JPH08140255A - 接続不良検出回路 - Google Patents

接続不良検出回路

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JPH08140255A
JPH08140255A JP6271437A JP27143794A JPH08140255A JP H08140255 A JPH08140255 A JP H08140255A JP 6271437 A JP6271437 A JP 6271437A JP 27143794 A JP27143794 A JP 27143794A JP H08140255 A JPH08140255 A JP H08140255A
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Toshiyuki Hirata
俊之 平田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路電流を検出する変流器を接続すべきコネ
クタの接続不良を検出する接続不良検出回路の提供。 【構成】 変流器9の2次側端子9a,9b を、コネクタ20
の接続端子20b,20c と接続する。変流器9の2次電流を
ダイオードD1 〜D4 で全波整流して得られる電圧を比
較器22の負入力端子−へ入力する。直流電源Eを接続端
子20a 、短絡線21、接続端子20d の直列回路を介して比
較器22の正入力端子+へ入力する。比較器22は全波整流
して得られた電圧が基準電圧Vref 以上になると接続不
良検出信号#NGを出力する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変流器を接続しているコ
ネクタの接続不良を検出する接続不良検出回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】高周波加熱装置である電磁調理器は、回
路電流を検出する変流器を設けており、過電流を検出し
た場合には誘導加熱コイルに電流を供給すべくオン, オ
フ動作しているスイッチング素子の動作を停止させて、
スイッチング素子の電流を遮断し、スイッチング素子を
過電流から保護するようにしている。また、変流器は着
脱可能なコネクタを介して制御回路と接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電磁調理器においては製造後に入念に組立状態がチェッ
クされた後出荷されるが、万一、変流器が接続されてい
るコネクタに接続不良が生じていた場合には、回路の過
電流を検出できず、誘導加熱コイルに電流を供給すべく
オン, オフ動作しているスイッチング素子の動作を停止
させ得ず、スイッチング素子を破損させることが起こり
得、また変流器の2次側に高電圧を誘起して変流器を破
損させる虞れがある。
【0004】そのため、動作を開始させるときに電磁調
理器を極低出力で加熱動作させて、その極低出力に対応
した変流器の出力電圧が得られるか否かをチェックして
もよいが、その場合はチェックするための回路を付加し
なければならず回路が複雑になり、コストアップする。
そのため、そのようなチェックをする回路を採用してい
ない。また変流器の2次側に高電圧が誘起するのを防止
するために、2次端子間にダミー抵抗又はバリスタ等を
付加しておくことが考えられるが、変流器の汎用性がな
くなり、また大型化する等の問題がある。
【0005】本発明は斯かる問題に鑑み、変流器を接続
しているコネクタに接続不良が生じた場合に、その接続
不良を確実に検出できる接続不良検出回路を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る接続不良
検出回路は、回路電流を検出する変流器と、該変流器の
出力電圧及び直流電源により与えられた基準電圧を大小
比較する比較器とを備えて過電流を検出するようになし
てあり、前記変流器及び前記直流電源と前記比較器との
接続回路途中に介装しているコネクタの接続不良を検出
する接続不良検出回路において、前記直流電源と前記比
較器の基準電圧を入力すべき端子とを、また前記変流器
と該変流器の出力電圧を入力すべき前記比較器の他入力
端子とを、共通のコネクタにより接続すべく構成してあ
