JPH08141264A - ボビンの残糸除去装置 - Google Patents

ボビンの残糸除去装置

Info

Publication number
JPH08141264A
JPH08141264A JP30990994A JP30990994A JPH08141264A JP H08141264 A JPH08141264 A JP H08141264A JP 30990994 A JP30990994 A JP 30990994A JP 30990994 A JP30990994 A JP 30990994A JP H08141264 A JPH08141264 A JP H08141264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
thread
yarn
residual
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30990994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Mori
隆良 森
Takeshi Matsuyama
健 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP30990994A priority Critical patent/JPH08141264A/ja
Publication of JPH08141264A publication Critical patent/JPH08141264A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で、良好にボビン残糸の除去を自
動的に行う。 【構成】 ボビンを内部に収容したボビンケース8より
垂れる下糸端部Mを、エアーノズル51により作業位置
に吹き寄せ、移動手段60〜62により少なくとも一方
の巻取部材50Aを前進して、該エアーノズル51によ
り吹き寄せられた下糸Mを巻取部材50A,50B間に
挟持し、駆動手段80〜84によりこれら巻取部材50
A,50Bを回転して、ボビン残糸を周囲に巻き取り、
弾性線状体等の構造の複雑な部品や扱き板等の部材を用
いずに、構成してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンの残糸を除去す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上糸と下糸とを使用して縫製を行うミシ
ン、特に高速の縫製作業を行う工業用のミシンにあって
は、下糸を巻回したボビンを頻繁に交換する必要があ
る。一般には、下糸が消費された時にミシンの運転を一
旦停止し、ボビンケースを釜から抜き取った後に、ボビ
ンに下糸を巻回し、この下糸が新たに巻回されたボビン
をボビンケースに収容して該ボビンケースを釜内に装着
する一連の操作を手作業で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな人手によるボビンへの下糸の巻回作業及びボビンケ
ースの交換作業は極めて非能率的であり、生産性の低下
の原因となっている。
【0004】そこで、本出願人は、先に出願した特開平
5−192476号公報記載のミシンの下糸供給装置に
おいて上記問題点の解決を図っており、さらにこの問題
の解決を図ると共にボビンの残糸も自動的に除去し得る
装置の提案を、特願平5−203612号明細書におい
て行っている。
【0005】この特開平5−192476号公報記載の
ミシンの下糸供給装置の概要構成は、下糸が巻回された
ボビンを内部に収容し、ミシンの釜内に装着されるボビ
ンケースと、このボビンケースを把持・開放可能なボビ
ンケース把持手段(電磁石吸着ヘッド)及びこのボビン
ケース把持手段を一軸を支点として回動させると共に該
軸方向に摺動可能な回動アームよりなる移動手段として
のボビン交換装置と、上記釜より軸方向に離間して配置
され、上記ボビンへ下糸を巻回する下糸巻回装置と、を
具備している。
【0006】また、特願平5−203612号明細書に
記載の装置は、上記装置に加えて、糸除去軸及びこの糸
除去軸に一端が固定され該糸除去軸周囲に配列されて軸
方向に突出する複数の弾性線状体からなる巻取手段と、
この巻取手段に対向し前進する巻取手段を受けて該弾性
線状体を固定端を支点として外方に広げると共に該巻取
手段と一緒に回転する受け軸と、これら受け軸及び巻取
