JPH0814348A - 無段変速機のプーリ連結構造 - Google Patents

無段変速機のプーリ連結構造

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JPH0814348A
JPH0814348A JP6144890A JP14489094A JPH0814348A JP H0814348 A JPH0814348 A JP H0814348A JP 6144890 A JP6144890 A JP 6144890A JP 14489094 A JP14489094 A JP 14489094A JP H0814348 A JPH0814348 A JP H0814348A
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昌彦 山田
Toshio Yamaguchi
俊男 山口
Kiyobumi Tanaka
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】信頼性を高めながら単純な組み立てによりコス
トダウンが図られる無段変速機の従動プーリ連結構造を
提供することを目的とする。 【構成】従動軸1の他端に形成された縮径軸部1bの外
周には、リング溝100が形成されている。このリング
溝100には、周方向に分割された複数の分割部材10
2a、102bにより構成されたC形リング102が嵌
入されている。このC形リング102の外周には、リテ
ナー104が一体的に配設されている。従動軸1の端部
1e側から圧入されたベアリング4が、リテナー104
に当接して、C形リング102及びリテナー104の軸
線方向位置を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組み立てが容易とな
り、しかも軸と各部材との連結構造が高い信頼性を得る
ことが可能な無段変速機のプーリ連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すものは、Vベルト式無段変速
機の従動プーリを示すものである。図中符号1は、駆動
プーリからVベルト2を介して伝達された回転力をアイ
ドラギヤ3を介してアイドラ軸(図示せず)に伝達する
従動軸である。この従動軸1の一端側はベアリング4を
介してケーシングを構成しているサイドカバー5に回転
自在に支持されている。
【0003】この従動軸1には、従動軸1と一体に回転
する固定円錐板6と、固定円錐板6に対向配置されてV
字状プーリ溝を形成するとともに、従動プーリシリンダ
室7に作用する油圧によって従動軸1の軸方向、すなわ
ち固定円錐板6に離接する方向へ移動可能とされた可動
円錐板8とからなる駆動プーリ9が配設されている。そ
して、従動プーリシリンダ室7は、固定円錐板6と対向
しない可動円錐板8の背面側に設けられ、シリンダ部材
10とピストン部材11により画成された空間部に形成
されている。この従動プーリシリンダ室7には、従動軸
1に穿設された油穴12及び可動円錐板8に穿設された
油穴13を通過して油圧が供給されるようになってい
る。
【0004】ところで、ベアリング4が配設されている
従動軸1の一端側は、可動円錐板8が外嵌されている摺
動部1aより三段階に縮径されているとともに、第1縮
径部1bの一端側には雄ねじ14が形成されている。ま
た、この雄ねじ14に螺合する第1ナット15をかしめ
るため、雄ねじ14の一部が軸方向に削られて、かしめ
溝16が形成されている。そして、第1縮径部1bに外
嵌されたシリンダ部材10の外嵌連結部10aは、雄ね
じ13に螺合する第1ナット15により摺動部1aに向
けて締め付けられた状態で一体に連結されるようになっ
ている。
【0005】すなわち、従動プーリ9の組み立て手順
は、先ず、シリンダ部材11を構成する第1部材11a
を可動円錐板8に連結した後、固定円錐板6とによりV
字状プーリ溝を形成するように可動円錐板7を従動軸1
の摺動部1aに外嵌する。次に、スプリングSを介して
シリンダ部材10の外嵌連結部10aを外嵌し、この外
嵌連結部10aにシリンダ部材11を構成する第2部材
11bを外嵌する。そして、雄ねじ14に第1ナット1
5を螺合していくことにより、可動円錐板8及びシリン
ダ部材10を従動軸1に連結する。そして、第2縮径部
1cにベアリング4を外嵌し、さらにパーキングギア1
7及び駆動ギア18を外嵌し、雄ねじが形成された第3
縮径部1dに第2ナット19を螺合することにより、ベ
アリング4、パーキングギア17及び駆動ギア18を従
動軸1に連結する。そして、ベアリング4のアウタレー
ス4aをサイドカバー5の内壁に当接させながら従動軸