ることを特徴とする。
【0007】第2発明に係る接続不良検出回路は、回路
電流を検出する変流器を接続すべきコネクタの接続不良
を検出する接続不良検出回路において、前記コネクタを
介して前記変流器の出力電圧を入力すべき比較器と、該
比較器に入力すべき基準電圧を与える直流電源と、比較
器の出力側と接地電位との間に介装させた抵抗とを備え
前記直流電源の電圧をコネクタを介して前記比較器の出
力側に与える構成にしてあることを特徴とする。
【0008】第3発明に係る接続不良検出回路は、前記
コネクタに複数の接続端子を一方向に並設しており、最
外側に位置する一方の接続端子を前記直流電源と、最外
側に位置する他方の接続端子を前記比較器の基準電圧を
入力すべき端子、又は比較器の出力端子と接続し、前記
一方及び他方の接続端子を直列に接続しており、一方の
接続端子及び他方の接続端子より内側に位置する接続端
子に前記変流器を接続してあることを特徴とする。
【0009】第4発明に係る接続不良検出回路は、前記
コネクタに複数の接続端子を一方向に並設しており、前
記変流器を接続した2つの接続端子の外側に位置する一
方の接続端子を前記直流電源と、外側に位置する他方の
接続端子を前記比較器に基準電圧を入力すべき端子、又
は比較器の出力端子と接続し、前記一方の接続端子と前
記他方の接続端子とを直列に接続してあることを特徴と
する。
【0010】
【作用】第1発明では、変流器及び直流電源を、共通の
コネクタを介して比較器の変流器を接続すべき端子及び
基準電圧を入力すべき端子と接続する。変流器の出力電
圧が、基準電圧以上になると比較器から過電流検出信号
を出力する。コネクタに接続不良が生じると、比較器に
基準電圧が入力されなくなり、比較器の出力が反転して
接続不良検出信号を出力する。これにより、過電流を検
出できる。またコネクタの接続不良を確実に検出でき
る。
【0011】第2発明では、変流器及び直流電源を共通
のコネクタを介して比較器の入力端子及び出力端子と各
別に接続する。変流器の出力電圧が、基準電圧以上にな
ると比較器の出力が反転して過電流検出信号を出力す
る。コネクタが接続不良になると、直流電源と比較器の
出力側とが切離されて比較器の出力側の電圧が抵抗を介
してプルダウンし、比較器の出力側の電圧が変化して接
続不良検出信号を出力する。これにより、過電流を検出
できる。またコネクタの接続不良を確実に検出できる。
【0012】第3発明では、変流器の出力電圧及び基準
電圧又は直流電源の電圧を、一方向に複数の接続端子が
並設されている共通のコネクタを介して比較器の一端子
及び他端子へ各別に入力する、又は比較器の出力端子へ
与える。変流器の出力電圧が、基準電圧以上になると、
比較器の出力が反転して、過電流検出信号を出力する。
コネクタが接続不良になると、最外側に位置する一方の
接続端子と最外側に位置する他方の接続端子との直列回
路が遮断される。そして比較器に基準電圧が入力されな
くなり、比較器の出力が反転して接続不良検出信号を出
力する、又は直流電源と比較器の出力側とが切離されて
比較器の出力側の電圧がプルダウンして接続不良検出信
号を出力する。これにより、過電流を検出できる。ま
た、コネクタの接続不良をより正確に検出できる。
【0013】第4発明では、変流器の出力電圧及び基準
電圧、又は直流電源を、一方向に複数の接続端子が並設
されている共通のコネクタを介して比較器の一端子及び
他端子へ各別に入力する、又は比較器の出力端子へ与え
る。変流器の出力電圧が、基準電圧以上になると、比較
器の出力が反転して過電流検出信号を出力する。共通の
コネクタが接続不良になると、変流器を接続している接
続端子の外側に位置する一方の接続端子と、変流器を接
続している接続端子の外側に位置する他方の接続端子と
の直列回路が遮断される。そして比較器に基準電圧が入
力されなくなり、比較器の出力側の電圧が変化して接続
不良検出信号を出力する、又は基準電圧を与える直流電
源と比較器の出力側とが切離されて、比較器の出力側の
電圧がプルダウンして接続不良検出信号を出力する。こ
れにより、過電流を検出できる。また、コネクタの接続
不良をより正確に検出できる。
【0014】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は本発明に係る接続不良検出回路を備えた