手段よりさらに反ボビンケース側に配設され、ボビンを
内部に収容したボビンケースより垂れる下糸端部を上記
受け軸と巻取手段との間に挟持し得るようにガイドする
ガイド部材と、巻取手段の周囲に配置され後退する巻取
手段との間で、該巻取手段に巻き取られた残糸を扱き落
とすことが可能な扱き板と、からなる残糸除去装置を備
えており、ボビンケースから導出する所定長(約35〜
40mm)の下糸端部を、上記ガイド部材によりガイド
して上記受け軸と糸除去軸との間に挟持し、所定の間、
巻取手段を回転させることにより、ボビンに巻かれた残
糸を弾性線状体の周囲に巻き取り、その後、該巻取手段
を後退させ、弾性線状体を受け軸から外すことにより、
広げられていた該弾性線状体を元の位置に戻し、該弾性
線状体と巻き取った残糸との間に緩みを生じさせると共
に扱き板により該巻き取った残糸を扱くことにより、残
糸を下方に落下させて取り除く構成となっている。
【0007】そして、上記下糸自動供給装置にあって
は、上記回動アームの一軸を支点とした回動により、上
記ボビンケース把持手段を、上記釜、残糸除去装置、下
糸巻回装置に移動可能な構成を採っており、ボビンへの
下糸の巻回作業及び残糸除去作業並びにボビンケースの
交換作業が自動的に行われるようになっていて、作業能
率及び生産性の向上が図られるようになっている。
【0008】しかしながら、上記特願平5−20361
2号明細書装置にあっても、以下の問題点があった。す
なわち、上記残糸除去装置にあっては、弾性線状体等の
構造の複雑な部品を用い、しかも扱き板等の部材が必要
とされて部品点数が多くなることから、装置が高コスト
化するといった問題がある。
【0009】また、下糸が弾性線状体の開閉時や扱き板
による扱き落とし時に、これら弾性線状体や扱き板に引
っ掛かったり絡み付き、巻き取った残糸の排出が良好に
できず、従って装置の信頼性が低下するといった問題も
あった。
【0010】そこで本発明は、簡易な構成で、良好にボ
ビン残糸の除去を自動的に行うことができるボビンの残
糸除去装置を提供することを第1の目的とする。
【0011】また、本発明は、上記第1の目的に加え
て、巻き取った残糸を確実に排出でき、信頼性の向上さ
れるボビンの残糸除去装置を提供することを第2の目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1のボビンの残糸除去装置は、回転可
能に支持されたボビンと、このボビンを内部に収容した
ボビンケースより垂れる下糸端部を作業位置に吹き寄せ
るエアーノズルと、同軸上に対向可能に配置され、少な
くとも一方が移動手段により軸線方向に前進・後退可能
で、且つ少なくとも一方が駆動手段により回動可能な一
対の巻取部材と、を具備し、前記エアーノズルにより作
業位置に吹き寄せられた下糸端部を、少なくとも一方の
巻取部材の前進時に、巻取部材間に挟持すると共に、こ
れら巻取部材の回転により、ボビン残糸を周囲に巻取可
能とした。
【0013】上記第2の目的を達成するために、請求項
2のボビンの残糸除去装置は、請求項1に加えて、巻取
部材を、対向面が小径面となる截頭円錐台形状としたこ
とを特徴としている。
【0014】上記第1または第2の目的を達成するため
に、請求項3のボビンの残糸除去装置は、請求項1また
は2に加えて、巻取部材の同軸上に、他の移動手段によ
り軸線方向に前進・後退可能で、且つその前進時に、エ
アーノズルにより作業位置に吹き寄せられた下糸端部を
保持可能な糸端案内軸を備えた。
【0015】
【作用】このような請求項1におけるボビンの残糸除去
装置によれば、ボビンを内部に収容したボビンケースよ
り垂れる下糸端部は、エアーノズルにより作業位置に吹
き寄せられ、移動手段により少なくとも一方の巻取部材
が前進して、該エアーノズルにより吹き寄せられた下糸
は巻取部材間に挟持され、駆動手段によりこれら巻取部
材が回転すると、ボビン残糸が周囲に巻き取られる。こ
の構成には弾性線状体等の構造の複雑な部品や扱き板等
の部材を用いておらず、簡易である。
【0016】また、請求項2におけるボビンの残糸除去
装置によれば、移動手段により少なくとも一方の巻取部
材が後退すると、対向面が小径面となる截頭円錐台形状
をした巻取部材の、その周囲に巻き取られた残糸は、テ
ーパ面に沿って自然落下して確実に排出される。
【0017】また、請求項3におけるボビンの残糸除去
装置によれば、他の移動手段により糸端案内軸が巻取部
材の同軸上を前進すると、エアーノズルにより作業位置
