速
を行う場合について説明する。
【0052】図12はデータレート比1および1/2で
の16倍速再生時のテープ上のトラックにおけるヘッド
Aのヘッドトレースと再生領域の例を示す図であり、デ
ータレート1のときと1/2のときにおいて、ヘッドA
がトレースする軌跡上で重複する領域が存在するトレー
スを示している。また、テープ速度が整数倍速で、位相
ロックが制御されていれば、ヘッドスキャンニングは同
じアジマストラックに同期して、再生されるデータの位
置は固定される。図12中のI1からI8で示した部分
はデータレート1での16倍速時に再生可能な領域を、
I9からI12で示した部分はデータレート1/2での
16倍速時に再生可能な領域を示している。図13は上
記図12での各データレートにおけるトレースでの再生
信号とトラックA上の再生可能領域を示した図であり、
図13における斜線で示した部分が再生可能な領域とな
る。図12および図13から、データレート1での16
倍速再生時とデータレート1/2での16倍速再生時で
共通して再生可能な重複領域は、I13およびI14で
示した部分となる。また、データレート1での16倍速
再生の場合は、トラック16本毎にヘッドがトレースを
おこなうので、4本のトラック毎で高速再生エリアを配
置した場合においてもその配置した全領域をトレースし
再生することができ、データレート1/2での16倍速
再生の場合は、データレート1における8倍速再生に相
当するトレースとなり、トラック8本毎にヘッドがトレ
ースを行うので、同様に4本のトラック毎で高速再生エ
リアを配置した場合においても、その配置した全領域を
再生できる。
【0053】したがって、16倍速用のデータを記録す
る高速倍用記録エリアはデータレート1と1/2の場合
での重複領域である領域I13とI14に配置するとと
もに、例えば領域I3とI10のI13を除く領域に同
一データを配置し、領域I6とI11のI14を除く領
域に同一データを配置することで、16倍速での高速倍
用エリアを配置する。これによれば、データレート1で
の16倍速時には、領域I13、I14およびI3、I
6を再生でき、データレート1/2での16倍速時には
領域I13、I14およびI10のI13を除く領域に
配置したデータと、領域I11のI14を除く領域に配
置したデータを再生することができ、16倍速での高速
倍用のデータを得ることができる。
【0054】上記により、各高速再生用の領域を家庭用
ディジタルVTRにおけるトラック上の映像エリア内に
配置した例を図14に示す。図14において、40はア
ジマスBのヘッドによる4倍速再生時のデータを記録す
るBトラックの低速倍用エリア、41から46はアジマ
スAのヘッドによる16倍速再生時のデータを記録する
Aトラックの高速倍用エリアであり、エリア40、41
〜46以外の映像エリアは通常再生用のデータであるビ
ットストリームを記録するメインエリアとして使用され
る。ここで、図中41と42は同一のデータであり、4
3と44は同一のデータである。なお、低速倍用エリア
は上記実施例1の場合と同様の領域に配置してあり、そ
の説明を省略する。
【0055】ここで、4倍速再生では、上記実施例1の
場合と同様に、データレート1の場合はヘッドBにより
4倍速用エリア40をトレースし、高速再生用データと
でき、データレート1/2である場合には、4倍速再生
はトラック上を2倍速でトレースされ、このときのヘッ
ドBのトレースは例えば図5のように行われることがで
きるので、ヘッドBによる4倍速用エリア40をトレー
スして高速再生用データとすることができる。また、デ
ータレート1/4である場合は、4倍速再生はトラック
上を1倍速でトレースされるので、ヘッドAにより16
倍速用エリア41〜46またはヘッドBにより4倍速用
エリア40をトレースでき、このとき例えばヘッドBに
よる4倍速用エリア40を用いて、高速再生用データと
することができる。さらに、データレート1/4での1
6倍速再生はトラック上を4倍速でトレースされるの
で、ヘッドBによる4倍速用エリア40をトレースし
て、高速再生用データとして再生することができる。以
上の各データレートにおける4倍速再生時、およびデー
タレート1/4における16倍速再生時のトレースおよ
び動作は、上記実施例1と同様であるのでその説明を省
略する。
【0056】次に、データレート1および1/2の場合
での16倍速の動作について説明する。データレート1
および1/2での16倍速時のアジマスAのヘッドトレ
ースは、図12に示したようになり、データレート1/
2での再生速度は、データレート1のデータの場合に対