電磁調理器の構成を示すブロック図である。三相交流電
源1は整流ブリッジ2の交流入力端子2au,2av,2aw と接
続され、その出力端子2bと出力端子2cとの間には平滑コ
ンデンサ3が介装される。平滑コンデンサ3には、スイ
ッチング素子4とスイッチング素子5との直列回路と、
共振コンデンサ6と共振コンデンサ7との直列回路とが
夫々並列接続される。スイッチング素子4と5との接続
部と、共振コンデンサ6と7との接続部との間には加熱
コイル8が介装される。加熱コイル8を接続する回路途
中には、加熱コイル8に流れる電流を検出する変流器10
が設けられる。
【0015】三相交流電源1と整流ブリッジ2の交流入
力端子2aw とを接続する回路途中には、整流ブリッジ2
の入力電流を検出する変流器9が設けられる。変流器9
の出力電流は入力過電流検出機能を有する接続不良検出
回路15へ入力され、接続不良検出回路15を介して誤差比
較器12の一端子へ入力される。接続不良検出回路15の検
出出力は駆動回路14及び異常表示回路17へ入力される。
変流器10の出力電流は、コイル過電流検出機能を有する
接続不良検出回路16へ入力され、その検出出力は駆動回
路14及び異常表示回路17へ入力される。入力電流設定器
11の出力は誤差比較器12の他端子へ入力され、誤差比較
器12の比較出力は電圧制御発振器13へ入力される。電圧
制御発振器13の発振出力は駆動回路14へ入力され、駆動
回路14の出力は、スイッチング素子4, 5の各ゲートへ
入力される。
【0016】次にこの電磁調理器の動作を説明する。三
相交流電源1から整流ブリッジ2に三相の入力電流が流
れて全波整流される。この入力電流を変流器9が検出
し、その出力電流を接続不良検出回路15へ入力する。そ
して、整流された直流電圧により平滑コンデンサ3が充
電される。ここで入力電流設定器11に所定の入力電流値
を設定すると、誤差比較器12は設定した入力電流値と、
変流器9が検出している入力電流とを大小比較し、その
比較結果を電圧制御発振器13へ入力する。それにより、
電圧制御発振器13は設定している入力電流値と検出して
いる入力電流との誤差に応じて、検出している入力電流
を、設定している入力電流値になす発振周波数で発振さ
せ、その発振出力を駆動回路14へ入力し、駆動回路14が
出力する駆動信号によりスイッチング素子4と5とが交
互に発振周波数に応じてオン,オフ動作する。それによ
り加熱コイル8と共振コンデンサ6とによる共振回路及
び加熱コイル8と共振コンデンサ7とによる共振回路に
交互に共振電流が流れて、加熱コイル8に加熱出力が得
られ、加熱コイル8に載置した図示しない鍋を高周波加
熱することになる。そして加熱コイル8に流れる高周波
電流を変流器10が検出し、接続不良検出回路16へ入力す
る。
【0017】一方、変流器9が検出した出力電流を接続
不良検出回路15へ入力する。そして設定した入力電流値
に応じて、加熱コイル8から加熱出力を得る。ところ
で、いま、整流ブリッジ2の入力電流が過電流になった
場合は、接続不良検出回路15から過電流検出信号が駆動
回路14へ入力され、駆動回路14の駆動信号が遮断されて
スイッチング素子4, 5がともにオフし、スイッチング
素子4,5に流れる電流を遮断して、スイッチング素子
4,5の過電流による破損を未然に防止し、入力電流が
過電流になったことを異常表示回路17により表示する。
また、加熱コイル8に流れる電流が過電流になった場合
は、接続不良検出回路16から過電流検出信号が駆動回路
14へ入力され、前述したと同様にスイッチング素子4,
5の過電流による破損を防止し、加熱コイル8の電流が
過電流になったことを表示する。このようにして、スイ
ッチング素子を過電流から保護する。また変流器9,10
に接続された図示しないコネクタの接続不良を検出した
場合は、接続不良検出信号が駆動回路14に入力され、ス
イッチング素子4, 5がともにオフして前述した過電流
による破損を未然に防止し、変流器に発生する高電圧の
発生を未然に防止する。
【0018】図2は接続不良検出回路15の構成を示すブ
ロック図である。変流器9の2次側端子9a,9b は、コネ
クタ20に一方向に並設されている接続端子20a,20b,20c,
20dの内側に位置している接続端子20b,20c と各別に接