に吹き寄せられた下糸端部は、該糸端案内軸によりばた
つきが抑えられて保持された状態となり、移動手段によ
る少なくとも一方の巻取部材の前進時に、巻取部材間に
確実に挟持される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。先ず、図5乃至図9を参照し、この発明の
ボビンの残糸除去装置が適用される下糸自動供給装置の
概略を説明する。
【0019】この下糸自動供給装置は、ミシンベッド1
の下方の底が油溜となっている空間内に配されており、
図5、図6に示すように、ボビンケース着脱位置A、残
糸除去位置B及び下糸巻回位置Cが一軸の回りに120
°間隔に配され、且つ、図5乃至図7に示すように、ボ
ビンケース着脱位置Aと他の作業位置B、Cは前記一軸
の両端部側に分かれており、前記空間内に立設された支
柱2と、この支柱2に載設されたメインベース3と、こ
のメインベース3に水平に支持された前記一軸であるガ
イド軸4と、このガイド軸4と共に回転可能、且つ、軸
方向に摺動可能に支持された回動アーム5と、ガイド軸
4に沿って回動アーム5を前進、後退させる前後進レバ
ー6と、60°を単位として回動アーム5を正転又は逆
転させる駆動装置と、から構成されている。
【0020】ガイド軸4は、図8に示すように、両端で
メインベース3の起立部に回転可能に支持されている。
その横断面は、図9に示すように、非円形であり、対応
する回動アーム5のボス5aの孔の形状も同形状であ
る。従って、回動アーム5は、ガイド軸4に沿って摺動
することができると共に、ガイド軸4と共に回転するこ
とができる。
【0021】回動アーム5は、図5に示すように、中心
から両側に対称的に若干屈折して延びており、各端部付
近には、図8に示すように、ボビン7を内蔵するボビン
ケース8が着脱可能に支持されている。この回動アーム
5におけるボビンケース把持手段たるボビン着脱機構と
しては、例えば特開平5−192476号公報の下糸自
動供給装置や本出願人が先に出願した特願平5−121
960号明細書のミシンのボビン交換装置に記載されて
いる一対の電磁石吸着ヘッドを始めとして、例えば本出
願人が先に出願した特願平5−116363号明細書の
ミシンのボビン交換装置に記載されているレバー爪によ
るもの等、適宜のものを採用することができ、要はボビ
ンケース8を必要に応じて対向部材(例えば釜16)に
対して着脱できるものであれば良い。
【0022】前後進レバー6は、図6、図7に示すよう
に、メインベース3に立設された軸9によって回動可能
に支持されている。その自由端付近には長孔6aが形成
されている。他端は、支持板10によってメインベース
3に取付けられたエアーシリンダー11の、そのロッド
先端のナックル12に固設された軸13に、回動可能に
取付けられている。そして、前後進レバー6の長孔6a
には、図8、図9に示すように、回動アーム5のボス5
aに回転可能に取り付けられたカラー14の、その表面
に突設されたピン15が係合している。従って、エアー
シリンダー11のロッドが伸縮すると、前後進レバー6
は、軸9を中心に正、逆転する。それに伴って、回動ア
ーム5は前後進レバー6の長孔6aに係合するピン15
を介してガイド軸4に沿って前、後進する。すなわち、
回動アーム5は、図5、図8に示す釜16の配設されて
いる縫製位置であるボビンケース着脱位置A側とその反
対側(残糸除去位置B及び下糸巻回位置Cが存在する)
をガイド軸4に沿って前、後進することができる。
【0023】回動アーム5の回転駆動装置は、図6、図
7に示すように、メインベース3の下方のブラケット1
7に固定されたブラケット18に取付けられているモー
ター19と、その回転軸20に固定された歯車21と、
ブラケット17に回転可能に支持され歯車21に噛み合
う歯車22と、歯車22の一つの面に固定された原車2
3、ピン24及びブラケット17に回転可能に支持され
た従車25よりなるゼネバ機構と、従車25に同軸に固
定された歯車26と、ガイド軸4に固定され(図8参
照)歯車26に噛み合う歯車27と、からなっている。
従って、歯車26と歯車27を所定の歯車比で構成する
ことにより回動アーム5は、モーター19を駆動源とし
て回転駆動装置のゼネバ機構により、ガイド軸4を介し
て60°単位で回転される。
【0024】上記下糸巻回位置Cには下糸巻回装置が配
設されている。この下糸巻回装置としては、例えばモー
タの駆動等により自動的にボビン7に下糸が巻回可能な
ものであればどのようなものであっても良く、例えば特