して16倍速は8倍速に相当するヘッドトレースで再生
され、再生時には記録時と同様に各データレートに応じ
て再生のテープ速度を変えることとなる。データレート
1の場合の16倍速再生は、ヘッドAにより16倍速用
エリアにおける41、45、46、44をトレースして
高速再生用のデータとする。データレート1/2である
場合には、ヘッドAにより16倍速用エリアにおける4
2、45および46、43をトレースして、高速再生用
データとして再生する。
【0057】したがって、データレート1および1/2
での16倍速時においてヘッドAがトレースする領域に
高速再生用のデータを配置することで、上記の各データ
レートでの4倍速再生およびデータレート1/4での1
6倍速再生に加え、データレート1および1/2での1
6倍速再生を行い、配置された高速再生用データを再生
することが可能となる。そして、図14に示した4トラ
ックでのトラックの配置を1単位として繰り返し記録し
ていくことで、磁気テープ上に記録パターンを形成して
いく。例えば、4倍速用のデータは2回繰り返し記録
し、16倍速用のデータは8回繰り返し記録すればよ
い。
【0058】図15は本発明の実施例2におけるデータ
レート比1または1/2のデータを記録したトラック上
を1ch×2のドラム構成で16倍速再生したときの図
である。図において、破線矢印はデータレート1の16
倍速でのトレースを、実線矢印はデータレート1/2の
16倍速でのトレースを示している。16倍速用データ
はアジマスAのヘッドにより記録されているので、図の
ようにヘッドAがトレースするよう位相ロック制御を行
った状態として、データレート1の場合では、ヘッドA
によりトレースされる16倍速用エリアの高速再生用デ
ータJ1〜J4を再生することとなる。また、データレ
ート1/2の場合では、ヘッドAによりトレースされる
16倍速用エリアの高速再生用データJ5、J2および
J3、J6、そしてJ7〜J10を再生することとな
る。
【0059】なお、上記図15ではヘッドが1ch×2
のドラム構成の場合について示しているが、この限りで
なく、アジマスAおよびBの2種類のヘッドがペアとな
り2ch×1のドラム構成や、ヘッドがペアでかつ対向
して配置された2ch×2のドラム構成の場合において
も、各レートおよび倍速数で用いる高速再生データの領
域はヘッドAまたはBのどちらか一方でトレースされる
エリアを用いるので、ヘッドAまたはヘッドBのどちら
かが上記と同様にトレースされるように位相ロック制御
すれば、所定の高速再生用エリアのデータが上記と同様
に再生されることになる。ただし、2ch×2のドラム
構成の場合の高速再生時の倍速数は、1ch×2、2c
h×1の構成の場合での倍速数の1/2の倍速数とな
る。
【0060】上記のトラック上での高速再生用データ領
域の配置を行うビットストリーム記録再生装置は、実施
例1における図1および図11と同様に示され、記録時
には記録フォーマット化回路11において図14に示し
たデータ配置となるように記録データが構成される。そ
の他の記録時の動作は実施例1と同様である。また、再
生時においては、再生テープ速度制御回路33におい
て、データレート判別回路31からのデータレートのレ
ート比を示す信号と再生モード信号発生回路32からの
再生モード信号に基づいて、再生時の再生テープ速度を
制御するのであるが、通常再生時には、通常再生時にお
けるデータレート1の場合の再生テープ速度に対し、デ
ータレート1/2のデータの場合は再生テープ速度を1
/2に、データレート1/4の場合は再生テープ速度を
1/4に制御する。また、4倍速再生、16倍速再生を
行うときには、それぞれのビットストリームのデータレ
ートでの再生速度は、データレート1のデータの場合に
対して、データレート1/2での4倍速は2倍速に、1
6倍速は8倍速に相当し、データレート1/4での4倍
速は1倍速に、16倍速は4倍速に相当するように再生
テープ速度を変えるように制御する。
【0061】そして、データ分離回路34においてメイ
ンエリアでの通常再生用データと低速倍用エリアでの低
速倍再生用データ、および高速倍用エリアでの高速倍再
生用データに分離されデータ切り換え回路35へと出力
された各エリアのデータは、データ切り換え回路35に
おいて、データレート判別回路31からの再生データの
データレートを示す信号と再生モード信号発生回路32
からの再生モード信号に基づいて、データを切り換えて
選択し出力端子36へと送る。通常再生時には、どのデ
ータレートの場合もメインエリアでの通常再生用データ
