JPH0814294A - セラミックばねとその製造方法 - Google Patents
セラミックばねとその製造方法Info
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- JPH0814294A JPH0814294A JP6147789A JP14778994A JPH0814294A JP H0814294 A JPH0814294 A JP H0814294A JP 6147789 A JP6147789 A JP 6147789A JP 14778994 A JP14778994 A JP 14778994A JP H0814294 A JPH0814294 A JP H0814294A
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- ceramic
- fibrous
- spring
- sheet
- ribs
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/021—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant characterised by their composition, e.g. comprising materials providing for particular spring properties
- F16F1/022—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant characterised by their composition, e.g. comprising materials providing for particular spring properties made of ceramic materials
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温環境下で使用できるセラミックばねとそ
の製造方法を提供する。 【構成】 セラミックシート3と繊維状セラミックシー
ト4とを積層してセラミックばねを構成し、耐熱性に優
れ、断熱効果が高く熱応力も低いばねとする。
の製造方法を提供する。 【構成】 セラミックシート3と繊維状セラミックシー
ト4とを積層してセラミックばねを構成し、耐熱性に優
れ、断熱効果が高く熱応力も低いばねとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックばねとその
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジニアリング部門におけるセ
ラミック材料の利用が注目を集めており、該セラミック
材料の有する耐熱性、耐食性、耐磨耗性に優れるという
性質からセラミック製ガスタービンやセラミック製ター
ボチャージャー等の開発が進められている。
ラミック材料の利用が注目を集めており、該セラミック
材料の有する耐熱性、耐食性、耐磨耗性に優れるという
性質からセラミック製ガスタービンやセラミック製ター
ボチャージャー等の開発が進められている。
【0003】前記セラミック製ガスタービンやセラミッ
ク製ターボチャージャー等を実現する為には、苛酷な高
温条件にさらされるセラミック構造体同士の間、或いは
セラミック構造体と金属構造体との間に、熱膨張、熱衝
撃等を緩和する為の応力緩衝部材を使用する必要があ
る。
ク製ターボチャージャー等を実現する為には、苛酷な高
温条件にさらされるセラミック構造体同士の間、或いは
セラミック構造体と金属構造体との間に、熱膨張、熱衝
撃等を緩和する為の応力緩衝部材を使用する必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
らある金属製ばねでは、例えば1000℃以上の高温環
境下で使用できるようなものがなく、前記セラミック製
ガスタービンやセラミック製自動車エンジン等を実現す
る上での障害となっていた。
らある金属製ばねでは、例えば1000℃以上の高温環
境下で使用できるようなものがなく、前記セラミック製
ガスタービンやセラミック製自動車エンジン等を実現す
る上での障害となっていた。
【0005】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、高温環境下で使用できるセラミックばねとその製造
方法を提供することを目的としている。
で、高温環境下で使用できるセラミックばねとその製造
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、板状のセラミ
ック層と板状の繊維状セラミック層とを積層したことを
特徴とするセラミックばねに係るものである。
ック層と板状の繊維状セラミック層とを積層したことを
特徴とするセラミックばねに係るものである。
【0007】また本発明は、帯状のセラミック層を円筒
外周面に沿う如く二重以上の渦巻き状に形成し且つ重な
り合うセラミック層間に繊維状セラミック層を形成して
なることを特徴とするセラミックばねに係るものであ
る。
外周面に沿う如く二重以上の渦巻き状に形成し且つ重な
り合うセラミック層間に繊維状セラミック層を形成して
なることを特徴とするセラミックばねに係るものであ
る。
【0008】更に本発明は、セラミック粉末とバインダ
とを混練して帯状に形成したセラミックシートと、帯状
の繊維状セラミックシートとを重ね合わせて円形断面の
マンドレルの外周に多重に巻付け、該マンドレルに巻付
けた状態でセラミックシートと繊維状セラミックシート
を乾燥し、次いで前記バインダを加熱により気化分解
し、然る後焼成することを特徴とするセラミックばねの
製造方法に係るものである。
とを混練して帯状に形成したセラミックシートと、帯状
の繊維状セラミックシートとを重ね合わせて円形断面の
マンドレルの外周に多重に巻付け、該マンドレルに巻付
けた状態でセラミックシートと繊維状セラミックシート
を乾燥し、次いで前記バインダを加熱により気化分解
