JPH08141564A - 軟水化装置 - Google Patents

軟水化装置

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JPH08141564A
JPH08141564A JP28642794A JP28642794A JPH08141564A JP H08141564 A JPH08141564 A JP H08141564A JP 28642794 A JP28642794 A JP 28642794A JP 28642794 A JP28642794 A JP 28642794A JP H08141564 A JPH08141564 A JP H08141564A
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Japan
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salt
ion exchange
output
exchange resin
concentration
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JP28642794A
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English (en)
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Hidenori Kurioka
秀憲 栗岡
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】イオン交換樹脂を使用した軟水化装置におい
て、イオン交換樹脂を再生する再生剤溶液の濃度が、所
要の濃度以下にならないように、再生剤の適切な投入時
期を知ることができるようにする。 【構成】塩水タンク6内の食塩水7の濃度を検出して予
め定めた値以下であるときには、食塩の投入時期である
ことをアラーム12で報知し、あるいは、イオン交換樹
脂の再生回数を検出して予め定めた回数に達したときに
は、再生剤の投入時期であることを報知するように構成
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン交換樹脂を用い
て硬水に含まれる硬度成分を除去して軟水にする軟水化
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン交換樹脂を利用して硬水を軟水に
する軟水化装置では、一定量の硬度成分を除去すると、
イオン交換樹脂が劣化してしまうので、再生剤溶液、例
えば、食塩水でイオン交換樹脂を洗浄して再生を行う必
要がある。
【0003】このような従来例の軟水化装置として、例
えば、図13に示されるものがある。
【0004】同図において、2はイオン交換樹脂が充填
された樹脂塔、3は原水である硬水の入口、4は樹脂塔
2で処理された軟水の出口、5はバルブ、6はイオン交
換樹脂を再生する再生剤溶液としての食塩水7が貯えら
れた塩水タンク、8はイオン交換樹脂の再生時に食塩水
7を吸い上げて樹脂塔2に供給するとともに、再生後に
新たな水を塩水タンク6に供給する供給管、9は塩水タ
ンク6内に食塩10を投入する食塩投入口である。
【0005】このような軟水化装置では、イオン交換樹
脂が充填された樹脂塔2に、硬水を供給してイオン交換
によって軟水とし、この軟水を、出口4より送出するも
のである。
【0006】イオン交換樹脂は、上述のように一定量の
硬度成分を除去すると、イオン交換の効果がなくなるの
で、供給管8より食塩水7を吸い上げて樹脂塔2に供給
してイオン交換樹脂を再生し、再生に使用した食塩水7
は廃棄し、新たな水を供給して塩水タンク6内に投入さ
れている残存食塩10を溶解させて食塩水7を作成する
ものである。かかる再生の後に再び使用を開始して硬水
を軟水とするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような再生におい
ては、食塩水7の濃度が重要であり、食塩水7の濃度が
低いと、イオン交換樹脂が再生不良となって軟水化でき
ず、硬水が漏れてしまうことになり、したがって、食塩
水7の濃度を、イオン交換樹脂の再生に必要な一定の濃
度に保つためには、食塩投入口9から食塩を新たに投入