であるビットストリームが選択される。高速再生時に
は、再生データのデータレートと低速倍(4倍速)再生
か高速倍(16倍速)再生かを示す再生モード信号によ
りデータが選択される。データレート1のときの4倍速
時は、低倍速用エリアが再生されるので、低速倍再生用
データを選択し、16倍速時はヘッドAがトレースする
高速倍用エリアを再生するので、高速倍再生用データを
選択する。データレート1/2のときの4倍速時は、低
倍速用エリアが再生されるので、低速倍再生用データを
選択し、16倍速時は、高速倍用エリアが再生されるの
で、高速倍再生用データを選択する。そして、データレ
ート1/4のときの4倍速時は、低速倍用エリアが再生
されるので、低速倍再生用データを選択し、16倍速時
には低速倍用エリアのデータが再生されるので、低速倍
用データを選択する。
【0062】以上のようにして、各どのデータレートの
場合においても同一倍速で高速再生を行ったときにトレ
ースされる領域に高速再生用のデータが配置されるよう
に、高速再生の倍速数を定め、データレート1のときの
4倍速再生のトレースと、データレート1および1/2
での16倍速再生のトレースとから4倍速および16倍
速用の高速再生用データを配置し、再生データのデータ
レートと再生の倍速数に基づいて用いるデータを切り換
えて選択するようにしたので、データレートが異なる信
号が多重されたビットストリームを同一の記録レートで
トラック上に記録し高速再生を行う場合においても、配
置する高速再生用のデータ領域を各データレート毎に設
けることなく、データレート1、1/2、1/4での低
速倍再生(4倍速)と高速倍再生(16倍速)時に高速
再生用のデータを再生でき、同一の倍速数の高速再生を
行うことができ、高速再生用のデータを確実に再生でき
る。
【0063】なお、上記実施例においてはデータレート
1、1/2、1/4の場合として説明しているが、デー
タレートの値はこれに限るものではなく、他のデータレ
ート比である場合であっても、そのデータレートでのm
倍速再生において、再生速度をデータレートに応じ制御
することで上記高速再生用のデータをヘッドがトレース
し再生するのであれば、上記と同様の効果を奏する。
【0064】実施例3.また、高速再生用データ領域を
記録するトラック上の配置の他の実施例3について述べ
る。上記実施例1と同様に、ビットストリームのデータ
レートが1、1/2、1/4の場合で、高速再生の倍速
数は低速倍速として4倍速を、高速倍速として16倍速
を行う場合について説明する。
【0065】図16はデータレート比1および1/2の
場合に2ch×1のドラム構成での16倍速再生時のテ
ープ上のトラックにおけるヘッドAおよびBのヘッドト
レースと再生領域の例を示す図であり、詳しくは回転ド
ラム上におけるヘッドの配置がアジマスAおよびBの2
種類のヘッドがペアとなり2ch×1の構成である場合
において、ビットストリームのデータレートが1の場合
での16倍速およびデータレート1/2の場合での16
倍速時のアジマスAおよびBのヘッドトレースの例を示
しており、データレート1のときと1/2のときにおい
て、ヘッドAおよびBがトレースする軌跡上で重複する
領域が存在するトレースを示している。また、テープ速
度が整数倍速で、位相ロックが制御されていれば、ヘッ
ドスキャンニングは同じアジマストラックに同期して、
再生されるデータの位置は固定される。図16中のka
1〜ka8、kb1〜kb8で示した部分はデータレー
ト1での16倍速時に再生可能な領域を、ka9〜ka
12、kb9〜kb12で示した部分はデータレート1
/2での16倍速時に再生可能な領域を示している。図
17は図16での各データレートにおけるトレースでの
再生信号とトラックA及びB上の再生可能領域を示す図
であり、図17における斜線で示した部分が再生可能な
領域となる。図16および17から、データレート1で
の16倍速再生時とデータレート1/2での16倍速再
生時で共通して再生可能な重複領域は、トラックAおよ
びB上でのK1およびK2で示した部分となる。また、
データレート1での16倍速再生の場合は、トラック1
6本毎にヘッドがトレースを行うので、4本のトラック
毎で高速再生エリアを配置した場合においても、その配
置した全領域をトレースし再生することができ、データ
レート1/2での16倍速再生の場合は、データレート
1における8倍速再生に相当するトレースとなり、トラ
ック8本毎にヘッドがトレースを行うので、同様に4本
のトラック毎で高速再生エリアを配置した場合において
も、その配置した全領域を再生できる。