し、然る後焼成することを特徴とするセラミックばねの
製造方法に係るものである。
【0009】更に本発明は、一方の面に複数のセラミッ
クリブを設け該セラミックリブの間に繊維状セラミック
層を配置した帯状のセラミック層を円筒外周面に沿う如
く二重以上の渦巻き状に且つ隣接するセラミック層のセ
ラミックリブが周方向に互いにずれるように形成したこ
とを特徴とするセラミックばねに係るものである。
クリブを設け該セラミックリブの間に繊維状セラミック
層を配置した帯状のセラミック層を円筒外周面に沿う如
く二重以上の渦巻き状に且つ隣接するセラミック層のセ
ラミックリブが周方向に互いにずれるように形成したこ
とを特徴とするセラミックばねに係るものである。
【0010】更に本発明は、セラミック粉末とバインダ
とを混練して帯状に形成したセラミックシートと、長手
方向に所要の間隔でスリットを有し且つ該スリットに前
記セラミックシートと同材質のセラミックリブを嵌め込
んだ帯状の繊維状セラミックシートとを、前記セラミッ
クリブの一方の露出面に溶剤を塗布し且つ他方の露出面
に離型剤を塗布若しくは有機質薄膜を被覆せしめた上で
重ね合わせて円形断面のマンドレルの外周に多重に巻付
け、該マンドレルに巻付けた状態でセラミックシートと
繊維状セラミックシートを乾燥し、次いで前記バインダ
を加熱により気化分解し、然る後焼成することを特徴と
するセラミックばねの製造方法に係るものである。
とを混練して帯状に形成したセラミックシートと、長手
方向に所要の間隔でスリットを有し且つ該スリットに前
記セラミックシートと同材質のセラミックリブを嵌め込
んだ帯状の繊維状セラミックシートとを、前記セラミッ
クリブの一方の露出面に溶剤を塗布し且つ他方の露出面
に離型剤を塗布若しくは有機質薄膜を被覆せしめた上で
重ね合わせて円形断面のマンドレルの外周に多重に巻付
け、該マンドレルに巻付けた状態でセラミックシートと
繊維状セラミックシートを乾燥し、次いで前記バインダ
を加熱により気化分解し、然る後焼成することを特徴と
するセラミックばねの製造方法に係るものである。
【0011】更に本発明は、一方の面に周方向等間隔で
放射状に複数のセラミックリブを設け該セラミックリブ
の間に繊維状セラミック層を配置した複数のセラミック
中空円盤層を、隣接するセラミック中空円盤層のセラミ
ックリブが互い違いとなるように周方向に所要角度ずら
して積層したことを特徴とするセラミックばねに係るも
のである。
放射状に複数のセラミックリブを設け該セラミックリブ
の間に繊維状セラミック層を配置した複数のセラミック
中空円盤層を、隣接するセラミック中空円盤層のセラミ
ックリブが互い違いとなるように周方向に所要角度ずら
して積層したことを特徴とするセラミックばねに係るも
のである。
【0012】更に本発明は、セラミック粉末とバインダ
とを混練して形成したセラミック中空円盤と、周方向等
間隔位置に半径方向に延びるスリットを有し且つ該スリ
ットに前記セラミック中空円盤と同材質のセラミックリ
ブを嵌め込んだ繊維状セラミック中空円盤とを、前記セ
ラミックリブの一方の露出面に溶剤を塗布し且つ他方の
露出面に離型剤を塗布若しくは有機質薄膜を被覆せしめ
た上で隣接する前記繊維状セラミック中空円盤のスリッ
トが周方向に互い違いにずれるよう複数層交互に積み重
ねて積層体を構成し、該積層体を適度な加圧力平坦に押
さえながら乾燥させ、次いで前記バインダを加熱により
気化分解し、然る後焼成することを特徴とするセラミッ
クばねの製造方法に係るものである。
とを混練して形成したセラミック中空円盤と、周方向等
間隔位置に半径方向に延びるスリットを有し且つ該スリ
ットに前記セラミック中空円盤と同材質のセラミックリ
ブを嵌め込んだ繊維状セラミック中空円盤とを、前記セ
ラミックリブの一方の露出面に溶剤を塗布し且つ他方の
露出面に離型剤を塗布若しくは有機質薄膜を被覆せしめ
た上で隣接する前記繊維状セラミック中空円盤のスリッ
トが周方向に互い違いにずれるよう複数層交互に積み重
ねて積層体を構成し、該積層体を適度な加圧力平坦に押
さえながら乾燥させ、次いで前記バインダを加熱により
気化分解し、然る後焼成することを特徴とするセラミッ
クばねの製造方法に係るものである。
【0013】
【作用】本発明では、全ての構成が耐熱性に優れたセラ
ミック材料であり、しかも繊維状セラミック層を隔てた
多層構造となっているので、高温環境下で使用する際の
断熱効果が高く熱応力が低いと共にシール性も得られ
る。
ミック材料であり、しかも繊維状セラミック層を隔てた
多層構造となっているので、高温環境下で使用する際の
断熱効果が高く熱応力が低いと共にシール性も得られ
る。
【0014】また本発明では、渦巻状に形成しているの
で、半径方向の弾性変位を生じることができ、セラミッ
ク層と繊維状セラミック層との間の相対変位による摩擦
が付加され、ダンパの機能が生ずる。
で、半径方向の弾性変位を生じることができ、セラミッ
ク層と繊維状セラミック層との間の相対変位による摩擦
が付加され、ダンパの機能が生ずる。
【0015】更に本発明では、渦巻き状のセラミックば
ねが極めて容易に製作され、しかも後加工の不要な完成
品として得られる。
ねが極めて容易に製作され、しかも後加工の不要な完成
品として得られる。
【0016】更に本発明では、セラミック層のセラミッ
クリブが周方向に互いにずれているので、耐熱性、断熱
効果のほか緩衝部品としての機能を有する。
クリブが周方向に互いにずれているので、耐熱性、断熱
効果のほか緩衝部品としての機能を有する。
【0017】更に本発明では、セラミックリブを有した
渦巻き状のセラミックばねが極めて容易に製作され、し
かも後加工の不要な完成品として得られる。
渦巻き状のセラミックばねが極めて容易に製作され、し
かも後加工の不要な完成品として得られる。
【0018】更に本発明では、セラミック中空円盤層の
セラミックリブが互い違いとなるように周方向に所要角
度ずらして積層してあるので、積層方向に均等なばね定
数を有する耐熱性、断熱性のばねが得られる。
セラミックリブが互い違いとなるように周方向に所要角
度ずらして積層してあるので、積層方向に均等なばね定