1を配設することにより、従動プーリ9の組み立てが完
了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5で
示した従動プーリの連結構造においては、以下に示す問
題がある。第1に、従動軸1の一端部にかしめ溝16を
有する雄ねじ14が形成されることにより、ねじ研磨や
防炭処理等の仕上げ処理工程が必要となり、従動軸1の
加工費が大幅に向上してしまう。
【0007】第2に、第1ナット12の締め付け時に
は、ナット緩み防止に対する締め付けトルク管理と、か
しめ管理も行わなければならず、組み立ての際の管理工
程数が非常に多い。第3に、前述した従動軸1の加工費
の問題とともに、組み立てに多大な労力と時間が費やさ
れるので、コスト削減の面で問題がある。
【0008】第4に、シリンダ部材10の外嵌連結部1
0aに対する締め付け力と、第1ナト15に対するかし
め力を得るため、所定数の雄ねじ14のネジ山と所定寸
法のかしめ溝16の長さを必要とするので、雄ねじ14
の長さH1 が長く設定されている。そのため、サイドカ
バー5が外方に張り出して無段変速機の軸方向の寸法が
大きくなり、小型の車両への無段変速機の搭載が困難と
なる課題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、信頼性が高められながら単純な組み立てにより
コストダウンが図られる無段変速機のプーリ連結構造を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
無段変速機のプーリ連結構造は、ケーシングの内壁にベ
アリングを介して両端部が回転自在に支持される軸と、
この軸の一端側に一体に固定された固定円錐板と、前記
軸の他端側に軸線方向に移動可能となるように外嵌さ
れ、前記固定円錐板に対向配置されてV字状溝を形成す
る可動円錐板と、この可動円錐板の前記固定円錐板と対
向しない背面側に配設されて流体圧供給制御により前記
可動円錐板を軸線方向に移動させる流体圧シリンダ室と
を備える無段変速機のプーリ連結構造において、前記軸
の前記他端側にリング溝が形成され、当該リング溝に、
軸に外嵌された流体圧シリンダ室のシリンダ部材と当接
するリング部材が嵌入されているとともに、軸の他端か
ら圧入により外嵌されたベアリングが、前記リング部材
に当接してリング部材の軸方向位置を規制することを特
徴とする構造である。
【0011】また、請求項2記載の無段変速機のプーリ
連結構造は、請求項1記載の構造において、リング部材
が、リング溝への嵌入によりシリンダ部材を固定円錐板
側へ押圧する周方向に分割された複数の分割部材からな
るC形リングと、このC形リングの外周に一体的配設さ
れてC形リングの径方向の移動を拘束するリング状のリ
テナーとにより構成され、ベアリングが、前記リテナー
に当接してC形リング及びリテナーの軸方向位置を規制
することを特徴とする構造である。
【0012】
【作用】この発明の請求項1記載の無段変速機のプーリ
連結構造によれば、シリンダ部材が連結される軸の他端
側にリング溝を形成するだけなので、加工費が大幅に削
減される。また、軸に外嵌されたシリンダ部材は、リン
グ溝にリング部材が嵌入されることによりこのリング部
材と当接し、軸の他端側に圧入により外嵌されたベアリ
ングが、前記リング部材に当接してリング部材の軸方向
位置を規制するだけで軸に一体に連結されるので、単純
な組み立て手順によって極めて容易に組み立てられる。
【0013】また、従来構造のような雄ネジやかしめ溝
を形成せず、軸にはリング溝が形成されるだけなので、
軸の軸方向の長さを短く設定することが可能となり、軸
方向の寸法の短縮化が図られた無段変速機を提供するこ
とができる。また、請求項2記載の無段変速機のプーリ
連結構造は、請求項1記載の作用に加えて、リテナーに
より径方向の移動が拘束されているC形リングは、周方
向に分割された複数の分割部材により構成されているの
で、簡単にリング溝に嵌め込むことができ、さらに組み
立てを容易とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、図5に示した構造と同一構成部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。図1は本発
明に係るVベルト式無段変速機の動力伝達機構を示すス
ケルトン図である。
【0015】図中符号20は、回転駆動源としてのエン
ジンであって、その出力軸20aに流体伝動装置である
フルードカップリング22が連結されている。このフル
ードカップリング22は、ロックアップ機構付きのもの
であり、ロックアップ油室22aの油圧を制御すること
により、入力側のポンプインペラー22bと出力側のタ