続される。最外側に位置している接続端子20a と20d と
は短絡線21により短絡される。接続端子20a は抵抗R 1
を介して直流電源Eと接続される。接続端子20d は比較
器22の正入力端子+と接続され、正入力端子+は抵抗R
2 を介して接地される。接続端子20b はダイオードD1
のアノードと、ダイオードD2 のカソードとに接続され
る。接続端子20c はダイオードD3 のアノードと、ダイ
オードD4 のカソードとに接続される。ダイオード
1 , D3 の各カソードは共通に接続され、ダイオード
2 , D4 のアノードは共通に接続される。ダイオード
1 , D3 のカソード共通接続部は、抵抗R3 、コンデ
ンサCの各一端子及び比較器22の負入力端子−と接続さ
れる。ダイオードD2 , D4 のアノード共通接続部は、
抵抗R3 、コンデンサCの各他端子と接続され、抵抗R
4 を介して直流電源Eと接続され、抵抗R5 を介して接
地される。比較器22の負入力端子−は誤差比較器11の一
端子と接続され、比較器22の出力端子は駆動回路14 (図
1参照) と接続される。
【0019】なお、図2において、従来はコネクタ21の
接続端子20a,20d を設けずに、直流電源Eを抵抗R1
介して比較器22の正入力端子+に接続して、変流器9の
出力電流により整流ブリッジ2の入力電流の過電流を検
出するようにした回路を、電磁調理器に設けているが、
本発明は、その回路を利用してコネクタ20の接続不良に
起因するスイッチング素子の破損、及び変流器に発生す
る高電圧を未然に防止する接続不良検出回路を構成した
ものである。
【0020】次にこの接続不良検出回路の動作を、変流
器の出力電流に関連する電圧、過電流検出信号及び各部
電圧のタイミングチャートを示す図3及び図4とともに
説明する。直流電源Eの電圧が抵抗R1 とR2 とにより
分圧され、その分圧電圧たる基準電圧Vref が比較器22
の正入力端子+へ入力される。一方、直流電源Eの電圧
が抵抗R4 とR5 とにより分圧され、分圧電圧たるオフ
セット電圧VOFS が、ダイオードD1 ,D2 ,D3 ,D
4 により整流された電圧に重畳してコンデンサCの充電
電圧VC となり、その充電電圧VC が比較器22の負入力
端子−に入力される。そして基準電圧Vref 及びオフセ
ット電圧VOFS は図3(a) に示す電圧レベルになる。
【0021】一方、変流器9は整流ブリッジ2 (図1参
照) の入力電流を検出しており、その出力電流をダイオ
ードD1 ,D2 ,D3 ,D4 で全波整流し、全波整流し
た直流電流によりコンデンサCが充電され、その充電電
圧VC が比較器22の負入力端子−へ入力される。これに
より比較器22は充電電圧VC と基準電圧Vref とを大小
比較する。そして、充電電圧VC が基準電圧Vref 以下
である場合は比較器22の比較出力は図3(b) に示すよう
にHレベルになり、過電流を検出しない。
【0022】ところで、変流器9の出力電流が増大し
て、コンデンサCの充電電圧VC が図3(a) に示すよう
に上昇した場合、充電電圧VC が基準電圧Vref 以上に
なると、比較器22の比較出力は図3(b) に示す如くLレ
ベルに反転し、充電電圧VC が基準電圧Vref 以上にあ
る期間Lレベルを継続し、比較器22からLレベルの過電
流検出信号#OCを出力することになる。
【0023】ところで、コネクタ20の接続が完全でな
く、接続不良が生じていた場合、即ちコネクタ20が接続
されていなかった場合には、直流電源Eの電圧がコネク
タ20を介して比較器22の正入力端子+へ入力されなくな
り、基準電圧Vref が零となる。一方、比較器22の負入
力端子−には図4(a) に示すようにオフセット電圧VOF
S のみが入力される。そのため充電電圧VC が基準電圧
以上になって、比較器22の比較出力はLレベルに反転し
たままになり、比較器22から図4(b) に示すようにLレ
ベルの接続不良検出信号#NGを出力し、コネクタ20の接
続不良を検出することになる。
【0024】図5は接続不良検出回路16の構成を示すブ
ロック図である。変流器10の2次側端子10a,10b は、コ
ネクタ20に一方向に並設されている接続端子20a,20b,20
