JPH08140332A - 永久磁石界磁リニアモータ - Google Patents

永久磁石界磁リニアモータ

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JPH08140332A
JPH08140332A JP27778794A JP27778794A JPH08140332A JP H08140332 A JPH08140332 A JP H08140332A JP 27778794 A JP27778794 A JP 27778794A JP 27778794 A JP27778794 A JP 27778794A JP H08140332 A JPH08140332 A JP H08140332A
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JP
Japan
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magnetic pole
permanent magnet
magnetic
permanent magnets
linear motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27778794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoyo Sogabe
正豊 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 性能を劣化させることなく比較的安価で体積
の小さな永久磁石材料を使用できる永久磁石界磁リニア
モータを提供する。 【構成】 リニアモータ10は、電機子からなる可動子
12と界磁からなる固定子14とを備える。可動子12
は、電機子鉄心16と、電機子鉄心16に凹設された複
数のスロット18に収容される複数の電機子巻線20と
を備える。固定子14は、非磁性材料からなる板状の基
部22と、基部22上に略平行に並置される複数の永久
磁石24と、隣合う永久磁石24の間に1つずつ接触配
置される磁性材料からなる複数の磁極部材26とを備え
る。隣合う永久磁石24の相互に対向する側面には同一
の磁極が形成される。各磁極部材26は、各永久磁石2
4と電機子鉄心16との間の磁界内で磁化されて、隣接
する永久磁石24の側面の磁極と同一の磁極を、その電
機子対向面32に交互的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界磁に永久磁石を用い
たリニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばOA機器の磁気ヘッド駆動
機構や工作機械の主軸/テーブル送り機構等、各種産業
機械の駆動部に、高速駆動が容易で静粛性に優れたリニ
アモータの使用が提案されている。この種のリニアモー
タのうち、リニア直流モータやリニア同期モータでは、
構造を単純にするために界磁に永久磁石を用いたものが
多用される傾向にある。
【0003】一般に永久磁石界磁リニアモータは、略平
行に並置される複数の永久磁石を備えた界磁と、この界
磁との間に所定空隙を介して配置され、それら永久磁石
による磁界を順次横断する方向へ永久磁石に対し直線的
に相対移動する巻線を備えた電機子とを具備する。従来
の永久磁石界磁リニアモータでは、隣合う永久磁石は交
互的に電機子に接近する方向及び離反する方向へ延びる
磁束を形成する。すなわち各永久磁石の電機子対向面
に、隣合う永久磁石にて交互にN極及びS極が配置さ
れ、永久磁石自体が界磁の磁極を構成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小寸法のリニアモータ
で大きな推力を得るためには、界磁(永久磁石)と電機
子との間の空隙における磁束密度を高密度化する必要が
ある。しかしながら、従来のように永久磁石自体が界磁
の磁極を構成する従来構造では、空隙磁束密度を永久磁
石の材料特性値より大きくすることはできない。したが
って、従来のリニアモータにおいて推力を向上させる場
合、永久磁石の材料として磁気特性に優れた希土類磁石
が使用されていた。さらに、磁極を構成する永久磁石
は、電機子反作用に起因する不可逆の減磁作用を直接に
受けて局部的に磁力の弱い部分を生じ、これが可動子
(界磁又は電機子)の移動ムラの一因となる。このよう
な減磁作用に対抗するためには、永久磁石の体積(特に
磁束方向厚み)を充分に大きくする必要があった。
【0005】このように従来の永久磁石界磁リニアモー
タでは、性能を向上させるために、極めて高価な希土類
