JPH08141702A - 加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法 - Google Patents
加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法Info
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- JPH08141702A JPH08141702A JP28803394A JP28803394A JPH08141702A JP H08141702 A JPH08141702 A JP H08141702A JP 28803394 A JP28803394 A JP 28803394A JP 28803394 A JP28803394 A JP 28803394A JP H08141702 A JPH08141702 A JP H08141702A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法
を提供する。 【構成】 Ni−Ti系合金溶湯を急冷鋳造して、結晶
粒径が50μm以下の微細な等軸晶からなる、冷間で20%
以上の伸びを示すNi−Ti系合金の製造方法であっ
て、前記Ni−Ti系合金溶湯を鋳型内奥行きdが3〜
5mmの金型に注入して急冷鋳造する。 【効果】 加工性に優れた微細な等軸晶組織1からなる
Ni−Ti系合金を容易に製造でき、且つ製造工程を大
幅に短縮できて生産性が向上する。
を提供する。 【構成】 Ni−Ti系合金溶湯を急冷鋳造して、結晶
粒径が50μm以下の微細な等軸晶からなる、冷間で20%
以上の伸びを示すNi−Ti系合金の製造方法であっ
て、前記Ni−Ti系合金溶湯を鋳型内奥行きdが3〜
5mmの金型に注入して急冷鋳造する。 【効果】 加工性に優れた微細な等軸晶組織1からなる
Ni−Ti系合金を容易に製造でき、且つ製造工程を大
幅に短縮できて生産性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工性に優れるNi−
Ti系合金の製造方法に関する。
Ti系合金の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Ni−Ti系合金は、形状記憶、超弾性
等の特性を有し、しかも耐食性、生体適合性等に優れて
おり、エアコンの吹出し口、炊飯ジャーの圧力調節弁、
歯列矯正ワイヤー、ブラジャー用ワイヤー、眼鏡フレー
ム等に広く使用されている。ところで、Ni−Ti系合
金は、次の方法により製造されている。先ず、Ni−T
i系合金を溶解し、この溶湯を金型にて直径数cm〜数十
cmの大型鋳塊に鋳造する。この鋳塊の組織は図3に示す
ように表面から内部に向けて成長した柱状晶2と、中心
部で最後に凝固した粗大な等軸晶3からなる。このよう
な鋳塊組織は加工性が悪い。この為、熱間鍛造を施して
強靱な鍛造組織に変え、しかるのち、熱間圧延と冷間圧
延を順次施して薄板又は細線に加工する。Ni−Ti系
合金は加工硬化が大きい為、冷間圧延中、何回も中間焼
鈍を入れる必要があり、従って生産性が悪くコスト高に
なった。
等の特性を有し、しかも耐食性、生体適合性等に優れて
おり、エアコンの吹出し口、炊飯ジャーの圧力調節弁、
歯列矯正ワイヤー、ブラジャー用ワイヤー、眼鏡フレー
ム等に広く使用されている。ところで、Ni−Ti系合
金は、次の方法により製造されている。先ず、Ni−T
i系合金を溶解し、この溶湯を金型にて直径数cm〜数十
cmの大型鋳塊に鋳造する。この鋳塊の組織は図3に示す
ように表面から内部に向けて成長した柱状晶2と、中心
部で最後に凝固した粗大な等軸晶3からなる。このよう
な鋳塊組織は加工性が悪い。この為、熱間鍛造を施して
強靱な鍛造組織に変え、しかるのち、熱間圧延と冷間圧
延を順次施して薄板又は細線に加工する。Ni−Ti系
合金は加工硬化が大きい為、冷間圧延中、何回も中間焼
鈍を入れる必要があり、従って生産性が悪くコスト高に
なった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