数を有する耐熱性、断熱性のばねが得られる。
【0019】更に本発明では、円盤状のセラミックばね
が極めて容易に製作され、しかも後加工の不要な完成品
として得られる。
が極めて容易に製作され、しかも後加工の不要な完成品
として得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
る。
【0021】図2に示す如く、セラミック粉末1とメチ
ルセルロース等のバインダ2とを混練し、押出し成形ま
たはドクターブレードで、厚さ0.1〜3mmの帯状に
成形したセラミックシート3と、長繊維、短繊維、ウイ
スカ等の形態で、フェルト、ペーパ、ニット状の帯状に
成形した繊維状セラミックシート4とを重ね合わせ、図
3に示すようにセラミックシート3側が内径側になるよ
う円形断面のマンドレル5の外周に多重に巻付け、外径
側もセラミックシート3になるようにし、該巻付けたセ
ラミックシート3と繊維状セラミックシート4の夫々の
終端部を図示しないバンド等により固定する。この際マ
ンドレル5の表面には、セラミックシート3との接合を
防止するための反応防止剤をコーティングして膜状にし
ておく。
ルセルロース等のバインダ2とを混練し、押出し成形ま
たはドクターブレードで、厚さ0.1〜3mmの帯状に
成形したセラミックシート3と、長繊維、短繊維、ウイ
スカ等の形態で、フェルト、ペーパ、ニット状の帯状に
成形した繊維状セラミックシート4とを重ね合わせ、図
3に示すようにセラミックシート3側が内径側になるよ
う円形断面のマンドレル5の外周に多重に巻付け、外径
側もセラミックシート3になるようにし、該巻付けたセ
ラミックシート3と繊維状セラミックシート4の夫々の
終端部を図示しないバンド等により固定する。この際マ
ンドレル5の表面には、セラミックシート3との接合を
防止するための反応防止剤をコーティングして膜状にし
ておく。
【0022】上述のセラミック粉末1及び繊維状セラミ
ックシート4は、素材が酸化物、窒化物、炭化物、ほう
化物の単独成分もしくは複合成分も含むものであり、マ
ンドレル5は、後述する焼成工程で分解しないセラミッ
クであり、酸化物、窒化物、炭化物、ほう化物の単独成
分もしくは複合成分からなる中実の円柱状又は中空の円
筒形状をした焼結体である。
ックシート4は、素材が酸化物、窒化物、炭化物、ほう
化物の単独成分もしくは複合成分も含むものであり、マ
ンドレル5は、後述する焼成工程で分解しないセラミッ
クであり、酸化物、窒化物、炭化物、ほう化物の単独成
分もしくは複合成分からなる中実の円柱状又は中空の円
筒形状をした焼結体である。
【0023】マンドレル5の外周に、セラミックシート
3と繊維状セラミックシート4を多重に巻付け、図3の
まま加熱して乾燥させた後、図示しない大気雰囲気の加
熱炉等に入れて800℃程度に加熱することによって、
前記セラミックシート3に含まれるバインダ2を気化分
解して除去し、徐冷後に前記マンドレル5を取り外す
と、セラミックシート3と繊維状セラミックシート4と
を一体的に重ねたセラミック渦巻き状の脱脂成形体が得
られ、更にこの脱脂成形体を図示しない不活性雰囲気の
別の加熱炉等に入れ、前記より更に高温(セラミックが
アルミナの場合は1500℃程度、窒化珪素の場合は1
800℃程度)で加熱して焼成すると、該焼成により靱
性を得た図1に示すようなセラミック層3Aと繊維状セ
ラミック層4Aとを一体的に重ねた半径方向に弾性変位
可能なセラミック渦巻き状ばね6が製作される。
3と繊維状セラミックシート4を多重に巻付け、図3の
まま加熱して乾燥させた後、図示しない大気雰囲気の加
熱炉等に入れて800℃程度に加熱することによって、
前記セラミックシート3に含まれるバインダ2を気化分
解して除去し、徐冷後に前記マンドレル5を取り外す
と、セラミックシート3と繊維状セラミックシート4と
を一体的に重ねたセラミック渦巻き状の脱脂成形体が得
られ、更にこの脱脂成形体を図示しない不活性雰囲気の
別の加熱炉等に入れ、前記より更に高温(セラミックが
アルミナの場合は1500℃程度、窒化珪素の場合は1
800℃程度)で加熱して焼成すると、該焼成により靱
性を得た図1に示すようなセラミック層3Aと繊維状セ
ラミック層4Aとを一体的に重ねた半径方向に弾性変位
可能なセラミック渦巻き状ばね6が製作される。
【0024】マンドレル5にセラミック焼結体を用いた
場合には、セラミック渦巻き状ばね6の内径がマンドレ
ル5外径とほぼ同一寸法に焼成され、セラミック渦巻き
状ばね6の外径は焼成時に収縮する。マンドレル5にセ
ラミック粉末とバインダとを混練した成形体を用いた場
合には、焼成によりセラミックシート3と同一の収縮を
呈するが、いずれの場合にも焼成収縮率は既知であるの
で、焼成後のセラミック渦巻き状ばね6の寸法を管理す
ることができる。
場合には、セラミック渦巻き状ばね6の内径がマンドレ
ル5外径とほぼ同一寸法に焼成され、セラミック渦巻き
状ばね6の外径は焼成時に収縮する。マンドレル5にセ
ラミック粉末とバインダとを混練した成形体を用いた場
合には、焼成によりセラミックシート3と同一の収縮を
呈するが、いずれの場合にも焼成収縮率は既知であるの
で、焼成後のセラミック渦巻き状ばね6の寸法を管理す
ることができる。
【0025】ここで、前記焼成は通常の常圧焼結や加圧
焼結で良いが、全体を適当な埋め粉で包んで均一温度で
加熱することが好ましい。また焼成後のマンドレル5と
セラミック渦巻き状ばね6との離形は、マンドレル5の
表面にあらかじめコーティングした反応防止膜の効果と
セラミック渦巻き状ばね6のばね効果とにより、容易に
行うことができる。
焼結で良いが、全体を適当な埋め粉で包んで均一温度で
加熱することが好ましい。また焼成後のマンドレル5と
セラミック渦巻き状ばね6との離形は、マンドレル5の
表面にあらかじめコーティングした反応防止膜の効果と
セラミック渦巻き状ばね6のばね効果とにより、容易に
行うことができる。
【0026】以上の如くして製作された図1のセラミッ
ク渦巻き状ばね6は、セラミック層3Aと繊維状セラミ
ック層4Aとが重ねてあるため、耐熱性に優れたセラミ