c,20d の内側に位置している接続端子20b,20c と各別に
接続される。最外側に位置している接続端子20a と20d
とは短絡線21により短絡される。接続端子20a は抵抗R
11を介して直流電源Eと接続される。接続端子20d は第
1の比較器23の正入力端子+と接続される。接続端子20
b と20c との間に抵抗R12が介装され、接続端子20c は
接地される。接続端子20b は比較器23の負入力端子−及
び第2の比較器24の正入力端子+と接続される。接続端
子20d と比較器23の正入力端子+との接続中間点は抵抗
13と抵抗R14との直列回路を介して負の直流電源−E
と接続される。また抵抗R13と抵抗R14との接続中間点
は比較器24の負入力端子−と接続される。比較器23,24
の出力端子は共通接続され、駆動回路14 (図1参照) と
接続される。
【0025】次にこのように構成した接続不良検出回路
の動作を、変流器の出力電流に関連する電圧、過電流検
出信号及び各部電圧のタイミングチャートを示す図6及
び図7とともに説明する。直流電源Eと負の直流電源−
Eとの間の電圧が抵抗R11と、抵抗R13と、抵抗R14
により分圧されて、抵抗R11とR13との接続中間点の電
圧たる基準電圧+Vref が比較器23の正入力端子+に入
力され、抵抗R13と、抵抗R14との接続中間点の電圧た
る基準電圧−Vref が比較器24の負入力端子−へ入力さ
れる。
【0026】一方、変流器10は加熱コイル8 (図1参
照) に流れる電流を検出しており、その出力電流が抵抗
12に流れて、抵抗R12に生じる端子電圧VT が比較器
23の負入力端子−及び比較器24の正入力端子+に入力さ
れる。これにより比較器23は、正側の基準電圧+Vref
と端子電圧VT とを大小比較し、比較器24は負側の基準
電圧−Vref と端子電圧VT とを大小比較する。そし
て、図6(a) に示すように端子電圧VT の正, 負側電圧
レベルが正、負側の基準電圧+Vref , −Vref の範囲
内にある場合には比較器23,24 の各比較出力は図6(b)
に示すようにいずれもHレベルとなり、過電流を検出し
ない。
【0027】ところで、変流器10の出力電流が増大し
て、抵抗R12の端子電圧VT が図6(a) に示すように上
昇し、端子電圧VT の正側の電圧レベルが正側の基準電
圧+V ref 以上になると、比較器23の比較出力は図6
(b) に示すようにLレベルに反転し、端子電圧VT が正
側の基準電圧+Vref 以上にある期間Lレベルを継続
し、比較器23からLレベルの過電流検出信号#OCを出力
することになる。また、端子電圧VT の負側の電圧レベ
ルが負側の基準電圧−Vref 以下になった場合は、比較
器24の比較出力がLレベルに反転し、前述したと同様に
Lレベルの過電流検出信号#OCを出力する。
【0028】ところで、コネクタ20が接続状態になって
いなかった場合は、比較器23の正入力端子+及び比較器
24の負入力端子−には負の直流電源−Eの電圧が入力さ
れることになる。また抵抗R12には端子電圧VT が発生
しなくなり、0Vになる。それにより端子電圧VT 及び
基準電圧+Vref は図7(a) に示すように変化する。そ
れにより比較器23の比較出力はLレベルに、比較器24の
比較出力はHレベルに反転し、比較器23の比較出力によ
り図7(b) に示すLレベルの接続不良検出信号#NGを出
力し、コネクタ20の接続不良を検出することになる。
【0029】また、1対のコネクタが非平行状態で接続
され、最外側に位置している接続端子20a 又は20d のみ
接続不良が生じている場合は、基準電圧+Vref ,−V
refが負の直流電源−Eの電圧に変化し、端子電圧VT
が比較器23,24 に入力されて、この場合も比較器23の比
較出力はLレベルに反転し、Lレベルの接続不良検出信
号#NGを出力する。
【0030】図8は本発明に係る接続不良検出回路の他
の実施例の構成を示すブロック図である。変流器CTの2
次側端子CTa,CTb は、コネクタ20に一方向に並設されて
いる接続端子20a,20b,20c,20d の接続端子20b,20c と接
続される。接続端子20a と20d とは短絡線21で接続され
ており、接続端子20a は直流電源VCCと接続される。接
続端子20b と20c との間に抵抗RL が介装され、接続端
子20b は比較器CMP の負入力端子−と接続される。接続
端子20c は抵抗R21を介して直流電源VCCと接続され、
接続端子20c と抵抗R21との接続中間点は抵抗R22を介
して接地される。抵抗R21及びR22はR21≒R22に選定
されており、抵抗R21, R22による分圧電圧たるオフセ
ット電圧VOFS は直流電源VCCの電圧の略1/2 になして
ある。直流電源VCCは抵抗R23と抵抗R24との直列回路
を介して接地され、抵抗R23とR24との接続部は比較器
CMP の正入力端子+と接続される。コネクタ20の接続端
子20dは抵抗RG を介して接地され、抵抗RG の非接地
側端子は抵抗RP を介して比較器CMP の出力端子 CMP0
と接続される。比較器CMP の出力端子 CMP0 から過電流
検出信号#OC及び接続不良検出信号#NGが出力される。
【0031】次にこのように構成した接続不良検出回路
の動作を、変流器の出力電流に関連する電圧及び過電流
検出信号のタイミングチャートを示す図9とともに説明
する。直流電源VCCの電圧が抵抗RP を介して比較器CM
P の出力端子 CMP0 に与えられて、出力端子 CMP0 はH
レベルになる。一方、変流器CTが電流を検出すると、変
流器CTの出力電流が抵抗RL に流れて、抵抗RL の端子
電圧VT は変流器CTの出力電流に応じて変化することに
なる。この端子電圧VT には直流電源VCCの電圧を抵抗
21とR22とで分圧した電圧たるオフセット電圧VOFS
が重畳し、オフセット電圧VOFS が加っている端子電圧
T が比較器CMP の負入力端子−に入力され、その正入
力端子+には直流電源VCCの電圧を抵抗R23とR24とに
より分圧した、基準電圧Vref が入力される。また直流
電源VCCの電圧を抵抗R21とR22とで分圧したオフセッ
ト電圧VOFS が抵抗RL の一側端子に与えられ、端子電
圧VT にオフセット電圧VOFS が与えられて、図9(a)
に示すように端子電圧VTは、オフセット電圧VOFS
基準にして変化する。
【0032】そして比較器CMP は入力された端子電圧V
T と基準電圧Vref とを大小比較し、端子電圧VT が基
準電圧Vref 以下の場合は、図9(b) に示すように比較
器CMP の比較出力はHレベルになり、過電流を検出しな
い。ところで変流器CTの出力電流が増大して、図9(a)
に示すように端子電圧VTが基準電圧Vref 以上になる
と、比較器CMP の比較出力は図9(b) に示すように反転
してLレベルになる。そして端子電圧VT が基準電圧V
ref 以上にある期間Lレベルを継続し、比較器CMP から
過電流検出信号#OCを出力することになる。
【0033】また、コネクタ20が接続状態になっていな
かった場合は、端子電圧VT が比較器CMP の負入力端子
−に入力されなくなり、また、直流電源VCCの電圧がコ
ネクタ20で遮断されて、比較器CMP の出力端子 CMP
0 は、抵抗RP とRG との直列回路を介して接地電圧に
なる。それにより比較器CMP の出力端子 CMP0 の電圧は
Lレベルに変化して、Lレベルの接続不良検出信号#NG
を出力し続けることになる。
【0034】これにより、過電流検出信号#OC及び接続
不良検出信号#NGを出力できて、変流器CTの接続不良に
起因するスイッチング素子4,5の破損及び変流器CTに
発生する高電圧を未然に防止できる。なお、本実施例で
は本発明を電磁調理器に適用した場合について説明した
が、それは例示であり、電磁調理器以外に適用しても同
様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明によれ
ば、既に設けている過電流を検出する回路を利用して、
コネクタの接続不良を確実に安価に検出できる。
【0036】第2発明によれば、変流器を接続している
コネクタの接続不良を、比較器の出力側を直接に変化さ
せて確実に安価に検出できる。
【0037】第3発明によれば、一方向に並設している
複数の接続端子の最外側に位置する一方又は他方の接続
端子のいずれかが接続不良になった場合に、接続不良検
出信号を出力でき、コネクタの一側端部側で接続不良が
生じても接続不良状態を検出できる。
【0038】第4発明によれば、一方向に並設している