開平5−192476号公報の下糸自動供給装置や本出
願人が先に出願した特願平5−121960号明細書の
ミシンのボビン交換装置や特願平5−116363号明
細書のミシンのボビン交換装置に記載されている下糸巻
回装置を始めとして、適宜のものを採用することができ
る。
【0025】残糸除去位置Bには、図1乃至図3に示さ
れる本発明の特徴をなす残糸除去装置が配設されてい
る。この残糸除去装置について、以下詳細に説明する。
【0026】図1乃至図3において、符号60は上方に
向かって開放された断面コの字形状のベースプレートを
示しており、このベースプレート60の底面には、移動
軸ソレノイド64及び箱型部材62がそれぞれ固定載置
されている。この移動軸ソレノイド64のプランジャ6
4aにはピン64bが突設している。一方、箱型部材6
2の上面には、軸線方向(図1における左右方向)に沿
ったガイド用の長孔62aが形成されている(図3参
照)と共に、ピン62bが突設している。このピン62
bにはアーム63の中央部が回転可能に支持されてお
り、このアーム63の両端には長孔63a,63bがそ
れぞれ形成されている。そして、この長孔63bには、
上記移動軸ソレノイド64のピン64bが遊嵌配置され
ている。
【0027】上記箱型部材62の長孔62a上方には、
ベースプレート60の両側板60a,60bに軸線方向
に移動可能に支持された中空円筒状の移動軸61が配置
されている。この移動軸61の略中央部にはフランジ6
1aが固定されており、このフランジ61aの下部には
ピン61bが突設している。このフランジ61aのピン
61bは、上記箱型部材62の上面に形成された長孔6
2aに遊嵌配置されていると共に、上記アーム63の一
端の長孔63aにも遊嵌配置されている。
【0028】従って、移動軸ソレノイド64がオンしプ
ランジャ64aが引き込まれると、移動軸61が前進
し、移動軸ソレノイド64がオフしプランジャ64aが
押し出されると、移動軸61が後退するようになってい
る。
【0029】移動軸61の先端部(図1における左側端
部)には、軸受(不図示)を介して巻取部材として糸ク
ランプ皿50Aが回転自在に支持されている。この糸ク
ランプ皿50Aは截頭円錐台形状(円錐の頂点部分を切
断した形状)をなしており、対向面(糸クランプ皿50
Aにあっては図1における左側面)が小径面となる配置
となっている。
【0030】上記移動軸61の中空部分には糸端案内軸
70が挿入されている。この糸端案内軸70の末端部
(図1における右側端部)にはピン70aが突設してお
り、このピン70aは、アーム71の一端に形成された
長孔71aに遊嵌配置されている。このアーム71の他
端は、ベースプレート60の側板60bより延在するブ
ラケット部分60cに立設されたピン72に回転可能に
支持されており、このアーム71の中央部にはさらに長
孔71bが形成されている。そして、この長孔71bに
は、ベースプレート60の側板60bに固定された糸端
案内軸ソレノイド73のプランジャ73aに突設された
ピン73bが遊嵌配置されている。
【0031】従って、糸端案内軸ソレノイド73がオン
しプランジャ73aが引き込まれると、糸端案内軸70
が前進し、糸端案内軸ソレノイド73がオフしプランジ
ャ73aが押し出されると、糸端案内軸70が後退する
ようになっている。
【0032】上記糸クランプ皿50Aの同軸上には糸ク
ランプ皿50Bが対向配置されている。この糸クランプ
皿50Bは糸クランプ皿50Aと同形状をなし、対向面
(糸クランプ皿50Bにあっては図1における右側面)
が小径面となる配置となっている。この糸クランプ皿5
0Bは回転軸84の端部に固定されており、この回転軸
84は、箱型部材80の両側板80a,80bに回転可
能に支持されている。この回転軸84には歯車81が固
定されており、この歯車81には歯車82が噛合してい
る。そして、この歯車82は、箱型部材80の側板80
aに固定された駆動モータ83の出力軸に固定されてい
る。
【0033】従って、駆動モータ83が駆動すると、そ
の回転は歯車82,81により減速されて回転軸84に
伝達され、糸クランプ皿50Bが回転するようになって
いる。
【0034】また、上述した下糸自動供給装置の回動ア
ーム5には、図2に示されるように、ボビン7を内部に
収容したボビンケース8(詳しくは下糸張力ばね下)よ
り垂れる下糸端部Mを、作業位置に吹き寄せるエアーノ
ズル51が固定されている。ここで言う作業位置とは、