ックであるため、高温環境下で使用することが可能であ
り、苛酷な高温条件にさらされるセラミック構造体同士
の間、或いはセラミック構造と金属構造体との間に、熱
膨脹、熱衝撃等を緩和する為の応力緩衝部材として使用
することができる。
ク渦巻き状ばね6は、セラミック層3Aと繊維状セラミ
ック層4Aとが重ねてあるため、耐熱性に優れたセラミ
ックであるため、高温環境下で使用することが可能であ
り、苛酷な高温条件にさらされるセラミック構造体同士
の間、或いはセラミック構造と金属構造体との間に、熱
膨脹、熱衝撃等を緩和する為の応力緩衝部材として使用
することができる。
【0027】更に、前記セラミック渦巻き状ばね6は、
繊維状セラミック層4Aを隔てた多重構造となっている
ので断熱効果が高く、例えば温度差のあるセラミック構
造体と金属構造体との間に用いる場合等に有用性が高
い。
繊維状セラミック層4Aを隔てた多重構造となっている
ので断熱効果が高く、例えば温度差のあるセラミック構
造体と金属構造体との間に用いる場合等に有用性が高
い。
【0028】更に、前記セラミック渦巻き状ばね6は、
セラミック層3Aの厚みや巻き数等を変えることにより
任意にばね剛性を設定することができるので、ばね剛性
の設計が極めて容易である。
セラミック層3Aの厚みや巻き数等を変えることにより
任意にばね剛性を設定することができるので、ばね剛性
の設計が極めて容易である。
【0029】更に、前記セラミック渦巻き状ばね6は、
摩擦減衰機能を有している。
摩擦減衰機能を有している。
【0030】即ち、前記セラミック渦巻き状ばね6が半
径方向に弾性変位すると、重なり合うセラミック層3A
相互間に周方向の相対変位が二次的に生じる。この際、
繊維状セラミック層4Aの繊維同士の摩擦力、セラミッ
ク層3Aと繊維状セラミック層4A間の相対変位による
摩擦力によって、前記セラミック渦巻き状ばね6に作用
した運動エネルギーが減衰される。
径方向に弾性変位すると、重なり合うセラミック層3A
相互間に周方向の相対変位が二次的に生じる。この際、
繊維状セラミック層4Aの繊維同士の摩擦力、セラミッ
ク層3Aと繊維状セラミック層4A間の相対変位による
摩擦力によって、前記セラミック渦巻き状ばね6に作用
した運動エネルギーが減衰される。
【0031】又、以上に述べた製造方法によれば、前記
の如き種々の効果を有するセラミック渦巻き状ばね6を
極めて容易に製作することができるので量産性が高く、
しかも、後加工の不要な完成品として得ることができる
ので製作コストが低い。
の如き種々の効果を有するセラミック渦巻き状ばね6を
極めて容易に製作することができるので量産性が高く、
しかも、後加工の不要な完成品として得ることができる
ので製作コストが低い。
【0032】図4〜図7は本発明の他の実施例を示すも
ので、図4に示す如く、セラミック粉末1とバインダ2
とを混練して帯状に形成したセラミックシート3と、長
手方向に所要の間隔Lで長方形状のスリット7を有し、
且つ該スリット7に前記セラミックシート3と同材質の
セラミックリブ8を嵌め込んだ繊維状セラミックシート
4’とを、図5に示すように前記セラミックリブ8の一
方の露出面8aに水等の溶剤9を塗布し、且つ他方の露
出面8bにシリコンやテフロン等の離型剤10を塗布若
しくは薄いプラスチックフィルム11(有機質薄膜)を
被覆せしめた上で重ね合わせ、図6に示す如く、円形断
面のマンドレル5の外周に多重に巻付け、該巻付けたセ
ラミックシート3と繊維状セラミックシート4’の夫々
の終端部を図示しないバンド等により固定する。
ので、図4に示す如く、セラミック粉末1とバインダ2
とを混練して帯状に形成したセラミックシート3と、長
手方向に所要の間隔Lで長方形状のスリット7を有し、
且つ該スリット7に前記セラミックシート3と同材質の
セラミックリブ8を嵌め込んだ繊維状セラミックシート
4’とを、図5に示すように前記セラミックリブ8の一
方の露出面8aに水等の溶剤9を塗布し、且つ他方の露
出面8bにシリコンやテフロン等の離型剤10を塗布若
しくは薄いプラスチックフィルム11(有機質薄膜)を
被覆せしめた上で重ね合わせ、図6に示す如く、円形断
面のマンドレル5の外周に多重に巻付け、該巻付けたセ
ラミックシート3と繊維状セラミックシート4’の夫々
の終端部を図示しないバンド等により固定する。
【0033】ここで、前記繊維状セラミックシート4’
のスリット7の間隔Lは必ずしも一定ではなく、セラミ
ックシート3と繊維状セラミックシート4’とを重ね合
わせてマンドレル5に巻付けた際に、半径方向にセラミ
ックシート3を挟んで隣接する繊維状セラミックシート
4’相互のスリット7が互い違いとなるよう適宜の間隔
Lが設定してある。
のスリット7の間隔Lは必ずしも一定ではなく、セラミ
ックシート3と繊維状セラミックシート4’とを重ね合
わせてマンドレル5に巻付けた際に、半径方向にセラミ
ックシート3を挟んで隣接する繊維状セラミックシート
4’相互のスリット7が互い違いとなるよう適宜の間隔
Lが設定してある。
【0034】次いで、図6の状態のまま前記セラミック
シート3と繊維状セラミックシート4を加熱して乾燥さ
せた後、図示しない大気雰囲気の加熱炉に入れて加熱す
ることにより前記セラミックシート3及びセラミックリ
ブ8に含まれるバインダ2を気化分解して除去し、徐冷
後に前記マンドレル5を取り外すと、半径方向に隣接す
るセラミックシート3の一方の対向面3aに接合され、
且つ半径方向にセラミックシート3を挟んで隣接する相
互が互い違いとなるよう周方向に所要角度ずらして配置
した複数のセラミックリブ8を備え、該セラミックリブ
8の間に繊維状セラミックシート4’が配置された渦巻
き状のセラミックシート3の脱脂成形体が得られ、更に
この脱脂成形体を図示しない不活性雰囲気の別の加熱炉
等に入れ、前記より更に高温で加熱して焼成すると、図
7に示すように、該焼成により靱性を得た渦巻き状のセ
ラミック層3Aとセラミックリブ8、繊維状セラミック
層4A’の焼成体によって、半径方向に弾性変形可能な
セラミック渦巻き状ばね6’が製作される。
シート3と繊維状セラミックシート4を加熱して乾燥さ
