JPH08140671A - 大腸菌変異株 - Google Patents

大腸菌変異株

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JPH08140671A
JPH08140671A JP6315626A JP31562694A JPH08140671A JP H08140671 A JPH08140671 A JP H08140671A JP 6315626 A JP6315626 A JP 6315626A JP 31562694 A JP31562694 A JP 31562694A JP H08140671 A JPH08140671 A JP H08140671A
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JP
Japan
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escherichia coli
protein
mutant strain
strain
gene
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JP6315626A
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English (en)
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Masashige Kitagawa
正成 北川
Hideki Yanagi
秀樹 柳
Takashi Yura
隆 由良
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H S P KENKYUSHO KK
Original Assignee
H S P KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】大腸菌内で発現された不安定蛋白質を安定に保
持する変異遺伝子を有することを特徴とする大腸菌変異
株、該大腸菌変異株を用いることを特徴とする大腸菌内
での不安定蛋白質の安定化方法、該大腸菌変異株を使用
することを特徴とする外来蛋白質の製造方法、および該
大腸菌変異株を外来遺伝子を含む組換えDNA分子で形
質転換させたことを特徴とする形質転換体。 【効果】大腸菌内で発現された不安定蛋白質を安定に保
持する変異遺伝子を有する本発明の大腸菌変異株は、発
現した外来性有用蛋白質の菌体内分解を抑えることがで
きるため、汎用性の高い蛋白質発現系宿主を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、菌体内における蛋白質
分解活性の低い大腸菌変異株に関する。さらに詳しく
は,大腸菌の菌体内で極めて不安定な蛋白質に対する分
解活性を減弱化させた大腸菌変異株、これを利用する不
安定蛋白質の大腸菌内での安定化方法、外来蛋白質の製
造方法、およびそれに用いる形質転換体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大腸菌を用いて外来遺伝子の発現
により有用蛋白質を産生する場合において、大腸菌の菌
体内で急速に分解される蛋白質があることが知られてい
る。しかしながら、かかる有用蛋白質の菌体内分解を防
ぐための広く有効な方法は知られていないのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大腸
菌の菌体内で不安定なかかる有用蛋白質を安定に保持し
得る大腸菌変異株を提供することにある。本発明の他の
目的は、かかる大腸菌変異株を用いることにより、不安
定な蛋白質を大腸菌体内で安定化する方法を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、かかる大腸菌変異株を
用いることにより、外来蛋白質を製造する方法を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、かかる大腸
菌変異株を外来遺伝子を含む組換えDNA分子で形質転
換させた形質転換体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、熱ショッ
ク蛋白質(HSP)遺伝子の発現に重要な役割を果たす
転写因子σ32をモデルとして選び、σ32を安定化する大
腸菌変異株を取得すれば、プロテアーゼの欠失とHSP
のシャペロン機能との相乗効果により、外来遺伝子の発
現産物をも安定化し得るものと期待し、研究を行った。
【0005】即ち、生物が温度、圧力、放射線、紫外
線、金属イオン、酸素、無機または有機化合物等の外部
環境の変化に曝されると、それはストレスとして生物に
作用し、生物はこれらのストレスに対して細胞レベルで
様々な方法で対処する能力を備えている。このような応
答をストレス応答といい、その中心をなす反応はストレ
ス蛋白質と呼ばれる一群の蛋白質の発現であり、大腸菌
からヒトまで共通して働く生体防御機構である。これま
でのところ、最も研究が進んでいるストレス蛋白質は、
HSPである。
【0006】HSPは、高温時に誘導的に合成される
が、上記の様々なストレスによっても合成される。その
機能は、他のペプチドと結合して、正しい折り畳み(高