大まかに言えば、糸クランプ皿50A,50B間で下糸
端部Mを挟持することから、糸クランプ皿50A,50
Bの小径面内に入る位置であるが、糸端挟持の精度を高
精度とするには、糸端案内軸70の先端部の外周面(正
確には図2における下側の外周面)に対して下糸端部M
が接触しつつ下流になびくような位置(図2参照)であ
り、この下糸端部Mの作業位置への吹き寄せは、エアー
ノズル51からのエアーを、ボビンケース8の外周面に
向かって吹き出し、当該外周面に沿って糸端案内軸70
の外周面に向かう流れを作り出すことにより、達成され
る。
【0035】また、上記残糸除去装置には、糸クランプ
皿50A,50Bの周囲に巻き取られた残糸塊(詳しく
は後述)に向かってエアーを付き付けるエアーノズル9
0が配設されている(図2参照)。
【0036】さらにまた、上記残糸除去装置には、回転
検出手段としての例えば反射型光センサ(不図示)が付
設されている。この反射型光センサは、ボビンケース8
の開放端側に配設されており、ボビン7の側面に環状に
形成された複数の既設の孔に対向するように配設されて
いる。従って、ボビン7が回転すると、該反射型光セン
サからは連続したパルス波が出力され、ボビン7が回転
していないと、該反射型光センサからは何も出力されな
いようになっている。
【0037】このように構成された残糸除去装置の動作
について、図4のフローチャートを参照しながら、以下
説明する。先ず、上記下糸自動供給装置にあっては、モ
ーター19の回転によって回動アーム5が60°を単位
とする正、逆転及びガイド軸4に沿う前進、後退を繰り
返すことによって、ボビンケース8を各作業位置A、
B、Cへ確実に運搬し、作業を実行したり、受けること
になる。
【0038】例えば、回動アーム5の一端にボビンケー
ス8を保持せず、他端に下糸巻回装置により下糸の巻か
れたボビン7内蔵のボビンケース8を保持し、且つ、ボ
ビンケース8を保持していない一端がAとBの中間の位
置D(図6参照)に待機しているとする。この状態で所
定の縫製が終了すると(ステップ1)、ステップ2にお
いて、ボビンケース8の交換を行う。
【0039】すなわち、回動アーム5が図6における反
時計回りに60°回転すると共に図5における釜側に前
進し、ボビンケース着脱機構により、釜内の残糸のある
ボビン内蔵のボビンケース8を回転アーム5の一端に保
持し、次いで、回動アーム5がガイド軸4の後退位置に
後退すると共に180°回転し、前進することにより、
回動アーム5の他端に保持され下糸巻回済みのボビン内
蔵のボビンケース8をボビンケース着脱位置Aの釜16
に装着し、回動アーム5を後退する。
【0040】そして、ステップ3に進み、ステップ3に
おいて、糸端案内軸ソレノイド73をオンしてプランジ
ャ73aを引き込み、糸端案内軸70を糸クランプ皿5
0Bに向かって突出させる(図3(a)参照)。
【0041】次いで、ステップ4に進み、ステップ4に
おいて、回動アーム5を図6における時計方向に60°
回転して、回動アーム5の一端に保持している残糸付き
ボビン内蔵のボビンケース8を残糸除去位置Bに移動す
る。
【0042】そして、ステップ5に進み、ステップ5に
おいて、エアーノズル51より糸案内エアーを吹き付け
て、ボビンケース8より垂れる下糸端部Mを作業位置に
吹き寄せる。すると、このエアーノズル51により作業
位置に吹き寄せられた下糸端部Mは、上記糸端案内軸7
0によりばたつきが抑えられて当該位置において恰も保
持された状態となる(図2参照)。
【0043】そして、ステップ6に進み、ステップ6に
おいて、移動軸ソレノイド64をオンしてプランジャ6
4aを引き込み、移動軸61と共に糸クランプ皿50A
を、糸クランプ皿50Bに向かって前進させて、糸クラ
ンプ皿50Aを糸クランプ皿50Bに対して圧接する
(図1参照)。この時、エアーノズル51及び糸端案内
軸70により恰も作業位置に保持されていた下糸端部M
は、糸クランプ皿50A,50B間に挟持される。
【0044】次いで、ステップ7に進み、ステップ7に
おいて、エアーノズル51によるエアーの吹き付けを停
止してステップ8に進み、ステップ8において、駆動モ
ータ83を駆動して糸クランプ皿50Bを回転する。す
ると、糸クランプ皿50A,50Bは、上述のように、
圧接しているので、摩擦抵抗力によって糸クランプ皿5
0Aも共に回転し、これら糸クランプ皿50A,50B
の共働回転によって、これらの周囲にボビン残糸が巻き
取られる(図3(b)参照)。