ービンランナー22cとを機械的に連結し又は切り離し
可能としている。
【0016】フルードカップリング22の出力側は回転
軸23と連結されている。回転軸23は前後進切換機構
25と連結されている。この前後進切換機構25は、遊
星歯車機構27、前進用クラッチ40及び後進用ブレー
キ45を有している。遊星歯車機構27は、サンギヤ2
9と、2つのピニオンギヤ31及び33を有するピニオ
ンキャリア35と、インターナルギヤ37とから構成さ
れている。2つのピニオンギヤ31及び33は互いに噛
合しており、ピニオンギヤ31はサンギヤ29と噛合し
ており、またピニオンギヤ33はインターナルギヤ37
と噛合している。サンギヤ29は常に回転軸23と一体
に回転するように連結されている。ピニオンキャリア3
5は前進用クラッチ40によって回転軸23と連結可能
である。また、インターナルギヤ37は後進用ブレーキ
45によって静止部に対して固定可能である。ピニオン
キャリア35は回転軸23の外周に配置された駆動軸2
4と連結され、この駆動軸24に駆動プーリ50が設け
られている。
【0017】駆動プーリ50は、駆動軸24と一体に回
転する固定円錐板52と、固定円錐板52に対向配置さ
れてV字状プーリ溝を形成すると共に、駆動プーリシリ
ンダ室54に作用する油圧によって駆動軸24の軸方向
に移動可能とされた可動円錐板56とから構成されてい
る。駆動プーリ50はVベルト2によって従動プーリ9
と伝動可能に連結されている。
【0018】従動プーリ9は、一端側がベアリング4を
介して、また、他端側がベアリング60を介してサイド
カバーに回転自在に支持されている従動軸1に設けられ
ており、従動軸1と一体に回転する固定円錐板6と、固
定円錐板6に対向配置されてV字状プーリ溝を形成する
と共に、従動プーリシリンダ室7に作用する油圧によっ
て従動軸1の軸方向に移動可能とされた可動円錐板8と
から構成されている。そして、前述した駆動プーリ5
0、Vベルト2及び従動プーリ9により、Vベルト式無
段変速機構70が構成される。
【0019】また、従動軸1に一体化された駆動ギヤ1
8は、アイドラ軸74上のアイドラギヤ3と噛合してい
る。アイドラ軸74に設けられたピニオンギヤ76はフ
ァイナルギヤ78と常に噛合している。ファイナルギヤ
78には、作動装置80を構成する一対のピニオンギヤ
82及び84が取付けられており、このピニオンギヤ8
2及び84と一対のサイドギヤ86及び88が噛合して
おり、サイドギヤ86及び88は夫々出力軸90及び9
2と連結されている。
【0020】上記のような動力伝達機構にエンジン20
の出力軸20aから入力された回転力は、フルードカッ
プリング22及び回転軸23を介して前後進切換機構2
5に伝達され、前進用クラッチ40が締結されると共
に、後進用ブレーキ45が解放されている場合には一体
回転状態となっている遊星歯車機構27を介して回転軸
23の回転力が同じ回転方向のまま駆動軸24に伝達さ
れ、一方、前進用クラッチ40が解放されると共に、後
進用ブレーキ45が締結されている場合には遊星歯車機
構27の作用により回転軸23の回転力は回転方向が逆
になった状態で駆動軸24に伝達される。駆動軸24の
回転力は駆動プーリ50、Vベルト2、従動プーリ9、
従動軸1、駆動ギヤ18、アイドラギヤ3、アイドラ軸
74、ピニオンギヤ76及びファイナルギヤ78を介し
て差動装置80に伝達され、出力軸90及び92が前進
方向又は後進方向に回転する。なお、前進用クラッチ4
0及び後進用ブレーキ45の両方が解放されている場合
には動力伝達機構は中立状態となる。
【0021】上記のような動力伝達の際に、駆動プーリ
50の可動円錐板56及び従動プーリ9の可動円錐板8
を軸方向に移動させてVベルト2との接触位置半径を変
えることにより、駆動プーリ50と従動プーリ9との回
転比を変えることができる。例えば、駆動プーリ50の
V字状プーリ溝の幅を拡大すると共に、従動プーリ9の
V字状プーリ溝の幅を縮小すれば、駆動プーリ50側の
Vベルト2は接触位置半径が小さくなり、従動プーリ9
側のVベルト2は接触位置半径が大きくなり、結局大き
な変速比が得られることになる。可動円錐板56及び8
を逆方向に移動させれば上記と全く逆に変速比は小さく
なる。
【0022】次に、本実施例の従動プーリ9の具体的な
構造を、図2から図4を参照して説明する。シリンダ部
材10の外嵌連結部10aが外嵌される従動軸1の位置
は、図5と同様に摺動部1aより三段階に縮径されてい
る縮径部の第1縮径部(縮径軸部)1bである。
【0023】本実施例では、第1縮径部1bの外周にリ
ング溝100が形成され、このリング溝100にリング
部材が嵌入されるとともに、従動軸1に圧入状態により