次構造の形成)や、第三の蛋白質や核酸との会合(複合
体の形成)、さらに複合体からの解離を助けるほか細胞
内での膜透過、局在化にも関与するなど、いわゆる分子
シャペロン(介添え分子)と呼ばれる機能を担っている
ことが最近明らかになってきた。HSPはストレスによ
り誘導的に合成されることから、生物がストレス時に一
時的にそれらの蛋白質を必要とすると考えられるが、恒
常的にある程度作られているものがあるので、平時でも
HSPは重要な役割を担っているものと考えられる。そ
して、HSPの発現には、転写因子σ32が中心的な役割
を果たしていることが知られている。かかるσ32は、通
常、大腸菌体内では極めて不安定であるが、σ32を安定
に保持し得る大腸菌変異株であれば、σ32を分解するプ
ロテアーゼを欠失しているはずであり、さらにσ32によ
って産生される大量のHSPのシャペロン機能により、
外来遺伝子の発現により産生された有用蛋白質を安定に
保持し得るはずである。
【0007】本発明者らは、このような考えに基づき不
安定蛋白質のモデルとして、熱ショックプロテイン(H
SP)遺伝子の発現に関わる転写因子σ32を用い、この
蛋白質を安定化させる大腸菌変異株の探索研究を行った
ところ、plsX遺伝子を変異させた新規な大腸菌変異
株がσ32を安定化することを見出した。また、既知プロ
テアーゼの変異株の中でσ32を安定化する変異株の探索
を行ったところ、Lonプロテアーゼ遺伝子およびCl
pプロテアーゼ遺伝子の両方に変異を有する二重変異株
が顕著なσ32の安定化を示すことが見出された。本発明
は、これらの知見に基づき、さらに研究を進めて完成さ
れるに至ったものである。
【0008】即ち、本発明の要旨は、(1) 大腸菌内
で発現された不安定蛋白質を安定に保持する変異遺伝子
を有することを特徴とする大腸菌変異株、(2) 熱シ
ョック転写因子σ32が安定化されている前記(1)記載
の変異株、(3) 不安定蛋白質が外来蛋白質である前
記(1)記載の変異株、(4) 変異遺伝子がplsX
遺伝子に変異を生じたものである前記(1)〜(3)い
ずれか記載の変異株、(5) 前記(1)〜(4)いず
れか記載の大腸菌変異株を用いることを特徴とする、大
腸菌内での不安定蛋白質の安定化方法、(6) Lon
およびClpプロテアーゼ遺伝子に共に変異を有する大
腸菌変異株を用いることを特徴とする、大腸菌内での不
安定蛋白質の安定化方法、(7) 不安定蛋白質が大腸
菌由来の蛋白質である前記(5)または(6)記載の安
定化方法、(8) 不安定蛋白質が外来蛋白質である前
記(5)または(6)記載の安定化方法、(9) 前記
(1)〜(4)いずれか記載の大腸菌変異株を使用する
ことを特徴とする外来蛋白質の製造方法、並びに(1
0) 前記(1)〜(4)いずれか記載の大腸菌変異株
を、外来遺伝子を含む組換えDNA分子で形質転換させ
たことを特徴とする形質転換体、に関する。
【0009】以下に本発明の詳細について説明する。本
発明の大腸菌変異株は、大腸菌内で発現された不安定蛋
白質を安定に保持する変異遺伝子を有するものであり、
例えば熱ショック転写因子σ32が安定化されている大腸
菌変異株が挙げられる。具体的には、変異遺伝子がpl
sX遺伝子に変異を生じたものが例示される。また、本
発明はこのような大腸菌変異株を用いて大腸菌内で発現
する不安定蛋白質を安定化する方法を提供する。該方法
には、前記のようなplsX遺伝子に変異を生じた新規
な大腸菌変異株の他に、既知の変異株ではあるが、Lo
nおよびClpプロテアーゼ遺伝子に共に変異を有する
大腸菌変異株を用いても不安定蛋白質を安定化すること
ができる。
【0010】ここで、本発明において不安定蛋白質と
は、大腸菌内で発現しても速やかに分解を受ける蛋白質
をいい、本来きわめて半減期の短い、例えば熱ショック
転写因子σ32のような大腸菌由来の蛋白質や大腸菌以外
の生物由来で好ましくは哺乳類由来の外来有用蛋白質の
うち大腸菌内で分解を受けやすく高発現が困難な蛋白質
を意味する。また、ここで言う「安定化」とは当該蛋白
質の半減期を有意に延長することをいう。半減期は、例
えば放射標識したアミノ酸を用いたパルス−チェイス実
験により測定することができる。
【0011】本発明の大腸菌変異株は、以下の方法によ
り取得することができる。σ32を不安定蛋白質のモデル
蛋白質として選び、σ32を安定化する変異株を選別す
る。σ32自体の発現量を確認するのは容易でないので、
σ32をコードする遺伝子rpoH遺伝子の3’端にla
cZ遺伝子を融合させたrpoH−lacZ融合遺伝子
の産物がβ−ガラクトシダーゼ活性により簡便に検出で
きることを利用し、σ32自体の定量と併用する。すで
に、rpoH遺伝子のほぼ全領域とlacZ遺伝子との
融合遺伝子であるGF807の産物がσ32と同様に不安
定であることが明らかにされている(Nagai et al., Pro
c. Nat. Acad. Sci., 91, 10280-10284 (1994)) 。
【0012】大腸菌変異株の作成のために、まずGF8
07融合遺伝子をもつλファージで溶原化した大腸菌M
C4100λGF807にmini Tn10(tet)をもつλファ
ージλ1098を使って挿入変異を導入する。GF80
7融合遺伝子をもつλファージ(λGF807)および
その溶原菌MC4100λGF807は、Proc. Natl.