せた後、図示しない大気雰囲気の加熱炉に入れて加熱す
ることにより前記セラミックシート3及びセラミックリ
ブ8に含まれるバインダ2を気化分解して除去し、徐冷
後に前記マンドレル5を取り外すと、半径方向に隣接す
るセラミックシート3の一方の対向面3aに接合され、
且つ半径方向にセラミックシート3を挟んで隣接する相
互が互い違いとなるよう周方向に所要角度ずらして配置
した複数のセラミックリブ8を備え、該セラミックリブ
8の間に繊維状セラミックシート4’が配置された渦巻
き状のセラミックシート3の脱脂成形体が得られ、更に
この脱脂成形体を図示しない不活性雰囲気の別の加熱炉
等に入れ、前記より更に高温で加熱して焼成すると、図
7に示すように、該焼成により靱性を得た渦巻き状のセ
ラミック層3Aとセラミックリブ8、繊維状セラミック
層4A’の焼成体によって、半径方向に弾性変形可能な
セラミック渦巻き状ばね6’が製作される。
【0035】このセラミック渦巻き状ばね6’の場合に
は、前述した図1〜図3のセラミック渦巻き状ばね6と
同様に半径方向への弾性変位機能を有していることに加
え、セラミックリブ8を備えたことによる摩擦減衰機能
を有している。
は、前述した図1〜図3のセラミック渦巻き状ばね6と
同様に半径方向への弾性変位機能を有していることに加
え、セラミックリブ8を備えたことによる摩擦減衰機能
を有している。
【0036】即ち、前記セラミック渦巻き状ばね6’が
半径方向に弾性変位すると、重なり合うセラミック層3
A相互間に周方向の相対変位が二次的に生じる。この
際、半径方向に隣接するセラミック層3Aの一方の対向
面3aに接合された複数のセラミックリブ8が他方の対
向面3bに摺接し、その摩擦力によって前記セラミック
渦巻き状ばね6’に作用した運動エネルギーが減衰さ
れ、更に繊維状セラミック層4A’の繊維同士の摩擦
力、セラミック層3Aと繊維状セラミック層4A’間の
相対変位による摩擦力によっても前記セラミック渦巻き
状ばね6’に作用した運動エネルギーが減衰される。
半径方向に弾性変位すると、重なり合うセラミック層3
A相互間に周方向の相対変位が二次的に生じる。この
際、半径方向に隣接するセラミック層3Aの一方の対向
面3aに接合された複数のセラミックリブ8が他方の対
向面3bに摺接し、その摩擦力によって前記セラミック
渦巻き状ばね6’に作用した運動エネルギーが減衰さ
れ、更に繊維状セラミック層4A’の繊維同士の摩擦
力、セラミック層3Aと繊維状セラミック層4A’間の
相対変位による摩擦力によっても前記セラミック渦巻き
状ばね6’に作用した運動エネルギーが減衰される。
【0037】図8〜図13は本発明の更に他の実施例を
示すもので、図8に示す如く、セラミック粉末1とメチ
ルセルロース等のバインダ2とを混練してシート状に押
し出し成形したセラミックシート12を打抜き加工する
ことによりセラミック中空円盤13を形成する。
示すもので、図8に示す如く、セラミック粉末1とメチ
ルセルロース等のバインダ2とを混練してシート状に押
し出し成形したセラミックシート12を打抜き加工する
ことによりセラミック中空円盤13を形成する。
【0038】又、図9に示す如く、長繊維、短繊維、ウ
イスカ等の形態で、フェルト、ペーパ、ニット状の帯状
に成形した繊維状セラミックシート14を打抜き加工す
ることにより、周方向等間隔位置に半径方向に延びるス
リット15を有する繊維状セラミック中空円盤16を形
成し、前記スリット15には前記セラミック中空円盤1
3と同材質のセラミックリブ17を嵌め込む。
イスカ等の形態で、フェルト、ペーパ、ニット状の帯状
に成形した繊維状セラミックシート14を打抜き加工す
ることにより、周方向等間隔位置に半径方向に延びるス
リット15を有する繊維状セラミック中空円盤16を形
成し、前記スリット15には前記セラミック中空円盤1
3と同材質のセラミックリブ17を嵌め込む。
【0039】ここで、前記繊維状セラミック中空円盤1
6の中心Oから前記スリット15の外側端までの寸法r
1 と前記スリット15の内側端までの寸法r2 は、夫々
前記セラミック中空円盤13の外径R1 と内径R2 と等
しくなるようにしておく。
6の中心Oから前記スリット15の外側端までの寸法r
1 と前記スリット15の内側端までの寸法r2 は、夫々
前記セラミック中空円盤13の外径R1 と内径R2 と等
しくなるようにしておく。
【0040】次いで、図10に示す如く、前記セラミッ
クリブ17の露出面17aに水等の溶剤9を塗布した上
で、図11に示す如く、前記セラミック中空円盤13と
繊維状セラミック中空円盤16とを複数層交互に積み重
ねて積層体18を構成し、該積層体18を押え板19,
19により適度な加圧力で平坦に押えることによって、
前記セラミックリブ17とセラミック中空円盤13とを
接合して積層体18を一体化する。
クリブ17の露出面17aに水等の溶剤9を塗布した上
で、図11に示す如く、前記セラミック中空円盤13と
繊維状セラミック中空円盤16とを複数層交互に積み重
ねて積層体18を構成し、該積層体18を押え板19,
19により適度な加圧力で平坦に押えることによって、
前記セラミックリブ17とセラミック中空円盤13とを
接合して積層体18を一体化する。
【0041】この際、前記セラミック中空円盤13を挟
んで隣接する繊維状セラミック中空円盤16相互のスリ
ット15が、図12に示す如く周方向に互い違いにθ角
度ずれるよう配置して積層体18を構成する。例えば、
図示の例では1枚の繊維状セラミック中空円盤16に8
個のスリット15を等間隔に形成しているので、隣接す
る繊維状セラミック中空円盤16相互を22.5度ずつ
角度をずらして積層する。
んで隣接する繊維状セラミック中空円盤16相互のスリ
ット15が、図12に示す如く周方向に互い違いにθ角
度ずれるよう配置して積層体18を構成する。例えば、
図示の例では1枚の繊維状セラミック中空円盤16に8
個のスリット15を等間隔に形成しているので、隣接す
る繊維状セラミック中空円盤16相互を22.5度ずつ
角度をずらして積層する。
【0042】次いで、図11のまま前記積層体18を押