単ロール法、双ロール法、溶湯紡糸法等の小型連続鋳造
法により製品に近い形状の小型鋳塊を得て、冷間加工の
工程を短縮する方法が提案された。しかし、前記小型連
続鋳造法では、溶湯が回転ロール等の鋳型表面から順次
凝固していく為、得られる鋳塊組織は、図4に示すよう
に全体が柱状晶2からなる組織(図4イ:単ロール法、
図4ロ:双ロール法、)となり、いずれも加工性に劣っ
た。又小型連続鋳造設備は高価であった。この他、粉末
冶金法、燃焼合成法、NiとTiの混合粉末を成形後熱
拡散反応させる方法等の粉末成形法が提案された。しか
し、これらの方法には、粉末が高価なこと、残存する微
細空孔を高価な熱間静水圧プレスで除去する必要がある
こと、粉末表面の酸化皮膜が巻込まれて性能が低下する
こと等のコスト的又は性能的な問題があった。本発明者
はNi−Ti系合金の製造方法について種々研究を行
い、微細な等軸晶組織は加工性に優れること、前記等軸
晶組織は薄型の金型に鋳造して得られることを知見し、
更に研究を重ねて本発明を完成するに到った。本発明の
目的は、加工性に優れるNi−Ti系合金を、高生産
性、低コストで製造する方法を提供することにある。
単ロール法、双ロール法、溶湯紡糸法等の小型連続鋳造
法により製品に近い形状の小型鋳塊を得て、冷間加工の
工程を短縮する方法が提案された。しかし、前記小型連
続鋳造法では、溶湯が回転ロール等の鋳型表面から順次
凝固していく為、得られる鋳塊組織は、図4に示すよう
に全体が柱状晶2からなる組織(図4イ:単ロール法、
図4ロ:双ロール法、)となり、いずれも加工性に劣っ
た。又小型連続鋳造設備は高価であった。この他、粉末
冶金法、燃焼合成法、NiとTiの混合粉末を成形後熱
拡散反応させる方法等の粉末成形法が提案された。しか
し、これらの方法には、粉末が高価なこと、残存する微
細空孔を高価な熱間静水圧プレスで除去する必要がある
こと、粉末表面の酸化皮膜が巻込まれて性能が低下する
こと等のコスト的又は性能的な問題があった。本発明者
はNi−Ti系合金の製造方法について種々研究を行
い、微細な等軸晶組織は加工性に優れること、前記等軸
晶組織は薄型の金型に鋳造して得られることを知見し、
更に研究を重ねて本発明を完成するに到った。本発明の
目的は、加工性に優れるNi−Ti系合金を、高生産
性、低コストで製造する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
Ni−Ti系合金溶湯を急冷鋳造して、結晶粒径が50μ
m以下の微細な等軸晶からなる、冷間で20%以上の伸び
を示すNi−Ti系合金の製造方法であって、前記Ni
−Ti系合金溶湯を金型内の奥行きdが3〜5mmの金型
に注入して急冷鋳造することを特徴とする加工性に優れ
るNi−Ti系合金の製造方法である。
Ni−Ti系合金溶湯を急冷鋳造して、結晶粒径が50μ
m以下の微細な等軸晶からなる、冷間で20%以上の伸び
を示すNi−Ti系合金の製造方法であって、前記Ni
−Ti系合金溶湯を金型内の奥行きdが3〜5mmの金型
に注入して急冷鋳造することを特徴とする加工性に優れ
るNi−Ti系合金の製造方法である。
【0005】請求項2記載の発明は、前記Ni−Ti系
合金は、Niを49〜52at%含有し、残部Tiと不可避不
純物からなるNi−Ti合金、又は前記Ni−Ti合金
のNi又はTiの一部を、Fe、Cr、Al、V、P
d、Mn、Co、Nb、Cuの1種又は2種以上で、且
つ0.01〜2at%の範囲内で置換したNi−Ti系合金の
いずれかである請求項1記載の加工性に優れるNi−T
i系合金の製造方法である。
合金は、Niを49〜52at%含有し、残部Tiと不可避不
純物からなるNi−Ti合金、又は前記Ni−Ti合金
のNi又はTiの一部を、Fe、Cr、Al、V、P
d、Mn、Co、Nb、Cuの1種又は2種以上で、且
つ0.01〜2at%の範囲内で置換したNi−Ti系合金の
いずれかである請求項1記載の加工性に優れるNi−T
i系合金の製造方法である。
【0006】
【作用】次に、前記請求項1又は請求項2記載の発明の
技術的内容について説明する。請求項1において、微細
な等軸晶組織が形成されるメカニズムは次のように考え