Acad. Sci. USA (1991) Vol.88 p10515-10519 (Nagai,
H. et al) に記載の方法に従って作製することができ
る。mini Tn10 (tet) とは、テトラサイクリン耐性遺伝
子を含むトランスポゾンであり、mini Tn10 (tet) をも
つλファージ(λ1098)は、具体的には、Gene(198
4) Vol.32 p369-379 (Way, J. C. et al)に記載の方法
に従って作成することができる。
【0013】λ1098によるMC4100λGF80
7への挿入変異の導入は、例えば以下のようにして行
う。MC4100λGF807をL培地(1%バクトト
リプトン(Difco 製)、0.5%バクトイーストエキス
トラクト (Difco 製)、0.5%NaCl)で培養す
る。この菌液にλ1098ファージ液を加えて培養した
培養液をL培地で希釈し、テトラサイクリンを含むMacC
onkey-Lactose 寒天培地(Difco 製)に塗布する。
【0014】挿入変異のスクリーニングは、例えば以下
のようにして行う。λ1098により処理された大腸菌
MC4100λGF807を、テトラサイクリンを含む
MacConkey-Lactose 寒天培地 (Difco 製)上で培養し、
赤色の濃いコロニー(β−ガラクトシダーゼ活性の強い
株)を選別する。通常、約1000個のテトラサイクリ
ン耐性株から約1個の赤の程度の濃いコロニーが選択さ
れる。
【0015】選択株の中からσ32の安定性の高い株を選
別するため、選択株中のσ32量を測定する。測定法は例
えば以下のとおりである。候補株を37℃のL培地で対
数増殖期中期まで培養し、培養液に10%TCAを加え
生育を止める。これを遠心分離にかけ沈殿をアセトンで
洗浄、乾燥後、1%SDS、10mM Tris−HClp
H8.0に溶解し煮沸する。さらに遠心分離にかけ、上
清の含有蛋白質量を測定する。蛋白質20μg相当に等
体積の0.1%BPB、10%グリセロール、2%SD
S、100mM DTT、50mM Tris−HCl p
H6.8を加え、煮沸後、SDSポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動にかける。泳動後のゲルから蛋白質をブロッ
ティングしたメンブレンを1%スキムミルク(和光純薬
社製)を含むTBS(宝酒造社製)に浸し、室温で振盪
し、続いて抗σ32抗血清を1%スキムミルクを含むTB
Sで希釈したものに浸し、室温で振盪する。続いて、メ
ンブレンを0.01% Tween 20 を含むTBSで洗浄
し、パーオキシダーゼでラベルされた抗ウサギIgG抗
体を1%スキムミルクを含むTBSで希釈したものに浸
し、室温で振盪する。続いて、メンブレンを洗浄した
後、染色し、σ32に相当する部分の染色の度合いから、
σ32の相対量を見積もる。
【0016】上記のようにして得られたσ32の含量の多
い変異株について、σ32の安定性を調べるため、パルス
−チェイス実験を行う。即ち、選択した変異株の最少培
地における対数増殖期の培養液に35S−メチオニンを加
えて1分間ラベルし、コールドメチオニンを加えて培養
を続け、タイムコースをとって培養液の一部をトリクロ
ロ酢酸で処理し、菌体を回収した後、抗β−ガラクトシ
ダーゼ抗体による免疫沈降反応でGF807産物を特異
的に回収し、SDS−PAGEにかけ、オートラジオグ
ラフィで解析する。1分、2分、4分のチェイスで野生
型よりも顕著にGF807産物の安定化が認められるも
のを選択する。
【0017】上記の操作により、本発明のσ32を安定化
し得る大腸菌変異株を取得することができる。その1例
は、実施例に示すように、plsXのN末端領域に挿入
変異を有する変異株である。ここにplsX遺伝子は、
sn−グリセロール−3−リン酸要求性を示す変異株に
おいて、sn−グリセロール−3−リン酸 アシルトラ
ンスフェラーゼ遺伝子plsBの変異株で発見された遺
伝子であって、その機能は未だ不明である。
【0018】本発明において不安定蛋白質安定化変異株
を取得する他の方法は、既知のプロテアーゼ欠失株につ
いて、σ32を安定化する株をスクリーニングする方法が
挙げられる。σ32の安定化に関与する因子として、Dn
aK、DnaJ、GrpE等が知られている(Tilly,