外嵌されたベアリング4が前記リング部材と当接するこ
とにより、シリンダ部材10は液密が保持されて連結さ
れるようになっている。すなわち、リング溝100は、
外嵌連結部10aの外嵌位置より端部1e側に形成され
ている。そして、このリング溝100には、厚さがリン
グ溝100の幅と略同一に設定されたC形リング102
の内輪側が嵌め込まれている。このC形リング102
は、図3に示すように、周方向に2分割された分割部材
102a、102bにより構成され、それらの部材で画
成される内輪部の内径d1 は、リング溝100の溝底部
の直径と略同一寸法に設定されている。このC形リング
102がリング溝100に嵌め込まれることにより、シ
リンダ部材10の外嵌連結部10aが摺動部1a側に押
圧される。
【0024】そして、リング溝100に嵌め込まれたC
形リング102の外輪側には、リング状のリテナー10
4が一体に配設されている。このリテナー104は、図
4に示すように、第1縮径部1bの外径と略同一寸法の
内径d2 を有し、C形リング102の外径と略同一寸法
の外径d3 を有するリング部104aと、このリング部
104aの外周縁部から立ち上がるリング状の立縁部1
04bとで構成されている。そして、第1縮径部1bに
外嵌されることにより、リング部104aがC形リング
102の側面に当接し、立縁部104bの内壁がC形リ
ング102の外周面に当接してC形リング102を構成
する分割部材102a、102bの径方向移動が拘束さ
れる。
【0025】また、第2縮径部1cに外嵌されるベアリ
ング4は、インナーレース4bの内径が第2縮径部1c
の外径と略同一寸法に設定されており、第2縮径部1c
に圧入状態で外嵌され、インナーレース4bの側面がリ
テナー104の側面と当接している。これにより、リテ
ナー104の軸線方向の移動が規制される。次に、本実
施例の従動プーリの組み立て手順について説明する。
【0026】先ず、第1部材11aを可動円錐板8に連
結した後、固定円錐板6とによりV字状プーリ溝を形成
するように可動円錐板7を従動軸1の摺動部1aに外嵌
する。次に、スプリングSを介してシリンダ部材10の
外嵌連結部10aを外嵌し、この外嵌連結部10aに第
2部材11bを外嵌する。次いで、分割部材102a、
102bを、順次リング溝100内に嵌め込む。次い
で、C形リング102に向けてリテナー104を外嵌し
ていき、リング部104aをC形リング102の側面に
当接し、立縁部104bの内壁をC形リング102の外
周面に当接させてC形リング102と一体となるように
配設する。そして、第2縮径部1cに圧入によりベアリ
ング4を外嵌し、インナーレース4bの側面をリテナー
104の側面に当接させる。そして、さらにパーキング
ギア17及び駆動ギア18を第2縮径部1cに外嵌し、
雄ねじが形成された第3縮径部1dに第2ナット19を
螺合することにより、パーキングギア17及び駆動ギア
18を従動軸1に連結する。そして、ベアリング4のア
ウタレース4aがサイドカバー5の内壁に当接するよう
に従動軸1を配設することにより、従動プーリ9の組み
立てが完了する。
【0027】したがって、本実施例の従動プーリの連結
構造によれば、図5で示した従来構造のように従動軸1
の第1縮径部1bに雄ねじ14やかしめ溝16を形成せ
ず、その外周にリング溝100を形成するだけなので、
従動軸1の加工費を大幅に低減することができる。ま
た、シリンダ部材10は、C形リング102をリング溝
100に嵌め込み、リテナー104を外嵌した後、第2
縮径部1cに圧入により外嵌されたベアリング4の側面
がリテナー104の側面と当接するだけで従動軸1に一
体に連結されるので、従来構造と比較して単純な組み立
て手順によって極めて容易に組み立てることが可能とな
る。
【0028】そして、リテナー104により径方向の移
動が拘束されているC形リング102は、周方向に2分
割された分割部材102a、102bにより構成されて
いるので、簡単にリング溝100に嵌め込むことが可能
であり、さらに組み立てが容易となる。また、C形リン
グ102がリング溝100に嵌め込まれることにより、
シリンダ部材10の嵌合連結部10aが摺動部1a側に
押圧されるので、従動プーリシリンダ室7を信頼性の高
い液密構造とすることができる。これにより、従動プー
リシリンダ室7に所定の油圧が供給されると、高精度に
V字状プーリ溝の幅を拡大若しくは縮小させ、従動軸1
に伝達された動力を、アイドラギア3を介して確実に作
動装置80に伝達することができる。
【0029】さらに、本実施例では、第1縮径部1bに
雄ネジやかしめ溝を形成しないので、連結嵌合部10a
とベアリング4との間の軸方向の長さH2 を短く設定す
