JPH081408Y2 - 高含じん排ガス廃熱回収装置 - Google Patents
高含じん排ガス廃熱回収装置Info
- Publication number
- JPH081408Y2 JPH081408Y2 JP1987187995U JP18799587U JPH081408Y2 JP H081408 Y2 JPH081408 Y2 JP H081408Y2 JP 1987187995 U JP1987187995 U JP 1987187995U JP 18799587 U JP18799587 U JP 18799587U JP H081408 Y2 JPH081408 Y2 JP H081408Y2
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- exhaust gas
- water
- liquid
- floating plate
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、高含じん排ガスから廃熱を回収して温水を
得るのに用いられる排ガス廃熱回収装置に関するもので
あり、特に、黒液回収設備のソーダ回収ボイラから排出
される高含じん排ガスから廃熱を回収し、清水を加熱し
て温水を得るための低コストで高効率な高含じん排ガス
廃熱回収装置に関するものである。
得るのに用いられる排ガス廃熱回収装置に関するもので
あり、特に、黒液回収設備のソーダ回収ボイラから排出
される高含じん排ガスから廃熱を回収し、清水を加熱し
て温水を得るための低コストで高効率な高含じん排ガス
廃熱回収装置に関するものである。
従来の技術 パルプ産業におけるパルプ工場の省エネルギー化を達
成するための一つの重要課題は、黒液回収ボイラーの廃
熱をいかに効率よく回収するかということである。
成するための一つの重要課題は、黒液回収ボイラーの廃
熱をいかに効率よく回収するかということである。
これまでに提案されている従来のソーダ回収ボイラ排
ガスの廃熱回収装置としては、実用新案公開昭和62年45
508号公報に示されるようなチューブ式の気−液熱交換
器を使用して、排ガスの廃熱によって清水を直接加熱し
て温水を得るよにしたものが多い。
ガスの廃熱回収装置としては、実用新案公開昭和62年45
508号公報に示されるようなチューブ式の気−液熱交換
器を使用して、排ガスの廃熱によって清水を直接加熱し
て温水を得るよにしたものが多い。
しかし、ソーダ回収ボイラの排ガス中には、HCl、S
OX、芒硝(Na2SO4)等が含まれているため、ソーダ回収
ボイラからの廃熱回収に上記のようなチューブ式の気−
液熱交換器を使用すると、廃熱回収の際に、熱交換器へ
のダスト付着が著しく、伝熱係数の低下が大きいため、
効率が悪くなる。
OX、芒硝(Na2SO4)等が含まれているため、ソーダ回収
ボイラからの廃熱回収に上記のようなチューブ式の気−
液熱交換器を使用すると、廃熱回収の際に、熱交換器へ
のダスト付着が著しく、伝熱係数の低下が大きいため、
効率が悪くなる。
さらに、上記従来装置ではガス通路の閉塞や腐蝕によ
る伝熱板の損傷の問題が生じる上、腐蝕等により気−液
熱交換器がリークすると、清水が汚染されて温水として
利用できなくなり、さらには、この温水を利用している
他の設備にまで被害が及ぶ恐れがある。
る伝熱板の損傷の問題が生じる上、腐蝕等により気−液
熱交換器がリークすると、清水が汚染されて温水として
利用できなくなり、さらには、この温水を利用している
他の設備にまで被害が及ぶ恐れがある。
さらに、この問題点を解決するために、気−液熱交換
器を耐蝕性のあるTi等の高価な材料で製作することは、
設備費を高くするので実用には向かなくなる。
器を耐蝕性のあるTi等の高価な材料で製作することは、
設備費を高くするので実用には向かなくなる。
考案が解決しようとする問題点 従って、本考案の目的は、上記のような従来の装置の
欠点のない高含じん排ガス廃熱回収装置を提供すること
にある。
欠点のない高含じん排ガス廃熱回収装置を提供すること
にある。
すなわち、本考案は高価な耐蝕性材料を用いない設備
費が安く、しかも、ダストの付着がなく且つ熱効率のよ
い非常に経済的且つ効率的な運転ができる高含じん排ガ
ス廃熱回収装置を提供する。
費が安く、しかも、ダストの付着がなく且つ熱効率のよ
い非常に経済的且つ効率的な運転ができる高含じん排ガ
ス廃熱回収装置を提供する。
さらに、本考案は耐蝕性が高く、得られた温水を使用
する他の機器への危険性が低い安全な高含じん排ガス廃
熱回収装置を提供する。
する他の機器への危険性が低い安全な高含じん排ガス廃
熱回収装置を提供する。
問題点を解決する手段 本考案の提供する高含じん排ガス廃熱回収装置は、高
