JPH08141670A - 鋼管の管端部加工方法 - Google Patents

鋼管の管端部加工方法

Info

Publication number
JPH08141670A
JPH08141670A JP28487494A JP28487494A JPH08141670A JP H08141670 A JPH08141670 A JP H08141670A JP 28487494 A JP28487494 A JP 28487494A JP 28487494 A JP28487494 A JP 28487494A JP H08141670 A JPH08141670 A JP H08141670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
processing
diameter
end portion
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28487494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2921415B2 (ja
Inventor
Takahiro Hamamoto
貴洋 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP28487494A priority Critical patent/JP2921415B2/ja
Publication of JPH08141670A publication Critical patent/JPH08141670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2921415B2 publication Critical patent/JP2921415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 2個対を成す孔型ローラ12,13によって
鋼管1の管端部を縮径加工する鋼管の管端部加工方法で
ある。焼戻し炉14から搬出され、温度降下が焼戻し温
度から90℃以内である状態の鋼管1の管端部のみを孔
型ローラ12,13に装入し、縮径加工する 【効果】 加工率の大きな縮径加工の場合にも残留応力
を生じることなく加工が可能なので、残留応力を除去す
る熱処理が不必要であり、生産性の向上が図れる。さら
に、自動化による省力化が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば油井管の製造に際
して、管端ねじ切り加工を施す前に鋼管の管端部を絞
り、外径を減少させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】油井管等の鋼管では、管端ねじ切り加工
を施す前に管端部の縮径,矯正によってねじ品質を安定
させる目的で管端部を絞った形状に加工するスエージン
グを施している。このスエージングを施す方法としては
加工形状に合わせたダイスを管軸方向に押込む方法、
加工形状に合わせたダイスを管軸方向に分割し、管端
部所定位置で管軸に対して同心円状に押し縮める方法
(特開昭60−141333号)、加工形状に合わせ
た加工ローラを回転する管端部に徐々に押付けて連続的
に加工する方法(特開昭63−309333号)があ
る。
【0003】図4(a)・(b)に加工中及び加工後の
鋼管の状態を示すが、加工される鋼管1の圧延長さを
s、加工ローラ2のロール径をRとすると、例えば加工
率eが5%の加工において圧延長さとロール径の比R/
sが5より大きい場合には、材料自身の弾性によって縮
径部においてはスプリングバックが発生し、鋼管1の縮
径部の形状はテーパー形状となる。なお、加工率eは次
の数式1で表される。
【0004】
【数1】e=(D0 −D)/D00 :加工前の鋼管の外径 D :加工後の鋼管の外径
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した
の方法はいずれも冷間加工によるものであり、鋼管
には加工による残留応力が発生し、この残留応力によっ
て材料特性が変化する。例えば図5に示すように、加工
率の増加に伴って硬度に変化が生じる。上記した残留応
力を除去するために、管端ねじ切り加工前の鋼管に熱処
理を施さなければならず、生産性がよくない。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
のであり、加工率の大きな加工であっても残留応力が発
生することなく鋼管の端部にスエージングを施す方法を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明者は、加工率の大きな加工には熱間加工
が有効であることに着目して鋭意実験を重ねた結果、温
度降下が焼戻し温度から90℃以内である状態の鋼管を
加工すれば図3に示すように、加工率が増加してもあま
り硬度が上昇せず、残留応力が発生しないことを知見
し、以下の本発明を成立させた。すなわち、本発明は、
対を成す孔型ローラによって鋼管の管端部を縮径加工す
る鋼管の管端部加工方法において、焼戻し炉から搬出さ
れ、温度降下が焼戻し温度から90℃以内である状態の
鋼管の管端部のみを前記孔型ローラに装入し、縮径加工
するのである。
【0008】
【作用】本発明は、焼戻し炉から搬送され、温度降下が
焼戻し温度から90℃以内である状態の鋼管の管端部の
みを前記孔型ローラに装入し、縮径加工するので、残留
応力が発生することなく鋼管の管端部を縮径加工でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面に基
づいて説明する。図1は本発明方法を実施するための設
備の概要を示した図であって(a)は焼戻し炉とロール
スタンドの配置を示した図、(b)はロールスタンド内
に配設された孔型ローラを縮径鋼管の搬送方向から見た
図、(c)は孔型ローラが鋼管端部を加工している状態
を示した図、図2は図1に示した設備による加工工程を
示したフローチャート図である。
【0010】図1において、11は鋼管1の端部を加工
する例えば2個で対を成す孔型ローラ12,13を内部
に配設したロールスタンドであって、焼戻し炉14の出
口から所定の間隔を存して設置されており、ロールスタ
ンド11の前後には鋼管1の前端部及び後端部の温度を
測定するセンサ15,16が配置されている。また、前
記孔型ローラ12,13は鋼管1の搬送方向と直角な方
向にロールスタンド11内を接離移動できるように構成
されており、鋼管1の前端部の縮径加工が完了した後は
孔型ローラ12,13を離反させて一旦鋼管1を通過さ
せ、その後孔型ローラ12,13を接近させて再度鋼管
1を逆方向に搬送して後端部を縮径加工する。そしてこ
れら孔型ローラ12,13による縮径加工長さはそれぞ
れセンサ17,18によって検知される。
【0011】本発明方法は例えば上記した設備を用いて
図2に示す工程によって鋼管1の管端部を加工する。ま
ず、孔型ローラ12,13を所定の間隔に接近移動させ
た後に焼戻し炉14の出口から送られてきた鋼管1の前
端部の温度をセンサ15によって測温し、温度降下が焼
戻し温度から90℃以内である状態の鋼管1の前端部の
みを孔型ローラ12,13に装入して所定長さ縮径加工
する。この際の加工長さはセンサ17の検出値によって
確認する。
【0012】そして、ロールスタンド11内で孔型ロー
ラ12,13を離反する方向に移動させて鋼管1をロー
ルスタンド11内を搬送し、センサ16によって鋼管の