ることが可能となるので、それにより、軸方向の寸法の
短縮化が図られて小型車への搭載が可能な無段変速機を
提供することができる。なお、本実施例のCリング10
2は、図3に示すように、分割部材102a、102b
による2分割形状とされているが、本発明の要旨はこれ
に限るものではない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の無段変速機のプーリ連結構造は、シリンダ部材が
連結される軸にリング溝が形成されるだけなので、加工
費を大幅に削減することができる。また、軸に外嵌され
たシリンダ部材は、リング溝にリング部材が嵌入される
ことによりこのリング部材と当接し、軸の他端側に圧入
により外嵌されたベアリングが、前記リング部材に当接
してリング部材の軸方向位置を規制するだけで軸に一体
に連結されるので、単純な組み立て手順によって極めて
容易に組み立てる作業が完了する。したがって、本発明
は、無段変速機のコストダウンを図ることができる。
【0031】また、従来構造のような雄ネジやかしめ溝
を形成せず、軸にはリング溝が形成されるだけなので、
軸の軸方向の長さを短く設定することが可能となり、そ
れにより、軸方向の寸法の短縮化が図られて小型車への
搭載が可能な無段変速機を提供することができる。ま
た、請求項2記載の無段変速機のプーリ連結構造は、請
求項1記載の効果に加えて、リテナーにより径方向の移
動が拘束されているC形リングは、周方向に分割された
複数の分割部材により構成されているので、簡単にリン
グ溝に嵌め込むことができ、さらに組み立てを容易とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無段変速機の動力伝達機構を示す
図である。
【図2】本発明に係る従動プーリ連結構造を示す要部断
面図である。
【図3】本発明に係るC形リングを示す正面図である。
【図4】本発明に係るリテナーを示す正面図である。
【図5】従来の従動プーリ連結構造を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 従動軸(軸) 1b 第1縮径部(軸) 1c 第2縮径部(軸) 1e 従動軸の他端 2 Vベルト 4 ベアリング 5 サイドカバー(ケーシング) 6 固定円錐板 7 従動プーリシリンダ室(流体圧シリンダ室) 8 可動円錐板 10 シリンダ部材 10a シリンダ部材の外嵌連結部 100 リング溝 102 C形リング(リング部材) 102a、102b C形リングの分割部材 104 リテナー(リング部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 清文 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの内壁にベアリングを介して
    両端部が回転自在に支持される軸と、この軸の一端側に
    一体に固定された固定円錐板と、前記軸の他端側に軸線
    方向に移動可能となるように外嵌され、前記固定円錐板
    に対向配置されてV字状溝を形成する可動円錐板と、こ
    の可動円錐板の前記固定円錐板と対向しない背面側に配
    設されて流体圧供給制御により前記可動円錐板を軸線方
    向に移動させる流体圧シリンダ室とを備える無段変速機
    のプーリ連結構造において、 前記軸の前記他端側にリング溝が形成され、 当該リング溝に、軸に外嵌された流体圧シリンダ室のシ
    リンダ部材と当接するリング部材が嵌入されているとと
    もに、 軸の他端から圧入により外嵌されたベアリングが、前記
    リング部材に当接してリング部材の軸方向位置を規制す
    ることを特徴とする無段変速機のプーリ連結構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無段変速機のプーリ連結
    構造において、 リング部材は、リング溝への嵌入によりシリンダ部材を
    固定円錐板側へ押圧する周方向に分割された複数の分割
    部材からなるC形リングと、このC形リングの外周に一
    体的配設されてC形リングの径方向の移動を拘束するリ
    ング状のリテナーとにより構成され、 ベアリングは、前記リテナーに当接してC形リング及び
    リテナーの軸方向位置を規制することを特徴とする無段
    変速機のプーリ連結構造。
JP14489094A 1994-06-27 1994-06-27 無段変速機のプーリ連結構造 Expired - Fee Related JP3184046B2 (ja)

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