する必要があるが、従来では、このような食塩の投入時
期を知らせる有効な方法はなかった。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、イオン交換樹脂を使用した軟水化装置におい
て、イオン交換樹脂の再生不良を生じることのないよう
に、再生剤の適切な投入時期を知ることができるように
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0010】請求項1に記載の本発明の軟水化装置は、
イオン交換樹脂を備えるとともに、前記イオン交換樹脂
を再生する再生剤溶液が貯えられるタンクを備える軟水
化装置において、前記タンク内の再生剤溶液の濃度を検
出する濃度検出手段と、検出された濃度が、予め定めた
値以下であるときに、再生剤の投入時期であることを報
知する報知手段とを備えている。
【0011】請求項2に記載の本発明の軟水化装置は、
イオン交換樹脂を備えるとともに、前記イオン交換樹脂
を再生する再生剤溶液が貯えられるタンクを備える軟水
化装置において、前記再生剤溶液による前記イオン交換
樹脂の再生回数を検出する回数検出手段と、前記検出さ
れた再生回数が、予め定めた回数に達したときに再生剤
の投入時期であることを報知する報知手段とを備えてい
る。
【0012】請求項3に記載の本発明の軟水化装置は、
請求項1に記載の軟水化装置において、濃度検出手段
は、前記タンク内に配設される計測電極を備え、報知手
段は、前記計測電極の出力値を、予め定めたしきい値と
比較する比較手段と、前記比較手段の出力に基づいて、
警報を発する警報器とを備えている。
【0013】請求項4に記載の本発明の軟水化装置は、
請求項2に記載の軟水化装置において、回数検出手段
は、再生によるタンク内の再生剤溶液のレベル変化を検
知するレベルスイッチと、前記レベルスイッチの出力に
基づいて、再生回数を計数する計数手段とを備え、報知
手段は、前記計数手段の計数値と予め定めた回数とを比
較する比較手段と、前記比較手段の出力に基づいて、警
報を発する警報器とを備えている。
【0014】請求項5に記載の本発明の軟水化装置は、
請求項3に記載の軟水化装置において、比較手段は、再
生動作から一定時間経過後の前記計測電極間の出力値を
比較するものである。
【0015】請求項6に記載の本発明の軟水化装置は、
請求項4に記載の軟水化装置において、タンク内への再
生剤の投入を検出する投入検出手段を備え、該投入検出
手段の検出出力に基づいて、計数手段の計数値をクリア
するものである。
【0016】請求項7に記載の本発明の軟水化装置は、
請求項3または5に記載の軟水化装置において、予め定
めたしきい値を設定するしきい値設定用ボリウムを備え
ている。
【0017】
【作用】請求項1に記載の本発明の軟水化装置によれ
ば、タンク内の再生剤溶液の濃度を検出して予め定めた
値以下であるときには、再生剤の投入時期であることを
報知するので、予め定めた値を、イオン交換樹脂の再生
不良を生じることのない適当な値に設定しておくことに
より、イオン交換樹脂の再生不良を生じさせることな
く、再生剤の適切な投入時期を知ることができる。
【0018】請求項2に記載の本発明の軟水化装置によ
れば、イオン交換樹脂の再生回数を検出して予め定めた
回数に達したときには、再生剤の投入時期であることを
報知するので、タンク内に、前記予め定めた回数分の再
生に必要な再生剤を予め投入しておくことにより、イオ
ン交換樹脂の再生不良を生じさせることなく、次回の再
生剤の投入時期を知ることができる。
【0019】請求項3に記載の本発明の軟水化装置によ
れば、再生剤溶液に浸漬された計測電極の出力値は、再
生剤溶液の電気伝導率、したがって、再生剤溶液の濃度
に対応するので、計測電極を用いて再生剤溶液の濃度を
検出して請求項1の本発明と同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0020】請求項4に記載の本発明の軟水化装置によ
れば、再生によってタンク内の溶液のレベルが変化する
のをレベルスイッチで検知することにより、再生回数を
検出することができ、これによって、請求項2の本発明
と同様の作用効果を奏することができる。
【0021】請求項5に記載の本発明の軟水化装置によ
れば、再生動作から一定時間経過後に、計測電極間の出
力値、すなわち濃度を比較するので、濃度が安定した状
態で濃度を比較できることになり、正確な報知が可能と
なる。
【0022】請求項6に記載の本発明の軟水化装置によ
れば、再生剤の投入時期であることが報知されて予め定
めた回数分の再生に必要な再生剤が投入されると、計数
手段の計数値、すなわち、それまでの再生回数がクリア
されるので、再生剤が投入される度に、その時点から新
たな再生回数の検出が自動的に開始されることになる。
【0023】請求項7に記載の本発明の軟水化装置によ
れば、しきい値設定用ボリウムによって、しきい値を設
定できるので、温度や湿度といった周囲の環境あるいは
使用状況などに応じて、しきい値を可変設定できること
になる。
【0024】
【実施例】以下、図面によって本発明について、詳細に
説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例の軟水化装置1
の概略構成図であり、図13の従来例に対応する部分に
は、同一の参照符号を付す。
【0026】同図において、2はイオン交換樹脂が充填
された樹脂塔、3は原水である硬水の入口、4は樹脂塔
2で処理された軟水の出口、5はバルブ、6はイオン交
換樹脂を再生する再生剤溶液としての食塩水7が貯えら
れた塩水タンク、8はイオン交換樹脂の再生時に食塩水
7を吸い上げて樹脂塔2に供給するとともに、再生後に
新たな水を塩水タンク6に供給する供給管、9は塩水タ
ンク6内に食塩10を投入する食塩投入口である。
【0027】この軟水化装置1も、従来と同様に、イオ
ン交換樹脂が劣化すると、供給管8より食塩水7を吸い
上げて樹脂塔2に供給してイオン交換樹脂を再生し、再
生に使用した食塩水7は廃棄し、新たな水を供給して塩
水タンク6内に投入されている残存食塩10を溶解させ
て食塩水7を作成するものである。
【0028】この実施例では、食塩水7の濃度を、イオ
ン交換樹脂の再生に必要な濃度に保つために、食塩を投
入すべき時期を知ることができるように、次のように構
成している。
【0029】すなわち、この実施例の軟水化装置1で
は、塩水タンク6内の食塩水7の濃度を検出する一対の
計測電極16と、後述のように食塩の投入時期になった
ときにアラームランプ12を点灯して報知する報知装置
の本体13とを備えている。
【0030】図2は、かかる報知装置のブロック図であ
り、この装置は、塩水タンク6内の食塩水7の濃度を検
出する濃度検出手段14と、イオン交換樹脂の再生動作
から一定時間経過後に、検出された濃度が、予め定めた
値以下であるときに、食塩の投入時期であることを報知
する報知手段15とを備えている。
【0031】濃度検出手段14は、塩水タンク6内の所
定の高さ位置に垂下された一対の円柱状の電極棒からな
る上述の計測電極16と、この計測電極16間に制限抵
抗17を介して電圧を印加するための発振器18と、計
測電極16間の出力電圧を増幅するアンプ19と、この
アンプ19の出力を直流電圧に変換するDCコンバータ
20とを備えている。
【0032】報知手段15は、DCコンバータ20の出
力電圧を第1のしきい値電圧Vth1と比較することに
より再生動作を検出する第1コンパレータ21と、この
第1コンパレータ21の出力変化から一定時間を計測す
るタイマ22とを備えるとともに、DCコンバータ20
の出力電圧としきい値設定用ボリウム23で予め設定さ
れた第2のしきい値電圧Vth2とを比較することによ
り、食塩水7の濃度が予めた定めた値以下であるか否か
を判定するための第2コンパレータ24と、この第2コ
ンパレータ24の出力を、再生動作から一定時間経過後
に与えられる前記タイマ22の出力によってラッチする
ラッチ回路25と、このラッチ回路25の出力によって
食塩水7の濃度が予めた定めた値以下であるときに点灯
して警報を発する上述のアラームランプ12とを備えて
いる。
【0033】ここで、一対の電極棒による濃度の検出お
よび再生動作の検出原理を説明する。
【0034】溶液の濃度、例えば、食塩水の濃度と、そ
の電気伝導率との間には、図3に示されるような対応関
係があり、したがって、食塩水の電気伝導率を計測する
ことで、濃度を計測できることになる。
【0035】また、図4に示されるように、電気伝導率
σの液体26に、一定長さLの一対の円柱状の電極棒2
7を浸水させ、両電極棒27間に電圧V0を印加した場
合に、両電極棒27間に形成される抵抗値R(L)は、