K. et al., J. Bacteriol., 171, 1585-1589 (1989))
。しかし、これら自身はプロテアーゼではない。また
大腸菌には、熱ショック誘導性でエネルギー依存性のプ
ロテアーゼが2種(Lon、Clp)知られているが、
いずれもσ32の分解には直接関与していないといわれて
いる(Maurizi, M. R., Experientia 48, 178-201 (199
2)) 。
【0019】そこで、σ32を安定化する株を直接スクリ
ーニングする必要がある。被験菌は、各種のプロテアー
ゼ欠失株をλGF807で溶原化し、あるいはMC41
00λGF807株にP1トランスダクションにより他
のプロテアーゼ欠失株からプロテアーゼ欠失部位を導入
することにより調製し、GF807の産物(σ32とβ−
ガラクトシダーゼの融合蛋白質)の安定性を前記と同様
にして測定する。プロテアーゼ欠失株のλGF807に
よる溶原化を行う方法は以下のとおりである。L培地で
一晩培養したプロテアーゼ欠失株の培養液を寒天1.5
%を含むL培地のプレートにまき、コンラージ棒で均一
にひろげ、λGF807溶液をスポットする。これを3
7℃で一晩保温し、スポットの部分から菌をかきとり、
X−gal(40mg/L)を含むL培地プレートにひろ
げ、37℃で一晩培養後、青いコロニーを選択すること
により、プロテアーゼ欠失株のλGF807による溶原
菌が得られる。
【0020】また、MC4100λGF807株へのP
1トランスダクションは、例えば以下のようにして行
う。すなわち、P1vir ファージを増殖させようとする
菌株(形質導入の供与菌、ここではプロテアーゼ欠失
株)をL培地で一晩培養し、培養液をL培地に加えて振
盪培養する。これに0.1M CaCl2 、P1vir フ
ァージ液を加えて、培養液が透明になるまで振盪を続け
る。培養液が透明になったら、クロロホルムを加え、遠
心分離にかけ、上清を回収する。
【0021】一方、MC4100λ807株をL培地で
37℃で一晩培養した培養液を遠心分離にかけ、菌体を
回収し、0.1M MgCl2 、0.005M CaC
2に懸濁する。この菌液と先に調製したP1vir ファ
ージ液を混合し、室温で静置する。続いて、1M Na
−Citrate を加え、遠心分離にかけ、菌体を回収し、再
び1M Na−Citrate に懸濁する。これを適当な選択
寒天培地に塗布し、培養することによってプロテアーゼ
遺伝子の欠失が形質導入されたMC4100λ807株
の変異株が得られる。
【0022】その結果、実施例に示すように、大腸菌S
G22094株にλGF807を溶原化して得たSG2
2094λGF807株、およびMC4100λGF8
07株にSG22094株のΔclpP::Cmとlon
−510変異をP1トランスダクションにより導入して
得た変異株が、GF807の産物に対する優れた安定性
を示し、本発明の目的物であることがわかった。SG2
2094株は、Clpプロテアーゼ遺伝子およびLon
プロテアーゼ遺伝子が欠失している株であり、Dr. S. G
ottesman (National Institutes of Health, National
Cancer Institute, Bethesda, Maryland 20892) より入
手できる。
【0023】以上のようにして得られる本発明の不安定
蛋白質を安定化する大腸菌は、従来の大腸菌で発現させ
ても分解を受けやすく高発現が困難な外来有用蛋白質も
安定化し得るので、汎用性の高い蛋白質発現系宿主とし
て使用することができる。すなわち、本発明はこれらの
大腸菌変異株を常法により外来有用蛋白質をコードする
DNAを含む組換えDNA分子で形質転換し、該形質転
換体を用いて該外来有用蛋白質を製造する方法をも提供
するものである。
【0024】外来有用蛋白質を発現するように大腸菌変
異株を形質転換するには、外来有用蛋白質をコードする
DNAを用いて、公知の方法(例えば Sambrook, J. et
al., Molecular Cloning: A Laboratory Manual, 2nd
ed., Cold Spring Harbor Laboratory Press, New Yor
k, 1989年等参照)を参考にして行えばよい。すなわ