【0066】したがって、16倍速用のデータを記録す
る高速倍用記録エリアはデータレート1と1/2の場合
での重複領域であるトラックA、B上のK1とK2の範
囲にある領域に16倍速での高速倍用エリアを配置す
る。これによれば、データレート1および1/2での1
6倍速時において、アジマスA、Bのヘッドからトラッ
クA及びBに配置したK1とK2領域のデータを再生す
ることができ、16倍速での高速倍用のデータを得るこ
とができる。
【0067】上記により、各高速再生用の領域を家庭用
ディジタルVTRにおけるトラック上の映像エリア内に
配置した例を図18に示す。図において、50はアジマ
スBのヘッドによる4倍速再生時のデータを記録するB
トラックの低速倍用エリア、51a、51bおよび52
a、52bはアジマスAおよびBのヘッドによる16倍
速再生時のデータを記録するトラックAおよびBの高速
倍用エリアであり、エリア50、51a、b〜52a、
b以外の映像エリアは通常再生用のデータであるビット
ストリームを記録するメインエリアとして使用される。
なお、低速倍用エリアは上記実施例1の場合と同様の領
域に配置してあり、その説明を省略する。
【0068】ここで、4倍速再生では、上記実施例1お
よび2の場合と同様に、データレート1の場合はヘッド
Bにより4倍速用エリア50をトレースし、高速再生用
データとし、データレート1/2である場合には、4倍
速再生はトラック上を2倍速でトレースされ、このとき
のヘッドBのトレースは例えば図5のように行われるこ
とができるので、ヘッドBによる4倍速用エリア50を
トレースして高速再生用データとする。また、データレ
ート1/4である場合は、4倍速再生はトラック上を1
倍速でトレースされるので、ヘッドAおよびBにより1
6倍速用エリアまたはヘッドBにより4倍速用エリア5
0をトレースでき、このとき例えばヘッドBによる4倍
速用エリア50を用いて、高速再生用データとする。さ
らに、データレート1/4での16倍速再生はトラック
上を4倍速でトレースされるので、ヘッドBによる4倍
速用エリア50をトレースして、高速再生用データとし
て再生する。このとき、ヘッドBが4倍速用エリアをト
レースするように位相ロック制御を行えば、2ch×1
の構成においても4倍速用のデータを再生できる。以上
の各データレートにおける4倍速再生時、およびデータ
レート1/4における16倍速再生時のトレースおよび
動作は、上記実施例1と同様であるのでその詳しい説明
を省略する。
【0069】次に、データレート1および1/2の場合
での16倍速の動作について説明する。データレート1
および1/2での16倍速時のヘッドトレースは、図1
6に示したようになり、データレート1/2での再生速
度は、データレート1のデータの場合に対して、16倍
速は8倍速に相当するヘッドトレースで再生され、再生
時には記録時と同様に各データレートに応じて再生のテ
ープ速度を変えることとなる。データレート1の場合の
16倍速再生は、ヘッドA、Bにより16倍速用エリア
における51a、bと52a、bをトレースして高速再
生用のデータとし、データレート1/2である場合に
も、ヘッドA、Bにより16倍速用エリアにおける51
a、bと52a、bをトレースして、高速再生用データ
として再生する。
【0070】したがって、データレート1および1/2
での16倍速時においてヘッドAおよびBがトレースす
る重複領域に高速再生用のデータを配置することで、上
記の各データレートでの4倍速再生およびデータレート
1/4での16倍速再生に加え、データレート1および
1/2での16倍速再生を行い、配置された高速再生用
データを再生することが可能となる。そして、図18に
示した4トラックでのトラックの配置を1単位として繰
り返し記録していくことで、磁気テープ上に記録パター
ンを形成していく。例えば、4倍速用のデータは2回繰
り返し記録し、16倍速用のデータは8回繰り返し記録
すればよい。
【0071】図19は本発明の実施例3におけるデータ
レート比1または1/2のデータを記録したトラック上
を2ch×1のドラム構成で16倍速再生したときの図
である。図において、破線矢印はデータレート1の16
倍速でのトレースを、実線矢印はデータレート1/2の
16倍速でのトレースを示している。高速倍用エリアを
トレースするようの位相ロック制御され、データレート
1の場合では、アジマスAおよびBのトラックに配置さ
れた16倍速用エリアの高速再生用データL1〜L4を
再生することとなる。また、データレート1/2の場合
では、16倍速用エリアの高速再生用データL1〜L4