【0045】そして、ステップ9に進み、ステップ9に
おいて、ボビン7の残糸除去が行われているか否かを判
定する。これは、糸クランプ皿50A,50Bの共働回
転により残糸が糸クランプ皿50A,50Bの周囲に巻
き取られている(残糸除去が行われている)と、ボビン
7が回転し、巻き取られていない(残糸除去が行われて
いない)と、ボビン7が回転しないということから、判
定される。この回転の有無は、上述した反射型光センサ
からの出力信号により判断される。
【0046】そして、ボビン7が回転していない、すな
わち残糸除去が行われていないと判定した場合には、リ
トライすべくステップ10へ進み、ステップ10におい
て、駆動モータ83を停止し、糸クランプ皿50Bと共
に糸クランプ皿50Aも停止して、ステップ11へ進
み、ステップ11において、糸端案内軸ソレノイド73
をオフしてプランジャ73aを押し出し、糸端案内軸7
0を引っ込めて初期位置まで退避させて、ステップ12
に進み、ステップ12において、移動軸ソレノイド64
をオフしてプランジャ64aを押し出し、移動軸61と
共に糸クランプ皿50Aを引っ込めて初期位置まで退避
させて、ステップ5へリターンする。このリトライ動作
を3回続けて行った場合には、本実施例においては、残
糸除去ができない何らかの故障が発生したとして、アラ
ームを発生し作業者に異常を知らしめるようになってい
る。
【0047】一方、ステップ9において、ボビン7が回
転している、すなわち残糸除去が行われていると判定し
た場合には、ステップ13に進み、ステップ13におい
て、今度はボビン7が停止したか否かを判定し、ボビン
7が停止せずに未だ残糸除去を続行していると判定した
場合には、ボビン7が停止するまで同様な判定を繰り返
し、一方ボビン7が停止し残糸除去が終了したと判定し
た場合には、ステップ14に進み、ステップ14におい
て、駆動モータ83を停止し、糸クランプ皿50Bと共
に糸クランプ皿50Aを停止してステップ15へ進み、
ステップ15において、糸端案内軸ソレノイド73をオ
フしてプランジャ73aを押し出し、糸端案内軸70を
引っ込めて初期位置まで退避させて、ステップ16に進
む。
【0048】そして、ステップ16において、エアーノ
ズル90により、糸クランプ皿50A,50Bの周囲に
巻き取られた残糸塊Z(図3(b)参照)に向かって、
エアーを吹き付けてステップ17に進み、ステップ17
において、移動軸ソレノイド64をオフしてプランジャ
64aを押し出し、移動軸61と共に糸クランプ皿50
Aを引っ込めて初期位置まで退避させる。
【0049】すると、糸クランプ皿50A,50Bの形
状が、上述のように、対向面が小径面となる截頭円錐台
形状となっているために、該残糸塊Zは、テーパ面に沿
って自然落下して下方に排出される。この時、エアーノ
ズル90により残糸塊Zに向かってエアーを吹き付けて
いるので、該残糸塊Zの落下・排出はさらに良好に行わ
れる。
【0050】次いで、ステップ18に進み、ステップ1
8において、エアーノズル90によるエアーの吹き付け
を停止して、このフローを終了とする。
【0051】そして、このようにして残糸の除去がなさ
れたら、回動アーム5を図6における反時計方向に12
0°回転し、後退することにより、残糸の除去された空
ボビン内蔵のボビンケース8を下糸巻回位置Cへ移動
し、そこの下糸巻回装置によって空ボビンに下糸を巻回
する。以後、これらの動作を繰り返す。
【0052】このように、本実施例においては、ボビン
7を内部に収容したボビンケース8より垂れる下糸端部
Mを、エアーノズル51により作業位置に吹き寄せ、移
動手段60〜64により糸クランプ皿50Aを前進し
て、該エアーノズル51により吹き寄せられた下糸を糸
クランプ皿50A,50B間に挟持し、駆動手段80〜
84によりこれら糸クランプ皿50A,50Bを回転し
て、ボビン残糸を周囲に巻き取るよう構成しているの
で、良好にボビン残糸の除去を自動的に行うことが可能
となっている。また、弾性線状体等の構造の複雑な部品
や扱き板等の部材を用いずに、特願平5−203612
号明細書記載の装置に比して簡易となるよう構成してい
るので、装置を低コスト化することが可能となってい
る。
【0053】また、糸クランプ皿50A,50Bを、対
向面が小径面となる截頭円錐台形状とし、移動手段60
〜64により糸クランプ皿50Aを後退して、糸クラン
プ皿50A,50Bの周囲に巻き取った残糸を、テーパ
面に沿って自然落下させ確実に排出するよう構成してい
るので、装置の信頼性を向上することが可能となってい
る。
【0054】また、他の移動手段71〜73により糸端
案内軸70を糸クランプ皿50A,50Bの同軸上で前
進して、エアーノズル51により作業位置に吹き寄せら
れた下糸端部Mを、該糸端案内軸70によりばたつきを
抑えて保持した状態とし、移動手段60〜64による糸
クランプ皿50Aの前進時に、糸クランプ皿50A,5
0B間に確実に挟持するよう構成しているので、残糸の
巻取の信頼性をさらに増大することが可能となってい
る。
【0055】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、糸クランプ皿50Bを駆動
回転するようにしているが、糸クランプ皿50Aを駆動
回転するようにしても良く、また糸クランプ皿50A,
50Bを共に駆動回転するようにしても良い。
【0056】また、上記実施例においては、糸クランプ
皿50Aを移動手段60〜64により前進・後退可能と
しているが、糸クランプ皿50Bを移動手段により前進
・後退可能としても良く、また糸クランプ皿50A,5
0Bを共に移動手段により前進・後退可能としても良
い。
【0057】また、糸端案内軸70は糸端挟持の精度を
高精度とすべく、糸クランプ皿50A,50Bと同軸上
にあるが、同軸上でなく糸クランプ皿50A,50Bの
外周近傍にあっても良い。このように構成した場合に
は、糸端案内軸70を他の移動手段71〜73により前
進・後退させる必要はなくなる。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のボビンの
残糸除去装置によれば、ボビンを内部に収容したボビン
ケースより垂れる下糸端部を、エアーノズルにより作業
位置に吹き寄せ、移動手段により少なくとも一方の巻取
部材を前進して、該エアーノズルにより吹き寄せられた
下糸を巻取部材間に挟持し、駆動手段によりこれら巻取
部材を回転して、ボビン残糸を周囲に巻き取るよう構成
したものであるから、良好にボビン残糸の除去を自動的
に行うことが可能となる。また、弾性線状体等の構造の
複雑な部品や扱き板等の部材を用いずに、特願平5−2
03612号明細書記載の装置に比して簡易となるよう
構成したものであるから、装置を低コスト化することが
可能となる。
【0059】また、請求項2のボビンの残糸除去装置に
よれば、請求項1に加えて、巻取部材を、対向面が小径
面となる截頭円錐台形状とし、移動手段により少なくと
も一方の巻取部材を後退して、巻取部材の周囲に巻き取
った残糸を、テーパ面に沿って自然落下させ確実に排出
するよう構成したものであるから、装置の信頼性を向上
することが可能となる。
【0060】また、請求項3のボビンの残糸除去装置に
よれば、請求項1または2に加えて、他の移動手段によ
り糸端案内軸を巻取部材の同軸上で前進して、エアーノ
ズルにより作業位置に吹き寄せられた下糸端部を、該糸
端案内軸によりばたつきを抑えて保持した状態とし、移
動手段による少なくとも一方の巻取部材の前進時に、巻
取部材間に確実に挟持するよう構成したものであるか
ら、残糸の巻取の信頼性を請求項1、2よりさらに増大
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における残糸除去装置の平面
図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】同上残糸除去装置の動作を説明するための各側
面説明図である。
【図4】同上残糸除去装置の動作手順を表したフローチ
ャートである。
【図5】同上残糸除去装置が適用される下糸自動供給装
置の斜視図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】図5の側面図である。
【図9】同上下糸自動供給装置を構成する回動アーム、
前後進レバー及びガイド軸の関係を表した正面図であ
る。
【符号の説明】
7 ボビン 8 ボビンケース 50A,50B 巻取部材 51 エアーノズル 60〜64 移動手段 70 糸端案内軸 71〜73 他の移動手段 80〜84 駆動手段 M 下糸端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持されたボビンと、 このボビンを内部に収容したボビンケースより垂れる下
    糸端部を作業位置に吹き寄せるエアーノズルと、 同軸上に対向可能に配置され、少なくとも一方が移動手
    段により軸線方向に前進・後退可能で、且つ少なくとも