ち、まず前記DNAをプロモーター配列、SD配列、複
製開始点、マーカー遺伝子等発現制御に必要な配列を有
する適当なベクターに組み込む。使用しうるベクターの
例としては、pET、pTrc99A、pKK233、
pPL−Lambda等が挙げられる。ここで例示した
ベクターはいずれも市販されているので容易に入手する
ことができる。次に、外来有用蛋白質をコードするDN
Aが組み込まれた発現用ベクターを塩化カルシウム法、
エレクトロポレーション法等の方法で該大腸菌変異株に
導入し、目的とする形質転換体をスクリーニングする。
得られた形質転換体は公知の方法で培養し、必要があれ
ば発現誘導を行う。形質転換体からの目的蛋白質の回収
および精製は、形質転換体を破砕して遠心分離し、上清
を回収し、ゲル濾過や各種のカラムクロマトグラフィー
等、蛋白質の精製に使用されている通常の方法で精製す
ればよい。また、目的蛋白質がペリプラズムに存在する
場合には、Willsky らの方法(J. Bacteriol., 127, 59
5-609 (1976)) 等を参考にして精製することができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定さ
れるものではない。
【0026】実施例1 大腸菌MC4100λGF807株へのmini Tn10(tet)
による挿入変異の導入 大腸菌MC4100λGF807株は、Proc. Natl. Ac
ad. Sci. USA (1991)Vol.88 p10515-10519 (Nagai, H.
et al) に記載の方法に従って作成されたものを、その
著者より譲り受けた。このMC4100λGF807を
5mlのL培地で37℃で一晩培養したのち、20ml
のL培地を新たに加え、37℃で30分培養した。この
菌液に40μlのλ1098(1.9×1011pfu/
ml)ファージ液、0.5mlの1M MgSO4 を加
え、37℃で60分振盪培養した。培養液をL培地で1
00倍に希釈し、10μlをテトラサイクリン10mg
/Lを含むMacConkey-Lactose 寒天培地(Difco 製)1
枚に塗布した。
【0027】実施例2 挿入変異株のスクリーニング λ1098により処理された大腸菌MC4100λGF
807を、テトラサイクリン10mg/Lを含むMacCon
key-Lactose 寒天培地(Difco 製)上で、39.5℃で
一晩培養し、赤色の濃いコロニー(β−ガラクトシダー
ゼ活性の強い株)を選別した。この試験により約100
0個のテトラサイクリン耐性株から約1個の赤の程度の
濃いコロニーを選択した。
【0028】実施例3 σ32含量の多い変異株の選択 赤の程度の濃いコロニーを形成する候補株24株を37
℃のL培地で対数増殖期中期まで培養し、培養液0.5
mlに0.55mlの10%TCAを加え生育を止め
た。これを10000rpm、10分間の遠心分離にか
け沈殿をアセトンで洗浄、乾燥後、50μlの1%SD
S、10mM Tris−HCl pH8.0に溶解し5分
間煮沸した。さらに10000rpm、10分間の遠心
分離にかけ、上清の含有蛋白質量を MicroBCA蛋白質
定量キット(ピアス社製)を用いて測定した。
【0029】蛋白質20μg相当に等体積の0.1%B
PB、10%グリセロール、2%SDS、100mM
DTT、50mM Tris−HCl pH6.8を加え、
5分間煮沸後、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動
にかけた。泳動後のゲルからイモビロンPメンブレン
(ミリポア社製)に蛋白質をブロッティングした。ブロ
ッティングにはアトー社のブロッティング装置を用い
た。ブロッティングの終わったメンブレンを1%スキム
ミルク(和光純薬社製)を含むTBS(宝酒造社製)に
浸し、室温で1時間振盪し、続いて抗σ32抗血清を1%
スキムミルクを含むTBSで1000倍に希釈したもの
に浸し、室温で1時間振盪した。続いて、メンブレンを
0.01% Tween 20(和光純薬社製)を含むTBSで2
0分間ずつ3回洗浄し、パーオキシダーゼでラベルされ
た抗ウサギIgG抗体(ベーリンガーマンハイム社製)
を1%スキムミルクを含むTBSで800倍に希釈した
ものに浸し、室温で1時間振盪した。続いて、メンブレ
ンを0.01% Tween 20(和光純薬社製)を含むTBS
で20分間ずつ3回、TBSで1回洗浄し、コニカイム
ノステイン(コニカ社製)を用いてメンブレンを染色
し、σ32に相当する部分の染色の度合いから、σ32の相
対的量を見積もった。この試験により、野生株よりも顕
著にσ32含量の多い変異株を5株選択した。
【0030】この中の一株MKT8からゲノムDNAを
分離した。方法は以下のとおりである。この変異株を2
mlのL培地で37℃で一晩培養し、12000rp
m、5分の遠心分離で菌体を集めた。567μlのTE
(10mM Tris−HCl、2mM EDTA、pH
8.0)に懸濁して、10%SDSを30μl、20m
g/mlのプロテイナーゼK(シグマ社製)溶液を3μ
l加えて攪拌し、37℃に1時間保温した。これに、5
M NaClを0.1ml加え、攪拌し、さらに、10
%CTAB、0.7M NaClを80μl加え、65
℃に10分保温した。つづいて、800μlのクロロホ
ルム/イソアミルアルコール混液(クロロホルム24体
積にイソアミルアルコール1体積を加えたもの)を加
え、攪拌した。12000rpm、5分の遠心分離で水
相とクロロホルム相に分離し、水相を回収後、800μ
lのフェノール/クロロホルム/イソアミルアルコール
混液(TE飽和フェノール(和光純薬社製)とクロロホ
ルム/イソアミルアルコール混液を等量ずつ混ぜたも
の)を加え、攪拌後、12000rpm、5分の遠心分
離で水相とフェノール/クロロホルム相に分離した。水
相に300μlのイソプロピルアルコールを加え、攪拌
後、12000rpm、5分の遠心分離でDNAを沈殿
させた。沈殿を70%エタノールで洗浄し、乾燥後、D
NAを100μlのTEに溶解した。
【0031】このDNA溶液10μlとCharomid (ニッ
ポンジーン社製)1μgを制限酵素BamHI(宝酒造社製)
で消化し、ライゲーションキット(宝酒造社製)を用い
てライゲーション後、λパッケージングキット(ニッポ
ンジーン社製)を用いてDNAをパッケージングし、大
腸菌MRi80株を形質転換した。これを、テトラサイ
クリン10mg/Lとアンピシリン50mg/Lを含む
L培地のプレートに塗布し、30℃で一晩培養した。得
られたテトラサイクリン耐性かつアンピシリン耐性の菌
を50mlのL培地で30℃で一晩培養し、菌液からQ
IAGEN(QIAGEN社製)でプラスミドを抽出し、プラ
スミド1μgをパーキンエルマーアップライドバイオシ
ステムズ社製のDNA塩基配列解析キットおよび解析装
置で解析した。解析用のプライマーの塩基配列は、以下
のとおりである。 プライマー1:5'CCATTGCTGTTGACAAAGGG プライマー2:5'CCAACGCTTTTCCCGAGATC その結果、この変異株はplsX遺伝子のN末端領域を
コードする位置への挿入変異であることが明らかになっ
た。
【0032】実施例4 既知プロテアーゼ欠失株からσ32安定化株の選択 (1)MC4100λGF807株のP1トランスダク
ションによる既知プロテアーゼ欠失株の作成 プロテアーゼ欠失株から調製したP1vir ファージ溶菌
液をMC4100λGF807株に感染させ、プロテア
ーゼ近傍または内部の選択マーカーにより、プロテアー
ゼ遺伝子の欠失がMC4100λGF807株に導入さ
れた組み換え株を選択した。
【0033】(2)P1トランスダクションによるMC
4100λGF807株への大腸菌SG22094株の
ΔclpP::Cmの導入 SG22094株をL培地で一晩培養し、培養液0.1
mlを5mlのL培地に加え、約90分振盪培養した。
これに、0.1M CaCl2 を0.05ml加え、P
1vir ファージ液(1×1010pfu/ml)を0.2
ml加えて、培養液が透明になるまで振盪を続けた。培
養液が透明になったところでクロロホルムを3滴加え、
3000rpmで10分の遠心分離にかけ、上清を回収
した。一方、MC4100λ807株をL培地で37℃
で一晩培養した培養液を3000rpmで10分の遠心
分離にかけ、菌体を回収し、1mlの0.1M MgC
2 、0.005M CaCl2 に懸濁した。この菌液
0.1mlと先に調製したP1vir ファージ液0.1m
lを混合し、室温で15分静置した。続いて、0.2m
lの1M Na−Citrate を加え、3000rpmで1
0分の遠心分離にかけ、菌体を回収し、再び、0.1m
lの1M Na−Citrate に懸濁した。これを20mg
/Lのクロラムフェニコールを含むL培地のプレートに
塗布し、37℃で培養することによってΔclpP::C
mが形質導入されたMC4100λ807株の変異株が
得られた。
【0034】このようにして得られた変異株の中の一株
MKH1011について、以下のようにしてPCRを行
い、lon−510変異を同時に持つ株であることを確
かめた。変異株のコロニーを10μlのTEに懸濁し、
その1μlを鋳型DNAとして、GeneAmpキット(パ
ーキンエルマーアップライドバイオシステム社製)およ
びモデル9600サーマルサイクラー(パーキンエルマ
ーアップライドバイオシステム社製)を用いてPCR反
応を行った。反応は96℃1分、55℃1分、72℃3
分のサイクルを25回行った。PCR反応物をアガロー
スゲル電気泳動にかけ、反応生成物の大きさにより、l
on−510変異の有無を確かめた。PCRに用いたプ
ライマーDNAの塩基配列は以下のとおりである。 プライマー3:5'CGCTGGATGCTATCGCTAAG プライマー4:5'AAGGGCAAGCCCGATCCGCC このようにして、変異遺伝子がLonおよびClpプロ
テアーゼ遺伝子である二重変異株を得ることができた。
【0035】実施例5 パルス−チェイス実験によるσ32の安定性の検討 (1) 各菌株(実施例4で得られたLonおよびCl
pプロテアーゼ遺伝子の二重変異株、Lonプロテアー
ゼ遺伝子の単独変異株、Clpプロテアーゼ遺伝子の単
独変異株、野生株)を37℃、M9培地(6g/L N
2 HPO4 、3g/L KH2 PO4 、0.5g/L
NaCl、1g/L NH4 Cl、0.1mM Ca
Cl2 、1mM MgSO4 )で対数増殖期まで培養
し、100μCi/mlで35S−Met(45.0TB
q/mmol)を添加した後1分後に100μlをサン
プリングして110μlの50%TCA溶液に加えた。
これをチェイス開始として図1に示された時間ごとに同
量をサンプリングして同様に処理した。これらを100
00rpm、10分間の遠心分離にかけ、沈澱をアセト
ンで洗浄し、乾燥した後、50μlの1%SDS、10
mMトリス塩酸(pH8.0)に溶解し、5分間煮沸し
た。さらに10000rpm、10分間の遠心分離にか
け、上清25μlに対し1mlの2%TX100、トリ
ス緩衝生理食塩水を加え、抗σ32抗血清を1μl添加し
て、4℃で一晩静置した。
【0036】翌日、IgGSORB(The Enzyme Cente
r 社製) を10μl添加し、さらに4℃で1時間静置し
た後、10000rpm、10分間の遠心分離にかけ、
沈澱を1mlの2%TX100、トリス緩衝生理食塩水
で3回、10mMトリス塩酸(pH8.0)で1回洗浄
し、20μlの0.1%BPB、10%グリセロール、
2%SDS、100mM DTT、50mMトリス塩酸
(pH6.8)に溶解した。5分間煮沸した後、100
00rpm、10分間の遠心分離にかけ、上清をSDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけた。ゲルを乾燥
した後、富士フィルムBAS2000用IPに16時間
露光し、BAS2000を用いてσ32に相当するバンド
の放射能を測定することにより、σ32の量の時間経過に
対する変化を測定した。
【0037】この実験の結果を図1に示す。図1から明
らかなように、Lonプロテアーゼ遺伝子、Clpプロ
テアーゼ遺伝子の単独の変異では安定化はほとんどみら
れないのに対し、Lonプロテアーゼ遺伝子およびCl
pプロテアーゼ遺伝子の二重変異株は、野生株に比べて
約5倍のσ32の安定性の増大(半減期の延長)を示し
た。
【0038】(2) 実施例3で得られたplsX遺伝
子の変異株と野生株を用いて、前記(1)と同様にして
パルス−チェイス実験を行った。その結果を図2に示す
が、plsX遺伝子の変異株は、野生株に比べて約3倍
のσ32の安定性の増大(半減期の延長)を示した。
【0039】
【発明の効果】大腸菌内で発現された不安定蛋白質を安
定に保持する変異遺伝子を有する本発明の大腸菌変異株
は、発現した外来性有用蛋白質の菌体内分解を抑えるこ