電極棒27の浸水長L、電極棒27の半径をa、電極棒
27間の距離をdとすると、次式で示される。
【0036】
【数1】
【0037】したがって、計測すべき両電極棒27間の
出力電圧Vは、回路の内部抵抗をrとすると、次式で示
される。
【0038】
【数2】
【0039】したがって、電極棒27が液体26に一定
長さL浸水している状態においては、両電極棒27間の
出力電圧Vは、液体26の電気伝導率σに対応したもの
となり、計測される出力電圧Vと液体26の電気伝導率
σとの間には、図5に示されるような関係が成立する。
【0040】これによって、一定長さL浸水している一
対の電極棒27間の出力電圧Vを計測することにより、
液体26の電気伝導率σ、したがって、液体26の濃度
を計測できることになる。
【0041】一方、液体26の電気伝導率σが一定の状
態において、電極棒27の浸水長Lが短くなると、上述
の式より、出力電圧Vが上昇することが分かる。
【0042】したがって、イオン交換樹脂の再生動作に
よって食塩水7が吸い上げられて塩水タンク6内の食塩
水7のレベルが低下し、一対の計測電極16の浸水長が
短くなれば、計測電極16間の出力電圧が上昇すること
になり、これによって、食塩水7のレベルの低下、した
がって、再生動作を検知できることになる。
【0043】再び、図2を参照して、この実施例では、
以上の原理を利用しており、濃度検出手段14では、食
塩水7の電気伝導率を計測することによってその濃度を
検出する。また、報知手段15の第1コンパレータ21
では、DCコンバータ20の出力電圧と第1のしきい値
電圧Vth1とを比較することにより、食塩水7が吸い
上げられて計測電極16の先端に達したこと、すなわ
ち、再生動作であることを検出し、第2コンパレータ2
4では、食塩水7の濃度に対応するDCコンバータ20
の出力電圧と、イオン交換樹脂の再生不良を生じない所
要の濃度に対応して予め設定された第2のしきい値電圧
Vth2とを比較するものである。
【0044】ここで、再生動作から一定時間経過後の食
塩水7の濃度を計測する理由について説明する。
【0045】図6は、食塩が投入されている塩水タンク
6内に、水を供給したときのタンク6内の食塩水7の濃
度と時間との関係を、再生回数毎に示したものであり、
食塩10は、予め初回に一定量が投入されたままであ
る。
【0046】再生が終了して新たな水が塩水タンク6内
に供給されることにより、塩水タンク6内に残存してい
る食塩10が徐々に溶解して食塩水7の濃度が高くなっ
ていることが分かる。また、再生回数が増えるにつれ
て、食塩10が消費されて残存食塩10が少なくなって
いくために、同一の経過時間においては、食塩水7の濃
度が徐々に低下していることが分かる。
【0047】この食塩水7の濃度は、新たな水を供給し
てからの時間経過が短いときには、不安定であり、かか
る状態で濃度を検出して、しきい値と比較すると、誤っ
た判定をする虞れがあり、例えば、しきい値の濃度を図
6において、Wthとすると、時刻t0では、第2回再
生後でも警報を発する虞れがある。
【0048】そこで、この実施例では、再生動作から一
定時間経過して食塩水7の濃度が安定した時点、例え
ば、図6の時刻t1において、濃度を検出して、しきい
値と比較するようにしている。この一定時間は、予め実
験的に求めておく。
【0049】次に、この実施例の動作を、図7のタイミ
ングチャートに基づいて、さらに詳細に説明する。
【0050】同図(A)は発振器18出力、同図(B)
はアンプ19入力、同図(C)はDCコンバータ20出
力、同図(D)は第1コンパレータ21出力、同図
(E)はタイマ22出力、同図(F)は第2コンパレー
タ24出力、同図(G)ラッチ回路25出力をそれぞれ
示している。
【0051】先ず、図7の初期の状態においては、食塩
水7の濃度に対応するDCコンバータ20の出力電圧
は、イオン交換樹脂の再生不良を生じない所要の濃度に
対応して予め設定された第2のしきい値電圧Vth2よ
りも低い、したがって、食塩水7の濃度は、イオン交換
樹脂の再生不良を生じない予め定めた濃度よりも高く、
正常な状態にある。
【0052】再生動作が開始されて食塩水7が吸い上げ
られると、計測電極16の浸水長が短くなるために、時
刻t0からDCコンバータ20の出力電圧が上昇し、先
ず、第2のしきい値電圧Vth2に達し、第2コンパレ
ータ24の出力がハイレベルとなり、さらに、再生動作
検出のための第1のしきい値電圧Vth1に達し、第1
コンパレータ21の出力がハイレベルとなり、これによ
って、再生動作から一定時間を計測するためのタイマ2
2が起動される。
【0053】塩水タンク6の食塩水7が吸い上げられた
状態では、DCコンバータ20の出力電圧は、第1のし
きい値電圧Vth1を越えた一定の電圧となり、再生動
作が終了して新たな水が塩水タンク6に供給されて計測
電極16が浸水するとともに、塩水タンク6内の残存食
塩10が溶解するにつれてDCコンバータ20の出力電
圧が低下し、第1のしきい値電圧Vth1に達すると、
第1コンパレータ21の出力がローレベルとなる。
【0054】計測電極16が完全に浸水し、塩水タンク
6内へ水の供給が終了した後の時刻t1において、タイ
マ22の出力がオンし、これによって、ラッチ回路25
は、そのときの第2コンパレータ24の出力をラッチす
る。この例では、再生動作から一定時間経過したタイマ
22の出力がオンした時点においては、DCコンバータ
20の出力電圧は、第2のしきい値電圧Vth2を下回
っておらず、すなわち、食塩水7の濃度は、イオン交換
樹脂の再生不良を生じない予め定めた所要の濃度よりも
高くなっておらず、したがって、第2コンパレータ24
の出力は、ハイレベルのままであり、このためラッチ回
路25の出力によってアラームランプ12が点灯し、食
塩10の投入時期である旨の警報を発する。 これによ
って、軟水化装置1の使用者は、食塩の投入時期である
ことを知り、食塩投入口9から食塩を投入し、アラーム
ランプ12をリセットして再度の検出が可能な状態に復
帰させる。
【0055】なお、塩水タンク6内の残存食塩10の量
が十分であって、食塩を投入する必要がないときには、
再生後の水の供給によって食塩水濃度が、イオン交換樹
脂の再生不良を生じない所要の濃度よりも高くなるの
で、図7(C)の仮想線で示されるように、DCコンバ
ータ20の出力電圧が、第2のしきい値電圧Vth2を
下回ることになり、これによって、第2コンパレータ2
4の出力は、ローレベルとなり、アラームランプ12は
点灯しない。
【0056】また、本発明の他の実施例として、DCコ
ンバータ20の出力をA/D変換して取り込み、マイク
ロコンピュータによって同様の処理を行うようにしても
よく、この場合には、例えば、図8のフローチャートに
示されるような処理となる。すなわち、再生回数iを初
期化し、一定時間t1経過後の濃度Wi(t1)のデー
タを、しきい値Wthと比較し、しきい値Wth以上で
ないときには、アラームを出力し、しきい値Wth以上
であるときには、再生動作に応じて再生回数iに1を加
算し、以上の動作を繰り返すものである。
【0057】図9は、本発明の他の実施例の軟水化装置
1の概略構成図であり、上述の実施例に対応する部分
には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
【0058】この実施例では、食塩水7の濃度を、イオ
ン交換樹脂の再生に必要な濃度に保つために、食塩を投
入すべき時期を知ることができるように、次のように構
成している。
【0059】すなわち、この実施例の軟水化装置11
は、再生動作によって塩水タンク6内の食塩水7のレベ
ルが変化したことを検出するレベルスイッチ28と、食
塩投入口9からの食塩の投入を検出する光電スイッチ2
9と、後述のように食塩の投入時期になったときにアラ
ームランプ30を点灯して報知する報知装置本体31と
を備えている。
【0060】図10は、かかる報知装置のブロック図で
あり、この装置は、食塩の投入を検出する投入検出手段
32と、食塩水7によるイオン交換樹脂の再生回数を検
出する回数検出手段33と、検出された再生回数が、予
め定めた回数に達したときに食塩の投入時期であること
を報知する報知手段34とを備えている。
【0061】食塩の投入を検出する投入検出手段32
は、食塩投入口9近傍に配設された上述の光電スイッチ
29と、この光電スイッチ29の出力が与えられるトラ
ンジスタ35と、このトランジスタ35のエミッタ出力
が与えられるシュミットトリガ回路36と、このシュミ
ットトリガ回路36の出力が与えられるオンディレイの
タイマ37とを備えている。
【0062】食塩の投入時には、光電スイッチ29の検
出領域を、投入される食塩が通過するために、光電スイ
ッチ29の出力は、図11(A)に示されるように、オ
ンオフし、タイマ37は、図11(B)に示されるよう
に、光電スイッチ29の出力を受けて食塩の投入開始で
オフし、投入が終了するに十分な一定時間経過後にオン
するようになっている。
【0063】再生回数を検出する回数検出手段33は、
塩水タンク6内の所定の高さ位置に垂下された上述のレ
ベルスイッチ28と、このレベルスイッチ28の出力が
与えられるトランジスタ38と、このトランジスタ38
のエミッタ出力が与えられるカウンタ39とを備えてい
る。再生によって食塩水7が吸い上げられると、食塩水
7のレベルが変化するので、その変化をレベルスイッチ
28で検出し、そのレベルスイッチ28の出力変化をカ
ウンタ39で計数することにより、再生回数を検出する
ものである。
【0064】このカウンタ39の計数値は、投入検出手
段32のタイマ37の出力によってクリアされるように
なっており、したがって、食塩が新たに投入される度
に、カウンタ39の計数値がクリアされて、それまでの
再生回数が初期化されることになる。
【0065】検出された再生回数が、予め定めた回数に
達したときに食塩の投入時期であることを報知する報知
手段34は、予め定めた回数、この実施例では、3回が
設定されている再生回数レジスタ40と、このレジスタ
40の再生回数とカウンタ39の再生回数とを比較する
コンパレータ41と、このコンパレータ41の出力によ
って、カウンタ39の再生回数が、予め定めた回数に達
したときに、点灯して報知する上述のアラームランプ3
0とを備えている。
【0066】次に、この実施例の動作を、図12のタイ
ミングチャートに基づいて、さらに詳細に説明する。
【0067】同図(A)はタイマ37出力、同図(B)
はレベルスイッチ28出力、同図(C)はカウンタ39
の計数値、同図(D)はアラームランプ30をそれぞれ
示している。
【0068】この実施例では、塩水タンク6へ食塩を投
入する場合には、イオン交換樹脂の3回の再生に必要な
量を投入するようにしている。この投入量は、予め実験
的に求められている。
【0069】先ず、3回の再生に必要な食塩が投入され
ると、投入検出手段32のタイマ37がオフし、これに
よって、カウンタ39の計数値が0にクリアされる。一
回目のイオン交換樹脂の再生が行われて、食塩水7が塩
水タンク6から吸い上げられると、そのレベル変化がレ
ベルスイッチ28で検出され、このレベルスイッチ28
の出力変化がカウンタ39で計数される。
【0070】以下、同様にして、3回目の再生が行われ
ると、レベルスイッチ28の3回目の出力変化によって
カウンタ39の計数値が3となり、コンパレータ41の
出力が反転してアラームランプ30が点灯して食塩の投
入時期であることを報知する。
【0071】そこで、再び3回の再生に必要な食塩を投
入すると、タイマ37出力が変化してカウンタ39の計
数値がクリアされ、新たに再生回数の計数が開始される
ことになる。
【0072】上述の実施例では、再生剤溶液として、食
塩水に適用して説明したけれども、本発明は、他の溶液
に適用してもよいのは勿論である。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タンク内
の再生剤溶液の濃度が予め定めた値以下になると、再生
剤の投入時期であることを報知するので、イオン交換樹
脂の再生不良を生じさせることなく、再生剤の適切な投
入時期を知ることができる。
【0074】さらに、再生動作から一定時間経過後の安
定した濃度を検出して比較することにより、正確な報知
が可能となる。
【0075】また、本発明によれば、イオン交換樹脂の
再生回数が予め定めた回数に達したときには、再生剤の
投入時期であることを報知するので、タンク内に、前記
予め定めた回数分の再生に必要な再生剤を予め投入して
おくことにより、イオン交換樹脂の再生不良を生じさせ
ることなく、次回の再生剤の投入時期を知ることができ
る。
【0076】さらに、予め定めた回数分の再生に必要な
再生剤が投入される度に、それまでの再生回数がクリア
されるので、その時点から新たな再生回数の検出が自動
的に開始されて投入時期が報知されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の実施例のブロック図である。
【図3】電気伝導率と食塩水の濃度との関係を示す特性
図である。
【図4】本発明の動作原理を説明するための構成図であ
る。
【図5】電極棒間の出力電圧と電気伝導率との関係を示
す特性図である。
【図6】食塩水の濃度の時間変化を再生回数毎に示す図
である。
【図7】図1の実施例の動作説明に供するタイミングチ
ャートである。
【図8】本発明の他の実施例の動作説明に供するフロー
チャートである。
【図9】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図10】図9の実施例のブロック図である。
【図11】食塩投入時の光電スイッチ出力およびタイマ
出力のタイミングチャートである。
【図12】図9の実施例の動作説明に供するタイミング
チャートである。
【図13】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
1,11 軟水化装置 2 樹脂塔 6 塩水タンク 7 食塩水 14 濃度検出手段 15,34 報知手段 32 投入検出手段 33 回数検出手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン交換樹脂を備えるとともに、前記
    イオン交換樹脂を再生する再生剤溶液が貯えられるタン
    クを備える軟水化装置において、 前記タンク内の再生剤溶液の濃度を検出する濃度検出手
    段と、 検出された濃度が、予め定めた値以下であるときに、再
    生剤の投入時期であることを報知する報知手段と、 を備えることを特徴とする軟水化装置。
  2. 【請求項2】 イオン交換樹脂を備えるとともに、前記
    イオン交換樹脂を再生する再生剤溶液が貯えられるタン
    クを備える軟水化装置において、 前記再生剤溶液による前記イオン交換樹脂の再生回数を
    検出する回数検出手段と、 前記検出された再生回数が、予め定めた回数に達したと
    きに再生剤の投入時期であることを報知する報知手段
    と、 を備えることを特徴とする軟水化装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度検出手段は、前記タンク内に配
    設される計測電極を備え、 前記報知手段は、前記計測電極の出力値を、予め定めた
    しきい値と比較する比較手段と、前記比較手段の出力に
    基づいて、警報を発する警報器とを備える前記請求項1
    に記載の軟水化装置。
  4. 【請求項4】 前記回数検出手段は、再生によるタンク
    内の再生剤溶液のレベル変化を検知するレベルスイッチ
    と、前記レベルスイッチの出力に基づいて、再生回数を
    計数する計数手段とを備え、 前記報知手段は、前記計数手段の計数値と予め定めた回
    数とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に基づ
    いて、警報を発する警報器とを備える前記請求項2に記
    載の軟水化装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は、再生動作から一定時間
    経過後の前記計測電極間の出力値を比較するものである
    前記請求項3に記載の軟水化装置。
  6. 【請求項6】 タンク内への再生剤の投入を検出する投
    入検出手段を備え、該投入検出手段の検出出力に基づい
    て、前記計数手段の計数値をクリアする前記請求項4に
    記載の軟水化装置。
  7. 【請求項7】 前記予め定めたしきい値を設定するしき
    い値設定用ボリウムを備える前記請求項3または5に記
    載の軟水化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053098A1 (ja) 2010-10-22 2012-04-26 リンナイ株式会社 給湯システム
JP2016187104A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 京セラ株式会社 電子機器
JP2018192460A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 株式会社川本製作所 水処理装置及び水処理方法

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