磁石を使用したり永久磁石の体積を増大したりする必要
があり、それにより製品価格が高騰する課題が生じてい
た。本発明の目的は、性能を劣化させることなく比較的
安価で体積の小さな永久磁石材料を使用できる永久磁石
界磁リニアモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、略平行に並置される複数の永久磁石を備
えた界磁と、界磁との間に所定空隙を介して配置され、
複数の永久磁石による磁界を順次横断する方向へ永久磁
石に対し直線的に相対移動する巻線を備えた電機子とを
具備する永久磁石界磁リニアモータにおいて、複数の永
久磁石は、隣合う永久磁石が交互的に相互接近方向及び
相互離反方向へ延びる磁束を形成し、隣合う永久磁石間
に磁性材料からなる磁極部材を1つずつ接触配置したこ
とを特徴とする永久磁石界磁リニアモータを提供する。
【0007】
【作用】交互的に相互接近方向及び相互離反方向へ延び
る磁束を形成する隣合う永久磁石は、相互に対向するそ
れらの側面に同一の磁極を形成する。隣合う永久磁石間
に1つずつ接触配置される磁極部材は、各永久磁石と電
機子との間の磁界内で磁化される。それにより、隣接す
る永久磁石側面の磁極と同一の磁極が、各磁極部材の電
機子対向面に交互的に形成される。
【0008】このように、磁極部材が界磁の磁極となる
構成では、隣接する各永久磁石の磁束が磁極部材の電機
子対向面に集結されるので、磁極部材と電機子との間の
空隙における磁束密度を永久磁石の材料特性値よりも大
きくすることができる。したがって、リニアモータの性
能を劣化させずに、フェライト磁石等の比較的安価な材
料を永久磁石に用いることが可能になるとともに、希土
類磁石を用いればモータの推力をさらに上昇させること
ができる。また、電機子反作用に起因する減磁作用によ
って各永久磁石に局部的に磁力の弱い部分が生じても、
磁極部材の磁束集結作用により各磁極部材の電機子対向
面は等磁位面となる。したがって、永久磁石の体積を決
める際に電機子反作用の影響を考慮する必要が無くな
り、最適寸法の永久磁石を使用できる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明をその好
適な実施例に基づき詳細に説明する。各図面において、
同一の構成要素には共通の参照符号を付す。図1及び図
2は、本発明の実施例による永久磁石界磁リニアモータ
10を示す。リニアモータ10は、電機子を可動子12
とし界磁を固定子14としたリニア同期モータである。
可動子12は、珪素鋼板等の複数の磁性薄板材料の積層
体からなる略直方体形状の電機子鉄心16と、電機子鉄
心16の一表面17に相互に略平行に凹設された複数の
スロット18に収容される複数の電機子巻線20とを備
える。各電機子巻線20には例えば三相交流が流され、
三相交流によって生じる合成起磁力が移動磁界を生成す
る。電機子巻線20に移動磁界が生じると、移動磁界と
固定子14の磁極との間に作用する吸引力及び反発力に
より、可動子12が推力を付与されて固定子14に沿っ
て直線的に移動する。なお、可動子12は図示しない支
持手段によって移動可能に支持され、その移動中、可動
子12に作用する垂直力に抗して固定子14との間に所
定空隙を維持する。このような可動子12の構成は従来
周知のものであり、様々な構成の周知の電機子を可動子
12として使用できる。
【0010】固定子14は、アルミニウムやステンレス
等の非磁性材料からなる板状の基部22と、基部22上
に略平行に並置される複数の永久磁石24と、隣合う永
久磁石24の間に1つずつ接触配置される磁性材料から
なる複数の磁極部材26とを備える。各永久磁石24
は、略直方体形状を有し、隣合う永久磁石24が交互的
に相互接近方向及び相互離反方向へ延びる磁束を形成す
る。すなわち、隣合う永久磁石24の相互に対向する側
面に同一の磁極が形成される。磁極部材26は、基部2
2に接する底面及び永久磁石24に接する両側面を有し
た略直方体の鉄心部28と、鉄心部28の上端で所定形
状に膨出する磁極片部30とを有する。磁極部材26
は、好ましくは珪素鋼板等の複数の磁性薄板材料の積層
体からなり、各永久磁石24と電機子鉄心16との間の
磁界内で磁化される。それにより、隣接する永久磁石2
4の側面の磁極と同一の磁極が、各磁極部材26の磁極
片部30の電機子対向面32に交互的に形成される。し
たがって永久磁石24による磁束は、図2に矢印Fで示
すような閉曲線を形成する。
【0011】このように、磁極部材26が界磁の磁極と
なる構成では、隣接する各永久磁石24の磁束が磁極部
材26の電機子対向面32に集結されるので、空隙Gに