とL5〜L8を再生することとなる。
【0072】なお、上記図15ではヘッドが2ch×1
のドラム構成の場合について示しているが、アジマスA
およびBの2種類のヘッドがペアでかつ対向して配置さ
れた2ch×2のドラム構成の場合においても、各レー
トおよび倍速数で用いる高速再生データの領域をトレー
スされるので、ヘッドAおよびBのどちらかが上記と同
様にトレースされるように位相ロック制御すれば、所定
の高速再生用エリアのデータが上記と同様に再生される
ので、同様の効果を奏する。。
【0073】上記のトラック上での高速再生用データ領
域の配置を行うビットストリーム記録再生装置は、実施
例1における図1および図11と同様に示され、記録時
には記録フォーマット化回路11において図18に示し
たデータ配置となるように記録データが構成される。そ
の他の記録時の動作は実施例1と同様である。また、再
生時においては、再生テープ速度制御回路33におい
て、データレート判別回路31からのデータレートのレ
ート比を示す信号と再生モード信号発生回路32からの
再生モード信号に基づいて、再生時の再生テープ速度を
制御するのであるが、通常再生時には、通常再生時にお
けるデータレート1の場合の再生テープ速度に対し、デ
ータレート1/2のデータの場合は再生テープ速度を1
/2に、データレート1/4の場合は再生テープ速度を
1/4に制御する。また、4倍速再生、16倍速再生を
行うときには、それぞれのビットストリームのデータレ
ートでの再生速度は、データレート1のデータの場合に
対して、データレート1/2での4倍速は2倍速に、1
6倍速は8倍速に相当し、データレート1/4での4倍
速は1倍速に、16倍速は4倍速に相当するように再生
テープ速度を変えるように制御する。
【0074】そして、データ分離回路34においてメイ
ンエリアでの通常再生用データと低速倍用エリアでの低
速倍再生用データ、および高速倍用エリアでの高速倍再
生用データに分離されデータ切り換え回路35へと出力
された各エリアのデータは、データ切り換え回路35に
おいて、データレート判別回路31からの再生データの
データレートを示す信号と再生モード信号発生回路32
からの再生モード信号に基づいて、データを切り換えて
選択し出力端子36へと送る。通常再生時には、どのデ
ータレートの場合もメインエリアでの通常再生用データ
であるビットストリームが選択される。高速再生時に
は、再生データのデータレートと低速倍(4倍速)再生
か高速倍(16倍速)再生かを示す再生モード信号によ
りデータが選択される。データレート1のときの4倍速
時は、低倍速用エリアが再生されるので、低速倍再生用
データを選択し、16倍速時はヘッドA及びBがトレー
スする高速倍用エリアを再生するので、高速倍再生用デ
ータを選択する。データレート1/2のときの4倍速時
は、低倍速用エリアが再生されるので、低速倍再生用デ
ータを選択し、16倍速時は、高速倍用エリアが再生さ
れるので、高速倍再生用データを選択する。そして、デ
ータレート1/4のときの4倍速時は、低速倍用エリア
が再生されるので、低速倍再生用データを選択し、16
倍速時には低速倍用エリアのデータが再生されるので、
低速倍用データを選択する。
【0075】以上のようにして、各どのデータレートの
場合においても同一倍速で高速再生を行ったときにトレ
ースされる領域に高速再生用のデータが配置されるよう
に、高速再生の倍速数を定め、データレート1のときの
4倍速再生のトレースおよびデータレート1および1/
2での16倍速再生のトレースから4倍速および16倍
速用の高速再生用データを配置し、再生データのデータ
レートと再生の倍速数から用いるデータを切り換えて選
択するようにしたので、データレートが異なる信号が多
重されたビットストリームを同一の記録レートでトラッ
ク上に記録し高速再生を行う場合においても、配置する
高速再生用のデータ領域を各データレート毎に設けるこ
となく、データレート1、1/2、1/4での低速倍再
生(4倍速)と高速倍再生(16倍速)時に高速再生用
のデータを再生でき、同一の倍速数の高速再生を行うこ
とができ、高速再生用のデータを確実に再生できる。
【0076】なお、上記実施例においてはデータレート
1、1/2、1/4の場合として説明しているが、デー
タレートの値はこれに限るものではなく、他のデータレ
ート比である場合であっても、そのデータレートでのm
倍速再生において、再生速度をデータレートに応じ制御
することで上記高速再生用のデータをヘッドがトレース
し再生するのであれば、上記と同様の効果を奏する。