え板19,19により適度な加圧力で平坦に押えながら
加熱して乾燥させた後、図示しない大気雰囲気の加熱炉
等に入れて800℃程度に加熱することによって、前記
セラミック中空円盤13及びセラミックリブ17に含ま
れるバインダ2類を気化分解して除去し、然る後、図示
しない不活性雰囲気の別の加熱炉等に入れて前記より更
に高温(セラミックがアルミナの場合は1500℃程
度、窒化珪素の場合は1800℃程度)で加熱し、前記
セラミック中空円盤13及びセラミックリブ17を焼成
すると、図13の周方向断面展開図に示されるように、
焼成されて靱性を得たセラミック中空円盤層13Aのセ
ラミックリブ17の間に繊維状セラミック層16Aが配
置され、セラミック中空円盤層13Aの周方向複数箇所
が隣接する各層において互い違いに弾性変形可能とな
り、全体として積層方向に均等なばね定数を有するセラ
ミック中空円盤積層ばね20が製作される。
え板19,19により適度な加圧力で平坦に押えながら
加熱して乾燥させた後、図示しない大気雰囲気の加熱炉
等に入れて800℃程度に加熱することによって、前記
セラミック中空円盤13及びセラミックリブ17に含ま
れるバインダ2類を気化分解して除去し、然る後、図示
しない不活性雰囲気の別の加熱炉等に入れて前記より更
に高温(セラミックがアルミナの場合は1500℃程
度、窒化珪素の場合は1800℃程度)で加熱し、前記
セラミック中空円盤13及びセラミックリブ17を焼成
すると、図13の周方向断面展開図に示されるように、
焼成されて靱性を得たセラミック中空円盤層13Aのセ
ラミックリブ17の間に繊維状セラミック層16Aが配
置され、セラミック中空円盤層13Aの周方向複数箇所
が隣接する各層において互い違いに弾性変形可能とな
り、全体として積層方向に均等なばね定数を有するセラ
ミック中空円盤積層ばね20が製作される。
【0043】以上の如くして製作されたセラミック中空
円盤積層ばね20は、全ての構成が耐熱性に優れたセラ
ミック材料である為、高温環境下で使用することが可能
であり、苛酷な高温条件にさらされるセラミック構造体
同士の間、あるいはセラミック構造と金属構造体との間
に、軸方向の熱膨張、熱衝撃等を緩和する為の応力緩衝
部材として使用することができる。
円盤積層ばね20は、全ての構成が耐熱性に優れたセラ
ミック材料である為、高温環境下で使用することが可能
であり、苛酷な高温条件にさらされるセラミック構造体
同士の間、あるいはセラミック構造と金属構造体との間
に、軸方向の熱膨張、熱衝撃等を緩和する為の応力緩衝
部材として使用することができる。
【0044】更に、前記セラミック中空円盤積層ばね2
0は、繊維状セラミック層16Aを隔てた多重構造とな
っているので断熱効果が高く、例えば温度差のあるセラ
ミック構造体と金属構造体との間に用いる場合等に有用
性が高い。
0は、繊維状セラミック層16Aを隔てた多重構造とな
っているので断熱効果が高く、例えば温度差のあるセラ
ミック構造体と金属構造体との間に用いる場合等に有用
性が高い。
【0045】又、前記セラミック中空円盤積層ばね20
は、各セラミック中空円盤層13A及び各セラミックリ
ブ17が薄肉構造となっているので熱応力が低く、耐久
性が高い。
は、各セラミック中空円盤層13A及び各セラミックリ
ブ17が薄肉構造となっているので熱応力が低く、耐久
性が高い。
【0046】更に、前記セラミック中空円盤積層ばね2
0は、セラミック中空円盤層13Aの積層枚数を変える
ことにより任意にばね剛性を設定することができるの
で、ばね剛性の設計が極めて容易である。
0は、セラミック中空円盤層13Aの積層枚数を変える
ことにより任意にばね剛性を設定することができるの
で、ばね剛性の設計が極めて容易である。
【0047】又、以上に述べた製造方法によれば、前記
の如き種々の効果を有するセラミック中空円盤積層ばね
20を極めて容易に製作することができるので量産性が
高く、しかも、後加工の不要な完成品として得ることが
できるので製作コストが低い。
の如き種々の効果を有するセラミック中空円盤積層ばね
20を極めて容易に製作することができるので量産性が
高く、しかも、後加工の不要な完成品として得ることが
できるので製作コストが低い。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、全ての構成が耐熱性
に優れたセラミック材料である為、高温環境下で使用す
ることが可能であり、苛酷な高温条件にさらされるセラ
ミック構造体同士の間、或いはセラミック構造体と金属
構造体との間に、熱膨張、熱衝撃等を緩和する為の応力
緩衝部材として使用することができる。
に優れたセラミック材料である為、高温環境下で使用す
ることが可能であり、苛酷な高温条件にさらされるセラ
ミック構造体同士の間、或いはセラミック構造体と金属
構造体との間に、熱膨張、熱衝撃等を緩和する為の応力
緩衝部材として使用することができる。
【0049】又、板状のセラミック層の間に繊維状セラ
ミック層が介在している為、断熱効果が高く、繊維同士
の摩擦力による運動エネルギー減衰効果により、応力緩
衝部品として有効である。
ミック層が介在している為、断熱効果が高く、繊維同士
の摩擦力による運動エネルギー減衰効果により、応力緩
衝部品として有効である。
【0050】請求項2の発明は、全ての構成が耐熱性に
優れたセラミック材料である為、高温環境下で使用する
ことが可能であり、帯状のセラミック層間に帯状の繊維
状セラミック層を形成した多重構造となっているので、
断熱効果が高く、薄肉構造となっているので熱応力が低
く、耐久性が高い効果があり、更に、セラミック層の厚
みや巻き数等を変えることにより任意にばね剛性を設定
することができるので、半径方向のばね剛性の設計が極
めて容易である。
優れたセラミック材料である為、高温環境下で使用する
ことが可能であり、帯状のセラミック層間に帯状の繊維
状セラミック層を形成した多重構造となっているので、
断熱効果が高く、薄肉構造となっているので熱応力が低
く、耐久性が高い効果があり、更に、セラミック層の厚
みや巻き数等を変えることにより任意にばね剛性を設定