    一方が駆動手段により回動可能な一対の巻取部材と、を
    具備し、 前記エアーノズルにより作業位置に吹き寄せられた下糸
    端部を、少なくとも一方の巻取部材の前進時に、巻取部
    材間に挟持すると共に、 これら巻取部材の回転により、ボビン残糸を周囲に巻取
    可能としたボビンの残糸除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボビンの残糸除去装置に
    おいて、 巻取部材は、対向面が小径面となる截頭円錐台形状をな
    していることを特徴とするボビンの残糸除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のボビンの残糸除
    去装置において、 巻取部材の同軸上に、他の移動手段により軸線方向に前
    進・後退可能で、且つその前進時に、エアーノズルによ
    り作業位置に吹き寄せられた下糸端部を保持可能な糸端
    案内軸を備えたボビンの残糸除去装置。
JP30990994A 1994-11-18 1994-11-18 ボビンの残糸除去装置 Withdrawn JPH08141264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30990994A JPH08141264A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 ボビンの残糸除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30990994A JPH08141264A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 ボビンの残糸除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08141264A true JPH08141264A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17998802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30990994A Withdrawn JPH08141264A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 ボビンの残糸除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08141264A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5094060B2 (ja) ミシンのボビン交換装置
JPH06304369A (ja) ミシンのボビン交換装置
JP3504008B2 (ja) ボビンの残糸除去装置
JPH0351331A (ja) 精紡機における糸取扱い方法並びに装置
JPH08141264A (ja) ボビンの残糸除去装置
JP2781346B2 (ja) ボビンの残糸除去装置
CN217231133U (zh) 一种绕线穿线控制装置
JP4004557B2 (ja) ボビンの残糸除去装置
JP3521992B2 (ja) 下糸自動供給装置
JPH0884883A (ja) ボビン交換装置
CN217231131U (zh) 一种钩线装置
JP4004621B2 (ja) ボビン交換装置
CN217231134U (zh) 一种自动换梭装置
CN217231130U (zh) 一种用于自动绕线换底梭机构的供线装置
JP3838681B2 (ja) 下糸巻回装置
JP3527308B2 (ja) ボビン交換装置及びそれを備えた下糸自動供給装置
JP3986142B2 (ja) 刺繍縫いミシン
JP2007125431A (ja) 刺繍縫いミシン
JPH08191974A (ja) ボビンケース交換装置
JPH082824A (ja) ワインダの玉揚装置
JPS5823316B2 (ja) ニユ−マチツクコツプ糸端解舒装置
JP3810526B2 (ja) 下糸巻回装置
JPH07284585A (ja) 下糸自動供給装置
JPH08299646A (ja) 下糸巻回装置
JP2001058092A (ja) ボビン交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020205