JPH0814172B2 - Rc部材のせん断補強法 - Google Patents
Rc部材のせん断補強法Info
- Publication number
- JPH0814172B2 JPH0814172B2 JP62269903A JP26990387A JPH0814172B2 JP H0814172 B2 JPH0814172 B2 JP H0814172B2 JP 62269903 A JP62269903 A JP 62269903A JP 26990387 A JP26990387 A JP 26990387A JP H0814172 B2 JPH0814172 B2 JP H0814172B2
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- JP
- Japan
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- reinforcement
- shear
- shearing
- steel plate
- shear reinforcement
- Prior art date
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はRC部材のせん断補強法に関する。
「従来の技術」 RC構造は、建築・土木構造物の構造材として多くのす
ぐれた性能を有し、広く利用されているが、せん断力に
対しては、軸力・曲げモーメントに比較して耐力上の弱
点があるとされ、せん断力に対する強度・靭性の向上を
計るための種々のフープ、スタラップ等の配筋による補
強法が考案されている。
ぐれた性能を有し、広く利用されているが、せん断力に
対しては、軸力・曲げモーメントに比較して耐力上の弱
点があるとされ、せん断力に対する強度・靭性の向上を
計るための種々のフープ、スタラップ等の配筋による補
強法が考案されている。
又、近年、建築物の設備機能のグレードアップに伴う梁
貫通孔の増加と、一方鉄筋工等の技能工不足とが相まっ
て、従来の煩雑な梁貫通孔補強は敬遠され、既製補強材
(ウエブレン,スパーレン,SGリング等)が多く採用さ
れる状況になっているが、これらの既製補強材は鉄筋を
特殊な形状に折り曲げ加工したもの(ウエブレン,スパ
ーレン等)、溶接鉄筋格子を加工したもの(SGリング)
等、いずれも鉄筋を使用したものが主である。
貫通孔の増加と、一方鉄筋工等の技能工不足とが相まっ
て、従来の煩雑な梁貫通孔補強は敬遠され、既製補強材
(ウエブレン,スパーレン,SGリング等)が多く採用さ
れる状況になっているが、これらの既製補強材は鉄筋を
特殊な形状に折り曲げ加工したもの(ウエブレン,スパ
ーレン等)、溶接鉄筋格子を加工したもの(SGリング)
等、いずれも鉄筋を使用したものが主である。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに、叙上の配筋による補強では耐力上所望のせ
ん断耐力が得られない事態が生じるようになっている。
すなわち、特に近年におけるRC構造物の大規模化・高層
化に伴い(超)高強度コンクリートによる部材耐力の向
上が計られているが、それに比例したせん断耐力の向上
が困難な状況になってきている。
ん断耐力が得られない事態が生じるようになっている。
すなわち、特に近年におけるRC構造物の大規模化・高層
化に伴い(超)高強度コンクリートによる部材耐力の向
上が計られているが、それに比例したせん断耐力の向上
が困難な状況になってきている。
つまり、このような高せん断力を受けるRC部材におい
て、従来のフープ,スタラップ等の鉄筋による補強で
は、補強筋量が多大となり、施工性が悪く、品質・コス
ト・工期に大きな影響を与える事になり、非実用的とな
るためである。
て、従来のフープ,スタラップ等の鉄筋による補強で
は、補強筋量が多大となり、施工性が悪く、品質・コス
ト・工期に大きな影響を与える事になり、非実用的とな
るためである。
又、前述の梁貫通孔補強では手作業による鉄筋加工溶
接が極めて煩雑であり、量産が不可能であり、さらには
加工品の作業所における運搬,取付け等の施工性も悪い
等の難点がある。
接が極めて煩雑であり、量産が不可能であり、さらには
加工品の作業所における運搬,取付け等の施工性も悪い
等の難点がある。
「問題点を解決するための手段」,「作用」 本発明は叙上の事情に鑑みなされたものでその要旨と
するところは、せん断補強材として、せん断方向と直交
する方向に沿って折り曲げ加工した鋼板を配設するとし
て、当該鋼板のせん断力の作用方向についてのコンクリ
ートとの一体性の良さによる理想的な応力伝達と鋼板の
もつせん断耐力の100%発揮作用とにより、補強効果が
大きく、且つ施工性,経済性のすぐれた補強法を提供し
た点にある。
するところは、せん断補強材として、せん断方向と直交
する方向に沿って折り曲げ加工した鋼板を配設するとし
て、当該鋼板のせん断力の作用方向についてのコンクリ
ートとの一体性の良さによる理想的な応力伝達と鋼板の
もつせん断耐力の100%発揮作用とにより、補強効果が
大きく、且つ施工性,経済性のすぐれた補強法を提供し
た点にある。
「実施例」 以下、これを図に基づいて詳細に説明する。
第1図a,bは本発明をせん断方向性を有する柱(一方
が壁等にて拘束されている場合の柱)若しくは梁におい
て実施した場合の正,側面図、第2図a,bは本発明要部
材の作用説明図、第3図a,bは本発明を梁貫通孔補強に
ついて実施した場合の正面図,a図中a〜a′が矢視図で
ある。
が壁等にて拘束されている場合の柱)若しくは梁におい
て実施した場合の正,側面図、第2図a,bは本発明要部
材の作用説明図、第3図a,bは本発明を梁貫通孔補強に
ついて実施した場合の正面図,a図中a〜a′が矢視図で
ある。
図において、1はせん断方向と直交する方向に沿って例
えばデッキプレート又はデッキプレート型様に折り曲げ
加工したせん断補強材として用いられる鋼板で、その用
い方は図示の如くせん断力作用方向2に沿配される。
えばデッキプレート又はデッキプレート型様に折り曲げ
加工したせん断補強材として用いられる鋼板で、その用
い方は図示の如くせん断力作用方向2に沿配される。
第1図にあっては補強部のみフープ若しくはスタラップ
筋3を排除し、補強部に該鋼板1,1を巾止め筋4にて止
着している。
筋3を排除し、補強部に該鋼板1,1を巾止め筋4にて止
着している。
尚、鋼板1はフープ若しくはスタラップと併用されて
も良いし、又、フープ若しくはスタラップの位置に配さ
れても良い。
も良いし、又、フープ若しくはスタラップの位置に配さ
れても良い。
叙上配設要領にて用いられる鋼板1には第2図に示され
る如くコンクリートからの支圧力5と伝達せん断力6が
作用する。
る如くコンクリートからの支圧力5と伝達せん断力6が
作用する。
すなわち、コンクリートからの支圧力5はせん断方向と
直交する方向に沿って折り曲げられた面1aに突き当た
り、且つ伝達せん断力6はせん断方向に沿う面1bを介し
て鋼板1内を先方に伝わっていく動きが効率良く作動す
る。
直交する方向に沿って折り曲げられた面1aに突き当た
り、且つ伝達せん断力6はせん断方向に沿う面1bを介し
て鋼板1内を先方に伝わっていく動きが効率良く作動す
る。
しかして、加力を受けて屈伸容易な且つコンクリート層
と噛合って一体性効果の高い折り曲げ加工の鋼板1は、
せん断剛性を適度に低くおさえたものとなり、これによ
りなめらかな応力伝達を実現し、且つ繰り返しの加力に
あってもコンクリート層との一体化を維持し得るから、
極めて靭性並びに耐久性に優れたものとなるが、これは
既述の配筋による補強では期し得ない特有の効果であ
り、所謂ねばりのある補強となる。
と噛合って一体性効果の高い折り曲げ加工の鋼板1は、
せん断剛性を適度に低くおさえたものとなり、これによ
りなめらかな応力伝達を実現し、且つ繰り返しの加力に
あってもコンクリート層との一体化を維持し得るから、
極めて靭性並びに耐久性に優れたものとなるが、これは
既述の配筋による補強では期し得ない特有の効果であ
り、所謂ねばりのある補強となる。
そして、その施工は小数枚の屈曲可能な鋼板1の組付
けにてなし得、配筋補強に比し、はるかに簡易になし得
る。
けにてなし得、配筋補強に比し、はるかに簡易になし得
る。
第3図の場合にあっては、第3図に示される如く補強部
に穿孔7したところの鋼板1′を組付けする。
に穿孔7したところの鋼板1′を組付けする。
図中8は梁配筋を示す。
しかして、前述のねばりのある補強効果をもって、穿孔
7部の断面欠損を補なう。
7部の断面欠損を補なう。
その施工性については第1図の場合と同様である。第4
図は本発明と従来の既製補強材による補強とを各面から
対比した図表であるが、経済性に優れることが明瞭とな
っている。
図は本発明と従来の既製補強材による補強とを各面から
対比した図表であるが、経済性に優れることが明瞭とな
っている。
「発明の効果」 以上の如く、本発明によるならば、簡易作業にてコン
クリートと一体性を有したねばりのある補強をなすこと
が出来、極めて好適である。
クリートと一体性を有したねばりのある補強をなすこと
が出来、極めて好適である。
第1図a,bは本発明をせん断方向性を有する柱(一方が
壁等にて拘束されている場合の柱)若しくは梁において
実施した場合の正,側面図、第2図a,bは本発明要部材
の作用説明図、第3図a,bは本発明を梁貫通孔補強につ
いて実施した場合の正面図,a図中a〜a′矢視図、第4
図は本発明と従来手段との対比図表である。 1…鋼板、1a…面、1b…面、2…せん断力作用方向、3
…スタラップ筋、4…巾止め筋、5…支圧力、6…伝達
せん断力、7…穿孔、8…梁配筋。
壁等にて拘束されている場合の柱)若しくは梁において
実施した場合の正,側面図、第2図a,bは本発明要部材
の作用説明図、第3図a,bは本発明を梁貫通孔補強につ
いて実施した場合の正面図,a図中a〜a′矢視図、第4
図は本発明と従来手段との対比図表である。 1…鋼板、1a…面、1b…面、2…せん断力作用方向、3
…スタラップ筋、4…巾止め筋、5…支圧力、6…伝達
せん断力、7…穿孔、8…梁配筋。
フロントページの続き (72)発明者 村野 忠男 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 村上 嘉一 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 特開 昭48−41517(JP,A) 特開 昭58−58352(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】せん断補強材として、せん断方向と直交す
る方向に沿って折り曲げ加工した鋼板を配設してなるこ
とを特徴とするRC部材のせん断補強法。 - 【請求項2】せん断方向性を有する柱若しくは梁におい
て、せん断補強材として、当該せん断方向と直交する方
向に沿って折り曲げ加工した鋼板を配設した特許請求の
範囲第1項に記載のRC部材のせん断補強法。 - 【請求項3】貫通孔を設けた梁において、せん断補強材
として、当該せん断方向と直交する方向に沿って折り曲
げ加工した穿孔鋼板を配設した特許請求の範囲第1項に
記載のRC部材のせん断補強法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62269903A JPH0814172B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Rc部材のせん断補強法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62269903A JPH0814172B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Rc部材のせん断補強法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111951A JPH01111951A (ja) | 1989-04-28 |
| JPH0814172B2 true JPH0814172B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17478820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62269903A Expired - Lifetime JPH0814172B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Rc部材のせん断補強法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814172B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4427059Y1 (ja) * | 1964-05-08 | 1969-11-12 | ||
| JPS5113925B2 (ja) * | 1971-09-29 | 1976-05-06 | ||
| JPS5447227U (ja) * | 1977-09-08 | 1979-04-02 |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP62269903A patent/JPH0814172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111951A (ja) | 1989-04-28 |
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