含じん排ガスの煙道に設けられ、排ガスの廃熱を循環水
に回収する浮動プレート型熱交換器と、上記浮動プレー
ト型熱交換器で循環水に回収された廃熱により清水を加
熱する清水加熱用液−液熱交換器と、上記浮動プレート
型熱交換器と上記液−液熱交換器とを結び、両者の間に
上記浮動プレート型熱交換器で廃熱を回収し且つ回収し
た廃熱を上記清水加熱用液−液熱交換器へ運ぶ循環水を
循環させる循環管路と、上記清水加熱用液−液熱交換器
に冷清水を導入し、上記循環水との熱交換によって得ら
れた熱清水を取り出す給水管と、上記循環管路に設けら
れて循環水の流量を調節するための第1の流量調節手段
および/または上記給水管に設けられて上記冷清水の流
量を調節するための第2の流量調節手段とを備え、上記
第1および/または第2の流量調節手段により、上記浮
動プレート型熱交換器に入る上記循環水の入口温度を排
ガスの水露点以上に制御することを特徴としている。
含じん排ガスの煙道に設けられ、排ガスの廃熱を循環水
に回収する浮動プレート型熱交換器と、上記浮動プレー
ト型熱交換器で循環水に回収された廃熱により清水を加
熱する清水加熱用液−液熱交換器と、上記浮動プレート
型熱交換器と上記液−液熱交換器とを結び、両者の間に
上記浮動プレート型熱交換器で廃熱を回収し且つ回収し
た廃熱を上記清水加熱用液−液熱交換器へ運ぶ循環水を
循環させる循環管路と、上記清水加熱用液−液熱交換器
に冷清水を導入し、上記循環水との熱交換によって得ら
れた熱清水を取り出す給水管と、上記循環管路に設けら
れて循環水の流量を調節するための第1の流量調節手段
および/または上記給水管に設けられて上記冷清水の流
量を調節するための第2の流量調節手段とを備え、上記
第1および/または第2の流量調節手段により、上記浮
動プレート型熱交換器に入る上記循環水の入口温度を排
ガスの水露点以上に制御することを特徴としている。
循環媒体および冷清水の流量調節は、手動あるいは自
動制御で行うことができる。
動制御で行うことができる。
本考案は、上記の高含じん排ガスがソーダ回収ボイラ
から排出される高含じん排ガスである場合に特に好まし
く適用できるが、その他の排ガス、例えば、製鉄所等か
ら排出される排ガス等の全ての高含じん排ガスに適用す
ることができる。
から排出される高含じん排ガスである場合に特に好まし
く適用できるが、その他の排ガス、例えば、製鉄所等か
ら排出される排ガス等の全ての高含じん排ガスに適用す
ることができる。
上記の浮動プレート型熱交換器は、特許公表昭和59年
500580号公報あるいは実用新案公開昭和61年204189号明
細書等に記載された周知のものを利用することができ
る。この浮動プレート型熱交換器は、積層したプレート
間に流体の流路を形成しているもので、構造上、高濃度
のダストに対し、クリーニング性能がよい。
500580号公報あるいは実用新案公開昭和61年204189号明
細書等に記載された周知のものを利用することができ
る。この浮動プレート型熱交換器は、積層したプレート
間に流体の流路を形成しているもので、構造上、高濃度
のダストに対し、クリーニング性能がよい。
上記浮動プレート型熱交換器の伝熱板すなわちプレー
トは、ほうろう引き鋼板であるのが好ましい。ほうろう
引き鋼板のプレートを用いることにより、耐蝕性、ダス
トの非付着性が極めて良好となる。また、ほうろう引き
鋼板は、従来のチューブ式気−液熱交換器に用いられて
いたTiあるいはNi基合金等の耐蝕性材料に比較して、は
るかに安価であり、低コストで長寿命の気−液熱交換器
を実現することができる。
トは、ほうろう引き鋼板であるのが好ましい。ほうろう
引き鋼板のプレートを用いることにより、耐蝕性、ダス
トの非付着性が極めて良好となる。また、ほうろう引き
鋼板は、従来のチューブ式気−液熱交換器に用いられて
いたTiあるいはNi基合金等の耐蝕性材料に比較して、は
るかに安価であり、低コストで長寿命の気−液熱交換器
を実現することができる。
また、上記浮動プレート型熱交換器に循環水を供給す
る際には、スプレーで供給することが好ましい。
る際には、スプレーで供給することが好ましい。
作用 本考案の高含じん排ガス廃熱回収装置では、排ガスの
廃熱をまず循環水で回収し、この循環水を液−液熱交換
器に送り、この液−液熱交換器で清水を加熱して清浄な
工業用温水を得るようにしている。これは、以下の理由
からである。
廃熱をまず循環水で回収し、この循環水を液−液熱交換
器に送り、この液−液熱交換器で清水を加熱して清浄な
工業用温水を得るようにしている。これは、以下の理由
からである。
まず第一に、浮動プレート型熱交換器を気−液熱交換
器に用いた場合には、ガスが液中に混入、溶け込みこと
が避け得られないため、工業用温水として不適当とな
る。本考案の装置では、循環水を浮動プレート型熱交換
器から液−液熱交換器に送り、この液−液熱交換器で清
水を加熱して清浄な工業用温水を得るようにしているの
で、万一浮動プレート型熱交換器がリークする事故が起
きた場合でも、循環水が汚染されるだけで済み、工業用
温水を供給している他の設備に直ちに影響が出ることが
ない。
器に用いた場合には、ガスが液中に混入、溶け込みこと
が避け得られないため、工業用温水として不適当とな
る。本考案の装置では、循環水を浮動プレート型熱交換
器から液−液熱交換器に送り、この液−液熱交換器で清
水を加熱して清浄な工業用温水を得るようにしているの
で、万一浮動プレート型熱交換器がリークする事故が起
きた場合でも、循環水が汚染されるだけで済み、工業用
温水を供給している他の設備に直ちに影響が出ることが
ない。
また、上記の液−液熱交換器は、循環水および清水が
流れるだけであるから、通常はそれほど腐蝕されず、従
来の装置に用いていた高価な耐蝕性材料を用いる必要も
ない。
流れるだけであるから、通常はそれほど腐蝕されず、従
来の装置に用いていた高価な耐蝕性材料を用いる必要も
ない。
本実施例では、排ガスと循環媒体との熱交換と循環媒
体と清水との熱交換との2つの熱交換を備え、さらに、
循環媒体および/または冷水の流量を調節するようにし
たため、浮動プレート型熱交換器の伝熱板温度を任意の
値、例えば、水露点以上に調節することが極めて容易且
つ正確にできる。
体と清水との熱交換との2つの熱交換を備え、さらに、
循環媒体および/または冷水の流量を調節するようにし
たため、浮動プレート型熱交換器の伝熱板温度を任意の
値、例えば、水露点以上に調節することが極めて容易且
つ正確にできる。
すわなち、浮動プレート型熱交換器の伝熱板温度が水
露点以上であることが、ダストの付着防止に非常に有効
であり、伝熱板温度が水露点以上であるとダストの付着
は極めて減少する。そのために、熱交換器入口の水温を
水露点以上に保つ必要がある。電気集じん器の配置は、
浮動プレート型熱交換器の上流側に入れる場合と下流側
に入れる場合の両方があり、後者の場合は、浮動プレー
ト型熱交換器2の下流側に備えた電気集じん機(図示せ
ず)でのダスト回収効率に最適な排ガス温度にするのが
容易になる。一例として、浮動プレート型熱交換器2を
通過することにより排ガス温度を、200℃から150℃に低
下させることができ、排ガス流速も低下できるので、電
気集じん機(図示せず)でのダスト回収効率が向上す
る。
露点以上であることが、ダストの付着防止に非常に有効
であり、伝熱板温度が水露点以上であるとダストの付着
は極めて減少する。そのために、熱交換器入口の水温を
水露点以上に保つ必要がある。電気集じん器の配置は、
浮動プレート型熱交換器の上流側に入れる場合と下流側
に入れる場合の両方があり、後者の場合は、浮動プレー
ト型熱交換器2の下流側に備えた電気集じん機(図示せ
ず)でのダスト回収効率に最適な排ガス温度にするのが
容易になる。一例として、浮動プレート型熱交換器2を
通過することにより排ガス温度を、200℃から150℃に低
下させることができ、排ガス流速も低下できるので、電
気集じん機(図示せず)でのダスト回収効率が向上す
る。
また、前者の場合は浮動プレート型熱交換器に流入す
るダスト量が減少するため、ダスト除去が容易である特
徴を有する。
るダスト量が減少するため、ダスト除去が容易である特
徴を有する。
一般的には、浮動プレート型熱交換器入り口の循環水
温度が水露点(約60℃)以上となるよう運転するのが好
ましい。この循環水温度の調節は、循環水および/また
は清水の流量を調節することにより制御することができ
る。
温度が水露点(約60℃)以上となるよう運転するのが好
ましい。この循環水温度の調節は、循環水および/また
は清水の流量を調節することにより制御することができ
る。
以下、本考案を添付図面に示した実施例によりさらに
詳細に説明するが、以下の開示は本考案の一実施例にす
ぎず、本考案の技術的範囲を何等制限するものではな
い。
詳細に説明するが、以下の開示は本考案の一実施例にす
ぎず、本考案の技術的範囲を何等制限するものではな
い。
実施例 第1図は、本考案を案高含じん排ガス廃熱回収装置に
適用した場合の一実施例におけるフローシートである。
適用した場合の一実施例におけるフローシートである。
第1図に示す装置は、ソーダ回収用ボイラ煙道1中に
設けられた浮動プレート型熱交換器2を含んでいる。こ
の浮動プレート型熱交換器2はソーダ回収用ボイラ煙道
1中に導かれた排ガスと循環媒体、具体的には水等の液
体との間で熱交換を行う気−液の熱交換器である。この
浮動プレート型熱交換器2自体は周知のものであり、そ
の具体例は第2図を用いて後で説明する。
設けられた浮動プレート型熱交換器2を含んでいる。こ
の浮動プレート型熱交換器2はソーダ回収用ボイラ煙道
1中に導かれた排ガスと循環媒体、具体的には水等の液
体との間で熱交換を行う気−液の熱交換器である。この
浮動プレート型熱交換器2自体は周知のものであり、そ
の具体例は第2図を用いて後で説明する。
上記排ガスと熱交換を行って昇温された循環媒体、例
えば水は上記浮動プレート型熱交換器2の下部に設けら
れた温水タンク5に回収された後、循環ポンプ7によっ
て循環管路6を介して清水との熱交換を行う清水加熱用
液−液熱交換器3に送られ、ここで熱を清水に与えて自
らは冷却される。冷却された循環媒体、例えば水は循環
管路6を介して上記浮動プレート型熱交換器2の上部に
設けられたスプレー給水装置4に再循環され、再び排ガ
スとの熱交換に用いられる。
えば水は上記浮動プレート型熱交換器2の下部に設けら
れた温水タンク5に回収された後、循環ポンプ7によっ
て循環管路6を介して清水との熱交換を行う清水加熱用
液−液熱交換器3に送られ、ここで熱を清水に与えて自
らは冷却される。冷却された循環媒体、例えば水は循環
管路6を介して上記浮動プレート型熱交換器2の上部に
設けられたスプレー給水装置4に再循環され、再び排ガ
スとの熱交換に用いられる。
第2図は、本実施例で使用したスプレー給水装置4お
よび温水タンク5を備えた浮動プレート型熱交換器2を
示している。この浮動プレート型熱交換器2は、細長い
ディンプルを有する複数の矩形プレートを積層し、被熱
交換流体を互いに直交する方向に流すことによって矩形
プレートを介して両被熱交換流体の間で熱交換を行うよ
うになっている。この構造の詳細は実用新案公開昭和61
年204189号明細書および特許公表昭和59年500580号公報
に詳細に示されているので、ここでは説明を省略する。
よび温水タンク5を備えた浮動プレート型熱交換器2を
示している。この浮動プレート型熱交換器2は、細長い
ディンプルを有する複数の矩形プレートを積層し、被熱
交換流体を互いに直交する方向に流すことによって矩形
プレートを介して両被熱交換流体の間で熱交換を行うよ
うになっている。この構造の詳細は実用新案公開昭和61
年204189号明細書および特許公表昭和59年500580号公報
に詳細に示されているので、ここでは説明を省略する。
いずれにせよ、この浮動プレート型熱交換器2では、
平板な矩形プレートすなわち伝熱板を積層することで流
体流路を形成し、しかも各伝熱板はいずれの流体の流れ
方向とも平行となっているので、排ガス中のダストが付
着し難い。
平板な矩形プレートすなわち伝熱板を積層することで流
体流路を形成し、しかも各伝熱板はいずれの流体の流れ
方向とも平行となっているので、排ガス中のダストが付
着し難い。
本考案の好ましい実施例では、上記伝熱板にほうろう
引き鋼板が用いられる。このほうろう引き鋼板は、表面
が堅く、平滑で、はっ水性がよいのでダストが付着し難
く、また耐蝕性もよい。さらに、比較的安価であるので
本考案の装置に用いるのに特に適している。
引き鋼板が用いられる。このほうろう引き鋼板は、表面
が堅く、平滑で、はっ水性がよいのでダストが付着し難
く、また耐蝕性もよい。さらに、比較的安価であるので
本考案の装置に用いるのに特に適している。
上記の循環媒体は一般に水が好ましいが、他の液体で
もよい。この循環水は、上記の浮動プレート型熱交換器
にスプレー給水をスプレー給水装置4によって給水する
のが好ましい。スプレー給水することにより、浮動プレ
ート型熱交換器内の温度むらが減少し、ダストの付着防
止に有効となるだけでなく、熱交換効率も向上する。
もよい。この循環水は、上記の浮動プレート型熱交換器
にスプレー給水をスプレー給水装置4によって給水する
のが好ましい。スプレー給水することにより、浮動プレ
ート型熱交換器内の温度むらが減少し、ダストの付着防
止に有効となるだけでなく、熱交換効率も向上する。
上記循環管路6には循環水量を調節するための調節バ
ルブ8を設け、上記清水加熱用液−液熱交換器に冷水を
導入し、熱水を取り出す給水管9には清水給水ポンプ10
のほかに清水量調節バルブ11を設けるのが好ましい。こ
れらの循環水量調節バルブ8および/または清水量調整
バルブ11を制御することにより、循環水および清水の流
量を調整して、浮動プレート型熱交換器2の入り口での
循環水温度を所望の温度、例えば60℃以上にすることが
可能となる。これらのバルブ8、11は手動で制御しても
よいが、循環水と清水の温度、排ガスの温度と量とを検
出して、浮動プレート型熱交換器2の入り口での循環水
温度を自動的に最適値に制御するような自動制御機構に
よって制御してもよい。
ルブ8を設け、上記清水加熱用液−液熱交換器に冷水を
導入し、熱水を取り出す給水管9には清水給水ポンプ10
のほかに清水量調節バルブ11を設けるのが好ましい。こ
れらの循環水量調節バルブ8および/または清水量調整
バルブ11を制御することにより、循環水および清水の流
量を調整して、浮動プレート型熱交換器2の入り口での
循環水温度を所望の温度、例えば60℃以上にすることが
可能となる。これらのバルブ8、11は手動で制御しても
よいが、循環水と清水の温度、排ガスの温度と量とを検
出して、浮動プレート型熱交換器2の入り口での循環水
温度を自動的に最適値に制御するような自動制御機構に
よって制御してもよい。
以下、第1図に示す含じん排ガス廃熱回収装置の具体
的運転方法を説明する。
的運転方法を説明する。
60℃以上の温度でスプレー給水装置4により浮動プレ
ート型熱交換器2に給水された循環水は、浮動プレート
型熱交換器2で約90℃まで加熱されて、温水タンク5で
回収される。その後、液−液熱交換器3で清水を加熱
し、循環管路6を経て、再び浮動プレート型熱交換器2
に再循環される。
ート型熱交換器2に給水された循環水は、浮動プレート
型熱交換器2で約90℃まで加熱されて、温水タンク5で
回収される。その後、液−液熱交換器3で清水を加熱
し、循環管路6を経て、再び浮動プレート型熱交換器2
に再循環される。
循環水量調節バルブ8および清水量調整バルブ11によ
り、循環水および清水の流量を調整し、浮動プレート型
熱交換器2入り口での循環水温度を60℃以上にする。一
方、排ガス温度は浮動プレート型熱交換器2を通過する
ことにより、200℃から150℃に低下し、排ガス流速も低
下する。
り、循環水および清水の流量を調整し、浮動プレート型
熱交換器2入り口での循環水温度を60℃以上にする。一
方、排ガス温度は浮動プレート型熱交換器2を通過する
ことにより、200℃から150℃に低下し、排ガス流速も低
下する。
考案の効果 以上説明したように、本考案の装置は、従来の装置と
異なり高価な耐蝕性材料を用いていないので、設備費が
低減される。また、本考案の上記運転方法によればダク
トの付着がなく且つ熱効率も高くなるので、ランニング
コストがさらに安くなり、非常に経済的且つ効率的な運
転ができる。
異なり高価な耐蝕性材料を用いていないので、設備費が
低減される。また、本考案の上記運転方法によればダク
トの付着がなく且つ熱効率も高くなるので、ランニング
コストがさらに安くなり、非常に経済的且つ効率的な運
転ができる。
さらに、本考案によるほうろう引き鋼板を用いた浮動
プレート型熱交換器を用ることにより、耐蝕性が高く、
得られた温水を使用する他の機器への危険性が低く安全
な運転ができる。
プレート型熱交換器を用ることにより、耐蝕性が高く、
得られた温水を使用する他の機器への危険性が低く安全
な運転ができる。
第1図は、本考案による排ガス廃熱回収装置のフローシ
ートであり、第2図は、本考案の排ガス廃熱回収装置に
用いられる浮動プレート型熱交換器の一例を示す概念的
斜視図である。 〔主な参照番号〕 1……排ガス煙道、2……浮動プレート型熱交換器、3
……液−液熱交換器、4……スプレー給水装置、5……
温水タンク、6……循環管路、7……循環水ポンプ、8
……循環水量調節バルブ、9……清水給水管、10……清
水給水ポンプ、11……清水量調節バルブ、12……点検
口、13……補給水口
ートであり、第2図は、本考案の排ガス廃熱回収装置に
用いられる浮動プレート型熱交換器の一例を示す概念的
斜視図である。 〔主な参照番号〕 1……排ガス煙道、2……浮動プレート型熱交換器、3
……液−液熱交換器、4……スプレー給水装置、5……
温水タンク、6……循環管路、7……循環水ポンプ、8
……循環水量調節バルブ、9……清水給水管、10……清
水給水ポンプ、11……清水量調節バルブ、12……点検
口、13……補給水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 英男 岩手県北上市相去町字笹長音35番地 三菱 製紙株式会社北上工場内 (56)参考文献 特開 昭53−136743(JP,A) 実開 昭61−204189(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】高含じん排ガスの煙道に設けられ、排ガス
の廃熱を循環水に回収する浮動プレート型熱交換器と、 −上記浮動プレート型熱交換器で循環水に回収された廃
熱により清水を加熱する清水加熱用液−液熱交換器と、 −上記浮動プレート型熱交換器と上記液−液熱交換器と
を結び、両者の間に上記浮動プレート型熱交換器で廃熱
を回収し且つ回収した廃熱を上記清水加熱用液−液熱交
換器へ運ぶ循環水を循環させる循環管路と、 −上記清水加熱用液−液熱交換器に冷清水を導入し、上
記循環水との熱交換によって得られた熱清水を取り出す
給水管と、 −上記循環管路に設けられて循環水の流量を調節するた
めの第1の流量調節手段および/または上記給水管に設
けられて上記冷清水の流量を調節するための第2の流量
調節手段と を備え、上記第1および/または第2の流量調節手段に
より、上記浮動プレート型熱交換器に入る上記循環水の
入口温度を排ガスの水露点以上に制御することを特徴と
する高含じん排ガス廃熱回収装置。 - 【請求項2】上記浮動プレート型熱交換器の伝熱板が、
ほうろう引き鋼板であることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の高含じん排ガス廃熱回収装
置。 - 【請求項3】上記高含じん排ガスが、ソーダ回収ボイラ
から排出される高含じん排ガスであることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載の高
含じん排ガス廃熱回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987187995U JPH081408Y2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 高含じん排ガス廃熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987187995U JPH081408Y2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 高含じん排ガス廃熱回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0191840U JPH0191840U (ja) | 1989-06-16 |
| JPH081408Y2 true JPH081408Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31479121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987187995U Expired - Lifetime JPH081408Y2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 高含じん排ガス廃熱回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081408Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003048651A1 (en) * | 2001-12-03 | 2003-06-12 | The Tokyo Electric Power Company, Incorporated | Exhaust heat recovery system |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136743A (en) * | 1977-05-04 | 1978-11-29 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Heat collecting method of exhaust gas |
| JPS6044242B2 (ja) * | 1982-04-27 | 1985-10-02 | 株式会社星子療科研究所 | 救急時の酸素発生方法 |
| JPS61204189U (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-23 |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP1987187995U patent/JPH081408Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003048651A1 (en) * | 2001-12-03 | 2003-06-12 | The Tokyo Electric Power Company, Incorporated | Exhaust heat recovery system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0191840U (ja) | 1989-06-16 |
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