とができるため、汎用性の高い蛋白質発現系宿主を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、Lonプロテアーゼ遺伝子およびCl
pプロテアーゼ遺伝子の二重変異株についてのパルス−
チェイス実験の結果を示す図である。
【図2】図2は、plsX遺伝子の変異株についてのパ
ルス−チェイス実験の結果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:19) (C12P 21/02 C12R 1:19 1:21)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大腸菌内で発現された不安定蛋白質を安
    定に保持する変異遺伝子を有することを特徴とする大腸
    菌変異株。
  2. 【請求項2】 熱ショック転写因子σ32が安定化されて
    いる請求項1記載の変異株。
  3. 【請求項3】 不安定蛋白質が外来蛋白質である請求項
    1記載の変異株。
  4. 【請求項4】 変異遺伝子がplsX遺伝子に変異を生
    じたものである請求項1〜3いずれか記載の変異株。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか記載の大腸菌変異
    株を用いることを特徴とする、大腸菌内での不安定蛋白
    質の安定化方法。
  6. 【請求項6】 LonおよびClpプロテアーゼ遺伝子
    に共に変異を有する大腸菌変異株を用いることを特徴と
    する、大腸菌内での不安定蛋白質の安定化方法。
  7. 【請求項7】 不安定蛋白質が大腸菌由来の蛋白質であ
    る請求項5または請求項6記載の安定化方法。
  8. 【請求項8】 不安定蛋白質が外来蛋白質である請求項
    5または請求項6記載の安定化方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4いずれか記載の大腸菌変異
    株を使用することを特徴とする外来蛋白質の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4いずれか記載の大腸菌変
    異株を、外来遺伝子を含む組換えDNA分子で形質転換
    させたことを特徴とする形質転換体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0866132A3 (en) * 1997-03-19 1999-12-08 Hsp Research Institute, Inc. Escherichia coli protease mutant as host cell
US6159708A (en) * 1997-06-20 2000-12-12 Hsp Research Institute, Inc. Chaperone expression plasmids
US7494801B2 (en) 2002-12-12 2009-02-24 Showa Denko K.K. Method of selecting Escherichia coli strain which highly expresses exogenous genes, Escherichia coli mutant strains selected by this method and process for producing enzymes and compounds using the same

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US7494801B2 (en) 2002-12-12 2009-02-24 Showa Denko K.K. Method of selecting Escherichia coli strain which highly expresses exogenous genes, Escherichia coli mutant strains selected by this method and process for producing enzymes and compounds using the same

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