することができるので、半径方向のばね剛性の設計が極
めて容易である。
【0051】請求項3の発明は、前記の如き種々の効果
を有する請求項2に記載のセラミックばねを極めて容易
に製作できるので量産性が高く、しかも、後加工の不要
な完成品として得ることができるので製作コストが低い
効果がある。
を有する請求項2に記載のセラミックばねを極めて容易
に製作できるので量産性が高く、しかも、後加工の不要
な完成品として得ることができるので製作コストが低い
効果がある。
【0052】請求項4の発明は、前記請求項2の発明と
同様の効果を奏することに加え、セラミックリブによる
摩擦減衰機能、繊維状セラミックの繊維同士の摩擦力に
よる運動エネルギー減衰効果が期待できる。
同様の効果を奏することに加え、セラミックリブによる
摩擦減衰機能、繊維状セラミックの繊維同士の摩擦力に
よる運動エネルギー減衰効果が期待できる。
【0053】請求項5の発明は、前記の如き種々の効果
を有する請求項4に記載のセラミックばねを極めて容易
に製作できるので量産性が高く、しかも、後加工の不要
な完成品として得ることができるので製作コストが低い
効果がある。
を有する請求項4に記載のセラミックばねを極めて容易
に製作できるので量産性が高く、しかも、後加工の不要
な完成品として得ることができるので製作コストが低い
効果がある。
【0054】請求項6の発明は、全ての構成が耐熱性に
優れたセラミック材料である為、高温環境下で使用する
ことが可能であり、セラミック中空円盤層間に繊維状セ
ラミック層を形成した多重構造となっているので、断熱
効果が高く、薄肉構造となっているので熱応力が低く、
耐久性が高い効果があり、更に、セラミック中空円盤の
積層枚数を変えることにより任意にばね剛性を設定する
ことができるので、軸方向のばね剛性の設計が極めて容
易である。
優れたセラミック材料である為、高温環境下で使用する
ことが可能であり、セラミック中空円盤層間に繊維状セ
ラミック層を形成した多重構造となっているので、断熱
効果が高く、薄肉構造となっているので熱応力が低く、
耐久性が高い効果があり、更に、セラミック中空円盤の
積層枚数を変えることにより任意にばね剛性を設定する
ことができるので、軸方向のばね剛性の設計が極めて容
易である。
【0055】請求項7の発明は、前記の如き種々の効果
を有する請求項6に記載のセラミックばねを極めて容易
に製作できるので量産性が高く、しかも、後加工の不要
な完成品として得ることができるので製作コストが低い
効果がある。
を有する請求項6に記載のセラミックばねを極めて容易
に製作できるので量産性が高く、しかも、後加工の不要
な完成品として得ることができるので製作コストが低い
効果がある。
【図1】本発明のセラミックばねの一実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の一実施例におけるセラミックシートと
繊維状セラミックシートの斜視図である。
繊維状セラミックシートの斜視図である。
【図3】図2のセラミックシートと繊維状セラミックシ
ートを重ね合わせてマンドレルに巻き付けた状態を示す
断面図である。
ートを重ね合わせてマンドレルに巻き付けた状態を示す
断面図である。
【図4】本発明の他の実施例におけるセラミックシート
と繊維状セラミックシートの斜視図である。
と繊維状セラミックシートの斜視図である。
【図5】図4の繊維状セラミックシートのスリットに嵌
め込んだセラミックリブの拡大断面図である。
め込んだセラミックリブの拡大断面図である。
【図6】図4のセラミックシートと繊維状セラミックシ
ートを重ね合わせてマンドレルに巻き付けた状態を示す
断面図である。
ートを重ね合わせてマンドレルに巻き付けた状態を示す
断面図である。
【図7】図6のセラミックばねが完成した状態の斜視図
である。
である。
【図8】本発明の更に他の実施例におけるセラミック中
空円盤の平面図である。
空円盤の平面図である。
【図9】本発明の更に他の実施例における繊維状セラミ
ック中空円盤の平面図である。
ック中空円盤の平面図である。
【図10】図9の繊維状セラミック中空円盤のスリット
に嵌め込んだセラミックリブの拡大斜視図である。
に嵌め込んだセラミックリブの拡大斜視図である。
【図11】本発明の更に他の実施例における積層体の一
部を切り欠いて示す側面図である。
部を切り欠いて示す側面図である。
【図12】繊維状セラミック中空円盤相互の積層状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図13】図12のセラミック中空円盤積層ばねが完成
した状態の図12の周方向断面の展開図である。
した状態の図12の周方向断面の展開図である。
1 セラミック粉末 2 バインダ 3 セラミックシート 3A セラミック層 4,4’繊維状セラミックシート 4A 繊維状セラミック層 4A’ 繊維状セラミック層 5 マンドレル 7 スリット 8 セラミックリブ 9 溶剤 10 離型剤 11 プラスチックフィルム(有機質薄膜) 12 セラミックシート 13 セラミック中空円盤 13A セラミック中空円盤層 14 繊維状セラミックシート 15 スリット 16 繊維状セラミック中空円盤 16A 繊維状セラミック層 17 セラミックリブ 18 積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮原 薫 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社技術研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 板状のセラミック層と板状の繊維状セラ
ミック層とを積層したことを特徴とするセラミックば
ね。 - 【請求項2】 帯状のセラミック層を円筒外周面に沿う
如く二重以上の渦巻き状に形成し且つ重なり合うセラミ
ック層間に帯状の繊維状セラミック層を形成してなるこ
とを特徴とするセラミックばね。 - 【請求項3】 セラミック粉末とバインダとを混練して
帯状に形成したセラミックシートと、帯状の繊維状セラ