後端部の温度を測温する。再び孔型ローラ12,13を
所定の間隔に接近移動させた後に鋼管1を搬送方向と逆
方向に送り、温度降下が焼戻し温度から90℃以内であ
る状態の鋼管1の後端部のみを孔型ローラ12,13に
装入して所定長さ縮径加工する。この際の加工長さをセ
ンサ18の検出値によって確認した後に、次のねじ切り
加工へと鋼管1を搬送する。
【0013】上記したように、焼戻し炉14から送られ
てきた鋼管11端部を連続して加工するようにロールス
タンド11を構成・設置すれば、スエージングの自動化
が図られる。なお、縮径加工を1°だけですませるので
なく、鋼管を円周方向に90度,45度と回転させ、数
度にわたり縮径加工を施すことも可能である。
【0014】以上説明した本発明方法によってロール孔
径φ230mmの2個で対を成す孔型ローラを設置した
ロールスタンドで外径φ244.5mm、肉厚13.8
4mmの鋼管の端部に外径φ230mm、圧延長さ12
0mm(加工率5%)のスエージングを施した。なお、
加工時の鋼管の温度は580℃、焼戻し温度は670℃
である。その結果、従来の冷間加工方法では縮径部が硬
化して硬度が測定値上限を超えてしまい、また残留応力
も残るので残留応力を除去する熱処理が必要であった
が、本発明方法によれば硬度を規定値内に保つことがで
きるため、熱処理が不必要となった。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば加
工率の大きな縮径加工の場合にも残留応力を生じること
なく加工が可能なので、残留応力を除去する熱処理が不
必要であり、生産性の向上が図れる。さらに、自動化に
よる省力化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための設備の概要を示し
た図であって(a)は焼戻し炉とロールスタンドの配置
を示した図、(b)はロールスタンド内に配設された孔
型ローラを縮径鋼管の搬送方向から見た図、(c)は孔
型ローラが鋼管端部を加工している状態を示した図であ
る。
【図2】図1に示した設備による加工工程を示したフロ
ーチャート図である。
【図3】本発明方法による加工率と硬度の関係を示した
図である。
【図4】(a)は加工される鋼管の状態を示した図、
(b)は加工後の鋼管の状態を示した図である。
【図5】従来の加工方法による加工率と硬度の関係を示
した図である。
【符号の説明】
1 鋼管 11 ロールスタンド 12 孔型ローラ 13 孔型ローラ 14 焼戻し炉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対を成す孔型ローラによって鋼管の管端
    部を縮径加工する鋼管の管端部加工方法において、焼戻
    し炉から搬出され、温度降下が焼戻し温度から90℃以
    内である状態の鋼管の管端部のみを前記孔型ローラに装
    入し、縮径加工することを特徴とする鋼管の管端部加工
    方法。
JP28487494A 1994-11-18 1994-11-18 油井管の管端部加工方法 Expired - Lifetime JP2921415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28487494A JP2921415B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 油井管の管端部加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28487494A JP2921415B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 油井管の管端部加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08141670A true JPH08141670A (ja) 1996-06-04
JP2921415B2 JP2921415B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=17684160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28487494A Expired - Lifetime JP2921415B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 油井管の管端部加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2921415B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145553A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Mdi Corp 二重管式熱交換器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6551224B2 (ja) * 2015-12-25 2019-07-31 日本製鉄株式会社 鋼管の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145553A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Mdi Corp 二重管式熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2921415B2 (ja) 1999-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63149038A (ja) 外アツプセツト・プレスによる鋼管端部の加工方法
JP4557006B2 (ja) プラグ、プラグを用いた拡管方法及び金属管の製造方法及び金属管
CN100464882C (zh) 无缝管的制造方法
RU2009739C1 (ru) Способ поперечно-винтовой прошивки
JPH08141670A (ja) 鋼管の管端部加工方法
JP3082678B2 (ja) 小径継目無金属管の製造方法
JP2003225701A (ja) 継目無鋼管の連続圧延装置
JP3208818B2 (ja) プレス用金型およびプレス方法
JPS6224827A (ja) 拡管用マンドレル
JPH05228533A (ja) 溶接管の製造方法及びその装置
JPS6242682B2 (ja)
JPH08243680A (ja) 管のアプセット加工方法
JPH08141691A (ja) 管のアプセット加工方法
JPH06304644A (ja) 内径テーパ管の製造方法
WO2021220653A1 (ja) 傾斜圧延設備、継目無素管の製造方法および継目無鋼管の製造方法
JP3004875B2 (ja) エロンゲータ圧延方法
JP2711129B2 (ja) チタンシームレスパイプの製造方法
SU1197758A1 (ru) Способ правки труб
JPS6235846B2 (ja)
CN107377662A (zh) 无缝热轧管的制造方法和系统以及离心铸造管和相应应用
CN121624252A (zh) 一种减轻无缝管荒管管端弯曲度的方法
JPH01321002A (ja) 継目なし鋼管の圧延方法
JP3405274B2 (ja) 継目無鋼管製造用マンドレルミル圧延方法
JPH07284842A (ja) 溶接管製造方法
JPH05309412A (ja) 大径角形鋼管の成形工法