おける磁束密度を永久磁石24の材料特性値よりも大き
くすることができる。したがって、リニアモータ10の
性能を劣化させずに、フェライト磁石等の比較的安価な
材料を永久磁石24に用いることが可能になるととも
に、希土類磁石を用いればリニアモータ10の推力をさ
らに上昇させることができる。また、電機子反作用に起
因する減磁作用によって各永久磁石24に局部的に磁力
の弱い部分が生じても、磁極部材26の磁束集結作用に
より各磁極部材26の電機子対向面32は等磁位面とな
り、可動子12の移動ムラの発生が回避される。
【0012】好ましくは磁極部材26の電機子対向面3
2は、図示のように所定の弯出形状を有する。それによ
り、電機子鉄心16の表面17と各磁極部材26の電機
子対向面32との間の空隙Gは、電機子対向面32の頂
点を原点とした電気角θ(隣合う磁極部材26の電機子
対向面32の各頂点間の電気角はθ=180°)の関数
で表したときに、G(θ)∝1/cosθの関係を呈す
る。このように、空隙Gの大きさを可動子12の移動方
向へ正弦波状に変化させ、空隙Gにおける磁束密度の空
間分布を電機子巻線20への供給電圧と同位相の正弦波
状とすることにより、リニアモータ10における推力の
変動(移動ムラ)を理論的に排除することができる。
【0013】磁極部材26は、様々な方法により基部2
2に固定できる。例えば図1に示すように、各磁極部材
26の鉄心部28に長手方向へ貫通する穴34を設け、
それらの穴34に1つずつ棒状部材36を挿入する。各
磁極部材26の長手方向両端部には、好ましくは非磁性
材料からなる支持板38を配置し、各支持板38を例え
ばボルトや接着剤等によって基部22に固定する。そし
てこれらの支持板38に、各棒状部材36の両端部を例
えばピン等によって固定することにより、各磁極部材2
6が基部22に固定的に支持される。或いはまた、図3
に示すように、いわゆるダブテール式の連結構造40を
各磁極部材26と基部22との間に設けることによって
も、各磁極部材26を固定支持できる。さらに図4に示
すように、永久磁石24及び磁極部材26を長手方向へ
2段以上に連ねて配置し、各段の間に追加の支持板42
を配置して、1つの長尺の棒状部材44によって各段に
連なる磁極部材26を支持する構成とすることもでき
る。
【0014】図2に示すように、磁極部材26の磁極片
部30は、永久磁石24に接する鉄心部28の両側面か
ら突出するフック部46を備える。したがって図1の構
成において、各永久磁石24は、基部22と隣接する各
磁極部材26のフック部46とによって垂直方向へ拘持
され、両支持板38によって長手方向へ拘持される。こ
のような構成は、固定子14の組立てを容易にする点で
有利である。
【0015】図5は、本発明の他の実施例による永久磁
石界磁リニアモータ48を概略で示す。リニアモータ4
8は、図1の実施例と同様の電機子からなる可動子12
と、固定子50とを備える。固定子50は、鉄等の磁性
材料からなる板状の基部52と、基部52上に略平行に
並置される第1の複数の永久磁石54と、各永久磁石5
4の上に1つずつ接触配置される磁性材料からなる磁極
部材56と、隣合う磁極部材56の間に1つずつ接触配
置される第2の複数の永久磁石58とを備える。第1の
永久磁石54は、略直方体形状を有し、隣合う永久磁石
54にて交互的に垂直方向へ延びる磁束を形成する。す
なわち、隣合う永久磁石54の磁極部材56に接触する
上面に異なる磁極が形成される。第2の永久磁石58
は、略直方体形状を有し、隣合う永久磁石58が交互的
に相互接近方向及び相互離反方向へ延びる磁束を形成す
る。すなわち、隣合う永久磁石58の相互に対向する側
面に同一の磁極が形成される。それにより、磁極部材5
6を包囲する3つの永久磁石54、58の磁極部材56
との接触面に、同一の磁極が形成される。
【0016】磁極部材56は、第1の永久磁石54に接
する底面及び第2の永久磁石58に接する両側面を有し
た略直方体の鉄心部60と、鉄心部60の上端で所定形
状に膨出する磁極片部62とを有する。磁極部材56
は、好ましくは珪素鋼板等の複数の磁性薄板材料の積層
体からなり、各永久磁石54、58と電機子鉄心16と
の間の磁界内で磁化される。それにより、各永久磁石5
4、58の磁極部材56との接触面の磁極と同一の磁極
が、各磁極部材56の磁極片部62の電機子対向面64
に交互的に形成される。したがって各永久磁石54、5
8による磁束は、図5に矢印F′で示すような閉曲線を
形成する。
【0017】なおこの実施例においても、各磁極部材5
6は、鉄心部60に設けた長手方向貫通穴66に挿入さ
れる棒状部材68と、図1の支持板38とを介して、基
部52に固定的に支持できる。また、第1及び第2の永
久磁石54、58は、その長手方向両端面にて支持板3
8に例えば接着等により固定される。このような構成に
よれば、空隙Gにおける磁束密度をさらに高めることが
できるとともに、基部に安価な鉄等の磁性材料を使用で
きるので、製品価格を低減できる。
【0018】図5の実施例において、図6に示すように
第1の永久磁石54を省略することもできる。この場
合、基部52と磁極部材56との間の空間70は充分な
磁気抵抗を有するので、永久磁石58による磁束は図2
の磁束Fと同様となる。また図6では、磁極部材56を
基部52と非接触の状態に確実に支持するために、鉄心
部60に設けた2つの長手方向貫通穴72とそれらに挿
入される棒状部材74とが示されている。なお、上記各
実施例において、貫通穴及び棒状部材の形状及び個数は
任意である。
【0019】以上、本発明をその好適な実施例に基づい
て説明したが、本発明はそれに限定されず、特許請求の
範囲の記載の範囲内で様々な変更が可能である。例えば
上記実施例において、界磁を可動子とし電機子を固定子
とすることもできる。また上記実施例において、電機子
を直流モータの形態とすることにより、本発明を直流リ
ニアモータに適用することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、隣接する永久磁石の磁束を磁極部材の電機子
対向面に集結することができるので、性能を劣化させず
にフェライト磁石等の比較的安価な材料を永久磁石に用
いることが可能になるとともに、希土類磁石を用いれば
モータの推力をさらに上昇させることができる。また、
電機子反作用の影響を考慮せずに最適寸法の永久磁石を
使用できるようになる。したがって本発明は、永久磁石
界磁リニアモータの性能の向上、製品価格の低減に寄与
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による永久磁石界磁リニアモー
タの一部切欠き斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った部分拡大断面図であ
る。
【図3】図1のリニアモータにおける固定子の変形例の
部分拡大断面図である。
【図4】図1のリニアモータにおける固定子の他の変形
例の部分斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例による永久磁石界磁リニア
モータの部分拡大断面図で、図2に対応する図である。
【図6】図5のリニアモータにおける固定子の変形例の
部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10,48…永久磁石界磁リニアモータ 12…可動子 14,50…固定子 16…電機子鉄心 18…スロット 20…電機子巻線 22,52…基部 24…永久磁石 26,56…磁極部材 28,60…鉄心部 30,62…磁極片部 32,64…電機子対向面 34,66,72…穴 36,44,68,74…棒状部材 38,42…支持板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平行に並置される複数の永久磁石を備
    えた界磁と、該界磁との間に所定空隙を介して配置さ
    れ、該複数の永久磁石による磁界を順次横断する方向へ
    該永久磁石に対し直線的に相対移動する巻線を備えた電
    機子とを具備する永久磁石界磁リニアモータにおいて、 前記複数の永久磁石は、隣合う該永久磁石が交互的に相
    互接近方向及び相互離反方向へ延びる磁束を形成し、隣
    合う該永久磁石間に磁性材料からなる磁極部材を1つず
    つ接触配置したことを特徴とする永久磁石界磁リニアモ
    ータ。
JP27778794A 1994-11-11 1994-11-11 永久磁石界磁リニアモータ Pending JPH08140332A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022087420A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 株式会社神戸製鋼所 磁場発生装置及び電動機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022087420A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 株式会社神戸製鋼所 磁場発生装置及び電動機
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