られる。即ち、金型内に注入された溶湯は、注湯が終了
するまで凝固せずに液状のまま保持され、注湯終了後に
凝固が始まる。凝固開始時点で、溶湯全体に過冷却が進
行し、結晶核が溶湯のあらゆる場所に多数発生する。そ
の為、得られる鋳塊は、図1にその模式図を示すよう
に、鋳塊全体が粒径が50μm以下の微細な等軸晶組織1
になる。
技術的内容について説明する。請求項1において、微細
な等軸晶組織が形成されるメカニズムは次のように考え
られる。即ち、金型内に注入された溶湯は、注湯が終了
するまで凝固せずに液状のまま保持され、注湯終了後に
凝固が始まる。凝固開始時点で、溶湯全体に過冷却が進
行し、結晶核が溶湯のあらゆる場所に多数発生する。そ
の為、得られる鋳塊は、図1にその模式図を示すよう
に、鋳塊全体が粒径が50μm以下の微細な等軸晶組織1
になる。
【0007】本発明で製造されるNi−Ti系合金は、
鋳塊組織が、加工性に優れた結晶粒径が50μm以下の微
細な等軸晶組織からなり、且つ鋳塊の伸びが冷間で20%
以上のものである。ここで、冷間での伸びの測定は、鋳
塊から、厚み方向の鋳塊表面を残した状態で試験片を切
出し、標点距離50mm、引張速度50mm/min. の条件で行う
ものとする。前記結晶粒径が50μm以下の微細な等軸晶
組織は、Ni−Ti系合金溶湯を熱伝導性に優れた金型
に鋳造することにより形成される。金型の材料には 200
℃における熱伝導率が0.1cal/cm・sec.・℃以上の金属
材料が好適であり、通常、銅系材料、鉄系材料等を用い
る。
鋳塊組織が、加工性に優れた結晶粒径が50μm以下の微
細な等軸晶組織からなり、且つ鋳塊の伸びが冷間で20%
以上のものである。ここで、冷間での伸びの測定は、鋳
塊から、厚み方向の鋳塊表面を残した状態で試験片を切
出し、標点距離50mm、引張速度50mm/min. の条件で行う
ものとする。前記結晶粒径が50μm以下の微細な等軸晶
組織は、Ni−Ti系合金溶湯を熱伝導性に優れた金型
に鋳造することにより形成される。金型の材料には 200
℃における熱伝導率が0.1cal/cm・sec.・℃以上の金属
材料が好適であり、通常、銅系材料、鉄系材料等を用い
る。
【0008】本発明で用いる金型は、例えば、図2に示
すような縦割りの分割鋳型である。本発明において、金
型内の奥行きdを3〜5mmに限定する理由は、前記奥行
きdが5mmを超えては、金型内に注入された溶湯全体が
過冷却状態になる前に金型壁面から中心に向かって凝固
が進行して柱状晶が形成され、加工性が悪化する為であ
る。又金型内奥行きdが3mm未満では、溶湯の冷却速度
が速くなって、金型内に溶湯が充満する前に凝固が進行
して微細な等軸晶が得られなくなり、又溶湯の供給不足
が起きて凝固収縮孔等の鋳造欠陥が生じる為である。
すような縦割りの分割鋳型である。本発明において、金
型内の奥行きdを3〜5mmに限定する理由は、前記奥行
きdが5mmを超えては、金型内に注入された溶湯全体が
過冷却状態になる前に金型壁面から中心に向かって凝固
が進行して柱状晶が形成され、加工性が悪化する為であ
る。又金型内奥行きdが3mm未満では、溶湯の冷却速度
が速くなって、金型内に溶湯が充満する前に凝固が進行
して微細な等軸晶が得られなくなり、又溶湯の供給不足
が起きて凝固収縮孔等の鋳造欠陥が生じる為である。
【0009】請求項1記載の発明により得られる鋳塊
は、厚さが薄く且つ伸びの大きい冷間加工性に優れる微
細な等軸晶組織になり、欠陥のない高品質のNi−Ti
系合金が得られる。又所定形状のNi−Ti系合金を得
るのに、冷間加工での焼鈍回数を低減できて、生産性が
向上する。
は、厚さが薄く且つ伸びの大きい冷間加工性に優れる微
細な等軸晶組織になり、欠陥のない高品質のNi−Ti
系合金が得られる。又所定形状のNi−Ti系合金を得
るのに、冷間加工での焼鈍回数を低減できて、生産性が
向上する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例1)Niを 50.85at%含有し、残部Tiと不可
避不純物からなるNi−Ti合金を、高周波溶解炉にて
真空溶解して溶湯とし、この溶湯を、図2に示す銅製の
分割鋳型に鋳造してNi−Ti合金鋳塊を得た。銅製鋳
型内の奥行きdは3〜5mmの範囲で変化させた。銅製鋳
型の内幅tは100mm 、鋳型壁の厚さuは30mm、高さhは
200mmとした。
る。 (実施例1)Niを 50.85at%含有し、残部Tiと不可
避不純物からなるNi−Ti合金を、高周波溶解炉にて
真空溶解して溶湯とし、この溶湯を、図2に示す銅製の
分割鋳型に鋳造してNi−Ti合金鋳塊を得た。銅製鋳
型内の奥行きdは3〜5mmの範囲で変化させた。銅製鋳
型の内幅tは100mm 、鋳型壁の厚さuは30mm、高さhは
200mmとした。
【0011】(実施例2)実施例1において、銅製鋳型
に代えて鉄製鋳型を用いた他は、実施例1と同じ方法に
よりNi−Ti合金鋳塊を得た。
に代えて鉄製鋳型を用いた他は、実施例1と同じ方法に
よりNi−Ti合金鋳塊を得た。
【0012】(実施例3)Ni−Ti系合金に、Niを
50.60at%、Crを 0.2at%含有し、残部Tiと不可避
不純物からなるNi−Ti系合金を用いた他は、実施例
1と同じ方法によりNi−Ti系合金鋳塊を得た。
50.60at%、Crを 0.2at%含有し、残部Tiと不可避
不純物からなるNi−Ti系合金を用いた他は、実施例
1と同じ方法によりNi−Ti系合金鋳塊を得た。
【0013】(比較例1)実施例1において、鋳型内奥
行きdが2mm、7mm、又は10mmの銅製鋳型を用いた他
は、実施例1と同じ方法によりNi−Ti合金鋳塊を得
た。
行きdが2mm、7mm、又は10mmの銅製鋳型を用いた他
は、実施例1と同じ方法によりNi−Ti合金鋳塊を得
た。
【0014】得られた鋳塊について、一部を引張試験し
破断までの伸びを調べた。伸びの測定は、鋳塊から、厚
み方向の鋳塊表面を残した状態で試験片を切出し、標点
距離50mm、引張速度50mm/min. の条件で冷間で行った。
試験片の幅は厚みと同じにした。残りの鋳塊は減面率30
%の冷間圧延を行った。冷間圧延中、中間焼鈍は行わな
かった。得られた冷間圧延材についてコバ割れの数と深
さを計測した。コバ割れは、各々の板材20枚について、
その数と割れ深さを計測した。コバ割れ数は圧延材の長
さ1cm当たりの個数、深さは観察されたすべての割れの
深さの平均値をとった。結果を表1に示す。
破断までの伸びを調べた。伸びの測定は、鋳塊から、厚
み方向の鋳塊表面を残した状態で試験片を切出し、標点
距離50mm、引張速度50mm/min. の条件で冷間で行った。
試験片の幅は厚みと同じにした。残りの鋳塊は減面率30
%の冷間圧延を行った。冷間圧延中、中間焼鈍は行わな
かった。得られた冷間圧延材についてコバ割れの数と深
さを計測した。コバ割れは、各々の板材20枚について、
その数と割れ深さを計測した。コバ割れ数は圧延材の長
さ1cm当たりの個数、深さは観察されたすべての割れの
深さの平均値をとった。結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1より明らかなように、本発明の実施例
1〜3(No.1 〜7)は、いずれも鋳塊組織が微細な等軸晶
組織からなり、伸びが大きく加工性に優れ、板材でのコ
バ割れ数が減少した。尚、銅製鋳型(No.2)の方が鉄製鋳
型(No.4)より若干伸びが高く、コバ割れ数も少なく、割
れ深さも浅かった。これは、熱伝導率の差によるものと
考えられる。これに対し、比較例のNo.8,9,11 は鋳型内
奥行きdが5mmを超えた為、いずれも柱状晶が形成さ
れ、伸びが低下し、コバ割れも、数が増え、深さが深く
なった。又No.10 は奥行きdが3mm未満だった為注湯中
に凝固が進行して湯不足による欠陥が発生した。
1〜3(No.1 〜7)は、いずれも鋳塊組織が微細な等軸晶
組織からなり、伸びが大きく加工性に優れ、板材でのコ
バ割れ数が減少した。尚、銅製鋳型(No.2)の方が鉄製鋳
型(No.4)より若干伸びが高く、コバ割れ数も少なく、割
れ深さも浅かった。これは、熱伝導率の差によるものと
考えられる。これに対し、比較例のNo.8,9,11 は鋳型内
奥行きdが5mmを超えた為、いずれも柱状晶が形成さ
れ、伸びが低下し、コバ割れも、数が増え、深さが深く
なった。又No.10 は奥行きdが3mm未満だった為注湯中
に凝固が進行して湯不足による欠陥が発生した。
【0017】以上、銅製又は鉄製鋳型を用いて、板状の
2種のNi−Ti系合金を製造する場合について説明し
たが、本発明によれば、他の材料の金属製鋳型を用い
て、板状以外の形状の、他の組成のNi−Ti系合金を
製造する場合にも、同様の効果が得られる。
2種のNi−Ti系合金を製造する場合について説明し
たが、本発明によれば、他の材料の金属製鋳型を用い
て、板状以外の形状の、他の組成のNi−Ti系合金を
製造する場合にも、同様の効果が得られる。
【0018】
【効果】以上述べたように、本発明によれば、加工性に
優れた微細な等軸晶組織からなるNi−Ti系合金を容
易に製造でき、且つ製造工程を大幅に短縮できて生産性
が向上し、工業上顕著な効果を奏する。
優れた微細な等軸晶組織からなるNi−Ti系合金を容
易に製造でき、且つ製造工程を大幅に短縮できて生産性
が向上し、工業上顕著な効果を奏する。
【図1】本発明法により製造したNi−Ti系合金の組
織の態様を示す模式図である。
織の態様を示す模式図である。
【図2】本発明法で用いる金型の態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】単ロール法又は双ロール法により製造したNi
−Ti系合金の組織の模式図である。
−Ti系合金の組織の模式図である。
【図4】従来法により製造したNi−Ti系合金の組織
の縦断面図である。
の縦断面図である。
1──微細な等軸晶組織 2──柱状晶 3──粗大な等軸晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C22K 1:00 (72)発明者 片平 賢一 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 Ni−Ti系合金溶湯を急冷鋳造して、
結晶粒径が50μm以下の微細な等軸晶からなる、冷間で
20%以上の伸びを示すNi−Ti系合金の製造方法であ
って、前記Ni−Ti系合金溶湯を金型内の奥行きdが
3〜5mmの金型に注入して急冷鋳造することを特徴とす
る加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法。 - 【請求項2】 前記Ni−Ti系合金は、Niを49〜52
at%含有し、残部Tiと不可避不純物からなるNi−T
i合金、又は前記Ni−Ti合金のNi又はTiの一部
を、Fe、Cr、Al、V、Pd、Mn、Co、Nb、
Cuの1種又は2種以上で、且つ0.01〜2at%の範囲内
で置換したNi−Ti系合金のいずれかである請求項1
記載の加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28803394A JPH08141702A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28803394A JPH08141702A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08141702A true JPH08141702A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17724962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28803394A Pending JPH08141702A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 加工性に優れるNi−Ti系合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08141702A (ja) |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28803394A patent/JPH08141702A/ja active Pending
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