【0077】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の磁気記録再生装
置によれば、記録信号のデータレートに応じ記録時のテ
ープ速度を制御し、高速再生に用いる信号を、記録する
全種類のデータレートの信号でのm倍速(|m|>1)
高速再生においてヘッドがトレースし再生できる領域に
配置し記録するとともに、記録した全種類のデータレー
トの信号の場合について前記m倍速で高速再生を行う際
に、倍速数とデータレートに基づき再生のテープ速度を
制御して、前記トラック上の領域に配置した高速再生用
の信号を再生し、各データレートにおける高速再生用の
信号を得るので、データレートが異なる信号が多重され
たビットストリームを記録し高速再生を行う場合におい
ても、どのデータレートの場合でも同一の倍速数の高速
再生を行い、高速再生用のデータを確実に得られる。
【0078】また、本発明の請求項2記載の磁気記録再
生装置によれば、記録する信号間のデータレート比r
(rは正の数)に応じて、記録時のテープ速度を1/r
となるように制御するとともに、前記記録する信号のそ
れぞれについてm倍速を行うとき、再生のテープ速度を
m/r倍速に相当する速度で再生したときヘッドがトレ
ースする領域に高速再生用の信号を配置し記録するの
で、データレートが異なる信号が多重されたビットスト
リームを同一の記録レートでトラック上に記録し高速再
生を行う場合においても、配置する高速再生用のデータ
領域を各データレート毎に設けることなく、どのデータ
レートの場合でも同一の倍速数の高速再生を行い、高速
再生用のデータを確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記録再生装置を実現するための記録
側の構成の一実施例を示す図である。
【図2】 データレート比1での4倍速再生時のテープ
上のトラックにおけるヘッドBのヘッドトレースの位置
と再生領域の例を示す図である。
【図3】 データレート比1での16倍速再生時のテー
プ上のトラックにおけるヘッドAのヘッドトレースの位
置と再生領域の例を示す図である。
【図4】 本発明の実施例における高速再生用データ
領域を配置したトラックパターンの例を示す図である。
【図5】 データレート比1/2での4倍速再生時のテ
ープ上のトラックにおけるヘッドBのヘッドトレースの
位置と再生領域の例を示す図である。
【図6】 本発明の実施例1におけるデータレート比1
のデータを記録したトラック上を1ch×2のドラム構
成で4倍速再生したときの図である。
【図7】 本発明の実施例1におけるデータレート比1
のデータを記録したトラック上を1ch×2のドラム構
成で16倍速再生したときの図である。
【図8】 本発明の実施例1におけるデータレート比1
/2のデータを記録したトラック上を1ch×2のドラ
ム構成で4倍速再生したときの図である。
【図9】 本発明の実施例1におけるデータレート比1
/4のデータを記録したトラック上を1ch×2のドラ
ム構成で4倍速再生したときの図である。
【図10】 本発明の実施例1におけるデータレート比
1/4のデータを記録したトラック上を1ch×2のド
ラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図11】 本発明の記録再生装置を実現するための再
生側の構成を示す図である。
【図12】 データレート比1および1/2での16倍
速再生時のテープ上のトラックにおけるヘッドAのヘッ
ドトレースと再生領域の例を示す図である。
【図13】 データレート比1および1/2での16倍
速再生時のヘッドAによる再生信号と再生可能領域の例
を示す図である。
【図14】 本発明の実施例2における高速再生用デー
タ領域を配置したトラックパターンの例を示す図であ
る。
【図15】 本発明の実施例2におけるデータレート比
1または1/2のデータを記録したトラック上を1ch
×2のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図16】 データレート比1および1/2の場合に2
ch×1のドラム構成での16倍速再生時のテープ上の
トラックにおけるヘッドAおよびBのヘッドトレースと
再生領域の例を示す図である。
【図17】 図16での各データレートにおけるトレー
スでの再生信号とトラックA及びB上の再生可能領域を
示す図である。
【図18】 本発明の実施例3における高速再生用デー
タ領域を配置したトラックパターンの例を示す図であ
る。
【図19】 本発明の実施例3におけるデータレート比