ミックシートとを重ね合わせて円形断面のマンドレルの
外周に多重に巻付け、該マンドレルに巻付けた状態でセ
ラミックシートと繊維状セラミックシートを乾燥し、次
いで前記バインダを加熱により気化分解し、然る後焼成
することを特徴とするセラミックばねの製造方法。 - 【請求項4】 一方の面に複数のセラミックリブを設け
該セラミックリブの間に繊維状セラミック層を配置した
帯状のセラミック層を円筒外周面に沿う如く二重以上の
渦巻き状に且つ隣接するセラミック層のセラミックリブ
が周方向に互いにずれるように形成したことを特徴とす
るセラミックばね。 - 【請求項5】 セラミック粉末とバインダとを混練して
帯状に形成したセラミックシートと、長手方向に所要の
間隔でスリットを有し且つ該スリットに前記セラミック
シートと同材質のセラミックリブを嵌め込んだ帯状の繊
維状セラミックシートとを、前記セラミックリブの一方
の露出面に溶剤を塗布し且つ他方の露出面に離型剤を塗
布若しくは有機質薄膜を被覆せしめた上で重ね合わせて
円形断面のマンドレルの外周に多重に巻付け、該マンド
レルに巻付けた状態でセラミックシートと繊維状セラミ
ックシートを乾燥し、次いで前記バインダを加熱により
気化分解し、然る後焼成することを特徴とするセラミッ
クばねの製造方法。 - 【請求項6】 一方の面に周方向等間隔で放射状に複数
のセラミックリブを設け該セラミックリブの間に繊維状
セラミック層を配置した複数のセラミック中空円盤層
を、隣接するセラミック中空円盤層のセラミックリブが
互い違いとなるように周方向に所要角度ずらして積層し
たことを特徴とするセラミックばね。 - 【請求項7】 セラミック粉末とバインダとを混練して
形成したセラミック中空円盤と、周方向等間隔位置に半
径方向に延びるスリットを有し且つ該スリットに前記セ
ラミック中空円盤と同材質のセラミックリブを嵌め込ん
だ繊維状セラミック中空円盤とを、前記セラミックリブ
の一方の露出面に溶剤を塗布し且つ他方の露出面に離型
剤を塗布若しくは有機質薄膜を被覆せしめた上で隣接す
る前記繊維状セラミック中空円盤のスリットが周方向に
互い違いにずれるよう複数層交互に積み重ねて積層体を
構成し、該積層体を適度な加圧力で平坦に押さえながら
乾燥させ、次いで前記バインダを加熱により気化分解
し、然る後焼成することを特徴とするセラミックばねの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6147789A JPH0814294A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | セラミックばねとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6147789A JPH0814294A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | セラミックばねとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814294A true JPH0814294A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15438245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6147789A Pending JPH0814294A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | セラミックばねとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814294A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013167268A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Oiles Corp | 渦巻ばね装置 |
| CN112159239A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-01-01 | 景德镇陶瓷大学 | 一种卷式陶瓷膜支撑体的制备方法及其陶瓷膜制品 |
| CN114634366A (zh) * | 2022-02-17 | 2022-06-17 | 福建闽航电子有限公司 | 一种基于纤维氧化铝的陶瓷管壳制备方法 |
| CN121004275A (zh) * | 2025-10-27 | 2025-11-25 | 山东工业陶瓷研究设计院有限公司 | 一种高韧性金属陶瓷复合弹簧及其制备方法 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6147789A patent/JPH0814294A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013167268A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Oiles Corp | 渦巻ばね装置 |
| CN112159239A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-01-01 | 景德镇陶瓷大学 | 一种卷式陶瓷膜支撑体的制备方法及其陶瓷膜制品 |
| CN112159239B (zh) * | 2020-09-28 | 2022-07-15 | 景德镇陶瓷大学 | 一种卷式陶瓷膜支撑体的制备方法及其陶瓷膜制品 |
| CN114634366A (zh) * | 2022-02-17 | 2022-06-17 | 福建闽航电子有限公司 | 一种基于纤维氧化铝的陶瓷管壳制备方法 |
| CN121004275A (zh) * | 2025-10-27 | 2025-11-25 | 山东工业陶瓷研究设计院有限公司 | 一种高韧性金属陶瓷复合弹簧及其制备方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |