JPH08140962A - マルチスライスx線ct装置 - Google Patents

マルチスライスx線ct装置

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Publication number
JPH08140962A
JPH08140962A JP6289692A JP28969294A JPH08140962A JP H08140962 A JPH08140962 A JP H08140962A JP 6289692 A JP6289692 A JP 6289692A JP 28969294 A JP28969294 A JP 28969294A JP H08140962 A JPH08140962 A JP H08140962A
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JP
Japan
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ray
slice
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ray detection
signal
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Application number
JP6289692A
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English (en)
Inventor
Yasuo Saito
泰男 斉藤
Kazufumi Ihira
和史 伊平
Hiroaki Miyazaki
博明 宮崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライス方向配列のX線検出素子について時間
差なくデータ収集を行って、立体画像の再構成における
アーチファクトの発生を防止する。 【構成】チャンネル方向にL個に分割された検出ボード
6-1〜L と、チャンネル方向にR個に分割されたインタ
ーコネクトボード7-1〜R と、検出ボードとインターコ
ネクトボードとを接続するデータ用コネクタ8及び制御
用コネクタ9と、インターコネクトボード間を接続する
バス接続用コネクタ10と、各検出ボード上に実装さ
れ、スライス方向に配列されたX線検出器13-1〜T ,
X線検出器13-(T+1)〜(2T),…,X線検出器13-((S
-1)T+1) 〜K 毎に同時にパラレルで検出信号を出力する
マルチプレクサ14-1〜T とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮影対象にX線を照
射し、この撮影対象を透過したX線を検出する複数のX
線検出素子を有し、このX線検出素子を撮影断面に垂直
なスライス方向及び撮影断面に平行なチャンネル方向に
2次元的に配列し、この各X線検出素子から出力された
信号を処理するマルチスライスX線CT(computed tomo
graphy)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CT装置では、X線を検出し
て電気信号に変換するX線検出素子を一般的には100
0個程度備え、このX線検出素子を撮影対象に対して走
査する方向( スライス方向 )に対して直交する方向( チ
ャンネル方向 )に一列に配列している。このX線検出素
子は、例えばシンチレータとフォトダイオードとから構
成される。
【0003】チャンネル方向についてさらに説明すれ
ば、撮影対象として人体の例で説明すれば人体の体軸に
直交する方向で、このチャンネル方向に配列されたX線
検出素子は、人体の回りで環状( 弧状 )に配列されるこ
とになる。従ってチャンネル方向に配列された1列のX
線検出素子からの情報( 出力信号 )により人体の体軸に
垂直な1断面のX線画像が得られることになる。
【0004】一方スライス方向は、撮影対象として人体
の例で説明すれば、人体の体軸に平行な方向であり、人
体または架台の移動方向である。ヘリカルスキャンにお
ける走査方向である。
【0005】これらの各X線検出素子で検出されたX線
検出による電気信号は、DAS( データ収集システム )
によりデジタルデータに変換されて収集される。ところ
で、X線検出素子のフォトダイオードを直接DASに接
続してしまうと、このフォトダイオードからの出力信号
をリアルタイムにデジタルデータに変換して収集しなけ
ればならないため、X線検出素子の個数分( 1000個
程度 )のチャンネルを有するDASを用いなければなら
ない。すなわち、同時に( 並列的に )1000程度の信
号を処理できる装置を用いなければならない。
【0006】またマルチスライスX線CT装置では、X
線検出素子を2次元的に、例えばチャンネル方向100
0個程度、スライス方向にN個配列しており、X線検出
素子全体の個数は、1000×N個になる。この100
0のN倍の個数のX線検出素子を直接DASに接続して
しまうと、1000×N個のX線検出素子からの出力信
号を同時に( 並列的に )処理しなければならないので、
DASは装置規模が大きくなり、高速の処理速度が要求
され、装置のコストが高くなる。
【0007】そこで、従来のマルチスライスX線装置で
は、X線検出素子を直接DASに接続せずに、各X線検
出素子毎に、フォトダイオードからの電気信号により電
荷を蓄積する積分器( チャージアンプ )を設け、所定個
数の積分器からそれぞれパラレルに出力される出力信号
をシリアル信号に変換して出力するマルチプレクサをス
ライス方向に配列されたX線検出素子毎に設けるという
方法が提案されている。
【0008】図7は、従来のマルチスライスX線CT装
置の検出器ブロックの回路構成の一例を示す図である。
マルチスライスX線CT装置は、チャンネル方向に分割
して配列された複数個の検出ブロックから構成され、1
個の検出器ブロックは、シンチレータ、フォトダイオー
ド及び積分器( チャージアンプ )から構成された16個
( 簡単のため4×4=16としている )のX線検出器5
1-1〜16と、4個のマルチプレクサ52-1〜4 とから構
成されている。
【0009】前記X線検出器51-1〜16は、チャンネル
方向に4行、スライス方向に4列のマトリックス状に配
置され、これらの各X線検出器51-1〜16からの出力
は、チャンネル方向の各行毎に前記各マルチプレクサ5
2-1〜4 に入力されるようになっている。
【0010】すなわち、同一チャンネルに所属するの
は、前記X線検出器51-1〜4 であり、また前記X線検
出器51-5〜8 、また前記X線検出器51-9〜12、また
前記X線検出器51-13 〜16である。
【0011】一方、スライス方向の同列となるのは、前
記X線検出器51-1,-5,-9,-13であり、また前記X
線検出器51-2,-6,-10 ,-14 、また前記X線検出器
51-3,-7,-11 ,-15 、また、前記X線検出器51-
4,-8,-12 ,-16 である。
【0012】従って、前記マルチプレクサ52-1には前
記X線検出器51-1〜4 からの出力がパラレルに入力さ
れ、前記マルチプレクサ52-1は時間系列的にシリアル
信号に変換して出力する。
【0013】また、前記マルチプレクサ52-2には前記
X線検出器51-5〜8 からの出力がパラレルに入力さ
れ、前記マルチプレクサ52-2は時間系列的にシリアル
信号に変換して出力する。
【0014】また、前記マルチプレクサ52-3には前記
X線検出器51-9〜12からの出力がパラレルに入力さ
れ、前記マルチプレクサ52-3は時間系列的にシリアル
信号に変換して出力する。
【0015】また、前記マルチプレクサ52-4には前記
X線検出器51-13 〜16からの出力がパラレルに入力さ
れ、前記マルチプレクサ52-4は時間系列的にシリアル
信号に変換して出力する。前記各マルチプレクサ51-1
〜4 からの出力は、それぞれDAS( データ収集装置 )
を構成するA/D変換器53-1〜4 に入力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法によれ
ば、DASの各チャンネル毎にスライス方向に配列され
たX線検出素子からのパラレルの出力信号をマルチプレ
クサ等によりシリアル信号に変換して入力するので、チ
ャンネル方向に配列されたX線検出素子については同一
時間でそのデータを収集することができるが、スライス
方向に配列されたX線検出素子については、データ収集
する時間が順次後ろにずれていく。すなわち、スライス
方向に配列されたX線検出素子では、そのデータ収集に
時間差が生じる。
【0017】例えば撮影対象が人体の場合に、マルチス
ライスX線CT装置で寝台位置を固定してそのX線断面
をそれぞれ独立して再構成する場合には、X線断面画像
間で時間差が生じても大きな問題とはならないが、マル
チスライスヘリカルスキャンのように、X線断面間のデ
ータを補間して立体画像を再構成する場合には、X線断
面間に時間差が生じているため、アーチファクトが発生
する虞があるという問題があった。
【0018】そこでこの発明は、スライス方向に配列さ
れたX線検出素子について時間差を生じることなくデー
タ収集を行うことができ、従って、マルチスライスヘリ
カルスキャン等の立体画像の再構成におけるアーチファ
クトの発生を防止することができるマルチスライスX線
CT装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
撮影対象にX線を照射し、この撮影対象を透過したX線
を検出する複数のX線検出素子を有し、このX線検出素
子を撮影断面に垂直なスライス方向及び撮影断面に平行
なチャンネル方向に2次元的に配列し、この各X線検出
素子から出力された信号を処理するマルチスライスX線
CT装置において、チャンネル方向に配列されたX線検
出素子からなる各列毎に、各X線検出素子から出力され
る信号をシリアル信号に変換して出力し、スライス方向
に配列されたX線検出素子からなる各列毎に、その列の
画像再構成で使用される全てのX線検出素子から出力さ
れる信号を同時にパラレルで出力する信号変換手段を設
けたものである。
【0020】請求項2対応の発明は、撮影対象にX線を
照射し、この撮影対象を透過したX線を検出する複数の
X線検出素子を有し、このX線検出素子を撮影断面に垂
直なスライス方向及び撮影断面に平行なチャンネル方向
に2次元的に配列し、この各X線検出素子から出力され
た信号を処理するマルチスライスX線CT装置におい
て、チャンネル方向に配列されたX線検出素子からなる
各列毎に、各X線検出素子から出力される信号をシリア
ル信号に変換し、スライス方向に配列されたX線検出素
子からなる各列毎に、その列の画像再構成で使用される
全てのX線検出素子から出力される信号を同時にパラレ
ルで出力する信号変換手段と、データ収集を行うため信
号変換手段から出力された各アナログ信号をそれぞれデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、信
号変換手段から出力された信号をアナログ/デジタル変
換器へ伝送するためのバスラインとを設け、信号変換手
段は、チャンネル方向に配列されたX線検出素子からな
る各列毎に少なくとも1個以上のマルチプレクサを有
し、各マルチプレクサはそれぞれ対応するバスラインに
接続されているものである。
【0021】請求項3対応の発明は、請求項2対応の発
明において、信号変換手段は、チャンネル方向に配列さ
れたX線検出素子からなる各列毎に複数のマルチプレク
サを有し、これらの各マルチプレクサをそれぞれ異なる
バスラインに接続したものである。
【0022】請求項4対応の発明は、請求項2対応の発
明において、チャンネル方向に第1の個数に分割された
検出器基板と、1個又はチャンネル方向に第1の個数以
下の第2の個数に分割されたバスライン基板とを設け、
各検出器基板上には、X線検出素子をチャンネル方向に
第1の個数に分割したX線検出素子の各ブロックをそれ
ぞれ実装すると共にこの実装したX線検出素子のブロッ
クに対応するマルチプレクサを実装し、バスライン基板
上にはバスラインを形成し、このバスライン基板にそれ
ぞれ検出器基板を1個又は所定個数接続したものであ
る。
【0023】請求項5対応の発明は、請求項4対応の発
明において、各検出器基板とバスライン基板とは、着脱
可能なコネクタを介して接続されているものである。請
求項6対応の発明は、請求項4対応の発明において、バ
スライン基板を介して検出器基板へ電力やマルチプレク
サ等を制御する制御信号等を供給するものである。
【0024】請求項7対応の発明は、請求項1乃至請求
項6のいずれか一項対応の発明において、X線検出素子
は、X線のエネルギーを光エネルギーに変換するX線光
変換素子と、光を検出する光検出素子とから構成され、
各X線検出素子毎に、積分器を設けたものである。
【0025】
【作用】請求項1対応の発明においては、信号変換手段
により、チャンネル方向に配列されたX線検出素子から
なる各列毎に、各X線検出素子から出力される信号がシ
リアル信号に変換され出力され、スライス方向配列され
たX線検出素子からなる各列毎に、その列の画像再構成
で使用される全ての前記X線検出素子から出力される信
号が同時にパラレルで出力される。
【0026】請求項2対応の発明においては、チャンネ
ル方向に配列されたX線検出素子からなる各列毎に少な
くとも1個以上のマルチプレクサを有する信号変換手段
により、チャンネル方向に配列されたX線検出素子から
なる各列毎に、各X線検出素子から出力される信号がシ
リアル信号に変換され出力され、スライス方向配列され
たX線検出素子からなる各列毎に、その列の画像再構成
で使用される全ての前記X線検出素子から出力される信
号が同時にパラレルで出力される。
【0027】スライス方向に配列されたX線検出素子か
らなる各列毎に、パラレルで同時に出力された各アナロ
グ信号は、各マルチプレクサのそれぞれに対応するバス
ラインを介して、アナログ/デジタル変換器へ伝送さ
れ、このアナログ/デジタル変換器でデジタル信号に変
換される。
【0028】請求項3対応の発明においては、チャンネ
ル方向に配列されたX線検出素子からなる各列毎に、複
数のマルチプレクサを有する信号変換手段により、パラ
レルで同時に出力された各アナログ信号は、各マルチプ
レクサのそれぞれ異なるバスラインを介して、アナログ
/デジタル変換器へ伝送される。
【0029】請求項4対応の発明においては、各検出器
基板上に実装されたX線検出素子からマルチプレクサを
介して出力された信号は、検出器基板からバスライン基
板上に形成されたバスラインへ出力され、このバスライ
ンからデータ収集するためのアナログ/デジタル変換器
へ伝送される。
【0030】請求項5対応の発明においては、検出器基
板とバスライン基板とは、着脱可能なコネクタを介して
接続されているので、コネクタを介して検出器基板を交
換することができる。検出器基板上に実装されたX線検
出素子等が経年変化によりその性能が劣化した場合又は
X線検出素子やマルチプレクサ等が故障した場合に、故
障・劣化が生じた検出器基板を例えば新しい検出器基板
とをコネクタを介して交換することにより再びマルチス
ライスX線CT装置として機能を回復する。
【0031】請求項6対応の発明においては、検出器基
板へ電力やマルチプレクサ等を制御する制御信号等がバ
スライン基板を介して供給される。請求項7対応の発明
においては、X線検出素子はX線のエネルギーを光エネ
ルギーに変換するX線光変換素子と、光を検出する光検
出素子とから構成されている。そして各X線検出素子毎
に積分器が設けられている。
【0032】従って、撮影対象を透過したX線は、X線
光変換素子により受信され光に変換される。この光は光
検出素子により検出され、その検出された光量に応じた
電気信号が出力される。この電気信号に応じて積分器に
は電荷が蓄積され、この電荷の蓄積量に応じてこの積分
器の出力レベルが上昇する。
【0033】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1及び図2
を参照して説明する。なお、この発明を適用したマルチ
スライスX線CT装置は、説明は省略するが、撮影対
象、例えば人体等にX線を照射するためのX線管及びこ
のX線管を駆動する駆動制御装置を備えている。
【0034】図1は、マルチスライスX線CT装置の検
出信号を処理する概略の回路構成を示す図である。複数
個の検出器ブロック1-1〜N は、それぞれスライス方向
の4列に対応した4本の出力ラインが設けられており、
これらの各出力ラインは、スライス方向の4列に対応し
てインターコネクトボード2上に形成された4本のバス
ラインにそれぞれ接続されている。
【0035】この4本の各バスラインの末端にはそれぞ
れ、サンプルホールド回路( 図示せず )とA/D変換器
3-1〜4 とが接続され、このA/D変換器3-1〜4 等に
より構成されたDAS( データ収集装置 )で信号処理さ
れる。
【0036】図2は、マルチスライスX線CT装置の検
出器ブロックの回路構成の一例を示す図である。前記各
検出器ブロック1-1〜N は、X線光変換素子としてのシ
ンチレータ、光検出素子としてのフォトダイオード及び
積分器( チャージアンプ )等から構成された16個( 簡
単のため4×4=16としている )のX線検出器4-1〜
16と、4個のマルチプレクサ5-1〜4 とから構成されて
いる。なお、シンチレータとフォトダイオードとからX
線検出素子が構成されている。
【0037】前記X線検出器4-1〜16は、チャンネル方
向に4行、スライス方向に4列のマトリックス状に配置
され、これらの各X線検出器4-1〜16からの出力は、ス
ライス方向の各列毎に前記各マルチプレクサ5-1〜4 に
入力されるようになっている。
【0038】すなわち、同一チャンネルに所属するの
は、前記X線検出器4-1〜4 であり、また前記X線検出
器4-5〜8 、また前記X線検出器4-9〜12、また前記X
線検出器4-13 〜16である。
【0039】一方、スライス方向の同列となるのは、前
記X線検出器4-1,-5,-9,-13 であり、また前記X線
検出器4-2,-6,-10 ,-14 、また前記X線検出器4-
3,-7,-11 ,-15 、また前記X線検出器4-4,-8,-12
,-16 である。
【0040】従って、例えば前記マルチプレクサ5-1に
は、前記X線検出器4-1,-5,-9,-13 からの出力がパ
ラレルに入力され、前記マルチプレクサ5-1は時間系列
的にシリアル信号に変換して出力する。このシリアル信
号はバスラインを介して前記A/D変換器3-1に入力さ
れる。
【0041】このような構成の第1実施例においては、
撮影対象、例えば人体を透過したX線はX線検出器によ
り受信され、そのX線量に応じた電気信号が各X線検出
器から出力される。例えばX線検出器4-1〜16から出力
された電気信号はそれぞれマルチプレクサ5-1〜4 に入
力され、マルチプレクサ5-1〜4 からはスライス方向に
配列されたX線検出器毎にパラレルに電気信号が出力さ
れる。
【0042】すなわち、最初に各X線検出器4-1〜4 か
らの出力信号が、それぞれマルチプレクサ5-1〜4 を介
して4本のバスラインへ同時にパラレルに出力され、次
にX線検出器4-5〜8 からの出力信号が、それぞれマル
チプレクサ5-1〜4 を介して各バスラインへ同時にパラ
レルに出力される。次にX線検出器4-9〜12からの出力
信号が、それぞれマルチプレクサ5-1〜4 を介して各バ
スラインへ同時にパラレルに出力され、最後にX線検出
器4-13 〜16からの出力信号が、それぞれマルチプレク
サ5-1〜4 を介して各バスラインへ同時にパラレルに出
力される。
【0043】従って、チャンネル方向に配列されたX線
検出器4-1,-5,-9,-13 からの出力信号は、マルチプ
レクサ5-1を介して時間系列的にシリアル信号として対
応する1本のバスラインへ出力され、X線検出器4-2,
-6,-10 ,-14 からの出力信号は、マルチプレクサ5-2
を介して時間系列的にシリアル信号として他のバスライ
ンへ出力され、X線検出器4-3,-7,-11 ,-15 からの
出力信号は、マルチプレクサ5-3を介して時間系列的に
シリアル信号としてさらに別のバスラインへ出力され、
X線検出器4-4,-8,-12 ,-16 からの出力信号は、マ
ルチプレクサ5-4を介して時間系列的にシリアル信号と
して残るバスラインへ出力される。
【0044】このように各バスラインへ出力された信号
は、各バスラインの末端に接続されたサンプルホールド
回路により所定タイミングでその出力レベルが保持さ
れ、データ収集のタイミングで各A/D変換器3-1〜4
によりデジタルデータに変換されて、データ収集され
る。このとき、チャンネル方向に配列されたX線検出器
についてはそれぞれのデジタルデータ間に時間差が生じ
ているので、DASではX線の照射における仮想焦点を
使用することにより、チャンネル方向の時間差を適切に
補正してデータ収集が行われる。
【0045】このように第1実施例によれば、スライス
方向に配列されたX線検出器4-1〜4 、X線検出器4-5
〜8 、X線検出器4-9〜12、X線検出器4-13 〜16毎に
同時にパラレルで検出信号を出力することができ、スラ
イス方向に配列されたX線検出器間において時間差を生
じることないので、各スライス方向に配列されたX線検
出器から得られたデータ間で補正を適切に行うことがで
き、マルチスライスヘリカルスキャン等の立体画像の再
構成におけるアーチファクトの発生を防止することがで
きる。
【0046】また、従来チャンネル方向に配列されたX
線検出器の個数( チャンネル数 )分のA/D変換器が必
要であったため、A/D変換器の個数が多数になった
が、この第1実施例によれば、スライス方向に配列され
たX線検出器の個数分のA/D変換器を設ければ良いの
で、A/D変換器の個数を減らすことができ、回路が簡
単になると共に削減することができる。
【0047】なお、チャンネル方向に配列されたX線検
出器4-1,-5,-9,-13 、X線検出器4-2,-6,-10 ,
-14 、X線検出器4-3,-7,-11 ,-15 、X線検出器4
-4,-8,-12 ,-16 についてはシリアル信号として出力
され、X線検出器間に検出の時間差が生じてしまうが、
これは仮想焦点を使用する補正により、断面画像、その
結果としての立体画像の再構成における時間差の問題は
解決される。
【0048】この第1実施例では、簡単のため1検出器
ブロックにおいてX線検出器を4×4のマトリックス状
に配置したものについて説明したが、以下1検出器ブロ
ックにおいてX線検出器を一般論としてS×Tのマトリ
ックス状に配置したものについて説明する。
【0049】この発明を適用した第2実施例を図3乃至
図5を参照して説明する。図3は、マルチスライスX線
CT装置の回路基板の構成を示す図である。L枚の検出
器基板としての検出ボード6-1〜L はチャンネル方向に
配置されている。R枚のバスライン基板としてのインタ
ーコネクトボード7-1〜R には、それぞれ着脱可能なデ
ータ用コネクタ8及び制御用コネクタ9を介して、M(
Mは約( L/R ) )枚の前記検出ボードが接続されてい
る。
【0050】また、前記各インターコネクトボード7-1
〜R はそれぞれ、着脱可能なバス接続用コネクタ10を
介して直列に接続されており、その端に位置する前記イ
ンターコネクトボード7-1には、インターフェイスコネ
クタ11を介して後述するA/D変換器等から構成され
たDAS12と接続されている。
【0051】図4は、マルチスライスX線CT装置の回
路基板上の回路構成を示す図である。前記各検出器ボー
ド6-1〜L 上には、K( =S×T )個のX線検出器がチ
ャンネル方向( 縦方向 )にS行、スライス方向( 横方向
)にT列のマトリックス状に実装配置されている。例え
ば一枚の検出器ボード6-M上には、X線検出器13-1〜
K がマトリックス状に実装配置されている。そして各X
線検出器は、シンチレータとフォトダイオードとからな
るX線検出素子と、チャージアンプとしての積分器及び
サンプルホールド回路を備えている。
【0052】前記各検出器ボード6-1〜L 上には、T個
のマルチプレクサ14-1〜T が実装されている。なお前
記検出ボード6-M上には前記マルチプレクサ14-1〜T
が実装されており、前記X線検出器13-1〜K からの出
力は、スライス方向に配列されたX線検出器の各列毎に
それぞれ前記マルチプレクサ14-1〜T に入力される。
【0053】例えば、前記マルチプレクサ14-1には、
スライス方向の第1列目の前記X線検出器13-1,-(T+
1),-(2T+1) ,…,-((S-1)T+1) からの出力がパラレル
に入力され、前記マルチプレクサ14-1は時間系列的に
シリアル信号に変換して出力する。
【0054】前記検出ボード6-1〜L の前記各マルチプ
レクサ14-1〜T からの出力は、前記データ用コネクタ
8を介し、前記インターコネクトボード7-1〜R 上に形
成されたT本のバスラインを介し、前記各インターコネ
クトボード7-1〜R 間の前記バス接続用コネクタ10及
び前記インターフェイスコネクタ11を介して、T個の
A/D変換器15-1〜T に入力される。
【0055】例えば、前記マルチプレクサ14-1からの
出力は、前記データ用コネクタ8、バスライン、インタ
ーフェイスコネクタ11を介して前記A/D変換器15
-1に入力される。
【0056】また、前記DAS12は、前記インターフ
ェイスコネクタ11、前記インターコネクトボード7-1
〜R 上に形成された制御信号用ライン( 図示せず )を介
し、前記制御用コネクタ9を介して、前記マルチプレク
サ14-1〜T を制御( パラレル信号の入力タイミング及
びシリアル信号の出力タイミングの制御等 )する制御信
号を出力するようになっている。
【0057】図5は、マルチスライスX線CT装置のX
線検出器の基本的な回路構成を示す回路図である。X線
を検出する複数個のX線検出素子21は、それぞれX線
が入射されると光を放射するシンチレータ22と入射さ
れる光量に応じて電気信号を出力するフォトダイオード
23とから構成されている。
【0058】このフォトダイオード23のアノード端子
は、オペアンプ24の入力端子( 非反転入力端子 )に接
続され、このオペアンプ24の入力端子と出力端子との
間には、コンデンサ25を接続して積分器( チャージア
ンプ )を構成している。なお、このコンデンサ25には
並列にリセットスイッチ26が接続され、このリセット
スイッチ26をオン操作することにより、前記コンデン
サ25に蓄積された電荷を放電させることができる。
【0059】以上の前記X線検出素子21、前記オペア
ンプ24、前記コンデンサ25及び前記リセットスイッ
チ26により、前記X線検出器13-1( 及び他の検出器
13-2〜K 等 )が構成されている。
【0060】前述したように、このX線検出器13-1か
らの出力、すなわち前記オペアンプ24( 積分器 )の出
力は、前記マルチプレクサ14-1に入力され、図示しな
い他のX線検出器からの出力( 他のオペアンプの出力 )
はそれぞれ対応するマルチプレクサに入力される。前記
マルチプレクサ14-1からの出力( シリアル信号 )は最
終的に前記DAS12のA/D変換器15-1に入力さ
れ、他のマルチプレクサからの出力はそれぞれ前記DA
S12のA/D変換器15-1〜T に入力される。
【0061】なおこの図5には図示しないが、前記オペ
アンプ24の出力端子には、さらにサンプルホールド回
路を備え、このサンプルホールド回路により保持された
電気信号が、このX線検出器の出力として前記マルチプ
レクサへ出力される。
【0062】このような構成の第2実施例においては、
検出ボード6-1〜L はM個毎にインターコネクトボード
7-1〜R に、データ用コネクタ8及び制御用コネクタ9
を介して接続され、インターコネクトボード7-1〜R 間
はバス接続用コネクタ10を介して接続され、さらに、
インターコネクトボード7-1とDAS12とはインター
フェイスコネクタ11を介して接続されている。
【0063】従って、各検出ボード6-1〜L 、各インタ
ーコネクトボード7-1〜R に劣化や損傷が生じた場合に
は、データ用コネクタ8及び制御用コネクタ9又はバス
接続用コネクタ10から該当する検出ボード又はインタ
ーコネクトボードを取外し、新しい検出ボードとインタ
ーコネクトボードを装着することにより、再びマルチス
ライスX線CT装置として使用することができる。
【0064】撮影対象、例えば人体を透過したX線はX
線検出器により受信され、そのX線量に応じた電気信号
が各X線検出器から出力される。例えば、各X線検出器
13-1〜K から出力された電気信号は、それぞれ各マル
チプレクサ14-1〜T に入力され、各マルチプレクサ1
4-1〜T からはスライス方向に配列されたX線検出器毎
にパラレルに出力する。
【0065】すなわち、最初にX線検出器13-1〜T か
らの出力信号が各マルチプレクサ14-1〜T からT本の
各バスラインへ出力され、次にX線検出器13-(T+1)〜
(2T)からの出力信号が各マルチプレクサ14-1〜T から
各バスラインへ出力され、順次スライス方向に配列され
たX線検出器毎にパラレルでその出力信号が各マルチプ
レクサ14-1〜T から各バスラインへ出力され、最後に
X線検出器13-((S-1)T+1) 〜K からの出力信号が各マ
ルチプレクサ14-1〜T から各バスラインへ出力され
る。
【0066】一方、チャンネル方向に配列されたX線検
出器13-1,-(T+1),-(2T+1) ,…,-((S-1)T+1) から
の出力信号はマルチプレクサ14-1からシリアル信号と
して対応する1本のバスラインへ出力され、X線検出器
13-2,-(T+2),-(2T+2) ,…,-((S-1)T+2) からの出
力信号はマルチプレクサ14-2からシリアル信号として
他の1本のバスラインへ出力され、…、X線検出器13
-T,-(2T) ,-(3T) ,…,-Kからの出力信号はマルチプ
レクサ14-Tからシリアル信号としてさらに別の( 残る
)1本のバスラインへ出力される。
【0067】このように各バスラインへ出力された信号
は、各バスラインの末端に接続されたA/D変換器15
-1〜T に入力され、デジタルデータに変換されて、この
DAS12でデータ収集が行われる。
【0068】このとき、チャンネル方向に配列されたX
線検出器については、それぞれのデジタルデータ間に時
間差が生じているので、DAS12ではX線の照射にお
ける仮想焦点を使用することにより、チャンネル方向の
時間差を適切に補正してデータ収集が行われる。
【0069】このように第2実施例によれば、チャンネ
ル方向にL個に分割された検出ボード6-1〜L と、チャ
ンネル方向にR個に分割されたインターコネクトボード
7-1〜R と、検出ボードとインターコネクトボードとを
接続するデータ用コネクタ8及び制御用コネクタ9と、
インターコネクトボード間を接続するバス接続用コネク
タ10と、各検出ボード上に実装され、スライス方向に
配列されたX線検出器13-1〜T ,X線検出器13-(T+
1)〜(2T),…,X線検出器13-((S-1)T+1) 〜K 毎に同
時にパラレルで検出信号を出力するマルチプレクサ14
-1〜T とを設けたことにより、スライス方向に配列され
たX線検出器間において時間差を生じることなく、各ス
ライス方向に配列されたX線検出器から得られたデータ
間で補正を適切に行うことができ、マルチスライスヘリ
カルスキャン等の立体画像の再構成におけるアーチファ
クトの発生を防止することができる。
【0070】また、従来チャンネル方向に配列されたX
線検出器の個数( チャンネル数 )分のA/D変換器が必
要であったため、A/D変換器の個数が多数になった
が、この第2実施例によれば、スライス方向に配列され
たX線検出器の個数分のA/D変換器を設ければ良いの
で、A/D変換器の個数を減らすことができ、回路が簡
単になると共にコストを削減することができる。
【0071】なお、この第2実施例においても前述した
第1実施例と同様に、チャンネル方向に配列されたX線
検出器13-1,-(T+1),…,-((S-1)T+1) 、X線検出器
13-2,-(T+2),…,-((S-1)T+2) 、…、X線検出器1
3-T,-(2T) ,…,-Kについてはシリアル信号として出
力され、そのX線検出器間の検出に時間差が生じてしま
うが、これは例えば仮想焦点を使用する補正により、断
面画像、その結果としての立体画像の再構成における時
間差の問題は解決される。
【0072】また、この第2実施例においては、X線検
出器ブロック毎に、検出ボードがデータ用コネクタ8及
び制御用コネクタ9を介してインターコネクトボードと
接続されているため、検出ボードの交換が簡単にできる
ので、メンテナンスが簡単であり、寿命等によりX線検
出器等が使用不能になっても簡単に修理できるという効
果が得られる。
【0073】この発明の第3実施例を図6を参照して説
明する。前述した第1実施例及び第2実施例では、スラ
イス方向に配列されたX線検出器の個数に対して1対1
に対応してマルチプレクサを設けたものについて説明し
たが、この第2実施例ではスライス方向に配列されたX
線検出器の個数に対して1対複数個に対応してマルチプ
レクサを設けたものである。
【0074】図6は、この発明を適用したマルチスライ
スX線CT装置の回路基板上の回路構成を示す図であ
る。検出器ボード31-1〜L 上には、それぞれK( =S
×T )個のX線検出器がチャンネル方向( 縦方向 )にS
行、スライス方向( 横方向 )にT列のマトリックス状に
実装配置されており、前記検出器ボード31-1上には、
X線検出器32-1〜K がマトリックス状に実装配置され
ている。
【0075】さらに、前記検出キーボード31-1〜L 上
には、それぞれ4T個のマルチプレクサが実装されてお
り、例えば検出器ボード31-1上には4T個のマルチプ
レクサ33-1〜(4T)が実装されている。
【0076】前記X線検出器32-1〜K からの出力は、
それぞれ対応するマルチプレクサに入力される。例え
ば、前記マルチプレクサ33-1には、前記X線検出器3
2-1,-(4T+1) ,…,-(4nT+1)( このnは、4nT+1
≦Kという条件を満たす最大値 )からの出力が入力され
る。
【0077】また、前記マルチプレクサ33-2には、前
記X線検出器32-(T+1),-(5T+1)…,-((4n+1)T+1)(
このnは、( 4n+1 )T+1≦Kという条件を満たす
最大値 )からの出力が入力される。
【0078】また、前記マルチプレクサ33-3には、前
記X線検出器32-(2T+1) ,-(6T+1) ,…,-((4n+2)T+
1)( このnは、( 4n+2 )T+1≦Kという条件を満
たす最大値 )からの出力が入力される。
【0079】また、前記マルチプレクサ33-4には、前
記X線検出器32-(3T+1) ,-(7T+1) ,…,-((4n+3)T+
1)( このnは、( 4n+3 )T+1≦Kという条件を満
たす最大値 )からの出力が入力される。
【0080】さらに、前記マルチプレクサ33-5には、
前記X線検出器32-2,-(4T+2) ,…,-(4nT+2)( この
nは、4nT+2≦Kという条件を満たす最大値 )から
の出力が入力される。
【0081】以下同様にして、他のX線検出器からの出
力はそれぞれ対応するマルチプレクサに入力される。す
なわち、チャンネル方向の第1列目の1,5,9,…,
4n+1番目のX線検出器からの出力は、前記マルチプ
レクサ33-1に入力されるようになっており、第1列目
の2,6,10,…,4n+2番目のX線検出器からの
出力は、前記マルチプレクサ33-2に入力され、第1列
目の3,7,10,…,4n+3番目のX線検出器から
の出力は、前記マルチプレクサ33-3に入力され、第1
列目の4,8,11,…,4n+4番目のX線検出器か
らの出力は、前記マルチプレクサ33-4に入力される。
さらに、スライス方向の第2列目の1,5,9,…,4
n+1番目のX線検出器からの出力は、前記マルチプレ
クサ33-5に入力される。以下同様にして、他のX線検
出器からの出力は、それぞれ対応するマルチプレクサに
入力される。
【0082】この各マルチプレクサ33-1〜(4T)からの
出力は、データ用コネクタ34を介し、インターコネク
トボード35-1( 〜R)上に形成された4T本のバスライ
ンに接続されている。
【0083】これらの4T個のバスラインは、前記イン
ターコネクトボード間を接続するバス接続用コネクタ(
図示せず )を介し、インターフェイスコネクタ36を介
して、それぞれDAS37の4T個の各A/D変換器3
7-1〜(4T)に接続される。
【0084】また、前記DAS37は、前記インターフ
ェイスコネクタ36、前記インターコネクトボード35
-1上に形成された制御信号用ライン( 図示せず )を介
し、制御用コネクタ39を介して、前記マルチプレクサ
33-1〜(4T)を制御( パラレル信号の入力タイミング及
びシリアル信号の出力タイミングの制御等 )する制御信
号を出力するようになっている。
【0085】このような構成の第3実施例においては、
各マルチプレクサ33-1〜(4T)には、それぞれチャンネ
ル方向に4個おきに配列されたX線検出器からの電気信
号がパラレルに入力され、シリアル信号として出力され
る。
【0086】従って、スライス方向に配列された4列の
X線検出器からの電気信号が、マルチプレクサを介して
同時にパラレルにバスラインへ出力される。例えば、最
初に、スライス方向に配列された各X線検出器32-1〜
T からの電気信号は、それぞれマルチプレクサ33-1,
-5,-9,…,-(4T-3) を介し、各X線検出器32-(T+1)
〜(2T)からの電気信号は、それぞれマルチプレクサ33
-2,-6,-10 ,…,-(4T-2) を介し、各X線検出器32
-(2T+1) 〜(3T)からの電気信号は、それぞれマルチプレ
クサ33-3,-7,-11 ,…,-(4T-1) を介し、各X線検
出器32-(3T+1) 〜(4T)からの電気信号は、それぞれマ
ルチプレクサ33-4,-8,-12 ,…,-(4T) を介して、
同時にパラレルにバスラインへ出力される。
【0087】次に、スライス方向に配列された各X線検
出器32-(4T+1) 〜(5T)からの電気信号は、それぞれマ
ルチプレクサ33-1,-5,-9,…,-(4T-3) を介し、各
X線検出器32-(5T+1) 〜(6T)からの電気信号は、それ
ぞれマルチプレクサ33-2,-6,-10 ,…,-(4T-2) を
介し、各X線検出器32-(6T+1) 〜(7T)からの電気信号
は、それぞれマルチプレクサ33-3,-7,-11 ,…,-
(4T-1) を介し、各X線検出器32-(7T+1) 〜(8T)から
の電気信号は、それぞれマルチプレクサ33-4,-8,-1
2 ,…,-(4T) を介して、同時にパラレルにバスライン
へ出力される。
【0088】以下同様にして順次スライス方向に配列さ
れた4列毎の各X線検出器からの電気信号が、同時にパ
ラレルにバスラインへ出力される。最終的に、スライス
方向に配列された各X線検出器32-((S-4)T+1) 〜((S-
3)T)からの電気信号は、それぞれマルチプレクサ33-
1,-5,-9,…,-(4T-3) を介し、各X線検出器32-
((S-3)T+1) 〜((S-2)T)からの電気信号は、それぞれマ
ルチプレクサ33-2,-6,-10 ,…,-(4T-2) を介し、
各X線検出器32-((S-2)T+1) 〜((S-1)T)からの電気信
号は、それぞれマルチプレクサ33-3,-7,-11,…,-
(4T-1) を介し、各X線検出器32-((S-1)T+1) 〜K か
らの電気信号は、それぞれマルチプレクサ33-4,-8,
-12 ,…,-(4T) を介して、同時にパラレルにバスライ
ンへ出力される。
【0089】このように各バスラインへ出力された信号
は、各バスラインの末端に接続されたA/D変換器38
-1〜(4T)に入力され、デジタルデータに変換されて、こ
のDAS37でデータ収集が行われる。
【0090】このとき、チャンネル方向に配列されたX
線検出器についてはそれぞれのデジタルデータ間に時間
差が生じているので、DAS37ではX線の照射におけ
る仮想焦点を使用することにより、チャンネル方向の時
間差を適切に補正してデータ収集が行われる。
【0091】このように第3実施例によれば、上述した
第2実施例と同様な効果を得ることができる。さらに、
この第3実施例では、スライス方向に配列された4列分
のX線検出器からの電気信号が、マルチプレクサ33-1
〜(4T)を介して同時にパラレルにバスラインへ出力さ
れ、それぞれA/D変換器38-1〜(4T)によってデジタ
ルデータに変換してデータ収集することができるので、
第2実施例に比べてより速く信号を処理することができ
るという効果が得られる。
【0092】なお、この第3実施例では、スライス方向
に配列された4列分のX線検出器からの電気信号を同時
にパラレルにバスラインへ出力するものについて説明し
たが、この発明はこれに限定されるものではなく、スラ
イス方向に配列された2列、3列又は、5列以上のX線
検出器からの電気信号を同時にパラレルにバスラインへ
出力するものでも良いものである。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
スライス方向に配列されたX線検出素子について時間差
を生じることなくデータ収集を行うことができ、従っ
て、マルチスライスヘリカルスキャン等の立体画像の再
構成におけるアーチファクトの発生を防止することがで
きるマルチスライスX線CT装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のマルチスライスX線C
T装置の検出信号を処理する概略の回路構成を示す図。
【図2】同実施例のマルチスライスX線CT装置の検出
器ブロックの回路構成の一例を示す図である。
【図3】この発明の第2実施例のマルチスライスX線C
T装置の回路基板の構成を示す図である。
【図4】同実施例のマルチスライスX線CT装置の回路
基板上の回路構成を示す図である。
【図5】同実施例のマルチスライスX線CT装置のX線
検出器の基本的な回路構成を示す回路図である。
【図6】この発明の第3実施例のマルチスライスX線C
T装置の回路構成を示す図である。
【図7】従来のマルチスライスX線CT装置の検出器ブ
ロックの回路構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
2,7-1〜R ,35-1( 〜R)…インターコネクトボー
ド、 3-1〜4 ,15-1〜T ,38-1〜4 T…A/D変換器、 4-1〜16,13-1〜K ,32-1〜K …X線検出器、 5-1〜4 ,14-1〜T ,33-1〜T …マルチプレクサ、 6-1〜L ,31-1…検出器ボード、 8,34…データ用コネクタ、 9,39…制御用コネクタ、 10…バス接続用コネクタ、 11,36…インターフェイスコネクタ、 12,37…DAS、 21…X線検出素子、 22…シンチレータ、 23…フォトダイオード、 24…オペアンプ、 25…コンデンサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影対象にX線を照射し、この撮影対象
    を透過したX線を検出する複数のX線検出素子を有し、
    このX線検出素子を撮影断面に垂直なスライス方向及び
    前記撮影断面に平行なチャンネル方向に2次元的に配列
    し、この各X線検出素子から出力された信号を処理する
    マルチスライスX線CT装置において、前記チャンネル
    方向に配列されたX線検出素子からなる各列毎に、前記
    各X線検出素子から出力される信号をシリアル信号に変
    換して出力し、前記スライス方向に配列されたX線検出
    素子からなる各列毎に、その列の画像再構成で使用され
    る全ての前記X線検出素子から出力される信号を同時に
    パラレルで出力する信号変換手段を設けたことを特徴と
    するマルチスライスX線CT装置。
  2. 【請求項2】 撮影対象にX線を照射し、この撮影対象
    を透過したX線を検出する複数のX線検出素子を有し、
    このX線検出素子を撮影断面に垂直なスライス方向及び
    前記撮影断面に平行なチャンネル方向に2次元的に配列
    し、この各X線検出素子から出力された信号を処理する
    マルチスライスX線CT装置において、前記チャンネル
    方向に配列されたX線検出素子からなる各列毎に、前記
    各X線検出素子から出力される信号をシリアル信号に変
    換し、前記スライス方向に配列されたX線検出素子から
    なる各列毎に、その列の画像再構成で使用される全ての
    前記X線検出素子から出力される信号を同時にパラレル
    で出力する信号変換手段と、データ収集を行うため前記
    信号変換手段から出力された各アナログ信号をそれぞれ
    デジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、
    前記信号変換手段から出力された信号を前記アナログ/
    デジタル変換器へ伝送するためのバスラインとを設け、
    前記信号変換手段は、前記チャンネル方向に配列された
    X線検出素子からなる各列毎に少なくとも1個以上のマ
    ルチプレクサを有し、各マルチプレクサはそれぞれ対応
    する前記バスラインに接続されていることを特徴とする
    マルチスライスX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載のマルチスライスX線
    CT装置において、信号変換手段は、チャンネル方向に
    配列されたX線検出素子からなる各列毎に複数のマルチ
    プレクサを有し、これらの各マルチプレクサをそれぞれ
    異なるバスラインに接続したことを特徴とするマルチス
    ライスX線CT装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項2記載のマルチスライスX線
    CT装置において、チャンネル方向に第1の個数に分割
    された検出器基板と、1個又は前記チャンネル方向に前
    記第1の個数以下の第2の個数に分割されたバスライン
    基板とを設け、前記各検出器基板上には、前記X線検出
    素子を前記チャンネル方向に前記第1の個数に分割した
    X線検出素子の各ブロックをそれぞれ実装すると共にこ
    の実装したX線検出素子のブロックに対応するマルチプ
    レクサを実装し、前記バスライン基板上にはバスライン
    を形成し、このバスライン基板にそれぞれ前記検出器基
    板を1個又は所定個数接続したことを特徴とするマルチ
    スライスX線CT装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載のマルチスライスX線
    CT装置において、各検出器基板とバスライン基板と
    は、着脱可能なコネクタを介して接続されていることを
    特徴とするマルチスライスX線CT装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項4記載のマルチスライスX線
    CT装置において、バスライン基板を介して検出器基板
    へ電力やマルチプレクサ等を制御する制御信号等を供給
    することを特徴とするマルチスライスX線CT装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至前記請求項6のいずれ
    か一項記載のマルチスライスX線CT装置において、X
    線検出素子は、X線のエネルギーを光エネルギーに変換
    するX線光変換素子と、光を検出する光検出素子とから
    構成され、各X線検出素子毎に、積分器を設けたことを
    特徴とするマルチスライスX線CT装置。
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