1または1/2のデータを記録したトラック上を2ch
×1のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図20】 一般的な家庭用ディジタルVTRにおける
トラックを示す図である。
【図21】 ディジタルVTRにおける通常再生時と高
速再生時におけるヘッドトレース図である。
【図22】 高速再生が可能なビットストリーム記録再
生装置の記録側の構成を示す図である。
【図23】 従来のビットストリーム記録再生装置にお
ける再生側の構成を示す図である。
【図24】 9倍速での高速再生時のヘッドトレースの
例を示す図である。
【図25】 ヘッドが同一アジマストラックに同期する
3つのテープ速度のスキャン領域の例を示す図である。
【図26】 異なるテープ速度のヘッドトレースの例を
示す図である。
【図27】 5倍速時のヘッドトレースを示す図であ
る。
【図28】 メインエリアと複写エリアの配置の例を示
す図である。
【符号の説明】
11 記録データフォーマット化回路、12 タイミン
グ信号生成回路、14可変長復号器、15 カウンタ、
16 データ抜き取り回路、17 EOB付加回路、1
8 データレート検出回路、19 テープ速度制御回
路、20、40、50 低倍速再生用エリア、21〜2
4、41〜46、51a、b、52a、b 高速倍用エ
リア、31 データレート判別回路、32再生モード信
号発生回路、33 再生テープ速度制御回路、34 デ
ータ分離回路、35 データ切り換え回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドを装架した回転ドラムにより磁気
    テープ表面に形成した傾斜トラックにデータレートが異
    なる信号を記録再生する装置において、通常の記録信号
    から高速再生に用いる信号を取り出す手段と、信号のデ
    ータレートに応じ記録時のテープ速度を制御する手段
    と、前記高速再生に用いる信号を、記録する全種類のデ
    ータレートの信号でのm倍速(|m|>1)高速再生に
    おいてヘッドがトレースし再生できる領域に配置し記録
    する手段を有するとともに、記録した全種類のデータレ
    ートの信号の場合について前記m倍速で高速再生を行う
    際に、倍速数とデータレートに基づき再生のテープ速度
    を制御する手段を有し、前記トラック上の領域に配置し
    た高速再生用の信号を再生し、各データレートにおける
    高速再生用の信号を得ることを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記録する信号間のデータレート比r
    (rは正の数)に応じて、記録時のテープ速度を1/r
    となるように制御するとともに、前記記録する信号のそ
    れぞれについてm倍速を行うとき、再生のテープ速度を
    m/r倍速に相当する速度で再生したときヘッドがトレ
    ースする領域に上記高速再生用の信号を配置し記録する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
JP6277823A 1994-11-11 1994-11-11 磁気記録再生装置 Pending JPH08140032A (ja)

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JP6277823A JPH08140032A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 磁気記録再生装置
US08/554,833 US5751890A (en) 1994-11-11 1995-11-07 Magnetic type recording and reproducing apparatus
DE19543043A DE19543043B4 (de) 1994-11-11 1995-11-10 Spurverfolgungsvorrichtung bei einem magnetischen Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät
GB9523117A GB2295048B (en) 1994-11-11 1995-11-10 Magnetic type recording and reproducing apparatus

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