複数の接続端子の変流器を接続している接続端子の外側
に位置している一方又は他方の接続端子のいずれかが接
続不良になった場合に、接続不良検出信号を出力でき、
コネクタの一側端部側で接続不良が生じても接続不良状
態を検出できる等、本発明による接続不良検出回路は優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続不良検出回路を適用した電磁
調理器の構成を示すブロック図である。
【図2】接続不良検出回路の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】変流器の出力電流に関連する電圧及び過電流検
出信号のタイミングチャートである。
【図4】オフセット電圧及び接続不良検出信号の状態図
である。
【図5】接続不良検出回路の第2実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】変流器の出力電流に関連する電圧及び過電流検
出信号のタイミングチャートである。
【図7】変流器の出力電流に関連する電圧及び接続不良
検出信号の状態図である。
【図8】本発明に係る接続不良検出回路の第3実施例の
構成を示すブロック図である。
【図9】変流器の出力電流に関連する電圧及び過電流検
出信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
9,10 変流器 20 コネクタ 20a,20b,20c,20d 接続端子 21 短絡線 22 比較器 E 直流電源 −E 負電源 CT 変流器 CMP 比較器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路電流を検出する変流器と、該変流器
    の出力電圧及び直流電源により与えられた基準電圧を大
    小比較する比較器とを備えて過電流を検出するようにな
    してあり、前記変流器及び前記直流電源と前記比較器と
    の接続回路途中に介装しているコネクタの接続不良を検
    出する接続不良検出回路において、 前記直流電源と前記比較器の基準電圧を入力すべき端子
    とを、また前記変流器と該変流器の出力電圧を入力すべ
    き前記比較器の他入力端子とを、共通のコネクタにより
    接続すべく構成してあることを特徴とする接続不良検出
    回路。
  2. 【請求項2】 回路電流を検出する変流器を接続すべき
    コネクタの接続不良を検出する接続不良検出回路におい
    て、 前記コネクタを介して前記変流器の出力電圧を入力すべ
    き比較器と、該比較器に入力すべき基準電圧を与える直
    流電源と、比較器の出力側と接地電位との間に介装させ
    た抵抗とを備え、前記直流電源の電圧をコネクタを介し
    て前記比較器の出力側に与える構成にしてあることを特
    徴とする接続不良検出回路。
  3. 【請求項3】 前記コネクタに複数の接続端子を一方向
    に並設しており、最外側に位置する一方の接続端子を前
    記直流電源と、最外側に位置する他方の接続端子を前記
    比較器の基準電圧を入力すべき端子、又は比較器の出力
    端子と接続し、前記一方及び他方の接続端子を直列に接
    続しており、一方の接続端子及び他方の接続端子より内
    側に位置する接続端子に前記変流器を接続してある請求
    項1又は請求項2記載の接続不良検出回路。
  4. 【請求項4】 前記コネクタに複数の接続端子を一方向
    に並設しており、前記変流器を接続した2つの接続端子
    の外側に位置する一方の接続端子を前記直流電源と、外
    側に位置する他方の接続端子を前記比較器に基準電圧を
    入力すべき端子、又は比較器の出力端子と接続し、前記
    一方の接続端子と前記他方の接続端子とを直列に接続し
    てある請求項1又は請求項2記載の接続不良検出回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101846710B (zh) 2009-03-25 2012-12-19 中茂电子(深圳)有限公司 待测物的接触检查系统

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